08/12/29 09:15:00 VI4Qo4yu
「おかあさん」
もう戻ってこない
暖かなあの想い出は。
懐かしい風が運ぶ空耳に振り向く。
もう居ないとわかっているのに・・・。
そこに広がる空の広さに
過ぎた日々と想いでは
指の隙間をこぼれ落ちて行く
あの面影はもう幻だけど
でもどこか遠くで愛を感じる
もう一度逢いたい おかあさん・・・
787:名前はいらない
08/12/29 12:21:20 yguurf/P
やっぱりスレに投稿しなきゃよかったんだぜ。ちなみに>>747だけど。
評価人は現れずどんどん投稿されてどんどん流されていく。
まさか自分で評価するわけにもいかないし。
>>748,>>749
全て言い尽くそうとしないで、短くまとめたらどうかな?
>雲の破片が降り積もる季節
この表現は良いと思った。D
>>750
一回読んだだけでは何を言いたいのかわかりにくかった。
> それぞれ違う世界を見ている人達が
>一つだけ同じ物を持ってる
この冒頭の二行はとても良かった。その一つだけのものってなんだろう?
と読者は疑問を抱いて読み進めるわけだけど、無駄な言葉が多くて
言いたいことが曖昧だからわかりにくくなってる。D
>>753
意味の切れるところで改行して連を分けてください。D
>>754
>ほんとにほしいものは
>どこをさがしてもうってなかった
この"販売"のイメージで詩を構成すれば面白いものができると思う。
今のままではありがち。どこかで聞いたような言葉。D
>>756
一行目と二行目、三行目とそれ以降の
それぞれの意味が繋がっていないみたいだけど?D
>>758
シンプルに孤独を言い表してていい感じ。
ただ言葉の選択が気になる。何か他の言葉がよいと思う。
>明る過ぎる >久しく 特に「久しく」が合ってない。D+
>>759 ってあれ?これ続き?758だけでいいんじゃないかな。
759も含めると評価は下がる。D
>>760
美しい詩。
一連目と二連目の行順は普通の順序に入れ替えたほうがいい。
綻び、という言い方は面白いと思った。それに付随してイメージを展開させても良いかも。
なぜ綻んだのか、綻んでどうなったのか、とか。D+
788:名前はいらない
08/12/29 13:08:41 yguurf/P
>>762
発想、口調、最後の行の表現、が良いと思った。
しかし、指示代名詞が多くないか。あと、
>強健なる風の健やかさ
は冗語表現。推敲しなされ。D
>>763
何が「動いてる」のか?言葉が足りない。D
>>764
何を言いたいのかわからない。D-
>>765
詩だからと言ってそんなたどたどしくならなくても。
あと、展開が速すぎる。二連目でいきなり「意外と行けそうだ」なんて。
読者が引き込まれないまま自己解決しちゃってる。 D-
>>766 「紛れもなく」 で、それから何?発展途上すぎる。E
>>767
ずぶ濡れになったのに、太陽に焦がされるの?おかしくない?
タイトルで「灰かぶる」とあるからシンデレラでも出てくるかと思ったら
なんだかよく分からない表現が続いて終了。うーん… D-
>>768
生理痛のことを歌っているのかな。としたら描写詩?
その割には言葉が足りない。いずれにしろ中途半端な印象。D
>>770
面白い。釘打ちという職業は常識的に考えれば大工か何かだと思われるが
ただ淡々と釘を打ってるだけ、という光景が独特の雰囲気を出している。
しかしこのシュールな情景に対して「愛」なんてそのまんまの言葉が
出てきたのは、ちょっと拍子抜け。詩的想像力が持続しなかったのか。D+
>>771
良い。七五調で気持ちよく読める。それだけに後半でリズムが崩れるのが残念。
現代では日常的じゃないが、荷車という何でもない物体の動作描写で表す手法は巧い。D+
>>774
これ評価のつもり?
