10年間メールで探し続けました2at OVERSEA
10年間メールで探し続けました2 - 暇つぶし2ch200:異邦人さん
08/09/30 22:44:32 jP9cNll7
575 名前:名無し名人 mailto:sage [2007/04/14(土) 11:48:03 ID:H9YMeKPL]
>>573 ヒント

東京在住32歳男性。今まで書いたメールは数万通。
ネットを通して100人以上の女性としりあってきました。

東京のすぐそばに生まれ、メル友に導かれるままに大学時代を沖縄ですごし、ネットでの出会いを中心に恋愛、結婚をしました。
バツイチで現在独身。
別々の女性との間に娘が2人います。

趣味は将棋、旅行、ドライブ、カラオケ、クラシック音楽など。
将棋は県代表複数回、関東優勝の経歴があり、ネットでの出会いと並んで人生の大きな一角を占めています。



591 名前:名無し名人 mailto:sage [2007/05/15(火) 13:41:53 ID:0NmxZPCh]
どしたどした?
それよりブログのヒントくれよ
検索用のキーワードとか
昔のブログは知ってたけど


592 名前:名無し名人 [2007/05/15(火) 13:47:27 ID:pfUu1T6x]
飯塚公美



201:異邦人さん
08/09/30 22:46:57 jP9cNll7
というわけで・・・
山田のブログが将棋板で何かと話題になって(お祭り状態?)
それで山田はブログを非公開にしていくらかの記事を削除したということみたいです
ブログを非公開にしているうちにブログが忘れ去られてしまって、
それから事件が起こって再びこのブログのことがピックアップされたということだと思います
非公開にして誰にこのブログを見せていたのか分かりませんけどね・・・

202:異邦人さん
08/10/01 02:31:08 rknRhfve
>これより9ヶ月の間、しげさんのブログは途絶えます。
>その間に一体何があったのか?
>この空白期間に何をしでかしていたんだろう…

幸せなときはブログに何も書く意欲は起こらないんだよ。
絶望して不幸せの真っ只中のときに執筆意欲が沸いてくる。

203:私の大切な棋譜
08/10/02 11:58:52 ZUjL0vM9
2008年 01月 01日

私の手元に残っている3668局の私の棋譜の中から
一番よかったと思う5局を選んでみた。
弱いなりに、たいした才能もないわりには、
まあがんばってきたほうじゃないかと思う。
仕事をしながら、大好きな人と暮らして、
これからはぼちぼちと楽しみながら
将棋を続けていければいいと思っていた。
私を応援してくれた地域の将棋界にも
恩返ししたい気持ちもあった。
しかしついに願いは果たされず、
かえって迷惑をかけることになってしまいそうだ。
私は、将棋も女も地域も家族も友達も、
実は誰も愛してなくて
だから誰からも愛されなかったのかもしれない。
それでも、私は私なりに一生懸命がんばって生きてきた。
いつも苦しみながらがんばってきた。
その記録を何かに残したかった。


URLリンク(pds.exblog.jp)
尊敬する加藤一二三先生と。田中誠氏撮影。

204:私の大切な棋譜
08/10/02 12:00:56 ZUjL0vM9
開始日時:1996/07/28(日)
棋戦:アマ名人戦沖縄県大会決勝
戦型:相居飛車力戦型
先手:権藤敏夫 五段
後手:山田茂樹 四段

▲76歩 △84歩 ▲68銀 △85歩 ▲77銀 △34歩 ▲56歩 △54歩
▲48銀 △62銀 ▲57銀 △53銀 ▲46銀 △42銀上▲58飛 △64銀
▲78金 △52金右▲96歩 △53銀上▲26歩 △32金 ▲25歩 △41玉
▲28飛 △44銀 ▲66銀 △74歩 ▲24歩 △同歩 ▲同飛 △86歩
▲同歩 △同飛 ▲28飛 △23歩 ▲87歩 △82飛 ▲69玉 △94歩
▲36歩 △14歩 ▲37桂 △73桂 ▲79角 △65桂 ▲35歩 △55歩
▲24歩 △同歩 ▲65銀 △同銀 ▲36桂 △23銀 ▲34歩 △56歩
▲35銀 △同銀 ▲同角 △99角成▲53歩 △42金右▲24桂 △同銀
▲同角 △27歩 ▲同飛 △23香 ▲42角成△同玉 ▲52金 △31玉
▲24歩 △89馬 ▲23歩成△78馬 ▲59玉 △77馬 ▲48玉 △36桂
▲38玉 △28金 ▲同飛 △同桂成▲同玉 △27歩 ▲同玉 △15桂
▲16玉 △27角 ▲25玉 △36銀 ▲26玉 △44馬 ▲35桂 △25歩
▲同桂 △35馬 ▲同玉 △45飛
まで100手で後手の勝ち

はじめて県代表になった1局。
▲87香とかひどい手。
このころ、自分は弱かったけれども若かったから
勝ちを拾うことができた。
最後の詰みを読めてからは緊張で指がふるえてしまって
うまく着手することが難しかった。

205:私の大切な棋譜
08/10/02 12:01:48 ZUjL0vM9
開始日時:2000/01/07(金)
棋戦:北習志野F研
戦型:△横歩取り3三桂戦法
先手:山田茂樹五段
後手:渡辺明奨励会三段

▲76歩 △34歩 ▲26歩 △84歩 ▲25歩 △85歩 ▲78金 △32金
▲24歩 △同歩 ▲同飛 △86歩 ▲同歩 △同飛 ▲34飛 △33桂
*当時名人戦でこの戦法が指され、注目されていた。
▲58玉 △62玉 ▲16歩 △72玉 ▲36飛 △42銀 ▲15歩
*わりと最新の対策。
△62金 ▲38金 △82銀 ▲48銀 △84飛 ▲96歩 △94歩 ▲77桂
△24飛 ▲27歩 △84歩 ▲75歩 △83銀 ▲76飛 △54歩 ▲68銀
△53銀 ▲36歩 △42金
*先に4四銀だったとの感想。
▲35歩 △44銀 ▲36飛
*ちょっと好手。
△45銀 ▲16飛
*序盤で指した15歩を生かしている。
*後手は4五銀で飛車を追ったが、
*次に▲3七桂で銀が死ぬので受けが必要になっている。
△55歩 ▲37桂 △54銀 ▲26飛
*好手。後手はバランスが悪く、飛車交換はできない。
△25歩 ▲36飛 △45桂
*桂頭攻めを見せられて動かざるを得ない。
▲16飛
*これまた好手。▲4五同桂では△同銀が飛車あたりに
*なるのを事前に避けで桂交換して▲3四桂を狙っている。
△52金左▲97角 △26歩
*これからの一連の指し手はジリ貧を嫌った後手の決戦策。
▲同歩 △37桂成▲同金 △56歩 ▲同歩 △95歩
*狙いの勝負手。

206:私の大切な棋譜
08/10/02 12:02:22 ZUjL0vM9
▲34桂
*この手を指した直後、対局中にでも渡辺君が笑い出したのはびっくりした。たしかに一見筋悪でなさそうな手だが・・・おおポカをやらかしたと思ったか?!
*自分「そんなにおかしい?」渡辺「(笑)いや、失礼しました」
△44角
*△3三角だったとの渡辺君の感想。
▲74歩 △同歩 ▲31角成△96歩
*これで、一見後手がうまく端を攻めて勝負形に持ち込んだようだが・・・
▲25歩
*狙いの一着。
△同飛 ▲26金 △24桂
*△2四飛▲2五歩△2三飛だと▲3二馬で飛車が死んでしまう。後手玉は7三歩の叩きがあるので飛車に弱い。
*桂を使うのはつらいが飛車の取り合いに持ち込む勝負手。
▲25金 △16桂 ▲42桂成
*▲3四桂もここで使えて一人前になった。
*数手前の△4四角で3三角だったら、この攻めはなかった。
*
△29飛 ▲34金 △28桂成▲73歩
*手筋だが。「ありがたかった」との渡辺君の感想。
△82玉 ▲52成桂△38成桂▲59銀右△49飛成▲57玉
*予定は▲6九玉だったが、それは△4八成桂で大変。
*地味ながら好手と思う。
△77角成▲同金 △65桂 ▲66玉 △52金 ▲61角
*決め手。後手は受けなし。
△73桂 ▲83角成△同玉 ▲81飛 △82桂 ▲91飛成
*会心の1局となった。私の一番良かった時期の1局。
まで99手で先手の勝ち

207:私の大切な棋譜
08/10/02 12:03:09 ZUjL0vM9
渡辺竜王は当時奨励会三段で、
この将棋のときにやっていた三段リーグを抜けて四段になった。
生真面目な宮田五段とかと違って、性格的に相手が格下だと
その相手なりの将棋を指してしまうことが多いせいか、
けっこう勝たせてもらった。
この将棋を勝ったときに、研究会の成績が5連勝で
単独トップになり、観戦していた堀尾三段が
「山田さんが単独トップだ!」と叫んだのをよく覚えてる。

その後の3人の人生は三様で、
渡辺君のあまりにめぐまれた人生と
(もちろんそれを支える努力はもちろんあっただろうし
彼なりの苦労や苦しみももちろんあっただろう。
しかし他の2人も同じように努力し苦しんでいるのだ。
もちろん、私も、私なりに苦しみがんばってきた)
宮田君の病気などの運命、堀尾君の苦しい生活と退会という運命
を考えると、運なのか、才能なのか、わからないが
いつも世の中の不条理を感じてしまう。

208:私の大切な棋譜
08/10/02 12:08:59 /fzu13Fz
開始日時:2000/03/26(日)
棋戦:レーティング選手権関東大会
戦型:△四間飛車対▲棒銀
先手:山田茂樹五段
後手:矢橋 修五段

*矢橋さんとは初手合い。もともと有名な強豪だったがこの対局の数ヶ月後に支部名人になった。四間飛車党、大山流の受け将棋、元奨励会などということはしっていた。
▲76歩 △34歩 ▲26歩 △44歩 ▲48銀 △42飛 ▲68玉 △62玉
▲78玉 △72銀 ▲56歩 △71玉 ▲58金右△32銀 ▲96歩 △94歩
▲25歩 △33角 ▲68銀 △82玉 ▲36歩 △52金左▲57銀左△43銀
▲68金直△54歩 ▲46歩 △12香 ▲37銀
*4五歩早仕掛けを誘われた意味もあるが、本局は棒銀にかけようと思っていた。
△32飛
*ここからの数手は一手前に受け、仕掛けを封じる大山流。
▲26銀 △42角 ▲24歩
*それでもしかける。ここで▲3八飛では△5三角~△4二金と組まれて作戦負けになる。
△同角 ▲45歩 △33角
*△4五同歩は▲1一角成△3三角▲同馬△同桂▲3七銀(△2二飛なら▲1一角あり)で居飛車指せる。
▲44歩 △同銀 ▲25銀
*難しいところでわからなかったが、大きな勝負なので前に出ることを重視した。
△53銀 ▲66歩 △42飛 ▲46歩 △43金 ▲37桂 △15角 ▲48金
△22飛 ▲65歩 △33角 ▲45桂 △88角成▲同玉 △42銀
*桂取りを見せている。△4四銀は▲1一角から角を切られるのを嫌った。
▲11角 △31銀
*長考されての着手。△3二飛は▲1六銀もしくは▲1四銀!で大変とみたか。数手後の△3二角を視野に入れての銀引きと思われる。
▲22角成△同銀 ▲77桂
*▲3二飛は△4四角以下捕獲されてしまう。
△32角
*いかにも矢橋さんらしい手。こちらからの▲3二飛を受けた。ノータイムの着手。桂とりを見せて急がせている。
▲35歩 △同歩 ▲38飛 △44歩 ▲35飛 △33歩 ▲同桂成△同桂
▲34銀 △同金 ▲同飛 △55歩
*急所の一着。

209:私の大切な棋譜
08/10/02 12:10:04 /fzu13Fz
▲44飛
*▲5五同歩が冷静だったかも。ただ▲同歩△8四桂▲6七金△7六桂!(同金6七角)が気になった。
△56歩 ▲同銀 △26角 ▲42飛成△41銀 ▲32龍 △同銀 ▲37歩
*2六角は遊び駒とは言えず、居飛車やや苦戦かもしれない。
△59飛 ▲34角 △19飛成▲64歩
*急所の一着。
△同歩 ▲63歩 △43歩 ▲62金 △66香 ▲58金左
*受けの勝負手。底歩を見せて攻めをあせらせる。底歩が打てると急に安全になる形。
△69龍
*底歩を嫌ったが疑問。△8四桂なら▲5九歩としても△7六桂▲7八玉とできない(△6二金がある)ので端に追われることになり自信なかった。
▲61金 △同銀 ▲79金
*この金が受けられて、急に自信がでてきた。龍が逃げてくれれば、▲4二飛で勝てる。

210:私の大切な棋譜
08/10/02 12:10:31 /fzu13Fz
△44角
*きわどいきかし。強く龍を取る手もあったか?しかし逃げてもらって、▲4二飛を目指すのが正着だろう。
▲55歩 △42桂
*勝負手第2弾。角取りとともに△4二飛を消している。角を逃げていると、龍を逃げられて、その後角が目標になる。
▲69金 △同香成▲78玉
*▲1六角は△1七角成で無意味。角を取られたあとの△7九角を消し、すぐ△4二飛を打てるようにした。
△57歩
*うまいきかし。これを打たれたときはまずいと思った。
▲同金右△79金 ▲67玉 △34桂 ▲42飛 △52歩 ▲32飛成△78角
▲66玉 △87角成▲41龍 △78金 ▲67金寄
*この手でなんとか受かっているようだ。
△71金 ▲51飛
*勝ちを見きった手。先手玉は飛車を渡しても寄らないので二枚替えできる。
△77金
*これをうっかり取ると大変なことになる。
▲61飛成△同金 ▲同龍 △54桂 ▲57玉 △67金 ▲同銀
*飛車の王手を嫌った。
△71金 ▲52龍 △72飛 ▲54龍
*大勢決す。
△35角 ▲34龍 △17角成▲84歩
*急所の寄せで受けなし。
△74歩 ▲64龍 △86馬 ▲75桂
まで137手で先手の勝ち

関東に戻って初代表になったときの将棋。

211:私の大切な棋譜
08/10/02 12:11:16 /fzu13Fz
開始日時:2000/05/20(土)
持ち時間:45分60秒
棋戦:関東朝日名人戦決勝
戦型:▲雁木対△急戦矢倉
先手:菊田裕司六段
後手:山田茂樹四段

