君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.77] at POEM
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.77] - 暇つぶし2ch2:1Z
08/11/26 12:26:35 rjr2shHL
未評価

[vol.76]

>830 >831 >837 >840 >852
>853 >855 >856 >857 >858

>863 >864 >866 >868 >869
>876 >877 >878 >879 >880

>881 >884 >885 >887 >888


3:名前はいらない
08/11/26 12:39:57 v7WA1pbm
1乙

>>830
太陽と少女の非現実のやりとり。太陽に人格を与えているところが、少し引いてしまう。
人生の上の教訓として読むことも可能だが、その場合はそこへつなぐ言葉がいる。D+

>>831
大きな空と小さな私、という語句をもっと発展させて、生かしてほしかった。私の方に意味の
主導権があるため、大きな空の大きさが小さく感じられた。D+

>>837
大上段に振りかぶって、まじめに書いてらっしゃいますが、そのテーマに比べて、使われている
語句が小さく感じられてしまいます。それは、怒りの感情をうまく表現できていないためだと
思いました。D+

>>840
翼というものの取り扱いが失敗してると思った。捨ててしまえばいい、という確かな理由が見つからない。
もう少し説明が必要な様です。D+

4:名前はいらない
08/11/26 14:20:41 8SOo0yPS
虹を架けよう 愛の言葉で
世界を結ぶ 子どもたち
虹を架けよう 愛の言葉で
世界を結ぶ 子どもたち
ひとは誰でも 時計に追われて
青空さえも 忘れてた

あなたがいれば何もいらない 歩いて行こう恐れずに
あなたがいれば何もいらない 歩いて行こう恐れずに
ひとは誰でも 時計を見上げて
緑の大地 忘れてた
ひとは誰でも 心を閉ざして
うたごえさへも 忘れてた

5:名前はいらない
08/11/26 17:40:53 v7WA1pbm
2乙

>>852
文体といいますか、リズムがすごくよくとらえられていると思います。内容も一貫した流れが
あるので、意味がよく現れています。C

>>853
私が草なのに、なぜ水を上げられるのか、というのが疑問に残りますが、内容の切り替えが
用語と相まって、鮮やかなので、一気に読めます。C-

>>855
珍しい文体ですが、短い言葉を連ねて、意味を重ねていこうというねらいは、あまりうまくいっていない
よう。その理由は、内容がいろんな方向を向いていて、一貫性に欠けるので、難解になってしまって
いるからだと思います。D+

>>856
雪の描写が、寒さをうまく伝えていると思った。貴方の心についての描写は、もう少し長く続けた方が、
共感できるのにと思った。C-

>>857
男らしい詩だと思った。貴方が存在しているかわからない、というところが、個人的に非常に共感
できた。C-

6:名前はいらない
08/11/26 19:45:49 UrKdDxXC
水色の傘


時計搭を正面に駅口 6段昇った左端 左の手すり
これまた左足に 体重をかけて待つ
押し寄せる人の群れは頭を傘で覆われて
金色のイチョウ 灰色の空と見事な調和

五分、まだ彼女は来ず

他愛のない想像に走る 絨毯模様のかき分け方
モーセのように割って 大人ぶって流れに乗って
ワインレッドはモーセにはならない
パステルイエローはシミにしかならない
けどあの、水色の傘ならどちらもお似合い

十分、それでも彼女は来ず

6段の高さをカサにきて天使を気取る
色づく傘々を見下ろすことで 首の後ろから愉悦に浸る
思考はそれだけ不透明に
感情はそれこそ 波一つない凪のように……

十五分、ああ 彼女は来ず

ささやかな見栄は通信を拒否
意を決して下界に降りた
首の後ろから神様の仕打ち
雨は容赦なくぼくを溶かす 白い吐息と垂れる滴

先を行くには傘が邪魔 邪魔邪魔邪魔!
化けの皮は一度剥がれれば惨めなもので
ふらつきながら門に着く
晒され疲れて頭を垂れた


ふと差し出された水色の傘
眉を寄せるその持ち主

大丈夫? 随分遅かったけど


ぼくは天使を気取っていた
それは酷く滑稽で でもそのものよりは
少なくともマシだった

7:名前はいらない
08/11/26 20:54:19 NBWiHsLA
「氷の上のペンギン」

フランスのペンギン はばたけず
世界とフランスを 同一視
足元のぞけば 氷融け
得意の泳ぎで 未知の地へ
ここはどこだか 灼熱地帯
人に捕まり 檻の中
見られのぞかれ 動物園
世間知らずに 天にはばたく


8:かさ
08/11/26 22:26:23 Ma7+56l2
「丘の感情」

何も感じてはいないよ
誰か心を貸して下さい
僕には何かを感じる感情が欠けてしまっている
何も感じないのは何故?

見える物すべてが其処にある物
ただ、それだけのこと
何もかもが塊が動くようで…

静かに佇んでいる僕の前に
長い髪をした少女が立っていた

彼女は微笑んで僕の手を取り
花の咲く丘へと連れて来てくれました
僕が花を見ていると
少女は咲いている花の名前を教えてくれた

白い花が綺麗と感じた
初めて何かを感じた日
黒くて長い髪の毛が綺麗だと呟いた
少女は微笑んでまた僕と手を繋いだ

胸がとても熱くて苦しい
何かが違う
あの丘へ行ったあの日から
僕はあの子の笑顔が忘れられずにいる

胸を抉られたような痛みが増していくよ…

百合の花はまだ咲いていた
僕はあの微笑みを浮かべて空を見上げたんだ

白い花の中にあの子が静かに佇んでいる
僕の胸は締めつけられているけれど
痛い…けれど…
僕は少女に手を伸ばした
あの子は微笑みながら僕の手を取り「また会えたね」と囁いた
これが感情…?
これが何かを感じること?
少女は微笑みながら
僕と手を繋いで丘を降りる

僕は君が好き…

9:名前はいらない
08/11/26 23:50:20 yWvhZDX4
「谷川俊太郎さんが来てくれました」



自動車にのって、谷川俊太郎さんが来てくれました。
谷川俊太郎さんは、本を持っていました。
その本にはおおきなおおきな文字で、「さ」と書かれていた。

「あれ、谷川俊太郎さん? 「さ」ですか? 「し」では無いんですか?」
ぼくは大きな声でさけびました。
あまりにもひどいと思ったから。
すると、谷川俊太郎さんの横にいたガードマンが手を振り回してさけんだ。

「谷川俊太郎さんだあ? 谷川俊太郎「先生」だろう! どぶねずみ野郎が!」

詩の世界で谷川俊太郎は自由だ。
ぼくはブック・オフで買った、谷川俊太郎の詩集を読んで
つくづくそう思った。

むしろ、谷川俊太郎がたどり着いた詩(し)の世界に、
はたして他の人は、これてるのだろうか? 
みんな、「さ」で止まってるのじゃないだろうか?

谷川俊太郎さん、ごめんなさい
ぼくは、ブック・オフであなたの詩集をかった。
ブック・オフという本の墓場で、あなたの昔のなきがらを引きずり出した。
そしたら、あなたのなきがらは、とても美しい声で歌をうたった。

谷川俊太郎さん、自動車にはのらないの?
谷川俊太郎さん、家にはなにもないの?
谷川俊太郎さん、年収は1億?
谷川さん、谷川さん、谷川さん、 谷川さん
あなたは、さびしいから、「し」にいるんですか?
それで、みんなを、「さ」から出そうとしないの?
谷川!  
谷川この野郎


でも、、谷に川があるなんてすごくすてきだ。
ぼくは、あなたの名前の中にある、川のある谷にいつか行きたい。
そしたら川にはカニがいて、いつも溺れていたりするんだろう。
谷川さん、1億人の孤独とはあなたのことですか?
あなたが、ひとりで1億の孤独をかかえていたんですか?
ぼくに少しわけてくれませんか
僕はそしたら、少し詩をかけるような気がするんです。

10:名前はいらない
08/11/27 00:07:53 B7A7WDiH
死ぬべき私
殺すべき君
何故生きているの
何故出会ったの
手に入れなければ
失う事もなかった
何で嬉しいの
何で淋しいの
何故失うの
何故求めるの

11:名前はいらない
08/11/27 03:30:10 dibqHyjp
「1374」


この寝間着は大きすぎるから
寝返りを打つ度に首が締まってよく眠れない

悪い夢を見たいのなら
丁度良い代物だろうけど
とにかく今はそんな気分ではないから
早く着替えた方が良いだろう

サイズの合った寝間着を見つけよう
急いで引き出しの中を探そう

早くしないと羊に枕を奪われるから


そこで朝になって目が覚めた

12:名前はいらない
08/11/27 07:52:19 c7EDbg5v
「文庫本」

文庫本を落とす
ページが一斉に逃げる
さっきまで死にそうだった彼は
地下鉄に続く通風口から天に昇る
文庫本を落とした
泣き喚かない朝になる
明後日までに読み終わりそうだった
地下鉄から続く電車は明日も狭い

13:トリ忘れたからコテが名乗れない
08/11/27 07:53:30 ViWtklo0
前スレ>>897さんへ

>>893を書きました。
評価どうもありがとう。
セン五に投稿するのって2年ぶりくらいかもしれない。

「気分だ」が余計というのは僕も同意です。
書き始めの時にはあくまで現実の中でとりとめのない空想に身を委ねる設定だったのが、
結果として作品自体が一つのメタファーになったのだから、
確かに「気分だ」は台無しですね。
推敲漏れです。

久々に書いてみたけどやはり詩作は楽しいですね。

14:名前はいらない
08/11/27 10:31:55 ut5VjiEv

「Cell me」

So これは冬の日 凍える心に 冷めたコーヒー
滲んでく景色と
沈んでく未来
cell me
困った時の姿隠して
線路の脇に落ちた小石を
cell me
抜け出せなくて
誰かに投げつけた
鏡を叩き割って
扉に触れたい
cell me out

涙は青く 月と照らして
傘をさして急ごう
月の涙に濡れる前に
So 生まれた時から
青い空は瞬きしてる
僕の上で手を叩く
その瞬間また
星を散りばめた
merry go round
cell me
全てを叩き割った
もう少しで
cell me out

15:名前はいらない
08/11/27 17:34:20 6OALm1Mx
「あなたの知らない指先 」

水の音がかすかに響き
寝返り繰り返す夜の中
マニキュアが鈍く光る指先で
暗闇を通じ空中描く
優しかった貴方の顔
好きな人ができたそぶりをしたり
わざと背中に傷をつけたのは
もう過去の事
永遠を思っても叶わずに過ぎさった
貴方との恋の季節は
新しい指先が割れる程
貴方の頬を打った夢で
さようなら


16:名前はいらない
08/11/27 21:05:05 zORLksRo
あなたのこと大好きって大声で叫びたい
でもそんなことしたら困るのはあなたでしょ
私はあなたの事忘れたくないよ
たった一度しか逢ってないのに・・・

でもこんな形でもまたつながりができて
嬉しいと思ったらいけないの?

・・・あなたもあの感覚を感じた?
おでこに見えない糸がついたような
引っ張られるような感覚を

話たいことがたくさんあるけど
うまくまとまらない

あなたの言葉を何度も読み返して
すごく大事にしてるんだよ


17:名前はいらない
08/11/27 21:06:30 +UOnCABr
「書ヶ霊」


過ぎ行く歓喜を惜しむ目付きや
遠い窓から揺れる手を
文字にしたいと思ったのは
いつ頃からか

それらは私の目を刺激して
薄刃を神経にソッと当てるかの如く
甘美で淫靡で端なく
漏らす吐息の水気を使い
いつも私の輪郭に優しく這わすのだ

この衝動を如何せん
飛び起きた私は筆を握り
練り飴を連想させるような手付きで
悦の真髄を筆で貫く事を快楽とした
あの情景、あの濃度、あの、あの、あの歴史
鋭く尖る感性を、私の指で丁寧に削るのである

出来上がった綴り物は
幾重にも折り畳み、閑静とした場へ放り込む
そして時化が訪れ、蝕まれたそれらは
無作為に埃や黴と共存を果たす
それが心地よくてしょうがなかったのだろう
栄ある物はいつか風化し、骸、あるいは残骸となる
更に私は「生かす」という言葉を嘲笑い
まだ若い檸檬を貪り続けた

そうした数多の小悪行を無様にしてきた私は
夕日の焦げ付くような香りを胸に溜め
背を丸めて自慰を済ませ
みすぼらしい赤煉瓦と、良いあんばいの桃の木がなる庭先で
今までの酷へ許しを乞うために
埃の被った半紙を口に入れ
自ら油を被り火を灯した

舞い昇れよよ、君
綺麗に昇天すれば何かが救われる
明きらむ事無きこの文字達は
私の手を目を胴を食い尽くし
終いに共存する我が源へと還らん事を契りとする

ただ一つだけ多目に見て欲しい事は
あの筆だけは赦しておくれ
一本も抜けなかった毛筆の奥には
精鋭な、断固たる、私の汚れ無しの意志が在る
どうか無垢なあの筆だけは、どうか、どうか

