*前の人がお題を書き込むスレ その10* at POEM
*前の人がお題を書き込むスレ その10* - 暇つぶし2ch423:名前はいらない
07/12/20 21:15:43 TCrPCewG
ひとつの標識が
ここからたつ
進むな先に、と

風が吹く

ひとつの標識が
砂に埋もれていく
その役目を
終えようとして

百年ぶりの雨は
大地を酔わせた
火酒のように

ふりむくと
砂丘を
撫でるように
やさしく
去っていく風がある



次は「境」

424:名前はいらない
07/12/22 00:46:06 gulQcEuS
「ドコ行くんだ?」

話し掛けられた人は 私の目の前を右から左に横切ろうとして立ち止まり 無表情をこちらに向ける

「よかったら、なんか買っていけよ」

私は 広げた風呂敷の上にある ごちゃごちゃした物の山をすすめた
その人は 無表情のまま物の山の前でしゃがみこみ ただ眺めていた

「最近、さっぱりでね。まぁ、売れなくても、遊びでやってるようなものだけどさ」

その人は結局 しばらく物の山を眺めたあと 無表情のまま 来た道を戻っていった

「へっ、冷やかしか。ま、いいけどね」

私は暇潰しに 物の山から無造作にひとつを取り出す
なにか花を型取った 不細工な首飾り
私の目の前を 68番目に右から左に横切った人の物
その人は どうなったかは分からない
ただ その人が肌身離さず持っていた物は ココにある

ココは そういう場所だ





次は「あかず」

425:名前はいらない
07/12/27 20:56:27 q9+PDfdN
ワイフ貰ってうれしかったが
いつも出てくるあかずはコロッケ




次は「スタミナ」

426:名前はいらない
08/01/30 00:46:25 BpERPNjN
どうにも、こうにも調子が悪うて
何ぞ足りんかと自問せば
嗚、 すたみな とやらが要るのですね。



次は「疑心」

427:soft ◆soft/e/9Do
08/02/08 20:02:33 xEeo2TDg
『疑心』
幼い命が刃物でズタズタに引き裂かれた
深刻を装った女子アナウンサーの
思想を混じり込めたアホみたいに強張った声を
いつまで聞いていなければいけないのか

お母さんとお父さんが閉じこもっている家が暗く映って
それから周りのクズな隣人へのインタビュー
適当な事を言うあのジジイとババアどもに
私はハヤシマスミ特製の十年間ことこと煮込んだカレーを
振舞ってあげたいと思うのだ

さようなら、人間もどき
こんにちは、不細工なお月様

暴走族もびっくりの騒音を撒き散らして
存在しないユートピアを熱心に説いてまわる
あの悪の結晶の選挙カーに
スーパーで買った卵を投げつけてやれば
少なくとも私の周りの世界は平和になるのだ、多分
Yes、Loveはいらない、求めちゃいない
ジョン・レノン、お前は間違っている

愛を歌いながら離婚して
今度は失恋を歌いながら堕胎する
仮面を皮膚に縫い付けたケバケバしい女には
ちんぽこの形をした大人のおもちゃを喉の奥深くまで突っ込んでやれ
そうして窒息させれば、恐らく成仏できる
普通に死んだらいけないよね

さようなら、暗黒のやすらかな宇宙
あっちへ行け、直視できない醜い太陽

私は自分で目玉をくりぬいた
私は自分で耳の穴にセメントを流し込んだ
お口は塞がないのだ
まだきっと言いたいことがあるだろうから

__
次は『アメリカ』でお願いします





428:名前はいらない
08/02/17 01:12:52 mWPL8Tfj
日本にとっては切っても切れない縁なんじゃないかな
どんなことであれ、それが無ければ始まらないって感じがするしね
いつもお世話になってるよ
もうそれが無い日なんて考えられない
大好き
もう信仰の対象としてみなしてもいいくらい
嫌いな人なんているの?
もしいるとしたら軽蔑されても仕方ないと思うね
それくらい重要なんだよ大事なんだよ
もっともっと大切にしなきゃ好きにならなきゃ感謝をしなくちゃ
もはや君の一部といっても過言ではないからね
そうだ今度ぼくの家に来なよ
それの魅力や素晴らしさをたっぷりと教えてあげるからさ










え?
米の話じゃないの?