あんたは人を馬鹿にしたいだけじゃないか。
少なくとも傍目にはそう見える。
789:名前はいらない
08/12/29 13:14:32 Y9KqDgTP
>>767
第一連のユーモラスな表現が好きです。それに対して、二連で優しい口調を使っているところも、
ほっとして好きです。D+
790:名前はいらない
08/12/29 13:20:49 yguurf/P
>>783
キスしたくてたまんない男のソワソワした感じがうまく出てる。
朝食を用意したり、女を仔細に観察したりして。笑ってしまった。D
>>785
死んだ彼を忘れる決意をした、って詩ですか?
あんまり悲壮感がないが、前向きだからむしろそれでいいのかな。
命が軽く感じて俺は好きじゃないが。D
>>786
×想いで
○思い出
D-
791:名前はいらない
08/12/29 13:27:04 yguurf/P
未評価(>>743)
>>747 >>772
792:776
08/12/29 15:21:07 j3r/Ng+n
>>782
評価ありがとうございます。
「さむしい」という単語ですが、自分の思い違いかしらと調べてみましたら手持ちの辞書には載っていました(=さみしい)。
また、“理不尽”という表記は、理不尽を副詞としてではなく名詞として表したかったので付けたのですが、見直してみると確かに不格好ですね。的確な御指摘ありがとうございます。
793:年越しスパゲティー
08/12/29 17:07:49 koJSoKYR
大晦日に彼女に買い物に行かせたら麺つゆとスパゲティーの乾麺を買ってきた
「私、お蕎麦は嫌いなの」
言い分は分かるがとにかく今日は大晦日だし麺つゆの意味も分からない
「我がままばかりじゃいけないと思って」
オーケー、バランス感覚のバランスが狂っていてはお手上げだよ
頼むからどちらかに統一してくれ
「お蕎麦を好きになるか、我がままばかりの女になるか?」
誰にも君の生き方に口を挟む権利はないよ
僕の要求はもっとシンプルだ
蕎麦かスパゲティーかどちらを選ぶか
「もちろん麺つゆに蕎麦よりは麺つゆにスパゲティーを選ぶわ。あなた話聞いてた?」
うん、もういいよ
年越しスパゲティーというのも一生に一度くらいいいだろう
もしかしたら食べられないほどまずくはないかもしれない
彼女のしかめっ面が全てを物語っていた
僕は無益な勝利を味わうように事務的に
かつお出汁の利いたイタリアン乾麺をすすり続けた
彼女は力強く立ち上がり敗北宣言を始める
「そうね、私が間違っていた」
来年はいい年になるといいな
こんな君と一緒にいる事を選んでなおそうあれればもっと素敵だ
「年越しに麺類を食べるだけで十分あなたの顔は立てていたわ」
794:かさ
08/12/29 17:23:52 2l2afEZ7
ガラス細工の月
生温かい風に揺れる緑色の草原
空にある星たちは
割れ始めた月の破片たち
やがて夜が明ける
人を見つめながら
嘲り笑う太陽
青い空に飾りたてた雲は流されながら
時々、悲しさのあまり涙を流す
俺は死者の灰を風に乗せて別れを告げる
誰も知らぬまま
白い灰は手の平から流れていく
風の音とともに
体の中に流れる血を見るために
喰い込ませたナイフの先
滴る血を眺めながら
生きていることの苦しさに涙が溢れた
また夜が明ける
痩せ始めた自分の腕には
まだ一筋の傷が残る
うまく生きていけない不器用さに泣いて
まだ生きていたいと
願ってしまう狡さに
歯を喰いしばる
この狂った世界に生まれて
発狂の末に死んでいく
運命を信じてはいないのに
この世界に生まれた必然を感じている
暮れ始めた空には
