君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.77] at POEM
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.77] - 暇つぶし2ch435:名前はいらない
08/12/15 20:44:36 4G6n7CQ4
『瓦礫』

レミーは死んだ
何処で死んだ

遅い午後の食卓で死んだ
広すぎたテーブルクロスに包まれて死んだ

レミーは死んだ
何故に死んだ

闇を奪って死んだ
聞こえない音を探して死んだ

レミーは死んだ
お前たちは何処へ行っていた

レミーは死んだ
お前たちは何を知っていた

レミーは死んだ
レミーは戻らない

不思議な顔をした人形を持つ手はもう動かない
河の畔で独り佇む姿も 教室の隅でカーテンに包まる笑顔も

レミーは死んだ
私たちは何を見ていた

レミーは死んだ
私たちは何を聴いていた

レミーは何処へ
喋れない舌のレミーは 恥ずかしがり屋の赤毛の青年は何処へ

レミーは消えた
我々から星の飛沫を奪って

レミーは去った
我々に太陽の下の瓦礫だけ残して

レミーは死んだ
何処で死んだ

無人の駅舎で母を、父を、友人を待ちながら

レミーは死んだ
何故に死んだ

誰も彼を本当に必要としなかったから

436:mini149
08/12/15 22:11:06 KsP2tuTd
>>406 327の評価ありがとうございます。

経済についての詩です。。
比喩をし過ぎてしまったかもしれません。

精進いたします。

437:名前はいらない
08/12/15 22:37:14 HPDRrSM/
「お前の言っていることなんて誰も聞いていない」

不確かな肉のひと
レジャーを楽しんでいた
酸素が急激に消費されていく
すこやかなバルタン星人
能面づらの女
馬に乗れない騎馬民族と
同等のワカメ
雨が降っていた

糞が降っていた
陰気な森の奥で
愛し合う禁治産者
カラスで空が埋め尽くされて
日光浴ができない日々を
ビタミンの欠乏で
歯がガタガタな日々を
交番の前に放り出して
僕はテレビに釘付け

438:意義もいらない
08/12/15 23:03:44 uITVX1YW
>>437
タイトルの「お前」とは作者のことでしょうか。
意味を探すのが億劫になりました。
E。

>>435
紅茶を勢い込んで飲んだときのような渋みがあります。
呵責を強く感じるには感じますが、
写実的でないだけに、語り部の責任を考えたくなるものです。
D+。

>>433
クラリネットならよかったのに。
D-。

>>432
見る詩にしては、どこに目をつけていいのやらわかりません。
右往左往、ふらふらさ迷わされるような文です。
D。

>>431
わざとテンポを外すような文章。
くどくて口に苦い薬の、辟易するような感情が思い起こされます。
D-。

>>424
他人を疎みながら描く空想は、
それ自体が他者への疎ましさの表れかもしれませんね。
D+。

439:名前はいらない
08/12/15 23:18:22 G2KJ/iuX
光合成

もやもやもやもや
気持ち悪い
救いの音は聞こえない
 
渇いた脳みそに
水をさして下さい
誰でもいいから
 
こんな世界から
消えてしまいたい
少なくとも今日だけは
 
劣った神経に
肥料を下さい
誰でもいいから
 
あの人達は大嫌い
自分自身も大嫌い
昔は好きだったのに
 
腐った身体から
芽が出たよ
次は大きな花よ咲け
綺麗じゃなくてもいい
生きる力を見せてくれ
 
太陽は眩しいな
ばいばい

440:名前はいらない
08/12/16 00:20:38 gRP062/+
小さな手と大きな手


僕の手と 君の手の大きさは
絶対的な違いが在って
僕は君 君は僕で
少し時間の差があるだけでどちらも自分で

だけど、君がそんなに手も脚も身丈も
小さかったなんて 僕は知らなかった
その手は その体は
いつか君の大好きな人に包容されるだろう
君はまだその話を知らない

だけど、君がそんなに手も脚も身丈も
小さかったなんて 僕は知らなかった
その手は その体は
いつか何処か知らない奴に侵されるだろう
抵抗も 出来ずに 無惨に 子犬のように

441:名前はいらない
08/12/16 00:23:34 Km1BAXBW
「動物園」

檻ごしの瞳の圧倒的な力を知らない娘は
不遇な出会いを恨めず
ただ無邪気にはしゃぐしかない
不憫な娘に、私は
一体何を伝えられるか

空間が違えただけで
私たちは安全に包まれる
遠く離れた灼熱の大地を思う
果てしない平原を思う
そこに住むモノたちの幸福を思う
ここに繋がれるモノたちの不幸を思う

娘が檻に近づいていく
動物がそれを見て、こちらに近寄ってきた
この奇跡に等しい邂逅を
誰も語れない

動物たちに檻を壊させてはならない
檻を壊すのは娘
檻を壊すのは娘

442:名前はいらない
08/12/16 00:44:15 bsrWqNCG




すきといったら
きっと
きえてしまう
悲しみの魔法
冬の底で
あたしの幻想まで
夕闇に包まれていく

ねえ風は死んでしまったの?
ねえ花は折れてしまったの?

あなたがすきなのに
負傷した悲しみが
まるで灰になった手紙のようね


443:ヤタロク
08/12/16 00:54:19 GC5wIPmd
「お洒落島のカナリアリズム」

小さいお洒落な島に
やって来たリズム隊
町のみんなは喜んで
思い思い踊ったよ

もちろんたくさんの子供たちも
大人に続いて踊ったさ
町中に響くメロディ
カナリアリズム ちらちら きらきら


小さいお洒落な島は
リズム隊で盛り上がる
町のみんなは一晩中
踊り踊り踊ったよ

だからたくさんの子供たちが
消えたことにも気づかない
町中に響くメロディ
カナリアリズム ちらちら きらきら
カナリアリズム ちらちら きらきら


町外れの洞窟に
小さなシンディの赤い靴
転がっていたのだけれど
大人はやはり踊ってる

それでもたくさんの子供たちは
今でもどこかで踊ってる
町中に響くメロディ
カナリアリズム ちらちら きらきら
あなたの町にも ちらちら きらきら


444:名前はいらない
08/12/16 00:55:46 OmO2sh7x
例えばそれは誰かが吐き出した不要物で
変わり者が作り上げたプログラムだったのかも知れない

それは意志を持ち自身で行い
形は無く完成もない
すべてが虚栄で存在を示し
正解はなく説得があるだけ
音もなく浸透し人を支配する

誰が作りあげた理想 夢 そうあらなければならない
頭に枷 枷 枷

445:名前はいらない
08/12/16 04:01:30 s3Aw43zX
もう、結構


非業の死を遂げたみなさまが住まう場所には
金輪際近づきません

毒草を山菜と間違えて食べてから
人間だったことは忘れました

昨日まで読んでいた新聞の内容が理解できない
コーヒーの淹れかたが分からない

玄関に返り血を浴びた甲冑の山
廊下に生えた紫色の花、花、花

あなたたちの望みどおりに致します

黒猫と鳩とアーティストの混合物が僕を罵倒する

嘘はついてないよ

446:名前はいらない
08/12/16 04:50:31 hVj7Zd6d
「京都のアパートで、宇宙を感じた」


こぼれ落ちる 白熱球の光
流れ込んでは 消える温かさ

音と光と熱と汗と臭いと地獄と天国のその瞬間に
京都のアパートは、宇宙だった

447:名前はいらない
08/12/16 13:42:51 ENfrKf9t
時々さ 岩を感じることがあるよね
僕はそれが自然だと知っているから
待ち合わせ場所に行くために左を選んだのだ
たがえた 通り道で立ち止まることがあるよね
それは大体が鋭角の西日なものだから
日傘を持たない僕は 左腕を零さないようにおさえたのだ

二人が同じ手をあげては すれ違うほかになかったよね

感じた岩がとても とてつもなく大きいと気付いたよね
僕はそれを自然に知れなかったから
待ち合わせ場所に行くために左を選んだのだ
そういうときに限って
僕は不安を不安のままで BPMを変えなかった

二人が向き合っているままでは その目の前は障害でしかないんだよ

東に延びた影の中に誰もいなければ
岩を登ればよかったのだろう
西に沈む光の中に誰もいなければ
岩なんて削ってしまっても良かっただろう
僕は結局今になってなお
大事な物事に対する動き方を知らなかったよね

二人がすれ違ったら あとは容赦なく離れるだけだったんだね

448:円星 ◆NzRitgToB2
08/12/16 15:30:07 vgBogYHd
>>374
評価ありがとうございます。
うれしいです。
かなり恥ずかしかったんですが、良いお言葉がもらえたので安心しました。
☆は失敗でしたか…アリャリャ…
カッコ内は不要でしたか。

音楽的にとらえていただき、うれしく思います。
C評価ありがとうございました。
僕の韻文を認めてもらえたことが、すごくありがたいです。

449:名前はいらない
08/12/16 15:38:07 e6R9oMXw
もし磨りガラスじゃなかったら
 小鳥の姿が見えるのか

もし磨りガラスじゃなかったら
 木々の陰りが見えるのか

もし磨りガラスじゃなかったら
 射し込む光は見えるのか

もし磨りガラスじゃなかったら
 流れる風は見えるのか

もし磨りガラスじゃなかったら
 世界はがらりと変わるのか

もし磨りガラスじゃなかったら
 僕は世界を見ていたか

450:名前はいらない
08/12/16 15:44:17 SvrJrVbg
「まほろば」

彼方にみえるシャボン色 

波にたゆとう小舟の影

今も水夫は強く櫂を握り漕ぎ出す

みえるまほろば遥かにみえる

水面を白いカオスの泡が暴れだす

揺り籠揺れる水夫の耳を喧しくする

451:ゲリガエル
08/12/16 16:46:40 vW2nfwCa
「ライム」

夏の日、僕はライムの苗木を2本持って帰った
彼女はコロナビールが好きだったし
ソムタムにもライムは欠かせないから

苗木を見て、バカだと彼女は言った
サボテンも枯らしてしまうのに育てられるわけがない
それなのに一度に2本も買うなんて、バカだと言った

土曜日に大きな鉢を2つ買ってきた
土を入れて、狭いバルコニーに並べた
カラになった焼酎のガラス瓶に水を汲み

毎日熱心に水をやって
枝がまだ細いからと蕾を丁寧に摘み取り
白い花がライムの香りだと言ったのは彼女だった

友達を呼んだ時には鉢を部屋へ入れ
コロナビールを飲みながら
来年はたくさんライムが出来ると自慢したのは彼女だった

欲しがっていたデジタルカメラを買ってきて
腰をかがめて不器用にピントを合わせ
彼女が最初に撮った写真は、少しねじれた長細い葉っぱだった

沢山の旅行と沢山の写真を夢見ながら
彼女は結局、ライムの葉っぱを1枚撮ったきり
折角のカメラは旅行に行くことはなかった

狭いバルコニーに、また夏がめぐり
少し太くなった枝に2つ、深い緑の小さな実がついて
まぶしい光の中、影を落としている


452:かさ
08/12/16 17:07:07 YHWX/ha3
「残」
偽善に毒され悪足掻きをして
生きることを否定するのに必死になる
顔だけが立派で中身が無くて
無理やりに嗄れた声で叫んでいても
其処からは何も心には響かない

何処まで必死に歩いてみても
無意味に時間を壊すだけだろ
心も何も籠ってない意識と目で人を見ても
何も見えていないのと同じことだよ

意思を持とうと足掻きながら
弱さをひけらかして同情を買うつもりなのが見えてるんだよ

手首を切って赤い血を机に垂らして
生きていると実感するのに
心の痛みには生きることを感じないのか?

心の痛みを叫んでみても、受け入れられないのはいつものこと
綺麗事だけ言ってる奴らはいつも黒い感覚を否定している

揺るがない心はないが
信じ方を持てば辛くはないかもしれない
揺るぎない意思を持てば、少しくらいは楽に生きれるかもしれない

それができれば苦労はないけど、やろうとしないから辛いんだろ?
生き方を探せるはずだ
少しでも耳を傾ければ

その嗄れた声でもっともらしい唄をやめろよ
虫酸が走る
その明るい声で偽善を歌うな、吐き気がする

そのドス黒い感覚を見せてくれよ
ありのままの人間を見せてくれよ
生生しくて、綺麗で汚くて
醜いその姿で歩くなら
誰の心にも響くはずだよ

453:名前はいらない
08/12/16 19:07:56 Uh7H4niC
瞬間


今私は私の椅子に座っている

昨日の今も私は私の椅子に座っていた

私は今私の椅子に座って爪をいじくっている

昨日の今も私は私の椅子に座って爪をいじくっていた

おとといの今は?