▲76歩
*菊田さんは、アマチュア史上最高の実績をあげた方のひとり。京大時代はアマチュア三冠王になったり数々の輝かしい棋歴を持つ。
△84歩
*私はスケールの大きな指し手、鋭い踏み込み、鮮やかで美しい収束を見せる菊田さんの将棋をアマ棋士の中でも一番に近く尊敬していたので、この舞台で十分な持ち時間でさせることは本当にうれしかった。
▲68銀
*菊田さんは比較的オールラウンドな戦法を指すが、矢倉と四間飛車が多い。
△34歩 ▲66歩 △62銀 ▲56歩 △54歩 ▲48銀 △42銀 ▲58金右
△32金 ▲78金 △41玉 ▲69玉 △52金 ▲36歩
*変化。相手を格下と見たか?もっとも菊田さんは大局観がよいので変わった将棋も得意。
△33銀 ▲57銀右△85歩 ▲67銀
*雁木作戦。
△64歩 ▲77角 △74歩 ▲26歩 △63銀 ▲46歩 △94歩 ▲96歩
△73桂 ▲59角
*やや不安な手。あえて誘った感じもある。
△44銀
*機敏。▲5九角を積極的にとがめにいく。5~6筋で戦いになれば角がそれたのが損な手になる。
▲25歩 △55歩 ▲24歩
*▲5五同歩は△6五歩で▲同歩△同桂で5筋にも歩がきくのが厳しく一方的に攻められる。
△同歩 ▲同飛 △23歩 ▲28飛 △65歩
*力をためて当然。すぐに取り込んで銀をぶつけても雁木の中央の厚みが生きる。

212:私の大切な棋譜
08/10/02 12:14:25 /fzu13Fz
▲77角
*後手十分。言い分が通った。
△64銀
*好手。のちに出てくるが△7五歩からの角頭攻めも見ているので6筋が良い。先手からは5筋6筋の両方とも取ることができないので苦しい。
▲37桂 △31玉
*良い落ち着き。先手から手がないことを見越している。▲4五歩は△5三銀でのちに桂頭を狙われたり、△5五角が3七角成を見せることになるので突きにくい。
▲45桂
*駒を使って、相手のミスを待つ。キャンセル待ちの手。
△42金右▲79玉 △14歩 ▲24歩
*端を受けるべきだったかも。
△同歩 ▲同飛 △23歩 ▲27飛
*菊田の大局観。先を見越してる。
△15歩
*素晴らしい落ち着き。
▲68金右△84飛
*次は△7五歩▲同歩△同銀を見ており、攻撃準備完了の一手。
▲55歩
*一方的に攻められてはたまらないと、やむない決戦策。
△同銀左▲35歩
*菊田さんらしい才能ある手。△4四歩を誘っている。
△44歩 ▲56歩
*ノータイム。一連の読み筋。
△66銀 ▲同銀右△同歩 ▲同角
*これが飛車取りなのが自慢。
△75歩 ▲53銀
*ノータイム。菊田さんはおそらくこの手まで読んでいて、勝負に出たと思われる。
△同銀なら(△同金でも似たような変化)▲同桂成△同金▲7五角が間接王手飛車のようになって後手壊滅。
また△4五歩も▲2二角成△同金(△同玉は▲6四銀成から王手飛車)▲6四銀成△同飛▲7五角くらいで、壁金が痛く後手負け。
*ここ数手の先手の指し手のすごさにはうなった。
△65歩
*唯一のしのぎ。角を逃げてくれれば、5三を清算して後手勝ち。

213:私の大切な棋譜
08/10/02 12:16:31 /fzu13Fz
▲42銀成△同玉 ▲88角 △66歩
*打ったばかりの歩を着く逆モーションの絶妙手。生涯最高の手かも。
*△4五歩と指すと▲2二角成△同金▲5四金と指されて桂得ながら固い玉から一方的に攻められ、危うい。▲5四金は放置すれば▲6四金~5五角だし、△5三銀打と受けても▲同金で取る駒なし。(5五角か3一角あり)
▲同角 △65銀打▲88角 △66歩
*難しいところだが、角筋を止めて桂をはずすという一環した狙い。
▲同銀 △76銀
*次に桂をはずせば必勝。
▲65歩
*これも難しい手。△同桂も普通だったか。△同桂▲7七歩は△8七銀成があるので無効。
△同桂なら▲同銀として△同銀引になる(同銀上がるは▲5三金~▲2四歩~▲3六桂で受けにくし)
ので先手は攻めに専念できるし、そこで▲3三桂打のようなミラクルな手を狙っていたのかも。
△45歩
*不退転の決意の一手。ここで1時間を使い切り、1分の秒読みに。ここでは不思議に勝てるかもしれないと思い始めていた。
▲64歩 △86歩
*銀を見捨てた以上攻める一手。
▲同歩 △87歩 ▲同金
*遠く2七に飛車が働いてくるのが菊田裕司のすごさ。一歩あれば△6七歩で決まりだが、それも織り込み済み。
△同銀成▲同飛 △76桂 ▲55銀 △59銀
*当然ながら好手。
▲69金打△68桂成▲同金 △76金
*これで先手玉は部分的に受けなし。また駒をたくさん渡すと即詰みもある。
▲54桂 △31玉 ▲44銀
*詰めろだが。
△同角 ▲同角 △33銀 ▲42銀
*強烈な追い込み。先手玉は2枚ぐらい渡さなければ詰まない。
△22玉 ▲31銀打
*強烈第二段。△同金は▲3三銀成~3四歩で負け。

214:私の大切な棋譜
08/10/02 17:31:30 TGeEt5kN
*追記。取る手があった。金銀2枚で先手玉は詰み。
△13玉
*取るほうが明快だったか?気迫に押された。
▲33銀不成△同桂▲同角成△同金 ▲22銀打△14玉
*序盤の心の余裕がここで一手の差となった。
▲58角
*合駒が悪いことを見越した勝負手。受けにもきいている。
△25銀 ▲33銀不成
*一連の手順で詰めろ逃れの詰めろになった。
△68銀成▲同玉 △67金打
*お返しの捨て駒。
▲同角
*▲同飛では△同金▲同角とすると後手玉の詰めろが消えてしまうのではっきり先手負け。
△87金
*金捨てで詰めろを消して、逆モーション。攻防に飛車を打つ手も生じて後手の勝ちへ。

215:私の大切な棋譜
08/10/02 17:31:56 TGeEt5kN
▲16歩
*菊田さんはあきらめたような手つきだった。
△28飛
*詰ますためには限定打。
▲58銀
*さすがの銀合い。美しく負けてくれるものだ。
△79角 ▲同玉 △78金打▲同角 △同金 ▲同玉 △58飛成▲68桂
*この桂合いを残すための銀合いだが。
△69角 ▲77玉 △76銀
*この手を指す時は指が震えた。
*詰みのいろいろな変化で、すべての駒が意味を持っている。
*
*追記、3三や2五の銀や打った桂もすべて詰みに関係している。一見簡単に見えるが難しく、今のぼくだったら詰ましそこねたと思う。この7六銀でようやく最終図が見えた。
▲同桂 △78角成▲66玉 △56馬 ▲75玉
*菊田さんほどの人がここまで指したのは詰みの形が美しいから。
△74飛
*美しい投了図。
まで138手で後手の勝ち

持ち時間が長いこともあって自分の中では最高の将棋だと思ってる。

216:私の大切な棋譜
08/10/02 17:32:21 TGeEt5kN
開始日時:2006/10/29(日)
持ち時間:30分切れ負け
棋戦:赤旗名人戦千葉県大会決勝
戦型:変則相掛かり模様
先手:武田俊平
後手:山田茂樹

▲76歩 △84歩 ▲26歩 △34歩 ▲25歩 △85歩 ▲78金 △32金
▲68玉 △86歩 ▲同歩 △同飛 ▲24歩 △同歩 ▲同飛 △84飛
▲87歩 △23歩 ▲28飛 △72銀 ▲38銀 △94歩 ▲96歩 △74歩
▲46歩 △75歩 ▲同歩 △73銀 ▲47銀 △64銀 ▲22角成△同銀
▲88銀 △76歩 ▲58金 △75銀 ▲45歩 △35歩 ▲44歩 △同歩
▲95歩 △41玉 ▲94歩 △95歩 ▲56銀 △33銀 ▲22歩 △同銀
▲45歩 △33銀 ▲22歩 △同銀 ▲44歩 △同飛 ▲83角 △62金
▲65角成△64銀 ▲45歩 △34飛 ▲76馬 △36歩 ▲同歩 △46角
▲35歩 △14飛 ▲18飛 △24飛 ▲44歩 △42歩 ▲25歩 △同飛
▲48飛 △19角成▲43歩成△同歩 ▲同飛成△42金 ▲44歩 △54香
▲65銀 △31銀 ▲54銀 △同歩 ▲同馬 △29飛成▲34龍 △33歩
▲45龍 △18馬 ▲43香 △76桂 ▲77玉 △88桂成▲42香成△同銀
▲32金 △51玉 ▲42金 △61玉 ▲88玉 △77歩 ▲同玉 △45馬
▲同馬 △72香 ▲73歩 △同香 ▲76歩 △同香 ▲同玉 △75飛
▲86玉 △85銀 ▲97玉 △96歩 ▲88玉 △78飛成▲同玉 △79金
▲77玉 △76銀打▲66玉 △65銀引▲77玉 △76歩 ▲88玉 △89金
▲98玉 △99金 ▲88玉 △89龍
まで132手で後手の勝ち

217:私の大切な棋譜
08/10/02 17:32:47 TGeEt5kN
いわゆる消化試合ではあって、
武田さんにとっては本気とはいえない将棋かもしれないが、
比較的新しい棋譜の中で
大きい勝負に勝てたものとして選ばせてもらった。
武田さんはけっこう恋愛にハマる体質のようで
某女流アマ名人や某女性アマとのことでトラブルもあったが
それを乗り越えて将棋に打ち込む姿勢には感心する。
プロや女流ばかり優遇の将棋の世界でアマチュアが
情熱をもって続けていくことの難しさを実感しているから。
ぼくは別に武田さんが好きではないが(勝負に汚いし)
あれほどの情熱をもって打ち込んでいる人を
女性の人が誰も愛してくれないのだとすれば、
将棋とはなんて悲しい競技だろう。

▲ # by shigeshogi | 2008-01-01 10:07

218:<注>
08/10/02 17:38:12 TGeEt5kN
この日記を挟んでブログは再び中断します。
そして再開するのは2008年6月。
そこから犯行当日まではノンストップで書き綴られます。
いよいよ最終章を迎えたしげさんブログ。
ストーカー犯罪の真実を、どうぞご覧ください。

219:私のミスサイゴン
08/10/03 09:57:33 clE8NiTB
2008年 06月 20日

名前はPhan Thi Minh Tram 
ファン ティ ミン チャム、という。

漢字で書くならば潘氏明簪ということらしい。
自分を公美を失った苦しみからやっと解放してくれた女の子だ。
長い時間をかけて、この人がいてくれるなら、公美がいなくても大丈夫。
そんなふうに思わせてくれた。
自分自身も、愛する人を追って日本にやってきた情熱あふれる女の子。

初めて出会ったときはまだ別府に住む大学生だった。
セイクラブでの自分の部屋
「さびしがりやのしげです。やさしい女の子と話がしたいな」
を訪れてくれた。
公美のことを話したら、その一途さに「感動した」と言ってくれた。

毎日、ほとんど一日もかかさず、ぼくの部屋を訪ねてくれた。
その後、スカイプで話すようになった。
ほとんど毎日、それは一年を超えた。
とにかくいろんなことを話した。
スカイプをつなぎながら、一緒に体操もした。
仕事がどうしてもできなかった自分に仕事へ挑戦させてくれた女の子。


知り合っしばらくして、別府を訪ねた。
まだぼくは半信半疑だった。
自分にもう一度愛が訪れることが信じられなかった。
愛してもらえるのか、不安だった。

220:私のミスサイゴン
08/10/03 10:00:52 clE8NiTB
でも彼女はぼくを包み込んでくれた。
ぼくのことを自分から求めてくれた。
そして抱き合った。
そして愛してくれた。
心を支えてくれた。

本当にありがとう、ありがとう、ありがとう。


ぼくはこの人と一緒に幸せになりたい。
一生懸命尽くせば、きっとなれる。
この子はぼくの真心をきっときっとわかってくれる。
今、状況は苦しくなってきたけど、まだぼくは信じています。

愛するベトナムホーチミン市(サイゴン)生まれの女の子。
ぼくの、ぼくだけのかわいいミスサイゴン。
どうかお願いします。神様。ぼくたちを一緒にさせてください。

チャムが一番最初に送ってくれた写真をここに飾ります。

▲ # by shigeshogi | 2008-06-20 02:44

221:運命の出会い
08/10/03 10:03:16 clE8NiTB
2008年 07月 17日

2007年3月30日深夜、ぼくたちはセイチャットで出会った。

セイチャットというのは、セイクラブというSNSの中にある
チャットのサービスで自分はそのころ毎晩そこにいたのだ。


2007年3月24日、公美の誕生日に笠間の公美の実家を訪ねたのだけど
予想通り公美はいなかった。
ずっとドイツにいったままだったのだろう。
私としては別段違法の範囲に入る行為はしないつもりだったが
見解の相違もあって、ドアホン越しに中の人と話をしているうちに
警察を呼ばれ、太った警官に羽交い絞めにされ、
笠間警察署につれていかれ、
ちょっとこわもての警察官にこってりしぼられた。
父親もよばれて、ようやくの解放となった。

その日のあとも自分の絶望の気持ちはかわらず
何か救いをもとめて毎日夜はチャットで誰かをまっていたのだった。
自分の開く部屋の名前は
「さびしがりやのしげです。やさしい女の子とお話したいな!」
という名前だった。
はっきりいって普通の女の人なら
ちょっと入るのに躊躇してしまう名前だ。
わざとそういう名前にしたのだった。
そうすれば自分が出会いを探しているんだってわかるから
そうじゃない人は入ってこないと思ったからだ。
実際にはときどき、冷やかしの人や、出会いを探している人を
憎んでいるような人がきて文句を言ってくることが多くて
そういう場合はすぐに部屋を追い出したりしていた。
何日もそうやって部屋を開いて待つ日が続いた。

222:運命の出会い
08/10/03 10:06:14 clE8NiTB
そして3月30日。
その日は金曜日だから研究会があったけれど
(棋譜が3局残っていた)
友達が誰もきていなかったから10時くらいに終わって
まっすぐうちに帰ったのだろう。
珍しく花の金曜日の夜、ぼくはうちで一人さびしく
チャットに向かっていたのだった。

そして、彼女はきてくれた。

しげ ≫ こんばんは
チャム ≫ こんばんは
しげ ≫ はじめまして^^
チャム ≫ 始めまして
チャム ≫ チャムです
しげ ≫ しげです(笑)
チャム ≫ 私はやさしい人かどうか分からないけど。。。
しげ ≫ はい、大丈夫です
チャム ≫ 自分も寂しがりや
チャム ≫ ので
チャム ≫ 。。。
しげ ≫ うん
チャム ≫ 明日土曜日だね
チャム ≫ 仕事休み?
しげ ≫ ええ
しげ ≫ 明日は将棋の大会に行くんです
チャム ≫ へ?
チャム ≫ 将棋
しげ ≫ ええ
チャム ≫ 知っている?
しげ ≫ 知ってますよ