次第に骨と化した私の傍らには
硬質な筆が転がっていた
私の握っていた部位のみが焦げており
大層奇麗な朱墨がまとわりついていた
トン、と落ちた桃の果実は
朱色に抉られた痕跡が残り
私の遺骨と共に、時化てゆくのであった


評価おねがいします。

18:名前はいらない
08/11/27 21:06:34 vSxS7BRn
「俺の彼女」

おなかから血を流してぶっ倒れてて
ビンタしてもおきねぇから
死んでるのかって思った
救急車よんだら
死んでますっていわれて
ああやっぱ死んでるかって思って
ひざが震えたし口が渇いた
誰だよ俺の彼女殺したのはよ
むかつく野郎だな
おまえか?おら!
おい!俺の彼女殺したのお前かって聞いてんだよ
ちくしょうがよ
すげーいい奴でまあちょっとおっちょこちょいだったけど
いい奴だったんだぜ
あとよーうちの玄関に自転車の車輪とか電子レンジとか
そういうのおいてくなよ
だれが片付けると思ってるんだ?
きいてんのかこら
あー腹立つわ

19:名前はいらない
08/11/27 21:27:44 877ZSd71
 「この恋が結ばれる」


もしこの恋が実ったら

それはとても当たり前なこと
偶然出会い二人は相手を認め
運命的に結ばれる

もしこの恋が実ったら

それは大変な僥倖
二人の間には瀬戸内海を埋め立てられるくらいの障害があった
運命的に結ばれる

もしこの恋が実ったら

それは現実である
想像を超えたもの
運命的に結ばれる

20:名前はいらない
08/11/27 21:47:30 BDwi6KEy
「三角形の頂点の責任」

虫篭の中から空見上げていた
雲のようなものに光さえぎられ
逃げ道は完全に失った
非循環型の模造品を与えてくれた
先見性がなくSOSを聞こえないフリをする諸悪の根源は
自由の意味をはきちがい
濁ってゆく雲の涙が人口の石を溶かすがごとく
ゆっくりとこの世界を蝕む
自分の創造した目の前に広がる
手のひら程の自然さえも持て余すだろう

21:名前はいらない
08/11/27 21:58:25 jAbNJAL8
蟻が這うように
びっしりと黒く書き綴られた経文は
細かく揺らぎながらも
なだらかな曲線を
のぼりうねり
白いふたつの山をひきたたせていた

触れると思念が雪崩れこんできそうだ

これは
神聖なものか 
あるいは穢れなのか 呪いか

ごくりと唾をのみこみ
楔うちつけるか
     否 腰をひく
だが
絡められた脚がしめつけられ
ぬらぬらと艶めかしい唇がぱくりと男を呑み込んだ




LoopLoopLoop

山をよせあげ吸い付いた
湧き上がる独占欲
おれのものおれのもの
まっしろなおれのもの

LoopLoopLoop

ふと我にかえったときには
緻密に狂おしくも埋め尽くしていた
文字は消えていた

いやもとより存在しなかったのだ

あばずれ女に目をやり
己もまた呪術師なのかと
思い浮かび苦笑した



22:名前はいらない
08/11/28 03:27:00 Uf0Q8INS
新スレ乙です!

>>5
評価ありがとうございます。
失敗しました
私は「わたし」が草として書いたつもりはなかったのです。
「わたし」の正体はそのまま人間です。チューリップの敵というか邪魔者などとして「雑草」と使いたかったのですが この書き方は悪かったですね(^_^;)


23:名前はいらない
08/11/28 03:58:15 CklMjFae
>>863
詩にしては少し無駄があるかと
せっかくの最後のシメを読む前に
読む側が飽きてしまいました D+

>>864
いい意味でも悪い意味でも、90年代っぽい詩だなあと思いました
人影がやけにあっさりしすぎて、少し印象が弱いかと D+

>>865
全体的にダラダラとしていてメリハリに欠けています
テーマ的にも多くの人が扱うものなので、
それだけ基礎的な部分もしっかりしないと厳しいかと D-

>>869
これは逆にあっさりしすぎています
これだけあっさりしていると、
それだけ印象に残る言葉選びが重要だと思います D

>>877
綺麗にまとまった詩だと思います
「僕の影と一緒に」の1フレーズで
少年の孤独と寂しさを見事に滲ませています C

24:名前はいらない
08/11/28 04:33:11 CklMjFae

>>878
世界からスープのくだりが少し強引な気がします
また言葉のチョイスも、仮にわざとだとしても、
少々ぎこちないと感じました D

>>879
詩の焦点があっちにいったりこっちにいったりしています
言葉選びも平凡なので余計に構成が目についてしまいました D-

>>880
句点や平仮名使いをやめてストレートな
詩にした方が良かったと思います
単純に読みにくい印象しか受けませんでした D

>>881
最初の方の具体的な描写が、後半にあまり活きなかった気がします
母の清楚さと男の汚さが丁寧だっただけに、
陳腐な着地点の描写が勿体無いと思いました D+

>>882
それこそまさに理性的な人が書いた詩に見えます
狂人の詩はやはり狂人が書いた風に見えるものだと思います D-

>>885
アクの強い言葉をちゃんと使っていて、
断片的な感じを受けましたが、同時に芯は繋がってるとも感じました C

25:名前はいらない
08/11/28 05:36:11 d/7qaWZn
ネットストーカーは犯罪です

26:<><
08/11/28 07:32:33 iWvIG14b


サマーキャンプで被った三度笠

被った三度笠の影から遠くの夕焼けを見た

早くお母さんの所に帰りたいと強く願った

同じ笠を被った同い年の子達は、とても楽しげだった


キャンプから戻った、陽に灼けた私

母は嬉しそうに私の三度笠を部屋に飾った


埃かぶった三度笠

古い家から引越す間際

新しい遺影を片手に抱いた姉が私の手元の三度笠を見て言った

お母さんは、きっと、

あんたに強くなって欲しかったんだね



―私はギュッと三度笠を抱き締める



27:<><
08/11/28 07:33:53 iWvIG14b
題「三度笠」

28:円星 ◆NzRitgToB2
08/11/28 07:57:51 7siM1H+M
>>883
「君の見た世界と、君の見た“僕”を。」
やっぱりこうやって書くべきでしたね…。
う~ん、全角スペースはやっぱり、句読点と同じような役割を持っていると自分では思っております。
半角スペースはただ単に「僕」を際立たせるために書いただけでした。…。
“ ”これは、かぎかっこと同じような意味を持っていると自分では考えております。(あ、調べたらやっぱりかぎかっこと同じ意味でした。)
全部飲み干して好きになる、とは、参考になりました。

>ごめん、さしでがましいな
と、と、と、とんでもないです。!
ご感想ありがとうございました。

「せかい」、この詩は、僕の勘違いが独り歩きした詩かもしれないので、書くのが恐いのです。本当は。
句読点や、そういういろんな記号を、僕は読みやすさを考慮したり、インスピレーションで使っていた感があるので、
もっと、意図を深く考えて、使うようにします。
参考なんて、そんなぁ…。人様に参考にしていただけるような詩を書けるように、努力します。!

>>24
評価ありがとうございました。
やっぱりそうですか。ですよね…。

29:円星 ◆NzRitgToB2
08/11/28 08:10:14 7siM1H+M
早速ではありますが、評価お願いします。


「冬の水」
瓶(かめ)の水を汲む
冬の水がこんなに冷たいなんて
僕の指は骨だけになった
…………………………………………
「角」
あっ、僕の頭につのが生えている。
なんだ寝癖か
…………………………………………
「鶏冠」
あっ、僕の頭にとさかが生えている。
なんだ寝癖か

30:名前はいらない
08/11/28 11:33:55 nwsDWuji
評価ってバカか?
詩はパイプ工事じゃねえよバカ

31:名前はいらない
08/11/28 12:45:50 ZZWnZeWB
「都会部屋」
1つの窓が開かれそうだった。
浴槽がない薄汚れた都会部屋。
存在しないシャワーの湯。
途中で止まる古いテレビ。
カーテンだけが静かに動く。
ストーブがなければ灯もなく
人々の危険な音だけを薄明かりに
触れる皮膚と皮膚、表情だけは
角度をそらせたまま、全てを始めた。
金切り声を出している女の首筋。
そんな風に愛を知りたくない。
お前がお前でありたいなら
どんな奴にもすべてを歌うな。
マルボロ吸った後に微笑を
引き起こしたがっている気持ち。
危険な状態、テーブルとベッド
チョコレート、カラスの上昇に
捕まりながら太陽へ向かいたい。
禿げ上がっていく心の内側は
赤く染まった夕暮れの雲なのか。
突き破ってくれ最も古いこの町と
狂い咲き誇る秋の星座の真下
裸になってベッドで抱き合う私達。



32:名前はいらない
08/11/28 13:32:50 +wV7P1yh
中島みゆきっぽいねえ。

33:名前はいらない
08/11/28 14:18:34 0qZeXNvF
未評価

[vol.76]
>858 >866 >868 >876 >884
>887 >888

[vol.77]

>4 >6 >7 >8 >9
>10 >11 >12 >14

>15 >16 >17 >18 >19
>20 >21 >26 >29 >31

34:名前はいらない
08/11/28 14:52:23 G2k2vxxp

「気休め」

やりきれないから叫んでみたら
喉がいたくなったのだ
秋ももはや終ったのだと
今朝がた誰かが言っていた

たしかに風はひんやりしたし
僕の髪も伸びていた
足の吊られたお向かいさんは
元気にしているのだろうか

通勤電車に駆け込んで
息を切らしているのだろうか
もしどこかで会えたなら
ニコッと会釈でもしてみよう

晴れた空に思い出が
写って見える冬の日に
また新しいお向かいさんが
不安そぉうにやって来た

説明なんかを聞きながら
整えられたベッドの脇に
やたらと大きな荷物を置いた
ニコッと会釈でもしてみよう



35:名前はいらない
08/11/28 16:02:19 0qZeXNvF
>>858 ときとして人間は断絶し、その断絶からは逃れられません。
やがて飲み込まれてゆくクレバスの大きさに比例するようにして人間はもがき、
跳びたちます。作中の人物は幸福から断絶しています。
幸福にあこがれ、幸福を得んが為に「大川隆法」を崇め、幸福にすり寄ります。
「大川隆法」は、記号であり、幸福を象徴するものにすぎない。
幸福から断絶された者に残されたのは、ただ絶望あるのみです。
その姿は悲しくも滑稽であり、この作品が描き出したのは人間の「絶望」の
具現化したカタチであります。やや冷笑的な筆致は、このテーマに捻れを
もたらしながらも不快かつ深い印象を残します。 C

36:  ◆UnderDv67M
08/11/28 20:38:43 WpIYJ0WR
冬も……?写って……?「そぉう」コレ馬鹿にしてんのか?
「足の吊られたお向かいさんは」吊るされてんのか、治安悪いな。
「僕の髪」爪や髭は。。「荷物を置いた」誰がだよ、意味分からん

よくわからんが偶数の作品の質が酷いな、これはなにかの呪いか?
>>4 >>8 >>10 >>12 >>16 >>18

>>1
乙(遅

37:名前はいらない
08/11/28 22:58:35 PuCrHmuP
>>866
二連では、日本的情景をちゃくちゃくと描写できている。三連目で洋風に変わり、軽くなる。
四連目で、現代風に変わる。五連目は身近な様子。こういう風にメリハリのある書き方を
されると、読みとく楽しみを感じる。頭を悩ませたが、最後の二行は理解できなかった(スミマセン)。C

>>866
括弧と平常文の使い方がうまくいっている。悲劇的に終わる物の、読んでいる方はその汚れなさ
に清浄な心持ちになる。よんでよかったな~と感じるような作品だと思います。C

>>876
君が何故居なくなったのか、想像にゆだねられているが、その理由は蛇足であると判断した
ためでしょう。哀しみや怒りについての形容が楽しい。英語のところは、山場でしょうが、
非常にリズミカルに味わえる。最後もしっかりしている。C

>>884
ひょっとして替え歌かと思った。ゲイになる不安な心境をうたったものだと思いますが、もっと
切迫感を持っていないと、伝わらないと思った。D

>>887
恋する二人の様子が、幸せそう。いろんなところに、注目すべきフレーズを用いて描写されていて、
それが嘘っぽくなくて、とてもうまいと思いました。フレッシュないい詩だと思います。C+

>>888
短いけど、テーマを扱い切っています。最後のところは、かなり心を動かされました。C

38:名前はいらない
08/11/29 00:40:25 /sahjjn0
「涙」
日曜日。太陽。裸足の子供達。
街の音が僕の声を掻き消すよ。
空を行く鳥達の悲しそうな瞳を
あなたが覗いたちょうどその時
あなたの左手に握られている
小さな紙コップに目一杯入った
オレンジジュースが零れ落ちる。
僕はただそれをそっと眺めた。

夏風が吹いて、目が遮られ、
あなたはどこかへ消えてしまった。
白い頬に触れた僕の右手は
太陽に射抜かれ、剥製になった。
日曜日の朝、海岸線が見える駅。
裸足の子供達が歌を歌う路地。
僕達が出会った海沿いの街。
僕はもうどこかへ消えたかった。