まだ嘲り笑う太陽が見えている
俺は一握り残った
大切な人の灰を風に乗せて解き放つ
そして、強くなりはじめ風を浴びて
やがて永遠の眠りにつく日をただ一人で待つ
795:かさ
08/12/29 17:36:31 2l2afEZ7
申し訳ありません。
タイトルを書き忘れました
「GLLAS BREAK」です。
よろしくお願いします。
796:名前はいらない
08/12/29 19:51:09 7SHNQr/D
何かを深読みして
あの人を探し回った
会えるとばかり思って
あれも読み違えた
茶番
797:名前はいらない
08/12/29 20:57:36 UMdbXrE4
>>747
燃えるゴミというのは結局なんなのかは読者にゆだねているのだろうか
私にはいまいちピンとこず、おいていかれた気がした。
自殺ではなく自分の一部を焼くという発想は面白い。
燃えないゴミもあるのだろうか。
C-
>>772
言葉の羅列に失望しながらも
それをまだ逆に捨ててない感じがよい。
がすこし自己満足を感じる。
D+
798:名前はいらない
08/12/29 21:01:42 UMdbXrE4
『from.e』
切っ先は悲しくて
心はいつも遠くて
空と目を合わせない
人々を笑いながら
無実の罪の僕ら
猫みたいな君が見つけたのは
色を変えた心と騒がしい世界だ
眠れなくて
別れをつなぐ日々でも言葉だけじゃ
分からなくて
いつかの静寂を待って
僕は話す言葉を選ぶ
799:ヤタロク
08/12/30 00:09:04 5PsPcCbq
「the lake in the girl」
夕暮れがなくなって 湖は夜になった
月の影を見つめてる 私だけが人でした
知りたくても だれもこたえない
お母さまも とけてしまって
あなたみたいな さみしい人を
求めていたのかもしれない
お母さまは良い人で お父さまは悪い人
私はどうでもよい人 あなたはどんな人かしら
まっくらやみのまんなかで 湖が生きてます
月の影もとけちゃって 私だけがものでした
つまらなくて なきたくなって
家があった 場所を見て
ためいきついて さみしくなって
悪い人を うらんだの
お母さまは白兎 お父さまはまちばりで
私は空のおほしさま あなたはどんな人かしら
まけてしまった人々はみな
夜や人にとかされていった
私もきっと兎さんなのよ
さみしくなってとけてゆく
湖に 湖に とけてゆく
そして全てがいなくなり 湖だけがありかました
その湖はすこしだけ 私のような人でした
800:名前はいらない
08/12/30 00:35:24 OjFClV/7
花占い
慣れない二人が
継続する関係は
ブレない世界で
激しく揺れて
儚さや脆さが
更新されてく
私が雨の日の紫陽花の花なら
あなたは青い空色の傘
私がハイビスカスの花なら
あなたは空を真っ赤に染め上げる夕陽
好き
嫌い
好き
嫌い
好き
嫌い
間には何もないから
出来るだけ離れないで
近くに側にいて
好き
嫌い
好き
嫌い
好き
嫌い
間には何もないから
出来るだけ離れないで
近くに側にいて
801:名前はいらない
08/12/30 01:32:13 W+ZNhFaz
星の女
あぁこんなにも太陽が
太陽が君を振り向かせようと
熱をあげているっていうのに
刺繍の入ったその傘は
微笑む地表にさめざめと
深く濃くインジゴ
彼女が手に持つ一人の空は
細かな刺繍の隙間から
陽の光り滲み星空を編む
星の流れぬ星空差して
綺麗でいたいと祈りはいずこ
誰が為のその美しさ
誰が為のその美しさ
あぁこんなにも太陽が
太陽が君を振り向かせようと
熱をあげているっていうのに!