223:運命の出会い
08/10/03 10:07:32 clE8NiTB
チャム ≫ すごいね
しげ ≫ そうなのかな?(笑
チャム ≫ 頑張ってね
しげ ≫ ありがとう^^
チャム ≫ ?o(≧▽≦)o

ぼくたちのたどたどしい会話がこんなふうにはじまりました。

はじめての会話のことは次回に続きます。

チャム。毎日、そして今日もあなたのことを愛しているよ。
チャムはぼくのヒロインなんだよ。



写真は湯布院の旅館に泊まったとき。(2007/04/27)
二人で浴衣に着替えて、タイマーで撮ってみたけど
うまくとれなかったね。
でもすごくいい記念だね。

▲ # by shigeshogi | 2008-07-17 21:49

224:はじめての会話
08/10/03 10:39:29 I/71tBfc
2008年 07月 18日

セイクラブではホムピィという自分のページをもつことができ
その中にアバターという自分の分身のキャラクターを作ったり
プロフィールも書くことができる。
ぼくなんかはアバターは無料のやつしか使ってなかったけど
チャムのアバターはいろいろ工夫がしてあってとてもかわいかった。
髪の毛やメガネの感じとか本物のチャムにそっくりな雰囲気で
とってもすてきだ。
そしてプロフィールには(今もかわっていないが)
ベトナムにいることが書いてあった。
よく遊ぶ場所はホーチミン市のセンタ、だった。
ぼくはそれを読むまで、チャムがベトナム人だって気がつかなかった。

しげ ≫ チャムさんはベトナムにいるんですか??
チャム ≫ けど、将棋の大会は明日しかない
チャム ≫ いいえ
チャム ≫ 今、大分にいるんだ
しげ ≫ おお
チャム ≫ けど
しげ ≫ ベトナムよりはだいぶ近いですね
しげ ≫ うん
チャム ≫ ベトナム人です
チャム ≫ よろしくね
しげ ≫ ええ
しげ ≫ 日本語上手なんですね^^
チャム ≫ いえいえ
チャム ≫ 全然上手じゃないよ
チャム ≫ 話したら
チャム ≫ きっと分かる
しげ ≫ なるほど~
チャム ≫ 全然全然上手じゃない

225:はじめての会話
08/10/03 10:40:46 I/71tBfc
チャム ≫ あ~
しげ ≫ たしかにアクセントとかはけっこう長くいても
チャム ≫ どうしたらいいか分からない
しげ ≫ 身に着けるのは難しいですよね
チャム ≫ そうだし
チャム ≫ 話すときは
チャム ≫ 伝えたい事が相手に伝えられない
しげ ≫ なるほど
チャム ≫ なんか、言葉が思い出さない
チャム ≫ ・゚・(つД⊂)・゚・エーンエーン
しげ ≫ 自分の国の言葉でも、相手に思うように言葉を伝えるのは
しげ ≫ なかなか難しいことだからあまり気にしないことさ~
チャム ≫ そうかな
チャム ≫ けど、
しげ ≫ うん
チャム ≫ ただ、言いたい事がまだうまくいえない
チャム ≫ そして、正しく言えない
チャム ≫ どうしようなぁって
チャム ≫ 心配しているけど
チャム ≫ 。。。
しげ ≫ あせらない、あせらない^^
チャム ≫ いいえ
しげ ≫ チャットでこれだけ話せるんだから、会話もどんどんうまくなると思うけどな~
チャム ≫ えへへ
チャム ≫ そうだといいけど
チャム ≫ やっぱ話すときは全然違うよ
しげ ≫ うん
チャム ≫ なぜか、うまく話せない
しげ ≫ 自分も外国に行くことあるから少しわかるよ
チャム ≫ ・゚・(つД⊂)・゚・エーンエーン
チャム ≫ 頑張るけどさ

226:はじめての会話
08/10/03 10:42:55 I/71tBfc
ベトナム人だと聞いたとき最初はちょっと残念だった。
ベトナムはあまりに遠いと思ったから。
でも大分だときいて、ちょっと元気がでてきた。
日本人じゃないってことは、もちろん少しは気になったけど
それよりも自分との相性のほうがずっと大事だと思ったから。
チャムの日本語のチャットはとても上手で言われなければ
外国人とはとてもわからないと思った。

しげ ≫ チャムさんも温泉はいるの??
チャム ≫ うん、はいるよ
しげ ≫ お肌すべすべになっちゃうね^^
チャム ≫ というか入らないといけない
チャム ≫ そうだね
しげ ≫ ??
チャム ≫ 始めのとき、恥ずかしかったけど
チャム ≫ 今もうなれたので
チャム ≫ もう大丈夫

227:はじめての会話
08/10/03 10:44:00 I/71tBfc
しげ ≫ 仕事で入るの?
チャム ≫ だって、家ではお風呂がないから
しげ ≫ なるほど~
チャム ≫ だから、近くの温泉に行かないといけない
しげ ≫ きっと温泉のホテルとかでお仕事してるんだね
チャム ≫ あ、
チャム ≫ そうだね
チャム ≫ 風月ホテルでバイトしている
しげ ≫ あはは
チャム ≫ けど、ホテルの温泉に入ったことないよ
しげ ≫ もし別府行くことがあったら風月ホテルに行くかぁ(笑

ぼくは早くも別府に行きたい気持ちが少しあった。
チャムはオープンで、自分のことを隠さなかった。
ぼくも自分のことを隠したりしないから、会話はどんどんはずんだ。
チャムも本名だって、あとで知った。

チャムとの記念すべきはじめての会話の続きは、また次回に。



ぼくのお気に入りの写真のひとつ。とってもかわいい!

▲ # by shigeshogi | 2008-07-18 00:03

228:告白
08/10/03 13:28:26 VUNcjWNL
2008年 07月 18日

チャムとのはじめての会話(チャット)はまだまだ続いていく。
最初のチャットなので丁寧に載せていく。
今回はぼくはチャムに公美との話をしている。

しげ ≫ ベトナムからだと日本は寒いでしょう
チャム ≫ うん、寒かったね
チャム ≫ けど、今もう春だから
しげ ≫ うん
チャム ≫ 暖かくなっているね
チャム ≫ あ、
チャム ≫ しげはどこに住んでいる?
しげ ≫ 東京だよ
チャム ≫ あ、そうかぁ
しげ ≫ 東京は今桜が満開だよ
チャム ≫ もう満開なの?
しげ ≫ うん
チャム ≫ 早い
チャム ≫ 速い
しげ ≫ この週末が一番みごろだね
チャム ≫ そうかぁ

229:告白
08/10/03 13:29:37 VUNcjWNL
チャム ≫ こっちも咲いているけど
しげ ≫ うん
チャム ≫ まだ満開じゃないね
しげ ≫ そっか。東京って人が多いから意外に暖かいんだよね
チャム ≫ あさってぐらいかな?
チャム ≫ (⌒▽⌒)アハハ!
チャム ≫ そうかな
しげ ≫ そう
しげ ≫ 人が多くて、密集してるから暑苦しい街だよ
チャム ≫ そうだろうね
チャム ≫ 人が多いけど。。。
しげ ≫ 東京に来たことはある?
チャム ≫ うん、一回しかない
しげ ≫ そっか、一度あるんだ
チャム ≫ 去年の2月だった
しげ ≫ うんうん
チャム ≫ その時、桜はまだ咲いていない
チャム ≫ 残念だった
チャム ≫ えへへ
しげ ≫ そうだね、2月じゃちょっと早いね
チャム ≫ だって、上野公園はすごく綺麗だからね
しげ ≫ 上野公園行ったことあるんだ
チャム ≫ うんうん
しげ ≫ 上野公園はさ、ぼくにとってたくさんの思い出がある場所で
チャム ≫ そうかぁ
しげ ≫ ここの桜は悲しくてみられないよ
チャム ≫ どんな思い出かな

230:告白
08/10/03 13:30:37 VUNcjWNL
しげ ≫ うーん、わかれちゃった彼女と初めて会ったりとか・・・
チャム ≫ へ~
しげ ≫ 上野公園のすぐそばにじいちゃんのお墓があったりとかね
チャム ≫ けど、なんかロマンチックだったね
しげ ≫ うーん
チャム ≫ うん
しげ ≫ きっと、もっと時間がたって、思い出に変わったら
しげ ≫ ロマンチックと思えるかもしれないね
しげ ≫ 小さいころ、父親に上野公園に博物館につれて言ってもらったりとか
チャム ≫ うん
しげ ≫ とにかくたくさんの思い出があるなあ
チャム ≫ そうかぁ
チャム ≫ いいなぁ
チャム ≫ 今年も上野公園で花見をするかな?
しげ ≫ いや、泣いちゃうからいかない;;
しげ ≫ 今日あたりはきっとすごい人だと思うよ
チャム ≫ そうかぁ。。。
チャム ≫ ごめんね
しげ ≫ ううん
しげ ≫ 上野公園のさ、すぐとなりにね
しげ ≫ 東京藝術大学って音楽大学があってさ
チャム ≫ へ~
チャム ≫ うん、そうだね
しげ ≫ ぼくの彼女はそこの学生さんだったんだけど
しげ ≫ ぼくをすててドイツに留学にいっちゃったのさ
チャム ≫ へ、

231:告白
08/10/03 13:31:37 VUNcjWNL
チャム ≫ 。。。
チャム ≫ ごめんね
しげ ≫ ぼくはドイツまでおいかけて行ったけど、結局ふられちゃった
しげ ≫ ううん
しげ ≫ いいんだけどさ
しげ ≫ もう何年も前の話さっつ
チャム ≫ ドイツまで追いかけたの
しげ ≫ うん
チャム ≫ すごく彼女を愛してたね
しげ ≫ そうだね
チャム ≫ って言うのは
チャム ≫ 他の人を愛せないって思わない
チャム ≫ ?
しげ ≫ いや
チャム ≫ いやって
しげ ≫ 今は彼女よりももっと愛せる人を探してるよ
チャム ≫ 。。。
チャム ≫ けど、また見つけてないでしょ?
しげ ≫ きっと素敵な人がいつか現れるって信じてる
チャム ≫ 。。。
しげ ≫ うん、まだ見つけてない
チャム ≫ 見つけるといいね
しげ ≫ そうだね~

232:告白
08/10/03 13:32:37 VUNcjWNL
チャム ≫ 。。。
しげ ≫ だから、こうしてチャットしたりしてるのさ
チャム ≫ こんなチャットしては。。。良い結果取れるかな?
チャム ≫ ただ、渡井の考えは
チャム ≫ ごめん
チャム ≫ 私の考えは
しげ ≫ うん
チャム ≫ 。。。
チャム ≫ どうかな、私も分からないけど
チャム ≫ 私なら、多分他の人を愛せないと思う
しげ ≫ そうかもしれない
チャム ≫ 。。。
しげ ≫ でもそうじゃないかもしれない
チャム ≫ そうだね
チャム ≫ そうじゃないかもね
しげ ≫ どっちにしろ生きていかないといけないんだしねえ
チャム ≫ 希望しないとね
しげ ≫ うん
チャム ≫ いいなぁ
チャム ≫ 頑張ってね
しげ ≫ うんうん
しげ ≫ チャムさんにもいつかあえたらいいね
チャム ≫ きっといい人がみつけるよ
チャム ≫ そうだね
チャム ≫ けど、多分会えないかな
しげ ≫ そう?
チャム ≫ だって、私、9月に卒業するから
チャム ≫ ベトナムに帰るかもしれない

233:告白
08/10/03 13:36:53 zsMxQgFR
チャムがたまたま、上野公園というキーワードを話してくれたから
ぼくはいつしか、公美の話をしはじめていた。
チャムはあとで、ぼくが公美をドイツまで追いかけていった
という話をきいて「すごく感動した」って言ってくれた。
ぼくは「そういうのはストーカーって言われるみたい」自嘲したけど
チャムはそんな風に情熱的に愛されてみたいって話をしてくれた。
なぜなら、その後のチャットできいたのだけど
チャムもまたベトナムで知り合った日本人の彼氏をおいかけて
日本に留学することを決め、日本にやってきた女の子だったからだ。

話題は次第にチャムの就職が決まらない悩みの話などになっていく。
はじめてのチャットの話はあと1回で終わる。

2007年7月31日。
チャムは青春18切符を使って、普通電車を乗り継いで別府から東京まできてくれた。
途中、大垣駅で終電がなくなり、辛い思いもしたりした。
うちにきて、はげしく抱き合ったら、疲れがきたみたいで
チャムは眠ってしまった。
明るい夏の日差しがぼくたちに降り注いだ。
幸せな時間だった。
URLリンク(pds.exblog.jp)
この写真を見るとチャムはベトナム人らしいなぁって思う。

▲ # by shigeshogi | 2008-07-18 10:45

234:異邦人さん
08/10/03 19:42:58 dZtR1wtT
山田茂樹のエネルギーには感心するね
>>179-189でブログを書いたのが公美の誕生日を記念してという3月24日で
その一週間もしない3月30日にはもうチャムと出会ってるんだからねえ>>221
と思えば一ヶ月もしないうちに由布院の温泉にお泊りデートかいな>>223
この早業にはただただ驚くしかないよ
公美が忘れられないとか言いながらすぐ忘れちゃってるんだから
それにチャットのログをこうしtれ保存してるというのもまめというかなんと言うか
毎日チャットしていたって言うけど、全部保存してあるの?
将棋の棋譜じゃないんだから保存してどうするの?チャットの技を磨くのか?


235:異邦人さん
08/10/03 23:39:36 WqXfNJ2V
そういう方面では異常すぎるくらいの集中力を発揮してるね。
なんというか、アスペとか自己愛性人格障害?ってやつなのかな。
詳しくないからわからんけど。

236:異邦人さん
08/10/04 00:10:50 JBGzngn9
この人の「捨てられた」っていう表現がもう。
ふられた、じゃだめなの?

