09/01/14 01:15:12 LyzVOT75
ベスドレもずいぶん不況だ
私が受賞した頃は参加人数が1300人とか
多いときは1700人だったのに
今じゃ平均して650人だもの
アバなんかにお金かけてる場合じゃない人が増えたんだろうけど
お正月の初売りに紅い着物を着ていったら
店員さんに誉められたよ
似合うとか言って誉められたんじゃなくて
こんな仕事をしているとお正月も休みも何もないけれど
そうやって着物を着ているお客さんを見ると季節感を感じられて嬉しいって
実際
不況の影響を真っ先に被るのは「文化」で
悲しいかなお金がなくなると人の心も貧しくなる
心の余裕があって初めて「文化」が栄えるんだ、分かるかい?
私は貧しい人たちに関わる仕事をしてる
彼らを取り巻く状況を総合的に理解しようと努力してきた
だから少しは貧困が人の心理に与える影響を理解してるつもりで
こんな不況の最中わざわざお着物を召して
お金がかかるというのに伝統的な習わしに気を配ったのも
自分に対しても旦那をはじめ周囲の人たちに対しても
こんな時代だからこそ心を忘れてはならぬということを
さりげなく主張したかったから
今年は占いが流行るだろうね
人が最後にすがるのは古今東西それしかないんだもの
お守り、ご利益関係のものは売れるだろう
けどそれも人間らしさだよ
軽蔑したって皮肉ったって仕方ないことさ
215:名前はいらない
09/01/14 05:04:28 LyzVOT75
少しずつ眠くなってきている
この波を逃さずに睡眠に繋げることが肝要で
できるだけ何も考えないようにしなければいけない
COBE COBEって知ってる?
公式HPからmorningの無料壁紙をダウンロードしたよ
ここ数年私の中でテディベアといえばコービィコービィで
うちにはコビコビグッズがいろいろある
テディベアの顔というのは不思議だね
日本人が思う「可愛い顔」と欧米の人が思う「可愛い顔」はだいぶ違うみたいで
目が離れていて童顔が可愛いという感覚は欧米にはないみたいだよ
といってもうちにあるコベコベはどれもメイドインチャイナなんだけどさ
216:名前はいらない
09/01/14 18:32:40 LyzVOT75
今日は、午後1時に起きられたんだよ、凄いでしょ?!
昨日の晩頑張った甲斐があった
まぁ…せめて午前中に起きられないなんて人間失格かもしれないけど
最近の自分としては、これでもずいぶん良く出来たほうなんだ
COBE COBEはセレクトショップで見つけて好きになったんだけど
どうもこのストラップを、映画「恋空」の中でカップルでつけてるシーンがあるらしいね
よく知らないけどどうせあれでしょ、どっちかが癌か白血病で死ぬとかそういう話でしょ?
そりゃ相手が死んでくれたら楽だよね…永遠に綺麗な思い出のまま、自分の勝手な所有物にできるもの
現実は、終わることなく続くからこそ綺麗事では済まなくて大変なわけで…
端的に言うと、そんな安っぽい恋愛モノに使われてたなんてかなり心外
せっかく可愛いのにな
在庫がかなりたまってる
正確には、もうすでにデザインは出来上がってるのに
作るという作業ができないがために、商品化に至らないものがかなりたまってる
年末年始に頑張りすぎたせいでリバウンドが来てるんだろう
きっと少しずつ良くなっていくさ
そう思うことにした
217:名前はいらない
09/01/14 18:59:51 LyzVOT75
「恋空 癌 白血病」でヤフー検索したらちゃんとヒットしたよ…
彼氏が抗がん剤投薬中なのに彼女が妊娠したってことになってるらしいじゃん…
小説家っていうのは、ちゃんと出てくる物事についてよく調べてから書くもんだと思ってた
ある意味凄いよ、仮にも「世の中に出す」自分の作品に
そんなに大雑把になれるなんて
私なんて、俳句を書くつもりで文章を書けって教えられたのに
それが本当に「もっとも適切な表現」なのかどうか
とことん悩み抜けって言われた
だからたった一文を書くのに一週間二週間かかることだってある
ケータイ小説家っていうのはずいぶんお気楽な商売なんだね
あまりにも軽すぎる、死も生も、そして性も
そんな話に感動する人っていうのは
現実には何一つ痛みらしい痛みを感じたことがない人だろう
恐ろしく鈍感で洗脳されやすいんだと思う
作者も読者も
218:名前はいらない
09/01/15 02:08:28 OdtXEkw0
「時代が違うから」って言われそうだけど
彼女らリア厨が「恋空」を読んで涙していた同じその年頃に
私は狂気の魚を読んでいたわけで
何がそんなに違うって、そりゃ違うよ
たとえ自分が中学の頃に読んでいたって「恋空」では泣けなかったろう
でもまぁそんなことはどうでもいい
さっきやってた東京カワイ○TVの出演者らを見て
ハンドメイドもほどほどにしようと思った
どうもいまいち、モノを生み出す達人っていうのは
それだけに特化していて他のセンスがとても残念だ
カリスマにまでのぼりつめるには捨てなくてはならないものが多いらしい
ていうか、奇人???
46歳で26歳の学生男と結婚て…(何年学部を留年してるんry)
Congratulations to you both!!
全身から解き放たれる負のオーラ
イタイ部分はとりあえず
戸棚の奥にでもしまって置こうね「あなたの為だから」「為だから」
なんでファッションがテーマの番組で
ゾッとしなくちゃいけないんだろう…
今後のファッション界を牽引していくのは事実上AneCanだろうな
山田優も4月でCanCam辞めてしまうし
冬には何とも思わなかったモッズコートだけど
今はモッズコートに鮮やかな花柄ワンピというコーデが気になってる
そう、懐かしいのかもしれない
ロンドンでよくそういう女性を見かけたから
219:名前はいらない
09/01/15 03:21:27 OdtXEkw0
例えば「400字詰め原稿用紙1枚」って言われたら
399字、または400字ぴったりにおさめるという特技が小学生の私にはあった
もちろん字数を数えてるわけじゃない
ただ感覚的に「分かった」んだ
2枚半といわれれば、だいたいこれくらいだな、という目安で1000字のものが書けたし
書き直しもないので書くこと自体が早かった
高3の時のZ会の小論の偏差値は平均72だったよ
けど今これだけネットが発達して皆パソコンを使うようになって
まず頭の中で最後まで考えてから文章にする、っていう過程が
あまりにも乱雑に、いい加減になっていると思う
別にいいじゃん、という人もいるかもしれないけど
頭の中の漠然としたイメージを文字に置き換えるっていう過程の中で
つまり右脳と左脳との間の情報交換の中で
無意識にも、脳細胞はかなり活発に使われていて
そうやって活発に脳を使うことで
文章を書くこと以外についても、頭を使うようになると思うんだが
簡単な文章しか書けない、読めない、内容が把握できないというのは
正直、生涯を通しての学習能力においてかなり致命的なことだと思う
致命的なのも、1000人に一人なら「逸材」と呼ばれるだろう
けど、1000人中900人がそうだったら
ただのお馬鹿集団と言われても仕方ない
「恋空」の最大のあざとさは
明らかに作り話なのに「私自身が経験した実話です」と言って
作者がそれを「売り」にしたことだね
自分で全く読んでないから文章云々は何とも言えないけど
正面から勝負できないなら自分から土俵に上がるなよ、と思う
いろんな人がいるもんだ
220:名前はいらない
09/01/15 04:30:46 OdtXEkw0
私の同じ分野の人で、立派な功績を残された方なんだけど
原稿の文章を電話口で言ってた人がいてね
「~文字以内で」って出版社に言われると
はいはい、じゃ今から言いますから書き取ってください、と言って
なんと!口頭できっちり文字数ぴったりにおさめることができた人がいて
その話を聞いたとき
天才っていうのはこういう人のことを言うんだと思った
私には、口頭で話して文字数ぴったりは無理
やってみたことないけど、まず絶対に無理
どういう頭脳をしているとそんなことができるのか
もう亡くなった方なんだけど、本当凄いと思う
たぶん頭の中に原稿用紙があって、そこに自分の手で書いている感覚で、喋れるんだろうね
修正も何もなしでそのまま原稿上がるって神業だよね
そろそろ、何も考えないモードに切り替えないと
こんなこと考えてたらまた寝れないや
221:名前はいらない
09/01/15 18:44:57 OdtXEkw0
2chじゃないけど
「子供を産んでから自分が子育てに向いていないと気づいた人のスレ」 を
順番に読んでいて、やっぱり子育ては一人の人間が全部やるのは無理なんだなぁと思った
確かに、24時間365日、まったく自分の時間がなかったら気が狂いそうになる
お母さんの力不足というより、お母さんを支えられない周囲の人間にも問題がある
男の人だって、24時間365日働かされてたら過労死するだろう
たとえ体はもっても精神的におかしくなるだろう
それでも(正社員で)会社に勤めておかしくなったなら保障がつくけど
育児はどんなに頑張っても苦労しても何の保障もない
何の金銭的利益もない
周囲は「やって当たり前」という目で見る
それはもう、お母さんと子供だけの問題じゃないよね
2歳半以下の幼児というのは日本語がさっぱり通じない
何をしでかすか分からない、大人からしたらとんでもないおバカだ
そして起きている間中テンションが高い
しかし何かしたら、事故にでも遭ったら、その責任は親にある
というか、実際には「母親にある」と考える人が多い
「父親が子供にしてやれる最大のことは、彼らの母親を愛することである」
って誰かが言ったはずだけど
自分は仕事にだけ専念すれば良い、残りは全部お前が無償でやってくれ
(俺は隠れて適当に浮気するけどね)というのは
それは虫が良すぎじゃない?と思う
そもそも子供ができた最後の原因は旦那なのだ
自分で種をまいておいて世話しない、刈らない、というのは自分勝手すぎる
解雇されて家にお金を入れられなくなったら
父親・旦那としてもクビ、会社からも家族からも追放、となっても仕方ない…
男に期待するのはお金、それだけ。とはっきり女性に言われても
実際その人にはそれしか取り得がないんだから、愚痴ってもどうしようもないだろう
222:名前はいらない
09/01/15 18:46:19 OdtXEkw0
確かに、健康体でお金もあるし専業主婦なのに子供を産まない(育てるのが面倒)という人は
いくら人生の選択は個人の自由といっても
せめて、「自分は周囲より楽をして生きているんだ」
っていう自覚と謙虚さは必要だと思う
私も一歩間違えればただの専業主婦(いや主婦業さえ完璧にこなしているわけではない)だけど
自分が母親のような、子供にトラウマを植え付けるような母親にならないかどうか
その辺が心配で積極的に子供を持つ気になれないとか
社会的な先行きが不安定で
親として、子が成人するまで責任もって面倒みてやれるかどうか自信がない
っていうのもあるけど
やはり最大の理由は「投薬中」で、妊娠しても健康な子供が産めないから
「絶対に妊娠はしないように、旦那さんともよく話してください」と念を押されてるし
そこは医師に従うより仕方ない
勝手な自己判断で減薬して、結局その後薬を増やさざるを得なかった経験があるから
きちんと医者と話し合って、徐々に減薬しないといけないことは分かってる
あと何年かかるのか分からないけど
でも子育てっていうのは、母親と子だけの問題じゃなくて、
子を育てる母親を支えるっていう意味で
子供を持たない女性(もちろん男性も)参加すべきことだと思う
家に母と子ふたりきりという閉塞的な密閉状態で
起こる問題はすべて母親が一人で解決せよ、というのは無理なことだ
生まれ持ったものとはいえ、育てにくい子というのは確かにいるし
もし発達障害を持っているなら、専門家の知識が必要になり
母親という一般人のキャパを超えた育児になる
3人目になってようやく育児のやり方が分かってきた、って母親が何人かいて
特に長子というのは、いわば育児の最初の実験台
&必然的に母親のストレスのはけ口になるんだと思ったよ
一番目は厳しく育てすぎ、二番目は甘やかしすぎ、三番目になってようやく落ち着くらしい
一番目を甘やかしすぎの場合は、二番目が厳しく育てられすぎになるみたいだが
223:名前はいらない
09/01/15 20:02:46 OdtXEkw0
お母さんが病気などで寝込んだときに、ご主人はどのような態度を示すか?
1. やさしく、子育て・家事・看病をしてくれる。
(成熟した人格の父さん。)
2. 「いいよ。ご飯は外で食べてくるから」
父さんとしては精一杯の思いやりであるが、買い物に行けず寝込んでいる
母さんはどうなるのでしょう。父さんはそこまで思い浮かばない。自分が
食べてきてやれば負担がかからないだろう。という考え。
(まだ成熟していない人格のお父さん。)
3. 長い間、寝込んでいると不機嫌になる。自分が不便になるので不機嫌になる。
(まだ成熟していない人格のお父さん。)
うちの場合、母親が病気になると、父親は寝ているところまでいき叩き起こしていた。
結婚したものはもう自分の所有物であり、どう扱おうと自分の勝手と考えていたのだと思う。
信じられないことだけど、逆に自分が37度の微熱でも出そうものなら、もう大騒ぎ。
でも、妻や子供が病気になると即キレる。
「なんで病気になるんだ?」と訳の分からない問いただしをして責める。
キレる理由はいたって単純、「自分にとって利用価値がない」から。
そういうわけで、私がうつ病だなんてこと、父親が認めるわけがなく、
長い間病気のままの私に「今のお前は生きているとはいえません」とわざわざ手紙を書いてきたのだ。
母親が「あの子は薬で頭がおかしくなっている」と言えば
「なるほどそうだろう、頭がおかしくなっている」、と納得する。
自分に都合の良い理屈なら簡単に納得するのだ。
224:名前はいらない
09/01/15 20:04:25 OdtXEkw0
私が病気になると…っていうか今も厳密には病気だけど
旦那はいつも1の行動をとってくれる。
とはいえ昔はそうじゃなかった、40度近い熱のある私を置いて、年末とっとと実家に帰った!
