07/08/14 23:08:46 /pgXB4Sr
「スポンジ」
あらかじめ言っておきます
僕の恋という名のケーキを
壊さずに少しずつ食べていきたいのです
だから今あなたの出したフルーツナイフは
元の鞘に戻して
それがあなたを傷つけようとも
僕のケーキが崩れるよりは望ましいことなのです
すると彼女は言いました
二人のケーキだと
72:名前はいらない
07/08/15 00:25:43 mgZFpIak
「わりと」
今夜
わりと嫌になる
お調子者
あなたの歌は素晴らしいと
遠回しに伝えるひとの
奥ゆかしさは認めるにしても
はたから見るかぎり
ゲェェェェェェー
だ
はっきりと言ってやりたい
あんた趣味わるいよ
73:名前はいらない
07/08/15 00:27:05 MlefZJaU
さくらんキー
僕は君の欲求が形となって現れたものなんだよ
いままでも
これからもずっと一緒さ
寂しくなったら呼んでよ
荒井くーん て
74:相島佐久哉 ◆L5pYivMbF2
07/08/15 00:54:55 7IU1670w
今日だけ名前変えるw
前スレから行きます。
>872「-咎人の待ちぼうけ-」/◆3MleO~さん
文章が追い付かず大仰に見えてしまう所があります。文体は統一したほうがいいですね。
それからストーリーにまとまりがない。
設定に頼りすぎている節があり、話しの内容と心理描写に具体性が足りない。
見せ場というか、起伏がなく平坦な詩でした。D
75:相島佐久哉 ◆L5pYivMbF2
07/08/15 01:14:55 7IU1670w
前スレ
>882「マスターテープ」/
1、2連それぞれに発展がないため、受け取る意味の幅が広すぎる。
解釈を読者に任せすぎ。
詩らしいのは1、2連だけでそれ以降は、台詞がでてきて終始噛み合わない話しの展開。
意味のわからない台本作りを詩の演出とされても受取ようがない。
自分の世界に入りすぎて、他人には理解させようというようには書いていないと思う。
タイトルとの関連もなぞ。
ナンセンス詩としては成り立つのかも。もし意味があるとしたら、それを伺いたい。無念D―
>929「空間空虚」/ててってっててーサン
ストレートな主張がダイレクトに届くものの、やはり表現力には欠けてしまう。
この手の考察は文体が変わっただけで割と一般的にいきつく考えで同じになりやすい。
ここに、独創的な考えと表現があれば数ある中で光ることができるかもしれない。
どこか抽象的と感じるところもあるので、現実味を持たせるといいかもしれない。
言ってることには共感するところはあるが、シメの内容は好みが分れると思います。D
76:相島佐久哉 ◆L5pYivMbF2
07/08/15 01:29:35 7IU1670w
前スレ
>980「夏の思い出」/
夏の残照を感じさせるには、心情も情景も足りません。
第3連「背に残る白い傷痕」これのないようにもう少し触れてもいいと思いました。
設定などもシンプルなだけにありきたりさを感じてしまう。どこか個性的な描写を。D
>982「阿呆」/さとうしおさん
うーん。面白さを感じなかった。
何もせずに得られるものはないというメッセージがあったと思うが、
なんというかそのまんま過ぎてヒネリがない。ユーモアが足りない。D
前スレ未評価
>981>987-988
77:相島佐久哉 ◆L5pYivMbF2
07/08/15 01:44:15 7IU1670w
>>71「スポンジ」/
なんとなく面白い作品だ。
彼にとって恋とはあくまで自分自身のものなんですね。
なんて一方的なんだ。
うーん。盛り込みが足りない。
フルーツナイフは拒絶さるたわけですが、それについてや、他の部分でも内容を
膨らませないと、未消化のまま残ってしまう。タイトルこれでいいかな。D+
>>72「わりと」/
詩というよりネタ風味。
始めゲロネタかと思いました。失礼。
この二人の設定は全く読めません。
わりとっていうテキトーな感じをタイトルにしていいのでしょうか。D
>>73「さくらんキー」/
ちょっとコワイ。D+
いやーっ、一言で失礼!コメント思い付かなかったもので。再評価出していいよ。
はーい多分これで五連投規制だ。
78:名前はいらない
07/08/15 01:52:23 Y5JdEI89
「チェリーミルフィーユ」
チェリーの酒付けの担当の男と
パイ生地とミルククリームの担当の女が
女の家で2人でケーキ作りごっこさ
俺の部屋からは幼稚園児の狂喜乱舞がまる分かりだぜ
飽きっぽい2人はクリームも乗せずに遊びをやめる
きっと女は家で一番狭い部屋で世界一醜い顔で苦しんでいるはずだぜ
その出来た産物のまずさに悶えて
女はそれをためらいもなく捨てる
男はそれの存在すら気にも留めない
俺は成れの果てをこの目で見たんだ、ひでぇな、これはって。
知ってるか?ミルフィーユには腐った牛乳がかかってたんだぜ?
お前ら、食べ物を無駄にするなよ
お前ら、お前らの創造物なら責任をもてよ
79:まちぼうけ ◆xGRQOYRrYA
07/08/15 03:12:54 3wMXEE8D
あげ
80:名無しボン ◆cMUQs4F9QA
07/08/15 03:17:13 ilcq51QE
↓今、ミスチルのeverybody goesを聴いてて、その影響を受け即興で作ってみました
「ロングショットガン」
汚れた空気でアレルギー起こし
くしゃくしゃのハンカチで鼻噛みながら
缶コーヒーのCMで観た宇宙人のように
僕はこの街ですれ違う人へ
苛立ちを覚えてたんです
思いのほか自分には価値がないようで
愛する女性がくれる情熱は日に日に
薄れちまって
ポケットに手を突っ込んだら
冷え冷えと固まっちまった
使い捨てカイロに苦笑いです
仕事に嫌気がさしても
金という代償の為
ひたすら決められた作業に没頭し
終業のチャイムと同時に汚れた作業着
ロッカーに投げ込み
ブレーキが軋んだバイクで
トラックやタクシーの横を
すり抜けて帰路につく
そんな毎日が僕らの過ごしてる世界です
ロングショットガン
もやもやした気持ちをぶっとばしてくれる
そんな銃があるのならば
僕の前に立ちはだかる憂鬱も煩悩も
全て弾き飛ばして
ロングショットガン
ありったけの弾マガジンに込めて
指もちぎれよとばかりに
打ち抜いておくれよ
この闇の向こうが見えるまで
81:名前はいらない
07/08/15 04:52:29 m0eN4OZw
[crazy-shibuya]
恵比寿から渋谷まで徒歩だと20分位、
体の重さと軽々しい言葉の数々。
人の多さと、物の多さと、生まれ育った場所の良さを、
知らない人の多さよ。
冬日を照り返す、知らない女の横顔。
大空の飛行機雲、交差する敵機の影。黒煙上がる故郷。
二つの真っ赤な大きな鳥居が転がる音が、
百貨店に木霊する。
俺はここだよ。お前はどこだ?回転する弾丸。弾雨。
ダウン。アップ。警備員に邪魔されながら、
朝まで踊ったのを思い出した。
ゴミ袋に群がる烏。吐寫物を突く鳩。
そろそろ電車が動き出し頃だろう。
crazy-shibuya crazy-shibuya
飼い主に噛み付いた正義の犬が。
汗の滴が落ちて歪んだ人波。
おうおう久しぶり あ じゃ また。
crazy-shibuya crazy-shibuya
今日は核兵器イブか。
行くんだ。
死ぬか生きるか、知るかんな事、渋谷に散る花。
82:名前はいらない
07/08/15 05:19:04 m0eN4OZw
[肉体労働者とその夫タキラス]
人間の夢かアニマルの夢
タキラスの嫁は今日も生活費の為に客と交わる。
握りつぶされた二つのスチール缶ジュースが、
文机の上に置かれている。
タキラスが肘をつく度にそれが揺れる様は、
男女のイチャツキに見えないでもないないない。
感受性が強いのか、それとも自己陶酔なのか。
人間と言っても口だけだ、と言っても口だけだ。
人間をアニマルと区別する、
精神的な活動の量を示す針。
さかった猫みゃぎゃあ。Tは褌(funndo-si)た。だ。
T「何を言うんだ君は何を言ったんだ今君は」
T「それが君の口を通すのを許したのか?
