君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.77] at POEM
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.77] - 暇つぶし2ch68:11
08/11/30 14:14:23 fqnccOXg
>>60
評価ありがとうございます。
解釈を書くに値しないものですけど一応段落別に書かせて頂きます。

①大きい寝巻き→絶対的に自分に合わないもの
②絶対的に自分に合わないものでは、やはりいい結果や思いが生まれない。
 今は悪い結果や思いなど欲しくない。
③いい結果や思いが欲しいなら自分に合ったものを早く探した方がいい。
④そうしないと本来助けてくれる人も邪魔に思えてくるかもしれない。
 (羊=眠りを誘うもの、枕=眠るために必要なもの)
⑤夢。
 題材でもある夢の記憶は大雑把であるため詩も比較的大雑把にしてみたつもりです。

内容も浅くわかりにくいためタイトルも「意味なし」を数字にしただけです。
本当に適当な解釈ですが、とりあえずこんな所ですかね。。

69:名前はいらない
08/11/30 14:24:29 3kzAjdqx
砂漠

揺れている日曜日 すり抜ける人混み
雨上がりの空は黄色い 気持ち晴れたつもり

東京湾に群がるミヤコカモメの集団
嘴に食わえた何処かの国のゴミ袋
体毛は白と黒と鼠色の合間
腹の中 コンクリートが詰まっていっぱい
反射した品川の鈍い光 惑わされてふらつき
肌 ただれる雨が酸性 染み込んでとてもむず痒い
夢に触った後がない 流されていつの間にか消えた
赤くさびた釘 心臓に刺さったまんま

心臓に刺さってる 赤くさびた釘を早くぬいて
心臓に刺さってる 赤くさびた釘を早くぬいて

終末思想ずっと漂う街の気配
でも終わりは全然やって来ないみたい
300円の傘の先端を地面に突き刺す
手ぶらで歩き出す 雨はもう降ってない
砂漠に 砂漠の何処か真ん中に
砂漠に 砂漠の何処か真ん中にいる感じ
割と意外な程 とてもさびしい

揺れている日曜日 すり抜ける人混み
雨上がりの空は黄色い

割と…さびしい

70:名前はいらない
08/11/30 14:39:16 3kzAjdqx
水際

深夜2、5時を照らす出す諸々の光が眩しい
安心しきった人々の静かな寝顔
男達の汚れた会話
疲れを知らず一晩中笑い続ける子供達の闘い
孤独に閉じ込められた野郎は独り 唸りながら泣く
男女は交わり 同じ動作を数万回繰り返し続ける
高層ビルディング8659階から見下ろす夜景
美しく感じた 闇に写る光
それは発色した油に塗れた水際
ここは水際

深夜2、5時を照らし出す諸々の光が眩しくて
暗闇に姿を現す猫と猿と土偶
恋人同士がひっそりとささやく港
潜水艦が息を潜め その横を静かに流されて行くクラゲ
誰かの悲しみが打ち震え その振動が水面を優しく波立たせ
発色した油に塗れ浮かんだ水死体を探す捜査一課の係長が
溜息を一つ漏らしながら立っている水際
ここは水際

深夜2、5時を照らし出す諸々の光
何かに取り憑かれた様に笑い続ける子供達
何かに取り憑かれた様に笑い続ける子供達の闘い
何かに取り憑かれた様に笑い続ける 一晩中
何かに取り憑かれた様に笑い続ける 一晩中
何かに取り憑かれた様に笑い続ける 一晩中
何かに取り憑かれた様に笑い続ける 一晩中

ここは水際…

71:19
08/11/30 15:00:09 gWHjOWx1
63
評価ありがとうございます。運命というところに逃げ込んでしまったという指摘を受けて、たしかにそうだとおもいました。
どうしてもみのらせたくて、でも時間もたってしまい、状況も自分かってに推測するしかない、ということで、願いを込めるように詩に書いてみたのです。
でも、具体的な行動をおこして、きっと恋をみのらせてみせます。

72:名前はいらない
08/11/30 15:04:43 zeuZiyjz
ビニール袋

土台もなく 乱雑に押し込まれた
ぼくの中身は今にも飛び出しそうだ
でもなに そのことについて君が気に病む必要はない
大したものは入っていないし
安い興奮の代償としては 十分に釣り合う
仮に失われてしまったならば そりゃあ一晩はブルーな気分だ
けどシャワーでも浴びて 一晩ぐっすりと眠ってしまえば
一昨日のチキンライスのように 奇麗さっぱり消えてしまう
チキンライスのように 奇麗さっぱり消えてしまう

73:名前はいらない
08/11/30 15:15:19 6cVhNI4P
「知らない人が頭の中で」

 出した右手は、垂れた左手よりも短かった
 垂れた左手は、流したなみだよりも軽かった
 流したなみだは、閉じたまぶたよりも暗かった
 閉じたまぶたは、伸ばした髪よりも束になってた

  知らない人が頭の中で とんかちを振り下ろせと うるさい

 直面した黒は、開かない青よりもいい香りがした
 開かない青は、走っていく緑よりもいい音がした
 走っていく緑は、降ってきた白よりもいい味がした
 降ってきた白は、逃げていく赤よりもいい痛みがした

  知らない人が頭の中で 引き金に手をかけろと うるさい

  知らない人が頭の中で 返事をしろと うるさい

  知らない人が頭の中で 上手に笑えと うるさい

 右手で描いた黒は、左手で描いた青よりも近くにあって
 左手でつぶした青は、涙でつぶした緑よりも大きくあって
 涙で飛ばした緑は、まぶたで飛ばした白よりも速くあって
 まぶたで捕まえた白は、髪で捕まえた赤よりも強くあって
 髪でほどいた赤は、右手でほどいた黒よりも暖かくあって

  知らない人に頭の中で うるさいと 言った

  うるさいと言われた知らない人は

  どうやら知ってる人だった

  それから二人は 朝食をとった

  上手に焼けず トーストは焦げた

  それからずっと 一緒にいる

74:s
08/11/30 16:44:24 qpxFNG66
『嘆き』

やがて落ち行くのを知っている
狂おしいほど雨露に打たれた
悩ましいほど朝日を浴びた一筋の闇が弧を描くように密やかに忍ばしてくる
その目その言葉は僕をすり抜け
虚空を彷徨い
ため息と共に風にさらわれていく
ならば風よ僕もさらえ
空を舞うこの身は嵐も雷も受けるつもりだ
それでも側にいれるなら
僕は幸せだ
何も見えない
はっきりと刻まれていく
声に出して
世界に反響するように
風に舞う言葉があなたの下に誘われるように
祈りを捧げて
好きですと


75:名前はいらない
08/11/30 19:07:45 E0rwPti/
>>72
チキンライスは嫌いです
僕の中身は消えたままでいいんですか、まあいいか
評価:E

>>73
頭の中の知らない人がいつのまにか出てきてますね
最後が意味不明です
色云々と知らない人は別のはなしのようですから、ちゃんと分けてください
読みづらいです
評価:D

>>74
「雨露」に打たれるって、滑稽な!
もっと頭の中で言いたいことを整理してください
何が言いたいのか自分でもわかっていないように見えます
評価:E

76:名前はいらない
08/11/30 19:35:38 /jfIckc6
「おとな」

草刈の匂いは
夏草が生い茂った
避暑地の空の匂い
ふと目を閉じ胸に吸い込むと
遠い夏休みを思い出し
泣きそうになった
あの頃の僕は
大人の世界が偽りまみれで
ある事を知らずにいた
誰も立ち入らない源流に住む
宝石達に毛ばりを垂らそうとしているのは
野蛮な世界に染まってしまった自分

77:名前はいらない
08/11/30 19:36:14 lCm23q2P
リコーダーはどんな音だったろう
僕は彼女に聞いた
彼女は忘れたと言ってジッパーをおろした

彼女はわからないなら吹いてみましょうよと言っておもむろに僕のリコーダーをくわえた。
彼女は嘘をついていた。
吹いていない、吸ったのだ。


78:名前はいらない
08/11/30 20:07:10 kd8qZSn0
貴方のことが知りたくて
幾千も
幾年も
時を越えて
私来たんだよ

貴方に逢いたくて
私来たのに…

貴方の隣にはもう
別の人が居たんだね

その赤い糸は
ほどけることはなく
私をただ
ただ…


悲しくさせるだけ

79:名前はいらない
08/11/30 20:11:55 UkyaGNCP
「トライ人」

枕、枕
睡眠中
枕、枕
瞼は24時間睡眠中
ゆらゆら、ゆらゆら
ああ、夢遊病
めくる、めくる
日は変われど
何も変わらず
ああ、夢遊病
めくる枕めくる枕
故郷もわからずに
東へ、東へ
ああ、夢遊病
鏡に虚像あり
網膜に虚像あり
聴覚は空耳ばかりに
夢物語の終焉は、目覚めか
否!永久の眠りにあるのみ


80:名前はいらない
08/11/30 20:26:07 E0rwPti/
>>78
言葉が統一されていて好印象です
宝石に毛ばりというちぐはぐさがまた対比を強めていて面白かったですが
少し無理があるような気がしないでもないです
評価:C

>>77
露骨に下品ですね
つまらない
評価:E


81:名前はいらない
08/11/30 20:56:08 zvP2BP6G
誰よりも愛していたこと
伝えられれば良かった
降り注ぐ金の月明かり
どうか貴方を照らしていて

夜空を指すスカイスクレイパー
どんな夢も二人 分け合っていたね

溢れる想いを抱きしめて
ああ 涙の深さを知っていく
さよならの街角

82:名前はいらない
08/11/30 21:03:51 zvP2BP6G
誰よりも愛していたこと
伝えられれば良かった
降り注ぐ金の月明かり
どうか貴方を照らしていて

夜空を指すスカイスクレイパー
どんな夢も二人分け合っていたね

溢れる想いを抱きしめて
ああ涙の深さを知っていく
さよならの街角

83:名前はいらない
08/11/30 21:04:56 zvP2BP6G
ブラウザ変でした(^^;
Wすみません・・

84:名前はいらない
08/11/30 23:11:10 GKabMPXE
薫るウンコを投げつけた

飛び散るウンコの粒もウンコ

犬駆け回り
猫はあくび
ばあちゃんは居眠り

ウンコ干からびてったああああ

「貴重品」

85:名前はいらない
08/11/30 23:44:25 Lx2JYcaW
「言葉」

袋の中のマネキンが
鼠たちに引き摺られる
真夜中
落ち葉たちが踊りだす
さあ
どこへ行くのやら

袋の中の女が
鼠たちに引き摺られる
真夜中
落ち葉たちが追い立てる
さあ
どこへ捨てるのやら

冷たい指が折れる時
雨が降りだした
雲は月の目を隠し
からっぽの心は
がらんどうの闇に沈む

言葉は封じられ
置き去りにされた体
陽が昇る頃には
跡形もないだろう
私の影も
形も
夢も
悲しみも

口を閉じ
時を待つ
君を
待つ理由がない



86:おくむら
08/12/01 00:13:52 wFzAAYoO
>>78
幾千年も待って、とかの方がいいんじゃないかなとおもったり。
時を越えるってのが、どうも大変なのかどうかが解らないから(笑
ただ、なんだろう?
ただ見つめている?もっと欲しいかも。
頭を掻く、とか僕ならそう書いちゃうかな。。

一歩引いて全体を見渡してみて、
押しが弱いと思うねー。他人に見て欲しいところがない感じ。
それはつまり、モチーフがないのかもしれない。D

>>79
夢遊病とか、夢って単語を言いすぎでは・・(笑
トライというのは、Try?渡来?
その移動と、夢での出来事と、どんな関連性が。。
言いたいのは夢、というか睡眠?
であれば、最初から言うのではなくて、
どうやって表現すれば、効果的にその夢のいい部分を他人に言えるのかを
考えた方がいいと思いました。D

>>81
金の月明かりというニュアンスは確かに、何か肯定的なものを感じ取れるけど、
さて、これだけだと少し個性が弱いかなーと思いました。
作者は「あなた」をどう想って、「あなた」にどんな祝福を送りたいのでしょう?
最後に、いきなり「さよなら」がきちゃいましたが、
唐突すぎる感じがしましたね。。うーん。
だって「さよなら」するだけの原因がないんだもの。D

>>84
貴重品である、理由が解らない。。。
結局、あなたは何が好きで、この詩を表現してるんだろう?
コミカルさかなあ。。
アラレちゃんとかドラゴンボールとかのノリ?
よし、これは子供を対象にした詩なんだね、ということはもっと子供に受ける
ように工夫したらいいと思う、かな(笑

>>85
あなたの比ゆの世界に、「君」(特定の第3者)の影が出てきてないと思ってたんだけど、
最後に出てきましたねー。
君って誰なんだ(笑
ズタ袋を引きずっている存在が、その暗喩になってれば解ったかなあ。。
なんとなく感じた所で話すと、
作者に消え入りたい位な想いを感じさせたモノは一体なんだろ?
そこを明確にすべきなんじゃないかな。解らない(笑 C-

87:おくむら
08/12/01 00:23:04 wFzAAYoO
いやーおひさしぶりです。
年末ですねー。この時期はいつも、
この1年を振り返ることが多いですね。
寒いのは嫌いだし、夏の方が好きだけど、
この独特の年末の感覚は好きです(笑

88:名前はいらない
08/12/01 00:29:44 aFQnR0jB
>>86

>>85ですが評価ありがとうございます
「君」は特定の対象のつもりではないので、詞の表現としては蛇足のように今さら感じました

もう少し上手に表現できるようになりたいです

89:名前はいらない
08/12/01 00:40:01 Gt3GK1gX
>>86
一つのことに目を奪われてしまう批評家の愚かさを引っ張り出すための言葉遊び
意味なんてないよ

90:おくむら
08/12/01 01:07:28 ZdMWJR/L
>>88
僕自身もそう思います(笑
僕の中での詩は、抽象画に近いイメージで、ニュアンスが違えば、
少し色合いを変えてみたりはします。
「君」のニュアンスが違うなら、違う対象物に置き換えてみるとか
面白いかもしれませんね。(対象化できるほどその存在感があなたの中にあることが前提ですが。)

解らない言い方してるなー。。
あ、3連目の表現はポキって音が聞こえてきそうでとても面白かったです。個人的に!