先週の今は?

先月の今は?

昨年の今は?

私は私の椅子に座って爪をいじくっていたのか?

明日の今は?

私は私の椅子に座っていつまで爪をいじくっているのか?

いつから?

いつまで?

454:意義もいらない
08/12/16 21:27:59 nEdUnRUC
>>453
「私」「今」「過去」「爪」、よくも悪くもそれだけの詩ですね。
日本的な時間論においては、今というのは過去に存在しないはずなのに
「昨日の今」「おとといの今」「先週の今」など、
現在の瞬間を問うているにもかかわらず矛盾が存在するのが心地よいです。D-。

>>452
これからはご本人の言葉で詩を綴り下さい。E-。

>>451
予定調和の文章が鼻にかかりますが、嫌いではありません。
彼女がどうあろうと「僕」はバルコニーへ出るものだと思いたいものです。
C-。

>>450
「まほろば」の描写がないせいで、おぼろげです。
リズムもできれば徹底していただきたかった。D。

>>449
容易に評価しかねる文章です。
苦悩や疑問、希望が見え隠れするのはわかるのですが、
そのもっと奥の根底の部分に度し難い靄があるようで
むしろ未完の詩といわれたほうが納得できるくらいです。D or E。

455:名前はいらない
08/12/16 23:02:52 QAIXBGja
私は耐えられない

この美しく綺麗な空の下で生きていることが

私と真逆の色をしていた空は とても綺麗な色をしていた


私は空さえも憎む
私の存在を否定されているような気がするから

きっと 私がこの世界全てを憎むようになるまでは
    そう遠くはないだろう






456:名前はいらない
08/12/16 23:33:12 uhkKqXi2
恋い慕うこと幾星霜
しんと身(からだ)に沁みるは秋霜

暮色に染まった都会の夕景
寂寞たる夜の帳につつまれていく

そして薄くよごれた空の下 冷たい風がふきわたり
桐一葉のごとく私の想いは宙を舞う

457:名前はいらない
08/12/17 01:14:36 OPJxYVbK
「前頭葉」

唐突にそれは始まった
私の脳に深く刻まれていく
ある日
少年Aは笑う事しかできなくなった

それからの日々は
実に味気なく
それでいてAは楽しそう

「ねぇ、君は幸せかい?」
「なにを焦っていたんだ僕は」


美しく燃える炎は今なお続いていく
13番目の細胞は言った

「あんまり、多すぎても仕方がない」
「僕らきっと今に死んでしまうよ」

「戦争しましょう戦争しましょう」


右脳はすぐさま撃たれて死んだ
彼を殺したのは 左脳でした
「ごめんね、でも君の事忘れない」

赤褐色の吹き溜まり 額の横は青面皰
前頭葉からの赤色の便り


それからは年が変わって
少年Aはある朝、恋をした
醜い女の乳房は輝き
狂いそうなほど 愛していた

しかしAの体内では
変わらない戦いが渦巻き続け
やがて精子たちはクーデターを起こした

「僕だって一つになりたい」
「あたしは生きてるわ、死ぬために生まれてきたんじゃないわ」

いかれた少女は水を被って
「悲しい辛い死にたいわ」 叫ぶ叫ぶ
「ねぇどうして君は幸せになれたの?」



僕のいったいどこに
幸せがあるというんだ!!

唐突にそれは始まった
少年Aはその日を境に
笑う事しかできなくなった

458:名前はいらない
08/12/17 02:19:03 Z9pmwXzu
「たんぽぽ」

黄色いたてがみ 空見上げ
風に揺れてる 小さなライオン
日の色映し 誇らしげ

いつのまに 頭かくして 自信なげ 

梵天模様の白変化

風に吹かれて 飛ばされて
煙のように 散って行く
埃のように 飛んで行く
 
黄色いたてがみ 取りに行く
黄色いたてがみ 取りに行く


459:名前はいらない
08/12/17 08:40:22 DVenevJ+
「ハチ公」

愛に変わってから言うなよ
「もう諦めるって約束はどうしたんだい」って
愛に変わってから言わなくたって

今ならハチ公の気持ちがわかる
奴はきっと雑踏や騒音に紛れたかったんだ
鳩かってくらい胸を張る
そういうことを犬はしない

たくさんの事柄が僕の木に実を結んで
僕が駄々をこねて地団駄するたびに
ひとつずつ落ちて
咲く

待ってるよ
「もう諦めるって決めたじゃないか」って
愛に変わったから通用しないよ

足元に咲く実が
雑踏や騒音につぶされていくのを知っていた

460:名前はいらない
08/12/17 08:57:23 iPnpth87
あなたなら気づいてくださいますか

私の思いが砕けてしまいそう
駄目なの私 ゴメンねあなた
いつものように素直に話せない
あの日のような笑顔が作れない
すべてをあずけた人でした あなた
死ぬほど本気で愛したから わたし

綺麗な花が散る時はいつも
ほのかに恋の香りがするの
私の思いが伝わり知らず
私の憎しみ伝わり知らず

ああ あの頃の
ああ あなたなら
私 私 私 あなたについて行けたでしょう

ああ 冬の華
ああ 枯れ果てて
私 私 私 死んでもあなたと伝わり知らずの涙恋~~~♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

誰か↑の○○に名前を入れてください(本気

そうそう簡単に作曲してください
来年の紅白でジェロ君に歌わせて

印税ガッポリガッポリ頂いて

素敵な夢をみようじゃないか
馬鹿なオヤジのひとりごと←ここだけに突っ込むな

「演歌 って簡単やなぁ~~~」 てか

URLリンク(mixi.jp)

461:かさ
08/12/17 08:57:58 Boca/JBC
「ライブ」


沈黙
ただそれだけがこの空間を支配してる

これから始まる最愛の宴の前に静かに
静寂が一時流れたら
やがて始まることを知らせる小さな音楽

目の前にある柵によりかかり、体を預ける心地良い感覚

ペットボトルの水
一口づつ口に運ぶ
カウントダウンのように

やがてステージに明りが灯る
小さな音楽は
SEの爆音に変わり
そして、一人一人とステージに現れる
嗚呼、始まる
今宵のライブが、今

轟音のブレイク
体を震わせる音が肌を叩く
血がたぎる瞬間
体を熱くさせる
始まった、今夜のライブ
世界のどこかで、今ここで。

ドラムは鼓動
ギターは感覚
ベースは胸を震わせ
歌う者は、聞く者の心に歌を響かせる

轟音の中思う
終わらなければいいのにと
終わることは分かっていても、鼓膜を叩く音に精一杯の愛を持つ

世界中のロックバンドが、今日も音の渦を作りだす
轟音の中
心地良く響く音に涙で答える

ライブ
音の渦、響く体、熱くなる胸の奥
止めど無く響く
生きる実感を湧かせる
轟音の宴

462:意義もいらない
08/12/17 22:41:08 uuJjQzI+
>>461
表現に乏しいので、臨場感より緊張感をおぼえます。
このくらいの文章なら、ライブに参加したことのない人でも書けるでしょう。
刹那的で視点がぼやけているせいで、おぼつかない印象が目立ちます。

表現において味覚などは、比喩に頼らざるをえません。
この詩は、そういった聴覚的な音に対する表現を放棄したように感じます。D。

>>459
咲いてから落ちるのでなく、落ちてから咲くものが木にはあるのでしょうか。
>愛に変わったから通用しないよ
どうせエゴを貫くなら、悲嘆を貫くぐらいが気持ちいいのですが。D-。

>>458
なぜライオンと比喩したんでしょうね。
昨今の音楽界でパクりパクられと囃し立てられるのを
まるで再現するかのようです。
たとえその意がなくとも、有名にすぎる比喩はコピーと捉えられます。D。

>>457
器質的でその実、説明のない文章で、
読み手は上滑りしてしまいそう。私は滑ってしまいました。
誰か読み取ってくれる人を待つか、読みやすくするか、
別の形態に移行するかしてはいかがでしょう。E。

>>456
コンパクトで読みやすいですね。
ですが完成というにはその言葉が勝っていて、習作という印象を拭えません。
ぜひとも完成まで漕ぎ着けて、読ませる詩を拝見したいものです。
C。

463:名前はいらない
08/12/17 23:26:08 zsqjQ5eQ
「眠り猫」

その寝息は幸福を語っているようで
現実の音をごまかしている
君が眠っている間に
美しかった被毛は繕いを忘れられ
明日に負けないための爪は鋭利さを失った
健やかな寝息は君の身体の若さを示しているというのに
今日も起きようとせず
ひたすら夜を待っている

優しく撫でる手もいずれは去って
同じ模様の野良猫も悠々と独りで
歩いてみせるに違いない
眠ることを自由と思い
生きていることを忘れ
死に行く人の顔も見ず
鳴く事をためらい
毛を逆立てる度胸も糞も無いならば
いっそ人をやめてしまえ
本当の眠り猫になっちまえ

464:名前はいらない
08/12/18 00:03:07 23APSbf2
未評価 (>401)

>310 >373 >381 >387 >388
>389 >390 >391 >394 >395

>402 >403 >404 >418 >439
>440 >441 >442 >443 >444

>445 >446 >447 >455 >460
>463

465:名前はいらない
08/12/18 00:10:44 23APSbf2
>>310 未来に踏みこもうとせんとするときに、恐怖やら、期待やら、
何かあるはずです。ちょっぴり怖いけど胸がはずむのさ、てな感じです。
この作品は表現が客観的過ぎて、感情がたりない。寒さに震えている、のところとか。
 D


466:評価外駄
08/12/18 00:27:14 qFd9EE+/
にちゃんと痛いよ(get`)?酸
はやいけど 詩板好きでいっな、みなさんに
Happy Merry Christmas♪
(今度、未評価表まとめますんでスルー堪忍^^ゞー


467:名前はいらない
08/12/18 01:01:48 vU2aD6xs
「積み木のお家」


少女は積み木のお家をつくっていた
大砲が響けば一つ積み
雷が落ちれば一つ積み
洪水がおきそうになればまた一つ積まれた
いつの間にか積み木のお家に囲まれ 動くことができなくなった少女は そこで生活をはじめた
「誰か助けて」
ブルドーザーの音に目と耳を閉じる少女はつぶやいた

468:名前はいらない
08/12/18 01:02:43 2XGW9FVB
よる


なあ、さびしいな
さびしさが
しみるな

なあ、あれだな
よるになると
真っ暗になるのは
あれのせいだな

きっと
独りぼっちで
さびしいせいだな



ひる

透明な海で 何度も 何度も おぼれてしまうので
ぼくの 十字架は 際限なく 増殖する
ひるも ゆうぐれも あけがたも
世界は みえない毒で みちあふれてる


見える氷の秋のひかり。
カナリアの朝の蒸気。
難解な青春のあけがたをことごとく打ち砕くものの気層。
つきあたる女の子。
世界に充ちる毒。


よる

笑い方が よくわからないんだが
いったい おれは いつから 行方不明なんだっけ



469:名前はいらない
08/12/18 02:46:36 fraOA2IE
「泉」

銀色の月の下 踊りあかして一生を棒に振る

延々と続く馬鹿の行進
広告の赤さに 草野球の泥試合に
怒る気力が奪われる

執拗に酒を勧めて
執拗にクラシックを聞かせて
俺を殺すのだな そうだろ
「人生は 素晴らしくないよ」

垢が浮かんでいる泉
凶器を投げこんだ泉
呪いを蓄積した泉
一人でバーベキューをしながら
俺は泉の水を飲む

470:名前はいらない
08/12/18 07:30:42 5WN1QwC/
>>467
伝えたいことがよくわかりません
もしリズムや情景の描写にこだわるならE:まずは日本語の勉強を。
>>468
ラノベ風な文が鼻につきます E:まずは日本語の勉強を。
>>469
もう少し文をしぼってやればいい詩が書けるんじゃないかと。
あとは語彙力の問題
悪くはない。C-あるいはD+

471:名前はいらない
08/12/18 10:38:09 5wqJBK9O
朝の目蓋が全部開かない
その裏にびっしり
張りついた 夜

472:名前はいらない
08/12/18 11:26:46 rDl49o/u
人のセンスを5段階+アルファで評価すればいいと思う

473:名前はいらない
08/12/18 20:43:59 qo7TD3dm
「机に残った10人の独り言」

ブルースリーは死なない

黒板が歪んでいることに気づいた、今日も退屈

この席は眩しい

お前らダレだよ?

憂鬱という字が書けるからって、リンゴの漢字を知っているわけではない

シドヴィシャスも死なない

コーヒーを初めてのんだから、ここに記す

死にたい

This is a Ben , Daiben .