指先が寂しそうに震えていた
あなたの姿はきっと僕の内側
痛々しい程の光の中へ溶ける。
大切なことはきっと青い海とか
森とか 風とか、みんな同じ。
通り過ぎた電車の向こう、夢の後
流れ星のような一筋のラインが
終わりと始まりを一緒に告げた。





39:名前はいらない
08/11/29 01:28:07 ggi6IElU
世界の色


今日も外は外のままだった
歩いていた俺は大事なものなど持っていない

スニーカーはハイカットで
アスファルトは永遠の色をしている
道端で揺れる花に意味など無くて
iPodから流れるのはただの音なのか
向かい側から歩いてくる彼女はナイフを握り締めていて
俺のスニーカーはハイカットなのだけれど
靴紐はあられもなくほどけていて
しょうもない顔をしているあの雲は
今 存在の理由から風に吹かれて逃げてゆく

「そういえば」、と独り呟いて同じように風に消える言葉が
一匹の猫の黒目の中に吸いこまれたのを、俺は見た
その猫はどうしても白い色をしていて
アスファルトが永遠でないことを知り、悲しそうに涙を流している
そして俺はこの汚れた手でその猫の頭を撫で、幸せな気分に浸るのに
彼女はナイフを俺の喉に突きつけ
「ちゃんと手をあらいなさいよ」と言った


ああ、俺は、その時、
彼女のナイフに映った俺の顔を確かに見た
その顔は彼女の形をしていて
俺ではないのだけれど
それが俺なんだと心のどこかで諦めていた
それでは俺の顔はどこで落としてしまったのか
わからない、まったくわからないけれど
さっきの猫の黒目にはまだ「そういえば」と
殺人犯の描いた絵のように
音もなく揺れていた


とても肌寒いと感じるような風にふかれて
俺だけが全てに気づいているのに
なぜか独りぼっちだった

40:名前はいらない
08/11/29 02:20:16 W0gFwaKO

>>24さん

前スレ881です
評価ありがとうございます
初投稿・初評価なので、とても嬉しいです

自分の立ち位置をうまく詠み込めなかったのが駄目ですね
自分のきたないところを誤魔化しぼかしたのを見透かされ、どきりとしました
未解決の感情を詠むなら、その清濁すべてを表現すべきでした

詩作、再チャレンジします
どうもありがとうございました


41:円星 ◆NzRitgToB2
08/11/29 03:45:28 sDQSKqKR
>>30
言われてみれば、そうだね!
君は詩をわかってるね!
最後のバカは余計だと思います。^^


____________________

>>1
スレ立て、乙です。ありがとうございました。

>>2>>33
まとめ、ありがとうございます。

42:名前はいらない
08/11/29 04:08:43 9NFlWXaW
夜警を切ったのは私

向日葵の絵の具が洪水になる
小屋を渡り椋鳥になかれ
うっかり落とす

水面は眼の奥で歌うから
唐草とアーガイルと土くれに混ざり
エクスの筆触で
詩人の喝采から離れて暮らし
親の遺産が筆に化ける

チョッキの少年は
佇む影を渡した

テールコートの二人が言った
ガラスの岩肌は堅牢な飴玉だと
これは名画だと

盗まれたのは戦争が終わったある日
焼かれて灰は風を濁した
車で街を過ぎるなら
このくらいのスピードで


43:名前はいらない
08/11/29 08:36:05 LRP+0KgW
評価じゃなくて感想だけ言えばいい

44:名前はいらない
08/11/29 10:56:47 9EibQLc0
未評価

>4 >6 >7 >8 >9
>10 >11 >12 >14

>15 >16 >17 >18 >19
>20 >21 >26 >29 >31

>34 >38 >39 >42

45:名前はいらない
08/11/29 17:57:35 bFdVORrk
「黒いブーツときんにくん」

覚えていますか
色褪せたサッカーボールの白と黒
長い夢の後思い出した冬の日
少年漫画と野球の球
最後に見た夢はきっと
embryo
embryo
気付かせてくれたのはきっと 透明のゲージ


46:名前はいらない
08/11/29 19:01:12 K264oPLE
ああ…
>17の六連、一行目の
「舞い昇れよよ、君」
の「よ」が一つ多かったです…

47:名前はいらない
08/11/29 19:13:21 19tGzYcq
うそをついてよ
自分をやさしいと思うなら
はやくうそをついてよ

聖人はいるよ
自分をマリアというなら
鎖をつけてセックスさせてよ

かわいいピンクの指先が
どれだけいのちを啜ったの
シンナー臭いマニキュアは
どれだけいのちを削ったの

十字架で脳みそ撃ちぬいてからっぽにしてうそついて鎖つけて
気持ちいいセックスさせてよ

48:名前はいらない
08/11/29 22:19:56 vlO16ZnH
「部屋着で会おう」

傾けなければいけない杯になみなみ注いだコーラ
炭酸が鳴らすのは隙間に埋まる暖気
すみずみまで満たされろ
だけど彼は十徳ナイフで慎重に
傷を付ければ海が漏れる
あふれ出る海水にコーラが流れ出した
薄くなり微炭酸
もはや塩水
暖気と寒気で巻き上がれサスーン
乱れ髪を手で抑え、はにかんでサスーン
そして田舎訛の英語を使って呟いてサスーン
凪いだ浜に迎え撃てと
君のそのフリルを揺らして

49:名前はいらない
08/11/29 22:42:11 voOKvASr
「ピストルをとって」

未来が生まれゆく
脳が香る
詰め込んだ鬱憤
泣きはらせ
聞こえない銃声が鳴り響く
耳鳴り。

……‥・・
焼かれた感情は
ぬるま湯になって
次第に
残した軌跡が
錆びついてゆく

さっきあった幸せは
もうただの虚しさだ
獣ももう眠ったよ
死にゆく未来は
いづれ燃やされ
僕らの街の床となる

所詮使い道のない未来だ
どこかへ行けるはずだったけれども

死んでは生まれ
生きては殺し
そういう毎日で
満たされながら
いつのまにか叫んでる

50:名前はいらない
08/11/29 23:28:59 4JCF1LLV
>>4時計を見上げてるのに青空見れないのかいっとつつきます
虹をかけてどうしますの?とかとか・・・私個人としては好きじゃないかな D

>>6発想は好きですよ。 内容は好きじゃないですね D

>>7なんだろう 落ち込む詩ですね
はばたけなかったのかに羽ばたくしかなくなって羽ばたいたらバカを見ましたってこと? D

>>8 徐々に感情があらわれてていいなっておもいましたが もっと削ったほうが読みやすいな とも思いました。 D+

>>10 なでなでヾ(´ω`)

51:名前はいらない
08/11/30 00:06:53 mxhsQdzj
 検死解剖のように

 レイプして殺人した女の死体に
 さらに辱めをくわえ 陵辱する
 死姦だ 左の目玉をえぐりとり
 頭蓋骨をのこぎりで横に切断する

 腹を上下に裂いたら、内臓が
 露出したようだ それはまるで
 検死解剖のような光景だね
 そして陰部にスプレー缶のキャップを

 ああ、とてもキレイだよ この娘
 元は彼女だったんだ このような
 惨殺死体と成り果てた今となって
 両親に送りつけるときが楽しみだ

 ついでにクリトリスを切除しておこう
 処女を奪った記念にね そして
 少女を解体してしまおうか そして
 その人肉を食べてしまおうか さて

52:名前はいらない
08/11/30 00:08:26 mxhsQdzj
>>51
変換ミス 凌辱

53:名前はいらない
08/11/30 00:35:38 DpwqtWCe
「のっぽさん」

おいらの友達のっぽさん
喧嘩が強いよたくましい
気に入らないやつぶっ殺す
絶対絶対ぶっ殺す
我らがのっぽ のっぽさん
腹筋背筋100回しても
全然息がきれません
生まれながらのアスリート
身長高いの?のっぽさん
そうさ 高いよすごく高い
笑顔も素敵で愉快だな
みんなも入ろうのっぽ教
さあさあみんなで歌おうよ
のっぽのっぽのっぽっぽ
のっぽさんのおとおりだい
ゆめを見失った子羊たちよ
のっぽの指す先進めばいい
のっぽの洗礼受ければいい
ああ 場末のスナック
ああ カラオケセットで
警鐘に震えた この街
追いやられた 人たち
寂れた公園で 炊き出し
訪れるべき日 来るまで

54:名前はいらない
08/11/30 02:04:57 rDibLb1D
「冬」

ガラスの窓に隔たれた 冬の世界がそこにある
たった1センチ程度の厚さしかない
ガラスの窓に隔たれたこの世界
コタツに入っている私はその温度差に
いつもやたら切なくて 愛しい気持ちにさせられる
ひょっとすれば
何かを思い出そうとさせられるから
こんな気持ちになるのだろうか
そうだとすれば
それは恐らく昔もっていたモノで
今は届かない場所にあるモノだろう
私が今このガラス窓を開けたところで
それが思い出せればいいのだけれど
そう考えて、いざ窓を開けてみても
ただ寒いだけだった

55:名前はいらない
08/11/30 02:09:13 yEmoa/l2
「夜の飛行機」
履きつぶした黄色いブーツが 
優しく俺の足を進めていく。
それ程寒くないが、やけに冷たく、
雨上がりの道路 少し北のほうに 
星の群れがこっちを覗いている。

冬の夜は人の心を冷酷に変える。
コートの中の体、つないだ手。
今感じているのはほぼそれだけで
凍える野良犬にさえ興味はない。
全て煌く静止画の中へ消えていく。

街頭は道路を純粋な色に変えて
俺の心を和ませたりしてくれる。
でもなぜか不安な気持ちは消えず
張り詰めた水溜り 歩く二つの影。
赤い点が星の間をすり抜けていく。

街頭に照らされる 彼女の瞳の奥
小さな輝きが揺れるのを見た。
それはさっき北へ飛んでいった
夜の飛行機となぜか似ていて
喜びも悲しみも切なさに変わった。

冬に飲む紅茶みたいな 優しげな声。
何だかうれしそうに笑いながら
幸せの定義について話している。
俺は話を聞かずに 温もりだけを感じている。
時々、それさえあれば良いような気がする。


56:名前はいらない
08/11/30 03:59:36 Nf4V0phk
「寒がり蜜蜂」

赤いセーターを着ていた蜜蜂は同じ所を飛び回る
目を瞑って自分の羽の音だけに耳を傾ける

一度味わった花の蜜の味を忘れられずに
彼らは他の花を探すのに
同じようにできないこの蜜蜂はくるくる回るだけ
時々針を振り回しながらくるくる回るだけ

おかげで赤いセーターは胸の辺りから綻びてきて
今ではただの赤い毛糸


せめてあの美しい花が今一度咲いてくれたなら

せめてあの美しい花が今一度蜜をくれるなら

57:名前はいらない
08/11/30 04:04:59 2+ncoj5C
もうわかった?
わかるわけない
くりかえすみたい
これまではどうだった?
これからはどうなりそう?
わからない
でも良くしたい
するよ
強迫性障害にジャマされて
ガキの頃から
でも現在の自分、嫌いじゃないんだろ?
嫌な時もある。でも嫌いじゃない
もう、やだ
今だってそう ほら ほら ほら
オレンジの淡い光の中 ほら


会いたい会いたい
会いたいもう飽きた会いたい会いたいもう会いたい
大事な将来
わからない
なんかある
ほかの ぜんぜんちがうほかの




I love you アイラブユウアイラブユーあいらぶユーゆーゆ

58:名前はいらない
08/11/30 05:23:07 E0rwPti/
もし、自分の解釈に誤りがあった場合は指摘してください
誤った解釈での評価は不本意でしょうから

>>4
最後の「うたごえさへも」だけに旧仮名遣を用いているのに違和感を感じます
意図してのことの場合を解釈しようかと思いましたが、
「忘れてた」という表現から、単なる推敲不足だと判断しました
いずれにせよ「時計に追われて」、「青空」や「緑の大地」を忘れているひとびとを、
「世界」という語でくくってしまうのは乱暴過ぎます、
何故なら《「時計に追わ」れているという概念》を適用できる範囲は狭く限られてくるからです
あなたの言いたいことはなんですか?
ありがちなことを勿体つけて言うのではなく、あなた自身の言葉がききたいです
文語を用いた詩・短歌・俳句は近代にも沢山ありまずが、
格好つけて背伸びせず、あなたの言葉で詩作なさるのが一番かとおもいます
◇評価:E

>>6
階段の6段目で天使を気取るという発想、雨の情景を利用した心情描写、
どちらもとても面白かったのですが、肝心の彼女に魅力を感じられませんでした
待つという行為自体にスポットライトを当てた詩ではありますが、
待ち人が現れた瞬間をもっと印象強く描いて欲しかったです
ありのままの心情の変化を描いているところが、好印象でした
◇評価:D