>>89
わざわざ他人をバカにするために詩を書いてるの?
そうすることで得られるのはただ自分の満足のみだとは思うけど。。


おやすみなさい。

91:名前はいらない
08/12/01 02:42:51 6mGAo8R1
何もかもが奇跡だ
目に映るもの、触れるもの、体感するもの
それら全ては疑いようのない奇跡的な美だ
そう気づいたのはいつだっただろう
そうして見る海や空や花の美しさに涙してからどれほどの時がたったのだろう
愛や喜び、それらと共にやってくる苦悩や悲しみ
無垢な私の心が美しい調べを奏で、世界の、人生の奇跡に涙を流した
奇跡をありのままに受け入れていた私はどこにいったのだろう

心のそこから漏れ響いた音色はいまや濁り
鳴る事さえなくなってしまった

92:名前はいらない
08/12/01 02:53:06 /cWnPL6r
夜の光と言えば煌々と瞬く派手なネオンや車のテールランプ、伴う雑踏に耳障りな喧騒やら何やら。
深夜二時半。寂しそうに月がポカンと夜空の真ん中、それぞれの界隈でそれぞれの人生が犇めく眠らない街を見ている。
遍く照らす柔らかな光は、ビカビカと原色ネオンを瞬かせるビル群、建ち並ぶそこを大手を振って歩く人々の視界には入らない。
上を向いて歩こう――昔はよく言ったものだけれど、今となっては空を見上げることなんて雨のぽつぽつ降った時くらいで。
 
違うよ。
僕は見ているよ。
毎晩あなたを探すんだ。
皆知ってるよ、あなたのことは。
嫌いになったんじゃないさ、そこにあるのが当たり前すぎて皆忘れているだけさ。
今夜も待ってる。
僕は窓の外しか見えないからさ、あなたが姿を現す夜三時が待ち遠しいんだよ。
 
 
あなたとの千回目の夜。
僕は明日、生きるために勇気を振り絞らなきゃならない。
天気予報は雨だったのにね。
星も見えない夜空、重たすぎる雲の切れ間から五分だけ、五分だけ顔を覗かせたあなたが滲んで見えた。
 
 
ありがとう。
生きたい。
ボクハイキタイ。

93:名前はいらない
08/12/01 03:01:31 /cWnPL6r
>>92
題名入れ忘れてしまいました
 
「午前三時、白い部屋」
 
夜の光と言えば煌々と瞬く派手なネオンや車のテールランプ、伴う雑踏に耳障りな喧騒やら何やら。
深夜二時半。寂しそうに月がポカンと夜空の真ん中、それぞれの界隈でそれぞれの人生が犇めく眠らない街を見ている。
遍く照らす柔らかな光は、ビカビカと原色ネオンを瞬かせるビル群、建ち並ぶそこを大手を振って歩く人々の視界には入らない。
上を向いて歩こう――昔はよく言ったものだけれど、今となっては空を見上げることなんて雨のぽつぽつ降った時くらいで。
 
違うよ。
僕は見ているよ。
毎晩あなたを探すんだ。
皆知ってるよ、あなたのことは。
嫌いになったんじゃないさ、そこにあるのが当たり前すぎて皆忘れているだけさ。
今夜も待ってる。
僕は窓の外しか見えないからさ、あなたが姿を現す夜三時が待ち遠しいんだよ。
 
 
あなたとの千回目の夜。
僕は明日、生きるために勇気を振り絞らなきゃならない。
天気予報は雨だったのにね。
星も見えない夜空、重たすぎる雲の切れ間から五分だけ、五分だけ顔を覗かせたあなたが滲んで見えた。
 
 
ありがとう。
生きたい。
ボクハイキタイ。

94:名前はいらない
08/12/01 03:50:21 kcpeA0tT
つまらない物語のススメ

この物語は単調で誰も興味を示さない
この物語は平凡で誰の心にも響かない

この物語の作者は誰よりもそれを知っている
しかしこの物語を勝手に終わらせる事だけは許されていない

誰が禁じたかは定かではない
だけどそれは暗黙の了解であるらしい

この物語は単調で飽きれる程長い
この物語は平凡で終わる時が待ち遠しい

作者はその時を望みながら物語を書き続ける

密かに何かを期待しながら

95:名前はいらない
08/12/01 04:02:00 18wj0QJ0
孤独

それは至高であり高潔であり不可侵である。
しかしまたそれは不幸であり凍結であり不可思議でもある。

96:名前はいらない
08/12/01 05:41:20 VYscEENn
五線の河

右の耳から鼓膜を揺らすは
始まり知らぬ音楽だ
岩に突き出た落差をすべり
シゃんララ ちゃぽねん トトぷトト

左の耳から鼓膜を揺らすは
終りの見えぬ音楽だ
コンクリートの落差をすべり
シゃんララ ちゃぽねん トトぷトト

両の耳からあたまを揺らすは
ながい時間の眩暈のせいか
はたまたこれらのデジャブのせいか

シゃんララ ちゃぽねん トトぷトト
こころ揺らせよ五線の河よ
シゃんララ ちゃぽねん トトぷトト

97:名前はいらない
08/12/01 08:02:32 U7xg0zY2
「RoseBlood」

紅く染まった薔薇一輪
涙の跡は消えないの

私はただ貴方に
分かって欲しがった

一人部屋の隅
見上げれば紅
座り込んだ私に
トゲが突き刺さる

貴方が気付くのなら
この紅の薔薇を差し上げよう
白かった貴方の服も
紅に染めよう

紅く染まった薔薇一輪
やっと一つになれたね

98:名前はいらない
08/12/01 09:53:24 zqY9UoCZ

【うわぁあぁぁあ】

何気ない仕草で隣のOLのスカートに手を入れたら、うわぁあぁぁあ!!!!

ふと寄った喫茶店の店長のクチビルが、うわぁあぁぁあ!!!!

炬燵に足つっこんでみかん剥いてテレビ点けたら、うわぁあぁぁあ!!!!

早朝ジョギング中すれ違ったトラックの荷台が、うわぁあぁぁあ!!!!

70年代の曲が好きという幼稚園児の紅いカバンの中身が、うわぁあぁぁあ!!!!

それジョーク?って聞き返したら震えだしたパルコの店員の指先に、うわぁあぁぁあ!!!!

蟻の行列に小便かけてる乞食のヘアスタイルに、うわぁあぁぁあ!!!!

何気ない仕草で隣のOLのスカートから戻した手が、うわー・・・

99:名前はいらない
08/12/01 10:19:02 +JbYipq9
すいません、誰か>>61お願いします

100:名前はいらない
08/12/01 10:47:25 dl5ZrIbm
>>78がCってどんだけ評価人の程度低いんだw

101:名前はいらない
08/12/01 12:33:22 2drPBUEx
未評価(>44から)

>9 >17 >21 >31 >38
>39 >42 >45 >48 >49

>53 >54 >55 >56 >57
>61 >62 >66-67 >69 >70

>76 >84 >85 >91 >93
>94 >95 >96 >97 >98

102:名前はいらない
08/12/01 12:44:53 2drPBUEx
>>98
いつもの日常には隠された真実があり、驚異であったり、脅威であったり
します。心臓もああ破れんばかりの衝撃に、脳みそをやられて生きて
いるのです。OLはオカマで、店長は紅いルージュをひき、テレビは
デジタル放送のため受信不可、トラックの荷台にはゴスロリの深田恭子、
女児の鞄のなかには髭剃り、店員の指先には指人形、乞食はワンレン
ボディコン、自分の手には何時の間にかマニキュアが塗られていた!
まっこと不条理、叫び声高らかに、刻を告げる主人公でありました。C

103:名前はいらない
08/12/01 12:51:03 9OT63B/m
>>61
安っぽ過ぎる自虐
ランボーの「裏切られた心臓」を100回読みなさい

104:名前はいらない
08/12/01 12:59:13 piOLSFlV
長い詩なので二つに分けて投下:

旅する車輪 旅する車輪 あてもなくさまよい続ける哀れな車輪 地上には 何の目印も無い 何の希望も無い

塔を建てよう 旅する車輪達の目印になるように 塔を建てよう 旅する私達の希望になるように
地上のあらゆるものより素晴らしく 荘厳で頑丈
地上のあらゆるところから見えるように 高く高く 
どこの樹よりも高く どこの山よりも高く どこの雲よりも高く ・・・星のように高く

ああ ゴールを見つけた 私達はもう迷わない あれを目指せばいいんだ  
あの塔ほど素晴らしい場所は他に無い あれ以上の場所は無い
あそこにたどりつきさえすれば 私達の旅は終わり もうどこへも行かなくていい
あそこにたどりつきさえすれば 私達は回転させなくていい 動かさなくていい
体を 頭を 心を 意志を 自分を
塔へ着いたら 私達は旅を終えて 哀れな車輪でいることをやめられる
ハッピーエンドが欲しくて 数え切れない車輪達が 塔のもとへ集まった

何百年 ずっと塔はびくともしなかった 荘厳で頑丈
何百年 ずっと車輪はびくともしなかった もう回り方忘れた 

何百年に一度の巨大な嵐が 塔の建つ場所に発生した 暴風雨が塔の上から下まで吹きつけて 塔が揺れた!
何百年に一度の巨大な雷が 塔の建つ場所に発生した 稲妻が塔の上から下まで貫いて 塔が倒れた!!