私は自力では動けない状態で、親戚のおばさんに救急病院に連れて行ってもらったから良かったけど
旦那も若い頃はほんっと大変だったな…20回以上「もう我慢の限界の限界、別れよう」と決意したもの。
今は人間的にもだいぶ成長したと思う。
昔、自分が私にだいぶ苦労をかけたという自覚もあるし。
でも…人が成長するにはかくも時間がかかるものなのだな。
女性は心に傷を持っていると、結局自分の母親と同じような道を歩んでしまう、
結婚相手も自分の父親と同じような人を選んでしまう、と言われるけど、
私はそうはならなかった。
というか、そうでない状態になるまで引き伸ばした。
私との「結婚」ていうのを、高い高いハードルにして良かったと思う。
簡単に結婚できていたら、反省もしなかったろうし、頑張らなかったろうと思う。
人間は運命を変えることができる。豹にはない知恵をもって。
本当にそうだと思う。
運命というものがあったとしても、それを頭で分かっているだけじゃなくて、
変えようとする知恵と行動力が必要なんだ。
225:名前はいらない
09/01/16 01:29:00 gsqL5ir2
私には何よりも気が重いことがある
実際私自身、自分がこれほどまでに自分の本業に入れ込んでいたとは
今まで気付かなかった
私が最も真摯になるのは自分の本業について考えたときで
その「重さ」に比べたらこのスレなんて紙一枚の重さもない
子供が産めないとはいえ専業主婦になれば良い
旦那はある程度稼いでいて急に切られる心配もなかろうし
たとえ切られたとしても次がないということは考えられない
でも生活そのものの心配よりも
私には自分の本業が、おそらく、生き甲斐なのだと
そういうことを自分の行動と体調によって思い知らされた
こうやってつらつらと君の相手をしたり
または妻や主婦として役割を果たすのも私の一面だけど
私にとって最優先事項は、やはり私の本業なのだ
そうならざるをえない
結婚についての運命は回避できたかもしれないが
おそらくもっと根源的な部分で
私の中にはやはり、そこから逃れることのできない「軸」があるのだと思う
その軸は私が自分の判断で選び取ったものではない
仕方ないのだ
226:名前はいらない
09/01/16 02:29:13 gsqL5ir2
今テーブルの上に5冊の本がある
これは私が19日までに読み終えて返却しなくれはならないものだ
精神分析関係が多い
それは本を借りたそのとき、たまたま頭の中で考えていたのがそういうことだったからだ
君も知っての通り、これは私の本業ではない
「娯楽」だ
世の中には、どんなものでも本さえ読めば立派だと思っている人たちがいて
小説やエッセイなども、彼らにしてみれば立派な読書である
母親もそうだった
昔から本を読むのが大好きな人だったし
子供にはその子自身の趣味嗜好がある、という考えのなかった母は
自分が良いと思うものは、自分の子供なのだから当然子供も喜ぶと考えていた
そして小学校の入学式の後、100冊の本がうちに届いた
一冊一冊は小さくて薄い子供用のものだったが、私は、本当にワクワクしたのを覚えている
子供の頃親に貰った数少ないものの中でも、本当に貰って嬉しかった物だ
私は玄関先に届いた包みを開けるなり、興奮してその場で読み始めた
少なくとも本が好きということについては、私は母と同じだったようだ
うち50冊は理系に関するもので、テーマ別に内容が違って
いろいろな雲の名前とか形、雲ができる理由などは、学校で習うより前にその本で読んだ
もう50冊は、日本や外国の昔話やおとぎ話だったが
どちらかというと理系の本のほうが好きだったように思う
227:名前はいらない
09/01/16 02:42:23 gsqL5ir2
けれど今の自分の立場、自分の置かれた立場からして
自分の本業に直接関わらない本を読むことは、「娯楽」としかみなされず
「昨日小説読んじゃったんですよ、ああダメだな私…」というセリフをよく耳にする
私の置かれた世界においては、本を読むこと自体は全く評価されないし
脱線した読書をすることは、むしろ叱られるべきことで
ちゃんとした専門書を読んでこそ「本を読んだ」と周囲に言えるのだ
たまに小説などを読むと、え?こんなに読みやすい文章があったんだ、と驚く
別に嫌味ではなくて、本当にそういう新鮮な感じを受ける
少し前の話だがダヴィンチ・コー○などは
午後、本屋の目の前の喫茶店で上巻を読んで、一時間半後に下巻を買いに行き
読み終わって、ちゃんと時間までに帰ってその日の夕飯を作った
いつも専門書ばかり読んでいると、それくらいが普通になる
でも、たまにはこういう息抜きの読書も良いように思う
速読の技術を身につければ良いのかもしれないが
内容が一字一句大事なものを、そういう読み方で本当に理解できるのか?とも思うし
それよりなにより
うつ病が一番酷かった頃は、おそらく知能が低下していて
本の1ページが読めなかった(読んでも全く理解できなかった)のに
たとえ「娯楽」と言われても、「本を読む」ということが出来ること自体
すごく幸せなことだと感じる
「本が読める」
これは私にとって、すごく幸せなことなのだ
もともと読書嫌いの人には分からない感覚かもしれないけれど
これは、うつ病が確かに治ってきているという証拠でもある
あと4日で5冊読み終えられるかどうかは分からないが
うつ病は、できればなるもんじゃないよ
楽しいと思えることが何もなくなるし
食事をしても、味を感じなくなっていく
「美味しいよ」と嘘をつきながら、笑顔で食卓を囲まなければならない
本当はほとんど味を感じないのに
せっかく旦那が腕によりをかけて夕飯を作ってくれても、味が感じられなかった時期は辛かった
美味しいものを食べれば元気が出るとか、およそそういうレベルではないのだが
私のためにと思って作ってくれた人に、そんなことは言えない
これはもう、実際に経験した人にしか解りようがないことだ
228:名前はいらない
09/01/16 04:35:56 gsqL5ir2
私が自分について考えるとき、おそらくどうしても避けて通れない問題がある
それは、私は「食欲がなさすぎる」ということだ
もう何年も一日二食
つまり朝にパン一枚、夕にご飯一杯とおかずが二品くらいと吸い物、という生活を続けてきたが
「人間は三食食べないといけない」ものらしい
テレビでも本でも、何かと言うと、食事をきちんと毎日三食摂るように言っている
でも私の体は、「そんなに必要ない」と言っており
私にはそういう「三食食べるのが普通」というのが、強迫観念にしか思えない
それだけ口を揃えて説教がましく言われるのだから
おかしいことはおかしいのだろうが、どの程度おかしいことなのか
私にはよく分からない
「お腹、空かないの?」と聞かれる
「もういい大人なんだから、自分の食事の管理くらいできるようじゃなきゃダメだよ」
と言われる
どちらも旦那に繰り返し言われてきたことだが
「まともな人間」になるためには、「一日三食食べること」が必須らしい
彼自身はどんな心配事があろうと、熱を出していようと、およそ食欲が衰えることがないので
よけいに、「食べない」私が不思議であり、普通ではないらしい
229:名前はいらない
09/01/16 04:38:29 gsqL5ir2
でも私の食欲の「おかしさ」は小学生にまで遡ることだ
もし私がおかしいのであれば、小学生の時点ですでにおかしかったことになる
私には、「給食を残さず食べる」ことは非常にストレスだった
家でも学校でも、食事のたびに「どうして残すの?」と親や先生に怒られる
つまり、一日三回、毎日、それだけで確実に怒られることになる
当時の私には「食べる」ことそのものが苦痛で仕方なかった
けれど旦那が言うには、「それは普通じゃない」「おかしい」らしい
たまに親戚と一緒にご飯を食べると、私は残さず食べることがあった
でもそうするとなおさら母親に「いつも家では食べないのにどうして」と怒られる
食べないのは精神的なことが原因だ、という考えには至らなかったらしく
「親がせっかく作ってやっているのに食べない、感じの悪い嫌な子」
というふうにされてしまった
今思い当たることとしては
「夕食は家族団欒のひととき」どころか、我が家では「闘いの時間」だったのだ
特に夕飯時は、夫婦喧嘩が最も激しくなる時間帯だった
ゆっくり食事をするどころか、両親の罵声の中で
できるだけひっそりと食べなくてはいけなかった
230:名前はいらない
09/01/16 04:52:18 gsqL5ir2
それに加え、母親は躾として「食べ物が口の中に入っている時は喋ってはいけない」と教えた
つまり現実的には、食事中には全く会話できない、してはいけないので
「静まり返って、まるでお葬式のようだった」と、一度一緒に食事をした旦那に言われたことがある
「あんなんじゃまるで食べた気がしない」と言うのだが
我が家ではそれが「普通」だったのだ
ナイフでお肉を切るときに「キィッ」と音がしようものなら
「ごめんなさい」と即座に小声で謝らなければならない
それがうちでは「常識」だった
今考えるとおかしな話だ
両親は食事中言い合いをしていた、ということは
自分は食事をしながら喋っていたのに、子供には「ダメだ」ときつく教えたのだ
「食事中に席を立つことは周りの人に失礼だからやってはいけない」と私に教えつつ
母親は、喧嘩も本当におさまりがつかなくなると、自分の食事だけお盆に載せて
さっさと自分の部屋に引き篭もってしまった
そんなことはしょっちゅうだった
そして気まずい沈黙の中、父親と子供だけが残され
消化作業のように、できるだけこの場から早く立ち去るために
無言のまま、たださっさと食事を終わらせていた
231:名前はいらない
09/01/16 04:59:33 gsqL5ir2
母親としてどうなんだろうと思うことの、もう一つに
おそらく母は今でも、私の好きな食べ物が何なのか知らない、ということがある
「あの子は何でも食べるから」と思われている
確かに、それだけの厳しい躾の甲斐あってか、無理矢理にでも、どんなに不味くても
出されたものは全部食べる、という習慣が身についた
好き嫌いがない、ということは、「ちゃんとした家庭で躾けられた」ことの証拠らしく
他の家でご飯を食べるとき、やたら誉めちぎられることがある
「やっぱり、しっかりした両親に育てられた人は違うわね~」と
でも、本当は私にも、好きな食べ物がある
それは「鶏のから揚げ」なのだが
母親が「揚げ物が嫌い」、父親が「鶏肉が嫌い」ということで
私は小食だけど、鶏のから揚げはちゃんといつも食べることを
母親は見ていたはずなのに、見ても見えていなかったのか
私の「好きな食べ物」は、家のメニューからいつのまにか完全に外された
そして「あの子には好きな食べ物がない」ということにされてしまった
実家で鶏のから揚げが出たのは、中1のときが最後だったと思う
おかしいのは、妹の「好き嫌い」ならちゃんと母親は認識していることだ
これはお父さんが好きだから、○○が好きだから、といって
父親はもちろん、妹にはよく好物を作ってやっていた
もちろんちゃっかり自分の好物も作っていた
父親>妹>母親>>>>>>>>(超えられない壁)>>>私
父親にも母親にも、私には自分とは違った趣味嗜好がある、ということが
理解できなかったし受け入れられなかったらしい
だから、私が風邪で寝込んでいるときに、「牛乳粥」という
温かい牛乳にご飯とシナモンが入った、物凄く妙な食べ物を「食べなさい」と与えてきたのだ
私が知っている限り、両親揃って好きなのは「牛乳粥」のみで(!)