>>7
テンポの良い詩で、体言止めを多用しているのも小気味良いです
なぜ「フランス」なのですか?
フランスの詩の知識などを前提とした詩なのでしょうか?
どうもそうは思われません、単にナンセンスを狙っただけに見えます
しかしそちらの方面での魅力は感じられませんでした
言葉のテンポは好きですが、感情が伝わってきません
なんとはなしに、客観的な詩にみえます
◇評価:D

59:名前はいらない
08/11/30 05:26:19 E0rwPti/
>>8
「…」という表現が不可解です
また、百合畑のイメージがどうも清楚な少女のイメージとちぐはぐな気がします
丘という「場」は、僕を変化させた少女の神聖な「場」であり、
僕にとって少女と出会った特別な「場」であるのに、
最後に丘から離れるのは不自然な気がしますが、解釈が理屈っぽすぎるかな
なんとなく中学生ぐらいの子が書きそうな詩だと思いました
◇評価:D-

>>9
谷川さんの詩は面白い
そしてあなたの詩も別のベクトルで面白い
昔、寺山と谷川がビデオレターでやりとりしたものを見たことがあるけど、
谷川さんは本当に率直な感性というか、まっさらな感じがする
あなたの表現は率直で、面白いけど、どう評価すれば良いかわからなかった
なぜなら詩ではない気がするから
ただ、もし本に載っていたとしたら閉じずに次のページをめくりたくなります


>>10
表現にあまりこだわっていないように見えます
どこかで聞いたようなフレーズを用いて自分に当てはめただけ
その程度の印象しか受けませんでした
◇評価:D-

60:名前はいらない
08/11/30 05:30:47 E0rwPti/
>>11
何を伝えたいのか、さっぱり伝わってきませんでした(みた夢の内容でしょうか?)
単に私の感性が枯れているだけかもしれません
できれば解釈の仕方を教えてください
◇評価:D-

>>12
表現は好きですが、魅力は感じませんでした
確たる感情や主張が、詩の中にないからだと思います
◇評価:D

>>14
「cell me」の意味を教えてください
◇評価:D-

>>15
「思っても」ではなく「想っても」か「願っても」の方が適当な気がします
夜独特の雰囲気が描かれていて素敵ですし、
後半の終わり方もなかなか面白いです
女性のごく一部の層に受けそうだな、という印象でした
評価:D+


61:名前はいらない
08/11/30 10:41:22 gMMCLnnL
「おれの話」

泥水すすってゲロを吐き 鼻水たらしてベソをかく

犬コロ蹴飛ばしイキがって ヤクザが来れば道開ける

あいつはバカだと笑われて へへへと下向きやりすごす

あんまりダサくて笑っちまうね

だけどどうしてこんなに涙がでるの


-----------------------------------------------------------
初投稿です。評価お願いします。

62:名前はいらない
08/11/30 11:16:41 ZNofGQnn
煙草をくわえ
コインを投げる
裏が出たら
禁煙しようと思う
表が出た
くわえた煙草に
火をつける
俺は悪くない
表が出たから
また明日も投げる
両面が表のコインを


63:名前はいらない
08/11/30 13:07:12 E0rwPti/
>>16
「おでこに見えない糸」という表現が大好きです、面白い
素直に率直に詩を詠んでいるという印象で、とても好ましく思います
中学生でしょうか?
評価はDですが、素直な感性を大事にしてこれからも詩を詠んでいってください
評価:D

>>18
つまらない
評価:E

>>19
二連目の「瀬戸内海」あたりの表現が面白い、好きです
ただ「運命」に「的」をつけるのは、誤魔化しているような印象を受けます
恋愛詩である以上、「運命」という結果に落ち着くのが
陳腐なようですが、妥当なのでしょうね
できたら使って欲しくなかった
難解な言い回しや暗喩を求めているのでは決してありません
「運命」と言ってしまうのは、あなたの詩になんだか不適当な気がするのです
評価:D


64:名前はいらない
08/11/30 13:14:28 E0rwPti/

>>20
自然破壊の詩ですね
表現は面白いですが、それほどの魅力を感じないです
切羽詰まった感情が感じられないからでしょう
評価:D

>>26
三度笠というと、どうしても清水の次郎長が浮かんでしまいますね
あと木枯らし紋次郎
いいお母さんですね
評価:D

>>29
「冬の水」
指が骨だけになった、という表現が好きです、面白い
「角」と「鶏冠」は同じ発想ですね
おそらく実際に経験したことのような気がします
オチとしてはありきたりですが、ほのぼのしていて好きです
しかし「冬の水」に比べると、さぼったのかな?と思ってしまいます
発想が好きなので、ぜひまた書き込んでくださると嬉しいです
評価:D+

>>34
詩の内容に魅力を感じませんでした
伝えたいことが一切届いてきません
なんとなく書いてみた詩、という印象です
評価:E

65:名前はいらない
08/11/30 13:15:45 E0rwPti/
>>47
人間はわがままなものですが、ここまで率直に自分のわがままを主張すると
もういっそ快いですね
しかしなんとなく、わざとらしくキャラを作っているような気もします
面白いので、良ければもう一度あなたの詩を詠んでみたいです
評価:D

>>51
性的嗜好を詩に昇華、もしくは美化するには、相当の実力が必要です
そしてあなたにはそれが足りないようです
評価:E


66:名前はいらない
08/11/30 14:09:42 3kzAjdqx
自問自答 1/2

繰り返される諸行無常 蘇える性的衝動
冷凍都市の暮らし 行方知れずのアイツ何時の間にか姿くらまし

新宿ぶらぶら節 一回死んで寝て起きたら朝焼けの赤富士
悪夢(わるゆめ)芝居から脱出 気がつけば肉布団の上
圧迫感をとても感じている 堕落が許される生活に甘んじている
二足歩行に限界を感じている 俺は四つん這いになって
ケモノの様なスタイルで 風斬り 歌舞伎街
いつでも誰でもブッ殺す覚悟を決めた男達 鈍感な頭抱え前進する俺
次々と目に飛び込んでくる人々のそれぞれ 俺の目玉が見る怒り
俺の目玉はなんも見てないふりばかり ビルディングの配列
その整然に姿くらます アイツ 何時の間にか行方知れず

冷凍都市がやたら躁 何やら厄介者が阻喪しとる模様
鈍色の銃口の先が光り放たれた憤激の銃弾によって後頭部に穴が空き
もはや原型の姿は亡きもんになってしまった悲惨な風景が広がり
それをただ漫然と冷え切った無表情で見つめる人々の集まり
そして俺は成す術がなく足早にその場を去り ふりだし 繰り返し
蘇える性的衝動 繰り返される諸行無常 畜生 フラッシュバック現象
はっきりしない曖昧な映像
真っ黒けっけの朝5時半 頭ん中支配するこの違和感

分厚い大学ノートが鉛色に染まってゆく 精神が浄化していく錯覚
内臓が体操してとても乱雑 ドドメ色に澄み切った俺の脳内色彩感覚
黒髪の思い出を美化 モラトリアムの地獄絵図をお前らはそんなに見たいか?
そんな少年性をいつまで経っても誇示しとる 可愛気もクソもない
大人子供が蔓延る気色の悪い集まりの中で 血色の悪い青み掛かった無表情達の墓場で
成仏できん幽霊どもの声も枯れ果て 俺は俺のこんな戯れ言につくづく呆れ果て
孤独の淵を彷徨いドン底の極みを見た様な気になって

67:名前はいらない
08/11/30 14:11:19 3kzAjdqx
自問自答 2/2

それでも俺は意地になって それでも俺は意地になって
それでも それでも それでも俺は意地になって
求め続ける 求め続ける 求め続ける 脳が揺さぶられて頭ん中が
サァーッとするあの感じを それは何処にある?何処にある?何処にある?
心臓を鷲掴みにし引っ張り出して その鼓動をそのまんまマイクかなんかで拾って
それに合わせてバンドの練習をしよう 脳内映像をビデオにダビングして
夜中に独りで酒飲みながら観よう それは嘘で塗り固められた自己解放
自分が自分であることに疑問を持とう

そりゃわかってる 自問自答?

日曜日の真っ昼間 俺は人混みに紛れ込んでいた
強い日差しが真っ白けの店の中に混ざり込んでいた
若い父親と小さい娘がなんか美味そうなもんに齧りついていた
笑っていた ガキが笑っていた
何も知らずにただガキが笑っていた 純粋な 無垢な 真っ白な その笑顔は
汚染された俺らが生み出した この世のすべてを何も知らずにただ笑っていた
新宿三丁目の平和武装や 片目が潰れた野良猫が発する体臭や
堕胎手術や 30分間25000円の過ちや
陰口叩いて溜飲を下げとる奴らや 徒党を組んで安心しとる奴らや
さり気なく行われる裏切りや 孤独主義者の下らんさや
自意識過剰と自尊心の拡大や 気休めの言葉や 一生の恥や 投げ遣りや 虚無や

繰り返される諸行無常や

この世の全てを何も知らず この世の全てを何も知らず この世の全てを何も知らず
ガキが笑う ガキが笑う この世の全てを何も知らず

行方知れずアイツは姿くらまし 行方知れずアイツは姿くらまし
冷凍都市の暮らし 行方知れずのアイツいつの間にか姿くらまし

繰り返される諸行無常 蘇える性的衝動…

68:11
08/11/30 14:14:23 fqnccOXg
>>60
評価ありがとうございます。
解釈を書くに値しないものですけど一応段落別に書かせて頂きます。

①大きい寝巻き→絶対的に自分に合わないもの
②絶対的に自分に合わないものでは、やはりいい結果や思いが生まれない。
 今は悪い結果や思いなど欲しくない。
③いい結果や思いが欲しいなら自分に合ったものを早く探した方がいい。
④そうしないと本来助けてくれる人も邪魔に思えてくるかもしれない。
 (羊=眠りを誘うもの、枕=眠るために必要なもの)
⑤夢。
 題材でもある夢の記憶は大雑把であるため詩も比較的大雑把にしてみたつもりです。

内容も浅くわかりにくいためタイトルも「意味なし」を数字にしただけです。
本当に適当な解釈ですが、とりあえずこんな所ですかね。。

69:名前はいらない
08/11/30 14:24:29 3kzAjdqx
砂漠

揺れている日曜日 すり抜ける人混み
雨上がりの空は黄色い 気持ち晴れたつもり

東京湾に群がるミヤコカモメの集団
嘴に食わえた何処かの国のゴミ袋
体毛は白と黒と鼠色の合間
腹の中 コンクリートが詰まっていっぱい
反射した品川の鈍い光 惑わされてふらつき
肌 ただれる雨が酸性 染み込んでとてもむず痒い
夢に触った後がない 流されていつの間にか消えた
赤くさびた釘 心臓に刺さったまんま

心臓に刺さってる 赤くさびた釘を早くぬいて
心臓に刺さってる 赤くさびた釘を早くぬいて

終末思想ずっと漂う街の気配
でも終わりは全然やって来ないみたい
300円の傘の先端を地面に突き刺す
手ぶらで歩き出す 雨はもう降ってない
砂漠に 砂漠の何処か真ん中に
砂漠に 砂漠の何処か真ん中にいる感じ
割と意外な程 とてもさびしい

揺れている日曜日 すり抜ける人混み
雨上がりの空は黄色い

割と…さびしい

70:名前はいらない
08/11/30 14:39:16 3kzAjdqx
水際

深夜2、5時を照らす出す諸々の光が眩しい
安心しきった人々の静かな寝顔
男達の汚れた会話
疲れを知らず一晩中笑い続ける子供達の闘い
孤独に閉じ込められた野郎は独り 唸りながら泣く
男女は交わり 同じ動作を数万回繰り返し続ける
高層ビルディング8659階から見下ろす夜景
美しく感じた 闇に写る光
それは発色した油に塗れた水際
ここは水際

深夜2、5時を照らし出す諸々の光が眩しくて
暗闇に姿を現す猫と猿と土偶
恋人同士がひっそりとささやく港
潜水艦が息を潜め その横を静かに流されて行くクラゲ
誰かの悲しみが打ち震え その振動が水面を優しく波立たせ
発色した油に塗れ浮かんだ水死体を探す捜査一課の係長が
溜息を一つ漏らしながら立っている水際
ここは水際

深夜2、5時を照らし出す諸々の光
何かに取り憑かれた様に笑い続ける子供達
何かに取り憑かれた様に笑い続ける子供達の闘い
何かに取り憑かれた様に笑い続ける 一晩中
何かに取り憑かれた様に笑い続ける 一晩中
何かに取り憑かれた様に笑い続ける 一晩中
何かに取り憑かれた様に笑い続ける 一晩中

ここは水際…

71:19
08/11/30 15:00:09 gWHjOWx1
63
評価ありがとうございます。運命というところに逃げ込んでしまったという指摘を受けて、たしかにそうだとおもいました。
どうしてもみのらせたくて、でも時間もたってしまい、状況も自分かってに推測するしかない、ということで、願いを込めるように詩に書いてみたのです。
でも、具体的な行動をおこして、きっと恋をみのらせてみせます。