237:異邦人さん
08/10/04 02:50:52 NuodTeLi
同情を誘ってるのかな

238:異邦人さん
08/10/04 03:00:47 nl5SXCfj
一途とか言ってる割には、新しい女が見つかると
スグ乗り換えるね@@;
切り替え早っ!w

239:異邦人さん
08/10/04 08:09:29 y8OUiKLC
典型的な子供なんだよ

240:異邦人さん
08/10/04 09:31:51 2wYy1bPB
クミから別れを告げられた後も、2人でジゲの誕生日を祝ったりとそこまで仲は悪くなかった様なのに、いつ連絡すら取れなくなったの?
クラリネット教室に押しかけたりさあ…

241:異邦人さん
08/10/04 10:02:03 yXYG69Xg
ブログ発見されてたりしてw
ブログじゃやわらかい表現で書かれてるけどそれは本人視点だからで
実際はレイプまがいだったとかなんじゃないだろうか。
>>221の真ん中あたりが怪しい。
前スレ>>170
> 21日はくみの公開卒業試験で芸大までいってきました。
>くみにどうしてもいいたいことがあって、
>パソコンで打った原稿を手書きで書き直して持参。
>ステージまで行って読もうとしましたよ、ハイ。
>まあ、普通にとめられて、半日説教くらいましたけどね。
も何気なく狂ってるし。

242:アオザイの似合う美人
08/10/04 11:26:30 iXfH43q8
2008年 07月 19日

はじめてのチャットの紹介はこれで終わりになる。

チャム ≫ まだ、決めてないけど
チャム ≫ 今、就職活動しているけど
チャム ≫ 日本語まだ下手なので
しげ ≫ うん
チャム ≫ ここに就職するのはやっぱり。。。無理な事かなって
チャム ≫ 。。。
チャム ≫ 頑張っているけど
しげ ≫ なるほどね
チャム ≫ えへへ
しげ ≫ いい仕事があればいいけどね
チャム ≫ そうだね
チャム ≫ その時、会おうね
しげ ≫ たぶん、東京とか大阪とか
チャム ≫ (゜▽゜*)
しげ ≫ 大きな街のほうが仕事がたくさんあるよ
チャム ≫ そうだね
しげ ≫ うん、その時会おうね
チャム ≫ (?・∀・)(?._.) ウンウン
チャム ≫ 会おうね
しげ ≫ ^^

243:アオザイの似合う美人
08/10/04 11:28:09 iXfH43q8
しげ ≫ 東京なら案内するよ
チャム ≫ お願いしますね
チャム ≫ ?(???*)?
しげ ≫ チャムさんは歳はいくつ?
しげ ≫ 自分は34歳です
チャム ≫ 私、24歳
チャム ≫ 大丈夫?
しげ ≫ そっかあ、若いなあ
チャム ≫ そうかな
しげ ≫ こっちは全然大丈夫だけど
チャム ≫ なら、大丈夫だよ
チャム ≫ ?(???*)?
しげ ≫ むしろそっちが年上すぎて、イヤかもよ(笑
チャム ≫ そうかな
チャム ≫ 分からないね
しげ ≫ まあね
チャム ≫ けど、楽しみだね
しげ ≫ うん
しげ ≫ 今日はそろそろ寝ないといけないけど、またチャットで話そうよ
チャム ≫ あ、話ちょっと変わってもいい?
しげ ≫ あ、どうぞ
チャム ≫ あ、
しげ ≫ いいよ
チャム ≫ ううん
しげ ≫ 話して
チャム ≫ 今度チャットしよう
チャム ≫ 明日でもいいよ
チャム ≫ 明日、将棋、頑張ってね
しげ ≫ 明日これるか、ちょっとわかんないけど
チャム ≫ そうかぁ
しげ ≫ また話せたらいいな

244:アオザイの似合う美人
08/10/04 11:29:25 iXfH43q8
チャム ≫ そうだね
チャム ≫ 縁があれば
チャム ≫ また会えるよね
しげ ≫ うん^^
チャム ≫ チャムです
チャム ≫ 覚えておいて
しげ ≫ しげです
しげ ≫ うん
チャム ≫ (゜▽゜*)
しげ ≫ おぼえておくよ
チャム ≫ えへへ
チャム ≫ アリガト(???*)?~~
しげ ≫ アオザイの似合うベトナム美人のチャムさんだね
チャム ≫ ???
チャム ≫ へ?
しげ ≫ 冗談
チャム ≫ あ、
チャム ≫ 写真みたかなって
チャム ≫ びっくりした
しげ ≫ あ、見てない
チャム ≫ えへへ
チャム ≫ だって、前、写真を登録したけど
チャム ≫ 消した
しげ ≫ まさかそのときアオザイ着てたとか?
チャム ≫ だから、さっきそう言われて
チャム ≫ びっくりした
チャム ≫ うんうん
しげ ≫ あははそうなんだ
チャム ≫ アオザイの写真だった
しげ ≫ 適当に言ったのに、偶然ってあるものだね(笑
チャム ≫ だから、びっくりした

245:アオザイの似合う美人
08/10/04 11:30:51 iXfH43q8
しげ ≫ もし、今度会えたら写真交換しましょ
チャム ≫ 写真を消したのに
チャム ≫ うん、
チャム ≫ その時、今日の聞きたい事を聞くね
しげ ≫ うん
チャム ≫ じゃ、
チャム ≫ 寝てね
しげ ≫ はい
しげ ≫ ありがとう
チャム ≫ 明日頑張ってね
しげ ≫ おやすみ^^
しげ ≫ うん
チャム ≫ お(^o^) や(^O^) す(^。^) みぃ(^-^)ノ゛

はじめてのチャットでは写真も交換しなかったけど
その次のチャットで2枚の写真を見せてくれた。
そのうちの一枚はチャムとの最初の記事で載せているので
(靴屋さんの写真だが、チャムは靴が大好きなのだ!)
今回はアオザイのほうの写真を載せる。

246:アオザイの似合う美人
08/10/04 11:31:47 iXfH43q8
この写真は最初ベトナムで撮ったものかなと思っていたけど
今見るとAPU(立命館アジア太平洋大学 別府にある当時チャムが
通っていた国際大学。すばらしく風景が美しく、設備も新しい!)
で撮ったものだとわかる。
チャムの隣にいる女性はお友達で、後にぼくも彼女に会うことになる。
この写真を見たときは実はそんなに好きな顔立ちとは
思わなかったのだけど、チャムのかわいらしさは
仕草や表情の中にあるのでこの写真ではちょっと表情が硬すぎたのかも。
この金色のアオザイは、チャムは卒業式のとききてくれた。
写真で何度も見たチャムのアオザイ姿を実際に見ることができて
とっても感動したのだった。

▲ # by shigeshogi | 2008-07-19 00:09

247:愛があふれている!
08/10/04 11:52:58 tPm1YK4P
2008年 07月 19日

前回までに紹介したはじめてのチャットのあと
二人は毎日セイクラブのチャットで話すようになった。
ぼくがチャット部屋を開いていると
毎日必ずチャムが訪ねてきてるのであった。
最初は不安だったぼくも、いつもきてくれるのが楽しみで
毎日が楽しくなっていった。

前回最後に言ったチャムの聞きたいことというのは
公美のことだった。

チャム ≫ 彼女はドイツに2年間留学しているの?
チャム ≫ って言っては
チャム ≫ 日本に戻るでしょうね?
チャム ≫ それとも。。。
しげ ≫ ええと、去年の3月に大学を卒業して、1年ドイツにいるんだ
チャム ≫ うん
しげ ≫ 日本にいつもどるかはわからないよ
チャム ≫ そうかぁ
しげ ≫ それにもどっても会ってくれないしね
チャム ≫ 全然教えてくれない?
しげ ≫ うん
チャム ≫ 。。。
しげ ≫ 連絡がとれないや
チャム ≫ なんでやね?
チャム ≫ 彼女を怒らせたかな?
しげ ≫ ぼくのことが嫌いになったからじゃないかな

248:愛があふれている!
08/10/04 11:54:01 tPm1YK4P
チャム ≫ けど、どうしても理由あるよね
チャム ≫ けど、ドイツまで追いかけてって
チャム ≫ 本当に感動した
チャム ≫ しげ、頑張れ
しげ ≫ でもさ、日本の女の人って追いかけられるのは嫌いみたいだよ
チャム ≫ そう?
しげ ≫ うん
チャム ≫ なんで?
しげ ≫ なんだろう
しげ ≫ 思いやりがないみたいに思われるみたい
チャム ≫ うらやましいって私は思うのに
チャム ≫ そうかぁ
しげ ≫ 素直にあきらめて身を引くのが、今の日本ではいい人みたいに思われてるんだよね
チャム ≫ どうかな
しげ ≫ 人によるだろうけどね
チャム ≫ そうだろうね
しげ ≫ 今は自分のことをがんばるさ!
チャム ≫ うん
チャム ≫ 頑張って!頑張って!
しげ ≫ うんうん^^
しげ ≫ チャムだってがんばってるもんね
チャム ≫ どうかな
チャム ≫ 頑張っているかな?
しげ ≫ すごく日本のこと勉強してるみたい
チャム ≫ 日本語が上手になるために、頑張るって今まで何回言ったか、自分も分からないけど
チャム ≫ 今の日本語はまだ下手で
チャム ≫ なんか、寂しい

249:愛があふれている!
08/10/04 11:55:32 tPm1YK4P
チャム ≫ 今日も。。。
しげ ≫ うん?
しげ ≫ さびしいの?
チャム ≫ やっぱり日本語はまだ下手だなぁ
チャム ≫ うん
しげ ≫ 彼氏はいないの?
チャム ≫ 。。。
チャム ≫ いないね
チャム ≫ 。。。
チャム ≫ 実はいたね
しげ ≫ そうなんだ。日本の人?
チャム ≫ けど、もう別れた。。。かな
チャム ≫ はい
しげ ≫ そっかあ。
チャム ≫ 私たちはまだ連絡しているけど
しげ ≫ うん
チャム ≫ 友達として相手のお互いに心配する
チャム ≫ その方が一番いいかなって
チャム ≫ いろんな事があって
しげ ≫ そっか。そういう選択もあるんだね
しげ ≫ うん
チャム ≫ 友達になった方がいいかなって
しげ ≫ 学校のお友達?
チャム ≫ いるけど
チャム ≫ 。。。
チャム ≫ もう自信持っていない
チャム ≫ というか
しげ ≫ うん
チャム ≫ もう他の人を愛せないかなって
チャム ≫ 分からないけど

250:愛があふれている!
08/10/04 11:56:43 tPm1YK4P
しげ ≫ そっか
しげ ≫ とっても好きだったんだね
チャム ≫ だから、
チャム ≫ とても悲しかった
チャム ≫ 。。。
チャム ≫ 彼のことを思い出すと
チャム ≫ ただ泣きたくて
しげ ≫ うんうん
チャム ≫ 馬鹿みたいけど
しげ ≫ 馬鹿じゃないと思うよ
チャム ≫ みんなに馬鹿って言われた
チャム ≫ ^^;
しげ ≫ そうなのかなあ
チャム ≫ えへへ
チャム ≫ まぁ、ね
チャム ≫ もう過去の事だから
しげ ≫ そっかあ
チャム ≫ 馬鹿でもいいかな
しげ ≫ ぼくも馬鹿だから、一緒だね
チャム ≫ ^^;
チャム ≫ そうかな
しげ ≫ 馬鹿仲間
チャム ≫ (⌒▽⌒)アハハ!
しげ ≫ ^^

自分もチャムもとっても情が深いたちなんだと思う。
よく言えば、二人とも、愛があふれている!

251:愛があふれている!
08/10/04 11:57:39 tPm1YK4P
チャムは自分だったらひたすらおいかけられたいって言ってくれている。
こういう人とだったら、きっと自分が一生懸命愛していれば
きっといつまでも自分を愛してくれると思った。

ほかにも2回目のチャットでは、
東京にきたら、ディズニーランドに行こうとか話をしている。
でも実際にチャムが東京にきてくれたときに
いろいろあって連れて行ってあげることができなかった。
2人でディズニーランドでデートしたら最高の思い出になったのに
すごくバカだったと後悔してる。

2回目のチャットではチャムはインターネットで音楽をかけてくれた。
プレスリーのLove me tenderを聴きながらチャットは続いていった。
二人はたどたどしい言葉で少しづつお互いのことを知っていった。
お互いの暮らしのことからはじまって
互いの兄弟のこと(自分は3人、チャムは8人!)、
そして日本の少子高齢化のこと
ベトナムの男と日本の男の違いなどを話していった。
(チャムによると日本の男はいつも告白されるのを待ってるらしい)
そしてはじめて写真を交換した。

252:愛があふれている!
08/10/04 12:03:56 VlR2eAiv
チャム ≫ 今日なぜか悲しくて
しげ ≫ うん
チャム ≫ どうしたらいいか、分からない
チャム ≫ なんでやね?
しげ ≫ どうしたらいいんだろうなあ
チャム ≫ ごめんね
しげ ≫ ううん
チャム ≫ 私、何でも下手だ
チャム ≫ 話も下手だし
しげ ≫ そんなことないよ
チャム ≫ だから、つまらない人だよ
しげ ≫ 一人で日本にきてがんばってるんだもん
チャム ≫ 頑張っているかな
しげ ≫ それだけでもすごいと思うよ
チャム ≫ 日本語全然上達していないけど
チャム ≫ いいえ、
チャム ≫ 全然すごくない
しげ ≫ なんていうかさ、ベトナムからでてきて日本で生活するだけだって
しげ ≫ 簡単なことじゃないでしょう?
チャム ≫ そうだったけど
チャム ≫ 私ここに何もできなかった
チャム ≫ 馬鹿な事ばかりしたかな
しげ ≫ まだあきらめるのは早いよ~
チャム ≫ 。。。
チャム ≫ ハイ、あきらめない
しげ ≫ すばやい^^
チャム ≫ ありがとうね
しげ ≫ ぼくもチャムと話してると
チャム ≫ うん
しげ ≫ なんかさびしくない気がするよ

253:愛があふれている!
08/10/04 12:05:09 VlR2eAiv
愛があふれていたあのころ・・・
2回目のチャットの話は今回でおしまい。




チャムが大分でお世話になっていた大家さんに連れられて
みかん狩りにいったときの写真。
ちょっと逆光だけど、チャムの表情と服装がかわいいので
お気に入りの写真。とってもかわいい!

▲ # by shigeshogi | 2008-07-19 10:38

254:めぐりあうまで
08/10/04 21:06:54 RLmqTSdr
2008年 07月 21日

最初はセイクラブでのチャットからはじまった
ぼくとチャムの物語。

その後もいろいろなことを話した。
本当に毎日、毎日、毎日。
ぼくがチャンネルを開いて待っていると
チャムは必ずぼくのところにやってきてくれるのだった。
本当にうれしかった、幸せだった。
ずっとずっとさびしかった、ぼくの心にやっと春がやってきてくれた。
この子なら、愛しても大丈夫かもしれない、って少しづつ思った。

家族のこと、将来のこと、ちょっとHなこと。
もうとにかくありとあらゆることを話した。
チャムがいつも音楽をかけてくれて、それが心地よかった。
チャム!愛してる。ずっと一緒にいよう!