802:名前はいらない
08/12/30 01:59:19 rYknhX7y
晩夏
青らんだ石の記憶が
一方では透った風の航跡のようにうすれ
また 底の方につめたく浸みわたりはじめる
少しずつ たそがれの砂の帳を切崩しながら
そしてやがては 僕の胸膜を
蹣跚めくばかり深々と水びたしにするのだ
803:名前はいらない
08/12/30 02:23:39 e+RHhJhq
「正義とはなんぞや」
真っ直ぐ生きたいと願うほど
曲がった事が嫌いになる
なんて狭い心
正直に居ようと思うほど
人の嘘に傷つき嘆く
なんて壊れやすい心
善い行いを尊ぶほど
悪い行いを憎む
なんて卑しい心
人が生きること自体が罪と云う人が居る
何も感じない人が尊いのか
無常を感じられるのが尊いのか
森羅万象を愛せる人は居るのか
正義は米国にも存在し、北朝鮮にも存在する
連邦軍にも存在し、ジオン軍にも存在する
正義とはなんぞや
悪とはなんぞや
804:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/30 05:43:13 8RGhywqr
おはよう。
昨日は全部評価するつもりが途中で寝てしまった。
いくつか解説を溜めてたから再評価する。
>>766
これは……。。ごめん、第三者からみれば毒にも薬にもならない。
存在だけはしている詩という表現が正しいかも。「D-」
>>765
ここまでさっぱりした詩もめずらしい。
この陰りの知らない前向きさはどこか微笑ましい。(←さっきからこの言葉を使ってるが。。)
「これから君にはきっと迷惑をかける。」
どこまでもさわやかなフレーズじゃないですか!
ただ、言葉もテーマもありきたりね。「D」
>>764
ピンク色の恋が白黒に薄まってゆくようなそんな印象の詩。
珍しくタイトルに難癖をつけると、「腐乱した愛」というのはあまり適切ではない。
白黒になってゆくような恋なのに強烈な嗅覚を導入するのはまずいと思う。
最後の連は惜しい。ありきたりすぎる表現を使ってしまったため悲痛さが
伝わってこない。その他の言葉も多少は凝ってるがやはりどこかで見たことがあるゾ。
「D」
805:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/30 05:49:57 8RGhywqr
結構>>787氏の評価の推移と似ているような気がしますわな。
>>763
「運命」「愛」「感情」は普通肯定的な意味合いで使われることが多いのだが
それを「壊れた歯車」という描写によって無機質な過去に置き換えられ
ガラクタ化している。「歯車」という単語は意外に的を射ている。
そして代わりに「炎」「毒」という言葉がかえってリアルに浮かび上がっている。
この一連の対比は成功しているだろう。
テーマについては、、あんまり強烈ではなさそうだ。「D+」
>>762
まるでわんぱくながきんちょが自分を壮大に誇張するような微笑ましい
(←この単語今日何回使っていることだろう……。。)詩です。
ドラゴンのくせに最後はコップの中かよwwwWWwW
笑わせていただきました。
>>760
無機質な大地の中の一輪の紅の花。
その対比(←この単語今日n(ry)がしっかりできています。
テーマはありきたり(←この単g(ry)だけど
「紅の雫」や「眠り人の双眸」といった単語にみずみずしい感性が光っている。
換言すれば光るものを感じる、ということだろう。
「C-」
>>759
詩というよりはぼやきだろうか。
詩人から見ればちょっとありきたりな願望だろうな。「D」
ちなみに、なぜ夜は恋人を美しく見せるのか。
(別の例を挙げると何故恋人は夜にセックスするのか。)
君はどう思うよ?
806:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/30 06:22:02 8RGhywqr
2ちゃんのことはあんまり知らないが、5つぐらいレスすると書き込めないんだわな。
じゃ、仕事します。
>>803
人間は例外なく善と悪の間で翻弄されていく存在だ。
その善悪の狭間で悩む主人公の様子が描かれている。
正義を求めることの非絶対性、そして悪の存在の確実性がテーマだが、
いかんせんあまり深く掘り下げられていない気がする。
ドストエフスキーの小説でも一度読んでみ?
