君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.77] at POEM
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.77] - 暇つぶし2ch748:名前はいらない
08/12/27 16:04:05 nnPXT9fm
人気の無いステーションのベンチに腰掛け
ばかみたいに分厚い本を読んでいる
これは僕の宝物。いや、本は僕の宝物
安っぽい腕時計に目をやる
列車はまだ来ない

まだまだ桜は咲かない季節
かじかんだ手に白い息吐いて
すっかり冷めたホットコーヒー飲んでる

雲の破片が降り積もる季節
溜め息が携帯の画面を曇らせる
汽笛の音は遠すぎて聞こえない
僕と君の距離はきっとこんなもんじゃない

涙をあくびでごまかした
周りには誰もいやしないのに
まるで見られているようなんだ
僕の世界の中心近く
まだ君はそこで生きてるよ
はっきり見える。愛してる
あまりうまくない 彼女が吸ってたメンソール
千円札数枚で買える
古臭いジッポライター
誰かさんからの贈り物
未だに未練がましく使ってる
僕はまったく強かない

僕しかいないステーション
待っているのは列車か君か
太陽系を繋ぐ線路見た
何処に往けば僕は納得出来るだろう
雑音の酷いラジオ
イヤホンで聞きながら
あの頃の言い訳思い出した

涙の雫 凍ってた



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