08/10/09 08:50:47 uAdcJ6mO
>564 入りたい穴の
アカミミガメの死から入る死は、すぐに
>私の毛穴には死体が詰まっている
>有象無象の骨が痛い
このテーマへと展開される。
単純に第3連のさまざまな埋め草の羅列でも詩は成立するのだが、それだけでは単純な詩になってしまう。
1連2連によってストーリーも語られ、 x軸y軸という概念の挿入で彩りをましている。
繰り返されるテーマによって詩のリズムもしっかりと打っていた。非常にまとまりのよい作品。
両親を埋めたところでぎくっとした。詩が大きく動いたような気がした。
>561 泪
実はよくわからなかった、多分とてもいいことを言っているような気がするのだけれども。
とはいえ、最後の行の力強さがいい。
(どういう風に読めてしまったかといえば、
自分の行為によって母を汚してしまったらー>母に泪を流す ???
ー>母が洗い清められる?あるいは母も後悔する?あるいは母によって許される?)
一人で泣くな?)
>563 : [―{}@{}@{}-] 穴の因縁:
センスのよい小話。結構好き。
>560 :I am 穴
ストーリーポエムと言ってもいいと思う。ショートストーリーをポエム仕立てで語っている。
内容は割りにありきたりなので、もう一歩転がしてみてほしいところ。
この題はぜひ、変えてほしい。ストレートな下品さがねらいなわけではなくて
自虐的な雰囲気が狙いのような気がするので。