親としては、それが精一杯の思いやりだったのだ
あまりのまずさに衝撃を受け吐きそうになりながら、それでも私は全部食べた
あの4歳か5歳のときの病床の私を、今は誉めてあげたいと思う
232:名前はいらない
09/01/16 06:22:32 gsqL5ir2
旦那の母親は、父親と息子の好みが違うということで
なんと、メニューを二通り作っていたらしい
父親の好きなものは父親に、息子の好きなものは息子に、と
家族で別のものを食べることは「普通」だった
加えて、旦那と付き合って心の底からびっくりしたのは
彼が「フォークでお味噌汁を食べ始めた」ときだった
あっけにとられて言葉もなかったが、実家では別に「普通」だったらしい
(いったい、彼の母親は本当に「お嬢様育ち」だったのだろうか…)
今ではちゃんとお箸で食べるけど
日本人の食事には、洋食と和食が混じることがある
なので、たとえばおかずが洋食だった場合、お味噌汁はそのままフォークで
そのほうが楽だし、ということらしい
が、さすがに彼も、学食でカレーライスをフォークで食べているのを見た友達に
「それはおかしい。カレーはスプーンで食べるもんだ」と言われたらしく
今ではカレーはスプーンで食べる
233:名前はいらない
09/01/16 17:02:17 gsqL5ir2
実際「学内一似合わないカップル」と先輩に言われたことがある
それくらい、旦那と私が付き合うこと自体、周囲にしてみれば「変」だったらしい
正直言えば、付き合った当初は、ワガママ放題に親に育てられたそのままで
躾も何もあったもんじゃなかった
これだけ長く付き合えば
旦那の躾をしたのは、半分は母親じゃなく私だ、と言ってもよさそうなくらいだ
ただ、旦那はスポンジのような人だった
自分に教えてくれる人が、「親」から「私」に摩り替わっただけだった
親からの教えをすんなり受け入れていたのと同様
私の言うことにも、多少抵抗しながらも耳を貸してくれた
そういう意味で、旦那には「伸びしろ」があったというか
改善されていく余地が十分に見込めた
そしてうちの両親と違い、彼は「喧嘩は最後までやる」ということを知っていた
途中で放棄して自分の部屋に篭るようなことをせず
最後まで、誤解や喧嘩の原因をなくそうと、根気良く、私と朝まででも喧嘩した
私はそういう彼から学んだことが多い
篭ろうとするのはむしろ私だったが、旦那は必死にそれを止めたし
トイレの前で、私が出てくるのを何時間も待っていたこともある
カップルでも夫婦でも同じ、大事なのは「喧嘩するならとことん喧嘩する」ことだ
その根気は男女どちらにも必要だと思う
最悪なのが「決着のつかぬまま一方的に投げ出す」ことだろう
遺恨は消えぬまま溜まっていき、本当に「別れる」ことになってしまう
喧嘩になれば相手の話をちゃんと聞く、というのは
旦那は旦那で変なところもあるが、他の男性にはなかなか見られない長所だと思う
234:名前はいらない
09/01/16 23:37:29 gsqL5ir2
「愛してる」なんて言葉には何も意味はない
実際、付き合った当初はしょっちゅう旦那は私にそう言ってたが
私にはとても、愛されているとは感じられなかった
彼は単に「愛している」と言うこと自体が好きで
そう言っている自分に酔っていたのだと思う、恋に恋するのと同じで
今のほうがそんなこと言わない
でも「ありがとう」「ごめんね」
この二つの言葉は、確かに本当に大事だ
ちょっと相手に何かを取ってもらったときも必ず「ありがとう」と言う
自分が少しでも悪かったと思ったときは「ごめん」と謝る
親しき仲にも礼儀あり、じゃないけど
これができないとカップルも何もあったものじゃない
たぶん、それが自然にできていたから今まで続いたんだと思う
考えてみると、うちの両親にはこのどちらの言葉もなかった
彼らにとって「礼を言う」「謝る」とは「自分の敗北を認める」ことで
絶対にできないことだった
でも、夫婦同士でそういう言葉が言えなかっただけじゃなく
両親とも、私に対して「謝る」ということをしたことがなかった
私は二十歳になるまで
これは親として子に対する威厳を保つための教育方針なのだと思い込んでいた
いつからか、「うちの親は自分が悪くても絶対に謝らない」ことに気付いてから
注視してきたのだから間違いない
でも二十歳のある日、母親に聞いたのだ「…ってうちの教育方針なんでしょ?」と
そしたら母の答えはなんと、「え?そうだったっけ?」だった
教育方針も何もない、単なる父母上の性格の問題だったのだ
もう前だが私は「毒親」で言うところの「対決」をやったことがある
本を読むより前に自己判断でやったのだが
そのときだけは、確かに母は謝った「それならあやまります、許してください」
けど、あまりにも容易くそう言った母の態度に、私は逆に不信感を抱いた
心から反省しているわけではない、ただ形式上「言った」だけ
それではっきり私は「許せない」と言った
もちろんのこと、反省の言葉から一変、母は激怒した
それが、母との最後の電話だ
それ以来一言も喋っていない
母はそれを父に「あの子は頭がおかしくなっている」と伝え
父は母の言葉に納得した
235:名前はいらない
09/01/17 00:03:08 YExaCuBh
「毒親」つまり『毒になる親』を読んだとき
私はすでに、「対決」が済んでしまっていた
だから、実践上の指針になる部分はほとんどなかったが
「親を許さなくていい」とはっきり言ってくれたところは
この本に救われたと思う
大人になって親のことを悪くいうのは自分の未熟さなんじゃないか
ずっと心の奥でそう思っていた私には救いだった
周囲の人はたいてい、大人になって親の気持ちや苦労が分かるようになった
親には感謝すべきだ、と言うし
家のことを外で話すのは恥ずかしいことだ、ということは
子供の頃から外の人からも、無言のプレッシャーで言われてきたことだ
けど
旦那だけは理解してくれていて、「あんな親とは縁を切れ」と言う
実際に何年もうちの親を見てきて、話したり会ったりして
この人たちは本当におかしいと思ったらしい
でも友達レベルでは、そこまで相手の親のことが分からないし関わらない
知らないし分からないはずなのに、「親には感謝しないと」と言う
それはおかしいと思う
そう思うならその人はそうすれば良いが
相手がどういう家庭環境で育ったか分からないのに
具体的なことを全く無視して「親に感謝しろ」というのは
よっぽど幸せな家庭に育って、相手のことを思いやる想像力がないか
または、自分自身が自分の親と正面から向き合いたくないがために
人にもそれを強要するのだと思う
違うだろうか
236:名前はいらない
09/01/17 01:03:42 YExaCuBh
もう一つ可能性があるのは「私の外見のせい」だ
きちんと育てられた良いところのお嬢さん、という雰囲気が私にはあるらしく
実際に付き合ってもその印象のままらしいので
友達含め周囲の人は、そんな私から「立派な親像」というのを勝手に想像してしまうのだ
だから私が、自分の親に対して批判をするのは
それは変だろう、と思ってしまう
そういう可能性はある
「そうではない」と私が言っても、説得力がないというか
先入観で、見たことも話したこともない親まで判断されてしまっているので
むしろ私の「親」に対して、羨望の念を抱くというか
「理想の親像」というのを当てはめてしまうんじゃないかと思う
だからなぜか私の親について話すとき
周りは、ノスタルジックな目つきをするのだと思う
そうはいえ、私の病気や、結婚に対する親の態度を聞いて
周囲の人も「それはちょっとおかしくない?」と思い始めてるようだ
やっと旦那以外の人からの理解が少し得られるようになった…
そう感じるようになった
237:名前はいらない
09/01/17 02:30:38 YExaCuBh
「子は親の鏡」
「蛙の子は蛙」
誰が言ったか知らないがそういう言葉がある
うちの両親は、自分がどういう人間だと世間に思われるかと考えたとき
まず自分の子を「まともな子」に育てなくてはいけないと考えたのだと思う
親が、子供自身の趣味嗜好を無視していたとはいえ
私は今思えば、いろいろなことに興味を持つタイプの子供だったと思う
親が与えてくるものを、とりあえずはやってみようとしたし
一度やってみると、真面目に取り組むタイプだった
一番初めの子となると、親は張り切るらしい
私は私で、比較的好き嫌いなく、いろんなことをやった
習い事なら、絵、書道、ピアノ、フルート、華道というふうに
でも絵を習ったのは1年以下(2~3歳)、書道1年(小1)
ピアノ6年(小2~中2、ただし母親が先生)
フルート3年(小4~6)、華道1年(高2)…
手芸と茶道は学校のクラブでやった程度だ
絵は引越しのために辞め、書道は先生が妊娠したために辞め、
ピアノは母親との意見の食い違いにより辞め、華道は受験のために辞めた
フルートは…実質「受験のため」に辞めた
私が不満に思っていたことの一つに
なぜ母は、自分がやらせておいて、私自身が一生懸命になるときまって辞めさせたのか
ということがある
理由は、「習い事より勉強のほうが大事」という単純なものだっだ
が、楽しいと思い始めると辞めさせられる、というのは私自身納得がいかなかった
というかとても悲しかった
子供がもつ能力を伸ばしてやろう、ではなく
こういうことを子供に習わせておけば、ご近所の間で親として鼻が高いから
つまり「他人に自慢できるから」ということで習わせたんだと思う
だから、せっかく本人が上達し楽しくなってきているのに辞めさせるのは可哀相とは思わず
自分が「もういい」と思ったら、辞めさせて良いと思っていたのだと思う
238:名前はいらない
09/01/17 02:33:29 YExaCuBh
習い事を辞めさせらるということは、せっかく築いた人間関係まで奪われるということだ
でも母自身に友達がいなかったので
「子供には友達が必要」ということが経験的に理解不能だったのだと思う
それどころか母は、私や妹の友達の悪口をよく言った
見たことも会ったこともないのに、勝手に憶測して悪口を言うのだ
自分が持っていないものを子供が持っていることに嫉妬したのだろう
いくら可愛がられている妹でも、友達の悪口を言われたことは怒っていた
なんとかして、子供に良好な人間関係を作らせまいとしている様子が
母の場合あまりにも露骨だった
いつも自分が中心でありたい、そのためには
子供たちが少しずつ自立して、家の外に人間関係を築いていくのが
つまり「成長していく」のが、母には我慢できなかったのだと思う
完全に自分のものにならないなら、完全に見捨てる
母は、そのどちらかの極端な行動しかとれない
または、諦めきれずストーカー化してでも追いかける(妹に対して)
あれをしてやったこれだけお金をかけてやった、そういう話を繰り返し聞かせて
(実際には出していないお金も含む)
子供たちが自分から離れないように縛り付けようとした
けど、子供を産み育てる、ということは
最初は自分の体の一部であったものが
だんだんと離れ、ついには完全に自分とは違う存在になってしまうということだと思う
女性が「寂しいから子供が欲しい」というのは、間違いだと思う
子育ては、どんどん自分が孤独になっていくという仕事だからだ
子供は母親の寂しさを埋めるために存在するわけではない
成長して自分から離れていく、ということを大前提として受け入れられるのでなければ
母親になるのはやめたほうがいいと思う
239:名前はいらない
09/01/17 03:05:58 YExaCuBh
私が「自分の仕事をちゃんと形にしようと思うんです」と言ったとき
いつも母親代わりのように、私の心配をしてくれる薬剤師のおばさんは
「そんなことしたら、また親の希望を満たすことになってしまうよ」と言った
うちの親の私に対する要求は、切りがない
一つやり遂げればその上、また一つやり遂げればまたその上、と
どんどん欲望が増幅していくだけで
この子はこれだけ頑張ったんだから認めてやろう、という気がない
もっとはっきり言えば
「子供を認める」ということはうちの親にとって
「自分の敗北を認める」ことなのだ
だから生きている限り、子供がどれだけのことを成し遂げようとも
絶対に認めることはできないのだ
うちの両親は、自分の子供に対して、ライバル心と嫉妬心を燃やしている
親として子の成長を見守り、喜ぶということなどできないのだと思う
おそらく、うちの両親が私の結婚を未だに認めようとせず
旦那の両親とも会わないのは
自分たちの結婚が、明らかに当初から失敗なので
子が良い相手を見つけて平和に暮らすということが、嫌なのだと思う
結婚しても「おめでとう」の一言が言えず
新築マイホームを建てても(無論どちらの親の金銭的援助も受けてない)「おめでとう」の一言が言えない
これは良識のある行動じゃないと思う
たとえ本心では寂しくても「おめでとう」と言ってやるのが親心だと思うんだが
それに、結婚を認めないということは
旦那とその両親との間に大きな亀裂を作るということで
私がそのことでいろいろ気を遣うことになることは、目に見えている
私が年末年始に自分の実家になど帰れるわけがなかろう
それでも認めるのが嫌、もしくは、それでも良いと思っているのだろう
240:名前はいらない
09/01/17 03:34:40 YExaCuBh
父の仕事には後継者がいないが
それも仕方ないことだ
父は、能力のある若い人を見つけると端から潰していった
自分を凌ぐ存在になられては困ると考えたのだろうが
足を引っ張って疲弊させ、やっぱりあんな奴ダメだと言って馬鹿にした
結果、本当に後継者が誰もいないという状態になってしまったが
「人を育てる」という能力がなかったものは仕方ない
さびしい人だと思う
父の罵声は、私に対してだけでなく自分の弟子たちに対してさえ
愛のムチなどではなく、ただの嫌がらせなのだ
「どうしてご結婚なさったんですか?」と母は父の職場の人によく聞かれるらしいが
職場でも、この人は本当に大変な人だと思われているのだろう
一箇所に長く勤めればボロも出るというものだ
若いときは表面だけ上手く繕っていたようだけれど
いくら子供を「まともな人間」に育てたとしても
自分自身が日々の生活の中でボロを出しているのだから仕方ない
父も母も同じ
いくら私を「優等生」に作り上げたとしても
「一家の恥」を晒しているのは、他でもない自分自身なのだ
それにも関わらず、子供が家の中のことを外で話したというと
(それが精神科の受診であっても)ひどく怒る
家の中のことは外の人に喋ってはいけない、と母は言っていたが
自分たちのボロが周囲に知られたら不都合だから、としか考えられない
あくまでも「あの家はどこからみても立派」と周囲に思われたかったのだろうが
それは虚構に過ぎない
父母揃って自意識過剰で、ナルシストで、友達がなく
嘘を吐くのが平気で、目的のためなら手段を選ばない
そういう家だ
241:名前はいらない
09/01/17 04:33:58 YExaCuBh
私は精神分析の本を読みながらこれを書いていて
でも読んでいる内容とここに書かれていることは一致しない
創造をめぐる文化的な悲劇
私は自分が学んだことを君にそのまま話したりはしてこなかった
これからもそうだろう
私は学び続け、創造し続ける
君は創造し続ける
それだけだ
242:名前はいらない
09/01/18 04:30:06 N8Jis9w4
2chでうつ病関係のスレ見てると確実にうつが悪化する
人を馬鹿にして叩きたい人の格好の的になるから
しばらく見てなかったんだけど相変わらずだ…
「新型うつ病」って何なんだ?