次は「モラトリアム」

429:名前はいらない
08/04/30 03:08:08 pMp0i9Hm

人生のはしっこに鋏を入れて
細く細く切り開いて
その上をそろそろひょろひょろと歩く

落ちないように千切れないように
下を見ないように

どんどんどんどん
細くなっていくけど
まだ大丈夫みたいだ

--------------------------------------

次は「熱帯魚」で

430:鬼津月 ◆tBqj2O1lqQ
08/04/30 23:54:38 7sH/NsEa
  熱帯魚

まばゆい原色の衣をひらめかせても
ただ泳いでいるだけ
本当はなにもない
閉ざされたガラスの箱の中に空しく
冷めた世界を奏でる
機械仕掛けの泡は終りもなく連なる
ただ消えるために
上を目指し
揺れる
体は長すぎる尾鰭に従い
こわれ
水底の砂に伏すまで
狂った色合いを滲ませ続ける
誇らしげに
毒々しく
ただ泳いでいるだけ
本当はなにもない

―――――――

お次は「五月晴れ」で。

431:五月晴れ
08/05/11 23:52:30 2XaBdXD3
なんだってそんな大声で叫びながら飛ぶんだ

ひばりよ

ただでさえ暑苦しいってのに
日陰もない空のまっただなかで



432:431
08/05/12 00:01:32 3mq+GyW/
次は「返してくれ」で。

433:cレール ◆n/ANJuS0Pg
08/05/12 22:38:14 N3PZK6fc
「返してくれ」

日々を
かけがえのない
たわいもない会話
寄り添って住んだ小さな部屋
窓縁で過ごし眺めた日差し
小さな犬と桜の季節と
愛してたかの人は消え行く
今この前で消えようとする

返してくれ
巡り巡って還る季節と
月の満ち欠けを数億倍の
速度に速めて幾数世の
輪廻を早めて返してくれ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お次は「ざわめきの中で私は」でお願いしまっす。

434:名前はいらない
08/05/25 12:24:04 SweJpixe
「ざわめきの中で私は」

ざわめきの中で私は
人になる
普段は何かではあるが
何でもない

ざわざわした場所に
わざわざ向かう私は
私なのか

ざわざわした場所に
わざわざ向かう私は
君ではないのか

ざわめきの中で私は
人になる
普段は何かではあるが
何でもない

------------

次は「品川」

435:ローカルルール変更議論中@自治スレ
08/08/16 14:51:22 2s+Ozy+f
「品川」

おしゃべりくそやろうと呼ばれる男がいる
漫才師である
その片割れである
ブログを書いておる
大層な人気だそうだ
今ではニュース番組にも真面目な顔してでたり
本も出したらそこそこ売れたり
映画監督もやったりなんかしちゃったり

もう一度言う
彼は漫才師である
お笑い芸人である
だがその体を張ったネタは留まるところを知らない
故におしゃべりくそやろうと呼ばれる

いい加減にしろと
誰かが後ろから突っ込んでも
止める理由はない

人生は幕が下りるまで自分の番なのだ


436:ローカルルール変更議論中@自治スレ
08/08/16 14:54:50 2s+Ozy+f
ホワイトクレーム

437:ローカルルール変更議論中@自治スレ
08/08/17 16:44:47 nuHtnXeC
チンボ代理店

438:ローカルルール変更議論中@自治スレ
08/08/17 17:16:54 EfCmnXbD
参加させたくないだの
なら辞めりゃいいわけでもなく
行列がなんだって
は?って感じなんですけど

不倫かなんかしらねーけど
テメーの配偶者ぐらいテメーで抑えろ!ボケ

439:ローカルルール変更議論中@自治スレ
08/08/20 01:17:35 J7INklyw
花より●○

440:ローカルルール変更議論中@自治スレ
08/08/21 22:53:40 71CWqwKr
考える
未来のコト
じゅうにじかんまえ人殺した
考える
逃亡サキ
苦悶の表情
刺されたあいつより刺したわたしが
苦悶の表情
今、電話のベルが鳴って
『・・・・・・』
いつもの無言電話
分かっているのかしら?
わたしは闇に怯えるか弱い花のような乙女じゃなく
もはや鋭い針と牙をもつ毒蜘蛛だってことを
わかってないからあいつも今日・・・
ねぇ、そんなに黙ってると


『あんたも殺すわよ』


441:ローカルルール変更議論中@自治スレ
08/08/21 23:39:45 71CWqwKr
ノック

442: ◆2RWHOU4ClQ
08/08/28 01:18:44 MbXCp/+N
投げやりになつても仕方がないのですが

手の甲を木の板に叩きつければプライベエトを尊重したということになるそうなのです

(はいほう)

(はいほう)

(はいほう)


木は気の抜けたもので
まともな返事を返してくれやしませんから

プライベエトなどどうにも関係ないやうな気がしてなりませんが

ともあれ手の甲を木の板に叩きつけることで彼女は許しを得るのださうです




---------------
『おつかいのためと称して』で。

443:ローカルルール変更議論中@自治スレ
08/09/03 13:46:34 ZPNXtEsD

せつない 揺れる 花びらの紅

ゴウゴウ 流れる トラックの黒

永遠 空映す 川面の蒼

やつきばや 繰り出される 言葉の白

ふさぎこむ 君の目に 太陽の黄

八月の終わりと九月の始まりにエピローグ

ちょっとそこまでおつかいとか言ったけど

ホントは最後に君の顔が見たかったんだ

さようなら ありがとう 帰り道のぼやけた緑


君に逢えてよかった







‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
蟹化する街


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