そしてぼくたちは少しづつチャンネルを増やしていった。
携帯のメールと番号を交換した。
それから、チャムがぼくにははじめての経験になる
スカイプというのを教えてくれた。
スカイプはインターネットをつかったIP電話の一種で
無料で世界中と会話ができるかすごいソフトだと思う。
必要なものはインターネットにつながる環境と
ほんの千円もしないくらいのイヤホンとマイク。
チャムにいろいろと教えられながら、
ぼくはチャムとスカイプで話すようになっていった。
チャムと初めてあったあとにはセイクラブは完全に卒業になって
スカイプとスカイプのチャット機能、
そして携帯のメール、パソコンのメールなどに
移行していったのだった。

255:めぐりあうまで
08/10/04 21:08:22 RLmqTSdr
知り合って1週間くらいのことには
自分はもうチャムに会いに行く決意を固めていた。
この子は今までの人とはちょっと違うかもしれない!
ぜひ一度会ってみたい!!
って思うようになっていた。
チャムは最初はちょっと迷ったみたいだった。
まだ早すぎるんじゃないか?って。
でも次第に会いたいと思ってくれるようになった。
ぼくは初日だけホテルのついている出張パックの予約をして
そして、チャムはバイトの日程を調整して
空港からのバスの時刻表とかを調べて、会う時間を決めた。

ぼくはチャムと初めて会うときにもうHをする関係になるのか、
ちょっとわからなかった。
チャムも迷っているみたいだった。
でもチャムは準備をしてくれていたみたいだった。

256:めぐりあうまで
08/10/04 21:09:21 RLmqTSdr
チャム ≫ あ、今日買ったイチゴはね
しげ ≫ うん
チャム ≫ 甘かったよ
しげ ≫ よかったね^^
チャム ≫ 美味しかった
チャム ≫ うん(=⌒ー⌒=)うん
しげ ≫ とちおとめ、かな?
しげ ≫ それとも九州だから「あまおう」
チャム ≫ とちおとめ?
しげ ≫ イチゴの品種だよ
チャム ≫ 佐賀県のだった
チャム ≫ どんな品種か。。。分らない
チャム ≫ 全部食べちゃったから
しげ ≫ じゃあ、あまおう、かも
チャム ≫ えへへ
しげ ≫ うんうん
しげ ≫ イチゴは普通けっこう高いからね
チャム ≫ うん
チャム ≫ だから、今日安くて
しげ ≫ うん
チャム ≫ すぐ3パック買ったの
しげ ≫ 3パックみんな食べちゃったの??
チャム ≫ まずは生理を督促するためだけど
チャム ≫ 美味しくて
チャム ≫ 食べちゃった
チャム ≫ (⌒▽⌒)アハハ!
チャム ≫ 大食いさん
しげ ≫ えー、イチゴ食べると生理が早くなるの?
しげ ≫ すごいな~
チャム ≫ わかんない
チャム ≫ そう思うけど

257:めぐりあうまで
08/10/04 21:10:27 RLmqTSdr
初めて会ったときに生理が終わっているように考えて
ちょっと高いイチゴをたくさん買って食べて
準備してくれたのだった。

自分は会ってみて、自分があまりカッコよくないから
うまくいかない可能性もあると思ったし
一度会って終わりになってしまう可能性もあるから
正直まだまだ不安だった。
まだチャムを100%愛しているわけではなかったと思う。
心の中で、もしダメだったらすっぱりあきらめよう
という気持ちも決めていた。

でもチャムに会いたい気持ちはいっぱいだったし
チャムを抱きしめたい気持ちもいっぱいだった。

次回からは初めての出会いのことを書いていこうと思う。




チャムがフォーマルな格好をしていると、けっこう日本人っぽく見える。
知らなかったらベトナム人とは気がつかない人もいるかも?!
スタイルがいいので、スーツがとっても似合うと思う。
ちょっとまじめなチャムの姿もとってもすてきでかわいいなあって思う。

▲ # by shigeshogi | 2008-07-21 08:33

258:はじめての日
08/10/04 21:16:20 s1i3d6ji
2008年 07月 22日

2007年4月23日、ぼくは空港に向かった。
はじめて、チャム会うために。
前の日はあまり眠れなかった。

大分空港からはバスで別府に向かう。
チャムにメールをするとすぐ返事は帰ってきた。
待ち合わせは別府北浜のトキハというデパートの前。
空港から別府行きのバスは海沿いの高速道路をすべるように走り
窓からは美しい日本の風景が見えた。
それを眺めながら、ぼくはずっとドキドキしていた。

高速道路を降りてしばらく走ると、別府の町が見えてきた。
窓からその日泊まる予定のホテルサンバリーも見えた。
市街に入ると国道10号は少し混み始め、もどかしかった。
チャムからは少し遅れるかも、というメールが入った。
古臭い別府タワーがだんだん近づいてきて
バスはついに別府北浜のバスターミナルについた。

ターミナルを降りてしばらくそこで待った。
ドキドキ、ドキドキ、していた。
バスターミナルは海側、トキハの反対側だったけど
とりあえずそこで待っていた。

259:はじめての日
08/10/04 21:17:34 s1i3d6ji
チャムがきてくれた。
一目でわかった。
通りの向こう側、トキハの前で女の子が手を振っていた。
チャム、チャム、チャム!

国道を越える地下道を駆け下りるように降りた。
チャムは待っていてくれた。

何を話したのか、あまり覚えていない。
緊張していたのかもしれない。
とりあえず、トキハの中に入って、地下の軽食コーナーにいった。
少し遅めのお昼を食べる時間だったけど
あまりおなかはすいていなかった。
ぼくは形だけ、ラーメンを食べた。
チャムは抹茶が好き、ということで抹茶ジュースを飲みたいといったから
二人で抹茶ジュースを飲んだ。
緑の抹茶ジュースは甘くて、おいしかった。
緊張していたからなのか、何を話したのかあまり覚えていない。
チャムがかわいくて、かわいくて、ぼくはずっとドキドキしていた。

トキハの1階ではちょうど絵の展示即売会をやっていた。
二人でその絵を眺めた。
日本の原風景とこどもの姿がが美しく描かれたその絵の作者の名前は
わすれたけど見たらきっとその人の作品だとわかると思う。

260:はじめての日
08/10/04 21:19:02 s1i3d6ji
チャムは午後から大学の授業があるから行かないといけなかった。
それでぼくに「少しホテルで休むことにしたら」
と言ってくれて、夕方からまた会いましょうって言ってくれた。
温泉に入りたいって、話をしたら、チャムは明礬温泉というところが
いいからと言って、そこで会う約束をした。
それから、バスは一日乗車券がお得だからと言って
さっきバスをおりたところにある、
亀の井バスのターミナルに行って一日乗車券を買った。
そして、トキハの前のバス乗り場から
このバスに乗っていけば宿泊予定のホテルサンバリーにつくから
と言ってぼくを送り出してくれた。

ぼくもちょっと緊張して疲れたし、
チャムもきっと同じなんだろうと思ったから
いったん離れるのもいいんだと思った。

バスは別府の街の中を抜けて、ホテルについた。
ヤクルトが親会社のそのホテルはチェックインのときに
ヤクルトをくれたり、なかなかよかった。
シングルがないか、少ないホテルのせいか、
ツインの部屋を使わせてくれた。

261:はじめての日
08/10/04 21:20:14 s1i3d6ji
最上階に大浴場もあって、美しい風景を眺めながら
お湯につかることもできた。
目の前の別府観光港にサンフラワーのマークが印象的な
大きなフェリーが1隻止まっているのがよく見えた。
そんな風景を眺めたり、テレビを取りとめもなくつけ
チャムのことを考えた。
とってもやさしそうな女の子だった。
とってもかわいい女の子だった。
すてきな女の子だった。
こんな彼女がいてくれたらいいなって思った。
でも嫌われるかもしれないな、って思った。
不安だった。心配だった。
好きになってしまったら、
また嫌われるんじゃないかってすごく怖かった。

そんなことを考えているうちに少し眠くなって、眠った。


夕方、部屋には西日がさしていた。
チャムとの再開の時間まで、また少し時間があったけど
バスの本数が少ないので早めに支度をして部屋を出た。

チャムにメールを出して、何時のバスに乗って
待ち合わせの、明礬温泉に向かった。

262:はじめての日
08/10/04 21:21:27 s1i3d6ji
バスに乗っていると、前を走っていた乗用車が
縁石に乗り上げて思い切り傾く。
「すごっ!」と言ったらバスの運転手さんと目が合って、笑いあった。

明礬温泉に向かう途中の鉄輪温泉のバス停にバスが入った。
するとバス乗り場でチャムが手を振っていた!
先にきて、ぼくを待っていてくれたのだった。
思いがけなくチャムがいてくれて、すごくうれしかった。

降りようと思ったら、その必要はなくて
チャムはバスに乗り込んできてくれてぼくの隣の席に座ってくれた。
幸せだった^^
二人で並んで座って、急な坂の別府の道を右へ左へと曲がるときに
チャムの体が触れて、とても幸せだった。
すごくいい子とめぐり合ったんだって思った。
この子を信じたいと思った。

夕方、やっとみつけた小さな幸せを乗せて、
古臭い亀の井バスはゆっくり別府の街を登っていく。
夕日を受けた明礬温泉のわらぶきの屋根が見えてくる。
硫黄の香りが充満する明礬温泉に、まもなく着く。
そこで起こったすてきなできごとのことは、また次回に。

263:はじめての日
08/10/04 21:24:55 s1i3d6ji
チャム!愛してる!
チャム、この日のことを忘れないで!また思い出して!
チャムとずっと一緒にいたい!
一緒の思い出をいつまでも大切にしていたい。
ぼくの願いをかなえて!!
ぼくにはチャムしかいないんだ。チャムだけなんだ!

▲ # by shigeshogi | 2008-07-22 01:05

264:チャムの情熱
08/10/04 23:55:11 zufg9l7r
2008年 07月 22日

明礬温泉についた。
明礬(みょうばん)温泉は別府八湯のひとつで
温泉の泉室が特にいいということと、景色も美しいということで
チャムが選んで案内してくれたのだった。
別府の街から、チャムの通う学校「APU」に向かう途中
ちょうど真ん中あたりに位置する。
坂の途中という感じで夕日が目の前に広がり、
また高速道路の大きな陸橋が見える美しい場所だ。

明礬温泉のバス停ですぐ前の建物に行ったら
チャムの友達の外国人留学生の子がバイトをしていた。
それで坂を少し登って、別のお風呂に行った。
日帰り入浴で普通に入ればたしか1人600円、
家族風呂は1時間で2千円ってことだったと思う。
「どうしようか?家族風呂でもいいのかな?」と聞いたら
チャムは家族風呂の意味がわかるのかどうか
「うん、それでいい」と言った。
受付で鍵をもらって、浴室に行った。
ぼくたち以外、お客は誰もいないようだった。

鍵をかけて、ここで着替えるんだよ、と言って
ぼくは服を脱いでいった。
チャムは先に入ってね、と言って
ぼくに先に浴室に入るように促した。
ぼくは全部脱いで、タオルで隠しながら浴室に入った。

265:チャムの情熱
08/10/04 23:56:59 zufg9l7r
浴室は西日が差し込み、半畳くらいのお風呂があった。
そして窓の向こうにやはり半畳くらいの露天風呂が続いていた。
竹の仕切りの向こう側に、
夕日と高速道路の長くて高い橋が見えていた。
お湯はとても熱かったので、水をたくさんだして、埋めた。
体をお湯で流した後、またタオルを下半身にかけて
お風呂の縁の大理石に腰掛けて、チャムを待った。

チャムは大きな真っ白なバスタオルで
胸と下半身をぴったり包んで入ってきてくれた。
浅黒い肌が夕日に浮かび上がって美しかった。
ちょっと神秘的だと思った。
肩や、ひざや、ほおが美しかった。
隣に並んで腰掛けて、景色を眺めながら寄り添った。
チャムの髪の毛をなでた。

温泉を埋める、水の音が聞こえていた。
硫黄の香りが充満していた。

お湯はもう少しぬるいくらいになってきていた。
「入ろうか」とぼくは言った。
チャムはうなずいた。
ぼくは立ち上がり、タオルをとって湯船に入った。
チャムはぼくの美しくもない体をやさしく見ていた。
「どうぞ」と手を差し伸べると
手をとってチャムはタオルのまま湯船に入ろうとした。
「タオルが濡れてしまうよ」と言って
タオルをゆっくりはずして、チャムをお湯に導いた。
お風呂の中でもぼくたちは無言で寄り添った。
チャムのとても形のいい、少し浅黒い乳房が
お湯が波打つときに見え隠れするのだった。

266:チャムの情熱
08/10/04 23:58:23 zufg9l7r
ちょっとウェーブのかかった、黒いチャムの髪の毛を
あまりぬらさないようにしながら肩からお湯をかけてあげた。
チャムもぼくにお湯をかけてくれた。
少ししてチャムの背中側に回ったぼくは背中にお湯をかけて、
そしてなでて、さすって、ゆっくり肩を抱きしめた。
胸とかに指が触れないようにしたいけれど
下半身の先がチャムに少しだけあたった。
チャムは大きな息をついた。

下半身があまりチャムに触れないようにしながら
チャムの肩を抱きしめた。
チャムは肩から、背中、そして、腰もぼくに押し付けてきて
下半身が自分のお尻のわれめのあたりにあたることも構わず
体を密着させてきた。

ぼくは抱きしめた腕が、肩より少し下のあたり、
胸のあたりにさしかかってくることを感じていた。
やさしい胸のふくらみに手のひらがかかっていった。

下半身はチャムのお尻のわれめのあたりにちょうどおさまって
少しドクドク脈を打っていた。
チャムは大きく息をして、そのたびに体をうごかした。
心地いい刺激が手のひらや、胸や、下半身に伝わった。
チャムの息はまた大きくなった。

267:チャムの情熱
08/10/04 23:59:55 zufg9l7r
「でよう」とチャムは言って湯船からチャムはでた。
ぼくは終わりなのかな、って思った。
チャムはよくわかるはっきりした大きな声で「入れて!」と言った。
ぼくはびっくりした。
チャムは黒い瞳でぼくの目をじっと見つめ繰り返した。
「入れて!入れて!」

ぼくはこの浴室でそれができるか、あまり自信がなかった。
とても久しぶりだったし、あまりそういう経験もなかった。
でもチャムの体の大切な部分に触れると、もう十分に潤って
ぼくが入るのを待っていてくれた。

チャムは壁に手をついてお尻を突き出すように
こちらに向けてぼくを促した。
ぼくは努力してみた。
だけれども、いくらチャムの割れ目にぼくのものをあてがって、
入ろうとしてもぬるっとすべてしまい
なかなか奥まで入ることはできなかった。
チャムもいろいろ体を動かして入るようにがんばってみたけど
なかなか結合できなかった。

チャムももともとそんなに経験豊富ではない上に
久しぶりだったから、きつかったのだと思う。
せつない気持ちが高まったけど、どうしても入れないのだった。

「ほしい!」チャムは言った。
ぼくもほしかったので、いろいろ工夫してみたけど、やっぱりできなかった。
「ここではちょっと無理じゃないかな?」ぼくは言った。

268:チャムの情熱
08/10/05 00:02:41 fC7QTQhR
二人はせつない気持ちを抱えたまま、あきらめた。

露天風呂に行って、寄り添いながら外を眺めた。
日はだいぶ落ちて、少しずつ薄暗くなっていった。
そろそろ1時間になるかもしれない。
「でようか?」と言って、ぼくたちは家族風呂を出た。


温泉を出たら、受付の人もいなくて
バスの時間のせまっていたぼくたちは鍵を置いて外に出た。
バスは30分に1本くらい。
乗ったらチャムの知り合いの黒人の学生さんもいて
チャムとあいさつをかわしていた。

またよりそって、バスにゆられた。
今度は別府の街に向かって、バスは坂を下っていった。

それからの話はまた次回に。


URLリンク(pds.exblog.jp)
これは明礬温泉ではなくて、湯布院でのもの。美しい!

