08/12/10 19:52:18 hws+zHIx
スーパーノヴァ
偉大なる絶対虚空に唾を吐いてやった
まるで魂の形を模して 私から離れていく
いくつの泡が浮いたとて
とかくTop o' logicalは興味ももたない
私は手を延ばした したらばそれは瞬いて
それは結局 始まりでなくて
届いたときには手遅れで まるで蝉の鳴き声
堪えきれずに涙も出てくる
やっぱり過ぎた光 今にも崩れそう
それでも綺麗と感じるのは きっと神様のプログラムで
止めようと手を伸ばすのも それもきっと 神様のプログラム
彼はそんな私を笑った
彼と言った私は彼に気づく
そして彼は手を取った
誘ったのはたしかに私だけど
やっぱり恥ずかしい
沈んだ空間の中の 発光する感覚
弛まぬ夜と たゆたう昼の 間にあって
抱擁を感じて そして弾けた!
うたかたの散逸を彼方に
私の感覚はウロには溶けない
目覚めた先には夏の余韻
ティッシュに包んで放ったならば
腐葉土上へとポトリと落ちて
また今度ね、と囁いたらば
スーパーノヴァが瞬いた