この席に座ってた人へ、胸くそ悪いので、生きていてください

474:名前はいらない
08/12/18 20:46:23 XAr61qZB
「クリアブルー」

知れば知るほどに
知らないことが増えていく
そんな幻想に生きていられた幸せ

知れば知るほどに
知りたい気持ちが失せていく
そんな現実に生き続けなくてはならぬ苦しみ

ああ、この無意味な世界に
氾濫した真実の群れ達に
知り得べき一かけらの意味さえもあろうものか

それに気付くことも
そうと指摘することにさえ
何一つ、意味などないのだから

つまるところ人達は
ただ快楽にうつつを抜かし
いつまでも日々を生きる

老いさらばえて朽ちるまで
このどこまでも青く透明な星の上で



475:名前はいらない
08/12/18 20:55:55 AA8vo+sP
こいつは告訴したほうがいいな

476:名前はいらない
08/12/18 20:59:28 AA8vo+sP
>>473 そんなことしてると誰も信じられなくなるよ
返すものは返そう

477:名前はいらない
08/12/18 22:33:43 app3aOqo
こうも未評価が多いとうんざりするな。。

>>373
綺麗な言葉をただ集めてパッチワークにしたような感じ。
あと、×躍り ○踊り 他にも少々怪しいところがあるので E

>>381
これは謎詩なのか。それともナンセンス詩?
どちらにしても失敗している。D

>>387
タイトルぐらい付けようぜ。D

>>388
なんというか現代的表現。
改行しないで一行詩にするのがいいと思う。D

>>389
過去の自分をドッペルゲンガーに例えるのはどうかと思う。意味的に。D

>>390
スイカの種とさくらんぼが眼に、っていう
イメージ自体は面白いけど、うまく表現出来ていない。
あと顔射のところで急に陳腐になった。D

>>391
三連目がよくわからない。特に「液体に挟まれる」ところがわからない。
見たところ、意味不明なことが価値がある類の詩でもないようだし。D

>>394
むう。一行目にとても力がある。
だが「樹には根っこ」から「納得させられてきた」までは良くない。
それ以外はとても良いと思う。このままではC。ぜひ推敲を!

>>395
>>373の人と同類だな。メッセージがある振りして実はないのか、
メッセージはあるけど表現しきれてないのか。D


478:名前はいらない
08/12/18 23:06:43 ysb4+vfO
>>468

上手いと思った。
日常的な取り留めのなさが、的確なコトバになっているから良いと思う。

479:名前はいらない
08/12/18 23:16:29 0ZpefkX2
密かな紅葉の園庭
あなたのための雅楽の音色を
夜通し響かせましょう
沈黙の彩りに

悪戯ですね 帳に姿を隠したあなた
ふと迷う背中にふれた 天女の羽衣?

何もいわないで
宵闇の中
淡い袖の香 追いかけて
手探りのまま あなたを抱きしめてしまう
薫物合わせの香りのようにあなたの溜息の中に
混ざり合う夢をみてる 叶わない夢と知りつつ

480:名前はいらない
08/12/18 23:28:26 app3aOqo
>>402
ふむ。文法が錯綜しているのが成功してる。それが不思議と雰囲気が出ている。
色名はたくさん登場するのに褪せたイメージが浮かぶ。終わりあたりはやや失速するものの
おおよそ息切れせずに最後まで持っていけている。良いもの読んだぜ!C+!

>>403
沈みかけてるくせにあんまり悲惨じゃないね。それと、二人しかいないのに
方舟を使うのは大仰すぎる。方舟が何のための船かご存知か?D

>>404
言葉が足りない。もっとミジメな言葉を。D

>>418
( ゚д゚)ナニコレ
ユーモアのかけらもねーな。
しょせんブンヤ。

>>439
そのタイトルは内容に合わないのではないか。
「少なくとも今日だけは」この一行で急激に中坊っぽくなった。D

>>440
君はEだ。
×包容
○抱擁

>>441
ほほう。「この奇跡に等しい邂逅を」ってのがちょっとクサイけど
なかなか良いと思う。ただし少々、言葉の選択に留意して欲しい。D+

>>442
なんだか惜しい詩。語り口は良いと思うし、
綺麗な言葉でカッコ付けないで
きちんと書いたら化けそう。D

>>443
なんでカナリア。D

>>444
それっぽいことを言いたい気持ちはわかる。
だが詩にする努力をしよう。D

481:名前はいらない
08/12/18 23:38:32 Fyhf8esW
未評価 (>464)

>445 >446 >447 >455 >460
>463 >471 >473 >474 >479


482:名前はいらない
08/12/18 23:43:28 app3aOqo
>>445
んー
最後の一行が微妙だなあ…
それまではマアマア良かったのに。D

>>446
あなたは二連目で楽をしようとしているのではないか?
漫然と言葉を書き連ねて「宇宙だった」で〆ようとするのは虫が良すぎる。D

>>447
この口調は
好きじゃないです。D

>>455
冗語表現だなあ…。Eかな。

>>463
モチーフは面白いが
全体的に整理したほうが良いと思う。D

483:388
08/12/18 23:46:39 Fyhf8esW
>>477 ありがとうございます。読点があるので、一行でも良さそうですね。
現代的表現とは何でしょうか、あまりいい意味じゃなさそう。
意味不明ぎりぎりで書いていますので、外しましたでしょうか。

484:名前はいらない
08/12/18 23:52:35 app3aOqo
>>483
いや、良い意味ですよ。
ファミレスのウェイトレスが話しそうですよね。
それが今風だなと思って。
曖昧な言葉で評価してすみません。

485:名前はいらない
08/12/19 00:08:51 v5xJKzjN
>>471
タイトルは?
けっこう上手いこと言ってると思うけど
タイトルなきゃダメです。魅力半減です。D

>>473
このタイトルといい、内容といい、
もしかしてロックバンド、髭(HiGE)を意識している?
「憂鬱という字が書けるからって、リンゴの漢字を知っているわけではない」
この一文は好き。10人がそれぞれ好き勝手なことを喋っている情景も好き。D+

>>474
三連目、四連目で無理に格調高くしようとしてない?
そして四連目で代名詞を使いすぎなのではないか。
その他のところは良い。D

>>479
タイトルは…?
園庭って。普通に庭園でいいと思うけど。
どうせなら文語で書いたらどうか?D


486:ヤタロク
08/12/19 00:23:48 56eZcRgz
「雷鳴が彼」

雨に濡れて黒ずんだ砂場から
生えた一本の樹

唇を震えさせながら立ちすくんで
いる一本の樹

突如として落ちた雷
ただ樹には当たらない
殺してくれとでも言うように
天まで腕を伸ばす


雷鳴が彼の名を呼んだ
彼は樹になったふりをした
曇天の匂いを噛み締めてて
この世に別れを告げた男

雨に濡れて黒ずんだ砂場から
生えた一本の樹

唇を震えさせながら立ちすくんで
いる一本の樹


昔の出来事を忘れるために
妻がいたことなど 人がいたことなど
全て亡くなったことを忘れるために
彼は一本の樹になる
彼は一本の樹になる


487:mini149
08/12/19 00:40:03 mjIosp3P
「窓辺で待ってて」

だいたいのことは
夢であることが多い

窓辺で君が通りかかるのを待っている間に

うとうとうと

後ろから君に起こされる夢をみる

ぼんやりとする目をこすって

ヒラヒラと君が通ったあと見つけたよ

また ひとつ ほら ひとつ

ヒラヒラと
窓辺で舞ってみてね

ようやく、君に会えそうだ

今年もよろしくね

窓辺で待ってるから

488:ぼろぼろのつばさ ◆kgFkjpHBZs
08/12/19 00:48:44 HN3lRpjD
>>470
>>468を書きました。評価いただきありがとうございました。精進します。

>>478
ありがとうございます。他の方の意見もお聞きしたかったのでありがたかったです。


489:467
08/12/19 00:53:33 rcYeXZBQ
>>470 評価ありがとうございます

伝えたいこと(私の場合はただ書きたいことなのかもしれません)がわかりにくいということなので ちょっと他の人の意見も聞きたいです

よろしければ再評価をお願いします


490:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/19 01:12:50 mYoPAYrj
ちょっと気になった詩を再評価してみる。

>>390
瞼にあるのが爆弾ですね、わかります。
君は才能はありそうだから、シュールレアリズムの道を進んでみては?
「C-」

>>391
雨はもしかして生きづらい世の中の比喩か?
皆が傘をさし、同じ方へ向う。
まさに、日本式の「みんなと同じことをやらなければ」という
無意識の刷り込みを感じる。
でもあくまでもこれは僕の解釈に過ぎない。
間違ってたらすまん。
ちなみに、詩の雰囲気としてはいかにもDっぽい。
よくありそうな表現だ。強いて言えば優等生という表現がぴったりきそうである。
「D+」

>>486
雷鳴が荒れた感情と悲惨な運命、一本の樹が干からびたような孤独さを
見事に捕えている。
僕は文学は専攻していないが、そんな僕でも、この詩が
文学としては秀逸な部類に入るだろうことはわかる。
僕なんぞは恋愛の詩を見るたびにうんざりしてEを付けたくなるが、
この詩に至っては例外で、その圧倒的な悲痛さを評価したい。
「B」

>>487
教科書に掲載されてそうだ。だがそれが直ちに評価につながるわけではない。
むしろありがちな擬人パターンにありがちな表現法、さらにあまり深みのないこと。
玄人的な詩が評価されることの多いこのスレではどうしてもそれが
減点の対象になってしまうんだ。
君はいい人そうだし、僕はこういう詩も好きなのだが、評価に私情は挟まないことにするよ。
ごめんね。「D-」

491:473
08/12/19 01:22:42 yBO7xvn6
>>485
評価ありがとう
意識してないけど髭は大好きだ

492:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/19 01:28:28 mYoPAYrj
>>489
俺は国語の偏差値が60ぐらいしかないので読解力には自信がないが
頼まれちゃ仕方がない。

>>467
少女と積み木が喜劇名詞で平和を表すのならば
大砲雷洪水ブルドーザーは悲劇名詞として攻撃性を表している。
この対比は恐らく君は気づいていないであろうが言葉のセンスとしては
立派な才能の一つと言える。
少女はどんどん積み木で身を守るが、結局がんじがらめになり恐怖からは
身を守ることができなかった。その臨場感もいい。
まあ、僕は評価は甘い方だから浮かれちゃだめよ。
「C」

493:mini149
08/12/19 01:31:44 mjIosp3P
>>490
487の評価ありがとうございます。

即座に対応頂き、感謝いたします。

私は決して良い人間ではありません。
むしろ、玄人という言葉を遣う貴方の純粋さを羨ましく思います。

またご指導、ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

494:意義もいらない
08/12/19 01:35:27 AwAsGKtQ
>>467
まず脳裏を過ったのが「賽の河原」であり、その次は「夢の島」でした。
少女の一言が解せないことには、すべて無価値も同様でしょう。
積み木を瓦解した家屋など、大砲を戦争などと捉えれば
少女の悲嘆はうつしよの無常を嘆いているともとれますが、
文中に確証がないので読み違いかと判断します。
洪水は「おきそう」になっただけというのが引っかかりますが、
すべてが深読みになりそうであまり気が進みません。
「ブルドーザー」が文を現代に引き戻し、詩の世界から引き離しますが、
その言葉で理解できるものごとがないだけに無益に見えます。D。

495:441
08/12/19 01:47:16 qC1yQfNp
>>480
評価ありがとうございました。
次はCをとれるよう頑張りたいと思います。

496:383
08/12/19 02:02:58 LIsl0eH+
>>484 レスありがとうございます。確かに、ウェイトレスさんに
言ってもらいたいですね。


497:名前はいらない
08/12/19 02:03:46 LIsl0eH+
皆さまお疲れ様デス

未評価 (>481)

>460

498:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/19 02:34:31 mYoPAYrj
>>493
君のように美しさを表現するのに変に技巧を使わない様な人は
かなり伸びしろがあると思う。
もしかしたら今に化けるだろう。
シュールな美しさが君の詩の中に、それはまるで春の暁のように
眠っているから、それを大切にしてほしい。
>>487の詩も決して悪くはなく、むしろ人によってはかなり評価してくれるでしょう。
上記の美点を評価するなら「C-」ぐらいかな。光るものはおぼろげながら感じる。
早寝早起きを心がけて、これからも頑張ってくださいね。
おっと、レスはもういらないよ!