72:名前はいらない
08/11/30 15:04:43 zeuZiyjz
ビニール袋

土台もなく 乱雑に押し込まれた
ぼくの中身は今にも飛び出しそうだ
でもなに そのことについて君が気に病む必要はない
大したものは入っていないし
安い興奮の代償としては 十分に釣り合う
仮に失われてしまったならば そりゃあ一晩はブルーな気分だ
けどシャワーでも浴びて 一晩ぐっすりと眠ってしまえば
一昨日のチキンライスのように 奇麗さっぱり消えてしまう
チキンライスのように 奇麗さっぱり消えてしまう

73:名前はいらない
08/11/30 15:15:19 6cVhNI4P
「知らない人が頭の中で」

 出した右手は、垂れた左手よりも短かった
 垂れた左手は、流したなみだよりも軽かった
 流したなみだは、閉じたまぶたよりも暗かった
 閉じたまぶたは、伸ばした髪よりも束になってた

  知らない人が頭の中で とんかちを振り下ろせと うるさい

 直面した黒は、開かない青よりもいい香りがした
 開かない青は、走っていく緑よりもいい音がした
 走っていく緑は、降ってきた白よりもいい味がした
 降ってきた白は、逃げていく赤よりもいい痛みがした

  知らない人が頭の中で 引き金に手をかけろと うるさい

  知らない人が頭の中で 返事をしろと うるさい

  知らない人が頭の中で 上手に笑えと うるさい

 右手で描いた黒は、左手で描いた青よりも近くにあって
 左手でつぶした青は、涙でつぶした緑よりも大きくあって
 涙で飛ばした緑は、まぶたで飛ばした白よりも速くあって
 まぶたで捕まえた白は、髪で捕まえた赤よりも強くあって
 髪でほどいた赤は、右手でほどいた黒よりも暖かくあって

  知らない人に頭の中で うるさいと 言った

  うるさいと言われた知らない人は

  どうやら知ってる人だった

  それから二人は 朝食をとった

  上手に焼けず トーストは焦げた

  それからずっと 一緒にいる

74:s
08/11/30 16:44:24 qpxFNG66
『嘆き』

やがて落ち行くのを知っている
狂おしいほど雨露に打たれた
悩ましいほど朝日を浴びた一筋の闇が弧を描くように密やかに忍ばしてくる
その目その言葉は僕をすり抜け
虚空を彷徨い
ため息と共に風にさらわれていく
ならば風よ僕もさらえ
空を舞うこの身は嵐も雷も受けるつもりだ
それでも側にいれるなら
僕は幸せだ
何も見えない
はっきりと刻まれていく
声に出して
世界に反響するように
風に舞う言葉があなたの下に誘われるように
祈りを捧げて
好きですと


75:名前はいらない
08/11/30 19:07:45 E0rwPti/
>>72
チキンライスは嫌いです
僕の中身は消えたままでいいんですか、まあいいか
評価:E

>>73
頭の中の知らない人がいつのまにか出てきてますね
最後が意味不明です
色云々と知らない人は別のはなしのようですから、ちゃんと分けてください
読みづらいです
評価:D

>>74
「雨露」に打たれるって、滑稽な!
もっと頭の中で言いたいことを整理してください
何が言いたいのか自分でもわかっていないように見えます
評価:E

76:名前はいらない
08/11/30 19:35:38 /jfIckc6
「おとな」

草刈の匂いは
夏草が生い茂った
避暑地の空の匂い
ふと目を閉じ胸に吸い込むと
遠い夏休みを思い出し
泣きそうになった
あの頃の僕は
大人の世界が偽りまみれで
ある事を知らずにいた
誰も立ち入らない源流に住む
宝石達に毛ばりを垂らそうとしているのは
野蛮な世界に染まってしまった自分

77:名前はいらない
08/11/30 19:36:14 lCm23q2P
リコーダーはどんな音だったろう
僕は彼女に聞いた
彼女は忘れたと言ってジッパーをおろした

彼女はわからないなら吹いてみましょうよと言っておもむろに僕のリコーダーをくわえた。
彼女は嘘をついていた。
吹いていない、吸ったのだ。


78:名前はいらない
08/11/30 20:07:10 kd8qZSn0
貴方のことが知りたくて
幾千も
幾年も
時を越えて
私来たんだよ

貴方に逢いたくて
私来たのに…

貴方の隣にはもう
別の人が居たんだね

その赤い糸は
ほどけることはなく
私をただ
ただ…


悲しくさせるだけ

79:名前はいらない
08/11/30 20:11:55 UkyaGNCP
「トライ人」

枕、枕
睡眠中
枕、枕
瞼は24時間睡眠中
ゆらゆら、ゆらゆら
ああ、夢遊病
めくる、めくる
日は変われど
何も変わらず
ああ、夢遊病
めくる枕めくる枕
故郷もわからずに
東へ、東へ
ああ、夢遊病
鏡に虚像あり
網膜に虚像あり
聴覚は空耳ばかりに
夢物語の終焉は、目覚めか
否!永久の眠りにあるのみ


80:名前はいらない
08/11/30 20:26:07 E0rwPti/
>>78
言葉が統一されていて好印象です
宝石に毛ばりというちぐはぐさがまた対比を強めていて面白かったですが
少し無理があるような気がしないでもないです
評価:C

>>77
露骨に下品ですね
つまらない
評価:E


81:名前はいらない
08/11/30 20:56:08 zvP2BP6G
誰よりも愛していたこと
伝えられれば良かった
降り注ぐ金の月明かり
どうか貴方を照らしていて

夜空を指すスカイスクレイパー
どんな夢も二人 分け合っていたね

溢れる想いを抱きしめて
ああ 涙の深さを知っていく
さよならの街角

82:名前はいらない
08/11/30 21:03:51 zvP2BP6G
誰よりも愛していたこと
伝えられれば良かった
降り注ぐ金の月明かり
どうか貴方を照らしていて

夜空を指すスカイスクレイパー
どんな夢も二人分け合っていたね

溢れる想いを抱きしめて
ああ涙の深さを知っていく
さよならの街角

83:名前はいらない
08/11/30 21:04:56 zvP2BP6G
ブラウザ変でした(^^;
Wすみません・・

84:名前はいらない
08/11/30 23:11:10 GKabMPXE
薫るウンコを投げつけた

飛び散るウンコの粒もウンコ

犬駆け回り
猫はあくび
ばあちゃんは居眠り

ウンコ干からびてったああああ

「貴重品」

85:名前はいらない
08/11/30 23:44:25 Lx2JYcaW
「言葉」

袋の中のマネキンが
鼠たちに引き摺られる
真夜中
落ち葉たちが踊りだす
さあ
どこへ行くのやら

袋の中の女が
鼠たちに引き摺られる
真夜中
落ち葉たちが追い立てる
さあ
どこへ捨てるのやら

冷たい指が折れる時
雨が降りだした
雲は月の目を隠し
からっぽの心は
がらんどうの闇に沈む

言葉は封じられ
置き去りにされた体
陽が昇る頃には
跡形もないだろう
私の影も
形も
夢も
悲しみも

口を閉じ
時を待つ
君を
待つ理由がない



86:おくむら
08/12/01 00:13:52 wFzAAYoO
>>78
幾千年も待って、とかの方がいいんじゃないかなとおもったり。
時を越えるってのが、どうも大変なのかどうかが解らないから(笑
ただ、なんだろう?
ただ見つめている?もっと欲しいかも。
頭を掻く、とか僕ならそう書いちゃうかな。。

一歩引いて全体を見渡してみて、
押しが弱いと思うねー。他人に見て欲しいところがない感じ。
それはつまり、モチーフがないのかもしれない。D

>>79
夢遊病とか、夢って単語を言いすぎでは・・(笑
トライというのは、Try?渡来?
その移動と、夢での出来事と、どんな関連性が。。
言いたいのは夢、というか睡眠?
であれば、最初から言うのではなくて、
どうやって表現すれば、効果的にその夢のいい部分を他人に言えるのかを
考えた方がいいと思いました。D

>>81
金の月明かりというニュアンスは確かに、何か肯定的なものを感じ取れるけど、
さて、これだけだと少し個性が弱いかなーと思いました。
作者は「あなた」をどう想って、「あなた」にどんな祝福を送りたいのでしょう?
最後に、いきなり「さよなら」がきちゃいましたが、
唐突すぎる感じがしましたね。。うーん。
だって「さよなら」するだけの原因がないんだもの。D

>>84
貴重品である、理由が解らない。。。
結局、あなたは何が好きで、この詩を表現してるんだろう?
コミカルさかなあ。。
アラレちゃんとかドラゴンボールとかのノリ?
よし、これは子供を対象にした詩なんだね、ということはもっと子供に受ける
ように工夫したらいいと思う、かな(笑

>>85
あなたの比ゆの世界に、「君」(特定の第3者)の影が出てきてないと思ってたんだけど、
最後に出てきましたねー。
君って誰なんだ(笑
ズタ袋を引きずっている存在が、その暗喩になってれば解ったかなあ。。
なんとなく感じた所で話すと、
作者に消え入りたい位な想いを感じさせたモノは一体なんだろ?
そこを明確にすべきなんじゃないかな。解らない(笑 C-

87:おくむら
08/12/01 00:23:04 wFzAAYoO
いやーおひさしぶりです。
年末ですねー。この時期はいつも、
この1年を振り返ることが多いですね。
寒いのは嫌いだし、夏の方が好きだけど、
この独特の年末の感覚は好きです(笑

88:名前はいらない
08/12/01 00:29:44 aFQnR0jB
>>86

>>85ですが評価ありがとうございます
「君」は特定の対象のつもりではないので、詞の表現としては蛇足のように今さら感じました

もう少し上手に表現できるようになりたいです

89:名前はいらない
08/12/01 00:40:01 Gt3GK1gX
>>86
一つのことに目を奪われてしまう批評家の愚かさを引っ張り出すための言葉遊び
意味なんてないよ

90:おくむら
08/12/01 01:07:28 ZdMWJR/L
>>88
僕自身もそう思います(笑
僕の中での詩は、抽象画に近いイメージで、ニュアンスが違えば、
少し色合いを変えてみたりはします。
「君」のニュアンスが違うなら、違う対象物に置き換えてみるとか
面白いかもしれませんね。(対象化できるほどその存在感があなたの中にあることが前提ですが。)

解らない言い方してるなー。。
あ、3連目の表現はポキって音が聞こえてきそうでとても面白かったです。個人的に!

>>89
わざわざ他人をバカにするために詩を書いてるの?
そうすることで得られるのはただ自分の満足のみだとは思うけど。。


おやすみなさい。

91:名前はいらない
08/12/01 02:42:51 6mGAo8R1
何もかもが奇跡だ
目に映るもの、触れるもの、体感するもの
それら全ては疑いようのない奇跡的な美だ
そう気づいたのはいつだっただろう
そうして見る海や空や花の美しさに涙してからどれほどの時がたったのだろう
愛や喜び、それらと共にやってくる苦悩や悲しみ
無垢な私の心が美しい調べを奏で、世界の、人生の奇跡に涙を流した
奇跡をありのままに受け入れていた私はどこにいったのだろう

心のそこから漏れ響いた音色はいまや濁り
鳴る事さえなくなってしまった

92:名前はいらない
08/12/01 02:53:06 /cWnPL6r
夜の光と言えば煌々と瞬く派手なネオンや車のテールランプ、伴う雑踏に耳障りな喧騒やら何やら。
深夜二時半。寂しそうに月がポカンと夜空の真ん中、それぞれの界隈でそれぞれの人生が犇めく眠らない街を見ている。
遍く照らす柔らかな光は、ビカビカと原色ネオンを瞬かせるビル群、建ち並ぶそこを大手を振って歩く人々の視界には入らない。
上を向いて歩こう――昔はよく言ったものだけれど、今となっては空を見上げることなんて雨のぽつぽつ降った時くらいで。
 
違うよ。
僕は見ているよ。
毎晩あなたを探すんだ。
皆知ってるよ、あなたのことは。
嫌いになったんじゃないさ、そこにあるのが当たり前すぎて皆忘れているだけさ。
今夜も待ってる。
僕は窓の外しか見えないからさ、あなたが姿を現す夜三時が待ち遠しいんだよ。
 
 
あなたとの千回目の夜。
僕は明日、生きるために勇気を振り絞らなきゃならない。
天気予報は雨だったのにね。
星も見えない夜空、重たすぎる雲の切れ間から五分だけ、五分だけ顔を覗かせたあなたが滲んで見えた。
 
 
ありがとう。
生きたい。
ボクハイキタイ。

93:名前はいらない
08/12/01 03:01:31 /cWnPL6r
>>92
題名入れ忘れてしまいました
 
「午前三時、白い部屋」
 
夜の光と言えば煌々と瞬く派手なネオンや車のテールランプ、伴う雑踏に耳障りな喧騒やら何やら。
深夜二時半。寂しそうに月がポカンと夜空の真ん中、それぞれの界隈でそれぞれの人生が犇めく眠らない街を見ている。
遍く照らす柔らかな光は、ビカビカと原色ネオンを瞬かせるビル群、建ち並ぶそこを大手を振って歩く人々の視界には入らない。
上を向いて歩こう――昔はよく言ったものだけれど、今となっては空を見上げることなんて雨のぽつぽつ降った時くらいで。
 