精神科医の多くは、自分自身が何らかの精神病にかかっている
と、精神科医が本に書いていたけれど
「新型うつ病」なんて学会で正式に認められていない新しい用語を作り出して
本を売っている精神科医って、やっぱ自分自身が「新型うつ病」なんじゃないかと思う
よくある転移同一化じゃないのかな
「非定型うつ病」って言えば良いのに
「新型」って人目を引く言葉をつけて、社会の注目を浴びたいように思える
おまけに「新型うつ病」って言葉の流行にあやかって
「新型うつ病の治し方」なんて本まで出てる
どうも私は前からこの著者(精神科医・税所弘)の言うことが信用できない…
果たしてこの人は今まで一人でも、難治性のうつ病患者を寛解させたことがあるんだろうか
学会で発表して論文を一本書くより
一般向けの本を一冊書くほうがずっと楽なんだよ
けど何冊一般向けの本を書いてても、業績としては全く認められない
本を沢山書いていればいるほど偉い先生なんだろう
と思う人が世の中多いかもしれないけど
どういう人が沢山本を出すかって、出版業界に人脈のある人だ
加えて、出版というのは、あくまで営利目的の活動であり
今のように本が売れない時代、拝金主義に拍車がかかっていることを忘れてはいけない
でもそういう本が売れることで、広く社会に偏見が植え付けられていくんだよな…
うちの両親とか、喜んで「新型うつ病」って言葉を受け入れそうだ
243:名前はいらない
09/01/18 05:20:39 N8Jis9w4
「新型うつ病」なんてタイトルに書いてある本を手にとって読む人は
初めからうつ病に偏見を持っていて
「そうです貴方の考えている通りなんです!専門家の私が保証します!」
と言ってくれる本を探している人だと思う
実際には医療現場でさえ、専門家たちの間でさえ、意見の食い違いがあるし
治療の仕方や考え方にも差があって、一概に「これはこうです」と言えないのに
まるで、すでにすべてのことが明らかになっているかのように書く人は
どんな分野であれ信用できない
医学だって何だって常に発展途上で、「絶対的な答え」なんて出てないんだから…
「一問一答式に、パッと分かりやすい答えを出してくれることを期待する」
そういう一般人相手に、こういう本を出すのは悪弊でしかないと思う
「あなたの息子さんはうつ病ではありません」と言う診断をしてくれる医者を探して
あちこちの病院を転々とする母親がいる
自分が思ったとおりの診断をしない医者は、「ヤブ医者だ」と決め付ける
子供が病院で処方された薬を「薬なんて飲む必要ない、本当は病気じゃないんだから」
と勝手に捨てる(薬剤師のおばさんに聞いた)
でもそれではそもそも病院に行く意味がない
何が「本当」なのか、初めからこの母親は知りたくないのだから
「うつ病、という病名を貰いたいがために病院に行く人たち」と
「うつ病ではない、という診断をされたいがために病院に患者を連れて行く人たち」は
どちらも大差ないと思う
でもどうなんだろ…初診で「うつ病」っていう診断はできないはずだし
少なくとも3ヶ月以上受診しないと、病名なんてつけられないはずだが
「うつ病」という診断書を持って悠々と会社に行く人というのは
どういう医者にかかったんだろう…
まるで、よっぽど大勢の人が「うつ病」という診断書を書いてもらって
会社を休んでいるような印象を受けるけど
「気分障害」って書かれるのがせいぜいで、「うつ病」とは早々診断されないはずなのに…
実際には、1年以上一人の医者に診てもらわないと、病名は分からないと思うし
244:名前はいらない
09/01/18 05:53:04 N8Jis9w4
でも、じゃあ私は「うつ病」という病名を貰いたくて病院に行ったんじゃないのか?
というと違う
私自身、自分の症状には何らかの病名がつくはずだと考えたから
実際に病院に行ったわけで
病院に行くという能動的な行為には「病名を貰えるか貰えないか」
ということが必ずつきまとうと思う
確かに私の場合にも、周囲を納得させる必要があった
もともと気を遣ってしまう性格だから、一番近くにいた旦那でさえ
私が夜眠れずに声を殺して泣いていることに気付かず
実際旦那の前では、私は頑張って、大丈夫そうに振舞ってしまっていた
玄関のドアを開けるなりため息をつき、「あれができていないこれができていない」と
私がこなせていない家事について、毎日のように愚痴を言い
私が必死の思いで作った夕飯を食べながら、延々と仕事の愚痴を言い
自分が喋りたいだけ喋り終わったら、あとはテレビでお笑いでも見て大笑いして
「明日も仕事だから寝る」と言って、不機嫌にさっさと寝てしまっていた
旦那にとって、私は「仕事のストレスを発散させることができる相手」でなければならず
「病気」だなんてことは、非常に不都合だったのだ
どうしても具合が悪いから病院に行こうかと思う…と話したときも
「病院?とても病気には見えないよ」と嫌そうな顔をしたのは
気を遣ってもらう側から、気を遣わなければならない側になるのが、嫌だったからだと思う
私のうつ病の原因にはいろいろあると思うけど
なりやすい性格は幼少期に両親が作ったものだろうとはいえ
どんどん悪化した原因には、明らかに旦那も入っている
学生時代こそちゃんと話を聞いてくれたけど、仕事を始めて、変わった
単に時間的な余裕がなくなったというより、態度が高圧的になった
245:名前はいらない
09/01/18 06:02:03 N8Jis9w4
病気だと診断され、薬を飲み始めてからも、本当は仮病だろうと半信半疑だったらしい
あのタイミングで日本を出るのは、いろいろな意味で必要なことだったと思う
長期に渡って日本に一人ぼっちにされて、初めて
自分が私に対して仕事のストレスをぶつけていた、ということを自覚したから
それまでは、旦那は
自分はごく当たり前のことを指摘して注意してやってる、というつもりだった
自分の言っていることは至極もっともなことだ、と思い込んでいた
つまり「ダメな人間を教育してやっている」というつもりだったのだ
でも、私が長期居なくなるということを実際に経験して初めて
私がいないと、自分も仕事をうまくこなしていけない、ということに気付いたらしい
たぶん、あのまま私が日本に居たら、旦那は自分の態度を反省することはなかったろう
君もだが
どうしてか男の人は、自分が上であろうとする
外の競争社会を、そのままプライベートに持ち込み
女との間に、上下関係を作ろうとする
なんとかして私をこきおろし、馬鹿にし、自分が上に立とうとする
そういう意味では、父親も、旦那も、君も同じだ
「負ける人が存在してくれるから、勝つ人が存在できる」
「引いてくれる人がいるから、自分が前に出ることができる」
そういうふうには考えないようだ
246:名前はいらない
09/01/18 06:41:33 N8Jis9w4
旦那は、基本的には良い人だが
付き合ってきた間、いつも良い人だったわけではない
旦那が語る13年と私が語る13年は、全く違うだろう
「どんなにどうしようもない人でも、とことん付き合って、
本当にどうにも付き合いようがないほど悪い人は、この世にいない」
何かの本で読んだんだったか…
まだ親と同居で、両親との関係に本当に苦悩していた中学、高校時代
何度この言葉を自分の頭の中で繰り返して
自分を慰め、励ましていたことか…
旦那と付き合う中で、私が頭の中で繰り返し自分に言い聞かせていたのは
「どんな相手からでも、なにかしら学びうることはあるし
それによって、自分の人生を豊かにしていくことはできる」ということだった
これは、誰かの言葉じゃなく、自分で作った言葉だったと思う
人間関係は疲れる
でも私にとって、人間関係が疲れる理由は
他人不信とか、人嫌いではなく
相手が、私よりも明らかに精神年齢が低いにも関わらず
または、能力が低いにも関わらず
自分のほうが上だ、と主張してきたときだ
そういう人は、何が何でも強固な上下関係を作ろうと躍起になり
理屈が全く通じない相手となる
女性で私に対してそういう態度をとるのは、母親だけだが
男性となると、親も恋人も、近しい関係になればなるほど
私を自分より下に置こうと必死になるし
是が非でも、それを私に納得させ、受け入れさせようとする
今の上司は人間的に出来た人だから良いが、前の上司は大変だった…
結局のところ自分に自信がないから、そういう行動に出るんだろう
「小さい犬ほどよく吠える」ものだ
ここまでハッキリ本人の前で言ったら怒るだろうけど
そうとでも自分に言い聞かせて受け流すしか、どうしようもなかった
どんな処世術であれ
結局女は、そういう「男」というものと
折り合って何とかやっていくしかない
247:名前はいらない
09/01/19 01:08:08 FEKXfb6h
⑤早起きできない人の最後の手段は「断眠」
3日3晩程度、できるだけ眠らないようにして、
睡眠をふだんの3分の1程度に落とします(昼寝は禁止)。
そして4日目に11時に寝れば、ぐっすり眠れて、しかも5時に起きられます。
税所さんは早起きを勧めるし、確かにその方が良いのは分かってる
けど、たとえ3日寝なくて、4日目に一度はぐっすり寝れても
5日目にまた長い長い不眠状態になり、結局また夜型になる
それが不眠症っていうものだと思うんだが…
経験的に言うと、朝型になったり夜型になったりして本当に不規則になるのが
一番体への負担が大きくて、ますます食欲もなくなり、痩せていく原因だと思う
夜型は夜型で、一応一定の体のリズムができる、とは考えないんだろうか
だって、実際そういう夜間の仕事をしている人もいるはずで
その人たちには、その人たちの体のリズムができているんじゃないかと思う
この人の話の根拠は「太古の昔から人間とは常にそういう生活をしてきた」という曖昧なものだ
でもいつの時代にも、夜に仕事をする人はいたはずで
朝型の生活をしていないからといって
その人たちが皆うつ病にかかっていたとは考えられないし
うつ病だからそういう仕事を選んだ、とも考えられない
まぁ、こういう人の子供に生まれなくてまだ良かったよ…
精神科医は、自分の子供が精神病にかかっても、頑として認めたがらないらしい
この人の子供さん(いたとしたら)、もうすでに患ってそうだ…
248:名前はいらない
09/01/19 01:23:11 FEKXfb6h
早起きの効用
もしあなたが仮に、100日間いつもより2時間早く起きることができ、
その2時間を計画に基づいてきちんと実践に活用できるなら、
あなたは必ず以下のような効用を得ることができます。
・健康を取り戻すことができる
・ストレスが解消できる
・物事にも積極的人間になれ人生に目標ができる
・脳細胞が活性化され集中力が増す
・家族や友人に対して素直になれる
・朝食前の時間が有効に使える
・自分を変えることができる
・チャンスに恵まれ、人生にツキが回ってくる
おぃおぃ…軽い宗教系、または自己啓発セミナーじゃん…
必ず「チャンスに恵まれ、人生にツキが回ってくる」らしいよ^^;
「健康を取り戻すことができる」って、癌や白血病、HIVも早起きで治るんでしょうか?
実際100日間って、結構な期間だと思うんだが…どれだけの人が実行できるんだろ
たぶん、暗示にかかりやすい一部の人には本当に効くんだろうけど
こういうのを「医学」といっていいのか疑問だ
100日間これを続けられた、全サンプル(患者)で
この8つのことが現実化したんだろうか
なんかもうこれ以上考えても無駄な気がするわ
249:名前はいらない
09/01/19 02:44:56 FEKXfb6h
「新型うつ病」というネーミングにはいろいろ問題がある
医学用語として採用されないのもよく分かる
たとえば、自分の人生について考えたいと思う人が図書館に行き
「新しい時代の生き方」というタイトルの本を見つけたとして
出版されたのが、実は1950年だと分かったら、読む気がするだろうか?
答えはノーだ
少なくとも、もうすぐ2010年を迎える時代の人間にとって
60年も前の「新しい時代の生き方」をそのまま自分が参考にできるとは考えにくい
もし「新型うつ病」には当てはまらないうつ病が、新しく出てきたら
「新新型うつ病」とでも呼ぶんだろうか
その次は「新新新型うつ病」、またその次は「新新新新型うつ病」…
要するに、「新」「ニュー」「ネオ」
こういう言葉は、使ってはならないのが原則
結局、亜流みたいなのが全部一緒くたに同じ言葉で表現されることになって
社会も学界も混乱するだけで、誰にとっても何の意味もなさない
「新しい」というのは、あくまでも現時点を視点としたときにだけ使いうる表現で
中身そのものを何も定義していない
そして時代が経つと、「ああ、新…ね」と失笑されることになる
過ぎ去った昔のブーム、果ては一種の蔑称として扱われることになってしまう
そういう意味でも「新型うつ病」という名前を作ってしまった香山リカ氏と
その名前をそのまま自分の本のタイトルにも採用した税所弘氏の、両精神科医には
心からの賛辞をおくるしかない
残念ながら、こんな名前をつけてしまった時点で
精神科医以前に、その人の知識人としての程度が知れてしまうと思う
実際、そういう名前をつけたがために失敗している例はどこにでも見られるし
どんな世界の人であれ、どこかで、経験的にそういう知識は得ているはずだから
250:名前はいらない
09/01/19 04:21:14 FEKXfb6h
でも、今の精神科医が実際ちゃんと患者を看れているかどうかというと
そこは私も疑問だ
私が通っているのは大学病院だから、患者がさばききれないというのもあるだろうけど
どうしても、こちらから「今日は先生は時間に余裕があるんだろうか」と
待合室で待っている最中から考えてしまう
今日は込み合っているな…と思うと
できるだけ診察時間を短く済ませなくては、と思ってしまう
いっぱいいっぱいになっている状態の先生というのは
診察室に入った瞬間に分かるものだし
実際よりも症状を軽く話してしまうとか、話したいことがあっても話せないのは
私の場合、あまり珍しいことじゃない
本格的な精神分析療法を受けるなら、週4回の来院が必要で
一回に40分から1時間の時間をかけるという
でも日本では現実的には、2週間に一回、5分から10分程度、というのが普通
これでは、病気の原因そのものにまで踏み込んだ治療はできないし
実質、精神科のお医者さんといえど、実際の仕事は「処方箋を出す」ことだと
もうこれは仕方のないことだと諦めている
精神科には境界例などの人格障害の患者も来るわけで
非定型うつ病の患者も来れば、統合失調症の患者も来るし
特に、感情の波が激しく、医者への不信感をあらわにして責め立てるような
境界例の患者がその日に一人でも来れば
それだけで、その医者は精神力と体力を消耗してしまうだろうと察する
251:名前はいらない
09/01/19 04:27:30 FEKXfb6h
待合室で、ゴロンと横になって
他にも患者さんがたくさんいるというのに一人で場所をとって寝そべっている人
一見とても精神科に来るとは思えないような、しっかりした感じに見える人
きちんとした身なりの人もいれば、何日もお風呂に入っていなくて着替えもしていなさそうな
そういう人に出食わす日もある
中年くらいの髪もボサボサの女性にギョロっとした目でじろじろ見られたり
入れ替わり立ち代わり、症状が違う患者が来るわけだから
そりゃ精神科医というのは、どうしたって自分自身何らかの病気を発症しそうなものだ
たぶん、医者に気を遣うようなうつ病患者は、患者の中ではまだ診察しやすいほうだろう
自分が非定型うつ病じゃなさそうだということは分かってる
担当医も、私を非定型うつ病と考えてはいなさそうだ
けど、「新型うつ病は特に20~30代の若い世代に見られます」って言われてしまうと
年齢だけで簡単に、周囲の人に「新型うつ病」という流行の病名をつけられてしまう気がして
それがすごく心にとって重くて
それに加え、「非定型うつ病じゃないと自分では思ってるけど、本当はただの甘えなんじゃないか、
やっぱり自分のワガママなんじゃないか…」という考えで頭がいっぱいになってしまって
本当に、ああもう死んでしまいたいと思う
もし将来、「新型うつ病」と呼ばれているものは
その症状からして「うつ病」の一形態としては扱えない、という見解が広まったら
香山リカ氏の社会的責任は重いと思う
投薬だけじゃなく心理療法を受けたほうがいいのは分かるんだけど
保険がきかなくて、一回5千円から一万円と言われると
それは現実的に無理…毎月そこまで治療費にお金つぎ込めない…と思ってしまう
そうなると、自分自身でどうにかするしかないんだよね
患者が自分で自己分析するのはときに危険だということは分かっているんだけど
こういうとこに書き散らすことも、多少は回復に役立っているはずと思っているんだが
252:名前はいらない
09/01/19 05:07:10 FEKXfb6h
大学病院じゃなく、クリニックのほうがいいかというと
必ずしもそうじゃないのは経験済みなんだ
他の患者さんと顔を合わせないように、完全予約制にしてあるところでも
結局は、前の患者さんの診察が大変だったような場合
「もう、いっぱいいっぱい」というのは、医者の顔やしぐさ、声のトーンで分かるし
薬がある程度効いてくると、医者のほうも手を抜き出すというか
「この患者はもうそこまで心配する必要ない」と考えているのが態度に出ていて
早く診察を終わらせたい、と思っているのが、態度に出てくる
それどころか、患者はこっちなはずなのに
医者自身の不平不満を言われて、何をしに来たのか分からない感じで、5分で診察終わり
ということもある(それで病院を変えたのだが)
二週間にたった一度の診察でも、実際、出かけるのが辛いときもある
そういう患者にとって一番大事なのは、「できるだけ家の近くにある」ことだ
通えないと意味がないから
そうするとどうしても、選べるのは2箇所か3箇所ぐらいに絞られてきてしまい
その中で比較的評判が良いところに通う、ということになる
それで今の大学病院になった
思う存分自分の話を聞いてくれる人が身近にいる人など
大人になればなるほど、いないだろう
主婦だろうと社会人だろうと、友達だろうと旦那だろうと
皆その人なりに忙しいし、精一杯なのだ
働いていて現実的に時間的拘束がある旦那に、そこまで期待できないし
本当なら、私が病気だと分かる前のように
思う存分自分のストレスを家で発散させたいんだろうと思う
となると、独り言しかないのさ
253:名前はいらない
09/01/19 21:45:42 WgcGP35G
怖かった?