倒れた塔 倒れた塔 横倒しになってしまえば塔とは呼べない 地上には 何の目印も無い
動けぬ車輪 動けぬ車輪 回り方を忘れた哀れな車輪 地上には 何の希望も無い 車輪には 何の希望も無い 
全て無駄 全て無駄 どんなにさまよっても希望がないから ハッピーエンドが欲しかった

105:名前はいらない
08/12/01 13:01:05 piOLSFlV
さめざめ泣く数え切れない車輪の元へ 魔術師がやって来た
魔術師は言った
過去を無駄にすることはない 過去が無駄じゃ無いなら 今は無駄じゃない 今が無駄じゃないなら 未来は無駄じゃない
魔術師は魔法をかけた
倒れた塔は 数え切れない車輪をくっつけ 列車になった 
列車はヘルメスの速さで 雷の鳴る混乱と葛藤の暴風域を抜け 悲しみの降雨域を抜け 無気力の曇天を抜け 満天の星空が広がる平原へ
車輪は回り方を思い出し 車体が分解してもなお回る
地上には何の目印も無い 空の数え切れない星が 地上の数え切れない車輪達の目印 車輪達の希望 車輪達が希望
魔術師は言った
私がしてやれるのはここまでだ あとはあなた達と、あなた達の星が知っている 
定められたレールも 星を遮る塔も無い

旅する車輪 旅する車輪 地上には 何の目印も無い 何の希望も無い 
旅する車輪 旅する車輪 空には目印がある 胸は希望を知っている

END

106:名前はいらない
08/12/01 13:38:23 pPTzIIRk
>>80 >>100

まちがえた
>>78じゃなくて>>76です

107:名前はいらない
08/12/01 13:51:12 9OT63B/m
>>105
ヘッセの車輪の下?
それならいいビルドゥングスロマン

108:名前はいらない
08/12/01 14:00:30 9OT63B/m
それでなくてもいいビルドゥングスロマン

109:名前はいらない
08/12/01 15:09:19 pPTzIIRk
>>21
「Loop」を強調するわりに効果が見受けられない
前半までは、獣くさい生臭い「生」が感じられたのに
後半の「苦笑」で急に味気なくなった
評価:D

>>31
結局なにを言いたいのだろうか、うまく伝わってこない
軸がぶれているからだろうか
言葉は巧みだが、それだけといった印象
評価:D

>>38
視点がいったりきたりして読みにくいが魅力的
海沿いの街、強い太陽の光、そういった情景が浮かんだ
「あなた」の描かれ方が鮮烈だっただけに、「終わりと始まり」という
ありきたりな最後が残念だった
評価:C-

>>39
ハイカットにそこまでの意味があるのだろうか
他人の中の自分を否定したい、しかしアイデンティティがわからない
俺は猫によって癒されるが、それも一時のことで、再び他人の無理解を突きつけられる
そう解釈しました
ありがちな題材にしては、自分と彼女と猫の存在が確立していて面白かった
評価:D+


110:名前はいらない
08/12/01 15:09:58 pPTzIIRk
>>42
理解を拒むような詩
日本人がこういう詩を詠むと、なんか滑稽なんだな
夜警ってなんのこと?夜警国家のこと?
考えて疑問を解決する努力をするほどの魅力は感じなかった
評価:D-

>>45
dir en greyの曲にも「embryo」ってあるよね
この詩にこの言葉は不釣合い
評価:D-

>>49
ピストルをとったわりに、覚悟も済んでないし撃ってもいない
最後はなしくずしに日常に埋没し、悔し紛れに叫ぶだけ
叫びに力が感じられないし、魅力も感じない
評価:D-

>>53
なにやらすごい「のっぽさん」なのに、結局は大した力がないのかな
最後の終わりかたといままでの流れが一致していないので、
置いてけぼりをくらった気がした
評価:D-

>>56
くるくる回るだけの悲劇性と花への切望
面白い、んだけど「せめて~なら」が叶ったあとの喜びが量れなくて、
いまいち共感できないし、引き込まれない
評価:D+

>>57
前半の自問自答が邪魔くさい
言葉も吐き捨てられた感で、なんの魅力も感じない
独白を垂れ流すだけなら誰にでも出来る
推敲しろ
評価:E

111:名前はいらない
08/12/01 15:10:44 pPTzIIRk
>>61
知らん、涙ふけ、鼻かめ
評価:E

>>62
喫煙者ではない自分には煙草の魅力はわからない
そしてこの詩の魅力もわからない
興味もわかない
評価:D

>>66-67
長い
が、面白い
ただ長すぎる、冗長な印象
評価:D+

>>69
割と意外な程 とてもさびしい、って表現はおかしい、絶対
「さびしい」というより、寂しさが原因となって発した別のことを伝えたいように見える
評価:D+

>>84
くだらない
評価:E


112:名前はいらない
08/12/01 15:11:44 pPTzIIRk

>>91
前半の感動がうまく伝わらないと後半の落差もうまくあらわれない
そしてこの詩では、感動がうまく伝わってこない
題材がありがちだっただけに、表現に独自性がないと単調になってしまうのに
表現もありがちだった
評価:D-


>>93
上を向いて歩こうの歌詞って月を見ようって意味じゃないよね
まあどうでもいいのかもしれないけど
月に対して「あなた」と呼び掛ける発想は好きだな
評価:D

>>94
ススメてないよね
評価:D

>>95
なまっちょろい孤独ですね
評価:E

>>96
オリジナルの擬音を使ってるのは面白いけど
何の楽器かわからないから読んでてストレスたまる、何の音じゃーい!って
その音が作者のこころをどう揺らしたのかもよくわからない
評価:D

>>97
ありがち
そもそも日本人にとって薔薇ってそんなに身近じゃない
受け売りのイメージを吐き出しただけのように見える
そもそも終わり方に共感できない、ストーカーっぽい発想で引く
評価:D

>>98
自己完結の詩だ
日常の中の事件を詠みたいなら、その真相もちゃんと明らかにすべき
「うわぁ」で済まされても訳が分からん
評価:D-

113:名前はいらない
08/12/01 15:58:39 pPTzIIRk
>>68
ありがとうございます
なるほど、面白いですね

114:名前はいらない
08/12/01 16:20:16 829ZRah0
「胎芽」

寒気のするほど虚しい時間は
皺の数より刻まれる

22年と11ヶ月
夥しいほどの月日
なのに
ぼろぼろの紙に
また頁が増える

10週間と5日
これだけの月日
なのに
まっさらな紙に
また頁が増える

私たちは
言葉もなく
依存し合い
拒絶しながら
狂おしく
また
引き寄せられる


115:名前はいらない
08/12/01 17:37:23 iNRj0/ke
>>111
>>66-67はこれだと思うんですが…
URLリンク(jp.youtube.com)

116:名前はいらない
08/12/01 18:16:53 Vgm3FEtO
「虜」

月灯り挿し
木の葉が耐えず舞い降りる
蒼い水たまりの中の夜
いつまでも醒めぬ想いを
水面に指先で綴る
そんな私を後ろから抱き締めて
耳元で囁く愛の言葉は
どこか幻想的
私は貴方の虜・・・

117:しん
08/12/01 18:21:34 b899qV+N
>>116
さげと書いたのでE

118:名前はいらない
08/12/01 18:40:47 LMpY4jM/
少年の友人は言った。

『この世界はどんなことも運命で決まっていると想う。
僕がこれからどう生き、何を遺すか、それは総て変えようのないものだと想うんだ』

少年は想った。
その考えは嫌だ。
何をどうやっても、どう足掻いても、どうせ死は決まっているということだ。
何回サイコロを投げても、ずっと同じ目が出るような考えだ。
その目は死だ。
少年は言った。

『君の考えは哀しいね』

別のある友人は言った。

『この世界には運というものが存在すると想う。
どれだけ死にそうな状況でも、奇跡は起こると想うんだ』

少年は想った。
その考えは嫌だ。
なんでも運で決まるのなら、ふとしたきっかけでいつ人間が死ぬかも判らないんだ。
サイコロを投げて、それで死んでしまうのかも知れないんだ。
少年は言った。

『その考えは哀しいね』

ふたりの友人は少年に尋ねた。

『なら君はどう考えているんだ』

少年は少し考え、こう言った。

『僕は…死にたくない。ずっと生きていたい』

友人ふたりはこう言った。
『キミの考えは哀しいね』

119:名前はいらない
08/12/01 18:50:06 WaLme5co
いつのまにやら
せみもなかなくなって
なつがおわって
じんせいおわたとかれすして
ながいながい
ひこうきぐもははしから
ゆっくりと
きえてゆくんだ ゆっくりと

120:96
08/12/01 19:01:46 VYscEENn
>>112
評価ありがとうございました

>>96の再評価おねがいします

121:名前はいらない
08/12/01 19:19:27 MeayHYNu
>>96再評価

始まり知らぬ音楽とは、いつ始まったかも分からないほど昔に奏でられた音楽であり、その音楽
というのも原型である。終わりの見えぬ音楽とは、現代のコンクリート時代の音楽である。その対比
によって、また音という共通項を見ることによって、古代から現代に至る時間までにも言及し、その
共通する性質についてまで言及している。それが第3連に述べられている。
もちろん肝心な点は、音楽の原型が何であるかと言うところであり、その一例として、考えられた
>シゃんララ ちゃぽねん トトぷトト
という音は、言葉で表された音楽としては、リズム感にあふれ、音階も感じさせる、秀でたもので
あると思う。B-

122:96
08/12/01 19:24:58 VYscEENn
>>121
評価ありがとうございました 伝えるって難しいですね

123:名前はいらない
08/12/01 20:24:31 dl5ZrIbm
>>96がB-って頭沸いてるだろw

124:名前はいらない
08/12/01 21:14:24 0jOzpi4F
>>115 「プロ」なんていっても、ネームバリュー無しならこんなものなのですよ。

125:名前はいらない
08/12/01 21:19:06 0jOzpi4F
未評価(>101から)

>9 >17 >48 >54 >55
>70 >76 >85 >104-105 >114

>116 >118 >119


126:名前はいらない
08/12/01 21:33:29 0I3kqxak
>>124
実は私もプロの歌詞を投稿しました。>>4
URLリンク(bunbun.boo.jp)

127:名前はいらない
08/12/01 22:24:35 VPdihG7k
>>126
で?

128:名前はいらない
08/12/01 22:28:19 0jOzpi4F
>>126 で、いかがでしたか。ちなみにプロの作品ではこれまでに、西條八十、
黒田三郎、阿久悠、ランボーは良い評価、スピッツ、ミスターチルドレン、
ポルノグラフィティは悪い評価を受けていました。
最近の歌手の詩は、セン5の詩に似ているので見破りにくくて困ります。

129:名前はいらない
08/12/01 22:30:15 0I3kqxak
>>127
自分がいい歌詞だったので鑑定お願いしたんです。
どう評価されるか見てみたかったの。

130:名前はいらない
08/12/01 22:39:08 0I3kqxak
>>128
ピートシガーはアメリカの有名フォークシンガーです。
梅原さんは売れない歌手なので訳詞が下手だったのでしょうね。

131:名前はいらない
08/12/01 22:43:45 0I3kqxak
梅原司平
URLリンク(ja.wikipedia.org)

132:名前はいらない
08/12/01 22:51:44 VPdihG7k
あのさ、好きな詩だったらこんなとこ書くなよ
梅原さんをけなすな
あんたはこの詩を貶めたんだぞ

133:名前はいらない
08/12/01 22:57:19 0I3kqxak
>>132
つい、みんな読んでもらいたくて
一回読んで、いい詩だと思って書き込みしてしまったんです。

134:名前はいらない
08/12/01 23:07:29 7Fh4WPk/
「はやぶさ」

はやぶさは、少しだけ泣いた。
地球の青が、ただの点になる。
鉄のはがれた体が、もう元には戻らない。
それより悲しいのは、石が入っていない。

はやぶさは、どこへ行った。

はやぶさは、どこへ行ったのだ。

はやぶさ、はやぶさ、はやぶさ。

はやぶさは。なあ、はやぶさ。地球は見えているか。


135:名前はいらない
08/12/01 23:25:10 0I3kqxak
URLリンク(shop.kodansha.jp)

136:名前はいらない
08/12/01 23:41:55 0I3kqxak
>>133
Χ みんな読んでもらいたくて
○ みんなに読んでもらいたくて

ここの評価人の能力採点は素晴らしいと思いますよ。

137:名前はいらない
08/12/01 23:44:10 0jOzpi4F
>>135 はやぶさは元気です
URLリンク(www.isas.jaxa.jp)

138:名前はいらない
08/12/02 00:30:46 rF4BzDIC
>>110
評価ありがとうございます。
>>49です。
この詩は実際のピストルをとってどうこうというより
ただ自慰行為の虚しさと弱さみたいなのを
書いたつもりだったのですが…
表現力のなさですね…
やはり相手に伝わらないってこそですからね
いい詩が書きたいです
ありがとうございました。


139:名前はいらない
08/12/02 01:00:11 0PG8rTYZ
あなたのピアノが好きだった
俺は続かなかったから
たららら、となめらかに動く指がうらやましかった

あなたの運転が好きだった
駐車はいつも一発だ
俺は何度もみっともなくやりなおす
軽やかにハンドルを回す腕がうらやましかった

あなたの笑顔が好きだった
俺はどうしたってひきつってしまうから
どうしたって

うらやましかった!
姉ちゃん母さん父さん!
どうしたらいい?
ああどうしたって入れない!
明るい居間は幸福な空気でほかほかしてて
入ればあったまることが出来るはずなのに、なんだか入りづらいんだ
ドアノブを握る手がぶるぶる震えて、うしろから「やめとけ、どうせうまくいかないさ」って声がする

でももう嫌なんだ
独り部屋で自分にイヤフォンで蓋をするのは、もううんざりで

力を込めた
ドアノブは錆付いて歪な音を立て開いた

140:名前はいらない
08/12/02 01:22:14 /PUHibn3
「白いデージー」
自転車が闇の中を漕いでいく。
少年は14歳で その白い服が
ヘッドライトに照らされたとき
彼のシャツに光が降りかかった。
あまりにも弱弱しいその背中。
その強烈な光は彼を飲み込んだ。