違うよ。
僕は見ているよ。
毎晩あなたを探すんだ。
皆知ってるよ、あなたのことは。
嫌いになったんじゃないさ、そこにあるのが当たり前すぎて皆忘れているだけさ。
今夜も待ってる。
僕は窓の外しか見えないからさ、あなたが姿を現す夜三時が待ち遠しいんだよ。
 
 
あなたとの千回目の夜。
僕は明日、生きるために勇気を振り絞らなきゃならない。
天気予報は雨だったのにね。
星も見えない夜空、重たすぎる雲の切れ間から五分だけ、五分だけ顔を覗かせたあなたが滲んで見えた。
 
 
ありがとう。
生きたい。
ボクハイキタイ。

94:名前はいらない
08/12/01 03:50:21 kcpeA0tT
つまらない物語のススメ

この物語は単調で誰も興味を示さない
この物語は平凡で誰の心にも響かない

この物語の作者は誰よりもそれを知っている
しかしこの物語を勝手に終わらせる事だけは許されていない

誰が禁じたかは定かではない
だけどそれは暗黙の了解であるらしい

この物語は単調で飽きれる程長い
この物語は平凡で終わる時が待ち遠しい

作者はその時を望みながら物語を書き続ける

密かに何かを期待しながら

95:名前はいらない
08/12/01 04:02:00 18wj0QJ0
孤独

それは至高であり高潔であり不可侵である。
しかしまたそれは不幸であり凍結であり不可思議でもある。

96:名前はいらない
08/12/01 05:41:20 VYscEENn
五線の河

右の耳から鼓膜を揺らすは
始まり知らぬ音楽だ
岩に突き出た落差をすべり
シゃんララ ちゃぽねん トトぷトト

左の耳から鼓膜を揺らすは
終りの見えぬ音楽だ
コンクリートの落差をすべり
シゃんララ ちゃぽねん トトぷトト

両の耳からあたまを揺らすは
ながい時間の眩暈のせいか
はたまたこれらのデジャブのせいか

シゃんララ ちゃぽねん トトぷトト
こころ揺らせよ五線の河よ
シゃんララ ちゃぽねん トトぷトト

97:名前はいらない
08/12/01 08:02:32 U7xg0zY2
「RoseBlood」

紅く染まった薔薇一輪
涙の跡は消えないの

私はただ貴方に
分かって欲しがった

一人部屋の隅
見上げれば紅
座り込んだ私に
トゲが突き刺さる

貴方が気付くのなら
この紅の薔薇を差し上げよう
白かった貴方の服も
紅に染めよう

紅く染まった薔薇一輪
やっと一つになれたね

98:名前はいらない
08/12/01 09:53:24 zqY9UoCZ

【うわぁあぁぁあ】

何気ない仕草で隣のOLのスカートに手を入れたら、うわぁあぁぁあ!!!!

ふと寄った喫茶店の店長のクチビルが、うわぁあぁぁあ!!!!

炬燵に足つっこんでみかん剥いてテレビ点けたら、うわぁあぁぁあ!!!!

早朝ジョギング中すれ違ったトラックの荷台が、うわぁあぁぁあ!!!!

70年代の曲が好きという幼稚園児の紅いカバンの中身が、うわぁあぁぁあ!!!!

それジョーク?って聞き返したら震えだしたパルコの店員の指先に、うわぁあぁぁあ!!!!

蟻の行列に小便かけてる乞食のヘアスタイルに、うわぁあぁぁあ!!!!

何気ない仕草で隣のOLのスカートから戻した手が、うわー・・・

99:名前はいらない
08/12/01 10:19:02 +JbYipq9
すいません、誰か>>61お願いします

100:名前はいらない
08/12/01 10:47:25 dl5ZrIbm
>>78がCってどんだけ評価人の程度低いんだw

101:名前はいらない
08/12/01 12:33:22 2drPBUEx
未評価(>44から)

>9 >17 >21 >31 >38
>39 >42 >45 >48 >49

>53 >54 >55 >56 >57
>61 >62 >66-67 >69 >70

>76 >84 >85 >91 >93
>94 >95 >96 >97 >98

102:名前はいらない
08/12/01 12:44:53 2drPBUEx
>>98
いつもの日常には隠された真実があり、驚異であったり、脅威であったり
します。心臓もああ破れんばかりの衝撃に、脳みそをやられて生きて
いるのです。OLはオカマで、店長は紅いルージュをひき、テレビは
デジタル放送のため受信不可、トラックの荷台にはゴスロリの深田恭子、
女児の鞄のなかには髭剃り、店員の指先には指人形、乞食はワンレン
ボディコン、自分の手には何時の間にかマニキュアが塗られていた!
まっこと不条理、叫び声高らかに、刻を告げる主人公でありました。C

103:名前はいらない
08/12/01 12:51:03 9OT63B/m
>>61
安っぽ過ぎる自虐
ランボーの「裏切られた心臓」を100回読みなさい

104:名前はいらない
08/12/01 12:59:13 piOLSFlV
長い詩なので二つに分けて投下:

旅する車輪 旅する車輪 あてもなくさまよい続ける哀れな車輪 地上には 何の目印も無い 何の希望も無い

塔を建てよう 旅する車輪達の目印になるように 塔を建てよう 旅する私達の希望になるように
地上のあらゆるものより素晴らしく 荘厳で頑丈
地上のあらゆるところから見えるように 高く高く 
どこの樹よりも高く どこの山よりも高く どこの雲よりも高く ・・・星のように高く

ああ ゴールを見つけた 私達はもう迷わない あれを目指せばいいんだ  
あの塔ほど素晴らしい場所は他に無い あれ以上の場所は無い
あそこにたどりつきさえすれば 私達の旅は終わり もうどこへも行かなくていい
あそこにたどりつきさえすれば 私達は回転させなくていい 動かさなくていい
体を 頭を 心を 意志を 自分を
塔へ着いたら 私達は旅を終えて 哀れな車輪でいることをやめられる
ハッピーエンドが欲しくて 数え切れない車輪達が 塔のもとへ集まった

何百年 ずっと塔はびくともしなかった 荘厳で頑丈
何百年 ずっと車輪はびくともしなかった もう回り方忘れた 

何百年に一度の巨大な嵐が 塔の建つ場所に発生した 暴風雨が塔の上から下まで吹きつけて 塔が揺れた!
何百年に一度の巨大な雷が 塔の建つ場所に発生した 稲妻が塔の上から下まで貫いて 塔が倒れた!!

倒れた塔 倒れた塔 横倒しになってしまえば塔とは呼べない 地上には 何の目印も無い
動けぬ車輪 動けぬ車輪 回り方を忘れた哀れな車輪 地上には 何の希望も無い 車輪には 何の希望も無い 
全て無駄 全て無駄 どんなにさまよっても希望がないから ハッピーエンドが欲しかった

105:名前はいらない
08/12/01 13:01:05 piOLSFlV
さめざめ泣く数え切れない車輪の元へ 魔術師がやって来た
魔術師は言った
過去を無駄にすることはない 過去が無駄じゃ無いなら 今は無駄じゃない 今が無駄じゃないなら 未来は無駄じゃない
魔術師は魔法をかけた
倒れた塔は 数え切れない車輪をくっつけ 列車になった 
列車はヘルメスの速さで 雷の鳴る混乱と葛藤の暴風域を抜け 悲しみの降雨域を抜け 無気力の曇天を抜け 満天の星空が広がる平原へ
車輪は回り方を思い出し 車体が分解してもなお回る
地上には何の目印も無い 空の数え切れない星が 地上の数え切れない車輪達の目印 車輪達の希望 車輪達が希望
魔術師は言った
私がしてやれるのはここまでだ あとはあなた達と、あなた達の星が知っている 
定められたレールも 星を遮る塔も無い

旅する車輪 旅する車輪 地上には 何の目印も無い 何の希望も無い 
旅する車輪 旅する車輪 空には目印がある 胸は希望を知っている

END

106:名前はいらない
08/12/01 13:38:23 pPTzIIRk
>>80 >>100

まちがえた
>>78じゃなくて>>76です

107:名前はいらない
08/12/01 13:51:12 9OT63B/m
>>105
ヘッセの車輪の下?
それならいいビルドゥングスロマン

108:名前はいらない
08/12/01 14:00:30 9OT63B/m
それでなくてもいいビルドゥングスロマン

109:名前はいらない
08/12/01 15:09:19 pPTzIIRk
>>21
「Loop」を強調するわりに効果が見受けられない
前半までは、獣くさい生臭い「生」が感じられたのに
後半の「苦笑」で急に味気なくなった
評価:D

>>31
結局なにを言いたいのだろうか、うまく伝わってこない
軸がぶれているからだろうか
言葉は巧みだが、それだけといった印象
評価:D

>>38
視点がいったりきたりして読みにくいが魅力的
海沿いの街、強い太陽の光、そういった情景が浮かんだ
「あなた」の描かれ方が鮮烈だっただけに、「終わりと始まり」という
ありきたりな最後が残念だった
評価:C-

>>39
ハイカットにそこまでの意味があるのだろうか
他人の中の自分を否定したい、しかしアイデンティティがわからない
俺は猫によって癒されるが、それも一時のことで、再び他人の無理解を突きつけられる
そう解釈しました
ありがちな題材にしては、自分と彼女と猫の存在が確立していて面白かった
評価:D+


110:名前はいらない
08/12/01 15:09:58 pPTzIIRk
>>42
理解を拒むような詩
日本人がこういう詩を詠むと、なんか滑稽なんだな
夜警ってなんのこと?夜警国家のこと?
考えて疑問を解決する努力をするほどの魅力は感じなかった
評価:D-

>>45
dir en greyの曲にも「embryo」ってあるよね
この詩にこの言葉は不釣合い
評価:D-

>>49
ピストルをとったわりに、覚悟も済んでないし撃ってもいない
最後はなしくずしに日常に埋没し、悔し紛れに叫ぶだけ
叫びに力が感じられないし、魅力も感じない
評価:D-

>>53
なにやらすごい「のっぽさん」なのに、結局は大した力がないのかな
最後の終わりかたといままでの流れが一致していないので、
置いてけぼりをくらった気がした
評価:D-

>>56
くるくる回るだけの悲劇性と花への切望
面白い、んだけど「せめて~なら」が叶ったあとの喜びが量れなくて、
いまいち共感できないし、引き込まれない
評価:D+

>>57
前半の自問自答が邪魔くさい
言葉も吐き捨てられた感で、なんの魅力も感じない
独白を垂れ流すだけなら誰にでも出来る
推敲しろ
評価:E

111:名前はいらない
08/12/01 15:10:44 pPTzIIRk
>>61
知らん、涙ふけ、鼻かめ
評価:E

>>62
喫煙者ではない自分には煙草の魅力はわからない
そしてこの詩の魅力もわからない
興味もわかない
評価:D

>>66-67
長い
が、面白い
ただ長すぎる、冗長な印象
評価:D+

>>69
割と意外な程 とてもさびしい、って表現はおかしい、絶対
「さびしい」というより、寂しさが原因となって発した別のことを伝えたいように見える
評価:D+

>>84
くだらない
評価:E


112:名前はいらない
08/12/01 15:11:44 pPTzIIRk

>>91
前半の感動がうまく伝わらないと後半の落差もうまくあらわれない
そしてこの詩では、感動がうまく伝わってこない
題材がありがちだっただけに、表現に独自性がないと単調になってしまうのに
表現もありがちだった
評価:D-


>>93
上を向いて歩こうの歌詞って月を見ようって意味じゃないよね
まあどうでもいいのかもしれないけど
月に対して「あなた」と呼び掛ける発想は好きだな
評価:D

>>94
ススメてないよね
評価:D

>>95
なまっちょろい孤独ですね
評価:E

>>96
オリジナルの擬音を使ってるのは面白いけど
何の楽器かわからないから読んでてストレスたまる、何の音じゃーい!って
その音が作者のこころをどう揺らしたのかもよくわからない
評価:D

>>97
ありがち
そもそも日本人にとって薔薇ってそんなに身近じゃない
受け売りのイメージを吐き出しただけのように見える
そもそも終わり方に共感できない、ストーカーっぽい発想で引く
評価:D

>>98
自己完結の詩だ
日常の中の事件を詠みたいなら、その真相もちゃんと明らかにすべき
「うわぁ」で済まされても訳が分からん
評価:D-

113:名前はいらない
08/12/01 15:58:39 pPTzIIRk
>>68
ありがとうございます
なるほど、面白いですね

114:名前はいらない
08/12/01 16:20:16 829ZRah0
「胎芽」

寒気のするほど虚しい時間は
皺の数より刻まれる

22年と11ヶ月
夥しいほどの月日
なのに
ぼろぼろの紙に
また頁が増える

10週間と5日
これだけの月日
なのに
まっさらな紙に
また頁が増える

私たちは
言葉もなく
依存し合い
拒絶しながら
狂おしく
また
引き寄せられる


115:名前はいらない
08/12/01 17:37:23 iNRj0/ke
>>111
>>66-67はこれだと思うんですが…
URLリンク(jp.youtube.com)