▲ # by shigeshogi | 2008-07-22 14:32

269:異邦人さん
08/10/05 13:04:58 zSRwBPsY
惨劇の一ヶ月前の投稿か・・・

前スレがありました
URLリンク(edit.2chmap.com)

270:お寿司とカラオケ
08/10/05 17:21:56 SL+ZoNRM
2008年 07月 23日

明礬温泉からバスは坂を下り、鉄輪を通り、
そして宿泊する「ホテルサンバリー」のそばまで下りてきた。

時間は完全に日が沈んだくらい。夜の7時くらいだったろうか?
ばんごはんの時間となっていた。
ホテルの近くには焼肉屋さんと、お寿司屋さんがあって
特に「水天」という名前のお寿司屋さんが
回転すしではありながらちょっと高級そうではあったけど
とても感じがよさそうだったのでそこに行ってみることにした。
きっとこういうときには食べやすくて、誰でもおいしいお寿司が
はずす心配がないんじゃないかなって思った。

お店は思ったとおりかなり感じのいいお店だった。
従業員は活気があって、しかもサービスがよかった。
店内もとってもきれいで、お寿司も新鮮そうだった。
また地元大分の特産の魚などもいろいろ扱っているようだった。
ぼくは緊張をほぐしたかったから、ビールを1杯だけ頼んだ。
チャムはお茶がすごくおいしいと言ってお茶を飲んだ。

ひとつのお皿に2貫づつお寿司が乗っているのだけど
それをチャムとひとつずつ食べるのがとっても幸せだった。
この子とはいろいろなものをわけあっていきたいと思った。

地元の関アジなども扱っていて、とても肉厚でおいしかった。
やせうま、という地元のめずらしい食べ物(甘いもの)を
知らなくて店員に教えてもらったり、楽しい時間だった。

271:お寿司とカラオケ
08/10/05 17:23:34 SL+ZoNRM
チャムはおいしいうにをはじめて食べたみたいで
とっても感動したみたいだった。
ウニが口の中でとろけるよ、ってとても喜んでくれた。
チャムが喜んでくれるから、ぼくもとってもうれしかった。
ウニをもう一皿いただいて、二人で半分ずつ、楽しくいただいた。
このとき、二人はとっても感動したから
別府を離れる前の日の晩に二人でまたここにきたのだった。

それから、すぐ近くにあったカラオケ屋さんに行った。
混んでいたし、ちょっと高い時間だったから
もったいないってこともあって1時間だけ歌った。
チャムは大塚愛の歌とか、英語の歌を歌ってくれた。
立ち上がって、表情豊かに歌ってくれるチャムとのカラオケは
とっても楽しかった。
ちょっとセクシーな曲にあわせて、ダンスをつけて
ボディタッチまでしてくれるのだった。
歌はとくに「YUI」の曲が声があっていて
とてもすてきなだなあって思った。
「I remember you」なんか聞いていると、
泣きそうなくらいうれしかった。

ぼくは沖縄の曲「島唄」や「島人の宝」なんかを歌った。
チャムは喜んでくれた。
チャムはぼくが歌った「なごり雪」が気に入ったみたいで
カラオケに行くたびにリクエストしてくれるようになった。

そして、チャットのとき一緒に話したりしていた
中島みゆきの「地上の星」(外国人にとても人気がある!)や
南こうせつの「神田川」(これも外国人に大人気)などを合唱した。

272:お寿司とカラオケ
08/10/05 17:26:43 SL+ZoNRM
とっても楽しい時で1時間はあっというまにすぎた。

カラオケ屋さんをでて、とりあえずホテルのほうに歩いた。
「部屋に来る?」といったら、チャムは「いいの?」といった。
ぼくは「大丈夫」と言って二人でそろってホテルに入って
フロントのところを通過した。
何も言われることはなかった。

部屋に入って、すぐに抱きしめて、キスをした。
チャムも情熱的なキスで応えてくれた。

そのあとのことは、また次の回に。



URLリンク(pds.exblog.jp)
この写真を自分は長らく携帯の待ち受けに使っていたので
これを見るといかにもチャムだなぁーって感じがする。
ぼくの大好きな、黒いメガネちゃん。早く、また会いたい!

▲ # by shigeshogi | 2008-07-23 00:18

273:異邦人さん
08/10/05 22:01:14 Zn1EmSoK
こんなのを愛せるなんて…
女だったら誰でもいいのか

274:異邦人さん
08/10/06 00:28:43 CHUAnItD
>>273
逆だろw
こんな男を愛せるなんて・・・
男なら人間じゃなくてもいいのか
と言うべきだぞ

275:異邦人さん
08/10/06 07:34:10 1CmLbZ8w
>>275
確かに

276:異邦人さん
08/10/06 10:36:38 4A5fS8/6
自分の話を否定せずに聞いてくれて、やさしくてチンコがデカければ女はこんな男でも
落ちるっていうことでいいの?

277:はじめて結ばれる
08/10/06 11:07:47 SGAxX253
2008年 07月 23日

ぼくとチャムは出会ってからたくさんのチャットやスカイプや
電話やメールやそういうことで心を通わせて、
そしてようやく出会うことができて、
そしてついにこの別府のホテルの部屋で結ばれることができた。

別府のホテルサンバリーのわりと広いツインのお部屋。
この部屋に入ったふたりはすぐに抱き合って、そしてキスをした。
二人ともとても強い気持ちで互いを求めていた。
服を脱ぐのも、もどかしいくらい高まっていた。

ベッドの上でチャムの体に覆いかぶさりキスをした。
手をチャムの下のほうにさしのばすと、
そこはもうあふれるほどにぬれていて
すぐにでも入っていかれそうな状態になっていた。
チャムは「すぐに入れて」と具体的な言葉で求めてくれる。

チャムは大きく足を開いて、態勢を整えてくれる。
自分はチャムの入っていける部分に、自分の先をさしあてて
腰を落とすのだけど、緊張のせいで硬さが十分じゃないこととか
チャムも久しぶりで締まっていることもあって
やはりなかなかうまくいかない。
あせってはいけないと思うけど、焦燥感をどうしても感じる。
チャムもとってもせつなそうな目をしていた。

でも時間はあるし、二人の求める気持ちも強かったから
いろいろと試していった。
チャムは手と口を使って自分をいたわるように舐めまわしてくれた。
自分は快感よりも、やさしさがうれしくて奮い立った。
そして体の形を変えながら結ばれようと試みていった。

278:はじめて結ばれる
08/10/06 11:09:40 SGAxX253
そしてチャムが足を軽く開いたままひざをまっすぐのばし
ぼくはそれにまたがり覆いかぶさるように腰をのせて
先がちょうどチャムの股間にあたるような姿勢をしていたとき。。。
上下に動かしていると、大切な部分にあたる感触がして
そこはとてもあふれているのだった。
そこにぼくの先があたるたびに、チャムは喜びの声をあげてくれ
それに唱和するように自分は腰を動かした。
先が少しづつ、チャムの大切な部分に入っていく感じがあった。
そして、それを繰り返していくうちにますますあふれてきて
自分も興奮が高まっていって、硬さを増していって
そしてあるときついに、にゅるっという感じで一番奥まで
入ることができたのだった。

その瞬間チャムは「ああっ、すごい」と声を上げた。
自分も「ああっ」とため息がもれた。

一度入ってしまえばあとはスムーズだった。
自分はゆっくり腰を動かしながら、
チャムの体の内側の感触を感じていた。
自分をねっとり包み込んでくれる、そんなやさしい感触だった。
チャムも自分の先がチャムの体のなかのどこかに突き当たるたびに
喜びを感じて声がもれ、腰を海老反るのであった。

次第に最初の体位で動いているだけでは物足りなくなってきた。
入ったままチャムの足を広げて、抜き差しする感触を楽しんだり
入ったままチャムの足とひざを曲げさせて深く入る感触を感じたりした。

279:はじめて結ばれる
08/10/06 11:11:22 SGAxX253
2人は交じり合ったまま、自分が下側になろうと思ったけど
それはうまくいかなくて、ずるっという感じで抜けてしまった。
でも自分が仰向けに寝転んで、チャムがまたがってくれて
今度はスムーズに結合することができた。
チャムはぼくにまたがって腰を大きく大きく振った。
すると自分の一部分だけがチャムの感触を強く感じる。
今までの自分の相手はそういう人はわりと少なくて新鮮な感触だった。
チャムが激しく動くと、衝撃が大きくて
「おおっ」と自分も声がもれてしまうのだった。

そして再び自分が上になると、今度は当たり前のように
簡単に結ばれることができるようになっていた。
そして自分が高まっていくのとそんなにかわらないペースで
チャムの息も大きくなっていき、腰の動きも大きくなっていった。
二人とも達してしまうときが近いことを感じていた。
自分は「出そうだよ」というとチャムは「いいよ」って言った。
中で出すわけにはいかないと思ったので
「抜くから」と言ったら、チャムは安全なときだから
そのまましていいからといった。

二人の動きはますます大きくなって、チャムの声も大きくなって
「すごい!すごい!」を繰り返していた。
自分はもうがまんできないことを感じていた。
ああっというため息と一緒に、チャムの中で放出した。
腕に力が入って強く抱きしめていた。
チャムも強くぼくを抱きしめていた。

280:はじめて結ばれる
08/10/06 11:13:01 SGAxX253
二人ともじっとだきあっていたけど、下半身は小刻みに震えていた。
快感のあと、充足感と、安心感と、倦怠感が順番に襲ってきた。
急に疲れを感じてきた。
チャムを抱きしめたまま下半身を離し、
そしてそのまま体を仰向けにしながら、寄り添う形になった。
チャムに腕枕をしながら添い寝する格好になった。

二人ともしばらくはあまり言葉も言えず、動くこともできなかった。


しばらくして、チャムが起き上がって辺りを調べだした。
イチゴを食べて早める努力をしたけれども
まだ生理が少しだけ残っていたことと、久しぶりだったこととか、
自分のが大きいこととかもあったようでチャムは少しだけ出血していた。
それで布団を汚してしまうのがまずいということで
濡れタオルで拭き始めた。
ほんの少しだったので、痕はほとんど見えなくなった。

そのあとシャワーを浴びたいと言った。
二人で一緒にシャワーをあびて、汗を流した。
お湯は温泉なのか、滑らかでやわらかかった。

服を着て、二人は少し話をしたのだと思うけど
ちょっと何を話したのか覚えていない。
体の感触が強烈な印象として残っていて
頭が働いてなかったのかもしれない。

時間はもう11時くらいだったと思う。
ホテルサンバリーからチャムの家がある別府駅方面に向かうバスは
もうとっくに終了していた。
チャムのうちまでは歩けば、30分に近いほどの道のり。

281:はじめて結ばれる
08/10/06 11:14:29 SGAxX253
ぼくは「大丈夫だから、ここにこのまま泊まっていったらいいよ」
というのだけど、チャムは頑として帰るというのだった。
それで「だったら夜だし、タクシー代を出すからタクシーで帰ったら
いいじゃない」と勧めるのだけど、チャムは頑として聞き入れない。
チャムはベトナムから日本にきて
お金を稼ぐ大変さを実感しているから
これくらいでタクシーにのるなんてありえないことと思うようだった。

それで結局歩いて帰るということになって
自分は一緒にホテルの外まで見送っていった。
このとき浴衣をきてしまっていたので
あまり遠くまで出歩けなかった。
そして見えなくなるまでチャムを見送って部屋に戻ったのだった。
そしてベッドに寝転がりながら、
今日のことをいろいろと思い返していたのだった。

このことがあとで問題になった。
いろいろ言いあいになったときにチャムが
「あのときどうして一人で帰したのか。
そのあとこまめにメールをくれなかったのか。
歩きの帰り道がとてもさびしかった」
そういうことを言い出すのだった。

たしかにそうかもしれない。
チャムは意を決して体をささげてくれて結ばれたのに
まるでセックスが終わると目的が終わってしまったかのように
歩いて帰らされて、メールもくれなかった。
やってしまって、ぼくはもう満足してしまい
チャムのことはどうでもよくなってしまったのか?
チャムはそんなふうに感じたのかもしれない。

282:はじめて結ばれる
08/10/06 11:39:55 1XDObPBR
でもぼくからすれば決して悪気はないことなのだった。
その場で言ってくれれば対応してあげたと思うし
チャムを喜ばせてあげたい気持ちでいっぱいなのに
でも男と女の心のもちようはいつも違うし
自分は女心にうといほうだから
気がついてあげられないだけなのだ。

そのことはたしかに悪いことなのかもしれないけど
そんなにも責められないといけないことなのか?
自分の気持ちの中はいつもチャムのことでいっぱいで
もっともっと求めてきて、望んできてほしかった。
ぼくもチャムの気持ちをわかって上げられなかったかもしれないけど、
チャムももうちょっとはっきり意思表示してほしかった。

ぼくはチャムをもっともっと喜ばせてあげたくて
チャムの笑顔がみたくて、チャムと一緒にいたい一心なんだから
教えてくれればぼくたちの関係はもっともっとよくなれるはず。




(この日の翌日、湯布院での写真。この日に帰りたい・・・)

ともあれ、こうして
ぼくたちの初めての一日とはじめての一夜は終わった。
自分はチャムの魅力にますますひかれていくのを感じて
そして末永く一緒にいたいと感じるようになっていくのだった。

▲ # by shigeshogi | 2008-07-23 12:29

283:チャム! Phan thi minh Tram! どうか助けて下さい!
08/10/06 11:41:50 1XDObPBR
2008年 07月 23日

チャムとのはじめての1日が終わって、
このあと2日目の湯布院への旅とか、
3日目の別府でのできごとなどが続くのだけど
それはいったん中断して、
少し別の面から書いてみたいと思う。