「太陽は人の生活に適度な光を
くれているとか言う話だけど
あんなのはこの世界の全部を
ただ示しているだけのことさ。」
そんな言葉を冷たい空気に残し
あの強烈な光へ彼は溶け込んだ。

歩道に供えられたデージーは 
きっと誰の目にも留まらないよ。
アスファルトの隙間から伸びる
タンポポの脇に 横たわるだけ。
デージーの花は ただ真っ白で
タンポポの脇に 横たわるだけ。






141:タイトルなし
08/12/02 01:48:29 9w4sQ0UZ
追い詰められた人達が
終わりの意味と向き合う時
不意に思い出される懐かしい声よ

紡ぐ祈りは何も成さず
閉ざされた部屋で泣き崩れる時
窓の隙間から訪れる月の光よ


なんにもわかっちゃいない僕を
あなたは笑ってあげてほしい
こんなに真っさらな夜だから
溺れて
溺れて


来る者は拒み
去る者追わず
心わずらう白痴の所業

なんとかなるやと見ない振りして
息の仕方も忘れてしまう

ああ
もう手遅れだ

なんにもわかっちゃいない僕を
あなたは笑ってあげてほしい
こんなに真っさらな夜だから
溺れて
溺れて
溺れて

142:名前はいらない
08/12/02 02:46:46 Mckx798k
いつもと変わらない道を歩いていたら
コンクリートを裂いて咲いた小さな花を見つけた
いろんな景色が見えるこの街の隅っこの方で暮らしている細やかな幸せを感じた
上手くいかない事の方が多いけど
だからこそ試行錯誤する楽しみも生まれる

本当はやりたい事はたくさんあるけどどれから手をつけようか
なんて悩んでいるうちに陽は今日も沈んでゆく
やらなきゃいけない事にいつも縛られがちで嫌になっちゃう
そんな時はどんな自分になりたいかをもう一度考え直してみればいい

そして小さくても素敵に咲けたらいいな

143:名前はいらない
08/12/02 02:50:48 Mckx798k
すみません。タイトル忘れました。

「花の種」

いつもと変わらない道を歩いていたら
コンクリートを裂いて咲いた小さな花を見つけた
いろんな景色が見えるこの街の隅っこの方で暮らしている細やかな幸せを感じた
上手くいかない事の方が多いけど
だからこそ試行錯誤する楽しみも生まれる

本当はやりたい事はたくさんあるけどどれから手をつけようか
なんて悩んでいるうちに陽は今日も沈んでゆく
やらなきゃいけない事にいつも縛られがちで嫌になっちゃう
そんな時はどんな自分になりたいかをもう一度考え直してみればいい

そして小さくても素敵に咲けたらいいな

144:名前はいらない
08/12/02 04:08:36 tyc5JFPD
『テキーラ片手に』

君の瞳はライトブラウン
カラコンみたいで 知らず知らず見惚れてしまう
流れる髪 銀色のエナジーはち切れそう
かがめた腰は豊かな胸を見せるため?挑発的なその姿態
5・7・5の旋律に乗って、今日も君が輝いてる
グリーンティーでもいかがですか?そのか細い腕とって僕の胸の鼓動感じさせたいよ
「いつかきっと」そんな悠長な言葉残されてないけど
「いつかきっと」僕達はこの星を去るけど
「いつかきっと」その未来に縋って、いつかきっと君と図書館に行くんだ
流れる髪 紫のエナジーはち切れそう

145:前スレ863
08/12/02 07:40:11 /QO7jwmW
>>23
評価ありがとうございます。
自分的には最後のしめはおまけみたいなもので、
前の部分を読んでほしかったので、
詩作能力がかなり足りないですね
精進します
どうもありがとうでした

146:名前はいらない
08/12/02 08:13:31 BNOu0pF7
僕が居ても、居なくても、
君が居ても、居なくても、
世界は何にも変わりはしない。
無情と、ほんの少しの優しさを織り交ぜて浮かび上がるカラーは曖昧に淡く、遠い。

君が居ても、居なくても、
世界は何ら痛みを負わなくたって、
僕には唯一人、掛け替えのない存在で。

僕が居ても、居なくても、
世界は知らぬ顔を通すけれど、
君が望んでくれるならそれだけで産まれてきて良かったと、泣ける気がするんだ。


曖昧なカラー、包んで明日を。

147:名前はいらない
08/12/02 08:48:10 9hif804b
精神にとっての滋養は知覚から引き出され、精神は自由を刻印された運動の形をとって知覚を物質に送り返す。

身体と魂は混ざり合っているので、互いに変質させ合っている。
それぞれをよく知る為には、身体と魂は分離させなくてはならない。
社会では、身体は実際のそれ以上の何かに見えるように存在していて、魂は実際のそれ以下の何かに見えるように存在している。
しかしそれぞれを分離してみる時、身体は地上へ、魂は天上へと送り返され、私たちはそれぞれを純粋な形で見る。

ヤハウェは生者を地上から連れ出した。

己の内のエデンの園を養う事とは、 己の歓喜を引き受けるという事だ。
己の内のエデンの園を守る事とは、そこで得られた富を失わないようにし、人に伝えるという事だ。
エデンの園では、すべての木々は天与のものだった。
しかしエデンの園からの追放の直後以来、 最初の禁止が人に到来した。

死の痛みのもとでの、「否定」だ。

148:名前はいらない
08/12/02 10:07:14 ov1BSKZP
「腹痛」

おなかが痛い
これって天罰?
自分が悪い事は知ってるけど
人のせいにしたくなる
もう暴飲暴食しないから
たすけてたすけてたすけてたすけて
鳥肌
青褪めた自分の顔
思い出す故郷
帰れない故郷

古いアパート
寒く暗い部屋
そこで小さく丸くなって震える私

149:名前はいらない
08/12/02 12:27:49 sKT6ap9b
未評価(>125から)

>9 >17 >48 >54 >55
>70 >76 >85 >104-105 >114

>116 >118 >119 >134 >139
>140 >141 >143 >144 >146

>147 >148

150:名前はいらない
08/12/02 17:03:17 bey2b+2e
「池袋」

おねえちゃんたちとおそろいの服を着せてもらう
おねえちゃんたちとおそろいの髪型にしてもらう
おねえちゃんたちと同じ学校へ行ってるし
バックだって靴だって
おねえちゃんたちと同じように
ムカデみたいにもってる
それなのに
いつになったら
あたしはあかぬけるのかな

151:名前はいらない
08/12/02 17:06:21 9hif804b
>>150
君が少女なら満点

152:  ◆UnderDv67M
08/12/02 18:39:41 RYj+W1V0
新しいテンプレです


●セン五に関する心得


・このスレは投稿者と評価人のバランスにより成り立っています。
評価人が常に不足しているので、気軽に評価に参加しましょう。

・連投は禁止されています 一作品の評価が終わるまで投稿は控えましょう。

・また連投について、評価や未評価一覧に載せるかはまとめ人の判断に任せます。
この方針に異議がある方は議論スレ【語り合うスレ】をご利用下さい。

・投稿者による再評価依頼は一度まで有効とします(複数評価で権利消滅))。

・また評価しやすいように定期的に未評価の一覧をまとめてくれると助かります。

・セン5スレでは他の【評価系スレと併用する】複数(マルチ)投稿は受け付けません。



行き成りルールを変えるのも変なので次のスレから適用です、よろしく

このスレでマルチをどう扱うかは未評価のまとめ人さんの裁量にお任せします
評価対象から外してもいいし其の侭でもいいし、まぁ自由です 
1つ例を挙げれば>>104-105が「評価してあげるよ」スレとマルチ投稿です

なにか意見あったら議論スレへどーぞ

153:名前はいらない
08/12/02 20:08:17 2VXLCzTg
「碧い花」

駅に向かうまでも何の変哲のない道路を歩いていました
お爺さんの首がクルクル回っているよ 子供は触ろうとして摩擦で火傷した手を摩っている
水たまりが出来ていて そこはいつの間にか堀になっていた
鯉が泳いでいる 同級生が海パンとゴーグル付けて水たまりに飛び込んだ
すると忙しく夏がやって来て 水たまりが干上がってしまった

新聞が届いた 未来からだ
学校のプリントも挟まっている 同級生が行方不明になったらしいが
天気を当ててみたらカッコいいだろうなと思っていた かき氷を食べよう
今夜は蚊取り線香を焚かなくちゃいけない
お婆さん達がかき氷の入っている自動販売機を壊していて 店の子供が黙って見ている
これはこうやって取るもんなんだよと嘘の豆知識を植えつけて 警察に捕まった
唖然と一連の流れを見ていると 撓る音がして振り向くと子供の頭から木が生えていた
泣き叫ぶ子供は自らの木に飲み込まれて綺麗な大木になった
林檎が鳴っている 齧りつくと鉄の味がして 3か月の人になりかけが詰まっていた

救急車がやって来て近所の家に衝突した
儲かる儲かると喜びながら住んでた人を救急車に乗せてどこかに行ってしまったよ
警察官も負けじとお婆さん達を撃ち殺したんだ これで悪者が居なくなるとと喜んでいた
そこ そこの電柱の隅 名前の付けられていない 綺麗な碧い花が咲いてるよ
会社に行けないで居る 昨日からの酔っ払いはそこの電柱に小便をかけた
みるみると体が縮んでいき 綺麗な碧い花が一輪増えました


154:名前はいらない
08/12/02 23:13:43 FEY4Nf+i
「箱の前に僕らは座っている」

部屋の片隅にある箱しか僕らは信じられない
その箱は全てを教えてくれて
その箱は全てを見せてくれて
その箱は痛がらせずに僕らを腐らせてくれる

何人もの人が自分が腐ってるって気づいてるけど
別にいいやって妥協してる

なんで?
外からはただのゴミにしか見えないのに

街はいつも騒がしく
季節はみるみるうちに変わっていく
その箱がある部屋はいつも静かで薄気味悪く
季節なんてものは忘れかける

夢を見る時代は終わったのさ
これからは眠り続ける時代


155:名前はいらない
08/12/02 23:52:47 7B6Qm4N/
>>137
そうかいそうかい、はやぶさは今も元気でやっておるのか。
良かった。実に良かった。
2010年には帰ってきてくれると良いのう。

あなたが覚えていて、あなたが私の詩を読んでくれて
あなたが元気だと教えてくれた。
嬉しいのう。詩は良いものですじゃ。

156:名前はいらない
08/12/03 01:45:32 teUp6QAh
虚空に剃刀の刃をあてがって
横に サット 流してみる
時が淀んで 裂けたあいだから
濁った腸、嫌らしい中身が、
十分な粘度をして流れ出す。

じっくりと観察するも、
おもわず目を、
そむけた。

この世に愛は存在しないって、
僕は呟く。
もちろん、知っている。不可視の存在の質量、体積、
写真のごとくふたりの純粋な瞬間のエイエンの炸裂、
思いもよらない接触、身もだえ、快楽に陥らない喜び
あらゆる愛について。

でも、流れ出る濁った水、観ず、視ず、
もう醜悪な匂いまで漂って、
僕は出来る限りに大きく目を開いても、
目の前には留まった時間の有様しかない。

出来ることなら流したい。記憶を戻して、体に戻して、
行く川の流れは絶えずして、
無常に還してしまいたい。
無常すら見放された偏狭の、人。

せめて温かいものでも、とポーターに体温の実感でも頂きたいものです。

でも、もう、傷は開かれてしまったのである。
何もかもは戻らない、ブッタを抜きにして、最低最悪の手癖により、
門は開かれてしまったのだ。
僕の、傷口。




157:156
08/12/03 02:43:31 teUp6QAh
書き込んだからには書き込まなければ、と思ってしまった156です。

>>154
分かりますよ。もちろん。
箱ってこれのことですよね。僕も今触れている、コレ。でも、あなたの詩ですべてが分かるって書いてしまった
らそこであなたの高が知れてしまう。んだと思います。結構、現実の質感ってのは素敵なもので、それを書いて
いないあなたは世間一般の有象無象に劣等的であるという烙印を押されてしまうのは避けられないでしょう。あ
なたが向くべきなのは外の愚かさではなくて自分の内の深さなんだと確信します。もし世界中であなたしかしら
ない何かをこの文章に刻めたら僕はすっかり感嘆してしまうことでしょう。