116:名前はいらない
08/12/01 18:16:53 Vgm3FEtO
「虜」

月灯り挿し
木の葉が耐えず舞い降りる
蒼い水たまりの中の夜
いつまでも醒めぬ想いを
水面に指先で綴る
そんな私を後ろから抱き締めて
耳元で囁く愛の言葉は
どこか幻想的
私は貴方の虜・・・

117:しん
08/12/01 18:21:34 b899qV+N
>>116
さげと書いたのでE

118:名前はいらない
08/12/01 18:40:47 LMpY4jM/
少年の友人は言った。

『この世界はどんなことも運命で決まっていると想う。
僕がこれからどう生き、何を遺すか、それは総て変えようのないものだと想うんだ』

少年は想った。
その考えは嫌だ。
何をどうやっても、どう足掻いても、どうせ死は決まっているということだ。
何回サイコロを投げても、ずっと同じ目が出るような考えだ。
その目は死だ。
少年は言った。

『君の考えは哀しいね』

別のある友人は言った。

『この世界には運というものが存在すると想う。
どれだけ死にそうな状況でも、奇跡は起こると想うんだ』

少年は想った。
その考えは嫌だ。
なんでも運で決まるのなら、ふとしたきっかけでいつ人間が死ぬかも判らないんだ。
サイコロを投げて、それで死んでしまうのかも知れないんだ。
少年は言った。

『その考えは哀しいね』

ふたりの友人は少年に尋ねた。

『なら君はどう考えているんだ』

少年は少し考え、こう言った。

『僕は…死にたくない。ずっと生きていたい』

友人ふたりはこう言った。
『キミの考えは哀しいね』

119:名前はいらない
08/12/01 18:50:06 WaLme5co
いつのまにやら
せみもなかなくなって
なつがおわって
じんせいおわたとかれすして
ながいながい
ひこうきぐもははしから
ゆっくりと
きえてゆくんだ ゆっくりと

120:96
08/12/01 19:01:46 VYscEENn
>>112
評価ありがとうございました

>>96の再評価おねがいします

121:名前はいらない
08/12/01 19:19:27 MeayHYNu
>>96再評価

始まり知らぬ音楽とは、いつ始まったかも分からないほど昔に奏でられた音楽であり、その音楽
というのも原型である。終わりの見えぬ音楽とは、現代のコンクリート時代の音楽である。その対比
によって、また音という共通項を見ることによって、古代から現代に至る時間までにも言及し、その
共通する性質についてまで言及している。それが第3連に述べられている。
もちろん肝心な点は、音楽の原型が何であるかと言うところであり、その一例として、考えられた
>シゃんララ ちゃぽねん トトぷトト
という音は、言葉で表された音楽としては、リズム感にあふれ、音階も感じさせる、秀でたもので
あると思う。B-

122:96
08/12/01 19:24:58 VYscEENn
>>121
評価ありがとうございました 伝えるって難しいですね

123:名前はいらない
08/12/01 20:24:31 dl5ZrIbm
>>96がB-って頭沸いてるだろw

124:名前はいらない
08/12/01 21:14:24 0jOzpi4F
>>115 「プロ」なんていっても、ネームバリュー無しならこんなものなのですよ。

125:名前はいらない
08/12/01 21:19:06 0jOzpi4F
未評価(>101から)

>9 >17 >48 >54 >55
>70 >76 >85 >104-105 >114

>116 >118 >119


126:名前はいらない
08/12/01 21:33:29 0I3kqxak
>>124
実は私もプロの歌詞を投稿しました。>>4
URLリンク(bunbun.boo.jp)

127:名前はいらない
08/12/01 22:24:35 VPdihG7k
>>126
で?

128:名前はいらない
08/12/01 22:28:19 0jOzpi4F
>>126 で、いかがでしたか。ちなみにプロの作品ではこれまでに、西條八十、
黒田三郎、阿久悠、ランボーは良い評価、スピッツ、ミスターチルドレン、
ポルノグラフィティは悪い評価を受けていました。
最近の歌手の詩は、セン5の詩に似ているので見破りにくくて困ります。

129:名前はいらない
08/12/01 22:30:15 0I3kqxak
>>127
自分がいい歌詞だったので鑑定お願いしたんです。
どう評価されるか見てみたかったの。

130:名前はいらない
08/12/01 22:39:08 0I3kqxak
>>128
ピートシガーはアメリカの有名フォークシンガーです。
梅原さんは売れない歌手なので訳詞が下手だったのでしょうね。

131:名前はいらない
08/12/01 22:43:45 0I3kqxak
梅原司平
URLリンク(ja.wikipedia.org)

132:名前はいらない
08/12/01 22:51:44 VPdihG7k
あのさ、好きな詩だったらこんなとこ書くなよ
梅原さんをけなすな
あんたはこの詩を貶めたんだぞ

133:名前はいらない
08/12/01 22:57:19 0I3kqxak
>>132
つい、みんな読んでもらいたくて
一回読んで、いい詩だと思って書き込みしてしまったんです。

134:名前はいらない
08/12/01 23:07:29 7Fh4WPk/
「はやぶさ」

はやぶさは、少しだけ泣いた。
地球の青が、ただの点になる。
鉄のはがれた体が、もう元には戻らない。
それより悲しいのは、石が入っていない。

はやぶさは、どこへ行った。

はやぶさは、どこへ行ったのだ。

はやぶさ、はやぶさ、はやぶさ。

はやぶさは。なあ、はやぶさ。地球は見えているか。


135:名前はいらない
08/12/01 23:25:10 0I3kqxak
URLリンク(shop.kodansha.jp)

136:名前はいらない
08/12/01 23:41:55 0I3kqxak
>>133
Χ みんな読んでもらいたくて
○ みんなに読んでもらいたくて

ここの評価人の能力採点は素晴らしいと思いますよ。

137:名前はいらない
08/12/01 23:44:10 0jOzpi4F
>>135 はやぶさは元気です
URLリンク(www.isas.jaxa.jp)

138:名前はいらない
08/12/02 00:30:46 rF4BzDIC
>>110
評価ありがとうございます。
>>49です。
この詩は実際のピストルをとってどうこうというより
ただ自慰行為の虚しさと弱さみたいなのを
書いたつもりだったのですが…
表現力のなさですね…
やはり相手に伝わらないってこそですからね
いい詩が書きたいです
ありがとうございました。


139:名前はいらない
08/12/02 01:00:11 0PG8rTYZ
あなたのピアノが好きだった
俺は続かなかったから
たららら、となめらかに動く指がうらやましかった

あなたの運転が好きだった
駐車はいつも一発だ
俺は何度もみっともなくやりなおす
軽やかにハンドルを回す腕がうらやましかった

あなたの笑顔が好きだった
俺はどうしたってひきつってしまうから
どうしたって

うらやましかった!
姉ちゃん母さん父さん!
どうしたらいい?
ああどうしたって入れない!
明るい居間は幸福な空気でほかほかしてて
入ればあったまることが出来るはずなのに、なんだか入りづらいんだ
ドアノブを握る手がぶるぶる震えて、うしろから「やめとけ、どうせうまくいかないさ」って声がする

でももう嫌なんだ
独り部屋で自分にイヤフォンで蓋をするのは、もううんざりで

力を込めた
ドアノブは錆付いて歪な音を立て開いた

140:名前はいらない
08/12/02 01:22:14 /PUHibn3
「白いデージー」
自転車が闇の中を漕いでいく。
少年は14歳で その白い服が
ヘッドライトに照らされたとき
彼のシャツに光が降りかかった。
あまりにも弱弱しいその背中。
その強烈な光は彼を飲み込んだ。

「太陽は人の生活に適度な光を
くれているとか言う話だけど
あんなのはこの世界の全部を
ただ示しているだけのことさ。」
そんな言葉を冷たい空気に残し
あの強烈な光へ彼は溶け込んだ。

歩道に供えられたデージーは 
きっと誰の目にも留まらないよ。
アスファルトの隙間から伸びる
タンポポの脇に 横たわるだけ。
デージーの花は ただ真っ白で
タンポポの脇に 横たわるだけ。






141:タイトルなし
08/12/02 01:48:29 9w4sQ0UZ
追い詰められた人達が
終わりの意味と向き合う時
不意に思い出される懐かしい声よ

紡ぐ祈りは何も成さず
閉ざされた部屋で泣き崩れる時
窓の隙間から訪れる月の光よ


なんにもわかっちゃいない僕を
あなたは笑ってあげてほしい
こんなに真っさらな夜だから
溺れて
溺れて


来る者は拒み
去る者追わず
心わずらう白痴の所業

なんとかなるやと見ない振りして
息の仕方も忘れてしまう

ああ
もう手遅れだ

なんにもわかっちゃいない僕を
あなたは笑ってあげてほしい
こんなに真っさらな夜だから
溺れて
溺れて
溺れて

142:名前はいらない
08/12/02 02:46:46 Mckx798k
いつもと変わらない道を歩いていたら
コンクリートを裂いて咲いた小さな花を見つけた
いろんな景色が見えるこの街の隅っこの方で暮らしている細やかな幸せを感じた
上手くいかない事の方が多いけど
だからこそ試行錯誤する楽しみも生まれる

本当はやりたい事はたくさんあるけどどれから手をつけようか
なんて悩んでいるうちに陽は今日も沈んでゆく
やらなきゃいけない事にいつも縛られがちで嫌になっちゃう
そんな時はどんな自分になりたいかをもう一度考え直してみればいい

そして小さくても素敵に咲けたらいいな

143:名前はいらない
08/12/02 02:50:48 Mckx798k
すみません。タイトル忘れました。

「花の種」

いつもと変わらない道を歩いていたら
コンクリートを裂いて咲いた小さな花を見つけた
いろんな景色が見えるこの街の隅っこの方で暮らしている細やかな幸せを感じた
上手くいかない事の方が多いけど
だからこそ試行錯誤する楽しみも生まれる

本当はやりたい事はたくさんあるけどどれから手をつけようか
なんて悩んでいるうちに陽は今日も沈んでゆく
やらなきゃいけない事にいつも縛られがちで嫌になっちゃう
そんな時はどんな自分になりたいかをもう一度考え直してみればいい

そして小さくても素敵に咲けたらいいな

144:名前はいらない
08/12/02 04:08:36 tyc5JFPD
『テキーラ片手に』

君の瞳はライトブラウン
カラコンみたいで 知らず知らず見惚れてしまう
流れる髪 銀色のエナジーはち切れそう
かがめた腰は豊かな胸を見せるため?挑発的なその姿態
5・7・5の旋律に乗って、今日も君が輝いてる
グリーンティーでもいかがですか?そのか細い腕とって僕の胸の鼓動感じさせたいよ
「いつかきっと」そんな悠長な言葉残されてないけど
「いつかきっと」僕達はこの星を去るけど
「いつかきっと」その未来に縋って、いつかきっと君と図書館に行くんだ
流れる髪 紫のエナジーはち切れそう

145:前スレ863
08/12/02 07:40:11 /QO7jwmW
>>23
評価ありがとうございます。
自分的には最後のしめはおまけみたいなもので、
前の部分を読んでほしかったので、
詩作能力がかなり足りないですね
精進します
どうもありがとうでした

146:名前はいらない
08/12/02 08:13:31 BNOu0pF7
僕が居ても、居なくても、
君が居ても、居なくても、
世界は何にも変わりはしない。
無情と、ほんの少しの優しさを織り交ぜて浮かび上がるカラーは曖昧に淡く、遠い。

君が居ても、居なくても、
世界は何ら痛みを負わなくたって、
僕には唯一人、掛け替えのない存在で。

僕が居ても、居なくても、
世界は知らぬ顔を通すけれど、
君が望んでくれるならそれだけで産まれてきて良かったと、泣ける気がするんだ。


曖昧なカラー、包んで明日を。

147:名前はいらない
08/12/02 08:48:10 9hif804b
精神にとっての滋養は知覚から引き出され、精神は自由を刻印された運動の形をとって知覚を物質に送り返す。

身体と魂は混ざり合っているので、互いに変質させ合っている。
それぞれをよく知る為には、身体と魂は分離させなくてはならない。
社会では、身体は実際のそれ以上の何かに見えるように存在していて、魂は実際のそれ以下の何かに見えるように存在している。
しかしそれぞれを分離してみる時、身体は地上へ、魂は天上へと送り返され、私たちはそれぞれを純粋な形で見る。

ヤハウェは生者を地上から連れ出した。

己の内のエデンの園を養う事とは、 己の歓喜を引き受けるという事だ。
己の内のエデンの園を守る事とは、そこで得られた富を失わないようにし、人に伝えるという事だ。
エデンの園では、すべての木々は天与のものだった。
しかしエデンの園からの追放の直後以来、 最初の禁止が人に到来した。