この1年くらい、自分はチャムとの出会いをへて
少しずつ変わっていった。
チャムもぼくと一緒でさびしがりやだったから
いつも自分から連絡をくれた。
毎日夜の9時~11時半くらいのあいだに
必ずスカイプ(インターネットを使った無料の電話)
をかけてきてくれるのだった。
(自分が将棋の研究会がある金曜日は休み。
それ以外にスカイプできないときにはメールで
互いに連絡した。もっともそんなことはほとんどなかったが)
チャムがぼくに教えてくれた
このスカイプはとんでもなく便利なツールで
チャムが別府から、ベトナムに帰ったときも、
広島の呉に移った後もかわりなくぼくたちをつないでくれた。

284:チャム! Phan thi minh Tram! どうか助けて下さい!
08/10/06 11:42:56 1XDObPBR
このことが自分にとって、生活の大きなリズムになっていった。
何しろ、毎日その時間にうちにいて
パソコンを立ち上げて待っていないといけないのだから
ある意味大変なのだけれども
それを逆に前向きに利用して、
その時間を勉強などに使うようになっていった。
時にはインターネット対局をしている場合もあって
ちょうどチャムがきてくれたので待ってもらったり
時には投げてしまうような場合もあった。
勉強しながらチャムがきてくれるのを待つその時間は
ぼくにとって大切な、すてきな時間になっていった。

それと今年に入ったくらいからチャムは
とってもおもしろい試みを始めてくれた。
それは体操。
体操、っていうのはあの体を動かす体操のことだ。
もともとチャムはいつも寝る前に簡単な体操をしていた。
このあたりが、日本人とちょっと違うなあって感じで
でもチャムのそんなところが大好きだった。

285:チャム! Phan thi minh Tram! どうか助けて下さい!
08/10/06 11:44:32 1XDObPBR
で、チャムはあまりに太っているぼくの健康のことを考えて
一緒に体操することを提案してくれたのだった。
スカイプで話しているときに、毎日15分ほどの体操タイム。
チャムが音楽をかけてくれて、同じ音楽にあわせて体を動かす。
体操の内容はそれぞれで、
自分は最初はちょっとしかできなかったが
だんだんと体が動くようになってきた。
今も続けているが現在の内容はラジオ体操1回に
屈伸16回、足の曲げ伸ばしを浅くと深くでそれぞれ16回。
アキレス腱伸ばしも16回。
腹筋16回、腕立て伏せ16回、
仰向けに寝て首と足上げ32拍。
それに股割り、首と足首をまわす運動。
これで一式でこう書くと長いようだけど、15分の内容だ。
終わると結構汗だくになる。
終わったあと、それぞれお茶や水を飲みながら
チャムと少し話をするのが、また楽しかった。

一度チャムのうちに泊まったときに
いつもと同じように体操をしようということになって
やってみたら、お互いに全然違うことをしていた笑えた。
チャムはヒップホップ体操みたいな運動をしていた^^
お互いかなり恥ずかしかったけど、よかった。

またスカイプとは別に携帯でもいつでもメールや話ができて
何かうれしいことがあったとき、
逆に嫌なことがあったとき、
なんでも素直な気持ちで話すことができるチャムの存在は
自分の心の支えになっていった。

286:チャム! Phan thi minh Tram! どうか助けて下さい!
08/10/06 11:46:17 1XDObPBR
それに数ヶ月に1回ではあったけど
チャムに会いにいけるということが自分の毎日の生活に
どんな大きな楽しみになったかわからないほどだった。
どんな辛くても、悲しくても、がんばっていれば
またそのうちチャムと一緒の幸せな時間が来る。
どんなときもチャムがいてくれる。
遠く離れていても心はひとつと信じていた。
いつか必ず結婚して、一緒に暮らそうと思っていた。

もちろんチャムだけではなくて、家族や周囲の人の助けもあったが
とにかく精神的にはチャムの存在が大きかった。
やっと本当の愛にめぐり合えたと思った。
いつも将来の希望を与えてくれた。
生活は苦しかったけど、チャムは日本人の感覚からみれば
とっても質素な人だったからお金もそんなにかからないし
この子と一緒ならささやかでも小さな幸せをつかめる。
こんないい人とめぐりあって、その愛を得た自分は
世界一幸せになれたと思っていた。

287:チャム! Phan thi minh Tram! どうか助けて下さい!
08/10/06 12:40:55 y1jQdgr6
感謝しています。私の大切なチャム。
My Sweet Tram.
大切なぼくだけの、Phan thi minh TRAM !
自分にはあなたしかいない。

今、本当にさびしい。
一人ぼっちで暗闇で苦しみ、もがいている。
あなたなら、ぼくを助けられる。
どうか、どうか、ぼくを助けてほしい。
チャム、ぼくの声が聞こえますか?チャム?チャム?

まだぼくたちには少しだけ時間が残っていると思う。
何かお互いにとっていい方法が残されていると思う。
どうか、連絡を下さい。
一生のお願いです。


URLリンク(pds.exblog.jp)
チャムからのメールはいつもこの写真とともに受信していた。
いつもこの写真にキスをしていた。愛してる!

▲ # by shigeshogi | 2008-07-23 20:21

288:由布院への旅
08/10/06 15:55:14 bTSxu9b5
2008年 07月 24日

チャムとの最初のめぐり合いの話の続き。

初めての一日。初めての交わりを別府ではたした自分たちは
翌日、由布院にでかけるところになっていた。
湯布院は別府からはバスで1本。
最初、自分はこのことをしらなくて、鉄道で行くつもりだったが
チャムが別府の駅前から湯布院行きのバスが出ているというので
それで行くことにしたのだ。

チャムはその日、午前中、授業か何かで
学校に行かないといけないことになっていた。
それで出発は午後ということにして、
お昼に別府の駅前で待ち合わせということになっていた。

ホテルサンバリーにチェックアウトの時間ぎりぎりまでいて
そこから時間があることもあって別府駅まで歩いた。
昨夜チャムが歩いた道だったが、思った以上に遠かった。
旅の途中で荷物が重かったこと、当時自分は運動をほとんどしない
生活で体がなまっていたこともあるが、きつかった。
深夜女の子が一人で歩くには、きっと不安だったろうと思った。
今思えば、本当に申し訳ないことをした。
ごめんね、チャム(;;)

途中、ジョイフルという西日本を中心とした
非常にリーズナブルでいいファミリーレストランで
休憩を兼ねて、朝昼兼用の食事をしたりしながら
なんとか別府駅についた。
ジョイフルは、ぼくとチャムのお気に入りになって
このあとも何度も一緒に食事をするのだった。

289:由布院への旅
08/10/06 15:56:22 bTSxu9b5
ちょうどお昼くらいでチャムはもう別府駅にいたと思う。
バスは本数が少ないから、待ち時間が少しあったので
駅前の観光案内所やヤマダ電機などをチャムと一緒に回った。
それから駅の中のベンチでふたりで休憩した。

チャムはぼくが東京で買ってきたおみやげのお菓子を出してくれた。
空港でよく売っているお菓子だけどチャムはとっても喜んでくれた。
そしてチャムのバイト先の温泉ホテルでもらえるという
温泉たまごを出してくれた。
そして、1本のペットボトルのお茶を買って二人でわけた。
二人で食べた別府温泉のたまごは本当においしかった。
ささやかだけど、こういうことが本当に幸せだった。
チャムは本当にいい子なんだって思った。

午後1時半くらいだったか、バスの時間がきて、乗り込んだ。
古臭い亀の井バスはがたごとと別府の街を登っていく。
別府の街の坂の途中でスイカが山積みになって売られていた。
坂で傾いているのにころがりもせず、積まれていた。
ぼくはチャムに、あれがなんかのはずみで動き始めたら
コロコロコロコロころがって別府の駅のところまで
転がっていってしまうんじゃないかな?!
って言ったら、チャムはおもしろがって笑っていた。

290:由布院への旅
08/10/06 15:57:30 bTSxu9b5
さらにバスは登っていって
今度は坂の上の切り立ったところに下から見るとそびえるように
建っているパチンコ屋さんがあった。
それでまたチャムに、ねえねえあのパチンコ屋さんが
地震か何かのはずみで壊れたら
中にたくさんあるパチンコの玉がまた
コロコロコロコロ転がって、別府の駅のところまで
いってしまうんじゃないかな?!
って言ったら、チャムはまたその光景が浮かんだのか
コロコロコロコロ笑い転げるのだった。

バスは山越えの道を進み、遊園地や山の中の小学校などを
経由しながら由布院に向かった。
バスの中で話をしたり、チャムの携帯プレーヤーで
イヤホンを片耳づつにしながら音楽を聞いたりした。
山を登りきって、下りになったな、と思ったら
もう湯布院の街は間近だった。
どこで降りればいいのかよくわかっていなかったから
とりあえず終点のバス営業所まで乗った。

チャムは別府市内乗り放題のバスのフリーパスを
もっていたのだけど、それが運転手にうまく伝わらず
ちょっと高く料金を払ってしまったみたいだった。

バスを降りて、由布院の街を歩きはじめると
雨がポツポツと降ってきた。
地図で宿の場所を探したり、そっちに向かって走っていくと
けっこういい降りになってきてしまった。
時間は午後3時過ぎだっただろうか?
本当は少し由布院の街を観光してから宿に向かうつもりだったけれど、
仕方ないからまっすぐお宿に向かうということになった。

291:由布院への旅
08/10/06 15:59:13 bTSxu9b5
傘のなかったぼくたちは雨の中をかけるようにしてお宿に向かった。
由布院の自衛隊駐屯地のすぐ前にお宿はあった。
インターネットでずいぶんいろいろ探して
ここが一番良さそうだ!と思ってぼくが選んだお宿だった。
大雨をしのいで、なんとかお宿までついてぼくたちはほっとした。


URLリンク(pds.exblog.jp)
(翌朝、雨も上がり、宿をたつ前の記念。いつまでも一緒にいたい!)

ここ「御宿 ゆふいん亭」についてからのできごとは
また次回に。

▲ # by shigeshogi | 2008-07-24 12:59

292:異邦人さん
08/10/07 09:48:53 hpkRnmgB
こいつの子供がかわいそうだな
なんだかんだ言い訳して家族を放棄した訳だし

293:由布院の一夜
08/10/07 12:38:54 mJB+N6o5
2008年 07月 25日

別府から少し場所を移して、湯布院温泉での一夜のお話。
降り出した雨に追い立てられるように、旅館に着いたぼくとチャムだった。

由布院の温泉は、数年前NHK朝の連続テレビ小説
「風のハルカ」の舞台になっていて、
自分はそんなに熱心にはみていなかったけど
けっこうあこがれている部分があった。
特に温泉の質がいいとか、風景もすばらしいと聞いていた。
一方チャムからは湯布院はなんでも高いみたい、ときかされ
ちょっと怖かったけど、はじめての出会いで
すてきな思い出を作りたかったので
いろいろ調べて「御宿 ゆふいん亭」を選んだのであった。

このお宿の特徴はいくつかあるけど、全室離れになっていて
隣が気にならないゆったりした作りになっていること。
大浴場のそばの休憩所でビールと温泉たまごがすきなだけ
いただけるというようなことだった。

しかし何しろ全室離れということなので、
ぼくとチャムがチェックインしてお部屋に案内されるにも
雨の降る中を歩いていかないといけない。
でもお宿はちゃんと専用の傘を用意してくれたので
ぼくとチャムは相合傘をしながら、お部屋に向かったのだった。
お部屋では浴衣が用意されていたからぼくたちは
さっそく着替えようとしたのだけど、
自分は体が大きいのでサイズが合わない。
それで大きい浴衣をもってきてもらって
やっと浴衣に着替えられたのだった。

294:由布院の一夜
08/10/07 12:40:37 mJB+N6o5
何しろ大雨で大浴場に行くのも面倒だったので
まずは部屋のお風呂に入ろうよということになった。
部屋のお風呂もちゃんと温泉なのだった。

お湯がたまるまでのあいだはチャムとまったりした時間をすごした。
チャムはお茶を入れてくれた。
チャムは日本のお茶が大好きだと言った。
でもベトナムのお茶も大好きなのだった。
ベトナムのお茶にもいろいろあるけど
一番一般的なお茶はジャスミンティーに近いお茶だと教えてくれた。
ジャスミンティーは沖縄のさんぴん茶とも近いし
ますますジャスミンティーが好きになった。

お茶を飲みながら、お宿の用意したお菓子をいただき
写真を撮ったりしながら遊んだ。
チャムがいてくれると何をしていても楽しいのだった。
そのときとったツーショットの写真は以前に載せてしまったので
今回はチャム1人の写真を載せる。

そうこうしているうちにお部屋のお風呂にもお湯が満たされたけど
ぼくたちの情熱はおさまることはなくて
畳の上でそのままぼくたちは抱き合うのだった。

抱き合って、お風呂に入って、一緒に横になって休んだ。
雨の音が遠くから聞こえる中、ゆったりした時間が流れていた。
こうなれば、雨も粋な演出のような感じもした。
幸せだった。

295:由布院の一夜
08/10/07 12:42:18 mJB+N6o5
少し眠ったのかどうか、夕食の時間になった。
夕食は鴨のお鍋料理だった。
料理はどれもこれも趣向がこらしてあっておいしかった。
チャムもぼくも食欲旺盛だから、なんでもたくさん食べた。
特に鴨鍋はだしがいいお味でよかった。
チャムはベトナム人だけど、ベトナム人はなんでも食べるよ
って言ってわらっていた。
でも何でもおいしいおいしいとたくさん食べてくれる
チャムは本当にすてきだと思った。
世の中には、あれは食べられない、これは残す、という人の
なんと多いことか。残念だ。
二人でお皿を取り分けたり、ごはんをよそってもらったり
幸せだなあって思った。
自分たちは何一つ残さず完食したけれども、
そういう人たちはたぶん相当めずらしいのだろうと思う。

お部屋に戻ってみると、もう布団が敷いてあった。
そして枕元に夜食用のおにぎりとミネラルウォーターがおいて
あって本当に細やかなサービスのお宿だと思った。

ぼくたちは布団に寝転がりながら、寝物語。
もうどんなことを話したのか、あまり覚えていないのだけど
チャムの友達のお話とか、ベトナムのお話とか
自分の過去の話とか、とにかくありとあらゆる話を
したんだろうと思う。
大浴場の休憩所に行ってビールをもらって飲んだりも
したんだろうと思う。

296:由布院の一夜
08/10/07 12:44:22 mJB+N6o5
チャムに電話がかかってきて、チャムがベトナム語を
話すところをはじめてきいたりした。
日本語、ベトナム語、そして英語も自在にあやつる
美しくて賢い才女が自分の彼女としてそばにいてくれることが
とっても誇らしかった。
チャムはいつも率直な言葉で愛を語ってくれた。
「愛してる」「好き!」「チュッ!」
メールや口での言葉、スカイプ、それら
全部あわせたら少なくても100回以上は聞いただろう。
そして、いつも自分から積極的に体を寄せてきて
求めてきてくれるのだった。
文字で、口で、表情で、手で、下半身で、とにかく全身で
あふれる愛と情熱をぼくにぶつけてくれた。