>>460
忘れていたよ、ごめん。
作詞の世界ではよくありそうな作風だ。
作詞としてはそつがないとも言えるが、あんまり評価できるポイントはなさそうだ。
こういうタイプは評価に迷いがなくて楽だ。
「D」

499:467
08/12/19 02:42:58 rcYeXZBQ
>>492 >>494
評価ありがとうございました。しかも丁寧な感想が貰えて嬉しいです。

おかげで いろんなことを学べました
今度はもっとしっかり書けるようにしてきます。

ありがとうございました

500:名前はいらない
08/12/19 03:56:15 XZ98OiZc

ゲーム

不忠と不義の神殿で
神と冷静に殴り合う
絶滅危惧種に指定され
不眠不休で殴り合う
死臭で真っ青なゲームから
一人たりとも参加者は逃げられず
ペテン師を祀る神殿で
笑わされ続け よだれが溢れ
汚物そのもののわたくしは
ありえない謝罪を強制させる
誠意とともに
滅びます

501:名前はいらない
08/12/19 06:43:44 cdCc0enU
↑お前みたいなのは本当に氏ぬといいよ

502:ヤタロク
08/12/19 07:00:27 56eZcRgz
>>490
486です。ありがとうございました。


503:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/19 12:09:23 mYoPAYrj
>>500
評価しづらい詩だなあ。
全体としては君の詩からはバンドマンのような反逆思想が
卑しく歪んだ形で伝わってくる。
「神と冷静に殴り合う」「不眠不休」「死臭」という言葉からして
既に常軌を逸した情景が思い浮かぶもの。
で、最後に、これは意図的かどうかは知らないが、尻つぼみになってしまった。
誠意を持っちゃうんかいwww
一転して自虐モードである。
思いっきり理性をもって評価すればこんなもん。
こういうぶっ飛んだ作品は、才能が感じられればC-、感じられなければE+
を与えることにしているのだが、君の作品は底の薄さばかりが露呈されている。
もし解釈に誤りがあれば再評価を勧める。「E+」

504:ヤタロク
08/12/19 12:47:56 56eZcRgz
「クリカエシディガー」

繰り返し 繰り返し 繰り返し
振替し 振替し 鞍替えし
繰り返し 繰り返し 繰り返し…

サルでもわかる 生き方を
ボクでもわかる 生き方を
探し続けて暗い森
なんど回ったことだろう

足下に転がった
使い古しの励ましを 笑って
少し拾って ため息ついて
また生きてみる

クリカエシ口に出し 「大丈夫」掘り起こし
クリカエシ手にとって 駄目だと手を離す
今日の戯れ言は「なぜベストを尽くさない?」


サルが過ごした生き方を
ボクが背を向けた生き方を
突きつけられて部屋の底
酸素の溜まりに突っ伏して

携帯に送られた
誰かなりの励ましを 笑って
少し妬んで ため息ついて
また生きてみる


クリカエシ口に出し 「大丈夫」掘り起こし
クリカエシ手にとって 駄目だと手を離す
クリカエシ口に出し 「生きている」掘り起こし
クリカエシ手にとって 価値まで探してる
今日の戯れ言は「生きるとは闘うこと」

繰り返し 繰り返し 繰り返し
振替し 振替し 鞍替えし
繰り返し 繰り返し 繰り返し…
生きる…
またボクは念のため、生きる



505:名前はいらない
08/12/19 12:59:44 TVNcbSy2
雲よ 低くたちこめるがいい
身を包んで 霧深く押し潰せばいい
疵となって 心に刻めばいい
痣となって 一生残ればいい
自身の心 何処に行ったのか
粉々で 元の形すら判らない
音も光も無い 静寂の闇で 
海の底深く 密かに潜めばいい
誰も捜さないで 何も言わないで

どこで掬い集めたの
わたしのココロノカケラ
ぁぁ...ぁぁ...

あなたのココロノカケラと
混ざりあって 溶け出す日
ひとりじゃない
本当の意味を知った

506:名前はいらない
08/12/19 13:20:20 6CyImUCU
>>500 「ゲーム」

面白いと思いました。タイトルの「ゲーム」とはなんなのでしょう?
「神」を相手に「殴り合う」というのですから一種のボクシングを思
い浮かべたとしても、そう遠くは外してはいない気がします。
「不忠と不義の神殿」がそのスタジアム。けれど熱狂はありません。
ただ「冷静」で労働か苦役のような殴りあいが行われているようです。
苦役のような、といったのはプレーヤーが「神殿」に立っている理由が
他者による「指定」によるものらしいからです。競技者の意志はあまり
問題にはされず、無視されているのかもしれません。
では「一人たりとも参加者は逃げられ」ない運命のような強制力が、
このゲームの第一の性質だ、と指摘することは出来るでしょうか。
プレーヤーは自身の意志ではなく、計らずも運命に選ばれただけなのに、
なぜか英雄的には描かれません。逆に「汚物そのもの」の位置まで引き
下げられています。彼はこれを不当なことだ主張しているでしょうか。
しかし、それは予め無駄なことなのですね。だって彼はすでに天上の
競技場にいるのですから、より高位な上級審へ訴えることも不可能
なのです。従って彼にひとりだけが抱く「誠意とともに滅びます」と
いうのは、実に合理的なことように私は感じました。
なんて孤独なプレーヤー。悲劇的ですね。
C:光るモノを感じる。


507:名前はいらない
08/12/19 13:23:46 6xKg3pC9
"Nevertheless"

唯一誓うまい

そう決めていたのに 敢えて誓った内容

「チチ、オトウト以外のカゾクヲ二人をノロイマス」

にもかかわらず にもかかわらず

今になってキリストがしきりに訂正を促す

508:アンドレみつお
08/12/19 13:42:44 YOrVBeqC
つまづいたっていいじゃないか。
にんげんさんみゃくだもの。

509:名前はいらない
08/12/19 14:06:05 6xKg3pC9
そうだね。親はできるだけのろいたくない。
にんげんさんみゃく。心が安らぐ言葉だ・・。

510:アンドレみつお
08/12/19 15:13:28 SCcUAW5S
>509
な、なんてやさしいひとだ。
あんた、天使だよ。

511:さみだれ ◆n.DUTbwJIc
08/12/19 15:19:32 v1BXQk4t
街と町を繋ぐ橋から美しい夕日が望める
雲が隠すことなく、赤は青を塗り潰す
髭面のお爺さんは眉間に皺を刻んだ
こんな真っすぐな光の絵画を眺めてなお

メランコリヤ
蔑むことなかれ
あなたとて同じだ
じきに追い付く闇と何ら変わりない

僕は死ぬと言った
嘘だとわかっていながら
北の渡り鳥が
たまたま帰ってきただけのこと
メランコリヤ
ああ!嘘だ。それは嘘だ
臆面もなくそんな空想が
僕の頭を過ぎることさえ
あなたのせいにしてしまいたいのだ

512:名前はいらない
08/12/19 15:47:21 hcKkHu/O
「死にたがる人への書簡」


「生きるには辛すぎる」と語るすべての人が流す涙の味を
私は理解する術を持たないが
しかし私はただ一つの言葉を、確信を持って言う
(あなたに死んでほしくない

あなたは絶望を心の内に溜めこんで
それを消化することが出来ない
(苦しみは共有を拒むので
私とあなたが溶け合うことは永久に叶わないが
しかし私は少しでもあなたを知りたいと願う
願いは言葉である
言葉を用いてでしかあなたに接することが出来ない

「生きるには辛すぎる」と騙るすべての人が発する言葉の意味を
私は理解したくもない
ただほとばしる感情を束ねて言う
(あなたによって不幸にも並べられた言葉達の、数奇な運命を悼め

言葉は生まれながらにして力を持つ
その力は時に人を殺し、時に人を生かす
ゆえにより真摯に、取り扱わなければならない
あなたの苦しみは確かに存在しよう
しかしそれが真実だとは限らない

513:名前はいらない
08/12/19 18:41:05 FBlsOg7J
「乱交する視線」

乱交する視線

乱交する視線

乱交する視線

熱を帯びた狂気が居所を失くし始めた頃

警鐘は甘い響きとなっていた

未熟の果実を噛み砕く様に、

そっとその手で殺して!

赤く染まる粘膜を突き破り

野獣達は死んだ!


---

評価お願いします…




514:みたらしひかる ◆NPntL0c/ps
08/12/19 22:09:31 DndPBgRv
「ユーグリットワールド」

キミはまんまる
僕はさんかく
街はフラクタル
世界はメビウス

2次元のグラフ用紙
スケッチ書きあさったら
僕とキミとの違いが
ちょっと怖くなった

数学の先生に
ただの点の集まりと
教えられて気がついた
違いなんてどうでもいいんだ

あれは星型
これはなんだろ

大統領、菱形で
大臣は楕円でも
大したことない違い
僕はとても点になりたいんだ

キミはまんまる
僕はさんかく
どっちでもない
点になりたい


515:みたらしひかる ◆NPntL0c/ps
08/12/19 22:53:20 DndPBgRv
>>514
タイトル訂正
「ユークリッドワールド」

516:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/19 23:08:19 mYoPAYrj
はじめに言うが、僕は一度評価した人の詩は評価しません。
また、細かい技巧や構成よりも詩全体の雰囲気や言葉の選別によりスポットライトを
当てるので、人と評価が大きく乖離する場合があります。
そういった場合は再評価してもらってください。
また、解釈が違っている場合も遠慮なくおっしゃってください。これも再評価の対象です。

>>505
一連目の出来が秀逸。評価人2日目の僕はついにその一連の意味を解釈できなかったが、
ざっと見て静寂な陰鬱さや感傷を感じられることが可能。それが
詩の雰囲気だとか世界観を醸し出している。一連目だけで見ればC+ぐらいか。
ところが2連・3連で全てがぶち壊しになっている。「ココロノカケラ」という
相当、下敷きのように薄っぺらい言葉を安易に使ってしまっている。
3連は、一番いいたいことなのだろうが、残念ながらよくある表現じゃないか。
心が混ざり合うというある種幻想めいた感覚は多くの人がかけがえのない経験と
捉えるが、君はそれをふさわしい言葉にできていない。「D」
ちなみに一連目の意図も教えていただければ幸いです。

>>506
僕の評価の甘さを深く内省する次第であります。さすがです。

>>507
言葉の選別にもっと力を入れた方がいい。臨場感もなにもあったもんじゃない。
「E」

カタカナを安易に使って雰囲気をぶち壊しにしている前衛詩人が後を絶たないな。
常人がカタカナを用いるととたんに詩が二次元化するというのに…

517:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/19 23:16:59 mYoPAYrj
「ココロノカケラ」という表現は案外あの文脈では妥当な表現に思えてきた。
細かさや無機質さを的確に表している気がしないでもない。
>>505の詩だが、悪いけど評価を上げることにするよ。「D+」
悪しからず。

>>

518:名前はいらない
08/12/20 00:04:12 IEbVB2vV
「暗い」

おもいきり頬を打った
弁解もせずただ黙ってたから
ほんとうに終わりだと思った
こんなに愛したのははじめてだった
椅子にまたがって背もたれを抱いた
アゴを乗せながら泣いた
泣いても泣いても泣いても泣いても
のどが渇いただけだった
死ぬほど死ぬほど死ぬほど死ぬほど泣いた
でも、生きていた

519:名前はいらない
08/12/20 00:16:50 QTie0m/J
深夜バイクにまたがり
頬を吹き抜ける風は
あの日の熱気を少し残しつつも
かすかに醒めた秋の気配を感じさせる

ああ
この夏が終わろうとしている
あの一瞬
ベクトルを同じくした
微笑む写真の中のみんなは
それぞれの進む道へと
戻ってゆく
それでいいんだよ

二度とは戻らない
この夏と
これから少しづつ
離れてゆくんだよ

瞼に残る光線
浜辺の歓声
火薬の匂い
かすかな胸の痛み

520:意義もいらない
08/12/20 00:19:06 APPsn2l2
>>513
乱交という言葉に焦点を絞ってみるものの、いかんせん文にそぐわない。
官能的な語を有用しているように見えて、そのくせ無機的で感情に乏しい。
いや、感情に乏しいというより、表現や言葉に乏しいとすべきか。
なにがしか熱きものは感じつつも、茫洋としていてわかりづらい。D。

>>512
「語り」と「騙り」の違いはどこでしょう。それは正に「表記」の違いでしょう。
単なる言葉遊びです。
言葉にて思いの丈を綴るのではなく、言葉を繰ってお手玉をするのには
テーマが真面目腐ってはいないでしょうか。
道化は人を笑わせたり驚かせたりするのにお手玉はしますが、説諭はしません。
そして言葉は、無言の労役に圧倒的に劣ります。言葉なんてものは発するは容易でしょうから。D-。

>>511
1節めが荒くて、角ばっているのです。
ポリゴンが大雑把なので、その世界はあまりに虚実に見えるのです。
「僕」が虚実のなかで空想する者でなければ、なにか存在したのかもしれません。D-。

>>504
朝には鶏卵ばかりを20個、昼には鶏肉ばかりを2kg、夜には鶏肉の卵とじを鍋2杯。
それだけ食べれば胃ももたれるというものです。痩せましょう。D。

521:名前はいらない
08/12/20 00:21:11 IEbVB2vV
「そうだ、死のう」

傘もって出かけたら高気圧
発射間際のバスに駆け込み乗車したら行き先違う
夕食のカレーのご飯を炊き忘れ
タンスの角に小指をぶつけ
急いで電話にでたらファクシミリ

522:意義もいらない
08/12/20 00:46:12 APPsn2l2
>>518
ただ泣くだけならば、理由も結果も知りたくはないのです。
理由も結果も言い訳に過ぎないからです。
残るのは泣いたという行為だけなのですから。D-。

>>519
>それぞれの進む道へと
>戻ってゆく
この語り部は、その夏を本当に寄り道としか考えていないようですね。

また最後の4節めを、銃撃と見るのは穿っているでしょうか。いずれにせよ。D。

>>521
シチュエーションコメディやソリッドシチュエーションホラーを
模倣したみたいなウェイトの軽い感傷文ですね。
マッチ棒のような枠組みしかないので、中身はどうでもいいのでしょう。
「『そうだ、死のう』という詩を読んだ」
「週末になった」
「外は寒そうだ」
さて、こうなると文章などなんだっていいとは思いませんか。D。

523:ヤタロク
08/12/20 01:08:17 wyTh/eQk
「あくまでも」

うそをついちゃいけません
ふむふむ わかった きみはうそつき
てをあげてほどうをあるきましょう
はいはい あなたも あげてくだいね

ああーあ おとなはなんて うそつきだ
ああーあ おとなはなんで
すきなおやつをたべれるの!


なってやる なってやる
わたしはきょうから あくま
わるいおとなをたべちゃうぞ

なってやる なってやる
わたしはきょうから あくま
でも いちごけーき くれたなら
みのがしてあげるかも!

ああーあ ああーあ ああーあ
ああーあ いいーい つまんーなーい
そうだっ!

なってやる なってやる
わたしはきょうから あくま
でも でぃーえすを くれたなら
みのがしてあげなくもないよ

なってやる なってやる
わたしはきょうから あくま
でも いちごけーき くれたなら
みのがしてあげるかも!


みのがしてあげるかも!

524:名前はいらない
08/12/20 01:11:39 Ld3ExrfJ
覚えていますか
暗い水の中にいるような闇
その闇を銃弾のように突き抜けていく雨水
車の窓をたたく雨音と それから君が漏らす嗚咽が重なっていた
私は君を失おうとしている その時に怯えた
暗闇が私たちの間に深い闇を作ろうとするのを
雨音が私たちの炎を消し去ろうとするのを
私は怯え 君のぬくもりを 涙の柔らかい暖かさを求め ただただ抱き寄せた
けれども私は知っていたのです
震える肩に しがみつく君の指先に 君という香りに
私たちの灯火が燃え尽きているのだと
私は言葉の鞴と この身に残る燃え煤で 一時でも長く君の中にある その火を感じようとした
雨は去り 暗闇は去り そして君も去っていった
消え去ることのない灼熱の刻印を残し 私はいつまでももがくのだろう

525:名前はいらない
08/12/20 03:02:13 5iT0Zr0c
すみません、>>317評価お願いします

526:名前はいらない
08/12/20 04:23:52 RJOdT/2O
くもり。

蛍光灯のようなぼんやりと疲れた銀色の空

雲はなにかを、なにををも隠すようにそこにあって

そこには憂鬱とか懐かしさが隠されている



527:名前はいらない
08/12/20 08:24:33 qf5wNnl3
「凍り付いた世界」

毎日 虚しさに抱かれる
耳に入るのは無機質な雑音だけで
臆病な負け犬に語り掛けるものはいない

見えない道を必死で歩いて
一歩先が崖になって 無様に落ちて死んだとしても
気付く者は誰も居ない


凍りついた砂漠の夜に

一人裸足で立っている

誰か此処から助けて

自分勝手な怪物




今日 確かに存在する
無力で消えかけの霞みのような自分
忘れられた気持ちの悪い生き物がいる

見えない未知を必死で探して
疲れていく日々に生きることの罪悪感を抱えて
泣き声に出来ないでいる


凍りついた世界が続く

星もない夜を孤独に

誰か私を助けて

仕方のない怪物



悔しさも 怒りも 苦しさも忘れて
それでも時々この痛みを思い出す
誰かに気付いて欲しい
誰にも言わない 誰にも言えない
我が儘な独り言



凍り付く永遠の中で

ずっとひとりぼっちのまま

誰か此処から救って

哀れで 醜い 怪物



528:意義もいらない
08/12/20 10:31:55 APPsn2l2
>>317
ただの自己紹介でしょうか。
映画の最初の10分と最後の5分だけを足して15で割ったような印象です。
経過のない物語には興味を覚えません。
詩中の感情も特筆すべきことはないように思います。D-。

>>526
胡麻ですね。これだけで満足できる人などいるように思いません。D。

>>527
自虐に徹していますね。好きな人は好きなんじゃないでしょうか。
私は、些少でもユーモアがあればなおいいと思いますが。D。

>>523
書き慣れているのは目に見えますが、
ひらがなに振り回されているように感じます。
子供の意固地とした純然さは出ているでしょう。D。

>>524
情景が浮かびます。
冷めた世界と思考のなか、求めるものを間違えている人間のさまが浮かびます。
惜しむらくは、表現が定点に留まっていないことでしょうか。
雨を銃弾に、二人の間の感情を灯火に比喩していますが、
この長さならどちらかに統一したほうが収まりがいい気がします。
動詞や漢字や常套句に、キーボードでタイピングしながら
瞬時に妥協する作者の姿を感じました。C。
(作者ならではの表現やバイアスを固めれば、
AやBのものもつくられるのではないでしょうか)


529:名前はいらない
08/12/20 10:33:56 QTie0m/J
『きみいとほし』

あくせくあくせく
けふもくたくた
なにやつてるのかな
へこへこにこにこ
けふもへろへろ
なにゆえなのかな
われはまんまえの
こととむきあうてるよ
ないちえかきあつめてるよ
やうやうけふも
いちにちのおわり

おかえり
きみいとほし

530:名前はいらない
08/12/20 11:01:23 5iT0Zr0c
>>528評価ありがとうございます。
だらだらした印象ってことでしょうか。
さすがにD-はショックですが、もっと精進していこうと思います!
ありがとうございました

531:ヤタロク
08/12/20 11:53:48 wyTh/eQk
「元旦」

蛍光灯が囁く小さな小さな言葉
あいにく僕は純朴で理解出来ないのだけど
講義に群がる羽虫を羨ましいと感じる
そんなありふれた感情を少し恥じる


窓を開けて空気を入れ換えてみよう
冬の鋭い風が暖気を殺す
少し弛んでた僕の肌が固まって
明日は頑張ると少しだけ口に出す


炬燵に埋まった喜びを掘り出して
鋭気を養うふりを止めよう
僕の非力さを他人に押し付け
挙げ句の果て文化人気取り
蜜柑を口に押し込んだなら 十分だ
散歩に出掛けよう

凧上げをしにいこう


532:名前はいらない
08/12/20 12:19:34 nTsRufmP
まじいらんことしぃだなコイツラ

533:意義もいらない
08/12/20 13:10:15 APPsn2l2
>>530
ありきたりなのです。
勇者になりたがった少年が旅に出る、というのはRPGなどにはよくある設定ですが、
その少年が旅立つ冒頭と、ラスボスを倒す結末しかないとお考えください。
どういう経緯があったのかわからないと、感情移入もなにもありません。
設定がありきたりであればこそ、経過に特異性がないと食指が動かないということです。

>>529
擬古文に囚われていますね。
歴史的仮名づかいにのみ執着して、文体にはこだわりが感じられません。
どうぞ「おかえり」ください。E-。

>>531
地面から少し浮ついたような気概が見受けられます。
俯瞰する視点ではありますが、鬱陶しさが纏わりついてもいるようです。
思考している自分を諫め、他者に任せる自分を改め、
なおかつ己のすべてを無条件に許容するような気概が見受けられます。
C。

534:名前はいらない
08/12/20 13:23:19 GVvRSPUK
>>529

これはよいとミサカは、ためらいがちに言います。
なぜ平仮名ばかりで書くのか、期待されている効果については不明
ともミサカは告白します。
しかし単語の連結仕様は素朴なものです、
素直といいかえて、これを褒め言葉として贈りたい
とミサカは愚考しました。

 おかえり
 きみとほし

の文字列はひとつの映像を結びます。
これは素直な感じでよい。
カワイイと改めてミサカは断言します。えへ、へへへへ。
つC

535:名前はいらない
08/12/20 13:34:19 zr4apLn7
「溺死」


力任せ

君の最奥を抉り取る

折れる程

指絡ませたままで

(白濁する眩暈)

飛沫の慟哭

聞こえる時

死は甘さを増す

(白濁する鈍痛)

喜悦に肺を

喰い殺されて

体を欲に

貫かれる君!

(白濁する意識)

どうしようもなく

溺れて

白い手

握ったまま…

(君と無理心中)

--了

評価お願い致します

536:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/20 16:03:14 TZKH0j7Y
>>514
遅くなりました。
「ユークリッドワールド」
○と△は一見相いれないように見える。しかしそれらは点の集まりという面で
一緒なのだ。
そうした展開が終始なされている。
敷衍すると、個性個性とはいうものの結局人間は根本のところで一緒なのだ、
ということだろう。
「画一化しないで。もっと個性を尊重して!」というのたまう詩にはこれまで
何度も直面してきたが彼らは個性がなぜ大切なのかを正確に答えた試しがなかった。
その点、この詩は個性のような一見目に見えるものの奥にある本質を
鋭く捉えようとしている。目の付けどころがいいということだろう。
点になりたいということはありのままの自分でいたいということだろうか。

3行目と4行目では世界をやや複雑な図形として捉えている。
何気ないフレーズだが、実は詩で描かれている世界と人間の間の境界線を
暗にぼかす働きがなされているのだ。(世界も人間も同じ図形なので。)
それにより詩のいい意味での軽快さにつながっているし、
図形を図形たらしめている線から読み手の意識を反らす重要な伏線となっている。
言葉の狩人とまではいかないが、佳作といって差し支えないだろう。
「C+」

537:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/20 16:15:47 TZKH0j7Y
>>535
村上龍の「限りなく透明に近いブルー」に通づるものがあるね。
全体の印象でいえば、感覚や意識、更には詩の輪郭とでもいうものが
一切ぼかされている。
極限までに削ぎ落とされた言葉の群がそれを可能にしてくれているのだろう。
こういう猥褻なストーリー性は僕の道徳心が受け付けないからEをつける気
満々なのだが、どうしても君の暗鬱な世界観に引きづり込まれてしまう。
「C--」

538:名前はいらない
08/12/20 16:43:29 oJZIjEtz
全然通じてないと思う

539:名前はいらない
08/12/20 16:44:41 FwUBCV3O
晴れた日の裏側を見に
あいつは出かけた
リュックに少しのパズルを詰めて
帰りを待ちながら
僕らはピースを組み合わせる
足りないはずが
ピースが余って
僕らは悩んだ
あいつはあいつで
出かけた先で
移る天気に悩んでた
しっくりこない夕方に
僕らはコーヒーを
しっくりこない夕立に
あいつはコーヒーを
飲めばわかる
顔を上げて
砂糖をこぼすから
パズルは片付けよう

540:名前はいらない
08/12/20 16:46:22 FwUBCV3O
>>539
タイトルは「プラマイ」

541:名前はいらない
08/12/20 16:54:31 KhuNZepx
『ツキのない日』(1/2)

明日いい日になったとしても
今日は結局悪い日で
三毛猫も呆れて
ニャアと退屈に鳴くしかなくて
陰気な空が拍車をかける

一人きりの帰宅路は
道草が語りかけてくるようで
けど 誰も彼もぶーたれてるものだ

ああ 哀しみの空 私の心を晴らして

差し出した手の先は
買い物帰りの若奥様
枯葉が指差し大笑い
上目遣いに一睨み
小さな犠牲が世界を救う?

いっそ、小学生に蹴られる石ころにでもなってしまおうか

若さに任せて蹴ったなら 水面(みなも)をきって アスファルト
波紋が滲むような
5、6、7、―と 軽快なリズムに合わせて
ぴょんと飛び出る三毛猫さん、
三毛猫さん!

……目の前くると三毛猫さん 見事に一瞥をくれやがって
顎をしゃくって来いよと脅す

痛いのは嫌いだというのに

垂れた尻尾がピンと張る
お、聞こえましたか やらしい方

542:名前はいらない
08/12/20 16:58:17 KhuNZepx

(2/2)

ああ 雄々しい 雄々しい 三毛猫さんは
小娘一人 引き連れて
エーピー前に やって来たら
チラシを指して ニャアと鳴く
フライドチキン 105円

油ものは太りますよ?

いいからとっとと買ってきな
それだけ言って お昼ねタイム
まるで 日曜朝の父親のような

今はダイエット中だというのに
チキン二つ 骨付きで

ころも払って差し出すと
一心不乱にかじりつく
負けじと犬歯をたてたなら
ジワリと広がる グルタミン

裸に剥いた 鳥のモモ
渡せ 渡せと すがりつく
頭の上で くるくる回す
彼も釣られて ぐるぐる回る
ぐるぐる回る グルタミン

……三毛猫さん それは私の太股です

痛みに思わず手を離す
ヒョイとそいつをくわえると
尻尾を降って さようなら
じゃあね バイバイ

降った手のひら 冷たい衝撃
財布の中身は ひーふーみーよー
やっぱり今日は ツキがない

名残惜しくもお腹を擦る
雨の中へと駆け出した

543:名前はいらない
08/12/20 17:06:52 RJOdT/2O
「魂」



クソッタレクソッタレだクソッタレだみんなクソッタレだクソッタレに決まってらー俺以外みんなクソッタレだ
糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞だ
うんちだ俺以外みんなクソッタレだ俺以外みんなうんちだ俺だけは糞じゃないお前らみんなだお前らみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなクソッタレだ
うんちだお前もお前もお前もお前もお前もお前もお前もお前もお前もお前もお前もお前もお前もだ糞だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(笑)
クソッタレクソッタレクソッタレ笑わすな下呂ども(泣)
お前らお前ら俺を誰だと思ってんだーーーーーーー
俺は僕は糞の神だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





544:名前はいらない
08/12/20 17:17:03 EB+wBrLM
『ちいさなカップ』

頑張ったから太陽が綺麗らしい
あなたは楽しむ事に賭け
私はそれを笑いますね

月を見て
モンブランのような甘さで
不思議な音楽がこぼれ落ちるのか

ボーイング747か777
夕闇にぶら下がる点か線の姿
ランプが影の足になり
紅茶が湯気に乗る

真っ赤なジャムが口にあるときも
いつも小さな車が曲がって消えて
白いパンはカリカリトーストで
店のクラシックはとても静かだ

皿はきれいに3枚
眠いテーブル

なんのストレスか
ぼんやり帰り道にころんだり

545:名前はいらない
08/12/20 18:13:33 /4NNQRsN
始めから終わらせないでと
願った女を殺そうとした
拳銃がこの手に握られている
苦しんだ末、女は僕に殺してと言った

愛を集められるかい
公園のベンチに座った爺さんが車椅子に乗った青年に問うていた
青年は真直ぐな瞳で真直ぐな言葉を放った
僕は右手の拳銃に力を込め 呟く
そんなものは無理に決まっている
だから僕は憎しみの感情を車椅子に向けた

学校では大人しい
大人らしくはない
教室で人間の話す言葉にずっと耳を向けていた
生徒は生徒と冗談を言い合う
先週起きた飛び降りの件での噂が飛び交っていた

愛されている
愛していない
愛されていない
人間を見ても嫌な感情しか無い
届かないと理解しているから
だから
何もする気が起きないんだ

女の眉間に銃弾をぶち込んだ
女は生きたいと言っていた
そして殺してと言った

   罪

誰もが持っているのだ
この銃の名前だ
笑っていた
そして僕は息絶えた塊の左胸に銃弾を放った

真っ青の下
雲を眺めた
誰のせいでもないんだよ
誰かのせいにする必要がないんだよ


546:名前はいらない
08/12/20 18:14:17 /4NNQRsN
続き

右手の拳銃には弾が2つ消費されている
これから何度も減るんだ
そして増えることはない
女を殺した右手がこの俺に言う

『主導権は俺にあるんだぜ?』

それは自明だった
そして僕は右手に委ねようと必死だった
いつまでも罪は俺の中に居座り胃袋の中に溜め込んでゆく
俺は右手のせいにしようと必死だった

さよなら…
お母さんに言った
それから少しの逃避行
教室の中
ずっと静かだった
ずっと穏やかだった

屋上はまるで神様の丘の上のようで
そこでずっと雲を眺めていた
真っ青の下
拳銃が疼く

死にたいんじゃない
僕は解放されたかった
手首、切っ先
罪は剥れない滅ぼせない
胃袋の中ずっと溜まったままで
これからもずっと溜まってゆく

公園のベンチに座った
爺さんが来ると信じていた
1日座って
爺さんは来なかった
僕はそしてやっと少しだけ
ほんの少しだけ…泣いた

また学校に行く
そこでずっと静かにいた
目の前の花を見つめていた
周りで僕の話をすることはもうほとんどなかった。

547:名前はいらない
08/12/20 19:51:43 nTsRufmP
「しいたけ」

二人が奪って行ったしいたけ
しいたけはきっと原口くん
しいたけを敷いたげる
ラブワゴンで出掛けようよ

火事には消火器
一本でもいいよ

天然のしいたけ
香田しんが男気見せてくれるはずさ

548:名前はいらない
08/12/20 19:59:17 RJOdT/2O
>>543
A+


549:意義もいらない
08/12/20 20:15:20 APPsn2l2
>>539
道を歩いていたら蛇行していて、
いつのまにか迷っていて
気づけば杣道になっていた、
戻って見渡してみると山ではなく小高いだけの丘だった、
そんな詩です。D-。

>>541-542
読者が猫を好きかどうかでしょう。
猫はあなたの傀儡です。D。

>>545-546
主語・述語が倒錯している文が幾つかあります。
おそらくは地なのでしょう。
タイトルをつけるとするなら「言い訳」でしょうか。D-。


550:名前はいらない
08/12/20 20:22:27 0yBf5lbj
「青空」

誰が為の青空、頭上に広がる。
私は雨雲を追おう。
その中の、一片となろう。

一発の号砲を打ち込んでくれたら。
青空が見えるだろう。
毛虫さえ、その光に包まれる。

551:名前はいらない
08/12/20 21:51:57 Im8Ck89I
「ジョン・レノン気取り」

たぶん俺は病気だろう

学校の中とか
自転車に乗ってる時とか
布団に入った直後とか特にそうだね
なぜかおもうんだ
「誰か俺の胸に銃をつきつけてくれ」って

自分を薄幸な主人公とは思っちゃいねえ
ただ試してみたいんだ
銃をつきつけられた実感とか
俺はパニクるのか
誰かはその銃を撃つのかとかね

あとはそうだねえ
生き延びたらそれでいいさ
まあ死ぬだろうけどさ

ただ神様
死後の世界にはギターと銃はあるんだろうな?

552:名前はいらない
08/12/20 22:03:22 royr3QwW


絵の具
乱発
流行
見世物
横を歩く玩具の兵隊
事件を起こし、実験を繰り返す

そうやってまた絵の具を使う
こねくり回して
君色のカラーに染めて

ねぇペイントだらけのこの世界で
君は君をたもっていられてる?

ねぇ君は染まってない?

ねぇきっと深遠は絵の具が混ざり合ってるんだよ

ねぇグチャグチャニマザリアッテ君ガ君ダトワカラナクナッテル

553:名前はいらない
08/12/20 22:08:55 6ZC/wBiq
「東京の夜」


東京の街は光り輝き
東京の空は赤く濁る
365日

お父さんは愛想を振りまき
お母さんは俯き水割りを作る
お兄ちゃんは瓶酒をあおり
お姉ちゃんは尻を撫でられる
ぼくはインターネットで人のセックスを見て
わたしは自分の乳房をカメラで撮る

365日
東京の夜は更けていく

554:名前はいらない
08/12/20 22:43:41 oEFDMI+k
発汗

憎しみで稼動する溶接工場と
気まずさで建てられた劇場の狭間で
濡れ衣を着せられ あほは放火魔と化す

みみずくの声で鳴く悲劇のヒロイン
おかげで一家団欒は台無し
ボロきれに等しい包帯で思い出をぐるぐる巻きにしても
問題は解決せず

教会のイコンに描かれた女性の前で
あらゆる小市民が生き恥をさらし
腑抜けが量産され 民家がゴミ屋敷になり
じめじめした暑さが一年中続く

ひっきりなしに玄関のチャイムが鳴り
汗まみれになっていることに気付いた

555:みたらしひかる ◆NPntL0c/ps
08/12/20 23:24:11 KWxYWVPb
>>536
評価ありがとうございます
他の人にどう読まれたかがわかって参考になりました

ほかの人のみかたも見てみたいので
どなたか再評価お願いします

556:名前はいらない
08/12/21 01:18:14 zRCS3Fyx
>>545-546
恐らくごくありふれた疎外感を吐露した詩なのだろうけどすごくかっこいいのだ。
ハードボイルドの味付けがしてあってところどころの決め台詞がちゃんと決まっている。
「罪」という言葉もこの詩の格調を高めるのに一役買っていると思う。
ところで最後で話者は死んだわけじゃないよね。
C+


557:名前はいらない
08/12/21 01:32:15 fNG0aghB
世界

六本の弦から奏でる音は
僕という人間を表現してる
僕が表せる世界は
不安定なものばかり
それでも精一杯に世界を見せたい
 
寒冷と温暖の併殺は
交わる事で無限に拡がっていく
僕は世界の正体を知りたい
君の世界に招待されたい

 
僕という人間は進化を諦め
胎盤の安らぎを求めている
枝分かれした管を無理矢理引きちぎり
理想の逃避行は尽きることはない

558:名前はいらない
08/12/21 04:04:34 16elgRRo
渇きは、水よりも美しい

これからもずっと

騒ぐ波よりも、大きい悲鳴

崖から離れた誰か

どこまでも続いていく、落差と影

一番下はどこ?

ほら、君がいるね

559:名前はいらない
08/12/21 06:39:07 67CC2WTZ
>>514
再評価

読んでもらって感謝しろE


560:名前はいらない
08/12/21 09:00:57 cWCXQ+vY
「君のためにできること」

笑うこと
泣くこと
叱ること
謝ること
聞くこと
話すこと
賄うこと
働くこと
創ること
繕うこと
敬うこと
祝うこと
慰めること
繋がること
愛すること
傍に居ること
元気で居ること
居なくなること

561:名前はいらない
08/12/21 09:19:35 Zg9awH1f
>>514
読みやすくリズムも整えられていて書き慣れている感じがします。
しかしこの詩を読んで感じた不満な点がいくつかあります。
一つは表現のレベルが統一されていないこと。ユークリッド、フラクタル、メビウスとい
う学術用語とまんまる、さんかくという子供の言葉が混在していて特にそれが効果的だと
は思えませんでした。
二つ目は話の流れがあっちへ飛んだりこっちへ飛んだりでちぐはくなこと。各連のつなが
りが希薄で独立していてしかも言葉が少ないので何を指していっているのかわからず読者
が置いてけぼりを食ってしまうと思います。
三つ目は二次元のさんかくやまんまるではなく一次元の点になりたいというのは、現在の
自分からの何らかの超越を望んでいるのだと解釈しましたが、この「点になりたい」とい
うのがあまりに抽象的な表現で共感を得にくいと感じました。
D+


562:名前はいらない
08/12/21 10:20:19 k6Ur2Ouh
>>514
再評価

これはあれですね、ノって意味を受け取って楽しむ詩ですね。深く考えないで。悩んで考える
というのではなくて。そして、全体のイメージから、後で残った意味を味わうのがいいと思うんです。

街はフラクタル、世界はメビウスというところが、想像力が飛翔して言葉のリズムに乗ってとても
いいです。また、詩を広げるのに、グラフ用紙を提示するところが何気なくていいです。僕は点になりたいんだ、
というのは、この詩においては全く正当な主張。最後で、社会について述べてきたところで、自分の
事についての疑問をリプライズして終わっているのが、まとまりをつけていていいと思います。
全体として、非常に完成度が高く、読みやすいと思います。C+

563:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/21 14:12:56 bLxVU/AD
>>534
おれのおよめさんになってくだしゃい(*^_^*)

>>538
まぢか∑(―□―;)!!

なんか今日は言葉の湧いてこない日です。今日は皆さんに評価を委ねます。
では。

564:名前はいらない
08/12/21 14:59:50 o8k3M+zh
「風見鶏」

天窓降り注ぐ
月の光浴びながら
風のベール見つめていた
嘘と争いの数だけ
月の光が欠けていく
いつか土に還って見上げる夜空は
漆黒の闇


565:名前はいらない
08/12/21 15:23:36 hAVJ/C5q

せ・・・せいかつくにじさつするふうふのにゅーす。

つ・・・つまりいまはふきょうのまっさいちゅうってこと。

な・・・なもなきしじんにはありふれたふこうをすくうすべもにゃい。

い・・・いなごらいだー。

せ・・・せっくすはみけいけんですけどなにか。

か・・・かなしみはひとなみにしっている。

い・・・いなごらいだー。

566:野菜生活。 ◆jWU.FEbXOc
08/12/21 15:42:09 26sCqxnT
390です。
>>477
確かに俺の表現は陳腐でどうしようもないですね、精進します

>>490
あの系列のものは何個か書いています。
シュールレアリズムという言葉が似合うのでしょうね、以前にも言われたことがあります。

評価ありがとうございます

567:野菜生活。 ◆jWU.FEbXOc
08/12/21 15:43:03 26sCqxnT
11mm

煙草を吸うなとあなたに言った
俺の右手にはラッキーストライクが死んで行く途中で
自分を守るために笑った

ベランダの風はとても冷たい
星の無い静かな夜に
知らない誰かの叫び声だけが
音も無く響いていた

通りすぎてゆく人々はここからどこへ向かうのだろう
人間らしい生活を続けるんだろう
一体それは何なのだろう
今日もただ独り
俺はただ独りで

生まれたあの日から
意識の中だけで全てが動いてゆくようになった
それだけでいいのだろうか
携帯電話を胸ポケットから取り出し 更新日記を食いあさってみたけれど
2,3分でログアウトするような
そんな人生にはなりたくないと思っただけだった


こんなくだらねえ詩を書いてしまう俺は
煙草を口にくわえていた
愛する人に促された「妥協」という言葉に火を灯してしまわぬよう
それなりに生きたいと願った

自分の弱さも 救いようのない欲望も
人間らしく生きていくために必要なもので
ただそこにある使い捨てのコンドームよりは
美しく思えた


568:ヤタロク
08/12/21 16:12:16 dz23Z8f8
「熱帯夜」

体にヒビがはいったよ
どこだか解らないんだけど
背中の上の方から崩れそうなんだ

温度が上がりすぎてない?
暖房、誰か止めてくれよ
集中して生きられないじゃないか

時計が0になったなら
冷蔵庫のミルクが変わる
決して飲んではいけない
決して飲んではいけない

真冬のベッドが暴れる
世界がひっくり返って
凍死してしまいたいほどの 焦燥

肩こり 苛つき 不安定
死にたい 口癖 損ない
決して嫌いな訳じゃない
決して嫌いな訳じゃない でも


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕、受験生

569:名前はいらない
08/12/21 16:20:30 haPVGNb0
僕の四年半は君の一年
僕の一年は君の8時間
君の10分は僕の八十八年

ならば、すれ違うだけの二人
君の一生は僕の何日?

570:名前はいらない
08/12/21 16:40:56 JCq6C/lc
未評価
>547 >550 >551 >552 >553
>554 >557 >558 >560 >564

>565 >567 >568 >569


571:意義もいらない
08/12/21 16:53:21 fT0t67Xx
>>569
たとえばカラスと白鳥を比べたときに
色の黒白だけにこだわり形状や特性、印象など
すべて棄てたような詩です。D-。

>>568
キライではありません。ですが決して残りません。
10分後には忘れているでしょう。
機械的であったり苛立ちであったり、感じるものはわかります。D。

>>567
その生き様に感動するよりは、弱さを認める姿勢に同調するよりは
ああそうですか、と自分の外に存在する別個のものとして
きわめて客観視して、ご精進くださいと考えてしまうものです。D。

>>565
どうぞテレビのなかのバラエティを目指して
辛酸を舐めてきてください。E+。

>>564
「から」を省くのには、首をひねってしまうのです。
瞬間的な共鳴を捨て、作品として忘れられようとも
小さい価値を見出しているのであれば、羨ましい限りです。D。

>>560
流れを感じにくいのです。「笑う」から「居なくなる」まで
「君」と一緒にいた場面もその雰囲気も、感慨もないのです。
どうせなら「遺書」とでもしてしまったほうがしっくりくるのです。

>>558
ただの自水でしょうか。戦時の話でしょうか。
いずれにせよ、文の改行がそのまま、文を乖離させています。D-。


572:名前はいらない
08/12/21 20:46:27 Hn/nCU1n
お刺身。

きみは何て罪なんだい?
スライスしないと美味しくない。
さくのままかぶりついたら火傷するぜ?

私はこんなにきみをあいしているのに。
Oh 刺身

うちに包丁が無いのをしっていながら
きみはいつもさくのまま売っている。
Oh 刺身
毎日魚コーナーで「切ってください」って頼むのももういい加減恥ずかしいんだ。

恥ずかしいんだよ。。。

573:名前はいらない
08/12/21 21:05:09 Zg9awH1f

12月


ぼくは
で始まる詩を書き始めたら
冬のらせん階段をどこまでもおりてゆく
そんな詩になってしまう

あの日きみを待っていたときの雪は
まだ降りつづけている



574:名前はいらない
08/12/21 21:36:54 6XW5A8xa
ぼくは

階段を登りはじめたばかりなのさ


この果てしなく続く男階段をよ

575:みたらし@代行
08/12/21 21:55:52 pp35ZLN+
>>561
お厳しい一言ありがとうございます
自分で自分の悪いところを見つけるのは難しいのでこういう批評はありがたいです
数学用語とひらがな語がごっちゃになっていてそれが台無しにしてるのは確かです
自分でも書いている時にそこを見逃していました
抽象的なのはわざとなのですがそれがあまりよくなかったかもしれません
この批評を次につなげたいです

>>562
イメージを膨らませて読んでいただけたのならよかったです
リズムを意識して描いたのでそこもうまくいってたみたいなので一安心でした。
ありがとうございます。


性別や人種を図形にたとえてみました
自分への戒めも込めてます
そういうくくりの窮屈さを書きました
読んでいただきありがとうございました

576:名前はいらない
08/12/21 21:58:11 6NxJFhwo
>>574 車田先生の作品に「男坂」という漫画がありました。
これは、それにそっくりです。 E:まずはオリジナリティを。

>>572 主語を省くときに、他動詞、自動詞、受身形をはっきり意識
しましょう。このままだと、動詞のかかりかたが変です。 D-
 

577:名前はいらない
08/12/21 22:07:02 6NxJFhwo
>>557 表現は頑張っています。比喩を使ってありきたりを避けています。
内容は一貫性がないです。文脈につながりがないです。 D

>>553 人間の一こまが面白くないです。それこそ一コマ漫画のように
はっとする切り口が必要。難しいですよ。 D-

>>552 絵の具が自分の個性の比喩、これは良く分かります。
発想としては、かなり頻度が高い。ありふれています。
驚きを与える表現、内容にまでは到達していません。 D

578:名前はいらない
08/12/21 22:11:17 6NxJFhwo
>>551 共感云々は置いといて、本気度がたりません。
どうせやるなら、思い切り感傷的に、あるいは、ニヒルに。
オーバーアクションでやるぐらいでないと、破壊力が弱い。
恥じらいをすてなさい。 D

579:名前はいらない
08/12/21 22:14:54 6NxJFhwo
未評価
>547 >550 >554 >573


580:名前はいらない
08/12/21 22:25:20 6NxJFhwo
>>573 いい表現をくっつけていった感じです。積み木みたいに。
結果として内容は雰囲気だけで、寂しい気持ちがぐっときません。
内容も頑張って。 D

581:名前はいらない
08/12/22 02:09:40 tSGZGEUZ
スーパーボール
バン、ビョーーーーンビョーーンビョーーンビョーンビョンビョビョビョビゴロゴロ……

582:名前はいらない
08/12/22 04:36:51 9Yv2Dw/b
「明日の瞳を最後が見てる」


器を掲げて生をボトボト蓄えるその手から、
脳に伝わるは10年後
それまでたまには生きる意味を考え、
浸透した後に必死に足りないと器を掲げる
10年10年追い求めたもう手に持つ力も無い時 労うた皺皺の指がしっかり涙を拭き取れる事を知り、生を確認する

滑稽で、でも手中にその話を収めれば仄かに温かい
最終結局そんなもので、お腹の暖かさを僅かに思い出す


583:名前はいらない
08/12/22 09:09:52 RId6xAWg
生きながらの無意識な罪

安易な快楽に浸りながら風に流され
時が満ちればまた猿のように、
大木をただただ薙ぎ倒すようなその姿は闇に埋もれた悪魔なり
満たされぬ
生を、
大地との鼓動の共鳴を、
慈悲の精神で報うべし
否ならば子供騙しの射精やクリイキに満足せず、
自己啓発の意で
前立腺/膣、アナル、乳首などを怒涛の大波のように開発すべしなり
今こそオナニストとして超越する


584:名前はいらない
08/12/22 10:01:31 Gt99G/lQ
あなたとつながりをもてていることがわたしのよろこび。
あなたとであえたことがわたしのよろこび。
あなたとことばのこうかんができることがわたしのよろこび。

はっきりいうよ 君が好きなんだ
もう失いたくないんだよ
僕は酷いやつなんだ、友達を置き去りにしたんだ
そして僕もそういう目にあったんだ
以来、僕はひきこもりさ。
臆病者さ。
友達を無くすような事をしたのは僕が最初なのさ。
だから、もう誰も裏切りたくないんだ。
僕はもう、なにものからも逃げない。

はっきりいうよ 君が好きなんだ
もう 失いたくないんだ。

僕は頭がおかしい。おかしくなるようなことを僕はしたんだ。

全てを犠牲にして 空を飛んでいる君がうらやましいんだよ
僕は失うのが恐かった、臆病者さ。

僕は直接書くことでしか 伝える術を持たないから、
この言葉をおくるよ。


それにしても、君はすごいな。
感服したよ。(心を見透かされているようだよ)

君の言葉は 本当に僕にとって大事な言葉になっている。
君の言葉には愛情が込もってる

すごすぎて言葉が見つからないよ
君は僕にとっての 最高の友だ
もう評価がAとかBとか関係ない、君は最高の友だ!


あと、君の詩はいつも隠喩で表現しているね。隠して表現してるから伝わりにくくなっていると思うんだ。
今度は直接表現してみてはいかがでしょうか。
恥ずかしいとはいいますが、芸術表現は心の中をさらけ出すことですから、恥ずかしさはつきものです。
自分の作品に自信が持てたら、恥ずかしさは払拭できます。

585:名前はいらない
08/12/22 10:05:15 Gt99G/lQ
↑、584
メッセージなので評価しなくてもいいです。

586:名前はいらない
08/12/22 11:05:27 8B2NVIv5
『うみ』
          うわぁあい
          ぽっかぽか~
         きらきらきらきら
          ほぁぁぁ・・・
・・・ざぁぁ・・・                ・・・ざざぁ・・・   
        どこからきたのかなあ
・・・っっとっとっとっどっどっどっどっどっとっとっとっっ・・・
         どこにいくのやら
         
       ぼくこっちからほるからっ
       おと~さんそっちからね~
・・・ざざぁ・・・                ・・・ざぁぁ・・・   
      やった~とんねるつながった~
           あくしゅ
           
         うみはいいねぇ

587:かさ
08/12/22 11:52:10 9nynWNul
「未来の蛹へ」


真っ直ぐに生きた日があった
いつかそんなことを言える大人になら、俺はそうなりたい
ロックはいつか死んでいくかもしれない
そんな時代が来たら
俺はまたここで叫ぶ

決められた道を歩いて満足か?
決められた言葉を使って
生きてるのか?

タイムマシーンができる頃には
熱い心なんか無いかもしれない
いつか俺に子供ができたら
ガラにもなく笑うんだよ
俺にはまだ心があるから
未来なんて分かんねぇし
希望なんか見たことないけど
10年経って生きていたなら
また俺はパンクを歌ってやるよ
ロックが生きてても
死んでいても
またここに立って
年の離れたガキ共相手に
問い掛けてやるよ

決められた道を歩いて満足か?
決められた歌を歌って本当に生きてるか?
決められた言葉にその心は震えてるか?

生きてやれよ、自分の道を歩いて
生きてみろよ、時代が変わっても熱い心は持ってるだろ?
生きろよ
そんでパンクを歌ってくれよ
ダメな奴でもそれくらいできるぜ?
だからロックが生まれたんだよ

588:名前はいらない
08/12/22 11:58:00 ct1G4nKK
【鉄のシャボン玉】

青にも満たない
澄んだ青と白の真上
ハリツイタため息

どこへ行こうと歩いたんだろう
何を求めて歩いていたんだろう
空は10年前とさほど変わらない

街は賑やか
お洒落が似合う街
だけどビルの影が妙に冷たい

目まぐるしく過ぎ去った日々
そこから抜け出した日常は
あまりにも空しい

追いかけるものに何の価値があるんだい?
行き詰まった人達に何を見るんだい?
空想に描いた哀れみや同情が胸を刺す

公園から響いてきた子供たちの声
ジャングルジムの上で男の子
シャボン玉を飛ばしてた

たくさんの重たい泡が宙を舞っている
反射した鉄の粒がただ宙を舞っている
子供たちは無邪気に笑っている

ただただ
空しいだけ

ただ
空しいだけ

589:名前はいらない
08/12/22 13:59:55 WzC42FLX
心に花を咲かせよう
最初は誰でも種蒔きからです
芽が芽生え花が咲くまで
雨のときも嵐のときも日照り続きのときもあるでしょう
大切に育てて咲いた花は
あなたに名前をつけてもらいたいものですよ

590:ヤタロク
08/12/22 14:16:53 WLk1eaZ1
「錯乱の電車内ー暖冬」

パラパラと本が捲れて少年が
くしゃみを一つ吐き出した
それらを生んだお母様
ひゅるりと向こうへ飛んでった

ロシアみたいな木立
言うなれば針葉樹
寒さだけが残る
意味なんてあるかよ

ヘッドホンから漏れたユーロビート
押し付けがまし やかまし
ヘッドホンから零れる雨粒の群れ
泣いているのは 僕じゃない

591:名前はいらない
08/12/22 15:37:02 WTrE6nhs
[ピュアオーディオ]

ぶっぶっぶっ ぶっぶっぶっ
右耳がウーハーのように振動している
どうも室内は気圧が高いようだ
寒い屋外の芝生の上に寝転がってみても
ビキビキビキビキ ビキビキビキ
右耳がツイーターのように叫びだした
リスニングポイントはどこだ
リスニングポイントはどこだ
どうやら僕には自分の耳用にノイズキャンセラーヘッドホンが必要なようだ
片手をアース棒で地面に突き刺したら
ようやく音が止まったよ
これからはアース棒持って出歩くことにしよう

電車に乗った
ひどい、ひどい、
ノイズ系の音楽が大音量でスピーカーのスコーンが破けそうだ
取り合えず鉄ッ製の部分に手をくっつける
だめだ
ちょっと切ってみた
ふぅ
少し落ち着いた

駅員につれていかれた

なんか病院で高圧電流を無理やり流してもらって
ようやく落ち着いた。
次は、頭の中にアース棒を挿入するそうだ


592:名前はいらない
08/12/22 18:43:25 WLk1eaZ1
「サイクルクライシス」

間違えた雨降りだ旅をやめようか
女子高生のスカート 気になっちゃう

突然か知らないが土砂降りみたい
そんな寝相してたら 捲れちゃうよ


不満のサイクル 傘を忘れて
嫌いの誘惑 いい加減死にたい
未明の失楽 いっちゃっていいかな?

クライシス雨降りが旅人に話すよ
未来永劫の罪人は 痴漢なのだ

あきらめて還ろうかタクシーも無いさ
コンビニの救済は 儚く折れたよ


不平のサイクル 楽に生きたい
あるいは悦楽 楽に死んでも良い
夜明けが来る前に いっちゃっていいかな?



593:名前はいらない
08/12/22 22:38:49 Sb7ozO9S
>>549
>>541です。評価ありがとう。
あなたは猫、嫌いなんですね
たまには好きになってくださいね

再評価お願いします

594:名前はいらない
08/12/22 22:45:21 0gtqbzjJ
「わたしのやりかた」

殺人行脚で稼いだ金と
ボランティアで得た地域住民の信頼を抱えこみ
空の彼方で木っ端微塵に砕け散る
わたしのやりかた

初めて人を騙したときの嬉しさを思い浮かべ
飛行機のエンジンの轟音を聞くためだけに
校舎の屋上から地平線に飛びこむ
本来の生きかた

絶叫し 市街地を蹂躙し
暴徒と盗賊にたたきのめされ
のたうち回って奇怪な虫へ再生する
あろうべき在りかた


595:名前はいらない
08/12/22 23:45:22 sZzmlz89
「ちんちんこ」


消費税を誤解していた
溢れる涙は不課税をよいことにとめどなく転がる

僕はそれだけはちゃんとできていた
生まれついての責務と権力

左右に捻って諦念の涙涙
前後に捩って天上の煌めき

座して涙は無し色からより白うなりて


渇き渇いてより渇く
ああぁオッ

596:  ◆UnderDv67M
08/12/23 00:57:04 gVzebSSC
再評価処理

>>541-542
まず冒頭にある『結局』の使い方だけどコレ合ってるの?(←最近こんなんばっかだな
1人きりなのに『誰も彼も』と繋がるのはわからないなぁ
『聞こえましたか』って言ってたのかよ! とくるなら素直に括弧使っとけばええんでね? 
陰気な空に対して「私の心を晴らして」とかこれはちょっと意味が分からない
水面とアスファルトからして雨上がりなの? 雨の中って今降り出したの?
『お昼寝タイム』が完全に使い捨てになってる 色々と技術力が低いよ
降と振の連続の間違いを指摘しないだけ評価人に感謝するべきじゃねーかい?w

雄の三毛猫が珍しいくらいは知ってるよ けど三毛猫って雑種なんでしょ?(よくは知らない)
あと俺はネコ嫌いだよ 読み手をネコちゃん好きに絞りたいのなら専門のスレでも立てたら?

グルタミンもいいけど(そっか?)君だけにしか出来ない表現を工夫しないと詩人にはなれないよ
別にいいよ、Dで。

597:  ◆UnderDv67M
08/12/23 01:07:54 gVzebSSC
>>581 ストッ! ストッ トットットットットトト D+

>>585 まーまーお兄さん、そんな冷たい事言わないで下さいよw
>>586 なんかどっかでこんな詩を見たことあるんだよなぁ 思い出せないなぁ

>>544が一覧から漏れています(*全部は確認してません) しっかりやってね(ハート

未評価 (579)←合ってるか疑問 一覧漏れは自己申告(自己責任)
>544 >547 >550 >554 >582
>583 >584 >586 >587 >588

>589 >590 >591 >592 >594
>595

598:  ◆UnderDv67M
08/12/23 01:10:18 gVzebSSC
おっとこんな所に俺の嫁候補が

>>534
ミサカー! 俺猫嫌いなんだスマナイ! だから代わりの妹をくれ!

599: ◆77r3yrtC9I
08/12/23 01:24:29 eoZIVrlA
「石の目」

目に映った物は全て石に変わった
石に変えることは悪いことだと思い目を閉じた
目を閉じ続けていつの間にか眠って夢を見ることを繰り返した
真っ暗な闇の中で明るい夢を見ることが幸せだった
夢から覚めることが怖かった
暗闇の中にずっといたいと思った

楽しそうな声が聞こえた
優しい温もりを感じた
瞼ごしに光を見た
目を閉じていても世界を感じることができた
世界は明るくて夢に溢れているらしい。
もしかしたら石に変わらない物が見つかるかもしれない。
目を開けて探してみよう。
そう思って目を開いた

探した
多くの物を見た
太陽を月を星を海を湖を池を森を林を、考え得る全ての物を見た
世界中の全てを見た
全部全部全部石に変わった
世界が全て石に変わった
音のない、温もりのない、つまらない、下らない、光のない、石に変わった


目を閉じた
真っ暗が広がった
目を開けた
真っ暗が広がった
暗闇の中、明るい夢を見続けよう
もう、夢から覚めなくていい

600:名前はいらない
08/12/23 01:46:51 4vudl/+w
>>528
俺が遅れましてすいません。
感想ありがとうございます、というか指摘が的確すぎてぞくりとしました。
あなたのような読み手がここにいるということに、動揺と共に渇望を感じさせられます。

601:名前はいらない
08/12/23 02:29:19 3cmoJiyw


わたしは海といる

まばゆく深い

夏の海のような人といる

602:意義もいらない
08/12/23 03:41:21 AQdKlDtK
>>601
それだけで人を感じさせ動かすことは難しいと思われます。
ある人の内面性を喩え得るひとつを手にしたとして、
一体それがなんになりましょう。そこに感情はありません。D-。

>>599
目を潰せない弱さは他を殺すのでしょう。
ゴーゴンはかくも人の如く弱さを認めるものでしょうか。自らにおいてすら。D。

>>594
その短絡なことは、称賛に値します。
またその言葉はあなたの裡に秘めるのが極めて有益かと思うのです。D+。

>>592
テンポがすべてですね。
読み返すことなく流し見て、そのまま忘れるための詩です。
意味すら考えないのがよいでしょう。D-。

>>591
横文字で人を浚うには、旨味が足りません。
自分は知っているのだ、とひけらかしたいだけに見えますよ。D-。

>>590
そろそろ厭きました。
刹那的なだけなら誰でも書けます。E-。

>>589
あなたは優しい人ですね。
私が育てられた者に今、名前をつけられたら反発するでしょうから。
意識する前に与えられたものだからこそ許容し諦められるものかと思いましたが、
それを許容できるというのは素晴らしいと嘆息します。
読みやすくて誰もがライトに見ることができそうです。D。

>>588
そういうものでしょう。傍観というものは。D。

>>587
提唱するなら、反論できぬほど密に固めるか、
勢い・力で捻じ伏せるか、感動を教えてください。
ぬるい質疑応答や議論など、誰も求めていないでしょう? D-。

603:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/23 04:07:44 e6ncJ/Px
>>601
君にとってその人は大切な人なのでしょう。
巡り合わせてくれた運命に感謝しなくっちゃね。
ただ僕はあえて評価しませんよ。そのきもち、胸の中にしまっておきなさい。

>>599
君は大作のつもりで書いたことでしょう。頑張りの跡が見られます。
ただ、どうも文字通り空転してしまっている。
悲痛さが、なぜだろう、伝わってこない。上滑りの感が非常に強い。
臨場感を醸し出す工夫がなされた形跡がない。
詩にしてはテーマに対して文章が余りにも冗長。小説としても光を感じない。
テーマ自体も相当使い古されているよ。もっと考えないと、だめ。
まずは、このスレのC+~B相当の詩を読んでみることを勧める。「D-」

604:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/23 04:32:10 e6ncJ/Px
>>595「E」
>>594「E」
>>592「E」
>>591「E」
>>590「E」
薄すぎますよ。何を目的にこの板に詩を書きこんだのかが皆目わからん。
再評価を求めるのならせめてその詩(詞?)の美点を説明してみなさいよ。
僕はかなり評価は甘いけど、残念ながら言葉が見つからなかった。

>>589
まさかとは思うが、コブクロの詞の盗作ではあるまいな?
まあそれは置いとくか。。。
ちなみに、この詩を誰かが読んだとして、果たしてその人がどう反応するかを
考えたことがあるかい?感動すると思うのかい?
例えば君ならその心の花とやらに何と名づける?答えられるのかい?
信念を曖昧にしてはいけない。ましてや言葉の信念を、曖昧にしてはいけない。
お花畑の言葉を並べたところで人の心は動きませんよ?
隣の仲良しの子が「いいよね。」とつぶやくだけで終わるでしょう。
厳しいことばかり言って済まなかった。「D-」


605:ワインの余韻 ◆o5fD3FHk4w
08/12/23 04:54:23 e6ncJ/Px
今日に限って評価が厳しいのは怒りのせいではありません。
300~499ぐらいの作品に比べてどう考えても見劣りがするからです。

>>588
君は、君の書いたその詩に類似した歌詞を何度も目にしているね?
端的にいえば、君のフレーズのほとんどがそのありふれた歌詞の模倣に過ぎない。
1連だけは流石に自分で考えた表現なのだろうが、
例によって下敷きのようなカタカナ語が使われている。
君は何を訴えたかったのか?君の詩もまた代用が可能だ。「D-」

>>587
決められた言葉で詩を書いて何が楽しいですか?
あなたの詩は残念ながら臨場感がない。死んでいるのです。
皮肉なことですね。「E」

>>586
この詩の中心テーマになっている海が
全ての意識を包括して、輪郭を溶かして、無意識化する役目を果たしています。
詩の形式や擬音語はそのために最大限の演出を果たしています。
無意識という母胎に包まれたような、懐かしいような、そんな不思議な感覚。
この詩は評価が分かれるでしょうが、僕は君の包み込むような感性を評価します。
「B+」
そろそろ寝ます。


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