08/09/23 12:24:22 jXGcWFkH
イザベラバードが「朝鮮紀行」で言っているな。中国や日本なら地方都市にもあるような
仏教寺院が、韓国の街には見当たらない。見て圧倒されるような宗教施設がソウルにはない。
李朝が儒教を国教にして仏教を弾圧してきたことのツケだ。
呉善花さんの著書によると、日本は江戸時代に参勤交代制度（一度に数百人が旅をした）
があったせいで宿場町が発達し、一般庶民もお伊勢参りに出かけるなど旅行文化の華が開いた。
旅のガイドブックが出版され（東海道中膝栗毛）、旅の風景を描いた浮世絵も人気を博した。
現在でも地方の名産品にその名残りを見ることができる。洗練された旅館にもその伝統が残っている。
しかし韓国には他所の土地を旅するという文化・伝統は生まれなかった。一部の官僚がソウルと
赴任地の地方を往復するだけで、一般庶民が他所の土地に出かけることは稀だった。
だから旅の施設・インフラは発達せず、今日に至っているのだと。