158:156
08/12/03 02:46:07 teUp6QAh
>>153
正直、告白してしまいまして、理解できません。
なんだか言葉の源泉をノスタルジーに向かわせてしまうあなたに嫌悪を覚えつつ、
結局は理解できないから口を噤むしかありません。もし暇なら、投げっぱなしじゃなくて解説の無様さを掻き分けて凡人にも分かるように解説
でもして欲しいものです。

>>148
一人暮らしってしんどいですよね。なんだか昔を思い出してしまいました。でも、いちいち詩にするまでも無いと思いました。正露丸でも飲んで休日に楽しい映画で
もみて過ごしたら解決してしまうようなこと?もしくはあなたが自尊の精神を尊重していけば自然に解決してしまうような事なんじゃないか、と思ってしまいました。
もちろん、反論あると思います。でも、それを主張しるだけの内容が書かれていないんですねぇ。出来るなら、もっと続きのを読んでみたいものです。



159:156
08/12/03 02:46:38 teUp6QAh
>>147
は、死ね!と罵っておきたいと思います。これはオ●ニーで、詩じゃぁありません。と思います。

と偉そうに書きまくりましたが、僕自身、そんなこと言う資格もない馬鹿ですから
適当に読んで下さい。っていうか、酔っ払っています。JBを水みたいに飲んでます。
すみません、謝っておきます。
とにかく、156読んで、少しだけ考えていただければ嬉しいです。よろしくです。
改行もメチャクチャですね。誤字もあるかもしれません。でも、酔ってますから!と

詩板に書いているくせに毛唐の暗号を使用して逃走します。


160:名前はいらない
08/12/03 04:03:20 UC0HRhq5
>>9「谷川俊太郎さんが来てくれました」 D+
とんちが利いている表現に独特のユーモアを感じました。その点は良かったです。
しかし、全体的に説明的過ぎて詩と言うよりは日記のような印象を受けました。
独自の発想があるのは認めますが、筋道を立てて伝えようと意識されすぎていて、
文体がくどく、詩としての魅力がいまひとつのような気がしました。
もっと少ない言葉数でポンと伝わるような書き方が出来るようになれば、より良い作品が作れるのではないでしょうか。

>>17「書ヶ霊」C+
用いられている文体や言葉が非常に硬いですが、それが非常に魅力的に感じました。
例えば、自らが書いた文字に対する偏愛だとか、自嘲的でニヒルな態度といった様な
詩の主人公の性格とマッチしていて世界観がひしひしと伝わってきました。
自らの純粋な部分を愛し、それが汚れてしまったことにすら快感を感じる屈折した感情。
そして、その中にかろうじて残っていたそれでも純粋でありたいという欲求。
これらが凄く分かりやすく伝わってきたのが良かったと思いました。




161:名前はいらない
08/12/03 04:03:49 mM6Vl5fJ
胃液をまき散らせ

世はまさにお前を包囲するだけの存在だ

戦え、逃げろ、怯えろ、哮ろ

弾くな、避けるな、打ちのめすな

すべてを消し去り進むんだ。

内容物が無いように、何一つ受け入れようとするんじゃない。

間に合うように、蓄え続けるんだ。

すべてを溶かせ。すべてを消し去れ。

存在を残そうものならば、背後から必ずひと突きだ。

絶対にもらすな、確実に消し去れ。

お前はいい子だ、ばかやろう。すべてを踏み締め進むだろう。

その頃溶けたる材料で、わたしが新たにお前を作る。

162:名前はいらない
08/12/03 04:29:33 UC0HRhq5
>>54「冬」D+
非常にリアルな詩だと思いました。喜怒哀楽とか、そういった簡単な
言葉では説明できないような、ほんの瞬間にふと湧き上がるような感情を表現した詩の様に思いました。
詩のテーマや雰囲気は良いと思いましたが、少しあっさりしすぎているような気もしました。
例えば「それは恐らく昔もっていたモノで  今は届かない場所にあるモノだろう」
こういった表現により説得力を持たせるためにもう少し凝った表現を用いれば
この詩の持つ真に迫るようなシリアスな魅力が更に深まるのではないかと思いました。



163:名前はいらない
08/12/03 04:36:38 m9z/SS+0
「詩人気取りの>>156

妄信している人を見た

己の綴った言葉達の稚拙さを酒のせいにする弱き者を

自慰そのものの詩(詩かコレ?)を紡いで 人様の詩をオ●ニーなどと言っている強気な者を

欠点を指図する割には己の欠点に気付かない様はまるでウロボロスの蛇のよう

糸が掛け違った言葉の布しか織れない彼のはぎれはE-

164:名前はいらない
08/12/03 06:58:41 3r/ZW6O4
「星」

夜空に星はきらめく
天蓋にはりつけられた光
広大な宇宙の中で寒々とある
私は星の前でちっぽけになるどころか
星を頭の中取り込み
位置覚え
心の糧にする
ああ星よ
遠くにあり私を見守って
おそらくは君たちより
私は早く死ぬだろう
君たちとともにあった
幾夜の記憶がのこされるだろう
いつも私の上にあった
幾度も繰り返されてきたいとなみの
変わることのないものの
あの世への旅立ちの
守護物よ

165:名前はいらない
08/12/03 08:50:58 LuzHuYr6
未評価(>149から)

>48 >55 >70 >76 >85
>104-105 >114 >116 >118 >119

>134 >139 >140 >141 >143
>144 >146 >147 >148 >150

>153 >154 >156 >161 >163
>164

166:名前はいらない
08/12/03 11:01:14 0+E8lW+E
解釈の間違いには反論をお願いします

>>85
鼠はこの詩のイメージにぴったりで、よくぞ!という感じ
夜の属性で、笛吹の話のように大群で移動する
それから「跡形もなく」食べ尽くす動物
ほんとぴったりだ
終わり方に惚れた
評価:B

>>116
「挿し」って、わざと?
恋愛って当人達には幻想的でも、傍から見たら寒かったりするんだよ
「どのくらい上手に惚気られたかで、恋愛詩のレベルは上下する」
という持論があるんだけど、これは寒い
評価:D


167:名前はいらない
08/12/03 11:02:38 0+E8lW+E

>>118
星新一のショートショート思い出した
哀しいね
評価:C

>>119
笑った、がんばれ
評価:D

>>134
>137、>155
これで初めて「はやぶさ」のこと知った、ありがとう
いい話だ

>>142>>143
う、うん
これエッセイ?
評価:D

>>144
ウケ狙ってる?
評価:D-

>>147
難しいことを難しく話すのは簡単
誰にでもできる
難しいことを易しく話すのは困難
人を選ぶ
簡単なことを難しく話すのはただのアホ
聖書は断然2つめ、時代を越えたベストセラー
自分はどれだと思う?
評価:D

>>163
これも評価対象になるんだ
「ウロボロスの蛇」はそういう意味で使われない
あと傍目八目ってことばもあることだし、かりかりするなよ
評価:E

168:名前はいらない
08/12/03 11:58:00 0+E8lW+E
>>148
>158と同意見
ただ、こういう些細なことも詩にする感性は大切にすべき
しかし心に揺さぶりかけるものが皆無なのも事実
そこから発展して欲しかった
評価:D

>>150
中学生なら評価:C
それより上なら評価:D-

>>153
あなたの描く世界は面白いが、この詩の読解に興味はわかない
こういうのは売れてからやってくれよ、と言いたくなる
テキスト論を議論する気はないけども
評価:D


169:名前はいらない
08/12/03 12:38:53 2xHJEThf
>>163
A+

つうか、153が評価したポエムってABCDEの判定がされていないから、
再評価してほしい

170:169
08/12/03 12:40:14 2xHJEThf
↑間違えた 153じゃなくて156だ

171:名前はいらない
08/12/03 14:09:59 rEwEP6nj
つうかこのスレって、偏食な人間があつまって、
うまいものをランク付けするみたいなもんだから
評価を付ける行為そのものがおこがましい。
文節や表現を評価するていどにしといたら?
なんのほこりにもならんよw

172:名前はいらない
08/12/03 14:14:03 9VMX7Ftz
評価ってバカか? 詩はパイプ工事じゃねえよバカ
バイロンボードレールヴェルレーヌマードレーヌママレモンロートレアモン辺りを読んで出直して来いバカ

173:名前はいらない
08/12/03 14:40:57 0+E8lW+E
>>171
こんなん誇る訳ないだろ

テキトーだテキトー
評価された奴もそんな真に受けてねーよ

>>172
スレ違い

174:名前はいらない
08/12/03 15:00:42 LuzHuYr6
未評価(>149から)

>48 >55 >70 >76 >104-105
>114 >134 >139 >140 >141

>146 >154 >156 >161 >164

175:うんこびちびちぶりぶり子
08/12/03 16:27:40 2xHJEThf
「瞳」

夕暮れに照らされたマロニエの落ち葉が舞う午後

わたしとあなたはレトロなカフェテリアで向かい合っている

レモンパイを食べるわたし

煙草の灰を落とすあなた

紅茶から湯気がしずかにたちのぼっている

レコードが擦れる音……

わたしに向けたあなたの澄んだ眼

その瞳にわたしの姿は映っていない……

それはあたりまえ

あなたの眼は光を反射しないように加工した最新式の義眼カメラだからだ

戦場で眼が光らないから敵に見つかりにくいのだ!!

時は西暦3298年……第二十世界大戦中どえーす!

彼ったら人を沢山ぐちゃぐちゃ殺してるのよ! うふ!


176:名前はいらない
08/12/03 16:36:25 9VMX7Ftz
>>175
振られた腹癒せですね
いいカタルシスです

177:名前はいらない
08/12/03 16:56:03 t+WQDVme
買い被りすぎだろ

178:17
08/12/03 17:04:07 MrII7AFJ
>>160
言いたい事などが全部伝わっていて光栄です。
評価ありがとうございました。

179:名前はいらない
08/12/03 17:16:06 9VMX7Ftz
詩で「言いたい事」とか言っちゃダメダメ

180:名前はいらない
08/12/03 18:10:02 t+WQDVme
アイスクリームが俺を舐めると虫歯になるぞ
なんて言わない言わない

181:名無
08/12/03 18:19:36 xNDXq7Rm
「新世界」


マジでコスモ?

マジで神秘?

肉じゃん、グロじゃん、もじゃもじゃん。

異臭漂う 茂みの中を進んでみれば 黒く湿った裂け目を見つけ、

発掘すれば ぬめった地下水 溢れ出る。

エエエッ!?

世界を知る為 冒険したが このジャングルが新世界!?

発見嬉しいけど 何この悲しさは?

男はみんな ここに憧れ ここを目指す・・・。

そう その名は・・・・・Nyotai・・・







182:名前はいらない
08/12/03 19:17:26 9VMX7Ftz
>>181
タナトスも書いてほしかった

183:名前はいらない
08/12/03 19:35:50 44z+GZl1
葬式

みんなが俺を
ほめたたえる
みんなが写真に顔向けて
俺の写真に顔向けて
みんながハンカチ
取り出して
みんながみんな目に当てる
よく見りゃ涙は出ちゃいない

みんなが全く言ってくれなかった
俺の良いところ
俺の武勇伝
俺のちょっとした話
それを今
豪華な刺身食いながら
鮪の刺身食いながら
酒を飲んでは
めんどくさそに
俺の親に
言っていた
生きてるときには
何にもいってくれなかった人達が

せいぜい俺をお前らの
頭の中から消してくれ
きれいさっぱり消してくれ

刺身を食って
家に帰ったお前らの
頭の中には
もう俺はおらず


184:名前はいらない
08/12/03 19:43:54 9VMX7Ftz
>>183
つい先日まで葬儀屋の中で働いていた自分には響く
理不尽にもクビになったんだけどね

表題は「挙式」でもいいね

185:名前はいらない
08/12/03 21:16:02 mCu+ZAtj
「世界は君のために」

まず歩くんだ。もちろん服を着て、靴下も履いて。

手に持った弁当は今はまだ食べてはいけない。食べたいと思う気持ちが
あるかもしれないが、それは彼らのまやかしなんだ。

二なりに見えるは君の未来。いつだってブレて見えにくい。

彼らはきっと言うだろう。見えにくいことは悪なんだと。

君ははっきり言うべきだ。もっていなくても通れるはずだと。

先人すべてがもっていたなんて、嘘吹く彼らもまた二なりで、

ただ進み続けたものがどれほど、偉大なのかを知らぬだろう。



186:名前はいらない
08/12/03 21:33:33 3r/ZW6O4
>>48
場面描写でできあがっている詩ですが、シュールな展開で、飽きさせず、緻密に描いている。おそらく
ですが、ティピカルな物事の進み方に飽き足らなくて、パーティーの場面を想像力によって打ち壊し
、気取った態度に否を言っているのではないでしょうか。C+