君の頭の中の検閲官は働きすぎだよ」
T「全く馬鹿げ照れるよ」
T「・・・」
T「君の針は全く振れない事は無いにしても、
殆どアニマルよりじゃないか」
T「もう何千年も前から言われてる事だよ。照れる」
T「全く」
T「中途で投げ出したんだろ」
T「君は知っているはずだ。自分に聞いてみろってな。
言ってやったよ今君に」
T「群集の前で戯けてみせるよ。戯けてみせるさ」
T「あっちへ行け猫」
人間の夢かアニマルの夢
タキラスの嫁は今日も生活費の為に客と交わる。
83:82続き
07/08/15 05:32:42 m0eN4OZw
張り詰めた空気
オートマチックに迸る、シュルントから鮮血が!!
T「変形させずに出してみたのさ」
T「検閲官を怠けさせたのさ、少しだけ餌を遣ってね」
T「モラルは知っているさ」
T「道徳の無い夢の中で、
君は目の前にある嫁と嫁との記憶を、
彫り刻んで立体的な像につくり上げなかったか?」
T「針が振り切れてしまいそうだ」
T「幾人かの、活動家は、振り切れてみせた」
T「より不完全な人間からアニマルから
人間を認識した状態に、T進歩T前進Tしたい」
人間の夢かアニマルの夢
タキラスの嫁は今日も生活費の為に客と交わる。
84:名前はいらない
07/08/15 05:52:26 m0eN4OZw
[宇宙三回場所変わる]
1.
三組の関は営業部配属になった。
営業部にはイジメがあった。
三組にもイジメはあった。
山本は七組だった。生徒皆から慕われる番長だった。
その学校は昔、千葉の西船にあった。
国と国でもイジメはあった。
人類社会の中の国家。
景気回復の起爆剤はイジメだった。
シャッターに挟まったトノサマバッタ。
殺すか殺されるかなら、殺されてたまっか。
かっかっかっーぺ。
外見を気にするのに、下品な人間ばっかだから、
広告看板ばっかりの下品な風景になった。
手前は、亜米利加人でっか? 金閣にいた
金髪の女ナンパして暇潰したったマザファッカー。
85:84続き
07/08/15 06:11:29 m0eN4OZw
2.
自然淘汰か人為淘汰。雄は男、メスは女。
牢屋に入れられた男女。
罪名は、コーバドストフへの逮捕及び監禁。
学園祭に集まる人々。押すな。廊下にこぼした
クリームソーダのアイスが黙って溶けていく。
膨大なエネルギーの放出。
四谷見附交差点、猛火から逃げる人々。
宣言受諾の詔勅が8月14、放送が、
投下から、十日後の8月16日に、今日の東京は
3.
国際宇宙スーパーから、家に帰った。
モズクとメカブ買い間違えた。
誰だ?顔を上げたら、宇宙熊に顔なぐられた。
また会えたか宇宙熊。
手加減無しが礼儀だ。手前は手投げだんは好きですか?
