08/12/03 21:33:33 3r/ZW6O4
>>48
場面描写でできあがっている詩ですが、シュールな展開で、飽きさせず、緻密に描いている。おそらく
ですが、ティピカルな物事の進み方に飽き足らなくて、パーティーの場面を想像力によって打ち壊し
、気取った態度に否を言っているのではないでしょうか。C+
>>55
冬の街の情景を描いて、愛の現実のあり方に、ありそうであると共感を引かれる。描写の
適当さと一貫した感情によって、かなりの現実感を詩によって語ることに成功している。C+
>>70
水際、というキープレイスを示すことで、全ての夜の情景が圧倒的な叙情性を帯びる。想像力を
かき立てる言葉の力がある。C+
>>76
小品ではあるが、正面から主題を描いている。D+
187:名前はいらない
08/12/03 21:54:46 M715QsSr
ふざけんな、それはお前のルールだろ
こっちは法則なんて関係ない。やることやったらはいおさらば
明日から、真面目な人間になろうなんて
考えちゃいるけどはいアルコール
ふざけんな、バッドエンドでエンドロール
想像力から原動力、最後に取られちゃもったいない
結局さ、世の中みんなオナニーなんだろ
ぶっかけんのが好きならチケット渡すよ
188:名前はいらない
08/12/03 22:22:24 eSKP+jYC
流れるような この時のなかで
僕たちも流れてく
この長い遠い道の中で
この長く短い時のなかで
僕は君と出会った
君は何事にも流されずに
ただ自分の選んだ道を進む
その先に何があろうとも
君は歩いていく
他にも道はたくさんあるけれど
君はあえてその道を歩んでいく
険しそうなその道を…
僕には危ない道に見えてても
本当はその道が一番安全なのかもしれない
君は歩くその道をどこまでも
その先に何があるか僕には分からない
その先に何があるの
楽しいの?
それだったら僕も一緒に連れてって
でも本当は君も分からないんだよね
この先に何があるのかを
だから歩いてみる怖くても
歩いてみなけりゃ始まらない
189:名前はいらない
08/12/04 00:10:11 O+86Q/gy
みんながびっくりするほど
傷つくのが上手。
みんながびっくりするほど
戦うのが苦手。
みんなはびっくりするだろうけど
私は生きる。
190:名前はいらない
08/12/04 01:15:53 un5fOH25
で?
生きるから?
生きるからの、なに?
びっくりするだろうという予想をたてること自体びっくりする周りをよそに
あなたは生きるんですね。
恥も外聞も関係なく、
生きるのですね
191:名前はいらない
08/12/04 01:41:40 i49uj1uk
「突き刺さった氷」
TVで政治家がふざけた事言ってる。
バラエティ番組も国会中継も変わらないさ。
イラク戦争とかサブプライムローンとか
ブルーレイとハードディスクとか
利益ばかりを求めるがっついた豚。
気に食わない言葉だけが耳に入ってくる。
頭に刺さった氷が 綺麗なものも汚いものも
みんな冷たいだけの塊に変えていく。
何にもない心だけが この世で唯一つ純粋なんだろう。
何もない真っ白な湖に飛び込んだ石は
徐々に深くなる暗がりへと沈んでいくだけさ。
人間は言葉によって汚されていくから
爬虫類にでもなっちまった方が気が楽だとつぶやいた。
けど時々歌が小鳥の囀りように響くのはなぜだろう。
ほんとは誰もが純粋さを忘れたくないのかもね。
頭に刺さった氷が 綺麗なものも汚いものも
みんな冷たいだけの塊に変えていく。
何にもない心だけが この世で唯一つ純粋なんだろう
192:名前はいらない
08/12/04 02:53:41 CVJgORzf
一度組んだ人生
バラしてアタリ見て
組み直すのも
また ありだよナ
193:名前はいらない
08/12/04 03:37:13 6hwuLUr8
「自殺はいけない」
自殺を止めるんだ、おい!
よせ!やめろー!ああっ!
194:名前はいらない
08/12/04 03:39:27 vmNXP+u2
私はまた誰かを愛することはあるのだろうか
何度となく燃えあがった私の魂だったが
今では焼け付き こげついてしまった
私自身さえ自分を愛せないほどに醜い燃えカスとなってしまった
いくら懺悔を繰り返そうが許しようのない男だったろう
私が誰かを愛さないのはひとつは懺悔である
そんな欺瞞が口先からこぼれそうになる
自己陶酔の末に何があるというのか
年老い 孤独の中 一人死にいく時に いったい私は何を思うだろう
かけ落ちた月が あたりは半分の真実で照らす
そのほうがいい 欺瞞という半分は闇に潜んでいるのだから
195:うんこびちびちぶりぶり子
08/12/04 04:08:44 iCHwS8Ku
「浄化」
わたしから穢れが落ちていく
まるで全てが剥離していくように
川が澱を流していくように
わたしは清らかになっていく
穢れが引き剥がされていくとき
わたしは涙をながす
穢れはわたしの一部だった
穢れとの別れの痛みに涙が出るのだ
浄化は常に痛みを伴う
わたしは苦しんで苦しんで
涙を流して 呻いて 体の芯から浄化されていく
苦しみ果てて 潤いの無くなったわたしの身体
乾いた大地のような身体に 突然 驟雨のような潤いが射す
ウォシュレット
わたしは立ち上がると 水に浮く茶色い穢れを 洪水のような水流を起こし
それらと決別した
紙で拭くのを忘れた
196:名前はいらない
08/12/04 07:18:17 asV+1Mm9
「性病」
それはまるで弟のような悪塊のようなもの
197:とうにゅー
08/12/04 08:20:24 TDbpg/0B
線引き遊び
はいっちゃ だめ
はいっちゃ だめ
女の子が チョークで
それは入念に コンクリートに がりがりと 白い線を描いた
「こっから こっちに 来ないでね。
こっちに来れる人は 私が決めるのよ!」
そういって
しばらく 子供たちを眺めてから
とうとう 癇癪を起した
こんなに 大声で 私が 言ってるのに!
こんなに 何回も 私が 言ってるのに!
困っちゃうわ!
だって みんな 本当に だめなんだもの!
遊びたくない子なら まだ 別にいいけれど
一緒に遊ぶって言ったくせに
話を聞かない子や
私の言うことがわからない子や
それどころか
私の言ってること 守らない子も いるんですもの!!
こんなにたくさんいるから みんなと 遊べると思ったのに!
これじゃ 遊べないわ!
結局 今日も また 決まった お友達だわ
新しいお友達は ちょっと 増えただけ
もう 私達だけで 遊ぶわよ!
だって ルールがわからないと 遊べないもの
そんな子 いたって もっと 困るだけに違いないわ!
もう いい加減に はやく 遊びましょ
198:名前はいらない
08/12/04 08:26:14 vNrt8Ay2
「エゴ」
みなさん、かくだけかいてだれも評価しないなんてどれだけエゴなんですか
じぶんがよければいいですか?自分はそんなに魅力ありますか?
ねーよ
誰がお前を見たがるか。誰がお前ら欲するか
国語力もねえのにいっちょまえ
読書量もねえのにいっちょまえ
創造性もねえのにいっちょまえ
あるのはエゴと虚栄心
あるのは稚拙と高慢だ
學べよ乙女、慎め男
己を認めば他者が認める
無いものにはなにも有すことは無い
199:名前はいらない
08/12/04 08:45:20 lp3OMwPD
未評価(>174から)
>104-105 >114 >134 >139 >140
>141 >146 >154 >156 >161
>164 >175 >181 >183 >185
>187 >188 >189 >190 >191
>192 >193 >194 >195 >196
>197 >198
200:名前はいらない
08/12/04 08:48:08 zWY4Fzep
>>193
押すなよ?絶対に押すなよ?
201:名前はいらない
08/12/04 09:06:21 lp3OMwPD
>>193 自殺を止めようとして、殺してしまいました。
古典的なブラックユーモアです。 D
202:名前はいらない
08/12/04 10:14:24 6hwuLUr8
俺が押してるのは文全体のテンションだ
ボケとしては別に古典的じゃない!
203:名前はいらない
08/12/04 11:22:40 SUuWuQ1k
「短い懐古」
世界と断絶したのは、死のうとする自分から守るため
フラフラして車道に、高い建物から飛び降りようとするから
両親の不倫も家の差し押さえも借金も
ぜんぶなかったらよかったのに
苦しくてのたうち廻って酷く疲弊して臨界点もとうに超えて
・・・同じ年の少女たちは楽しそうで羨ましかったな
あなたはあの独特な暗い眼を知ってるでしょう
私の眼も観察してたね
父もあの眼をしてたよ
救わなくちゃいけなかった
でも私は自分を助ける方を優先した
半分私が殺したようなものだ
見捨てたんだよ、私が
資格とったからもうちょっとがんばるよ
心配しないで
204:名前はいらない
08/12/04 12:00:55 6Sz/gls5
>>1
基本的な質問でちょっとスレ違いですみませんが出版社って主に
どんな会社がいいんですか?自慢じゃないが学生のころ作文コンクールで
県トップになり今は詩人として某掲示板に自分の詩を発している身です。
プロの詩人として食っていきたいのでマジに質問です。すみません。
質問する場所なかったんでここにきてしまいました。
中原中也賞とかを目指すのがいいのでしょうか?