また、言葉の選択についてもよく練られていないために、感情がそこまで伝わらない。
言葉の選択が最終的には詩の世界観をも内包するという事実は知っておくといい。「D」
>>802
まず、この詩からは湯気のような心地よいオーラが感じられる。
具体的には日本の自然の本質を垣間見えせしむかのようだ。
正直この詩を読解できなかったので評価は差し控えるが僕だったら「B」をつける。
>>801
言葉の感性が光っている。と同時に女の子の乙女心の本質をよく捉えている。
おとなしい子は決まって繊細そうに見えて鈍感で、気持ちのブレなど感じないんだ(!!)
1連目。太陽が男の燃える恋心を実によく表している。
年頃の男の子って、まさに「香水の混じった火薬」のようなんだわ!うんうん。
2連目。傘!なんとナイスな比喩だろうか!まさに繊細そうな鈍感さを絵にかいたような名詞だ!
カラフルで、太陽の熱い光を心地よく和らげ、本人は快適そうにのほほんとしている。
乙女心の典型ではないか。脱帽!(但し、インジゴはよくわからなかった。すまん。)
3連目。星空。そうだ!いくら男が燃えても女の子にはその熱い思いは伝わらんのだ(涙)!
星空でも見るように、遠い風景でもみるかのようにやはり平和そうにしてるんだぁあぁあ!!!
4連目~5連目。男の苦悩。女の子が美しく着飾るのは恋をするためなのに、なのに、
なんで俺の気持は伝わらないんだ!という苦悩が見受けられる。
全体的には言葉をさりげなく装飾しつつテーマの本質を比喩を巧みに使って
捉えようとした佳作です。センスあるよ!「C+」
807:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/30 06:51:38 8RGhywqr
>>800
言葉を極限までそぎ落としながらも、言葉の美しさを少しも落としてない。
テーマは、まだ不安定な恋心を描写したありがちなものだが、
君のセンスが見事にその世界にささやかな装飾を施している。
「ささやかな」と述べたが、不安定な恋心を表すにはピッタリな装飾の仕方だ。
1連~3連目。まだうつろで未熟な恋をよく言い表している。3連目の言葉選びにセンスを感じる。
4連~5連目。乙女の未熟な恋心を優しく包んでほしい(花と傘・空の対比)、
いつでも自分ののことを認めてほしい(色が同じ、というのはその比喩。)
といった幼さの感じられるささやかな主張が的確に描写されている。
「好き嫌い」の連続部分。一見何気ないフレーズだが何回も使うことで
恋の迷いが表わされている。単純な言葉の繰り返しが心に響く。
その純粋な感性は大事にしてくださいね。「C」
>>799
ヤタロク作品はずっと見ているが久々の良作といった感じがする。
ジャンルの豊富な詩人には将来性を感じる。
まず、タイトルからして詩人チック。
「the girl in the lake」ではなく「the lake in the girl」と来たもんだ。
(いや、前者でもかなりやばいが。)
必然的にgirlの心理描写が湖なのだろう(タイトルを英語にしたのは不明だが。)
詩の内容は解読できそうで解読できんが、描写に才能を感じる。
夜の湖を中心とした自然は少女の素朴なさみしさを示しているのだろう。
輪郭が溶けていくような描写の仕方もさすがといったところ。
他の評価も参考にしたいから、>>799は再評価リストに挙げてくんろ(*^_^*)
「C」
>>798
センス感じる。けど飛ばすね。
>>796
わからん。飛ばすね。
808:ヤタロク
08/12/30 07:24:13 5PsPcCbq
>>752
>>807
なぜだか褒められている。
光栄です。はい。
それでは、>>799の再評価をお願いしたいです。
809:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/30 07:25:43 8RGhywqr
5つ連続でEをつけたときは何とももどかしい思いだったが、
スレの終盤になってまた良作が増えたと思う。
評価人としてはこっちの方が気分がいい。
評価人になって間もないが、僕自身の読解力は結構ついたと思います。
付き合っていただいた皆様、ありがとうございました!