>>55
冬の街の情景を描いて、愛の現実のあり方に、ありそうであると共感を引かれる。描写の
適当さと一貫した感情によって、かなりの現実感を詩によって語ることに成功している。C+

>>70
水際、というキープレイスを示すことで、全ての夜の情景が圧倒的な叙情性を帯びる。想像力を
かき立てる言葉の力がある。C+

>>76
小品ではあるが、正面から主題を描いている。D+


187:名前はいらない
08/12/03 21:54:46 M715QsSr
ふざけんな、それはお前のルールだろ
こっちは法則なんて関係ない。やることやったらはいおさらば
明日から、真面目な人間になろうなんて
考えちゃいるけどはいアルコール
ふざけんな、バッドエンドでエンドロール
想像力から原動力、最後に取られちゃもったいない
結局さ、世の中みんなオナニーなんだろ
ぶっかけんのが好きならチケット渡すよ


188:名前はいらない
08/12/03 22:22:24 eSKP+jYC
流れるような この時のなかで
僕たちも流れてく

この長い遠い道の中で
この長く短い時のなかで
僕は君と出会った

君は何事にも流されずに
ただ自分の選んだ道を進む
その先に何があろうとも
君は歩いていく

他にも道はたくさんあるけれど
君はあえてその道を歩んでいく
険しそうなその道を…

僕には危ない道に見えてても
本当はその道が一番安全なのかもしれない

君は歩くその道をどこまでも
その先に何があるか僕には分からない

その先に何があるの
楽しいの?
それだったら僕も一緒に連れてって

でも本当は君も分からないんだよね
この先に何があるのかを
だから歩いてみる怖くても

歩いてみなけりゃ始まらない


189:名前はいらない
08/12/04 00:10:11 O+86Q/gy
みんながびっくりするほど
傷つくのが上手。

みんながびっくりするほど
戦うのが苦手。

みんなはびっくりするだろうけど
私は生きる。

190:名前はいらない
08/12/04 01:15:53 un5fOH25
で?

生きるから?

生きるからの、なに?

びっくりするだろうという予想をたてること自体びっくりする周りをよそに

あなたは生きるんですね。

恥も外聞も関係なく、

生きるのですね

191:名前はいらない
08/12/04 01:41:40 i49uj1uk
「突き刺さった氷」
TVで政治家がふざけた事言ってる。
バラエティ番組も国会中継も変わらないさ。
イラク戦争とかサブプライムローンとか
ブルーレイとハードディスクとか
利益ばかりを求めるがっついた豚。
気に食わない言葉だけが耳に入ってくる。

頭に刺さった氷が 綺麗なものも汚いものも
みんな冷たいだけの塊に変えていく。
何にもない心だけが この世で唯一つ純粋なんだろう。

何もない真っ白な湖に飛び込んだ石は
徐々に深くなる暗がりへと沈んでいくだけさ。
人間は言葉によって汚されていくから
爬虫類にでもなっちまった方が気が楽だとつぶやいた。
けど時々歌が小鳥の囀りように響くのはなぜだろう。
ほんとは誰もが純粋さを忘れたくないのかもね。

頭に刺さった氷が 綺麗なものも汚いものも
みんな冷たいだけの塊に変えていく。
何にもない心だけが この世で唯一つ純粋なんだろう

192:名前はいらない
08/12/04 02:53:41 CVJgORzf
一度組んだ人生
バラしてアタリ見て
組み直すのも
また ありだよナ

193:名前はいらない
08/12/04 03:37:13 6hwuLUr8
「自殺はいけない」
自殺を止めるんだ、おい!
よせ!やめろー!ああっ!

194:名前はいらない
08/12/04 03:39:27 vmNXP+u2
私はまた誰かを愛することはあるのだろうか
何度となく燃えあがった私の魂だったが
今では焼け付き こげついてしまった
私自身さえ自分を愛せないほどに醜い燃えカスとなってしまった
いくら懺悔を繰り返そうが許しようのない男だったろう
私が誰かを愛さないのはひとつは懺悔である
そんな欺瞞が口先からこぼれそうになる
自己陶酔の末に何があるというのか
年老い 孤独の中 一人死にいく時に いったい私は何を思うだろう
かけ落ちた月が あたりは半分の真実で照らす
そのほうがいい 欺瞞という半分は闇に潜んでいるのだから

195:うんこびちびちぶりぶり子
08/12/04 04:08:44 iCHwS8Ku
「浄化」

わたしから穢れが落ちていく

まるで全てが剥離していくように

川が澱を流していくように

わたしは清らかになっていく

穢れが引き剥がされていくとき

わたしは涙をながす

穢れはわたしの一部だった

穢れとの別れの痛みに涙が出るのだ

浄化は常に痛みを伴う

わたしは苦しんで苦しんで

涙を流して 呻いて 体の芯から浄化されていく

苦しみ果てて 潤いの無くなったわたしの身体

乾いた大地のような身体に 突然 驟雨のような潤いが射す

ウォシュレット

わたしは立ち上がると 水に浮く茶色い穢れを 洪水のような水流を起こし

それらと決別した







紙で拭くのを忘れた


196:名前はいらない
08/12/04 07:18:17 asV+1Mm9
「性病」

それはまるで弟のような悪塊のようなもの

197:とうにゅー
08/12/04 08:20:24 TDbpg/0B
線引き遊び

はいっちゃ だめ 
はいっちゃ だめ

女の子が チョークで 
それは入念に コンクリートに がりがりと 白い線を描いた

「こっから こっちに 来ないでね。 
こっちに来れる人は 私が決めるのよ!」


そういって
しばらく 子供たちを眺めてから
とうとう 癇癪を起した


こんなに 大声で 私が 言ってるのに!
こんなに 何回も 私が 言ってるのに!


困っちゃうわ!
だって みんな 本当に だめなんだもの!


遊びたくない子なら まだ 別にいいけれど
一緒に遊ぶって言ったくせに
話を聞かない子や
私の言うことがわからない子や

それどころか 
私の言ってること 守らない子も いるんですもの!!


こんなにたくさんいるから みんなと 遊べると思ったのに!
これじゃ 遊べないわ!


結局 今日も また 決まった お友達だわ
新しいお友達は ちょっと 増えただけ


もう 私達だけで 遊ぶわよ!
だって ルールがわからないと 遊べないもの
そんな子 いたって もっと 困るだけに違いないわ!


もう いい加減に はやく 遊びましょ


198:名前はいらない
08/12/04 08:26:14 vNrt8Ay2
「エゴ」

みなさん、かくだけかいてだれも評価しないなんてどれだけエゴなんですか

じぶんがよければいいですか?自分はそんなに魅力ありますか?

ねーよ

誰がお前を見たがるか。誰がお前ら欲するか

国語力もねえのにいっちょまえ

読書量もねえのにいっちょまえ

創造性もねえのにいっちょまえ

あるのはエゴと虚栄心

あるのは稚拙と高慢だ

學べよ乙女、慎め男

己を認めば他者が認める

無いものにはなにも有すことは無い



199:名前はいらない
08/12/04 08:45:20 lp3OMwPD
未評価(>174から)

>104-105 >114 >134 >139 >140
>141 >146 >154 >156 >161

>164 >175 >181 >183 >185
>187 >188 >189 >190 >191

>192 >193 >194 >195 >196
>197 >198

200:名前はいらない
08/12/04 08:48:08 zWY4Fzep
>>193
押すなよ?絶対に押すなよ?

201:名前はいらない
08/12/04 09:06:21 lp3OMwPD
>>193 自殺を止めようとして、殺してしまいました。
古典的なブラックユーモアです。 D

202:名前はいらない
08/12/04 10:14:24 6hwuLUr8
俺が押してるのは文全体のテンションだ
ボケとしては別に古典的じゃない!

203:名前はいらない
08/12/04 11:22:40 SUuWuQ1k
「短い懐古」

世界と断絶したのは、死のうとする自分から守るため
フラフラして車道に、高い建物から飛び降りようとするから

両親の不倫も家の差し押さえも借金も
ぜんぶなかったらよかったのに

苦しくてのたうち廻って酷く疲弊して臨界点もとうに超えて

・・・同じ年の少女たちは楽しそうで羨ましかったな

あなたはあの独特な暗い眼を知ってるでしょう
私の眼も観察してたね
  
父もあの眼をしてたよ

救わなくちゃいけなかった
でも私は自分を助ける方を優先した
半分私が殺したようなものだ
見捨てたんだよ、私が


資格とったからもうちょっとがんばるよ
心配しないで






204:名前はいらない
08/12/04 12:00:55 6Sz/gls5
>>1
基本的な質問でちょっとスレ違いですみませんが出版社って主に
どんな会社がいいんですか?自慢じゃないが学生のころ作文コンクールで
県トップになり今は詩人として某掲示板に自分の詩を発している身です。
プロの詩人として食っていきたいのでマジに質問です。すみません。
質問する場所なかったんでここにきてしまいました。
中原中也賞とかを目指すのがいいのでしょうか?


205:名前はいらない
08/12/04 12:53:05 MtlYJZcd
こんな質問してるようじゃ
どんな仕事でも世渡り自体難しいだろうね

206:名前はいらない
08/12/04 14:25:14 YqH6Gjn8
「渦」

両の腕は強引にひかれ
貶められる覚悟はできた
再び時は訪れ
はねのけて
走りだす覚悟を選んだ

真っ赤な舌を切り落とし
声を奪え
真っ赤な花びら払い落とし
露を奪え

繰り返される墜落
巻き戻す失態

おとぎ話でも救われない
甘ったれるなと言い聞かせる

これは喜劇

卑猥な音を立て
悲惨な頁はめくられる


207:名前はいらない
08/12/04 19:02:30 lG/H1jpN
「金」

金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、愛



208:名前はいらない
08/12/04 20:34:32 5lY9ajyK
昨日のことのように
思い出される君のこと

空は夕焼け
やけに寂しくなるんだよ

鳥は鳴き叫び
犬は荒れ狂うように吠える

静かな夜を望んでる
でも寂しいんだ

君と笑い合った過去
思い出しながら
明日を描く
変わることのない
平凡な日常




209:しー
08/12/04 21:29:51 CTfZNGqn
「石積み、奥には星」

崩壊が崩壊し 概念が笑いながら転げまわる

頭の中がぐるんぐるん

目隠しされた老人が走り抜ける ゴロッ

人形が人形を刺し 人形師が人形を刺し殺す

頭の中がゴソッゴソッ

誰もいない部屋のベートーベンが 落ちた

210:名前はいらない
08/12/04 22:00:13 zWY4Fzep
>>207
最後は女にしてほしかった

211:名前はいらない
08/12/05 00:10:46 a4L4fWpx
『星のプライド』


歩いても歩いても
遠くに見える星と空


少しでも触れたくて
必死になって歩いた


笑いたい奴は笑わせておけ減るものなんて何もない


満天の空が俺を照らす
いつもと変わらない距離の星が笑う


悔しくて涙が溢れる
誰もいない夜は慣れっこで星を睨む


歩いても歩いても
遠くにある星と空


知ってるさ本当は
最初から知ってたさ


手を伸ばせ届くのに
声を掛ければいいのに


満天の空が俺を照らす
いつもと変わらない距離の星が笑う

悔しくて涙が溢れる
誰もいない夜は慣れっこで星を睨む


少し止まってみようか
後ろを向いて手を伸ばせ
星のプライド


212:名前はいらない
08/12/05 00:52:21 fwngv+Qx
「午後の微熱」

肌寒さとランドルト環の午後
右に開いた一分は止まらないカーテンをとらえる
私は黒スプーンで左目に蓋をした
ぼやけて輪っかに見える
退屈そうな保険医が
進行を務めていた
彼女の白衣はカーテンと同じように
木枯らしをはらむ
ああ
冬だなと
瞼にくっついて離れないスプーンが言うのが聞こえた
開かれている窓の向こうに
飛んでいった温度は何色だったか
退屈そうな保険医が
くしゃみをした
それにびくつき
やっと瞼から離れたスプーン
一段と黒を纏っていて
ああ
冬だなと
私と退屈そうな保険医は呟く
部屋中の白が際立つ寒さに体をふるわせた
両目になったところで
ランドルト環の切れ目は見えない
ポケットで凍り付いていた
銀の眼鏡をかける
退屈そうな保険医は机の上にコーヒーを用意する
カップからさっきとは違う黒に出会う
彼は熱く
保健室に色が戻るのを
退屈そうな保険医に頭をなでられながら感じる
ああ
冬だなと
私は言葉を吐き出す
冬は
退屈そうな保険医が微笑みながら声を出す
春が近いから寒いのね
窓からの、冬からの風が
退屈そうな保険医の髪の匂いを運んできた
ああ
コーヒーがおいしい