205:名前はいらない
08/12/04 12:53:05 MtlYJZcd
こんな質問してるようじゃ
どんな仕事でも世渡り自体難しいだろうね
206:名前はいらない
08/12/04 14:25:14 YqH6Gjn8
「渦」
両の腕は強引にひかれ
貶められる覚悟はできた
再び時は訪れ
はねのけて
走りだす覚悟を選んだ
真っ赤な舌を切り落とし
声を奪え
真っ赤な花びら払い落とし
露を奪え
繰り返される墜落
巻き戻す失態
おとぎ話でも救われない
甘ったれるなと言い聞かせる
これは喜劇
卑猥な音を立て
悲惨な頁はめくられる
207:名前はいらない
08/12/04 19:02:30 lG/H1jpN
「金」
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、
金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、金、愛
208:名前はいらない
08/12/04 20:34:32 5lY9ajyK
昨日のことのように
思い出される君のこと
空は夕焼け
やけに寂しくなるんだよ
鳥は鳴き叫び
犬は荒れ狂うように吠える
静かな夜を望んでる
でも寂しいんだ
君と笑い合った過去
思い出しながら
明日を描く
変わることのない
平凡な日常
209:しー
08/12/04 21:29:51 CTfZNGqn
「石積み、奥には星」
崩壊が崩壊し 概念が笑いながら転げまわる
頭の中がぐるんぐるん
目隠しされた老人が走り抜ける ゴロッ
人形が人形を刺し 人形師が人形を刺し殺す
頭の中がゴソッゴソッ
誰もいない部屋のベートーベンが 落ちた
210:名前はいらない
08/12/04 22:00:13 zWY4Fzep
>>207
最後は女にしてほしかった
211:名前はいらない
08/12/05 00:10:46 a4L4fWpx
『星のプライド』
歩いても歩いても
遠くに見える星と空
少しでも触れたくて
必死になって歩いた
笑いたい奴は笑わせておけ減るものなんて何もない
満天の空が俺を照らす
いつもと変わらない距離の星が笑う
悔しくて涙が溢れる
誰もいない夜は慣れっこで星を睨む
歩いても歩いても
遠くにある星と空
知ってるさ本当は
最初から知ってたさ
手を伸ばせ届くのに
声を掛ければいいのに
満天の空が俺を照らす
いつもと変わらない距離の星が笑う
悔しくて涙が溢れる
誰もいない夜は慣れっこで星を睨む
少し止まってみようか
後ろを向いて手を伸ばせ
星のプライド
212:名前はいらない
08/12/05 00:52:21 fwngv+Qx
「午後の微熱」
肌寒さとランドルト環の午後
右に開いた一分は止まらないカーテンをとらえる
私は黒スプーンで左目に蓋をした
ぼやけて輪っかに見える
退屈そうな保険医が
進行を務めていた
彼女の白衣はカーテンと同じように
木枯らしをはらむ
ああ
冬だなと
瞼にくっついて離れないスプーンが言うのが聞こえた
開かれている窓の向こうに
飛んでいった温度は何色だったか
退屈そうな保険医が
くしゃみをした
それにびくつき
やっと瞼から離れたスプーン
一段と黒を纏っていて
ああ
冬だなと
私と退屈そうな保険医は呟く
部屋中の白が際立つ寒さに体をふるわせた
両目になったところで
ランドルト環の切れ目は見えない
ポケットで凍り付いていた
銀の眼鏡をかける
退屈そうな保険医は机の上にコーヒーを用意する
カップからさっきとは違う黒に出会う
彼は熱く
保健室に色が戻るのを
退屈そうな保険医に頭をなでられながら感じる
ああ
冬だなと
私は言葉を吐き出す
冬は
退屈そうな保険医が微笑みながら声を出す
春が近いから寒いのね
窓からの、冬からの風が
退屈そうな保険医の髪の匂いを運んできた
ああ
コーヒーがおいしい
213:48
08/12/05 01:38:03 fwngv+Qx
>>186
評価ありがとう
はなやげではかなげな世界構築を軸に書きました
214:名前はいらない
08/12/05 01:51:43 m5gmLNFg
「矯正生活」
視力1.0だった僕も今ではコンタクトさ
歪んでしまった世界を生きるための必需品
日に日に悪化の一途をたどり 再びピントがズレた
左右反対にしても裏返しにしても戻れない
試行錯誤の末に生まれたのはコンタクトの傷
小さな悲鳴と5mlの涙が僕から漏れ出した
諦めて裸眼
飛び込むのは屈折のない世界
ありのままの世界
ああ久しぶりだね
だけど、ぼやけて何も見えないや
涙が溢れ出したのにも気づかず
ただ強すぎる光に目を瞑った
明日はコンタクトを買いに行こう
歪んでしまった僕が生きるための必需品
215:名前はいらない
08/12/05 05:41:25 bixtiSsN
「夜の部屋」
白い壁 深く 沈む
暗い部屋
見えない希望
つかの間の安らぎ
私の回りに響く人の音
煩わしくて遠くへ逃げた
不安 孤独 隠す
静かな部屋
216:名前はいらない
08/12/05 08:33:00 ThgpSHIO
「空白」
とける
置かれた空き缶
いたずら心が蹴る
存在証明が鳴る
まるい目
顔があつくなる
とける
生いたちいえがらなみだ
とける
ねんれいせいへきてぐせ
とける
あいつあいつじぶん
高層ビル創造力核兵器
昨日今みらい
教養人種うちゅう
とける
217:名前はいらない
08/12/05 08:36:16 5f1TA7S1
>>215
反抗的逃走だね
218:名前はいらない
08/12/05 09:16:11 m5gmLNFg
「移動型空気洗浄機」
今日も僕は丸の内線のホームで煤けた空気を吸っている
生きる意味を突き詰めていけば
酸素を吸って二酸化炭素を吐くことだ
地球温暖化で僕らは生きる意味を失った
次は植物に生まれたいな
今日も僕は丸の内線のホームで煤けた空気を吸っている
人の意味を突き詰めていけば
炭素という原子の塊だ
燃え尽きて黒い灰が舞った後は
みんな変わらない白い骨
かつて骨折した人差し指が愛おしい
今日も僕は丸の内線のホームで煤けた空気を吸っている
空気中に舞った黒い粒子が鼻をムズムズさせる
くしゃみと共に転がり落ちた黒い鼻糞は
僕の吐く息が綺麗だという証
219:名前はいらない
08/12/05 09:27:03 m5gmLNFg
すみません、連投してしまいました
>>218は評価後回しにして下さい
220:名前はいらない
08/12/05 11:13:45 NiAlGlTz
スプーンに一杯の
スープをすくって
君はそれを口に運ぶ
純粋に「おいしい」と
君は言うけれど
どんな味がするのかを
僕は聞いてみたいんだ
「幸せの定義は
人それぞれだけど
それを感じた時の
幸福感はみんな一緒で
自然と笑顔になれるんだ」
君が今見せた笑顔は
永遠ではないけれど
せめてこのスープを
飲み干すまでは
幸せを分けてほしい
僕にとっては薄いスープ
君はおいしいと言う
一緒に幸せを
感じる事はできないけど
君の笑顔が
僕にとっての幸せ
幸せの定義は
君と僕では違うけど
ほら
二人とも笑ってる
221:かさ
08/12/05 14:56:45 XoHP9IRP
「Hatefull」
水面に佇んだ鴉
灰色に汚れた水の中で
鳴き声を上げている
錆ついた空気世界に広がる
揺らいでいる空
雲が灰色にくすんでいる
何も持たない人々
瞳から色は抜けてしまった
人形のような目をして今を壊している
痩せた野良猫は怒りをぶつけられず
正気を失って
鴉の羽を咥えている
血を流す灰色の猫
痛みに泣いて
傷を舐め続ける
赤い血は止まって微かに止まりかけている
残った意識
変わり始めた傷痕の色
塊になった人の意思
消えかけている夢
闇が明けようする頃
灰色の猫は眠りにつく
今日も朝陽が昇る
光りが影を作り
見える物はただ、飾りになり夜を待つ
222:名前はいらない
08/12/05 15:47:30 zVNSIu8B
>>210
「愛」ってカッコつけ過ぎましたねw
223:名前はいらない
08/12/05 16:03:04 bixtiSsN
>>217たしかに的を射てる のだが、出来ればアルファベットで評価を付けてほしかった。
224:名前はいらない
08/12/05 16:31:39 5f1TA7S1
>>223
心情は素敵
部屋で独りぼっちの貴方が何をしたのか書いてほしかった
象徴的に
225: ◆UnderDv67M
08/12/05 18:24:53 HoQfWnAT
>>204
まず作文とポエムは別物だべさ
後、小中学校で県1位取っても余り意味がないな
必ずと言っていい程添削等の指導が入る筈だからね。
クラブ活動なんかで数人で作文応募して1位ってのも別にね~
年一回のコンクールなら自慢は出来るけどね
作文の腕を試したいならコッチで
URLリンク(love6.2ch.net)
プロ詩人目指すならまず賞でも取ってアピールしたらええよ
URLリンク(www.koubo.co.jp)
>>219
礼儀正しいね、俺の場合連投は2作までは認めていますから
未評価(>199)
>104-105 >114 >134 >139 >140
>141 >146 >154 >156 >161
>164 >175 >181 >183 >185
>187 >188 >189 >190 >191
>192 >194 >195 >196 >197
>198 >203 >206 >207 >208
>209 >211 >212 >214 >215
>216 >218 >220 >221
連絡事項
・次スレからマルチ投稿厳禁です
↑未評価まとめる時にコレも載せといて
226: ◆UnderDv67M
08/12/05 23:35:38 HoQfWnAT
やっぱ連絡事項いらないや 好きにやっといて
227:名前はいらない
08/12/06 00:05:40 fXsuz2iH
終わりのない道程よ
道程は貴方へつながるのだろうか
冷たい道程を僕は独り裸足で歩く
228:名前はいらない
08/12/06 00:23:22 fuIwBkfm
いつだってそうさ
君との思い出のように
君といる時間のように
増えていく
小さな塊をたくさん集めて
あたためるんだ
ゆっくりじっくり
いつだってそうさ
君はあたためる
僕もあたためる
そしてワカメは増えていく
229:名前はいらない
08/12/06 00:42:32 10elRP6d
「やめた!」
ああ 騙された なんだこれは
この取ってつけたようなクソカブリは
不必要だ、こんなもの
これではまるで落書きじゃないか
いい いらない やめたまえ
延命治療の必要なし
天気がいいので外に出る
人間やめた!ムシになる
230:デラシネ ◆HDMUcC9vFA
08/12/06 01:21:57 EgqGq+di
「連鎖」
愛せない
愛されない
愛せない
愛されない
叫びだしそうになって
息を呑んだ
叶わぬ渇望に身を任せ
乳を弄る赤子のように
貴方の全てを貪りたい
逃げて行った男
嘲笑った男
誤魔化した男
崩れ去った男
愛しさはいつも
思い出の中に
231:名前はいらない
08/12/06 03:02:10 dY3ACMHv
ゆるゆると金の粉を撒き散らし
闇夜に溺れる月の横顔
くるくると眠りながら踊るのは
泣いてばかりの消えそな星の子
見えなくなった瞳をあげよか
ここにおいでと言いたげに
ほぉらほぉらと手を揺らし
時々だれかの足音を聞く
みちみちと小さくなった皮を脱ぎ
赤い谷泳ぐ蛇の兄弟
からからと音をたてて駆けるのは
死んだはずのせむしの子馬
冷たくなった瞳にふれよか
みんないたよと言いたげに
るぅらるぅらと歌うたい
静かにあなたが消えてゆく
ずちずちと影が広がる黒い森
はだしで歩くわ弔いに
232: ◆AdbB8Uwbzo
08/12/06 03:42:31 nZVUnYxn
てす
233: ◆4aH7NRsbOc
08/12/06 03:44:02 nZVUnYxn
あ
234:名前はいらない
08/12/06 05:26:26 23G/tRzf
「怨念の水」
清らかな水は穢れ 巨大な棺桶の中を満たしている
棺桶の天井からわずかに漏れる日光が海の底のように冷たい水の中を射している
陽のスリットがユラユラと揺れる朽ちた体を照らす
細胞は散らばり 流れ 人々の体と同化した
男のおぞましい憎しみは形を変えて人々の心と同化した
グラスの水面に男が苦しむ顔が映っている
ラーメンのスープに男の憤怒の顔が映っている
ハンバーグから昇りたつ水蒸気が 腐った男の姿を形作っている
人々は気付かず平和な風景の中 それを体内に取り入れた
235:名前はいらない
08/12/06 07:31:55 mOWQgSQ0
>>175
面白いけどさ
超展開面白いんだけどさ…
底知れない発想力を感じるから+つけとく
またなんか書いてくれ
評価:D+
>>181
ち○こも大概グロテスクできったねーし臭いと思うけど
それについて詠んだ詩があんまないのはなんでだろ
評価:D
>>187
言い切ったな
じゃあ結局この詩はオナニーだ
人のそれをありがたがる性癖は自分にはない
評価:Dー
>>189
性格の悲喜劇
不正を働いている人はいないってことかな
評価:D+
236:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/06 10:04:42 kMy25C6Y
>>227「終わりのない~で始まるタイトル不備」/
自分が歩く道程に想い人は繋がるのだろうかという作品。
悪くないが個性がないという意味で良くもない。D
>>228タイトル不備
ギャグ詩か~。
うーん楽しむには足りない。それっぽくなるような想いとカケたり捻ってみてはどうだろう。
3連は2連があるからあんまり誇張しなくていいかもよ。D
>>230「連鎖」/デラシネさん
アンニュイな愛。女側からの視点ですが、もっとそれを活かしてもよかったかもね。
ただ「こうだった」だけじゃなく、「こうだからこうだった」みたいな根本的な原因に触れてみるとか。
第5連、「愛しさはいつも思い出の中に」はそれまでの内容をさらりとかわして、実感の伴わない表現だと思う。
これを深く思わせる積み上げされたものがあったなら効いたと思います。
タイトルがあまり反映された作品に読めませんでした。D
237:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/06 10:08:04 kMy25C6Y
>>232-233
トリップテストは本文未記入ですれば書き込み確認(投稿前)でできるよやってみ。
238:ど素人評価人
08/12/06 10:16:24 7k35FclT
>>231
言葉ひとつひとつは面白いが、すべてがまとまってない。
詩は発想だけの世界で、何を伝えたいのかわからない。
アイデア豊かな作者だけに、とてももったいなく思う。
評価:D+
>>221
「赤い血は止まって微かに止まりかけている 」や
「闇が明けようする頃 」など、日本語の間違いが多い。
しかし、作者の憂鬱な心情は拙い詩を見ても十分に伝わってくる。
灰色の世界を表現したいのなら、もう少し表現を絞った方がいいと思った。
評価:D-
>>228
短くてわかりやすい、何よりワカメがいい。
なのに少し物足りない。
あなたが書いた他の詩も見てみたい。
評価:D-
239:名前はいらない
08/12/06 10:42:40 ByjPprAa
「無題」
好き
嫌い
入り乱れるこの感情
死にたい
生きたい
入り乱れるこの情操
私は生きてる
何も考えずに
私は生きてる
すべてを好いて
馬鹿みたいだ
すべて嫌って死ねたらいいのに
詩になってねぇorz
240:名前はいらない
08/12/06 10:51:46 cLcnjzTm
>>239
アンビバレンスを学ぼう!
241:ど素人評価人
08/12/06 10:58:28 7k35FclT
>>214
作者の主張がわかりやすくてよい。
歪んでしまえば、視力も人生も正すしかない。
表現に飾り気はないところがなおさらいい。
評価:C
>>230
個人的な感想は、不快になった。
作者の悲しみとそれに伴う自己顕示欲は、詩を見ると伝わってくるのでそこは良い。
評価:E+
>>234
感受性豊かな作者は、逞しい想像力で詩を表現する。
他人が平和に暮らす世界と、自殺者の心の闇。
電車の人身事故や公共の場所でおこる迷惑行為とみなされる自殺。
たかが一人の、自殺者。だけど、人の命が失われたという事実。
立ち止まって、考えさせられる詩です。
評価:C-
242:ど素人評価人
08/12/06 11:12:18 7k35FclT
>>239
死ぬ気がないのに死にたいと口にする(思う)
かまってちゃんだの、甘ったれだの自分でとっくにわかってるのに何もできない。
勝手に解釈をしてしまったが、詩を見て作者のどうしようもない自己嫌悪は伝わる。
詩としての表現は物足りない。鬱蒼とした気持ちのはけ口に、もっと詩を書いてみては。
243:ど素人評価人
08/12/06 11:13:54 7k35FclT
>>242
すいません。>>239の評価忘れました。
評価:D-です
244:ど素人評価人
08/12/06 11:23:36 7k35FclT
>>198
このスレに対しての不満を詩で表現したのは、作者が詩人だからだろうか。
怒りより悲しみが伝わる。
評価:D-
245:ど素人評価人
08/12/06 11:39:03 7k35FclT
>>216
日本語を乱すことで、詩の拙さを意図的にぼかそうとしているように思う。
「空白」という題名自体が蛇足のように思える。
評価:E
246:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/06 11:45:35 kMy25C6Y
>>238
乙ですノシ
>>234「怨念の水」/
一連目からホラーな雰囲気が確立されてる。しかし、終盤で押しが足りずにややあっさり〆られてしまったかんじ。
殺された(殺した)、または自殺した人間の幻影でしょうか。
一つの死も見守られて死ぬのと誰にも知られずに弔われずに死ぬのでは人間として降り積もる寂しさが違うと思う。
余談ですが、安置所に眠る無縁仏は、待っても身内だと名乗り出る家族もいない人は名前も、最後も知られずに焼かれます。
その人にも人生があって、今までどのように生きてきたのかを僕は遺体に問いたいと思う。
そんな人が1ヶ月に何十人もいます。それを知らないで過ごしてる人にも亡くなった人は怒りを覚えるんでしょうか。
この作品からは無関心の恐さを感じました。もう少し設定をしっかり作るといいと思います。C-
247:ど素人評価人
08/12/06 11:57:39 7k35FclT
>>212
ふとした瞬間に冬を感じ、それを繊細に表現している。
保健室の中で視力検査をする作者の姿や、
「開かれている窓の向こうに飛んでしまう温度」の情景さえ生々しく浮かんでしまう。
癒される詩です。あと少しいらない飾りを落とせばもっと良くなると思いました。
評価:C-
248:ど素人評価人
08/12/06 12:04:43 7k35FclT
>>209
気味悪く、インパクトのある言葉がならんでいるが、なぜか少しも絵が浮かばない。
なぜなら、詩の世界観が未完成だから。
崩壊が崩壊するという表現はわかりやすくていいと思いました。
評価:D-
249:名前はいらない
08/12/06 12:13:27 QXSjKBHu
「塔と歩道橋」
歩道橋の上で
人の群れと車の流れを
ぼんやり見下ろし
途方に暮れる一人の男
歩道橋の側にある巨大な塔は
あたかも宗教のような形でそこに立っていたのだ
その塔の滑稽な姿に
歩道橋の上で途方に暮れる男は苛立ちを感じているようだった
しばらくしてその男は歩道橋から消えていた
それではそろそろ行ってきます
250:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/06 12:43:32 kMy25C6Y
>>249「塔と歩道橋」/
なんだろ、詩って感じがしない。
日常を書いた作品だけど、事象だけ綴って日記みたいに思える。
歩道橋も人も想像できるけど、塔に関しては滑稽さもこちらにはわからないし、作品全体にビジュアル的な作者の印象が伝わってきません。
最後の一行もそれまでとうまく混ざらずにういている。D
251:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/06 12:48:08 kMy25C6Y
あーごめん、>>250補足
事象だけでなく、心象風景が伝わる描写を入れると少し違った印象が入ると思う。
252:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/06 13:05:31 kMy25C6Y
>>229「やめた!」/
一発ネタの短詩。勢いで押し進めて、読みやすい。
最後の「人間やめた!ムシになる」が潔くて面白かった。
評価に困るなぁ。D+
ごはんごはーん。
253:名前はいらない
08/12/06 13:52:49 L9bcwLlq
>>246 やさしいあくまさんへ
>>234の「怨念の水」は時事ネタの詩ですよ。ニュー速+で話題です。
イオン系列のショッピングセンターの貯水槽に男の腐乱死体。一ヶ月も気付かずに放置されっぱなし!
自分は「怨念の水」、怖くて気持ち悪くて鳥肌立ちました。読まなきゃよかった…。
254:216
08/12/06 14:12:50 VgcVlhoY
>>245 ありがとうございます 実験でもありました
実は「街」というタイトルでした
255:名前が欲しい
08/12/06 14:42:26 H7F5Y/1u
やさしい悪魔
悪い天使のようなものか?
もうぼくは生まれたい
あの世のこの夜に・・・
256:ど素人評価人
08/12/06 15:00:16 7k35FclT
>>203
誰かにあてたメッセージなのかな。
作者の辛い半生が早送りで甦ります。
見ていて辛くなる。
しかし、これは詩ではない。
評価:D-
257:ど素人評価人
08/12/06 15:07:26 7k35FclT
>>220
幸せの定義という説明はいらなかったのではと思う。
作者が親切に詩の解説をしてしまったがために、凡庸な詩になってしまった。
わかりやすく良いテーマな為おしい詩だと思う
評価:D+
258:ど素人評価人
08/12/06 15:16:11 7k35FclT
>>211
あきらめきれない気持ちが伝わる。
星は作者の夢なのか、それとも恋する相手なのか
最後の、「後ろをむいて手をのばせ」が今ひとつよくわからない。
評価:D+
259:ど素人評価人
08/12/06 15:31:00 7k35FclT
>>197
こどもの頃の仲間はずれを彷彿させる詩。
作者とこどもたちの世界が曖昧に置かれた為、気持ち悪くなる。
評価:E
260:ど素人評価人
08/12/06 15:42:38 7k35FclT
>>119
「じんせいおわたとかれすして」に哀愁を感じる。
すべてひらがなでも違和感を感じない詩だと思った。
失礼だが、この詩を読むと死にかけの蝉のような疲れきった喪男の姿が浮かぶ。
飾り気がなく、個人的には好きな詩。
あと少しがんばって欲しいと思う。
評価:D+
261:名前はいらない
08/12/06 15:48:44 qgjQsMmM
「この声は届かない」
徹夜気味の連日
気怠さを付箋で教科書に貼り付けた
二回目の世界大戦には
授業中に書いた未完の詩がある
大声が嫌いだ
私たちの声は
うそぶくだけ
濃霧の銀幕を
たった一つの
叫び声武器に
破り捨てよう
私の声を文字にしたそれは
テンションの高い深夜には十分すぎた
カーテンを開けると
無数の私たちが灯りの中にいる
窓を開けて木枯らしを貰う
眠気はすっかり抜き取られた
深夜を腹に溜めて
燦然の私たちを吹き飛ばすべく
声帯を震わせよう
それでも声は
たった一つの
外部の視線に
邪魔をされる
夜食を買った帰りの隣人と目があった
遅くまで大変そうですね
隣人は喋る
深夜にそれはよく響き
私は会釈して
冒険心は満たされずに終わる
あーあーあー
それでも落胆の声は
徹夜の自室でよく響いた
262:212
08/12/06 15:51:06 qgjQsMmM
>>247
ありがとうございます
長く書くことが最近の目論見です
かつスマートに、が大事なんですね
263:ど素人評価人
08/12/06 15:51:53 7k35FclT
>>118
死生観などひとそれぞれ、ということを伝えたいのだろうか。
どんな考えでも最終的には「哀しい」の一言で他人にかたずけられる。
結論などない為、虚しくなってしまうが、考えさせられる詩。
評価:D+
264:ど素人評価人
08/12/06 16:03:37 7k35FclT
>>215
静寂の中にわずかな安らぎを見つける。
短い詩ながらも作者の孤独や不安が凝縮されている。
「白い壁 深く沈む」が印象的。
評価:D+
265: ◆pkHvZT49GM
08/12/06 16:16:18 neqWZIyR
「 I LOVE YOU 」
" I "
その言葉は響きから 愛を思い浮かべさせる
" LOVE "
そう言いたいとき 愛してることを実感させられる
" YOU "
その姿は ぼくを愛でいっぱいにする
ずっしり重くて言えない気持ち
" I LOVE YOU "
266:ど素人評価人
08/12/06 16:22:14 7k35FclT
>>141
追い詰められた者の心情は伝わるのだが、いまひとつテーマがはっきりしない。
SEXに溺れているのだろうか、他の何かに依存しているのだろうか?
うまくまとまってない詩だと思った。
評価:D-
267:ど素人評価人
08/12/06 16:30:18 7k35FclT
>>265
何か書き込まずにはいられない性分なんですね。
影ながら応援してます。
評価:E-
268: ◆UnderDv67M
08/12/06 17:04:55 DTH0AfnT
>>227 童貞だけにw
>>230 いくらなんでも懐かし過ぎんだろ、、俺以外の奴にはわかんねーだろな
前スレでは◆notePDkbPQがいたな、また気が向いたときに遊びに着てね<`∀´>
>>236
お前ら! 貴重な古参になんて事をッッ!!(まぁ妥当
>>253
良い出汁が取れましたー
幾らなんでも残りすぎなんで
例のマルチ作品を一覧から外した。
新ルール適用第一号です
未評価(>225)
>114 >134 >139 >140 >146
>154 >156 >161 >164 >183
>185 >188 >190 >191 >192
>194 >195 >196 >206 >207
>208 >218 >255 >261
269:名前はいらない
08/12/06 17:21:49 7k35FclT
>>191
厭世的な作者の心情が伝わる。
「けど時々歌が小鳥の囀りように響くのはなぜだろう」という作者は
荒んだ現代の社会の中にもまだ一縷の望みがあるように言う。
厭世的な作者の心情が伝わるが、ある意味前向きな詩のようにも思える。
評価:C-
270:名前はいらない
08/12/06 17:59:51 JjVGYYAz
「空き缶」
誰か空っぽのあたしを蹴り上げて
空にいちばん近いところへ
あたしをつれてって
誰か空っぽのあたしを拾い上げて
生きていることが
怖くなる前に
271:デラシネ ◆HDMUcC9vFA
08/12/06 20:32:35 EgqGq+di
>>236 >>241
評価ありがとう。
>>268
レスありがとう。超お久しぶりぃ!
また遊びにきますね。
272:名前はいらない
08/12/06 21:31:58 SXmlDktw
>>255
なにかを伝えたいのか、それすらも危うい。
E+。
>>261
窓外の様子があると雰囲気がでるんじゃないかと思った。
>テンションの高い深夜には十分すぎた
この一文で突然かるくなったなあ。
近隣の迷惑にならない程度の声量にしましょう。
D。
>>270
ざっくりしていてなにがなんだか。
前半が空き缶の心情を模していて、後半が自分の気持ち?
そもそも空き缶は蹴られたいのだろうか?
空にいちばん近いところまで届く強さで?
D-。
273:名前はいらない
08/12/06 22:40:22 dY3ACMHv
器を離れた小さな魂が空を駆け抜け
あの星の裏側に隠れる頃
乾いた井戸と瓦礫にまみれた
僕の知らないどこかの村の片隅で
1人の若い母親が
汚れたエプロンに顔を埋め
声も出さずに泣いていた
年老いた老人に安らぎはなく
生まれた赤ん坊に未来はなく
母親だったその人は明日には
ただの女になる
希望は過去の中にしかない暮らしを
白い金持ちたちは想像すらできず
今日もピカピカの靴で偉そうに歩き回る
ただただかわいかった
黒い瞳はもう何も映さない
貧しさが悲しみが憎しみが無知が浅はかさが
いったい何がこの魂を遠くへやった?
贅沢も傲慢さもずるさも裏切りも
どれも手にしたことはないのに
いったいどうしてこんなことが起きる?
僕は何も知らずに地球の裏側で
今日ものうのうと生きていた
だけどもしも今日この村にいたとしても
きっと母親の肩すらだけない
きっと子供の亡骸すら触れない
無能以外呼び名のないバカな男とばれるだろう
星の裏に隠れた小さな魂は
母親のことも僕のことも気にも留めず
静かな寝息をたてるのだろうか
274:名前はいらない
08/12/06 22:45:27 SXmlDktw
>>273
>僕の知らないどこかの村の片隅で~声も出さずに泣いていた
「僕」が知らない場所なのに、なぜそこで赤ん坊の母親が泣いていると
さも事実のようにいえるのだろう。
こういった夢想のくせに事実ぶった文言には
期待をひどく手痛く裏切られたような気がする。
D。
275:名前はいらない
08/12/06 22:48:51 dY3ACMHv
>>274 評価ありがとうございます。
ニュースで名前すら知らないアフリカの村で
子供を失った母親が泣いている姿を見たので
そのまま詩にしてみました。
もう少し表現の仕方を勉強します。
ありがとう
276:名前はいらない
08/12/06 22:51:35 ByjPprAa
「言葉」
難しい言葉は苦手だ
難しいこともわかんない
だからうまく言葉にできない
だからうまく言葉にする方法を知らない
だから私はそのままそのまま
そのままそのまま
周りだけが過ぎてく時間をそのまま
そのまま
言葉は私の中にだけ
言葉は私の胸の中
それを外に出す方法を知らないから
私はいつも独りだ
277:名前はいらない
08/12/06 23:41:20 SXmlDktw
>>276
そもそもこのテーマなら、詩を書くという行為自体が無益だ。
ならばなぜこの詩を書いたのか?
それでも書きたかったのか、ただの稚拙であることへの言い訳か。
行間や文体の易しさ、語句の選び方に意図が感じられるため
後者だと勝手ながら判断いたしました。
D-。
278:名前はいらない
08/12/07 00:59:41 4js/z9O1
「太陽は死んだ」
別に何か あったわけじゃないけど
アスファルトの上で 歌っていたよ。
空を撃つように 海をさらうように
誰にも聞こえる声で 誰にも向かわず
愛はいらないと 優しく歌っていたよ。
笑った顔が とても素敵な 彼女の
甲高い笑い声が、響き渡ったそのとき
あまりに冷たすぎて 海はもちろん空まで
固く冷たく凍りついて 太陽は死んだ。
泣いた顔が とても可憐な 彼女の
静かな泣き声が 響き渡ったそのとき
あまりに暖かすぎて 空はもちろん海まで
宙へと浮び上がって 太陽は死んだ。
何もない空間の中で それでも俺は
愛はいらないと 歌を歌っていた。
彼女は優しく微笑んでみたり
ときどき悲しそうに泣いてみたり
だから俺は 手をそっと握って
髪を触ったり 手首を撫でたり
愛はいらないけど お前が欲しいと
笑いながら 歌って 見せたよ。
太陽の死骸の上 空っぽで自由な世界の果てで。
279:名前はいらない
08/12/07 01:04:14 4ECkWJqu
「男」
その男の名を誰も知らない
ただそこに君臨し皆のことを支配しようと
本気で思っていたようだ
何の興味も示さない通りすぎゆく人たちに
ただひたすらに辛辣な言葉を投げつける
悲しいことにそれが男のいきがいだった
虚しさと同じだけ苛立ちは募り
寂しさもあったが泣くなどもってのほか
独裁者は狂ったように
今日も誰かを裁こうと立ちはだかる
誰を責めても心は空っぽ
誰をののしっても認めてくれる人もいやしない
こんなに価値のある人間は滅多にいない
こんなに情けない人間も滅多にいない
詰め込んだ知識は血肉にはならず
吐き出した毒は己の身に降りかかる
いつまで続くか世界中にありふれたこの種の悲劇
男の心に降る雨は傘をさせば喜劇に変わる
何も知らない哀れさよ
さも感心したようにもったいぶって
何度も肯く偽善者たちと
怒り模様の仮面をつけて紳士ぶって踊るがいい
280:名前はいらない
08/12/07 01:10:47 1gvWcEha
>>278
あなたの歌はとりあえず私には届かなかったようです。
評価:D
>>279
>男の心に降る雨は傘をさせば喜劇に変わる
この部分は気に入った。
偽善者は男の言葉に頷くのか?
彼に興味も示さない通りすぎゆく人たちには
誰一人として偽善者はいないということか。
評価:D+
281:名前はいらない
08/12/07 02:24:27 bEqbBY/3
「照らす」
忙しく移動する対向車の車内は幸せを運んでいた。
すれ違いざまに僕はウインクした。
猫が目を光らせてこっちを見てる。
ボーっとしてると危ないぞ!
太陽が沈むとタイムカードを押す。
僕には太陽の様な大きな仕事は回ってこない無い。
でも太陽とは違う世界を演出する事ができる。
君の照らす世界は色気があるねなんて言われたら少しは上を向けそうだ。
どうせ笑われるだろうけど星たちに自慢気に話してやろう。
そうボクはヘッドライト。
282:名前はいらない
08/12/07 02:35:26 bEqbBY/3
281
回ってこない。でした
283:名前はいらない
08/12/07 03:13:22 DHxfSMrt
>>65
遅レスすみません、47です。
評価ありがとうございました。
人間の勝手さを読み取ってもらえて嬉しいです。
キャラを作ってるというのは言われてはじめて意識しました。
確かに表現方法が分からず逃げていたところもあるので
もっとセンスを磨きたいです。
面白いとか、そういっていただけるとすごくしあわせです。
本当にありがとうございました。
284:名前はいらない
08/12/07 03:44:52 Ii5MPYSP
未評価(>268)
>114 >134 >139 >140 >146
>154 >156 >161 >164 >183
>185 >188 >190 >192
>194 >195 >196 >206 >207
>208 >218 >281-282
285:名前はいらない
08/12/07 03:59:21 Ii5MPYSP
>>190
これは>>189に対してのコメントだと思っていたんだがのう。
威風堂々と生きたら良いですじゃ。皆さん。
評価E
>>192
ありかなしで言えば、ありだと思いますじゃ。
アタリだけの組み方をすれば、総じてハズレになると思うがのう。
何がハズレなのかアタリなのかは、各々で判断すればよいさね。
評価D-
>>196 「性病」
弟に謝れ。
評価E
>>207 「金」
脳内メーカーみたいだのう。シンプル。
コピペ感が否めない。捻りが欲しいところですじゃ。
私も最後は、いや、最後までバカを演じて欲しかった。
評価D+
286:名前はいらない
08/12/07 04:22:44 Ii5MPYSP
>>208
フォーカスしたいのは、「君との思い出」なのか
「君との思い出を浮かべた今」なのか。曖昧すぎる。
口をぽかーんと開けながら、空を見上げる主人公は
目と耳の感覚のみがやけにビンビンですのう。
その気持ちは分かりますじゃ。
もっと主人公と「君」との関係を知りたかったですじゃ。
評価D-
>>146
「ふたりごと」+「バグッバイ」といった所ですかのう。
直球でなんとも興味深い。
原色過ぎず、されどセピアではない世界観。
イメージでは、無常=灰色、ほんの少しの優しさ=ピンク。
最後の締めも良い。タイトル付けなされ。ちと、世界は言いすぎか。
評価C-
287:名前はいらない
08/12/07 04:33:49 Ii5MPYSP
未評価(>284)
>114 >134 >139 >140 >154
>156 >161 >164 >183 >185
>188 >194 >195 >206
>218 >281-282
他は難しそうなのでスルーしましたですじゃ。
シンプルなのプリーズプリーズ。
288:名前はいらない
08/12/07 05:25:50 nQB4K9Nq
すみません、勝手に評を書きます。
>>114
女の人の書く詩にはかないませんね。身体感覚からして違うと思う。ただ
>依存し合い
>拒絶しながら
ここの部分の表現が硬いというか拡がりに欠けて惜しい気がしました。
D+
>>134
「はやぶさ」の石って何だろう。イメージ的には何かの半導体?
宇宙の出来事の中に日本的な美学を感じました。
D+
>>139
構成をよく考えて作っているのだと思います。最後のところも映画のようで。
でもたぶん想像で作られているのかも知れませんが、感じたままを言うなら、
何だろすごくすかすかで薄い気がします。
そういう意味で話者にリアリティが与えられているのかも知れません。
D
>>140
きれいな詩だと思います。ヘッドライト=太陽=たんぽぽが、実際のクルマあるいは
現実社会を指していて、少年がその犠牲になってしまったんだと読みました。
けれど少し伝わりにくい気がしました。たとえばたんぽぽってどちらかというと
素朴なイメージがする点とか、結局話者は少年に対してどのように捉えているのかなとか。
D+
>>146
すごく心が暖かくなるようないい詩ですね。
最後の一行はないほうがいいと思います。
D+
289:名前はいらない
08/12/07 06:24:53 nQB4K9Nq
>>154
「箱」って表現はベタすぎる気もしますが、いいですね。
乾いたこの感じにセンスを感じます。
C
>>156
すごくうまいんだけど、こういうグロいのはなんでいまさらって気もします。
実際のところこの表現に見合うだけの伝えたいものがほんと作者にあるのかなあ。
C+
>>161
荒唐無稽のようでいてすごく新鮮ですね。
結局何のことなのかさっぱり分からないのですがパッションがある。
C-
>>164
きれいな詩であると思います。
D
>>183
感想になってしまいますが、お葬式に来てくれるだけでもほんとありがたいと思いますよ。
D-
290:名前はいらない
08/12/07 07:42:40 ELH5SmVq
『さすらい』
刺すような視線を尻目に
ただ東へ東へ
止まらず歩く事なんてできやしないけど
さぁ行け
俺はここにいるぞ
真っ直ぐ前を向いて生きたいんだ
さぁ行け
向かい風が吹いてきた
すっとばされない人生さ
心折れそうな夜は大好きな曲を聴けばいい
そのまま泣いて寝てしまえばもう次の日さ
さぁ行け
心さえ無事なら
同じ日の繰り返しでも構いやしない
さぁ行け
向かい風が吹いてきた
すっとばされない人生さ
291:名前はいらない
08/12/07 08:43:54 BDalicw3
「所帯じみる」
料理が出来た
さあ、食べようお前たち。
私が稼いだ銭を用いて獲得してきた肉米野菜
気が済むまでに、たらふく食うぞお前たち。
逆流してでも流し込め。高価な肝臓になるまで流し込め。
気が狂うても、死ぬまで喰うぞお前たち。
私が稼いだ銭すべて、お前ら喰らう物に変えよう。
白目をひん剥いて喰い続けるおまえらみてて、
常に思い続けること一つ
私は貝になりたい
292:名前はいらない
08/12/07 08:46:40 4Z/hU5gS
【大人になること】
大人になること。
一人で何でもできるようになること。
大人になること。
つまり、孤独になっていく、ということ。
大人になること。
人に依存せず自立していくこと。
大人になること。
つまり、人に自分の弱さ、脆さを必死に隠し通していく、ということ。
大人になること。
人の悪口、陰口を言わないということ。
大人になること。
つまり、正論意外は何も口にせず生きる、ということ。
大人になること。
人の幸せを第一に考えること。
大人になること。
つまり、ひたすら自分の望みを押し殺す、ということ。
大人になること。
人前で絶対泣かないということ。
大人になること。
つまり、一人部屋の片隅で涙を流す、ということ。
大人になること。
生まれてからそれだけの時間が経過したということ。
大人になること。
つまり、死へと確実に近づいている、ということ。
子供の頃は、大人になんかなりたくなかった。
今は、大人になりたいと願う。
きっとそれだけの時間が僕を大人にしたのだろう。
293:名前はいらない