怖かった?
怖かった?
254:名前はいらない
09/01/19 22:55:55 FEKXfb6h
啓翁桜(けいおうざくら)
支那桜桃と彼岸桜を交配させて作られた山形の桜らしい
桜は、家の庭に植えたりすると根が建物を傷めるから
こうやって部屋で楽しむことができる桜は嬉しい
もう先のほうがいくつか花開いているけれど
花が終わった後は、青葉がでてくるそうだ
ところで
お正月のお花を活けるのに買った柳が
金銀に塗られて、すっかり死んでしまったかと思われた柳が
芽を出し、根まで生えてきた
暖かいリビングが気に入ったのか、生きる気満々らしい
「生きよう」としているものを、捨ててよい理由があろうか
他の花と一緒にして
今度は野花のようにして活け変えた
255:名前はいらない
09/01/20 03:09:18 9T2p31A7
性染色体はXXで女性、XYで男性になるじゃん
NHKドキュメントでやってたんだけど
Y染色体って、どんどん劣化する運命らしいね
確かに、いつか教科書で見た限り
X染色体に比べ、Y染色体はなぜか小さかった気がするけど
初めから小さかったんじゃなく、劣化して小さくなってきたらしい
研究者の計算では
遅くとも500~600万年後には、Y染色体はこの世から消滅するんだって
つまり人類はほぼ確実に滅ぶらしい
女性と男性の染色体の、それぞれのX染色体が掛け合わさった場合
女の子が生まれるわけだけど
お互いに、欠けた部分や、変異を起こした部分があっても
同じX染色体同士だから、補い合って修復することが可能
でもY染色体の場合、男性の持つY染色体がそのままコピーされる形で
男の子が生まれ
そのY染色体に欠陥があっても、欠陥があるままコピーされてしまうらしい
さらに、コピーの際に若干の誤差が生じても
それが別のY染色体によって補われたり、補修されたりすることがないので
結果的に、全く必要なくなった部分が消失してしまい
今学校の教科書で見るような大きさのY染色体になったらしい
Y染色体が完全に消滅してしまったにも関わらず
絶滅しなかった哺乳類も、存在することは存在する
トビネズミの中の何種類かは、メスだけでオスを生むことができるように進化したらしいが
あくまでもそれは万に一つの偶然であって
人類が同じように進化することはまず期待できないらしい
256:名前はいらない
09/01/20 03:27:50 9T2p31A7
おまけに、男性の性機能が、どんどん落ちてきているという話
精子の数が減ってきているだけじゃなく
たとえ精子自体は存在しても、動かず、活動しない精子が8割とのこと
近年の夫婦の不妊の原因の多くは、男性の側にあるらしい
精子の数が減り、活動が不活発になった原因としては
研究者の意見では、人間特有の「一夫一婦制」に問題があるらしいよ
チンパンジーは、多夫多妻制なわけだけど
メスの体内に入ってからも、活発に活動しないと着床できないという理由で
違うオスの精子同士が、一つの卵子をめぐって競争しなくてはいけない
でも人間の場合、一夫一婦制になってから、精子同士の競争が起こらなくなったので
精子はだんだんと活動的でなくなり、ついには、動くのはせいぜい15%になり
おまけに、動き方が正常でないものが増えたらしい
スウェーデンでは、ここ5年で、男性の平均的な精子の数が25%減少したらしいよ
あくまでも3500人とかそれくらいの単位の人数で検査した結果だけど
日本でも、スウェーデンとほぼ同様の結果が出てるらしい
Y染色体の消滅は、来週にでも世界のどこかで起こりうることであって
500~600万年というのは、あくまでも「長めに計算した」結果らしい
まぁそうじゃなくても人類があと500万年も生きられるようには思えないが…
スウェーデンではすでに新生児の14人に1人は、試験管ベビーなんだって
20歳女性の通常の妊娠率は、下がり続けてて
試験管ベビーによって、なんとか出生率を維持できているって話
257:名前はいらない
09/01/20 03:56:50 9T2p31A7
男の子のほうが、生まれつき脳に障害があるケースが多いのはなぜか
殺人率も高いが、自殺率も高いのはなぜか
国や時代を超えて、同じようなデータ結果が出るのはなぜか
男女の脳の違いについて
後天的なことなら、心理学や精神分析である程度説明がつくだろうけれど
先天的なものにまで言及することはできない
そこはやはり医学、特に脳科学の分野になってくるわけで
前から気になっていて、機会があるごとに情報収集してきたことだった
私ができるのは情報収集だけで実験ではないが
精子は年齢とともに遺伝的劣化が進行すると考えられている
20歳の男性の精子と、60歳の男性の精子は、残念ながら同じではない
高齢になるにつれ活動が不活発になる…だけでなく
生まれてくる子供に異常をきたしやすいのだ
もちろん、子供の脳にも
女性が若ければ、男性が老いていても出産は可能
物理的には可能といえるけど
子供に対してそういうリスクがあることは知っておくほうがいいと思う
あと、男は「溜まるからしょうがない」と良く言うけど
古い精子は分解されて体内に吸収されていくので
定期的に射出しないといけない、というのはただの思い込みらしいよ
溜めたとしても、結局次に出る精子の数は変わらないらしい
研究者によると、男性が肥満になると異常な精子の数が4割も増えるんだって
肥満になると女性も不妊症になりやすいらしいけど
258:名前はいらない
09/01/20 04:29:59 9T2p31A7
自分に子供が生まれなかったら
養子でも全然良いと私は前から思ってるんだけどね…
子供を育てるってことに変わりはないし
必ずしも自分と血が繋がっていなくても「親子」と呼べると思う
でも、養子でもいいというのは、旦那には絶対に受け入れられないことらしい
血の繋がりに苦しんできた私にとって、血の繋がりは特別必要なものじゃないんだけど…
「養子」は、特に実親が育児を放棄して取り残された子供たちが実際にいることを考えれば
たとえ血が繋がっていなくても、日々の生活の中で絆は深まっていくと思うし
試験管ベビーよりはずっと良い選択な気がする、子供にとっても
血の繋がりを絶対的に重視してきたのは天皇家くらいで
跡取りがいないから養子縁組で家を存続させる…なんて一般的だったわけだし
(血の繋がりより「家」の存続が大事だった時代と現代を比べるのは難しいけど)
普通に考えて養子はないでしょ、という旦那の意見はよく分からない
「血の繋がりがない子に養育費は払えない」って言うから仕方ないけど…
実は私は、自分とは人種が違っても良いと思ってる、なんて言ったら
どれだけ反発されるか分からないや^^;
259:名前はいらない
09/01/20 05:28:08 9T2p31A7
私が歴史学だったか人類学だったかの本で読んだ限り
「一夫一婦制」というのが確立したのは日本でもそれほど古いことではないらしい
が、研究者の間でも意見が分かれてるのと
自分が読んだ本では結局何時代と書かれていたか、忘れてしまったので省略
なぜ一夫一婦制になったかというと
男性が、生まれた子が自分の子であるという確信を持てるようにするため
生まれたはいいが、母親が誰なのかは確かだが
どの男性の子なのか分からない…ということになると
何が一番困るって、財産相続に困る
財産の私的所有が普通になってから、一夫一婦制になったらしい
NHKの放送内容が科学的に正しかったとすると
「一夫多妻制」なんて、富の蓄積には一応役立つけど
「一夫一婦制」の場合よりもさらに、精子の劣化の進行が激しくなるんじゃ?
どの婦人か一人に跡取りが生まれれば、それで良いんだもんね…
飛躍するけど、人間が作った男性優位主義社会っていうのは
こうやって、自然の摂理で
いずれ滅亡するさだめだったんじゃないかなと思う…
260:名前はいらない
09/01/20 16:45:43 9T2p31A7
番組の放送内容を詳しく説明したサイトは今のところないみたいだ
私も録画とかしてないし記憶だけが頼りだから
忘れないうちにもうちょっと詳しい話をしておくよ
メスだけで子孫を残せた大型動物は存在する
つまりオスとの交尾なしに母親となった、まさに処女懐妊の母親だよ
イギリスのチェスター動物園で飼育されていた、絶滅の危機に瀕している世界最大のトカゲ、
コモドオオトカゲという爬虫類で、成長すると3mにもなるらしいが
今まで、大型の動物で交尾なしに子孫を残した例はなかったので
「フローラ」というそのメスのオオトカゲの実例は、研究者の注目を集めた
だけど人間はこのオオトカゲと同じように交尾なしの処女懐妊することはできない
なぜなら、人間は哺乳類
つまり卵でなく胎盤で子を育てる仕組みを、進化の上で選択したから
人間の祖先はネズミのような弱い小型動物だったらしいが
恐竜が地上を闊歩していた時代、卵の状態で生んだのでは
外敵に襲われる危険性が非常に高く、子孫が無事に誕生できる確立が低かった
それを克服するために、ある程度の成長をするまで
メスが体内、つまり「胎盤」で育てるという進化が選択されたらしい
が、この胎盤を作るという仕組みには
Y染色体に含まれるSRY遺伝子が必要
この遺伝子が卵子に働きかけることで初めて「胎盤を作れ」という指令がメスの体内に出される
先に出したトゲネズミの場合(哺乳類)
何らかの突然変異で、このSRY遺伝子がX染色体に組み込まれ、
それによって、X染色体だけでも胎盤が作れるようになったと考えられている
261:名前はいらない
09/01/20 16:47:01 9T2p31A7
ちなみに、前に「トビネズミ」と書いたのは誤りで
Y染色体を失ったのに唯一絶滅しなかった哺乳類は「トゲネズミ」だ
オスもメスも性遺伝子は、X遺伝子が一本だけらしく
そのX染色体にSRY遺伝子があるかどうかでオスかメスかが決まるらしい
いずれにせよ、この日本のアマミトゲネズミとトクシマトゲネズミは
絶滅の危機に瀕していて、天然記念物に指定されている
現在確認されている限り、この二種だけが、地球上の哺乳類の中でY染色体を持たない
ネズミは放っておくとどんどん交尾して数が増えることから「ネズミ算」という言葉があるけど
絶滅は免れたとはいえ
これらのトゲネズミは、他のネズミのように数を増やしていくことはできないようだ
Y染色体は3億年前にはX染色体と同じものだった
つまり、もともとX染色体が変異を起こしてY染色体が生まれたわけだから
Y染色体に含まれる遺伝子をX染色体が取り込むことは、考えられなくはないのかも
けど、たとえ人類が運よくそういう進化を遂げることができたとしても
絶滅の危機から逃れられるわけではなさそうだ
262:名前はいらない
09/01/20 19:03:09 9T2p31A7
とある板でやはりこの番組のことが語られていたが
残念ながら男と女の不毛な言い合いでしかなかった
ネイチャー誌の学術的価値の高さを知らない人たちが
これを単なるフェミニズムとして断じるのは難しいだろう
まだ日本人科学者は数人しか論文載ったことないはず
当然だが、女性研究者だけがこの研究をしているわけではない
日本の性研究の第一人者の男性もインタビューに答えていたが
Y染色体の劣化の事実を認めていて
たとえ今後の医学の発展で、これを食い止めることがある程度はできたとしても
倫理的な問題をどうするかが残るだろう
たとえ医学が仮に追いついても
それを受け止める社会の変化が追いつかないだろうと言っていた
と、ここでやはり前から思っていた不思議が残る
なぜ国や年代を超えて先天的な脳の異常(学習障害や統合失調症)は男性のほうが多く
他殺率だけでなく自殺率が高いのかということ
特に、自殺率が高いことは私の関心を引いた
数百万年もの間狩猟採集生活をしてきて、そのうち狩猟のほうの役割を担ってきた男性に
今でも「相手を殺す、傷つける」という行為が本能的に残っているのはまだ分かる
が、それでは自殺率の高さの説明がつかない
自殺率には一定周期の波があり、必ずしも社会的状況の変化と一致しないことが分かっている
不況になるから自殺者が増える、と単純には言えない
263:名前はいらない
09/01/20 19:23:49 9T2p31A7
日本で、男性、特に中高年男性の自殺が多いのは、
その年齢になると社会的責任が増し、ストレスが多くなるからだ、と
そういう説明がなされることが多いけれど
社会・文化的要因によってのみ、自殺率が高まるのか?