さて、僕は宗教を信じないがスピリチュアルなものは信じる。
いいかい?
君の部屋は君の脳みその中を表していて、君の窓は君の瞳を表している。
部屋を奇麗にすれば即ち理性が整理され、
窓を奇麗にすれば即ち感性が磨かれる。
というわけで、これから掃除してきます。では!
810:ヤタロク
08/12/30 07:48:29 5PsPcCbq
「銀色トランシーバー」
ガガピー そちらお元気ですか
ガガピー こちら真夜中なんです
ガガピー そちら幸せですか
ガガピー こちら夜明けはまだです
月の裏側を越えて 会いに行きたいな
小さなトランシーバー 僕らを繋げて
ガガピー そちらお元気ですか
ガガピー こちら大変なんです
ガガピー そちら幸せですか
ガガピー こちら不景気なんです
扉の向こう側へ行った あなたに会いたい
銀色トランシーバー 僕らを繋げて
いつまでもこうしていたいけれど
僕はいかなきゃ 僕はいかなきゃ
煙になった世界の人
僕はいかなきゃ さよならありがとう
ガガピー そちらお元気ですか
ガガピー こちら真夜中なんです
ガガピー そちら幸せですか
ガガピー こちら夜明けはまだです
月の裏側を越えて 会いに行きたいな
小さなトランシーバー 僕らを繋げて
小さな小さなトランシーバー 僕を繋げて
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一発ネタ
811:名前はいらない
08/12/30 08:35:56 5uwU9qct
「死ぬ前」
いつだか読んだ詩、うろ覚えだけど
「小さな男が小さな部屋で小さなことばかり考えて・・・・・・」
そんで「だけど」と続いて何か一個だけ大きなものが
あったという展開。何が大きかったんだろう
今のオレに似てると思ったんだ
オレはもうすぐ死ぬと思ってる。事実そうだからね
「もうすぐ死ぬ男がもうすぐ死ぬものがいるべき部屋で
もうすぐ死ぬことばかり考えて・・・」そして「だけど」と
続けたいけど、どうにも思いつかないんだな
と、病室のベッドの上で語る彼
傍らに座る彼女はそれを聞きながら
カップラーメンができあがるのを待ってもいたのでした
翌日も、時間が止まったように同じポジションで
窓の中にいる2人
いながら、昨日の話を覚えているかと彼
ラーメンがのびちゃったときの話ねと彼女
「思い出は生き続ける」でいいんじゃない?
いやでも、それは当たり前じゃない?
「だけど」なんて言うまでも無く
ところでこの男は本当にもうすぐ死ぬんだよ
なのに毎日通う彼女にこんなとりとめのない
ことばかり、これでいいのかと皆思うよ
昨日のあいつも、窓の外から見ている僕も
2人が何を思っているのか、勝手に叙述することは
できないな。小説みたいに、勝手に描写は
できないよ
812:名前はいらない
08/12/30 08:54:21 ioBEnca4
「発想の衝撃」
ある朝、起きても自分の体が動かないんだ
俺は身体の外にいて
宙を漂っているのかもしれない
フとした瞬間に勝手にギターが奏でるんだ
三弦と四弦の間には広大な世界があって
心臓の音が
黒い血液と伴って
脳に直撃する
俺は思う
こういう時に死が訪れるのかなぁ
時間が逆再生されたように
俺は生まれて死んで
その瞬間だけの子供になる
もう一回ギターが鳴った
今、僕の地球は左回りなんだ
813:名前はいらない
08/12/30 09:09:05 8ntkqDwp
>>798 二人の関係がぎこちない状態です、ということをまわりくどく、わかりにくく
言っているだけ。もっと濃縮して、もっとエピソードをもりこんで。 D
>>796 さぼりすぎ。茶番がなんなのかさっぱり分からない。 D-
814:名前はいらない
08/12/30 09:51:31 pBbZbnph
詩にしようとすると
ああなってしまう
どうあっても
信じるといったら信じる
今は絶対支えてあげたい
遠くからでも
できる限りは
これまで失ったら
すべて意味がなくなる
今までの意味が
まだ先があることを
先があることを
考えようよ
815: ◆U1xwubP52M
08/12/30 10:10:22 fvzVkIal
>>797さん
評価ありがとうございます。
自己満足は、納得してしまいました。精進します!
