08/12/27 16:05:48 nnPXT9fm
続き
キャリーバッグに本をしまって
あまり鮮明には浮かばないメモリー達
君の笑顔…涙でぼやけた
凍った雫でビー玉遊び
虚しさが込み上げる一人旅
苦しみを苦笑でこまかして
歌でも歌おう
悲しいのは気分じゃない
明る過ぎるのも虚しいだけだ
そうだな…
銀河鉄道歌おうか
微笑が出来る曲だから
僕らはきっと愛し合ってたよ
今でもきっと愛し合ってるよ
でも好き合ってなかった
大人じゃない僕ら
我を通し過ぎてた
お互い力がないから
耐えられないのさ
涙をあくびでごまかした
周りにゃ誰もいやしないのに
まるで見られているようなんだ
君の世界の隅っこの方でいい
僕はまだそこで生きてるかい?
はっきり言えない…愛してる
人気の無いステーションのベンチに腰掛け
ばかみたいに分厚い本を読んでいる
これは僕の宝物
いつの間にか宝物はすり変わってた
安価なジッポに火を灯す
列車はまだ来ない
汽笛はまだ聞こえない…