先進国の中で日本人の自殺率が突出しているのは
日本社会のストレスの高さだけが原因なのか?
精神分析的には、女性は攻撃心を自分自身に向けやすく
男性は他者に向けやすいという
ならば、どの国・どの時代においても女性のほうが自殺率が高いはずだが
統計的にはそうなっていない
歴史的に考えたとき、日本はあまり他民族との混血をしてこなかった民族だったように思う
おまけに面積として小さく、同じ島国でもオーストラリアとは比べ物にならないし
その中で人口の流動があっても、限られたものにしかならない
イギリスは島国とはいえ近隣のヨーロッパ諸国との交流が盛んだったし
日本も、文化的にはイギリスと同様大陸の影響を受けてきているが
日本で人種レベルでの交配が広く行われたことは、なかったんじゃないかと思う
超右派の勢力の大きさを、実際の混血の進み具合の反動と考えたとき
日本人よりイギリス人のほうが「生粋の自国民だけの国を作るべき」との主張は強い
歴史的に見ると多くの場合、敗戦国というのは、否応なく相手国の侵入を受ける
けれど日本が大敗北をしたのは、第二次世界大戦においてで
その後、アメリカの政治的・軍事的介入を受けたといっても
人種的介入はほとんど受けなかった
「今でも外国人がほとんどいない国」ということで
日本は島国の中でもマイナーなんじゃないかと
あくまで仮説なんだけどね…
日本人は長い間単一民族を維持し、血が混じらなすぎたんじゃないかと…
その影響が遺伝子の「生命維持」レベルにまで及んでいるんじゃないかと
なんとなく思った
264:名前はいらない
09/01/20 20:31:20 9T2p31A7
国際比較をする場合、一番問題になるのは
国によって統計の取り方が異なる点だ
自殺と判断するか他殺と判断するか、もしくは病死と判断するかは
その国の、主に警察に任されているうえ
その社会の規範がどの程度「自殺」そのものを受け入れるかによっては
隠されてしまった自殺、捏造された自殺も多いと考えられる
必ずしも「自殺」について各国で同じ基準で統計が取られてはいない
同じことは年代別の比較でも言える
今の日本と50年前の日本とでは
統計の誤差が生じる程度に違いがあったろうことは想像がつくし
国によっては、全く比較しようがないほど状況が変化している場合もある
理論はあくまでも後付けのものであって
経済・社会不安が自殺者を増大させた、という見方も
戦時中だったために自殺者が少なかった、という見方も
数字そのものだけを見たときの推論にすぎない
自殺の実態を探るというのは、言葉で言うのは簡単だが
早々単純なことではない
心が体に与える影響も去ることながら、体が心に与える影響も大きい
実際の自殺の理由を考えるのはもっと難しい
たとえ遺書があったとしても、それが「本当の」自殺の引き金なのか
判断しようがないからだ
ただ、自分の実感として感じるのは
前々から計画された自殺というのは、それほど多くないのではないかということだ
ある日突発的に起こってしまう場合が多いように思う
ああ、もう死のう、と思ってしまったとき
その人の脳の中に、そういう衝動を止める機能があるか、どの程度働いているかは
本人の意志や意識を超えたところがあるんじゃないかと思う
だからおそらく、目に見える現象からだけ推察しても
理解は不十分に終わる
遺伝子レベルという仮説が浮かんだのはそのせいだ
私が遺伝子を研究する立場だったら、そんなことはありえないと思ったかもしれないし
ただの素人だからそういう想像が浮かんだのかもしれない
突発的に自殺するその時のその人の脳波を取った医者はおそらくいないだろう
脳が実際その時、どういう状態になっているのか
前からうつ病を煩っていたというせいである可能性は高いにしても、未知だと思う
265:名前はいらない
09/01/20 21:20:15 9T2p31A7
今一般に流布している情報にも
あちこちに矛盾がある
「うつ病は、13歳以上になると、女性のほうが男性より2倍程度かかりやすい」
という報告がある一方で
「男性の自殺者の多くは、うつ病に罹っていた可能性が高い」
という報告もある
両方を無理矢理纏めると
うつ病に罹りやすいのは女性だが、それで死に至る女性は男性ほど多くなく
男性の場合、一度罹ると、うつ病への抵抗力が弱い
ということになると思うが、そういう捉え方でいいんだろうか
そもそも「うつ病」の定義や診断基準が不明確なのに
自殺した男性の多くはうつ病に罹っていた可能性が高い、というのは
他界する前に通院して医者の診断をもらっていた人の場合はまだともかく
どうやって判断するのだろう
「うつ病」と「うつ状態」は、定義的には区別されているが
他の精神疾患で併発する「うつ状態」だったのか
身体的な病気が原因で起こる「うつ状態」だったのか
それとも、古くからある精神疾患のいわゆる「うつ病」だったのか
本人が亡くなってしまった後に、どう診断するのか
遺伝子レベルでの生命力の低下というのは突飛だろうけど
「うつ病」という言葉が注目されすぎて、流行りすぎていると感じるし
もっと他の面から考える人がいてもいいはず
私がまだそういう人たちを見つけていないだけかもしれないけど
266:名前はいらない
09/01/20 22:59:04 eQfbnIo8
女のほうが空腹を我慢できないんだって。
それはそんだけ強いンだあね。
ゲーテが悪魔と契約して
辿り着いた結論。
「女性的なもの」!!
ぼくは帰りの新幹線で
トンネルにも入らないのに
宇宙船からほうり投げられたような
心持になったのだった。
あぁ、男は枝葉だ。
267:名前はいらない
09/01/21 01:49:20 7axyl+I6
オバマさん就任式始まったね
アメリカの大統領の就任式は
プロテスタントのミサに通じるものがあるらしいよ
しかと拝見させていただこう
こういうとき体が夜型だと便利だ
「神の祝福が貴方にありますように」
これから、牧師が祈祷をあげるらしい
一つのアメリカ、か…
アメリカ大統領っていうのは実現不可なことを掲げないといけないのかも
私はアメリカ人じゃないしそこまで新大統領に期待しない
が、任期中、無事であってくれることを願う
襲撃されるとか暗殺されるとか、そういうことがないことを願う
アメリカ初の黒人大統領だからではなくて
一人の人間として
268:名前はいらない
09/01/21 02:40:25 7axyl+I6
今歌ってる黒人歌手の頭についてるリボンの
縁にびっしり付いてるのは
スワロフスキーの、色はクリスタルABだなとか
「神よ、我を助けたまえ」って
宣誓の後に必要な言葉かねぇ…
なるほど、政教分離が進むとこうなるのか
チェリストのヨーヨー・マ含め
すべてが舞台装置なのだ
アジア系、黒人、白人、あの演奏家の組み合わせは無論人種問題への配慮だろう
「神の国たるアメリカ」の大統領就任を祝うための
いよいよ会場一斉に皆さんご起立されて
オバマ新大統領「~、神よ力をお貸しください」
もちろん聖書が出てきました
アメリカ大統領就任式には、なぜか「聖書」が必ず必要なのだ
アメリカの大統領は、最終的にはアメリカ人らにではなく
神に向かって、自分が全力で任務を果たすと誓う
就任演説に聖書が引用されるのはいつものこと
アメリカ人全員がキリスト教徒じゃないはずだが
「一つのアメリカ」…って、もうすでに誰かを犠牲にしていませんか?
しかし胆の据わった人だよなぁ…
あれだけの人数の前にたった一人で立って、怯まず演説できるのはすごい
演説内容は「神」という言葉と言い伝えを交えてて洗脳的としか言いようがないけど
「アメリカ大統領」っていう、一つの演者を演じきるには
相当の度胸の持ち主であることが必要なのは違いない
そして有働さん、お元気そうでなにより
また別の牧師さんのお説教かい
神に許しを請うたり大層なことを誓ったりしなくていいから
今実際に生きている人間を相手に許しを請い、誓ってほしいよなぁ
アーメン
269:名前はいらない
09/01/21 05:00:26 7axyl+I6
就任演説を原文で読んできたんだけど
やっぱり、アメリカは神の創り給うた国だと思ってるんだな
ヤフーの出してる訳に所々意味不明な箇所があるのは
時間との闘いだったんだろうから仕方ないとしても
聖なる神から授かった力でアメリカを建て直し世界をリードしようという
だから今こそアメリカ国民よ団結せよという
神→アメリカ→世界 っていう認識は相変わらず
当たり前の構図のように出てくる
地上における神の代理人
前教皇ヨハネ・パウロ二世、バチカンがあれだけ何度も
戦争を始めないようにとブッシュ前大統領に提言したのに
完全無視してイラク戦争を始めておいて
それでも、自分たちの国は以前神が造った国かのごとく公然と言えてしまう
どこの神が造った国だよ
確かにこの人は演説がうまい
飴とムチの使い分けというか
最初に相手を引き寄せておいて麻酔銃で狙い撃つ、そういう構成がうまい
腹の底では何を考えているのか分からないタイプかもしれない
しかし役者としては上出来だ
270:名前はいらない
09/01/21 05:14:04 7axyl+I6
にしても今回の演説の記事を日本語で書いているのは
アメリカ好きな記者が多いのかな
それとも経済に与える影響を考慮してるのかな
もしくはオバマ氏に麻酔銃で撃たれたのか
イラクからの撤退を明言したのは良しとしても
それ以外の国との国交正常化は、机上の空論だと思うんだが
オバマがリンカーンの聖書なら
あのブッシュだって、ジョージ・ワシントンと同じ
フリーメーソンの聖書に手を置いて宣誓したんだ
どちらも偉人の恩恵にあやかりたいだけ
自分たちの過去の栄光にすがるのはもう止めよう、と言ったすぐ後に
目標が高すぎると言ってくる批判家に対しての返答として
彼らはわれわれが今まで成し遂げた偉業を忘れているのだ、と反論しているのは
大きな矛盾だと思うんだが
外交について具体的な行動を明示したのはイラクからの撤退のみ
イスラム世界に平和をもたらそうと思うなら
アメリカはさらに手を出すんじゃなく手を引くべきだろう
自分たちには出来ないこと、すべきでないことがあるという事実を認めるべき
イエス、ウィーキャンは気持ちだけにしてくれ
271:名前はいらない
09/01/21 05:29:58 7axyl+I6
南部ジョージア州から黒人夫婦が「地元への貢献」を認められて
特別に就任式に出席したらしいね
すごーく見たことあるぞこの景色
この報道のされ方…
「地元に貢献した」「普通の家族」が呼ばれる
お決まりのパターンじゃん
どこの国の人も考えることは同じかね
272:名前はいらない
09/01/22 02:28:44 UO9sObIO
前に書いたNHKの番組のことだが
反響が大きく要望が多かったのか、まだ放送から数日しか経ってないのに
さっき再放送されてた
今度は録画した
二回目見て、記憶違いを確認したのだが
「スウェーデン」じゃなく「デンマーク」だったよ
イギリス、フランス、デンマーク、フィンランドの4ヵ国が参加した研究で
最も成績が悪かったのがデンマークで
生殖医療によってなんとか出産率が保たれているのもデンマークなんだが
1997~2002年の5年間で、精子の数が20%減ったのはフィンランドで
この急激な減少には、遺伝的要因でなく、外的要因が考えられるとしていて
環境汚染、公害、喫煙、電磁波等の影響ではないかとされているけれど
決定的な原因はまだ究明されていないらしい
それと、トゲネズミがY染色体を失ったのに絶滅を逃れたのは
「突然変異が何度も積み重なった」結果らしい
273:名前はいらない
09/01/22 02:29:37 UO9sObIO
ということは、私的な憶測だけど
Y染色体を失っても子孫を残せる全く新しいタイプの人間が、もし生まれるとしたら
それは多産の国である可能性が高いのかも
トゲネズミの生態はよく知らないけど、「ネズミ」なのは偶然じゃなくて
もともと多産な動物だったからなんじゃないかな
人間でも多産であれば、その中で突然変異が何度も積み重なる可能性がある
たとえばアフリカとか…
Y染色体の退化や消滅より一刻を争うのは、精子の質の低下だよな
生殖技術の発展は、一見その傾向に歯止めをかけてくれるようだけど
こういう技術が使われることで、精子の質の劣化自体はますます進むことになるだろうと
特に顕微受精では、精子はたった一つあれば済むため(卵子に直接精子を注入する方法)
精子同士の競争が全く必要なくなることになり、精子の劣化に拍車をかける、と
研究者が警告していた
ところで私がこの番組で、あれ?っと思ったのはCGだ
CGでは、人間にまだ衣服を着る文化がなく
もちろん日本なら縄文時代以前の原始時代から、一夫一婦制があったような映像が流された
そして「人間が恋愛のシステムを発展させてから…」とコメントが流れたが
一夫一妻制が生まれたのは、男女に「恋愛」というものが芽生えたせいではないし
原始時代から人類は一夫一妻制だったというのは明らかに誤りだ
CG製作もプロデューサーも日本人だったけど
そのへん、どういうつもりで作ったのか分からない
274:名前はいらない
09/01/22 03:32:16 UO9sObIO
また新しく再放送スレが立っててあっという間に2スレ目が立ってたが^^;
確かに、要するに多夫一妻制にすれば
精子同士に競争が生まれて生殖能力が高まることになるが
乱婚なんて、女だって望んでないだろう
旦那なんて一人で十分だよ;
イヌイット(エスキモーって呼び名はもう使われないけど)には
男性だけの住まい、女性だけの住まいというのがあって
男女で完全に別々に生活する習慣があったとずっと前に本で読んだ
子作りが必要なときだけ、男は女の住まいを訪問し
女性らだけで子育てをし、男性は狩猟をして女と子供に食べさせ
