08/05/29 02:47:32 R0goHUmu
僕はきっとこの場所が好きなんだろう
だから気がつくと僕は決まってこの場所にいる
そしてまだ見ぬ未来についてあれこれ思いを巡らすのだ
ところがある日ふとした理由で僕はこの場所が大嫌いになった
と同時に僕はこの場所にまだ見ぬ未来を置いたままにして
忘れてきてしまったのだった
あれから何年の月日がたったのだろう
僕はようやく忘れ物をとりにこの場所に戻ってきた
しかしそこにはあのころ思い描いてた未来という忘れものはなかった
かわりにそこにあったものは
あのころには汚れていたはずだと信じて疑わなかった僕の過去だった
どうしてかな
それからというもの
僕の過去はあのころ思い描いていた未来のように
僕の中でダイヤモンドのように輝き続けるものになっていた