08/12/14 12:08:30 +syi3R74
「一生懸命」
心の奥底のもどかしい気持ちで
遠い日の夢が霞んでる。
夢破れた廃ビルの屋上で大の字になり
溜息まじりに空を見上げて目を閉じる。
胸の奥底に埋もれてしまていた
故郷の夕暮れの景色。
家に駆け出してゆく小さな自分
薄暗く不安な帰り道を照らしてくれた星々の光。
都会の霞んだ暗い星の向こう側に
あの日のやくそくが眩しく映る。
容赦なく過ぎてゆく時間の中で
不安は大きくなるけど
自分で決めた事だから
多分ひとりでも平気さ。
周りに流されずまっすぐだった
あの頃の自分を信じて・・・