子供が男の子だった場合だけ、7歳だか何歳だったかになると
女性だけの住まいから、男性の住まいへ移り住まわせ
後はその子は男性だけの住まいで生涯過ごしたらしい
その後、欧米の影響で一応一夫一婦制に変わっていったはずだけど
彼らには、すごく変わった習慣があって
主人(男)が友人を家に招いた場合
まず最初に「もてなし」として、「自分の妻を差し出す」らしい
つまり、どうぞうちの妻とセックスして下さい、ということだ
それが客へのもてなし、信頼関係の証として、当たり前のこととされている
日本人の男性人類学者は、この習慣だけはどうしても受け入れられず
そうやって差し出されるたびに断っていたらしいが
「どうしてだ?うちの嫁にはそんなに魅力がないのか?」
と、不思議がられ、残念がられたらしい
でもこれでは、日本人や欧米人の感覚の「一夫一妻制」とは言えないよね
生まれてくるのは、客の子である可能性もあるわけで
信頼した相手の子であれば、自分自身の子でなくても育てると
イヌイットの男性にはそういう意識があるんだと思われる
275:名前はいらない
09/01/22 03:49:43 UO9sObIO
旦那にこの話をしたら
え、じゃ相手の嫁がどんなブスでも自分の好みじゃなくても
セックスしないといけないわけ?って言ってたけど
基本的には、差し出されたものを断るのは失礼らしいから
この場合、客の男性にも、妻のほうにも、相手を選ぶ権利はないのだ
相手がモリマンみたいな場合でも失礼のないようにセックスしないといけないわけだから
結構ハードな人間関係だよなw
きっと妻はどうだったかこっそり旦那に話して聞かせるだろうし
女性の人権を無視している!と先進国のフェミニストは言うだろうけど
単純に男だけに都合の良い習慣かどうか分からないと思う
でも読んだのが前すぎてタイトルも著者も忘れたよ
高校の時に読んだんだっけな、忘れた
276:名前はいらない
09/01/22 04:39:01 UO9sObIO
たぶん著者は岸上伸啓さんだ
日本でイヌイットを長年研究してる人ってたぶんこの人くらいだろう
本の筋自体は婚姻関係がメインじゃなくて
彼らの生活が、欧米の影響で急激に変化してきていることだったと思う
この人が一番ショックを受けたのは、彼らが
血のしたたる生肉を、ガツガツ食べるその姿だったらしい
(イヌイットは基本食べ物はアザラシの肉だけ)
男たちが捕ってきたアザラシの肉を、我先にと貪り食う姿は
女性らしいも何もあったものじゃなく、子供に譲るとかそういうこともなく
ただひたすら早い者勝ちで
捕ってきた男たちに感謝の一言もないらしい
「いただきます」なんて言うはずもなし
狩猟採集生活と言っても極寒の地で実る果実などないから
実際には狩猟のみで
食べ物を持ってくるのは全部男の役割だと書いてあった
それと、貯蓄という概念がなくて
捕ってきたものはその場で全部食べてしまうらしい
私が驚嘆したのは、この人も一緒に
仕方なしにせよアザラシの生肉を食べていたことだよ
食べ物がアザラシの生肉しかないところへ長期に渡って調査に行くのは
どれほど根性が要ったろうと思う
イギリスは食事がまずくて…とかそういうレベルじゃないんだから
277:名前はいらない
09/01/22 07:09:38 UO9sObIO
いや、今思い出した
生肉はどうしても食べられなくて
確かこの人はイヌイットたちに断って、「焼いてから」食べていたはず
それで、焼いた肉を彼らに食べさせたりしたこともあったらしく
焼くとこういう味になるのか!と彼らは新鮮に感じたらしいが
結局、彼らの味覚では、生肉のほうが美味しいらしく
焼いて食べていたのは自分だけだった…と書いていた
まだ誰もやってないことを一番初めにやる人って偉い
一番初めってことは、自分の努力を認めてくれる人もそばにいないんだし
生理的に受け付けない部分があったのにも関わらず
めげずに頑張って続けるのは、単に「興味がある」程度では無理だろうな
人生これに懸けるっていう覚悟がないと
278:名前はいらない
09/01/22 16:54:49 moHQJsnQ
◎
二重にも三重にも五重にもその十倍にも
重なっている年輪がありまして、
内の輪は圧倒的存在感で
堂々たる線を誰に憚るでもなく
奔放に描きたる。
その外に、またその外にあるは
細細としかしすぐ内にある線と
すぐ外にある線と重ならず
うまいコト楕円を描きたる。
コレ一本なくとも
誰の眼も困るまい。だが
またウマイこと。
曇の上には常に晴天が
その上には星空が。
だのに低気圧は我が額を上に向け
我が身体を横たわらせる。
天井に幾重にも重なる年輪。
279:名前はいらない
09/01/22 17:05:15 moHQJsnQ
宝さがし
風呂場からプールの匂い。
妹の帰宅部は我が家の風呂洗い
それが活動。
ゴミ有料化の来月を前に
次々と思い出を70リットルの袋に投げ込んでゆく、
ぼくはどうしたらいいのやら。
プールの底に
沈んだ宝探し。
ずっと ずっと
気温が低くて先のばし。
訊く耳持たずに炎症起こして
待合室で『ドラゴンボール』と
『ついでにとんちんかん』読みながら
また明日。またあした……
280:名前はいらない
09/01/22 17:14:50 moHQJsnQ
ボンボン
いい嘘を信じようか
わるい嘘を信じようか
地味な奥さんの白い絹を観ながら
トリュフを模したお菓子をほおばる。
イエス! ウィー・キャン!!
"ウィー"という蟹工船。
載るか剃るか
寛平さんは今日も毎秒4~5mを
上がったり下がったり。
イギリスには悪いが
ほか弁の白身を肴にする気は
今日はないや。
漱石よろしく下宿に頭を垂れながら
飲めないキャラメル飲料を
アルコールと共に喉へ流す。
281:名前はいらない
09/01/23 01:50:41 UOtegJq4
ゆとり世代だって十分イヤな呼ばれ方だろうけど
「失われた世代」はあんまりでしょう
今の世界同時不況によってさらに失われていくんでしょ
本来なら働き盛り
現実には不当解雇
Y染色体を数えている場合じゃない
汚れたので洗濯した財布が
まだカラッポのままなのだ
柳が芽を出し葉を出したのだって
桜が開花したのだって
春が来たと勘違いしたからで
安部さんも朝青龍も雅子さまも
私と同じうつ病なんだってさ
宇宙船でメキシコへ行った
乗ってからお金がないことに気づいた
乗務員に必死に言い訳をする
そんなリアルは見たくない
玄関のベルが鳴り続ける
宇宙船のすぐ外で
脱水症状の私が口を開けて空を仰いだ
汝操業を止めること勿れ
282:名前はいらない
09/01/23 02:18:04 UOtegJq4
事実私が生み出したものは何一つ粗大ゴミではないと
金の板に木槌を振り下ろして
その柔らかさに惑う
私の未熟さは、そうだ
銀の硬さにさえ言葉を失う
この浅はかさにあるのだろう
骨の髄まで蝕んでいる
この二元論を打ち砕けるなら
私は魂でも売るだろう
そうさ
すべてはそこから始まり
そこにしか終わりを見出せない
あなたが「居ない」のを感知したとき
私は孤独に気づいてしまったのだ
母よ
283:名前はいらない
09/01/23 08:09:19 UOtegJq4
パキシル(SSRI抗うつ剤)20mg
テトラミド(四環系抗うつ薬)30mg
リーゼ(チエノジアゼピン系/心身安定剤)10mg
リボトリール(ベンゾジアゼピン系/抗てんかん剤)0.25mg
ハルシオン(催眠鎮静剤,抗不安剤)0.50mg
アモキサン(三環系抗うつ剤)25mgは止められた
その代わりテトラミドになった
四環系のほうが副作用が少ないらしい
リーゼは軽い薬だから飲んでも飲まなくても良いって言われた
あとは胃薬にムコスタ飲んでるだけ
向精神薬飲んでると太りやすいらしいけど
薬飲むようになって食欲が増した…って経験は一度もないな
やめたら痩せたっていう経験はあるけど
でも誰か、ハルシオンに変わる睡眠薬を開発して欲しい
これを飲まないと寝れないけど飲むと9割がた悪夢を見る
起きるといつも汗びっしょりって…もうイヤだ
寝入りに強い効果があって切れがよく、睡眠の質を上げる薬って無いのかな
ああ、誰でも持ってるはずの人間の三大欲求が私はおかしすぎる
284:名前はいらない
09/01/23 08:19:49 UOtegJq4
うつ病は長期に渡ると「脳を萎縮させる」
という事実を知って
いくら思考力・判断力が極端に落ちていた当時の私でも
病院に行かなければと思った
確かに抗うつ剤が効いてきて、前より「長文」の書き込みができるようになった
前は(この板の主旨には沿ってるが)詩くらいしか書けなかった
短い言葉の羅列しか書けなかった
本も読めるようになったし
映画も前より楽しめるようになった
製作は遅々として進まないけれど今なら頑張れそう
抗うつ剤は、記憶力や思考力をある程度もとに戻す作用があるらしい
つまり脳の萎縮を回復させるらしい
ありがたい薬がある時代で良かったと思う…
285:名前はいらない
09/01/24 03:34:54 NXBo5k35
「昼夜逆転」現象のナゾ―なぜ「ウツ」の人は朝起きられなくなるのか?
―「うつ」にまつわる誤解 その(7)
(2009年01月15日) URLリンク(diamond.jp)
昼夜逆転生活を一時的に続けることを容認する立場の医師もいるのか…
一人でもいてくれるだけでもほっとした
何年も不眠症を患ってきた経験から察するに
どうも自分の体は、「一番辛い時間帯」を寝て過ごすことでやりすごして
その結果、昼夜逆転になっていうように思う
不眠症というのは、経験した人じゃないと分からない
誰のことかって、まず実家の4人家族のうち、「不眠」があるのは私だけ
父親母親妹、3人とも、いつ何時でもぐっすり寝れてしまう体質なのだ
あの妹の大事な試験の前日、私は一晩中まったく眠れず
ただただ神に祈るしかなかった
けれど前日、泣くわわめくわで大騒ぎをした母親のほうは
嘘のようにぐっすり眠ったらしく
翌朝ケロッとした顔で起きてきたのだ
「心配で一睡もできなかった…」と、母もきっとそうだろうと思って話した私に
母親は、「え?別に普通に寝れたわよ」と返してきた
あれだけ大騒ぎしておいて(=人に迷惑をかけておいて)、なんという人だろうと思って
呆れるというか、そういう体質の人なんだわ…とビビッた覚えがある
受験中の妹も、不安で眠れないということはなかったようで
悩みを抱えているように見えたときも、夜になるとぐっすり眠っていたようだ
「心配ごとがあると胃が弱って食べられなくなる」のも私だけ
母も胃が悪いし、ストレスも関係しているとは思うが、
無理な働き方をしたり食べ過ぎたときに胃が悪くなるようで
ショックなことがあると、10分も経たないうちに吐き気がしてきて
本当にもどしてしまうこともある私とは随分違う
286:名前はいらない
09/01/24 03:48:01 NXBo5k35
睡眠不足が続くと、それも原因で私はもっと胃が悪くなり
ますます食べられなくなる
けど父親は、仕事のせいで睡眠時間が短いことがあるのは確かだが
その代わり、そういう日が続く時期は一日5食食べる
6食かもしれない…とにかく、寝れないぶんを食べることで補えるらしい
父親は、寝るとなるとスパっと寝れて、スパっと起きられる
なので、私のような不眠に悩むことはないらしい
床についてからも6~7時間眠れず
明け方になってやっと寝れると母に話したのだが
「とにかく朝はちゃんと起きなさい」と言うばかりで、理解してもらえなかった
実家の家族に合わせると、私は毎日1~2時間しか睡眠時間がないことになる
母も寝入りにくいことはあるようなのだが、話を聞くとせいぜい1時間程度らしい
それでは、6~7時間寝れないでじっと耐えている人の気持ちは分からないだろう
でも母は昼寝をする
母の基準では、「昼寝は別に良い」らしい
私は一度起きてから昼寝るという習慣はなかったし
夜眠れないぶんを昼補うこともできなかったのだけれど
考えてみると母は、なんだかんだで合計するとよく眠っている気がする
朝起きないということで、父親が部屋に怒鳴り込んできたこともある
けど、父親は寝たのが1時でも、私は6時半だったりする
同じ7時に起きるのは無理があると思うのだが
どうして○○は夜眠れないんだろう…と考えることは
(どうして○○は朝起きないのか!と怒ることはあっても)
両親ともなかったんじゃないかと思う
287:名前はいらない
09/01/24 04:09:24 NXBo5k35
子供が受験となれば、不安になるのは分かるけど
受験する本人が一番大変なのに
前日までその本人に当り散らして、泣くわわめくわ…は、ほんと親としてどうかと思うよ
そんな足引っ張るようなことをする母親って
いったい、この世にどれくらいいるんだろうかと思う
ストレスを感じながらも、それをできるだけ表に出さずに見守るのが親なんじゃないだろうか
私が知る限り、こんなに酷いのはうちの親くらいしかいない
そんなことするから「実家にだけは死んでも帰りたくない」って
姉妹そろって考えるようになったんだって
子供二人ともに嫌われる親って、なんかしら問題あるだろう
妹はその後も、昇進のための試験があったのだが
終わって結果が出るまで、母親には一言もその話をしなかった
前に大変な思いをしたからそれを教訓にしたんだと思う
けど後日母親は、そのことを知って
「お母さんに何も言わないで、あの子本当は苦労してたのよ、成長したのねぇ」と言ったので
ああ、これは本当に分かっていないんだな…と思って受け流した
母親に言うほうが激烈に苦労することになるから、言わなかっただけなのに
子供が何も相談してくれない、ということに対して
「どうしてお前は、親に相談しないんだ?」と両親揃って説教するのではなくて
どうして自分たちは、大事なことは何も相談してもらえないんだろう?と
一瞬でも良いから考えて欲しい
今まで、親に話して解決したり良くなったことが一度もないからそうしてるのに
288:名前はいらない
09/01/24 04:31:33 NXBo5k35
母親が受験生の妹にしたことで、本当に酷かったのは
「カンニングしてるんじゃないの?」と疑ってかかり、そうに違いないと信じ込んだことだ
もちろん、妹がカンニングなどするはずがない
妹の性格からして、そんなことするはずがないのだが
母は、成績が上がったり下がったりするのが理解できなかったらしく
「この子はカンニングしているに違いない」という妄想を抱き
なんとか妹に自白させようと、「カンニングしてるんでしょ?言いなさい!」と言ったのだ
一人で妄想するだけならまだマシだ…
母が一番問題なのは、自分の妄想を、さも本当らしく
周囲の人に喋ることだ
そんな母も、妹の受験も終わってから、英検の試験を受けたことがあった
しかし、「一生懸命勉強したのに」受からなかった
それで初めて、成績というのはそう簡単には伸びないこと
勉強時間を増やしたら、増やしただけ点数が上がるわけではないのだということを
やっっっっと 理解したらしく
すっかり自分は受かると思い込んでいたようで
落ちたことは母にとって相当ショックだったらしい
そして、自分が「落ちた」ことは
ほとんど誰にも(たぶん私以外の誰にも)話さなかった
289:名前はいらない
09/01/24 04:45:59 NXBo5k35
考えてみると
私がうつ病程度で済んで、まだ良かったと思う
私は確かに精神科に通ってるけど
本当に精神病的な問題があるのは、父と母のほうだと思う
というか
自分に精神的に、病的なほどの問題があるということが自覚できない、
それ自体がもう病気だと思う
二人とも、自分はごく真っ当だと思ってる、
自分は「正常」「普通」「むしろ一般の人より立派」だと信じて疑わない
それ自体が「異常」だと思うのだが
290:名前はいらない
09/01/24 05:51:39 NXBo5k35
抗うつ剤が一度効いてきたといっても
私の体は、本当はとても留学できる状態じゃなかった
それに私費留学ではなかったので、体調不良だということを
誰にも言えなかったし(「心身とも健康」であることが条件だったので)
要するに、何の配慮も受けず、健康な人と同じだけの結果が求められた
ショックなことがあると、10分もしないうちに上がってくる、
そういうことはもう最近はない
胃痙攣が起きて、1時間近く苦しみ続けるということも
留学中には何度もあったけど、ここ2ヶ月くらいはない
外を歩いているときに激しい胸痛に襲われて
「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせながら
何とか自力で歩いて帰ったこともあった
一日に3回も胸痛が起きると、さすがに疲労する
一応向こうの日本人の内科に行って、薬らしきものは貰ったのだが
残念ながら全く効かず…
日本人の精神科医がいなかったので、精神科の診療は全く受けられず
手元にある薬で、自分でどうにかするしかなかった
留学した限り、それなりの成果を日本に持って帰らなくてはならない
ちょっと語学留学してきました~で済む世界じゃない
旦那や君から物理的に離れることで軽減されたストレスもあったけど
留学したら留学したで、また別の大きなストレスがあった
帰りの航空券のチケットが貰えたのは
最終報告書をしかるべき機関に提出したからで
それができない人は自費で帰るしかなかった
うつ病なりに、自分なりによく頑張ったと思う
291:名前はいらない
09/01/24 12:40:22 fulpR1Mi
点滅する4桁の数字を見ている
頭に差したピンが痛くてハゲそうだ
ちらついている白い埃は雪
また飛ばされている認識番号
ジラフ柄は着ないよ
292:名前はいらない
09/01/26 09:51:38 xCY/uJg1
量産型の商売とじゃ比較にならないけど
それならなおさら私はどう考えても高いと思う
少なくとも良心的ではない
私は一匹狼
どんな細かい雑用も全部一人でこなします
だから極端な話人件費ゼロにもできます
私が自給ゼロ円で働けば済む話
余計な経費は出しません
顧客との関係を大事にします
利益のために手を広げすぎることをしません
リピーターが多いのは信頼の証
0.1mmの世界
0.1mmの誤差のためにもう一度作り直します
面倒だとは思いません
作品は自分の子どもみたいなものだから
一点モノにかける思いは違うのだよ
もう二度とこれと同じものは作れないかと思ったら
ちょっと手が震えるとエメラルドなんて簡単に割れる
要するに、あれだ、比較にならない
私は生活費をこれで賄ってるわけじゃないし
甘いと言われればそれまでさ
けど本当は自分でも思ったでしょ?高すぎるって
293:名前はいらない
09/01/27 03:16:53 YVAneyzW
心の台本を読むのは
それは本人に頼まれたのでもない限り非常に失礼なことだと
日本精神学会の会長さんに言われたのだ
なるほどその通りだろう
私は反省した
他人の心の台本は頼まれてもいないのに読むべきではないし
読む人は依頼人に代金を払ってもらって読んでいるのだと
そういう関係が成立しないで
心の台本は読むべきでも勝手に読まれてよいものでもない
私は最近君の心の台本を読んでいない
読もうともしていない
それは君の主治医がすべき仕事である
私にはもっと他にすべきことがある
そろそろ店仕舞
294:名前はいらない
09/01/27 20:41:04 YVAneyzW
「出品者さんのセンスに感動」と評価に書かれた
嬉しいお(´;∀;`)
普段あまり人に誉めてもらえないから…
1から10まで一人でやるのは大変だけど
こういうとき、心から素直に喜べるのは嬉しい
おまけに今朝出したばっかり商品にまで入札が入ってる
上から下から血が出てるのに週末頑張った甲斐があった;
295:名前はいらない
09/01/27 20:54:59 kv09juvV
上からって鼻血?コットンつめてる?
頑張りすぎちゃ駄目だお
296:名前はいらない
09/01/28 01:23:44 fMnwuz1M
鼻血にしても生理にしても女には口に出しにくい言葉なのさ
ティッシュ詰めてる顔なんて想像したくないだろう
私も鏡見たくない
「秘すれば華なり」
たとえば小説があって自分がいて
小説と自分の間に「ひとつの世界」ができる
もちろんそのひとつの世界は、読者が勝手に作ったもので
小説家の意図とは違うものだろう、必然そうだろう
でもそのあいまいな「ひとつの世界」に
人は救われもするし癒されもする
人間の愚かさと言ってしまえばそれまで
けど実際そういう空想や妄想の「小さな自分の世界」を持つことで
人は現実の世界に何とか自分を合わせて生きていってる
その世界が大きくなりすぎると精神に異常をきたすことになるわけだが
しかし「秘すれば華なり」
見えないからこそ分からないからこそ自分なりに想像力を働かせて
見ようとし知ろうとする、そして憧れる
「小説」⇔「○○」⇔「自分」
もし仮に「○○」が小さくなってしまったら
世界というものは、現実的にも観念的にも、とてもつまらないものになってしまう
君としてはこの「○○」の部分を小さくしてはいけない
彼らが持つ「○○」の部分を小さくしてはいけないのだ
寂しいのだね
孤独を感じているのだろう
君がこのスレを読んでいようといまいと
どの程度理解されようとされまいと
私は気にしない
読みたいなら勝手に読めばいいし
飽きたのならいつでも読むのをやめれば良い
私は君を止めない
演者は演じきらなければ
途中で仮面を外すのはルール違反だ
観客はそんなことを求めてはいないのだから
本当の君を知りたい人など本当は誰もいないのだよ
本当の私を知りたい人など、本当は誰もいないように
297:I'm OK.
09/01/28 03:21:50 xEW3TdPo
あたしは魔女に想像力の翼を与えられたけど
あたしに見えたものが何だったのかを言葉にしてはいけなかったと魔女は諭す
魔女は魔法をかけてあたしを生んだ
あたしはリアリティの深みを覗きこむ
ハートに咲いた薔薇の棘から滴る血かも、あたしにとって初めてあなたは意味不明の詩となった
あたしにとっては魔女は恥かしがり屋の少女です。今日のあたしは魔女とお喋りがしたかった恥かしい誰かさん。
そしてあたしは作品の中の少女に話し掛けた寂しい誰かさん。あたしも今夜はネムレナイシンドローム。
I’m OK. ←○○→ You are OK. ひとりっきりで 繰り返し繰り返し 浜辺の少女と言葉を交わした
I’m Ok, ←LOVE→ World is OK. 星があたしを見て笑うからあたしも釣られて笑う
298:名前はいらない
09/01/28 09:52:57 fMnwuz1M
宇宙の向こうから飛んできたメールを夢現に眺め
とりあえず元気なのかな
Fish'n'Chipsは食べ飽きたろう
レストランでも屋台でも同じあの豪快で巨大なフライ
塩とビネガーをかけろという
私は好きだったよ若かったから
まさかこんなふうになるなんて
君だって想像してなかったこと
私が豪快に白身魚を食べてた頃
君はたぶんRPGに熱中してたろう
少しだけ
甘くて温かい飲み物が欲しくなった
もっと近くに…そんなかなわぬ夢を
今だけは夢心地に
予期せぬ文
霰に濡れる猫柳
懐忍ばす写真眺めて
299:名前はいらない
09/01/29 02:20:30 UkKST9Dc
【銀色の目】 【青色の目】
左右の目がそれぞれ違う色の
高貴な血筋のシャムネコがいた
薄い茶に灰色の少し短めの毛づくろいに魅せられた
凄く手入れの行き届いた庭のマグノリアの樹の根元の
刈り込まれた芝生の上で蝶々を追う「銀青の目」が欠伸をしたので
「にゃぁ」 鳴き真似をひとつ聞かせる
時々の通り道なんだ 葡萄のなってる庭って珍しいから アザミの花も素敵だし
なぜだかそんな言い訳を「銀青の目」に言ったら急に雨が降り出した
プジョーのペダルを全速力で回転させて坂の上から海に向かって一気に駆け下りた
全身に降りかかる新しい季節の予感で一つ吐いた嘘を洗い流した
上品な挨拶の言葉は探したけれどちっとも見つからなかったし
山の手まで登るのは楽じゃないから もう逢えないかも知れない
それでも いつか君が山から降りて来ることがあったらその時には波の音を聞かせてあげるよ
300:名前はいらない
09/01/30 21:42:08 18ZKcHEf
彼女の周りを優しく流れる時間にとって
過去や思い出はもはや純粋で美しい懺悔にすぎない。
あの時の私たち二人を見て羨む気持ちを無理に隠し
醜い言葉のありったけで自分をごまかす者たち。
一生懸命悪を産む練習をしているのね。
ほんとは心の中が冷たく乾いてさびしかっただけなのに。
きっとここでひどい言葉を書き込む人たちの人生は、
すべてが厚く雨雲に覆われてる淋しい人生だから、
今も羨ましくて捨てられない本当の恋の夢を
そこらじゅうで探して過ごしているんだね。
みんなが幸せになれますように。
301:名前はいらない
09/01/31 05:58:38 Zv1+iPc4
あのイタリア人に
彼は今でも頻繁に夢に出てきて困るのだけれども…
言ったのだよ「日本に帰ったら君と結婚する」と
「サヨナラ元気でね」と
けれども現実は映画のようには行かなかった
今自分が生きているということが奇跡に思える
君が、曲がりなりにも元気でいることも
人は幸せだから、楽しいから笑うとは限らない
でも君の笑顔を
いったい私は何年ぶりに見ただろう
余命幾許か
あとどれだけ私が生きられるのか
明日があるのか
私は明日起きて生きることを選択するだろうか
分からない
何も約束できない
本心は今なら死んでもいいかなと思えてしまう
でも
もう少し生きてみようと思う
302:名前はいらない
09/01/31 08:33:47 Zv1+iPc4
実は母親が心臓弁膜症なんだよね
母親の場合は加齢のせいかなと思うんだけれど
私の痛みは何だろう
一応病院で検査はしてもらったけど異常はなくて
でも、調べると狭心症の痛みに症状が似てる
チクチクとかズキズキじゃなくて
左胸から背中にまでズシーンとした強い痛み広がって動けない感じ
動悸がするのと呼吸困難になるのと体温が下がる
波のように何度も強い痛みがきて、結局1時間ぐらい寝たままのことが多い
昨日の夜も、ずっと毛布かけていたけど寒くて仕方なかった
明け方起こるのと、今みたいな寒い時期
特に生理中に起きやすいみたいだ
留学中も2月3月が一番頻繁に起こった
そのとき留学先でかかった先生には、心臓じゃなくて胃の痛みだと言われたけど
もらった薬はぜんぜん効かなかったし
胃って左側にあったっけ?
確かに胸の中心あたりから傷むこともあるから心臓とは言い切れないけど…
母親が、自分が心臓弁膜症って診断されたことを家族に言って
狭心症の薬を貰いだしてから、本人が神経質になってきて
もっと心配しろアピールをしてたんだけど
確かに、母親は歳だし心配は心配なんだけど
私も胸に痛みがあるって打ち明けたときは、軽くスルーされたんだよ
もう今頃すっかり忘れてると思う
どういう病名なのか、うつ病のせいなのか
それとも生理痛?に含まれるのか
よく分からないけどいっそ発作で病死できたら楽なのにと思う
最初がそんな反応だったから、胸痛については親にそれ以来話してない
妹にも言ってない、妹も医者なわけじゃないしね
ただでさえ親にはうつ病で嫌がられてるのに、この上胸が痛むとか言ったら
もっと嫌がられそうだし、「不幸アピール」みたいに思われるのが死ぬほど嫌だ
そんなことならお葬式で会うので構わない