816:名前はいらない
08/12/30 11:08:11 MCaltisl
時の流れる川の中
船に乗ろうが泳ごうが
流れに身を任せれば
どこかにたどり着く
ぼろぼろ船は
沈んだけど
まだ僕らは浮いている
どうせ流れなきゃならないなら
手を取り合っていこうよ
行く先は分からないけど
何かがある予感
今まで見た景色が語ってる
817:名前はいらない
08/12/30 12:03:09 k5kGl/3K
「勝手にやればいい」
目覚め不良
枕元に置いた必要なタバコを吸いながら
ゆらゆらと面影を辿っている
閉めきったカーテンのおかげでまだ真っ暗
30センチだけ照らすの電気スタンドを付ける
俺にとってはそんなもんだと思ってたんだけど
君と話すことに躊躇いはなかった
君と遊ぶことに嘘はなかった
なんて、自分を煙に巻くようで気分が浮かない
きれいに四角いシャツ
萎れてたはずのジャケット
そんな関係じゃないだろ
残った指紋を拭き取るように
グラスは元の位置に収まっている
ご馳走様な気分だったはずなんだけどね
グシャグシャになったシーツとゴミ箱から滲む残り香が落ち着きを遠ざける
必要なタバコをまた吸い込む
「それはないだろ…」
退屈しのぎは間違いじゃなかった
だけど、面倒にも間違いない
俺が俺に嘘をつきたがってる
勝手にやればいいさ
818:Sunset#
08/12/30 12:45:03 Bv4x8ny1
{
819:Sunset ◆1AmlxOQjnI
08/12/30 13:09:50 Bv4x8ny1
いろいろとみすっちまった・・・
「ライ麦畑で照らされて」
そろそろ起きよう
もう朝だ
8時には約束通り
ライ麦畑に出かけよう
おなかがへったらいつでもいってよ
トーストとコーヒーがあるよ
笑いながらランチを食べよう
ベーコン&エッグズは持ってきてないな
インスピレーションが働かなくても
とりあえず体を動かして
くたくたになってから
僕たちの顔は変わっていく
ライ麦畑はさらに黄金色に
燦然と輝く洛陽よ
そこの子供たちを照らせ
燦然と輝く洛陽よ
木も生えない崖を照らせ
燦然と輝く洛陽よ
拾われない落ち穂まで照らせ
燦然と輝く洛陽よ
しゃがみ続けるキャッチャーまで照らせ
完全に日が落ちてから僕は帰れるんだ
燦然と輝く洛陽よ
しゃがんでいるキャッチャーまで照らせ
820:名前はいらない
08/12/30 14:05:53 twR2i3JJ
798の評価ありがとうございます。
伝えたい事はまさにそれなんですが、
もっと表現を工夫したほうがよいですね。
821:名前はいらない
08/12/30 14:10:52 iHbqjYx8
「甘き死」
(甘き死来たりて、)
消える心が
記憶をみつけた
消える熱が
追憶をみつけた
落、
冷たい恍惚は
ささやかな光を湛えて
青ざめる踝に
口づけを落とす
寂、
細い君の体を
掻き抱いて慟哭
声無き嗚咽の雨が
ざあざあ、ざあざあと
睦言を囁いていく
(それはとても、密やかなこと)
白い手が溺れて
二人で沈んでいく
暖かな夜に抱かれ
ただ、静かに
涙、
(そっと、鼓動をとめた)
-------
評価お願い致します
822:名前はいらない
08/12/30 16:15:42 wt408Nok
unlimited
地の底に落ちたって
そこが限界なのか
地の底の裏側には
煮えたぎってる何かが
何かがきっと蠢いて
そいつを感じて
放さないでくれ
このハンマーが
地面を叩き割る
ひびいった限界の先から迸る
ちからの群れが
突き破ってあふれだした