297:由布院の一夜
08/10/07 12:45:15 mJB+N6o5
湯布院でのお宿での夜中もチャムは強く求めてきてくれたけど
自分の体は求めに応えられなくて、申し訳なかった。
自分も欲求自体はあるのだけど、体がついていかないのだ。
でもチャムはやさしくしてくれるのだった。
もっと若かったら、って思ったけど
そのぶんチャムにたくさんの心の愛情をもって
接してあげたいって心に誓うのだった。

チャムはいつも元気に活発に動くから、
夜もいつもぐっすり眠れるみたいだった。
ぼくはいつも悩んだり、不安にさいなまれたり
なかなか眠りにつけなかった。
でもチャムを寝顔を見ながら、夜食のおにぎりを頂いたり
そんなことをしながら、その日一日の幸せをかみしめて
ようやくぼくも眠りについたのだった。

翌日の由布院の街の散策と、別府への帰還についてはまた次回に。

▲ # by shigeshogi | 2008-07-25 03:39

298:チャム散歩 in 湯布院
08/10/07 13:17:56 mJB+N6o5
2008年 07月 25日

由布院のお宿で起きるとチャムももう目覚めていた。
雨は上がりすばらしい青空が広がっていた。
一日の始まる幸せを感じた。

一緒に純和風の朝ごはんをいただいた。
いわゆる旅館の朝食といえばそうなんだけど、
ひとつひとつ本格的に作られていて
本当の高級っていうのはこんな感じなんだなあ、って思った。

それから昨日はいけなかった露天の大浴場にも行った。
隣の女湯のチャムと話をしたり楽しい時間だった。
日当たりがいいから、ちょっと焼けてしまうくらいかな。
そのあと、外の休憩所で、ビールと温泉たまごをいただき
お部屋でくつろいでいると、
もうチェックアウトの時間は迫っているのだった。

チャムも女の子だから、支度にはいろいろ時間がかかる。
といっても、普通の日本の女の子にくらべればやっぱり早くて、
そのあたりもとってもいいなあって思うのだった。

由布院の街を一緒に散策した。
観光客向けの商店街を歩いていくと、
けっこうお客さんもいていろいろなお店があるのだった。
チャムはその中のガラス細工のお店でチャムがなにやら
一生懸命選んでいる。

299:チャム散歩 in 湯布院
08/10/07 13:18:45 mJB+N6o5
ぼくはいったい誰に何を選んでいるのか最初わからなかった。
チャムが選んだのは1匹のブタちゃんが体重計に乗ってるガラス細工。
ブタちゃんの丸いおなかがとってもかわいいんだそうだ。
この商品をレジにもっていって、購入。

そしてこの種明かしは後日された。
東京に帰ってしばらくたっての日、うちのポストに
なにやらちょっと大き目の包みが入ってる・・・
そう、このときのブタちゃんなのだった。

チャムは「このブタさんはなんかシゲに似てるね!」
と添え書きしてくれていた。
ぼくはこのプレゼントがうれしくてうれしくてたまらなかった。
時給700円ほどでアルバイトしているチャムが
一生懸命稼いだお金で買ってくれたプレゼント。
チャムはぼくの丸いお腹もかわいいと思っていてくれている。
その気持ちがうれしくてたまらなかった。



ずっと、ずっと大切にするからね!チャム!愛してる!!!
君さえいてくれたら、ぼくはもう何もいらないです!
お願いします。結婚してください。

チャムはぼくのことを
「丸いおなか君!」ってしばしば呼んでくれて
するとぼくはチャムを
「黒いめがねちゃん!」って呼び返すのだった。

300:チャム散歩 in 湯布院
08/10/07 13:20:27 mJB+N6o5
それから街のはずれの「金鱗湖」まで歩いてみた。
「風のハルカ」では竜が棲む、とされていた湖で
竜が棲むくらいだから、すごく大きくて神秘的な湖かと思ったら
そんなでもなくて、周りにもけっこう建物とかあって
そんなに大きくもない単にきれいな湖って感じだった。
でもここでチャムとたくさん写真をとって遊んだ。
チャムは池のアヒルと戯れて、それがまたかわいかった。

それから駅のほうに戻るように商店街をもどり
途中のお店などで写真をとったりして遊んだ。



この写真を撮るときは通りがかりの大学生に
ちょっと嫌な顔をされながらお願いしたのだった。
アニメのお店で「ゲゲゲの鬼太郎」を知らなかったチャムに
その話をしたことを思い出す。
これ以後、鬼太郎がテレビにでたりするたびにチャムは
「ゲゲゲ、ゲゲゲ」って言ってくれるのだった。

由布院の駅でははじめて特急ゆふいんの森号をみたり
近くの公園でSLをみたりするのだった。
観光人力車の料金が高いのに目を回したりもした。

301:チャム散歩 in 湯布院
08/10/07 13:21:19 mJB+N6o5
駅近くのバスの営業所で、昨日のチャムの料金は払いすぎ
だったんじゃないですか?と交渉してみたら
亀の井バスさんは良心的で、ちゃんと精算しなおしてくれた。
ぼくが交渉したことをチャムは喜んでくれたみたいでうれしかった。

帰りのバスは満員に近いくらい混んでいた。
ぼくたちは「冬のソナタ」みたいに一番後ろの席に
よりそって座っていくのだった。
ちょうどお昼ごろのバスの中、暑く、
自分は疲れていたのか、いつのまにか眠ってしまった。
目が覚めたら、もう別府の駅前で、びっしょり汗をかいていたけど
チャムがハンカチで汗を拭いてくれていたのだった。
幸せだった。


別府駅から当時チャムが住んでいたアパートに向かった。
10分ちょっと歩くくらいの場所で川のほとりの古い建物だった。
大家さんがベトナム人留学生に理解があるということで
とても親切にしてくれるということだった。
チャムともうひとり友達の留学生が2階に住んでいて
自分は1階の普段はあまり使っていない部屋を
1日使わせてもらえることになった。

302:チャム散歩 in 湯布院
08/10/07 13:22:31 mJB+N6o5
広くて卓球場やソファーセットなどいろいろなものがあったけど
とにかくモノがたくさんおいてあって、しかもみんな
ほこりをかぶっていた。
ところどころ床が抜けそうになっていて、危なかった。
それでもチャムがあらかじめ掃除をしてくれたから
ぼくの居住空間はちゃんと確保されていた。
布団はチャムがもってきてくれたのがあったから
きれいだったし、ケーブルテレビも映るのだった。

その部屋に荷物をおいて一休みしていると
チャムが2Fから降りてきてくれて
そして早速また結ばれあってしまうのだった。
ぼくもだいぶ回復していて、かなりはげしく抱き合った。
どんなにせまくて、汚いところでも
この子がいてくれれば幸せな気持ちになれる!
チャムによれば夜になると2Fには友達が帰ってきてしまうから
今じゃないとできない!のだそうだ。

それでもぼくたちは元気いっぱいで、
そろそろ夕方になろうかという別府の街に繰り出した。

▲ # by shigeshogi | 2008-07-25 14:31

303:別府の街にて
08/10/07 16:08:39 R+3v5sf5
2008年 07月 26日

自分はチャムと知り合って別府に何度も来るまでは
別府というのは昔ながらの古臭い温泉街なのかと思っていた。
道はごみごみして、なんでも高くて、サービスは悪い。
ちょっとそんな悪いイメージ。
でもチャムに導かれて何度か訪れるようになって
そのイメージはまったくかわった。

坂が多い街並みは景色が雄大だし、海は美しいし
安くて良心的なホテルや飲食店もいっぱいある。
またAPU(立命館アジア太平洋大学)のような
本当に国際的な大学もあって、
とても多くの留学生が地域に交わってくらしているのだ。
自分はとても素晴らしい街だと思った。

チャムのおうちから繰り出したぼくたちは
とりあえずカラオケ屋さんへ(笑)
「大ちゃん」という留学生ご用達のカラオケ屋さんは
夕方までならフリータイムで1室千円で歌い放題というリーズナブル。
お店も駅前の便利な場所できれいだし、よかった。
チャムとここでカラオケを歌いまくり!^^

304:別府の街にて
08/10/07 16:09:53 R+3v5sf5
夜からはチャムが友達を呼んでもいいかというので
チャムの友達と合流。
3人で国道10号をホテルサンバリーのほうに
20分ほども歩いたところにある「くーた」という
ラーメン屋さんに行った。
ここがチャムお気に入りのラーメン屋さんなのだ。
料金は普通だけど、替え玉無料!ということで
お腹いっぱい食べることができるのだ。
またこのお店で出している、からし菜のようなおしんこが
チャムはとっても好きで、まあこれでもか!と
バクバク食べているのだった。
やっぱりベトナムは東南アジアだけあって、
ちょっと辛めのものが食べたくなるみたいだ^^

チャムのお友達は中国系ベトナム人で日本語はまだまだ。
日本にいる年数はチャムと同じなんだけど
チャムがいかに勉強しているか、ってことがわかる。
それでその友達とは怪しい英語を交えて話をしてみたり
どうしても伝わらないときはチャムが通訳したり
中国系ということで、携帯で漢字を表示させて伝えてみたり
大変だけど楽しい時間だった。

305:別府の街にて
08/10/07 16:11:12 R+3v5sf5
おもしろかったのがラーメン屋さんへの帰りの道。
チャムの友達は自転車を転がしながら、
ぼくとチャムは歩いて帰るのだけどそのあいだ
みんなで歌を歌いながら帰るのだ。
例の中島みゆき「地上の星」やら「神田川」「涙そうそう」
そういう有名曲を3人で合唱しながら帰る。
日本人ではしらふではちょっとできない感じだけど
そんなことを楽しめるのもチャムといてこそだと思った。
今でもこのときのこと、とっても懐かしい!
チャムのお友達はベトナムに帰ったそうだが
元気にしているのだろうか?

別府の駅まで帰ってきて、駅前の手湯という手を温める
温泉で遊んでいたら、酔っ払いのおじさんにからまれたり、
つつじが咲いているのをみて、この花には蜜があって
吸うと甘いんだよ、という話をしてみんなで吸ったり
そういうことを楽しんだ。
楽しくてかけがえのない時間だった。

306:別府の街にて
08/10/07 16:12:08 R+3v5sf5
チャムの部屋まで帰り着くとチャムとお友達は2階へ。
ぼくは1階にいた。
さすがにお友達がいるということで、
その晩は良い子になって、交わることなく眠った。

この日もまたとても楽しい1日だった。
次はチャムとの最初の出会いの、最後の1日の話になる。



別府公園にて。チャムは花やくだものが大好き。
街を歩いていてもいつもめざとく見つけてくる。
今年のお花見はチャムと一緒に広島の広でした。
一緒にすわって、お花をみて、1本のビールを二人でわけた。
本当に幸せなのんびりした時間だった。
チャムがこの日のこと忘れないでいてくれたら、
ぼくたちはきっと幸せになれると思う。

▲ # by shigeshogi | 2008-07-26 00:35

307:「またね!」
08/10/08 12:50:39 MP74Y5iJ
2008年 07月 26日

チャムと最初の会った別府への旅の最後の1日の話。
別府の光町のアパートの1F。
もうおきだしていた自分のところに
チャムもおりてきてくれた。
手にはコーヒー。
普通のコーヒーじゃなくて、
一時少しはやったこともあるベトナムコーヒーだ。
かなり強いコーヒーだと思った。
またかなり甘くしてある。香りも独特。
おいしかった。
自分はすごく頭がはっきりするのを感じた。
そしてチャムは歯ブラシをもってきてくれて歯を磨くのだった。
(チャムは歯磨きが大好きでたびたびぼくに歯ブラシをプレゼントしてくれた)

そして・・・・いつものパターンで・・・・
ぼくたちは激しく求め合うのだった。
ぼくは肉体的な快感もさることながら、体が結ばれあうことによって、
ようやく相手が近くいることをを感じて心の愛も実感できるのだった。
チャムはどのような気持ちで
いつもあんなふうに激しくぼくを求めてくれたのだろう?

チャムのアパートにはお風呂がなかった。
そのかわり、徒歩5分のところに温泉があるのだった。
その名も末広温泉。

308:「またね!」
08/10/08 12:52:20 MP74Y5iJ
別府は日本一の湯の街ともいわれるが
ぼくはその通りだと思う。
というのは温泉が観光客のためや
観光資源としてだけあるのではなく
一般の市民の生活に密着する形で存在してるからだ。
別府の街にはもうあきれるほどたくさんの小さい温泉があって
地域住民の人たちがそれを維持している。
その料金は1回たったの100円!
東京の銭湯の4分の1以下だ。
別府の街の家庭にお風呂がある割合は低いそうだが
それはいつもみんな地元の温泉に入っているからだ。
これこそがまさに本当の意味で湯の街ということだろう。

末広温泉は午前中は11時くらいまでだったから
Hに励んだ後、チャムは急いでいかないと、とぼくを連れ出した。
末広温泉は地元のタバコ屋さんが管理していて
チャムは月2千円だかの月ぎめ料金を払って鍵をもらっていた。
自分はタバコ屋さんで100円を払って入れてもらった。
シンプルで何もない、昔ながらの銭湯の風情だけど温泉は温泉。
とてもいいお湯だった。
建物は古いが管理人の人がきれいに掃除をして清潔だった。
人がいなかったから、のんびり入ることができた。

ベトナムでは裸で浴槽につかる風習がないから
最初はチャムはけっこうはずかしかったそうだが
女湯に聞き耳を立てていると、風呂仲間の女性もいるようだった。

309:「またね!」
08/10/08 12:54:25 MP74Y5iJ
ぼくもけっこう長湯のほうだけど、それでも女の人よりは早い。
温泉をでて、その前にあるベンチに腰掛けてチャムを待つ。
吹き抜ける風が心地よくて、のんびりした気持ちになる。
チャムがでてきてくれる。シャンプーの香りがする。
大好きな彼女がそばにいてくれる幸せを感じる。

そのあと、2人は海のそばにある「一番館」という
焼肉屋さんに向かった。
ここは焼肉食べ放題のお店。
焼肉以外にも、野菜や、ごはん、カレー、お寿司、
ドリンクバー、フルーツ、デザートもついて
平日の昼間ならたったの980円だ。
留学生ご用達のお店らしく、実際いったら留学生だらけだった。
そりゃあ980円で自分の好きなものをお腹いっぱい
食べられるのだから、たまのぜいたくに留学生がくるには
ぴったりのお店だろう。
チャムはくだものをいっぱいとって、
ぼくは肉をたくさん食べた。
ぼくもわりとなんでもおいしくいただけるほうなので
チャムと楽しい1時間をすごしてお腹いっぱいになった。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch