09/07/11 21:35:25 NVIY8a8M
>>505
>>518
もともと格安航空券などなかった時代に、大手旅行会社が航空会社との関係に縛られて手を出せなかった
IT航空券(団体旅行・パック旅行の部品としての航空券)の単品ばら売りを始めたのが
秀インターナショナル・マップ・ミルキーウェイなど。
学生の貧乏旅行がはやり始め、バックパッカーブームを生むにつれ、一挙に市場が拡大。
世間に認知される。
格安航空券として市民権を得るにつれ、航空会社のマーケティング戦略に飲み込まれ、
安売りのための販売チャネルとして組み込まれていく。
中小会社は淘汰されてしまうが、HISは生き残った。
インターネットショッピングとクレジットカード決済が一般的になると、
航空会社は自社で直接顧客に格安航空券を販売することが可能になった。
そこで悟空、エコ割などの格安航空券の直販を始める。
もともと航空券のコンピューター予約システムは、インターネットショッピングに
きわめて親和性が高い。
やがて航空会社は、直販システムによって、貧乏旅行者だけでなく、ビジネス客をも
取り込んでいく。
客にとっても、夜中でもその場で予約が取れ、支払いができ、マイルがたまる
航空会社サイトのほうが便利。
航空会社にとっては、WEB利用での顧客の割合が増加した時点で、在庫調整弁としての
格安航空券販売専門の旅行会社の利用価値はなくなった。