08/12/07 14:54:51 4ECkWJqu
子供でいるということ
子供でいるということ
1人で何でもできるようになりたいと願うこと
子供でいるということ
つまりは誰かの庇護が必要ということ
子供でいるということ
誰かのぬくもりなしでは生きられないということ
子供でいるということ
つまりは望まなくとも未完成さを暴かれ続ける
子供でいるということ
思ったまま感じたままを口にするということ
子供でいるということ
つまりは不平や不満を口にしても大概はねじ伏せられる
子供でいるということ
人の痛みを理解する心を育てること
子供でいるということ
つまりは理不尽な出来事にも耐えるということ
子供でいるということ
隠れて1人で泣くなということ
子供でいるということ
つまりは死へと確実に近づいているということ
大人になって子供の頃を懐かしむ
今の僕は大人らしく見えるだろうか
子供の僕が今の僕を見たならば
どんな風に見えるだろうか
(勝手ながら292さんの対比作品を作ってしまいました。
気を悪くなされたらごめんなさい)
294:名前はいらない
08/12/07 18:02:52 ef6yMZVX
「この言葉は届かない」
なにか言葉を求められても
お前のその陰に
針の穴ほどの光すら
俺はやることができない
俺はただ
ほかと多数の俺やら私やらと同じように
歩くだけだ
俺の肩が切るのは
風ではなく
お前の視線
振り払うのではなく振り切って
下を見て歩く
走るように歩く
お前にはもう走っているように見えるだろう
そんなこと知っている
ただそんな数多の走者の中にも
お前に手を差し伸べるやつがいる
俺たちはその二人に恐れを感じている
見せつけられた違いは
ひどく薄い紙となり
指を切る
その小さな傷で
俺たちは満足だ
向かい合っていた矢印が
交わることなく進み
背ければもう振り返れない
俺に吹き付ける風は
お前には追い風となる
なにか言葉を求められても
俺の言葉は
近づくのと同じ速さで遠くなるこの距離を
泳ぎはできないだろう
だから届かないと知って
俺はひそやかに
後ろめたく
ごめんとつぶやく
295:261
08/12/07 18:04:37 ef6yMZVX
>>272
ありがとうございます
「テンション」は確かにはじけすぎました
296:名前はいらない
08/12/07 18:07:03 bEqbBY/3
「人間であること」
人間であること
息をする事
人間であること
食べるという事
人間であること
笑う事
人間であること
嘘をつく事
人間であること
セックスをする事
人間であること
考える事
人間であること
備える事
人間であること
自由に飛びたいと思う事
人間であること
喜びを知る事
人間であること
裏切る事
人間であること
欲求に素直な事
人間であること
枠を創ろうとする事
人間であること
無限である事
人間であること
愚かである事
人間であること
人間で在りたいと思うこと
297:名前はいらない
08/12/07 20:47:10 pQDyI+lK
「兎」
逃げたのはうさぎ
追いかけたのは白いしっぽが欲しかったから
ふわふわと描く逃げ道があまりに自由で羨ましかったんだ
うさぎは怯えもせずそこにいた
まるで待ち構えていたかのように
「欲しいならくれてやる」
そんな声が聞こえた気がした
奪ったしっぽを手にまるで幸せを掴んだよう
ふわふわと柔らかい
さぁ今から俺はうさぎだ
まずは走ってみよう
きっと気まぐれな道ができる
先を見ればどこへ向かえばいいのか不安だらけ
白いふわふわのしっぽを手に入れた
俺はもううさぎのはずだ
なのに自由になどなれなかったのはなぜだろう
298:しん
08/12/07 20:47:45 oqNfjdeZ
>>296
題くらい書けよE
299:名前はいらない
08/12/07 21:05:47 4ECkWJqu
>>297 hideさんのピンクスパイダーみたいな詩ですね。
300:しん
08/12/07 21:08:56 oqNfjdeZ
>>297
パクリ良くないE
301:名前はいらない
08/12/07 21:24:26 YhD65VOb
それはシュールなのか?
302:名前はいらない
08/12/07 21:53:29 uoR6DTIz
「夢」
傷つく夢
自分が消えたい
はかなく、あっけなく
望みはあまりに高く
でもあきらめきれない
あせる
繰り返し夢に見て
何度もつぶやいて
狂人かわたしは
明日への扉を
たたき続けてるのに
夢が操作する
暗黒の夜は沈黙の闇
悲観と楽観の間で揺れ
夢に答えをかいま見て
心は胸の奥にしまってある
303:名前はいらない
08/12/07 21:54:10 kXU6U6/X
冬の肉じゃが
湯気にそめられ白く果てなく
いいにおい いいおと
304:名前はいらない
08/12/07 22:12:08 4C/RToV0
>>291
タイトルが錯誤してないですかね。
まるで詩の後半でインパクトを与えたいがために
落ちこぼれの編集者が気まぐれで書いたようですな。
んで、逆流って言葉に違和感ありますな。
では、貝になって食べられて、嘔吐されてください。
D。
>>302
陳腐。D-。
305:名前はいらない
08/12/07 22:27:23 kXU6U6/X
醤油がながれる長い木のテーブル
醤油がこぼれる長い木のテーブル
うろこあたまちあい
骨ごと食べる 猫と3匹
306:名前はいらない
08/12/07 22:35:57 pQDyI+lK
>>299>>300
パクったつもりはありませんでした。すみません
307:名前はいらない
08/12/08 00:05:38 QshBd0Pv
「君の手を」
いつもの毎日過ごす日々に
ある日突然 それはやってきた
僕しかいない 孤独な日々に
あたたは突然 やってきた
感じたことのない この鼓動
おかしくなりそうな この気持ち
ただ手をつなぐことさえ できたなら
太陽見上げて 眩しくて
そんな日々だけ 知っていた
ずっと 変わらぬ毎日に
心の安定 求めてた
だけど あなたが変えた日々は
僕を目まぐるしく 惑わせる
ただ手をつなぐことさえ できたなら
ただ手をつなぐだけで 君を感じたい
308:名前はいらない
08/12/08 00:33:41 Xyx+J7vz
「天使たち」
翼を失ったあの白い渡り鳥達は
決して不幸なんかじゃなかった。
空を舞うことも 次の島へ行くことも
出来なくなって 胸をなでおろして
寄り添って 歌うだけで幸福だった。
通り過ぎる何台もの車のライトで
僕の影は虚しく点滅している。
遠くに見える建物の光の群れで
僕の命はわずかに輝いている。
寂れた国道の夜 月は凍死中。
人間は 世界中の生き物の中
唯一進化を忘れたのかも知れない。
僕達は一体どこへ向かうのか?
“明日”なんて 時計がなければ
誰がわかるというのだろうか。
夜から朝にかける ほんの一時間。
翼を捨てた 天使たちは生き返る。
暖かさなんて少しもない 光の中へ
また 飛び込んでいくのだろうね。
黒から青に変わる ほんの一時間。
翼を忘れた 天使たちは生き返る。
確かさなんてひとつもない 朝の中へ
また 飛び込んでいくのだろうね。
309:名前はいらない
08/12/08 01:50:58 /sX6TSJj
>>241
評価有り難う
310:名前はいらない
08/12/08 02:53:53 UCTs8ocH
風
いまからゆくよ
手にある無数の世界
若さって時に絡みつく時間だから
もうゆくよ
星の数ほど未来はあるんだろう?
老いること恐れるよりなにより
雲の下は道だらけ
誰もなにかしら求める存在らしい
今日からゆくよ
道標は風まかせとか
寒さに震えてるくせに
じゃあもうゆくよ
絶対ゆくよ
風が止むその前に
すべてがカラカラになる前に
僕らなにかしら求める存在らしいし
311:雨森 ◆yjVBsR9W2A
08/12/08 07:05:22 0idP8E6s
息抜きに評価置いてきます。気に入らなかったら再評価申請して下さい。
それと前スレの554さん、ありがとうございました。
基本書きの人間なんで、出した読みに対して別解釈を入れていただけたのは
読みの浅い自分としては大いに助かりました。
>>185「世界は君のために」
主張が大事な部分でブレてしまっていてよく分からない。
「弁当箱」「彼等のまやかし」「二なりの未来」「悪」「もっていなくても通れる」
これらの語句の連結がうまく機能していないからだろう。
そもそも主張なんてないという読み方もあるがそうなると
描写が表面的過ぎて書き手がそういう気分なんだとしか判断できない。
何を描いたのかはっきりしたイメージが浮かばないんだ。D-
>>188
色を付けてないので様々なシチュエーションを想起できる。
しかし同時に色を付けていないので平板で無味乾燥とした印象もぬぐえない。
描きたい主張があるのは大事だけどそれだけ書くだけでは詩は寒々しい
恋愛色や友情色に染まってもやっぱり人間の背景が透けて見える詩が良いな。
D-
>>194
ちょっとした小説の序文といった趣きがあるけど詩としては短すぎ舌足らずだと思う。
何か重大な予感を感じさせて予感だけで終わってしまった感があるよ。
書いている事は分かるんだけど中盤までの人を愛さない自己欺瞞の表現を
最後の二行に託すにはあまりに短くパワー不足。もっといっぱい書けると思うよ。
読みやすいんでDという事で。
>>195「浄化」
こういうの好きなんですよ。正に詩は世界に偏在しているよなあ。
ただウォシュレットでうんこしただけなのに荘厳に描けるのはすばらしい。オチも良い。
贅沢を言わせて貰えばここからもう一歩先に進められるはずだと思うんですけどね。
穢れを切り離し浄化されるという語句はもう既に大上段からの大真面目な詩世界が覗いている。
でもまあこのユーモア路線も充分有りだと思う。面白かったし。C-
312:名前はいらない
08/12/08 11:59:58 lDIycjhi
今日は布団を干した掛け布団と敷布団と あと座布団2枚
それから納豆とまつたけのお吸い物
ほんとうはしいたけが入ってるって噂
インスタントだけどおいしいの猫には ちょっと特別水色の缶詰何味だったかな
何年も買ってるのにいつも忘れる 水色の缶詰おまけ付き
313:名前はいらない
08/12/08 12:36:13 3zaJ7MTO
未評価(>287)
>206 >218 >281-282 >290 >292
>293 >294 >303 >305 >307
>308 >310 >312
314:名前はいらない
08/12/08 12:44:01 3zaJ7MTO
>>270 これは、良いと思います。感覚的なものをそのまま書いています。
その感覚を捕まえるのは難しいのです。空き缶のからっぽな感覚を写真のように
詩に残すといった感じでしょうか。
後半の拾いあげて~は理屈っぽくなっていて、良くない。 C-
315:うんこびちびちぶりぶり子
08/12/08 13:01:11 GzIkUbsK
「カタルシス」
ケータイが着信して歌手の素晴らしい声で歌いだしてんだけど心が痛い!
痛い! 痛い! 痛い! 痛い! 痛い! 痛い! 痛い!
わたしが好だった曲は いまや 乱暴な木槌
その木槌で心のドアをドカドカ叩いてくるんだからうざい!
開けろ開けろドア開けろってウッさいんじゃぼけー! 涙出てくるし!
着うたの楽しげな歌詞は今やわたしをおびえさせる脅威
その歌手の明るい歌声は万引き犯を責め立てる店員の説教のような辛辣でわたしの心を引き裂く
デンワデロ! デンワデロ! デンワデロ! デンワデロ! デンワデロ! デンワデロ!デンワデロ! デンワデロ! デンワデロ! デンワデロ! デンワデロ! デンワデロ!
ナヤミナラキクカラナヤミナラキクカラナヤミナラキクカラナヤミナラナヤミナラキクカラナラナヤミナラキクカラナヤミナラキクカラナヤミナラキクカラナヤミラナヤミナラキクカラキクカ
片仮名うざい! 読みにくい! あんたの心も読みにくい!
悩みなんてあんたらに話したくない!
うぎゃあああああああああああああああああああああああああッ!
いやああああああああああああああああああああああああああッ!
死にたいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッ!
ああああああああああああああああああああああああああああッ!
うわあああああああああああああああああああああああッ!………
……と わたしはそのとき叫ばずにはいられなかった
わたしは後に知らない曲をダウンロードする
陰鬱な曲
その曲は 灰色の美しい調べで
わたしを悲劇の主人公に仕立ててくれる
316:名前はいらない
08/12/08 14:32:17 eZ6VYsQ9
「ラジオ」
おい貴様と偉そうに、たけぇところからこんばんは
今宵もきましたあなたとの時間。一生懸命話します
何見つからないとな?わたしのことが?
