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ベルン、ツェルマット、スピーツ、ラウターブルンネン、ミューレン、グリンデルワルト、ルツェルンと鉄道で回り、山を歩いた。
昔と違ってコンパートメントはなかったが二階建てや窓の大きな車両で、湖、山、牧草地、木造の家並みを堪能できた。登山電車やゴンドラ、ロープウェイも接続が良く、
鉄道の周遊券で半額で済み、とても便利だ。おかげで1日6時間以上のトレッキングを3日間もやった。足に豆ができ、皮が剥けた。絆創膏忘れたので街中や宿の階段で痛くて痛くて。日焼け止め塗り忘れた日の夜は首
の裏側がひりひりして唇も荒れた。ツェルマットは雪が少なく氷河も後退して黒土が目立ち、斜面の土壌も流れ花は7月なのに思ったほどではなかったが、スネガの斜面で
エーデルワイスを見た。ミューレンのアルプは土壌が残り、牧草の緑濃く、花も豊か、牛やマーモットも居てとっても昔ながらのスイスらしい。向かいのユングフラウ連山の屏風もいい眺め。
ラウターブルンネンの300mの滝は水量少なく迫力なし。グリンデルワルトは建物が一杯増えて、山男を見かけない一般観光地に変わっていた。雪はないけどウェッターホルンがいい感じ。
ルツェルンの木橋でレンズキャップを落として川に流れて行った。流れの速いこと。船で湖を一周してきた。ゆっくりした時間と風景の流れ、夕焼けが良かった。
食事はツェルマットの宿のハーフボードが、併設レストランでスイス民族衣装を着た人のきちんとした
サービスで取れて味も量も一番良かった。テラスではみんなお酒とつまみ程度、旨いものを食べるなら
老舗のレストランがいい。宿、食事、乗り物で一杯お金使ったのに、スポーツ店でマムートのジャケット
(山岳ガイドが着てて恰好いい)、空港でオメガの時計を買ってしまった。カード会社の請求書を見る
のが怖い。でも、またスイスに行くだろう。スキーの冬よりも断然夏が美しい。