立ちのぼる炎
立ちのぼる炎
立ちのぼる炎
823: ◆UnderDv67M
08/12/30 18:48:21 l0EsO0Yw
今490kbだからあと10レス弱くらいでこのスレには書き込めなくなるよ
出来れば評価人様用に残しておいて欲しい気もするけど。ご自由に
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.78]
スレリンク(poem板)l50
824:ヤタロク
08/12/30 18:48:23 5PsPcCbq
「The Little Boy's Comet」
転がったパラダイス 道草押しのけて
土手を下って行く “旅に出かけるのだ”
理由はカンタンだ 自由を求めたのだ
あとは少しだけ 母親がキライで
ワンツースリーのジャンピング
スリップしたならアスファルト
擦りむいた右膝
知らないフリしていたら消えた
大きく息を吸い
世界に飛び込んだ
少年は少し コトバに好かれてて
自分は少年だと 理解が出来ない
「日常の果てに何があるのだろう」
少年は思い 少年は走る
ワンツースリーでビギニング
フィニッシュするまで帰らない
壊れたコンパス
上も下も全部未来指す
世界の中に
答えはあるかい
夢が覚めないなら
出来ないことなんてない
825:名前はいらない
08/12/30 19:36:21 2+0dkCLX
空に浮かんだ黄色目真珠
誰かの指にはまってた
いまは闇夜の黒真珠
周りも闇で見えやしない
それでもうっすら滲むのは
くすんだ銀の円い刃
流れる滴を打ち払い
黒のカーテン切り裂けば
空に浮かんだ透明真珠
誰かの指にはまってる
826:名前はいらない
08/12/30 22:33:23 OjFClV/7
>807様
>800です。思いもしなかったほど素敵な評価をくださりありがとうございました!精進いたします!
827:名前はいらない
08/12/31 00:00:04 2CPwYY0H
「しなの」
こんな感じてこれ以上
あなたの望むものを
うまく表せそうにない
言葉にはならなかったけど
何度かあきらめようとしたけど
ずっとこうして来たのが
あなたとのつながり
あなたへの愛
それがあったことを
本当にあったことを
信じて
今もあることを
あなたの愛情
早く返さなくて
うまく返せなくて
ごめんなさい
いつも最後は
誤るばかり
謝るばかり
かかわってはだめな時
やっぱりあるのかな
また離れてしまうけど
この先あなたが大丈夫なことは
なぜか分かってる
春風が吹く季節には
きっと
つながりのことは
お任せします
お体大事に
お達者で
828:801
08/12/31 00:06:48 Ky9yemQv
>>806
評価ありがとうございました。
再評価お願いします。
829:名前はいらない
08/12/31 00:36:49 Oa6RUWda
[無題]
ふるふるふる~ふぅー
存在しないドラムが存在しないリズムを刻み
ハーモニーはおそらくは青空の向こう側
君のいる時の果て セピアの発散
歌は続き
歌は続き
絶望と希望と永遠と刹那とが畳み込まれ
今ここに私がいることへと収束している
830:名前はいらない
08/12/31 00:40:23 SWurYHZX
「手紙」
気づかぬ間に
降り積もった夢のかけら
縫い合わせてみれば
いつか君に語った道しるべ
苦し紛れにノートに
書いた二つの景色
一つは今、僕の絵の背景に...
届かぬ想いに空は晴れ
あの日零した涙は彩る
今、胸を張り君に言う言葉
僕は変われた...