死の痛みのもとでの、「否定」だ。

148:名前はいらない
08/12/02 10:07:14 ov1BSKZP
「腹痛」

おなかが痛い
これって天罰?
自分が悪い事は知ってるけど
人のせいにしたくなる
もう暴飲暴食しないから
たすけてたすけてたすけてたすけて
鳥肌
青褪めた自分の顔
思い出す故郷
帰れない故郷

古いアパート
寒く暗い部屋
そこで小さく丸くなって震える私

149:名前はいらない
08/12/02 12:27:49 sKT6ap9b
未評価(>125から)

>9 >17 >48 >54 >55
>70 >76 >85 >104-105 >114

>116 >118 >119 >134 >139
>140 >141 >143 >144 >146

>147 >148

150:名前はいらない
08/12/02 17:03:17 bey2b+2e
「池袋」

おねえちゃんたちとおそろいの服を着せてもらう
おねえちゃんたちとおそろいの髪型にしてもらう
おねえちゃんたちと同じ学校へ行ってるし
バックだって靴だって
おねえちゃんたちと同じように
ムカデみたいにもってる
それなのに
いつになったら
あたしはあかぬけるのかな

151:名前はいらない
08/12/02 17:06:21 9hif804b
>>150
君が少女なら満点

152:  ◆UnderDv67M
08/12/02 18:39:41 RYj+W1V0
新しいテンプレです


●セン五に関する心得


・このスレは投稿者と評価人のバランスにより成り立っています。
評価人が常に不足しているので、気軽に評価に参加しましょう。

・連投は禁止されています 一作品の評価が終わるまで投稿は控えましょう。

・また連投について、評価や未評価一覧に載せるかはまとめ人の判断に任せます。
この方針に異議がある方は議論スレ【語り合うスレ】をご利用下さい。

・投稿者による再評価依頼は一度まで有効とします(複数評価で権利消滅))。

・また評価しやすいように定期的に未評価の一覧をまとめてくれると助かります。

・セン5スレでは他の【評価系スレと併用する】複数(マルチ)投稿は受け付けません。



行き成りルールを変えるのも変なので次のスレから適用です、よろしく

このスレでマルチをどう扱うかは未評価のまとめ人さんの裁量にお任せします
評価対象から外してもいいし其の侭でもいいし、まぁ自由です 
1つ例を挙げれば>>104-105が「評価してあげるよ」スレとマルチ投稿です

なにか意見あったら議論スレへどーぞ

153:名前はいらない
08/12/02 20:08:17 2VXLCzTg
「碧い花」

駅に向かうまでも何の変哲のない道路を歩いていました
お爺さんの首がクルクル回っているよ 子供は触ろうとして摩擦で火傷した手を摩っている
水たまりが出来ていて そこはいつの間にか堀になっていた
鯉が泳いでいる 同級生が海パンとゴーグル付けて水たまりに飛び込んだ
すると忙しく夏がやって来て 水たまりが干上がってしまった

新聞が届いた 未来からだ
学校のプリントも挟まっている 同級生が行方不明になったらしいが
天気を当ててみたらカッコいいだろうなと思っていた かき氷を食べよう
今夜は蚊取り線香を焚かなくちゃいけない
お婆さん達がかき氷の入っている自動販売機を壊していて 店の子供が黙って見ている
これはこうやって取るもんなんだよと嘘の豆知識を植えつけて 警察に捕まった
唖然と一連の流れを見ていると 撓る音がして振り向くと子供の頭から木が生えていた
泣き叫ぶ子供は自らの木に飲み込まれて綺麗な大木になった
林檎が鳴っている 齧りつくと鉄の味がして 3か月の人になりかけが詰まっていた

救急車がやって来て近所の家に衝突した
儲かる儲かると喜びながら住んでた人を救急車に乗せてどこかに行ってしまったよ
警察官も負けじとお婆さん達を撃ち殺したんだ これで悪者が居なくなるとと喜んでいた
そこ そこの電柱の隅 名前の付けられていない 綺麗な碧い花が咲いてるよ
会社に行けないで居る 昨日からの酔っ払いはそこの電柱に小便をかけた
みるみると体が縮んでいき 綺麗な碧い花が一輪増えました


154:名前はいらない
08/12/02 23:13:43 FEY4Nf+i
「箱の前に僕らは座っている」

部屋の片隅にある箱しか僕らは信じられない
その箱は全てを教えてくれて
その箱は全てを見せてくれて
その箱は痛がらせずに僕らを腐らせてくれる

何人もの人が自分が腐ってるって気づいてるけど
別にいいやって妥協してる

なんで?
外からはただのゴミにしか見えないのに

街はいつも騒がしく
季節はみるみるうちに変わっていく
その箱がある部屋はいつも静かで薄気味悪く
季節なんてものは忘れかける

夢を見る時代は終わったのさ
これからは眠り続ける時代


155:名前はいらない
08/12/02 23:52:47 7B6Qm4N/
>>137
そうかいそうかい、はやぶさは今も元気でやっておるのか。
良かった。実に良かった。
2010年には帰ってきてくれると良いのう。

あなたが覚えていて、あなたが私の詩を読んでくれて
あなたが元気だと教えてくれた。
嬉しいのう。詩は良いものですじゃ。

156:名前はいらない
08/12/03 01:45:32 teUp6QAh
虚空に剃刀の刃をあてがって
横に サット 流してみる
時が淀んで 裂けたあいだから
濁った腸、嫌らしい中身が、
十分な粘度をして流れ出す。

じっくりと観察するも、
おもわず目を、
そむけた。

この世に愛は存在しないって、
僕は呟く。
もちろん、知っている。不可視の存在の質量、体積、
写真のごとくふたりの純粋な瞬間のエイエンの炸裂、
思いもよらない接触、身もだえ、快楽に陥らない喜び
あらゆる愛について。

でも、流れ出る濁った水、観ず、視ず、
もう醜悪な匂いまで漂って、
僕は出来る限りに大きく目を開いても、
目の前には留まった時間の有様しかない。

出来ることなら流したい。記憶を戻して、体に戻して、
行く川の流れは絶えずして、
無常に還してしまいたい。
無常すら見放された偏狭の、人。

せめて温かいものでも、とポーターに体温の実感でも頂きたいものです。

でも、もう、傷は開かれてしまったのである。
何もかもは戻らない、ブッタを抜きにして、最低最悪の手癖により、
門は開かれてしまったのだ。
僕の、傷口。




157:156
08/12/03 02:43:31 teUp6QAh
書き込んだからには書き込まなければ、と思ってしまった156です。

>>154
分かりますよ。もちろん。
箱ってこれのことですよね。僕も今触れている、コレ。でも、あなたの詩ですべてが分かるって書いてしまった
らそこであなたの高が知れてしまう。んだと思います。結構、現実の質感ってのは素敵なもので、それを書いて
いないあなたは世間一般の有象無象に劣等的であるという烙印を押されてしまうのは避けられないでしょう。あ
なたが向くべきなのは外の愚かさではなくて自分の内の深さなんだと確信します。もし世界中であなたしかしら
ない何かをこの文章に刻めたら僕はすっかり感嘆してしまうことでしょう。



158:156
08/12/03 02:46:07 teUp6QAh
>>153
正直、告白してしまいまして、理解できません。
なんだか言葉の源泉をノスタルジーに向かわせてしまうあなたに嫌悪を覚えつつ、
結局は理解できないから口を噤むしかありません。もし暇なら、投げっぱなしじゃなくて解説の無様さを掻き分けて凡人にも分かるように解説
でもして欲しいものです。

>>148
一人暮らしってしんどいですよね。なんだか昔を思い出してしまいました。でも、いちいち詩にするまでも無いと思いました。正露丸でも飲んで休日に楽しい映画で
もみて過ごしたら解決してしまうようなこと?もしくはあなたが自尊の精神を尊重していけば自然に解決してしまうような事なんじゃないか、と思ってしまいました。
もちろん、反論あると思います。でも、それを主張しるだけの内容が書かれていないんですねぇ。出来るなら、もっと続きのを読んでみたいものです。



159:156
08/12/03 02:46:38 teUp6QAh
>>147
は、死ね!と罵っておきたいと思います。これはオ●ニーで、詩じゃぁありません。と思います。

と偉そうに書きまくりましたが、僕自身、そんなこと言う資格もない馬鹿ですから
適当に読んで下さい。っていうか、酔っ払っています。JBを水みたいに飲んでます。
すみません、謝っておきます。
とにかく、156読んで、少しだけ考えていただければ嬉しいです。よろしくです。
改行もメチャクチャですね。誤字もあるかもしれません。でも、酔ってますから!と

詩板に書いているくせに毛唐の暗号を使用して逃走します。


160:名前はいらない
08/12/03 04:03:20 UC0HRhq5
>>9「谷川俊太郎さんが来てくれました」 D+
とんちが利いている表現に独特のユーモアを感じました。その点は良かったです。
しかし、全体的に説明的過ぎて詩と言うよりは日記のような印象を受けました。
独自の発想があるのは認めますが、筋道を立てて伝えようと意識されすぎていて、
文体がくどく、詩としての魅力がいまひとつのような気がしました。
もっと少ない言葉数でポンと伝わるような書き方が出来るようになれば、より良い作品が作れるのではないでしょうか。

>>17「書ヶ霊」C+
用いられている文体や言葉が非常に硬いですが、それが非常に魅力的に感じました。
例えば、自らが書いた文字に対する偏愛だとか、自嘲的でニヒルな態度といった様な
詩の主人公の性格とマッチしていて世界観がひしひしと伝わってきました。
自らの純粋な部分を愛し、それが汚れてしまったことにすら快感を感じる屈折した感情。
そして、その中にかろうじて残っていたそれでも純粋でありたいという欲求。
これらが凄く分かりやすく伝わってきたのが良かったと思いました。




161:名前はいらない
08/12/03 04:03:49 mM6Vl5fJ
胃液をまき散らせ

世はまさにお前を包囲するだけの存在だ

戦え、逃げろ、怯えろ、哮ろ

弾くな、避けるな、打ちのめすな

すべてを消し去り進むんだ。

内容物が無いように、何一つ受け入れようとするんじゃない。

間に合うように、蓄え続けるんだ。

すべてを溶かせ。すべてを消し去れ。

存在を残そうものならば、背後から必ずひと突きだ。

絶対にもらすな、確実に消し去れ。

お前はいい子だ、ばかやろう。すべてを踏み締め進むだろう。

その頃溶けたる材料で、わたしが新たにお前を作る。

162:名前はいらない
08/12/03 04:29:33 UC0HRhq5
>>54「冬」D+
非常にリアルな詩だと思いました。喜怒哀楽とか、そういった簡単な
言葉では説明できないような、ほんの瞬間にふと湧き上がるような感情を表現した詩の様に思いました。
詩のテーマや雰囲気は良いと思いましたが、少しあっさりしすぎているような気もしました。
例えば「それは恐らく昔もっていたモノで  今は届かない場所にあるモノだろう」
こういった表現により説得力を持たせるためにもう少し凝った表現を用いれば
この詩の持つ真に迫るようなシリアスな魅力が更に深まるのではないかと思いました。



163:名前はいらない
08/12/03 04:36:38 m9z/SS+0
「詩人気取りの>>156

妄信している人を見た

己の綴った言葉達の稚拙さを酒のせいにする弱き者を

自慰そのものの詩(詩かコレ?)を紡いで 人様の詩をオ●ニーなどと言っている強気な者を

欠点を指図する割には己の欠点に気付かない様はまるでウロボロスの蛇のよう

糸が掛け違った言葉の布しか織れない彼のはぎれはE-

164:名前はいらない
08/12/03 06:58:41 3r/ZW6O4
「星」

夜空に星はきらめく
天蓋にはりつけられた光
広大な宇宙の中で寒々とある
私は星の前でちっぽけになるどころか
星を頭の中取り込み
位置覚え
心の糧にする
ああ星よ
遠くにあり私を見守って
おそらくは君たちより
私は早く死ぬだろう
君たちとともにあった
幾夜の記憶がのこされるだろう
いつも私の上にあった
幾度も繰り返されてきたいとなみの
変わることのないものの
あの世への旅立ちの
守護物よ

165:名前はいらない
08/12/03 08:50:58 LuzHuYr6
未評価(>149から)

>48 >55 >70 >76 >85
>104-105 >114 >116 >118 >119

>134 >139 >140 >141 >143
>144 >146 >147 >148 >150

>153 >154 >156 >161 >163
>164

166:名前はいらない
08/12/03 11:01:14 0+E8lW+E
解釈の間違いには反論をお願いします

>>85
鼠はこの詩のイメージにぴったりで、よくぞ!という感じ
夜の属性で、笛吹の話のように大群で移動する
それから「跡形もなく」食べ尽くす動物
ほんとぴったりだ
終わり方に惚れた
評価:B

>>116
「挿し」って、わざと?
恋愛って当人達には幻想的でも、傍から見たら寒かったりするんだよ
「どのくらい上手に惚気られたかで、恋愛詩のレベルは上下する」
という持論があるんだけど、これは寒い
評価:D



次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch