08/04/29 08:43:12 4pi7cAX/
ブックレット制度は、列車の切符のグリーン席のように
金で快適さを買うもの、という理屈があった
別にブックレットが、良いか悪いかの話はしないけど
あの理屈は違うんじゃないかな?
もともと列車の切符の一等二等って差が生まれたのは
ヨーロッパの階級社会が背景にある。
上の階級の人が、下の階級の人と一緒に座ると
話す言葉も、立ち振る舞いも、着ている服も・・・
全てが世界が違うから落ち着かない
逆に下の階級の人も、上の人と一緒に座ったりすると
気づまりで落ち着かない
だから、元々から別の種類の人間がいるという前提で
別々の乗車環境を用意したっていうのが正しい
別に高い料金区分を設定して金儲けをしよう等という
そんな発想では始まっていないんだ
ところが日本では、社会的な階級制度が混乱していて
上下の感覚も希薄だし
つい列車の切符の格差も
金と快適さを、比例の関係で販売する仕組みなんだと
誤解してしまったんじゃないかな?
そういう面もあるけど、根っこの部分は違うんだよね
最初からある階級差に合わせて作った格差とは違う
その辺が、ブックレット論議でよく脱線していた・・・
そんな気がするな