女性を扱うように捻りなさい。水が溢れないように持ちなさい。
じゃんじゃか音楽ならしてお出まし、お喋りするぞ、この野郎
右に出たるは放送作家。左に居並ぶタイムテーブル
お茶をぐぐいと飲み干して、いざ参ろうかおしゃべりタイム
チミチミなんだいこの世の中は大人は全く信用ならない
おにいさんがおにいさんが君たち全員抱きしめたげる
悩みがあったならその白四角に思いの丈を綴りなさい。
楽しいことがあったなら黒くなるまで書きなぐれ。
知らないだろう、こんなこと、初めてだろう、こんな音、
明日みんなに喋りなさい。明日一人でわらいなさい。
目を瞑ったらみえるだろう?わたしの姿や作家の笑顔
みんなのすぐ隣にいるんだよ。電波にのっているんだよ
君がスイッチをいれれば、いつもひとりじゃないんです。
さあもうすぐです、この野郎。私とおしゃべりいたしましょう。
317:名前はいらない
08/12/08 15:20:00 2Q0Fs8SA
「空を知らぬ鳥」
僕は籠の中にいた
止まり木が居場所
外の世界へ憧れたこともあった
だけど僕は、憧れより強く恐怖を抱き
いつしか空を手にすることはあきらめていた
扉の鍵はかけられているのか分からない
確かめることはしなかった
もし鍵が外れてしまった時に、
籠を飛び出す勇気があるのか
上手く空を飛ぶことができるのか 怖かった
だから今も僕はこの止まり木の上
誰も救いなどはしない
鍵などはじめから存在しないのだから
318:名前はいらない
08/12/08 17:49:06 ZPrD27FG
>>317
ガラパゴス諸島の鳥を思い出した。
(自分は評価人ではないので、あしからず)
319:名前はいらない
08/12/08 17:50:39 ZPrD27FG
あと、バンプのグロリアスレボリューションも懐かしい。
320:名前はいらない
08/12/08 19:54:31 +dIsFy8r
大好き 近付きたい 話したい 触れたい
大好き 近づけない
話せない 触れられない
忘れてしまえば楽かな?
忘れない、忘れたくない
この想いは何処へ
321:連投すみません
08/12/08 20:04:41 +dIsFy8r
水の上の砂漠
犠牲の上の享楽
鼻血に見た悲哀
無言に似せた優越
全てを知る主
茶髪の私
黒髪の君
黒髪の君
茶髪の私
汝全てを知る事叶わず
322:名前はいらない
08/12/08 20:28:56 jhmADQaM
「シューティングヘッド」
定年を迎えた男が言う
人並みの人生を送ってきたがそれが何だったのか
そう言う
俺にはコンプレックスが有りそれが異常にむず痒い
同道巡りの原因は何だったのか
例えばこめかみに手を充てて
フッォと発砲してみれば
見ていたお前は馬鹿だと言う
323:名前はいらない
08/12/08 20:56:13 j5WbAsir
>>206 何の暗示かは、あえて言いませんが、
このような内容を書くことに意味を感じません。
反社会的な事をテーマにするときは、書くに値する内容を
よく考えて書かないと、読んでいて不快な文が出来上がるだけです。
「喜劇」とかの意外性も意外なだけで、説得力がない。
文章が凝っているだけに余計に。お気をつけて。 E
324:名前はいらない
08/12/08 21:16:41 Yv+akr00
>>316
リズミカルなのはいいが、ところどころつまずくな。
>何見つからないとな?わたしのことが?
とか。
あとパーソナリティは
>明日みんなに喋りなさい。
と思いながら話してんのか?
中学生相手に粋がってるだけじゃないの?
D+。
>>315
これはもう詩のなかに答えがありますな。
釣りでしょうか。あえて釣られましょう。
「読みにくい」
E-。
>>310
締まりが悪いな。狙ってるのかもしれないが。
いわば「句読点のない文章」とでもいおうか。
実際に句読点がないわけだが、それ以上に
文章を終わらせるリズム、タイミング、意味合いがない。
思うに倒置のせいだろう。
D+。
325:降らんしすこっぽら
08/12/08 23:40:48 5bD1vXSL
母親という職業
母親という職業は、まず
詩を書いている息子をぶんなぐって
労働に従事させることからはじめる必要があります。
ドアを絶えず空けて、とにかく
息子がうすぎたない格好で
うすぎたない文章をでっちあげるのを
阻止する必要があります。
これは大変な仕事です。
息子は誰もよんでない
糞ったれた文章を
しこしこ書いて、インターネットにほうりだし、
ブログをごちゃごちゃさせることによろこびを感じ、
働く、という概念を露ほども持ち合わせて
いないからです。
母親は絶えず洗濯物が乾いたので
持ってきたふりをして、
息子の部屋のドアをあけます。
洗濯物は一気に乾いているのに、
母親は、わざと小出しに持っていきます。
息子は確実にそれに気付いており、
だからこそものすごく卑屈になります。
息子は、部屋の中でナメクジのように寝ころんで、頭をからっぽにしています。
開いたドアの隙間からささる昼間の光にてらされています。
「おい! おい! おい!
いいかげんにしろ!!!!!」
これは、母親の声ではありません。
息子自身の声なのです。
迫り来る大恐慌を目前に、
職を手にしようとする気力もない者が
どうして生きのびられるでしょうか。
326:降らんしすこっぽら2
08/12/08 23:42:00 5bD1vXSL
空から塩がふってくるナメクジのこころは
半透明のぶよぶよの体から、飛び出して、われわれにも
見えるようになっています。
母親は朝・昼・夜
エサを持っていきます。
息子がたべるエサです。
母親はドアを空けることで
全てを語っているのです。
しかし、母親という職業である以上
このバカの髪をひっぱって
職安につれていき、
てきとうな工場にでも押しこむ必要がある。
本当なら、
このバカが自分でやらなければいけないのですが、
このバカは自分でできないので、
母親がやらなければいけない!
おかあさーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!
ぼくを ひっぱたいてようーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
おかあさーーーーーーーーーーんん!!!
ぼくを なんとかしてよう!!!!!!
おかあさーーーーーーーーーーーんん!!!!!!!
おかあさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんん!!!!!!!
おかあ
さーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんんんん!!!!!!!!
!!!!!!
327:mini149
08/12/09 00:24:37 eaZ5Lsax
「亡命なき我が国」
πを亡くした国は
危機感もなく
湧き出る泉を夢にみる
そうだ 明日は山へ
刺激を求めよう
私は娼婦を笑うが
この臭った体じゃ
交換できる物はない
あるのは私だけが知る
素敵なストーリー
勿論、続きなんかないさ
すべて過去のものだもの
πをなくした国は
危機感もなく
湧き出る泉をさがしてる
328:名前はいらない
08/12/09 00:33:58 dHK+GJc+
「恐怖」
私は怖いのだ 大切なものとの違いを認めることが
少しの違いで生まれた溝が深くなっていくのが恐ろしい
私は怖いのだ 大切なものに対し仮面を被るのが
ふとしたことで仮面が壊れて弱みを晒すのが恐ろしい
私は怖いのだ 大切なものに過去を知られることが
私が仮面を着けて築き上げてきた私のイメージが壊れることが恐ろしい
私は怖いのだ 大切なものを信じることが
信じて期待した先で裏切られるのが恐ろしい
私は怖いのだ
大切なはずの貴女を信じきれずに、真実を晒せぬ自分自身が一番怖いのだ
329:名前はいらない
08/12/09 02:28:03 LhNZDnR1
おなじモノを
もたなくてもいい
しゃかいを意識しなくてもいい
ろくでもない大人と
きんじょから言われぬよう
これからは
とおまわりでもして
なくために
きょうを生きる
よく考えながら
できることに
もらるを捧ぐ
おとなになろうとはせず
もっと少年であろう
しろくあろう
ろれつを気にせずしゃべろう
くるしまなくてもいい
330:かさ
08/12/09 10:46:59 WDgQ3Sde
始まりの場所
ここから叫びが生まれて
ここから少し遠い場所で
音が生まれた
水面に落ちた水滴のよう
広がってゆく波紋が綺麗に無数に咲いている
嗚呼、また傷が生まれて
嗚呼、また痛みが生まれて
また涙が幾つも流れる
癒されること無く
拭った涙は止めど無く溢れる
始まりの場所
ここには消えて行った命と
消えて行った過去が
いつまでも谺する
命の花散った痕は今もまだ、此所に…
命は夢の中の花の如く咲いて
散った命はきっと今安らかに…
花束を抱え無数の道を歩く
想いを残した傷痕は消えず
また涙溢れて、零れてゆく
あなたはこの街に生まれて
歌うことを覚えて、叫ぶことを知って
あなたはあの街に生まれて
音で繋がり、心に響いた
音が胸に谺する
鳴りやまない音を
ずっと響かせる
嗚呼、また痛みが生まれて
嗚呼、また叫びが生まれて
感じるままに涙を流す
鳴りやまない音に鼓膜を震わせて
離れゆく季節の中に
心のままに音が響く
心のままに唄が響く
331:かさ
08/12/09 10:48:31 WDgQ3Sde
すいません。タイトル書き忘れました。
タイトルは「D」です
332:名前はいらない
08/12/09 11:36:03 9gQLLkuV
家から出て3歩歩いたところで大きな犬と出会った こんにちは
皿を洗って3枚ぬぐったところでモグラに会った ここはさむい
魚屋につくと足を無くしたタコとハマ貝の7つ目のひびが叫んだ 排水溝のネットが邪魔で帰れない
しょうがないからライトを買って果物屋に向かう困ったやつだ蜂なら特にクマ蜂なら小さな傘で足りたのに
家に着くとやはり犬が穴を掘っていた思った通りなかなか聡明で気が利く淑女のようだぜひ私の妻になってもらいたい
その将来を思えばモグラを家からたたき出すことなどなんだとても簡単なことのように思えてきたぞむしろ私はそのために生まれてきたのかもしれない週に一度なんてけちな事を言わずにテーブルにハニーメープルが並ぶたびに叩き出してもいい!
ならばやはりクマ蜂こそが私に最も必要な人だったのだ今の髪形は気に入ってたのだが文句ばかり入ってられない
それに髪を切るということならこの問題はいとも簡単に解決するのだまさに藪から棒の心地である
全く粗末に切るなんて棒なんかじゃ勤まらない 藪が嘆く
ありがとう 確かにそうだ残ったフォークを3組用意
さようなら 家は君が使いなさいドアを開けるのはコレで2度目
333:名前はいらない
08/12/09 12:32:07 yWZMnJ6r
急ぎ足で駆けてゆく
ためらいの感情をよそに
いくつもの道をぬけて
あなたのいる場所に向かう
笑顔の上に重なる涙
私の心に焼きつくほど
感情を押し殺して
悲しみのトンネルをぬけて
334:名前はいらない
08/12/09 12:40:09 IIrGHmeb
「光る」
失くす事など恐れてなかった
失くすモノなど何もなかった
目の前の壁を付き破る術を探してた
リボルバー片手の少年は
降り出した雨に逆らうように走り回る
暗い空から抜け出して
争いばかりの日々に星を見つけた君は
何かにあせるように走り出した
そして思い出した
帰る場所は決まっているのさ
335:やさしいあくま ◆L5pYivMbF2
08/12/09 13:03:09 N1fpQC5V
>>313より 未評価(>287)(21)
>>206 >>218 >>281-282 >>290 >>292
>>293 >>294 >>303 >>305 >>307
>308 >310 >312 >325-326>327
>328>329>330-331>332>333
>334
336:円星 ◆NzRitgToB2
08/12/09 15:21:20 O8wrkC0w
お礼が遅れてすみません。
>>64
うれしいお言葉ありがとうございます。
投稿したあとに付け足す言葉が思い浮かびました。
「寝癖が直れば、光の輪が現れる」と。
まだ推敲ができました。もっと粘って書けばよかったです。
これからは、完成を急がず、しっかりと推敲をしたいと思います。
発想が好き、面白い、と言っていただけて大変うれしく思います。
この詩は全面、経験したことでした。
ありがとうございました。
337:円星 ◆NzRitgToB2
08/12/09 16:32:00 O8wrkC0w
ちょっと、書きたいのです。
vol.76
>>749 「+1」
詩の感想は、大半を共感しました。つぼをおさえた言葉で書かれているな、と思いました。
最後の「僕は…僕は…」は、つまり、僕はどっちだろう?ということですよね。?
人を救っているのか、人を不幸にしているのか。
きっと救ってるよ!なんて軽軽しく言えませんが、人を不幸にしてないことは確かです。
何故なら、他人を不幸にしている人は、無知で無智な人のことです。無知蒙昧な人のことです。
自分のやっていることが如何に卑劣で卑怯かを分かってない人のことです。
それが分からないから人の傷つく事を平気で出来るのです。人の気持ちを考えない無頓着な姿勢や行動が、
他人の人格を害させてしまうのです。そして、人格を害してしまった人もまた、そのイライラから他人に
暴力を振るう。こうして不幸の連鎖はつながってしまうのです。
人を不幸にする人は、礼儀を重んじない人のことです、目には見えないものの大切さを分かってない人のことです。
物を大事にしない人のことです。
自分の言った事や行った事に責任を持たない人のことです。
人の人格や能力を簡単に見下げる人のことです。
人の気持ちが分からない人のことです。
自分の事しか考えない人のことです。
まさに、それは、無知蒙昧な人のことです。
あなたは無知じゃない、あなたは自分の哲学を持っている。考えるちからを持っている。
この詩「+1」だって、百人が理解できるように書いている。責任を持って書いている。人の気持ちを考えて書いている。
僕が断言します。あなたは人を不幸になんかしていない!
このコメントを書こうと奮い立った時、僕は元気が出ました。
なので、ほんの少し、僕はあなたに救われたといえるのです。
338:名前はいらない
08/12/09 20:49:26 L6SWa5zJ
「終焉の日」
この世が終わる日
生命の大樹の下で
渡り鳥の囀りの残響を聴いた
愛したものすべて
失うものすべて
何処に消え行くの
それらを導く
琥珀色の太陽
生れなければ
失う怖さを知らずにいれた
339:名前はいらない
08/12/09 20:52:50 L6SWa5zJ
「電車通勤」
プラットフォームに流れ込んだ
急行快速の窓に見つけた人
声かけずにただ見送るわ
いつもと同じように
人ごみにまぎれてく
一瞬の後姿に心が痛かった
一つだけあなたには
永遠に届かない言葉がある
好きよ貴方が
340:名前はいらない
08/12/09 20:58:03 L6SWa5zJ
「口下手」
愛がうまく語れなくて
バイオリンを弾いたのさ
耳を傾け測っておくれ
愛の深さを
341:名前はいらない
08/12/09 22:24:18 jmggpI1+
「手」
幼い私の手を引く
その先を見れば
あなたがいた
温もりを湛えた
その手を
かよわい私は
いつも強く握っていた
大人になった私は
あなたの手を引く
深い皺を湛えた
その手を
けれど
私があなたの手をとるのはその皺のためではないのだ
342:意義もいらない
08/12/09 23:43:21 3b/Bx54N
>>334
ありがち。D-。
>>333
ざっくりとしてるなあ。感慨なし。D-。
>>332
まるで「意味を探してください」っていわれてるような。
ウォーリーかよ。E。
>>330
J-POPとかの安い感じがいいね。
意味がありそうで実際なさそうな半端な感じもいいね。
タイトルそのまま、D。
343:名前はいらない
08/12/09 23:47:59 +IMdJ3oh
充たされる事
失敗が無い
失態が無い
はずみが無い
歪みが無い
間違いない
私が望んだ世界
私に笑いは無い
344:名前はいらない
08/12/09 23:49:57 +IMdJ3oh
科学力
雲は地形を映して居る
暖められた風がその形を崩しても
意味は変わらない
君は知らない
345:名前はいらない
08/12/10 00:05:24 idsT/BZX
>>340
ピカソの「ファンタジー」じゃんw
346:名前は いらない
08/12/10 00:27:28 Lb89kQT4
愛している―
そういうときに彼はいつも、私の瞳をじっと見る。
心の奥を射抜かれるようで、倒れそうな酩酊感。
わかってはいる。
狂おしいほど。
破顔するのは嬉しいから、切ないくらい幼気だから。
ねえ、もっと顔をこっちへ寄せて。唇をもっとここへ寄せて。
わたしが優しく抱きしめてあげる。だから私を抱きしめて。
首に腕を絡ませて、少しく強く引き寄せる。
わかってはいた。
抗いたいほど。
あなたの眼差しは、私を射抜く。
射抜いて私を通りすぎたまま、反射し、あなたはあなたを見つめる。
瞳を閉じて、現実を消す。心の虚像のあなたを想う。
ねえ、もういいの瞳を閉じて。私の上を通り過ぎないで。
夢を描いて、キスをする。あなたの瞳にキスをする。
静かに瞼を閉じるように。
347:名前はいらない
08/12/10 00:40:54 miuydP3x
>>340 パブロ・ピカソが詩を書いたのかと思いました。
プロが下手に見える抜き出し方にセンスを感じます。 C
348:円星 ◆NzRitgToB2
08/12/10 02:28:54 AhDTyYPD
「心の子」
心コロコロ 心の子
心の子供は言葉たち
コロコロころがす―
すると次第にみえてくる
かたちのなかった言葉たち
かたちがはっきり見えてくる
心コロコロ 心の子
コロコロころがす―
あ、見えた☆
(僕はかたちのない言葉をころがす)
349:円星 ◆NzRitgToB2
08/12/10 02:33:38 AhDTyYPD
>>335
やさしいあくまさん、まとめ乙です。
350:名前はいらない
08/12/10 03:24:37 kB/wpHCV
君の吹くデタラメ口笛
懐かしいメロディー
だけど僕にとっちゃ唯一無二
ポップだってロックだって
ジャンルなんて関係ない君のメロディー
僕の五線譜に君をのせて
きっと何も意識しちゃいないだろうけど
白の服いつも着てるのだって
心地いいんだ
君のカラーに彩られていく
僕のキャンパス
351:雨森 ◆yjVBsR9W2A
08/12/10 05:49:36 467xl/Wv
>>206「渦」
一連一連が外周にしか触れていないので
いつまでも詩の核心に辿り着かないもどかしさを感じる。
何を書いたのか全く判断つかないと言う訳ではないけど
読後に確固としたイメージが残らない。D-
>>218「移動型空気洗浄機」
着想は良い。ただ未整理な部分が目に付いて、
本来あるべき効果を落としているように感じた。
三連で「移動型空気洗浄機」のイメージを完成させているが
そのイメージに一連二連が殆ど寄与していないように思う。
あと重要な空気と呼吸についての描写に踏み込みが足りない。
しかしこの着想と三連の描写は良いと思う。D+
>>281「照らす」
うん、こういう視点は好きです。
ただ思いっきり個人的な好みで言わせて貰えれば
このヘッドライト君はあまりにも画一的な優等生キャラで
悪く言えば作り物くさく或いはうそ臭く感じる。
たとえヘッドライトだってそこに人間性を描くのならば
やはり生きてなくては魅力を感じない。
好みの問題になってますが俺はDで
>>290
本文が改行の空白に負けてて微妙な空虚感がありますね。
「さすらい」というタイトルなんだけど
これはさすらいの旅情も過酷も感じない。
普通の学生や会社員の明日への意気込み
そういう範疇から脱出できてないですよ。D-
352:雨森 ◆yjVBsR9W2A
08/12/10 06:33:44 467xl/Wv
偶には投稿してみます。宜しくお願いします。
「本を売る日」
父親が亡くなって広かった一階の書庫は主を失った
少年は泣いたりしなかったが外出する事はめっきり減った
父親の死から半年が過ぎたころ
少年は父親の書庫から 少しずつ少しずつ
本を部屋に持ち帰るようになった
書庫から多くの本を迎えに行き
おびただしい数の物語を自室へと連れ帰っては
寂しく親交を深めた
少年の部屋はやがて物語で賑わった
異邦の少年たちや遠い過去の男女が
少年の前で仲良く談笑する
父親の書庫から全ての物語を連れ帰った日
とうとう少年の部屋は彼のものではなくなってしまった
おびただしい物語に埋もれ少年は部屋の隅で膝を抱え
やけに耳に遠い悲喜劇を聞いていた
ある時父に似たロシアの男が
少年に尋ねた
私達の話はもういいから
今度は君の物語を聞かせてくれ
今日
少年は部屋にあった全ての本を売り払った
父の本を 全ての物語の故郷を
いくばくかの金に代え
そして彼は一冊の分厚い地図帳を手に入れた
少年は地図帳を大きなバッグにしまい
長く閉じこもった部屋を後にした
彼の後を数多い物語たちが続いていった
地図帳に描かれた世界は果てしなく広かった
少年は かつて父が連れ帰った物語を
自らの物語とともに外の世界へと連れ出す
目の前にはただただ平凡な街の風景があった
異邦の草原も 幻想の城もない ただの街だった
しかし確かな一歩目の足跡が
少年の地図帳には記されていた
353:かさ
08/12/10 10:57:57 gTfaUUEb
「灰色の銀貨」
澱んだ水の中
灰色の銀貨は身を隠すように底に沈んでいる
乾いた風が木の葉を揺らす
木の袂には少女が一人
雨上がりの日
少女は灰色にくすんだ銀貨を水溜りに見つけた
手の中に抱き
ゆっくりと家路を行く
優しい声で唄を口ずさみながら
雨に濡れた少女は
教会の軒先で唄を唄う
微かに掠れた声で
白い顔をまた白く
雨は熱を奪う
小さなベッドの上
少女は微笑みながら
灰色の銀貨をその手に抱いて
掠れた声で唄を唄う
左手の手首には無数の傷痕
傷口には血が滲んでいる
涙を流し切り裂く左の手首
ただ微笑んで
少女は掠れた声で唄を唄う
痛みと意思の消える中
右手に抱いた灰色の銀貨を
川の中へ投げ込む
少女は微笑んだまま
白い花が咲く川のほとりに
痣だらけの体で
赤い花を咲かせた
少女と灰色の銀貨は夢の中であざなえる
澱んだ水の中
灰色の銀貨は身を隠すように底に沈んでいく
354:名前はいらない
08/12/10 12:48:05 Vn7o05ax
>>338-339は、作者がピカソというバンド?なので削除
>>335より 未評価
>>292 >>293 >>294 >>303 >>305
>>307 >>308 >>310 >>312 >>325-326
>327 >328 >329 >341 >343
>344 >346 >348 >350 >352
>353
355:名前はいらない
08/12/10 12:54:44 Vn7o05ax
>>353 少女が見つけた銀貨はくすみ、水の中にありました。
それを拾いあげたということは、銀貨に投影する自分の姿が有ったのであり、
少女の境遇は推して知るべし。
灰色の銀貨はやがて少女そのものになり、少女はやがて灰色の銀貨となり、
水底にて眠りにつくのでありました。
不幸を知る一輪の花のその花びらの舞を写し取った作品であります。 C-
356:名前はいらない
08/12/10 14:34:53 /XQWmGYm
>>351
評価ありがとう
357:名前はいらない
08/12/10 15:17:27 Vn7o05ax
>>292
大人というのは、身体の成長が完了した人間です。
社会的な意味では、複雑ですし、人によって捉え方が違ってきます。
一般的には、常識的な道徳観に基づいて行動する、
他者に対して気配りや思いやりを持って行動する、
常に理性的に行動する、といった事になると思います。
しかも、極端に走らずバランス良くこれらを身につけなければなりません。
周囲に無用な緊張を強いることのないように適度にくだける事や、
人間らしく感情をあらわにする事も「迷惑にならない範囲に於いて必要」なのです。
この作品を拝見しますと、まだまだ甘えが散見されます。
大人の行動は嫌々やるようなものではない。社会生活を営む上で欠くべからざる技と力です。
とまれ、己のあり方を見つめ直し大人たらんとする作者の態度は
若者らしい純粋さがあり、讃えられるものであると思います。
ひるがえって、インターネット上での成人と思しき人々の幼稚な書き込みを
見るにつけ嘆息せざるをえないこともしばしばあります。
さて、このような説教くさく拙い長広舌を披露した私自身は、
「大人」であったと言えるのでしょうか? D+
358:名前はいらない
08/12/10 17:07:14 RVf1el5J
駄菓子屋
おばあちゃんの微笑み
楽しい子供達の声
下校途中に寄ったら駄目だよ
先生に言われたのに
今となっては無駄な感傷
この手の駄菓子
359:名前はいらない
08/12/10 19:45:26 hws+zHIx
夏の余韻
頬を染め 身を捩らせる緑葉たち
私もざわついてるわ まるで生娘
夏の余韻に触れたくて そっと窓を感じてみる
体温は奥へと吸い込まれた
急いで手を離しても
乾いた指先は私を逃さない
救いだしたのは一匹の蝉
私の心にぶつかって もんぐりうって急降下
姫を救いし勇者様! 悼みをもって包みこむ
どこぞの猫さん止めたのだけど
いつの間にやら覗いてしまう
ミンミン鳴いてよ ミンミンと
お高い個室から見下ろす秋の始まりは
まるで書割のよう
夕暮れの奥には ああ 光った スーパーノヴァ
360:名前はいらない
08/12/10 19:52:18 hws+zHIx
スーパーノヴァ
偉大なる絶対虚空に唾を吐いてやった
まるで魂の形を模して 私から離れていく
いくつの泡が浮いたとて
とかくTop o' logicalは興味ももたない
私は手を延ばした したらばそれは瞬いて
それは結局 始まりでなくて
届いたときには手遅れで まるで蝉の鳴き声
堪えきれずに涙も出てくる
やっぱり過ぎた光 今にも崩れそう
それでも綺麗と感じるのは きっと神様のプログラムで
止めようと手を伸ばすのも それもきっと 神様のプログラム
彼はそんな私を笑った
彼と言った私は彼に気づく
そして彼は手を取った
誘ったのはたしかに私だけど
やっぱり恥ずかしい
沈んだ空間の中の 発光する感覚
弛まぬ夜と たゆたう昼の 間にあって
抱擁を感じて そして弾けた!
うたかたの散逸を彼方に
私の感覚はウロには溶けない
目覚めた先には夏の余韻
ティッシュに包んで放ったならば
腐葉土上へとポトリと落ちて
また今度ね、と囁いたらば
スーパーノヴァが瞬いた
361:名前はいらない
08/12/10 21:45:49 QxfDhzQh
にわかに曇った空
濁った雲に隠されて
太陽は消えた
ぼくときみを繋ぐのは
太陽と月と星
おはようと声をかけ
おやすみと囁く
ただそれだけでいい
だから雲よ
少しだけ
夜には場所を
空けておくれ
362: ◆UnderDv67M
08/12/10 22:01:03 s1r+VORU
>>352
「親交」の使い方なんだけど合ってるのコレ?
「広かった一階の書庫」とあるけれど
これではまるで子ども部屋一室と同等じゃないの……。
多々ある物語は其々独立していたのか
少年や男女はいいけど挿絵はなかったのか
ロシア語は翻訳されたものではなかったのか
詩人ってのは写真家じゃ駄目なんですよ
こんなもの素人の目撃談じゃないですか
賑わった談笑しただ客観的に見て温度が無いよ
今日と言われても展開が速すぎる
なんの計画性も目的も無くただ夢を見ている
重度の中二病患者にしか見えない
評価して良いの? これはDだな
363:かさ
08/12/10 22:11:02 gTfaUUEb
「絶望」
鎖に繋がれた両手を
何度も何度も壁に叩きつけ
生きていると叫んでいる
疲れ果て座り込み
溢れる涙を石造りの床に落とす
抗い続けても、やがて絶望し涙を枯らす
瞳は色を失い
声は掠れ
腕に血が滲み
それでも抗い続ける
閉ざされたままの扉が開く
白く霞む世界の中に
一つ灯る蝋燭の炎
羽の生えた
人の形をした者が幾人もいて
剣を翳し幾千の人を操る
それを見て気付く…
神と名乗る老人は微笑みながら
また絶望を味わえと言う
繋がれている鎖は解かれ
深い崖の上から投げ捨てられる
ふと気がつくとまた人に生まれていた
声をあげて呼吸をする
声を振り絞り叫ぶ
生まれて死するまでの絶望を嘆く
この絶望の世界に希望は生まれるだろうか?いつか一時だけ見えた希望は死に裂かれた
この生に嘆く日々はきっと長いだろう
それでもまた、優しい声を持つあの人に恋を
唯一の希望をまた…
364:名前はいらない
08/12/10 22:11:56 ZOVcEGk5
「冠」
水と薔薇
開かない窓の景色
涼しい壁
カビ臭い漆喰
腕を立てたポーズ
女の鬣
砂は鉛と猫の髭
蛇の目
さようなら
蛍光灯が闇を蹂躙する時間となった
不名誉にも朝日を浴び
碁を移した手で
茶をすする日々
365:名前はいらない
08/12/10 22:12:50 FGUo6Vea
>>357
357さん、評価ありがとうございました。
初めての書き込みで、D+の評価がいただけた事は本当に嬉しく思います。
ご指摘の通り、私は今年社会人となったばかりのものです。
自然と大人として振舞える357さんのように成長していきたいと思います。
>>293
293さん、対比作品ありがとうございました。
子供という視点から大人を考えて詩を作った事はありませんでした。
大人と子供、中途半端なままの自分には考えさせられる詩でした。
366: ◆UnderDv67M
08/12/10 22:14:52 s1r+VORU
>>353
これはこれで「澱む」の使い方合ってるのコレ?
コインだろ?なにが沈殿してるって言うの?
風吹いてるんでしょ で、雨は止んでるんでしょ
「雨に濡れた少女」と作中にあるけど原因は
「ワザワザ濡れた木の下で待機していた」からですよねぇ?
川とか急過ぎではないか。笑顔で手首を切り裂いてるのは何処なのよ
ベット云々とかあるけどどの時間帯での出来事なのよ 世界観の表現が下手
「木→木の袂」「川→川のほとり」とあるのに反復法を利用する気立ても見られない
もっと言えば薬物中毒者による自傷行為をも美化しようものならただのキチガイだろ
>>355 バッキャロー! そりゃ500円玉が落ちてたら拾うだろぃ!
367: ◆UnderDv67M
08/12/10 22:21:30 s1r+VORU
>>354 一応「>>」は「>」にしといてね
>>335 滅茶苦茶だ 真面目にやれ 寝ぼけるな
*連投は2作まで容認(←独断です、テンプレ見てね)
未評価 (>354)
>293 >294 >303 >305 >307
>308 >310 >312 >325-326 >327
>328 >329 >341 >343 >344
>346 >348 >350 >358 >359
>360 >361 >363 >364
368:意義もいらない
08/12/10 22:37:44 w9prZ9D3
>>363
三点リーダが寒さを誘う。D。
>>361
太陽と月と星って、日夜では?
それだけ繋がっていて、まだ望むとは。D。
>>360
どっかのバンドやらを意識したような詩が多いけど
メロディもないのにぶった詩はひどく味気ない。
さらには最後の一文が素人の描いたクレヨンの絵みたいに安い。D。
>>358
「この手の駄菓子」とは「いま手にしている駄菓子」か、
それとも「この手合いの駄菓子」なのか。
幼少時代にこの手合いの駄菓子を食べ過ぎて以来、
床に伏すことになってしまった40の男性の回顧と見ました。D+。
>>350
韻のない体言止めばかりの詩。
メロディはあるけれど、それは詩だけではおそらくつくられていない。
なにか音楽があってこそのような雰囲気が見られる。
だからこそJ-popの後ろ盾が見えてくる気がして、うすら寒い。D。
369:358
08/12/10 22:52:33 RVf1el5J
>>368
23歳だボケ
370: ◆UnderDv67M
08/12/10 22:54:49 s1r+VORU
はい、>>366の感想の最初なんですが適当に読み過ぎでしたね
他のスレに書き込んでたから連投規制にかかって書き込めないだとッッ、、、俺乙
371:名前はいらない
08/12/10 22:59:36 RVf1el5J
>>368
ボケとか言って正直すまんかった
聞き流してくれ
372:名前はいらない
08/12/10 23:22:28 sOC1j4g/
ID:w9prZ9D3みたいな低俗なのは無理して評価しなくていいよ
373:名前はいらない
08/12/10 23:31:13 umIwptTH
「Feathery」
それは緑というより黒で
魔法をおびた深い森
眠りの間に妖精が触れた
躍りに誘い出される
はかない夢がゆっくりと
秘められた宝箱を開くみたいに
包み込んでくるのを
肌で感じでいた
指先が触れるたび
熱がせつなさをまとって
感情が音を立てた
飛ばされないようにいることが
こんなに難しいなんて
創りあげた世界が嘘でも
描いた夢が綺麗すぎても
夜のベールに隠された
物語に気付いてくれたら
374:意義もいらない
08/12/10 23:46:47 w9prZ9D3
>>364
人間失格のその後を描いたような雰囲気。
読み解く形の詩なので、人によって評価が上下するところか。
若干、抽象的な形式があるけれど(「水」「ポーズ」)、
どこか退廃的で色褪せて見える。C。
>>348
リズムと、「心」「コロコロ」の響きはかなり良い。
それだけに転調するような「コロコロころがす―」で
毎度、仕切り直しを強いられるようなつまずきがある。
☆は看過できるとしても、カッコ内は蛇足に思える。C。
>>341
「かよわい」とは自らを修飾する言葉だろうか。
私なら「ひ弱」などとしたいところだが、それも十人十色か。
親を映画や外出のために手を引いていくという和睦の一幕なのか
姥捨てのように老人ホームなどへ連れ出す場面なのか、悩むところ。C-。
375:名前はいらない
08/12/10 23:57:10 fJWrJaBK
「シャトル」
教えてくれ
光が弾ける瞬間って奴を
嫌いなものなんてのはどこにでもありすぎて
俺は心の使い方ってやつがわかんなくなっちまったよ
教えてくれ
中身のないシャトルの行き先を
あのまま星空に消えてどうするっていうんだ
大気圏から脱出しても何も見えなくなるだけなのに
軌道にのる雲には人間らしさなんてもんはどこにもなくて
湿っぽい空気は地面にひざまずくしかないんだ
重力に引かれて墜ちてった星屑は
居場所を無くしてうろつくだけ
対岸に浮かぶ船に憧れて
地平線を走る車を捜して
僕は足元の小さなアリを踏み潰した
教えてくれ
光が差し込む場所を
いったい何処を見ればいいんだ
376:名前はいらない
08/12/11 01:07:06 uBjpDSn6
「カレンダーサレンダー」
くりぬかれた25年間のカレンダー
ただ風が吹いて、ゆらゆらしてる
あこがれてた新しい朝は、昨日から傘の下
ひびわれた湯呑に洗われた冷たい指の先で
なぞっていた昨日までのカレンダーは、今日からは空の上
呼び止めた声だけが、ただ見えなくなる
くりぬかれた大切だったカレンダー
ただ風にふれて、ゆらゆらしてる
377:名前はいらない
08/12/11 01:13:23 DOXe0ae9
>>293 後だしジャンケンには勝たねばなりません。
見事、前の作品を進化させています。
間接照明がなんとなく上品でまろやかなように、この詩も
一度子供視点に移してから間接的に大人を描きます。
効果は大人に入り込みすぎず客観的に描けるといったことに
あると思われます。説得力が↑します。 C
378:名前はいらない
08/12/11 01:32:49 w5W/mKN4
いつからこんな
大人になったんだろう
いつからこんな
人間になったんだろう
子供のころに思ってた
こんな大人にはならないぞ
ってこんな大人になっちゃって
しょうがないじゃんて自分を甘やかす
いつからこんな
大人になったんだろう
いつらこんな
人間になったんだろう
これからもそうなのかな
この先も棺おけに入るまで
379:名前はいらない
08/12/11 01:54:47 IWWA6OX5
トントントン
ガッ
トントントン
ドッ
トントントン
グチョ
あーあ、だめだったね
残念だね。
380:雨森 ◆yjVBsR9W2A
08/12/11 05:14:43 vHeepTAf
>>362
人からこうして突っ込み貰うのは良いことだ。
物語が未消化つか
自分の中で納得が行ってなかった事に気づかんかった。
丁寧な評価サンクス。