213:48
08/12/05 01:38:03 fwngv+Qx
>>186
評価ありがとう
はなやげではかなげな世界構築を軸に書きました

214:名前はいらない
08/12/05 01:51:43 m5gmLNFg
「矯正生活」

視力1.0だった僕も今ではコンタクトさ
歪んでしまった世界を生きるための必需品

日に日に悪化の一途をたどり 再びピントがズレた
左右反対にしても裏返しにしても戻れない
試行錯誤の末に生まれたのはコンタクトの傷
小さな悲鳴と5mlの涙が僕から漏れ出した

諦めて裸眼
飛び込むのは屈折のない世界
ありのままの世界
ああ久しぶりだね
だけど、ぼやけて何も見えないや
涙が溢れ出したのにも気づかず
ただ強すぎる光に目を瞑った

明日はコンタクトを買いに行こう
歪んでしまった僕が生きるための必需品

215:名前はいらない
08/12/05 05:41:25 bixtiSsN
「夜の部屋」

白い壁 深く 沈む
暗い部屋
見えない希望
つかの間の安らぎ
私の回りに響く人の音
煩わしくて遠くへ逃げた
不安 孤独 隠す
静かな部屋

216:名前はいらない
08/12/05 08:33:00 ThgpSHIO
「空白」

とける 
置かれた空き缶
いたずら心が蹴る 
存在証明が鳴る 
まるい目
顔があつくなる 
とける
生いたちいえがらなみだ
とける 
ねんれいせいへきてぐせ
とける
あいつあいつじぶん
高層ビル創造力核兵器
昨日今みらい 
教養人種うちゅう 
とける

217:名前はいらない
08/12/05 08:36:16 5f1TA7S1
>>215
反抗的逃走だね

218:名前はいらない
08/12/05 09:16:11 m5gmLNFg
「移動型空気洗浄機」

今日も僕は丸の内線のホームで煤けた空気を吸っている
生きる意味を突き詰めていけば
酸素を吸って二酸化炭素を吐くことだ
地球温暖化で僕らは生きる意味を失った
次は植物に生まれたいな

今日も僕は丸の内線のホームで煤けた空気を吸っている
人の意味を突き詰めていけば
炭素という原子の塊だ
燃え尽きて黒い灰が舞った後は
みんな変わらない白い骨
かつて骨折した人差し指が愛おしい

今日も僕は丸の内線のホームで煤けた空気を吸っている
空気中に舞った黒い粒子が鼻をムズムズさせる
くしゃみと共に転がり落ちた黒い鼻糞は
僕の吐く息が綺麗だという証

219:名前はいらない
08/12/05 09:27:03 m5gmLNFg
すみません、連投してしまいました
>>218は評価後回しにして下さい

220:名前はいらない
08/12/05 11:13:45 NiAlGlTz

スプーンに一杯の
スープをすくって
君はそれを口に運ぶ
純粋に「おいしい」と
君は言うけれど
どんな味がするのかを
僕は聞いてみたいんだ

「幸せの定義は
人それぞれだけど
それを感じた時の
幸福感はみんな一緒で
自然と笑顔になれるんだ」
君が今見せた笑顔は
永遠ではないけれど
せめてこのスープを
飲み干すまでは
幸せを分けてほしい
僕にとっては薄いスープ
君はおいしいと言う
一緒に幸せを
感じる事はできないけど
君の笑顔が
僕にとっての幸せ
幸せの定義は
君と僕では違うけど
ほら
二人とも笑ってる

221:かさ
08/12/05 14:56:45 XoHP9IRP
「Hatefull」


水面に佇んだ鴉
灰色に汚れた水の中で
鳴き声を上げている
錆ついた空気世界に広がる
揺らいでいる空
雲が灰色にくすんでいる

何も持たない人々
瞳から色は抜けてしまった
人形のような目をして今を壊している

痩せた野良猫は怒りをぶつけられず
正気を失って
鴉の羽を咥えている

血を流す灰色の猫
痛みに泣いて
傷を舐め続ける
赤い血は止まって微かに止まりかけている

残った意識
変わり始めた傷痕の色
塊になった人の意思
消えかけている夢
闇が明けようする頃
灰色の猫は眠りにつく

今日も朝陽が昇る
光りが影を作り
見える物はただ、飾りになり夜を待つ

222:名前はいらない
08/12/05 15:47:30 zVNSIu8B
>>210

「愛」ってカッコつけ過ぎましたねw

223:名前はいらない
08/12/05 16:03:04 bixtiSsN
>>217たしかに的を射てる のだが、出来ればアルファベットで評価を付けてほしかった。

224:名前はいらない
08/12/05 16:31:39 5f1TA7S1
>>223
心情は素敵
部屋で独りぼっちの貴方が何をしたのか書いてほしかった
象徴的に

225:  ◆UnderDv67M
08/12/05 18:24:53 HoQfWnAT
>>204
まず作文とポエムは別物だべさ
後、小中学校で県1位取っても余り意味がないな
必ずと言っていい程添削等の指導が入る筈だからね。
クラブ活動なんかで数人で作文応募して1位ってのも別にね~
年一回のコンクールなら自慢は出来るけどね

作文の腕を試したいならコッチで
URLリンク(love6.2ch.net)

プロ詩人目指すならまず賞でも取ってアピールしたらええよ
URLリンク(www.koubo.co.jp)

>>219
礼儀正しいね、俺の場合連投は2作までは認めていますから

未評価(>199)

>104-105 >114 >134 >139 >140
>141 >146 >154 >156 >161

>164 >175 >181 >183 >185
>187 >188 >189 >190 >191

>192 >194 >195 >196 >197
>198 >203 >206 >207 >208

>209 >211 >212 >214 >215
>216 >218 >220 >221

連絡事項
・次スレからマルチ投稿厳禁です

↑未評価まとめる時にコレも載せといて

226:  ◆UnderDv67M
08/12/05 23:35:38 HoQfWnAT
やっぱ連絡事項いらないや 好きにやっといて

227:名前はいらない
08/12/06 00:05:40 fXsuz2iH
終わりのない道程よ
道程は貴方へつながるのだろうか
冷たい道程を僕は独り裸足で歩く

228:名前はいらない
08/12/06 00:23:22 fuIwBkfm
いつだってそうさ
君との思い出のように
君といる時間のように
増えていく

小さな塊をたくさん集めて
あたためるんだ
ゆっくりじっくり


いつだってそうさ
君はあたためる
僕もあたためる


そしてワカメは増えていく

229:名前はいらない
08/12/06 00:42:32 10elRP6d
「やめた!」

ああ 騙された なんだこれは
この取ってつけたようなクソカブリは
不必要だ、こんなもの
これではまるで落書きじゃないか
いい いらない やめたまえ
延命治療の必要なし
天気がいいので外に出る
人間やめた!ムシになる

230:デラシネ ◆HDMUcC9vFA
08/12/06 01:21:57 EgqGq+di
  「連鎖」

愛せない 
愛されない
愛せない 
愛されない

叫びだしそうになって
息を呑んだ 

叶わぬ渇望に身を任せ
乳を弄る赤子のように
貴方の全てを貪りたい

逃げて行った男
嘲笑った男
誤魔化した男
崩れ去った男

愛しさはいつも 
思い出の中に









231:名前はいらない
08/12/06 03:02:10 dY3ACMHv

ゆるゆると金の粉を撒き散らし
闇夜に溺れる月の横顔

くるくると眠りながら踊るのは
泣いてばかりの消えそな星の子

見えなくなった瞳をあげよか
ここにおいでと言いたげに
ほぉらほぉらと手を揺らし
時々だれかの足音を聞く

みちみちと小さくなった皮を脱ぎ
赤い谷泳ぐ蛇の兄弟

からからと音をたてて駆けるのは
死んだはずのせむしの子馬

冷たくなった瞳にふれよか
みんないたよと言いたげに
るぅらるぅらと歌うたい
静かにあなたが消えてゆく

ずちずちと影が広がる黒い森
はだしで歩くわ弔いに


232: ◆AdbB8Uwbzo
08/12/06 03:42:31 nZVUnYxn
てす

233: ◆4aH7NRsbOc
08/12/06 03:44:02 nZVUnYxn


234:名前はいらない
08/12/06 05:26:26 23G/tRzf
「怨念の水」

清らかな水は穢れ 巨大な棺桶の中を満たしている

棺桶の天井からわずかに漏れる日光が海の底のように冷たい水の中を射している

陽のスリットがユラユラと揺れる朽ちた体を照らす

細胞は散らばり 流れ 人々の体と同化した

男のおぞましい憎しみは形を変えて人々の心と同化した

グラスの水面に男が苦しむ顔が映っている

ラーメンのスープに男の憤怒の顔が映っている

ハンバーグから昇りたつ水蒸気が 腐った男の姿を形作っている

人々は気付かず平和な風景の中 それを体内に取り入れた

235:名前はいらない
08/12/06 07:31:55 mOWQgSQ0
>>175
面白いけどさ
超展開面白いんだけどさ…
底知れない発想力を感じるから+つけとく
またなんか書いてくれ
評価:D+

>>181
ち○こも大概グロテスクできったねーし臭いと思うけど
それについて詠んだ詩があんまないのはなんでだろ
評価:D

>>187
言い切ったな
じゃあ結局この詩はオナニーだ
人のそれをありがたがる性癖は自分にはない
評価:Dー

>>189
性格の悲喜劇
不正を働いている人はいないってことかな
評価:D+



236:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/06 10:04:42 kMy25C6Y
>>227「終わりのない~で始まるタイトル不備」/
自分が歩く道程に想い人は繋がるのだろうかという作品。
悪くないが個性がないという意味で良くもない。D

>>228タイトル不備
ギャグ詩か~。
うーん楽しむには足りない。それっぽくなるような想いとカケたり捻ってみてはどうだろう。
3連は2連があるからあんまり誇張しなくていいかもよ。D

>>230「連鎖」/デラシネさん
アンニュイな愛。女側からの視点ですが、もっとそれを活かしてもよかったかもね。
ただ「こうだった」だけじゃなく、「こうだからこうだった」みたいな根本的な原因に触れてみるとか。
第5連、「愛しさはいつも思い出の中に」はそれまでの内容をさらりとかわして、実感の伴わない表現だと思う。
これを深く思わせる積み上げされたものがあったなら効いたと思います。
タイトルがあまり反映された作品に読めませんでした。D

237:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/06 10:08:04 kMy25C6Y
>>232-233
トリップテストは本文未記入ですれば書き込み確認(投稿前)でできるよやってみ。

238:ど素人評価人
08/12/06 10:16:24 7k35FclT
>>231

言葉ひとつひとつは面白いが、すべてがまとまってない。
詩は発想だけの世界で、何を伝えたいのかわからない。
アイデア豊かな作者だけに、とてももったいなく思う。

評価:D+

>>221

「赤い血は止まって微かに止まりかけている 」や
「闇が明けようする頃 」など、日本語の間違いが多い。

しかし、作者の憂鬱な心情は拙い詩を見ても十分に伝わってくる。
灰色の世界を表現したいのなら、もう少し表現を絞った方がいいと思った。

評価:D-

>>228

短くてわかりやすい、何よりワカメがいい。
なのに少し物足りない。
あなたが書いた他の詩も見てみたい。

評価:D-






239:名前はいらない
08/12/06 10:42:40 ByjPprAa
「無題」

好き
嫌い

入り乱れるこの感情

死にたい
生きたい

入り乱れるこの情操

私は生きてる
何も考えずに
私は生きてる
すべてを好いて

馬鹿みたいだ
すべて嫌って死ねたらいいのに















詩になってねぇorz

240:名前はいらない
08/12/06 10:51:46 cLcnjzTm
>>239
アンビバレンスを学ぼう!

241:ど素人評価人
08/12/06 10:58:28 7k35FclT
>>214

作者の主張がわかりやすくてよい。
歪んでしまえば、視力も人生も正すしかない。
表現に飾り気はないところがなおさらいい。

評価:C


>>230

個人的な感想は、不快になった。

作者の悲しみとそれに伴う自己顕示欲は、詩を見ると伝わってくるのでそこは良い。

評価:E+


>>234

感受性豊かな作者は、逞しい想像力で詩を表現する。
他人が平和に暮らす世界と、自殺者の心の闇。
電車の人身事故や公共の場所でおこる迷惑行為とみなされる自殺。
たかが一人の、自殺者。だけど、人の命が失われたという事実。

立ち止まって、考えさせられる詩です。

評価:C-




242:ど素人評価人
08/12/06 11:12:18 7k35FclT
>>239

死ぬ気がないのに死にたいと口にする(思う)
かまってちゃんだの、甘ったれだの自分でとっくにわかってるのに何もできない。
勝手に解釈をしてしまったが、詩を見て作者のどうしようもない自己嫌悪は伝わる。

詩としての表現は物足りない。鬱蒼とした気持ちのはけ口に、もっと詩を書いてみては。


243:ど素人評価人
08/12/06 11:13:54 7k35FclT
>>242

すいません。>>239の評価忘れました。

評価:D-です

244:ど素人評価人
08/12/06 11:23:36 7k35FclT
>>198

このスレに対しての不満を詩で表現したのは、作者が詩人だからだろうか。
怒りより悲しみが伝わる。

評価:D-







245:ど素人評価人
08/12/06 11:39:03 7k35FclT
>>216

日本語を乱すことで、詩の拙さを意図的にぼかそうとしているように思う。
「空白」という題名自体が蛇足のように思える。

評価:E





246:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/06 11:45:35 kMy25C6Y
>>238
乙ですノシ

>>234「怨念の水」/
一連目からホラーな雰囲気が確立されてる。しかし、終盤で押しが足りずにややあっさり〆られてしまったかんじ。
殺された(殺した)、または自殺した人間の幻影でしょうか。
一つの死も見守られて死ぬのと誰にも知られずに弔われずに死ぬのでは人間として降り積もる寂しさが違うと思う。
余談ですが、安置所に眠る無縁仏は、待っても身内だと名乗り出る家族もいない人は名前も、最後も知られずに焼かれます。
その人にも人生があって、今までどのように生きてきたのかを僕は遺体に問いたいと思う。
そんな人が1ヶ月に何十人もいます。それを知らないで過ごしてる人にも亡くなった人は怒りを覚えるんでしょうか。
この作品からは無関心の恐さを感じました。もう少し設定をしっかり作るといいと思います。C-

247:ど素人評価人
08/12/06 11:57:39 7k35FclT
>>212

ふとした瞬間に冬を感じ、それを繊細に表現している。
保健室の中で視力検査をする作者の姿や、
「開かれている窓の向こうに飛んでしまう温度」の情景さえ生々しく浮かんでしまう。

癒される詩です。あと少しいらない飾りを落とせばもっと良くなると思いました。

評価:C-






248:ど素人評価人
08/12/06 12:04:43 7k35FclT
>>209

気味悪く、インパクトのある言葉がならんでいるが、なぜか少しも絵が浮かばない。
なぜなら、詩の世界観が未完成だから。
崩壊が崩壊するという表現はわかりやすくていいと思いました。

評価:D-

249:名前はいらない
08/12/06 12:13:27 QXSjKBHu
「塔と歩道橋」

歩道橋の上で
人の群れと車の流れを
ぼんやり見下ろし
途方に暮れる一人の男

歩道橋の側にある巨大な塔は
あたかも宗教のような形でそこに立っていたのだ

その塔の滑稽な姿に
歩道橋の上で途方に暮れる男は苛立ちを感じているようだった

しばらくしてその男は歩道橋から消えていた

それではそろそろ行ってきます

250:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/06 12:43:32 kMy25C6Y
>>249「塔と歩道橋」/

なんだろ、詩って感じがしない。
日常を書いた作品だけど、事象だけ綴って日記みたいに思える。
歩道橋も人も想像できるけど、塔に関しては滑稽さもこちらにはわからないし、作品全体にビジュアル的な作者の印象が伝わってきません。
最後の一行もそれまでとうまく混ざらずにういている。D

251:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/06 12:48:08 kMy25C6Y
あーごめん、>>250補足
事象だけでなく、心象風景が伝わる描写を入れると少し違った印象が入ると思う。

252:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/06 13:05:31 kMy25C6Y
>>229「やめた!」/
一発ネタの短詩。勢いで押し進めて、読みやすい。
最後の「人間やめた!ムシになる」が潔くて面白かった。
評価に困るなぁ。D+

ごはんごはーん。

253:名前はいらない
08/12/06 13:52:49 L9bcwLlq
>>246 やさしいあくまさんへ

>>234の「怨念の水」は時事ネタの詩ですよ。ニュー速+で話題です。
イオン系列のショッピングセンターの貯水槽に男の腐乱死体。一ヶ月も気付かずに放置されっぱなし!
自分は「怨念の水」、怖くて気持ち悪くて鳥肌立ちました。読まなきゃよかった…。

254:216
08/12/06 14:12:50 VgcVlhoY
>>245 ありがとうございます 実験でもありました
実は「街」というタイトルでした

255:名前が欲しい
08/12/06 14:42:26 H7F5Y/1u
やさしい悪魔

悪い天使のようなものか?

もうぼくは生まれたい
あの世のこの夜に・・・


256:ど素人評価人
08/12/06 15:00:16 7k35FclT
>>203

誰かにあてたメッセージなのかな。
作者の辛い半生が早送りで甦ります。
見ていて辛くなる。
しかし、これは詩ではない。

評価:D-


257:ど素人評価人
08/12/06 15:07:26 7k35FclT
>>220

幸せの定義という説明はいらなかったのではと思う。
作者が親切に詩の解説をしてしまったがために、凡庸な詩になってしまった。
わかりやすく良いテーマな為おしい詩だと思う

評価:D+

258:ど素人評価人
08/12/06 15:16:11 7k35FclT
>>211

あきらめきれない気持ちが伝わる。
星は作者の夢なのか、それとも恋する相手なのか

最後の、「後ろをむいて手をのばせ」が今ひとつよくわからない。

評価:D+


259:ど素人評価人
08/12/06 15:31:00 7k35FclT
>>197

こどもの頃の仲間はずれを彷彿させる詩。
作者とこどもたちの世界が曖昧に置かれた為、気持ち悪くなる。

評価:E



260:ど素人評価人
08/12/06 15:42:38 7k35FclT
>>119

「じんせいおわたとかれすして」に哀愁を感じる。
すべてひらがなでも違和感を感じない詩だと思った。
失礼だが、この詩を読むと死にかけの蝉のような疲れきった喪男の姿が浮かぶ。
飾り気がなく、個人的には好きな詩。
あと少しがんばって欲しいと思う。

評価:D+







261:名前はいらない
08/12/06 15:48:44 qgjQsMmM
「この声は届かない」

徹夜気味の連日
気怠さを付箋で教科書に貼り付けた
二回目の世界大戦には
授業中に書いた未完の詩がある

   大声が嫌いだ
   私たちの声は
   うそぶくだけ
   濃霧の銀幕を
   たった一つの
   叫び声武器に
   破り捨てよう

私の声を文字にしたそれは
テンションの高い深夜には十分すぎた
カーテンを開けると
無数の私たちが灯りの中にいる
窓を開けて木枯らしを貰う
眠気はすっかり抜き取られた
深夜を腹に溜めて
燦然の私たちを吹き飛ばすべく
声帯を震わせよう

   それでも声は
   たった一つの
   外部の視線に
   邪魔をされる

夜食を買った帰りの隣人と目があった
遅くまで大変そうですね
隣人は喋る
深夜にそれはよく響き
私は会釈して
冒険心は満たされずに終わる

   あーあーあー

それでも落胆の声は
徹夜の自室でよく響いた

262:212
08/12/06 15:51:06 qgjQsMmM
>>247
ありがとうございます
長く書くことが最近の目論見です
かつスマートに、が大事なんですね

263:ど素人評価人
08/12/06 15:51:53 7k35FclT
>>118

死生観などひとそれぞれ、ということを伝えたいのだろうか。
どんな考えでも最終的には「哀しい」の一言で他人にかたずけられる。
結論などない為、虚しくなってしまうが、考えさせられる詩。

評価:D+


264:ど素人評価人
08/12/06 16:03:37 7k35FclT
>>215

静寂の中にわずかな安らぎを見つける。
短い詩ながらも作者の孤独や不安が凝縮されている。
「白い壁 深く沈む」が印象的。

評価:D+

265: ◆pkHvZT49GM
08/12/06 16:16:18 neqWZIyR
「 I LOVE YOU 」



" I "
その言葉は響きから 愛を思い浮かべさせる

" LOVE "
そう言いたいとき 愛してることを実感させられる

" YOU "
その姿は ぼくを愛でいっぱいにする


ずっしり重くて言えない気持ち
" I LOVE YOU "

266:ど素人評価人
08/12/06 16:22:14 7k35FclT
>>141

追い詰められた者の心情は伝わるのだが、いまひとつテーマがはっきりしない。
SEXに溺れているのだろうか、他の何かに依存しているのだろうか?
うまくまとまってない詩だと思った。

評価:D-

267:ど素人評価人
08/12/06 16:30:18 7k35FclT
>>265

何か書き込まずにはいられない性分なんですね。
影ながら応援してます。

評価:E-


268:  ◆UnderDv67M
08/12/06 17:04:55 DTH0AfnT
>>227 童貞だけにw

>>230 いくらなんでも懐かし過ぎんだろ、、俺以外の奴にはわかんねーだろな
前スレでは◆notePDkbPQがいたな、また気が向いたときに遊びに着てね<`∀´>

>>236
お前ら! 貴重な古参になんて事をッッ!!(まぁ妥当

>>253
良い出汁が取れましたー


幾らなんでも残りすぎなんで
例のマルチ作品を一覧から外した。
新ルール適用第一号です

未評価(>225)

>114 >134 >139 >140 >146
>154 >156 >161 >164 >183

>185 >188 >190 >191 >192
>194 >195 >196 >206 >207

>208 >218 >255 >261

269:名前はいらない
08/12/06 17:21:49 7k35FclT
>>191

厭世的な作者の心情が伝わる。
「けど時々歌が小鳥の囀りように響くのはなぜだろう」という作者は
荒んだ現代の社会の中にもまだ一縷の望みがあるように言う。
厭世的な作者の心情が伝わるが、ある意味前向きな詩のようにも思える。

評価:C-

270:名前はいらない
08/12/06 17:59:51 JjVGYYAz
「空き缶」

誰か空っぽのあたしを蹴り上げて

空にいちばん近いところへ 
あたしをつれてって


誰か空っぽのあたしを拾い上げて

生きていることが

怖くなる前に

271:デラシネ ◆HDMUcC9vFA
08/12/06 20:32:35 EgqGq+di
>>236 >>241
評価ありがとう。

>>268
レスありがとう。超お久しぶりぃ!
また遊びにきますね。

272:名前はいらない
08/12/06 21:31:58 SXmlDktw
>>255
なにかを伝えたいのか、それすらも危うい。
E+。

>>261
窓外の様子があると雰囲気がでるんじゃないかと思った。
>テンションの高い深夜には十分すぎた
この一文で突然かるくなったなあ。

近隣の迷惑にならない程度の声量にしましょう。
D。

>>270
ざっくりしていてなにがなんだか。
前半が空き缶の心情を模していて、後半が自分の気持ち?
そもそも空き缶は蹴られたいのだろうか?
空にいちばん近いところまで届く強さで?
D-。

273:名前はいらない
08/12/06 22:40:22 dY3ACMHv
器を離れた小さな魂が空を駆け抜け
あの星の裏側に隠れる頃
乾いた井戸と瓦礫にまみれた
僕の知らないどこかの村の片隅で
1人の若い母親が
汚れたエプロンに顔を埋め
声も出さずに泣いていた

年老いた老人に安らぎはなく
生まれた赤ん坊に未来はなく
母親だったその人は明日には
ただの女になる

希望は過去の中にしかない暮らしを
白い金持ちたちは想像すらできず
今日もピカピカの靴で偉そうに歩き回る

ただただかわいかった
黒い瞳はもう何も映さない
貧しさが悲しみが憎しみが無知が浅はかさが
いったい何がこの魂を遠くへやった?

贅沢も傲慢さもずるさも裏切りも
どれも手にしたことはないのに
いったいどうしてこんなことが起きる?

僕は何も知らずに地球の裏側で
今日ものうのうと生きていた
だけどもしも今日この村にいたとしても
きっと母親の肩すらだけない
きっと子供の亡骸すら触れない
無能以外呼び名のないバカな男とばれるだろう

星の裏に隠れた小さな魂は
母親のことも僕のことも気にも留めず
静かな寝息をたてるのだろうか


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