ぐしゃんぐしゃんにしてあげた。
折れた前歯で肉かじる。余った肉は小さく分けたら
ぴったりとラップして冷凍庫へ入れた。
尻尾が生えた。寝汗がびっしょりだ。
目を開けたら鳩の羽が顔に落ちて、
一度跳ねた、二度跳ねた。
あれが黒揚羽、あれがカラス揚羽、あれが黄揚羽。
あははははは。
86:名前はいらない
07/08/15 06:15:29 C6hbDzgS
他所に誤爆した。ダサ杉(´・ω・`)
129 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/08/15(水) 06:12:15
初めて詩を作るのに、なんという練りこみ不足\(^o^)/
韻踏みにこだわりすぎて内容が意味不明ワロタ
[自由]
日が暮れる夜が来る
ひねくれて朝を待つ
くたびれて星を見る
そして その夜へ集う野犬
まるで 大都会の交差点
際限なく 集う野犬
加熱する まさに無限
この夜に 取り戻せ 宵に吼え
暁に 立ち向かえ 勝ち誇れ
ただ なんとなく 何度なく
まだ 何度なく なんとなく
87:名前はいらない
07/08/15 08:10:26 Mt64zVYi
はなび
どーん
はなびだ
キラキラ キラキラ
虹いろに輝くはなび
どーん
はなびがまたあがる
一瞬のいのち
キラキラ どーん
夏目雅子
本田美奈子
そしてあの子
花火と重なる
キラキラ笑顔
ああ 去年のはなびよ
あなたは 今 どこで 輝いているのか
88:名前はいらない
07/08/15 08:23:16 Mt64zVYi
元興寺
おぼえていますか
あなたと初めて旅行したのが奈良でしたね
ならまちの細い路地を迷いながら迷いながらようやく辿りついた元興寺
元興寺と書かれた石塔を見て小さなお地蔵様のいる門をいくつもくぐって
ようやく白い石畳の道の小さなお酒屋さんの前にある
元興寺の本堂に辿りつきました
たくさんのお地蔵様
大きな仏様と小さな仏様
みんな笑顔で迎えてくれました
あなたとみたこの風景を
私は今
こどもと二人で見ています
仏様に供えられた
朱色の光りが
風に揺れながら
あなたとの思い出を
映しています
この子の笑顔に照らされた
8mm映画の輝きに満ちた映像と
朱色のぬくもりを
あなたは感じてくれているでしょうか
89:名前はいらない
07/08/15 08:36:03 Mt64zVYi
奈良燈花会
何軒もの店がシャッたーをおろし
静まりかえった
奈良の夜が
あかりの花で目覚める
にぎやかな音楽ではなく
雅楽のしらべを一斉に奏でる
しゅいろのほのあかりの花々
ゆらめく光は
自分たちを見つめるカップルたちの幸せを思う
きらめく光たちは
自分たちを見つめる子のこれからがわたしたちのようにキラキラしたものになりますようにと願う
ほのかに暖かい光はフルムーンの夫婦の家庭がいつまでも自分たちと同じように暖かくありますようにと願う
たいせつな人を失った人の目に映る哀しき光はあなたの思いが光りの文となり夜空に輝く星に届きますようにと祈る
ああ
幾千のあかりよ
ああ
幾万の光りよ
お前は
今年もまたじっとそこにいて
何千人 何万人の人に
光の文を書き続けているのか
90:名前はいらない
07/08/15 08:50:57 Mt64zVYi
電車
幼いころは
電車が大好きだった
ただ
電車に乗りさえすれば
そのままレールの上を走り
勝手に行き先に辿りつけた
制服を見に纏うようになり
幼いころはキラキラしていた電車の窓からの景色が
急に色褪せて見えた
単調な同じ色彩と幾何学模様のリフレイン
同じ風の臭い
同じ電車の音
思いきって電車を降りた
いつもと違う風景は
新しい発見ばかりで
眩しく輝いて見えた
子供が産まれて
俺はまた
学生のころ
別れを告げた電車に
子供と一緒に乗り始めた
電車を降りるという子供をひたすら説き伏せて
色褪せて見えた風景になぜかほっとしながら
俺は電車に乗っている
電車から見える風景に妙な暖かさをかんじながら
91:酸素
07/08/15 09:47:04 /Decdcr+
【ループ】
花の輪郭をそっと撫でた
花弁が一枚はらり落ちた
地球は相変わらず回っていた
落ちた一枚を風がさらってゆく
次元を越えて宇宙へ
そして残されてしまった不完全な花と僕