08/04/05 09:24:47 xfuRy7GH
頭が腐っているな。
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> 約束の1万ドンに、観光客でもあるし、結構面白かったので、1万ドンのチップを入れて、2万ドン払おうと考える。
> ところが、このシクロ運転手は2万ドンを断る。そして、僕の財布を見て、5万ドン札(4百円)を指差す。
> 5万ドン札を、5千ドンだと言い張る。 そして「5千ドン、オッケー♪」と、5万ドンを取ろうとする。
> いくらなんでもそれは無理、世の中通らないだろうと、僕は思う。
> おじさんは、5万ドンを5千ドンと言い張ることで、「ひょっとしたら、5万ドンがもらえるかもしれない」と
> いう希望で生きている。 無理な主張だが、いつかそんな馬鹿な話に騙される人間がいるかもしれない。
> おじさんが生きている理由(Raison d'etre)は、いつかそういうお馬鹿な人間に出会うこと、かもしれないね。
> ということは、ここで5万ドンは5万ドンだと僕が見破っても、ちっとも面白くない。ありふれた話だ。
>
> でも、もし僕が5万ドン札を5千ドン札だと勘違いした、としたらどうなるだろう?
> おじさんはもちろん喜ぶ。でも、おじさんはその成功体験に一生縛られてしまう。
> つまり、1万ドンの仕事をして、気前のいい外国人からチップを1万ドンもらっても、もう喜べない。
> だって一度、5万ドン札を5千ドンと間違えて渡した旅行者(僕のことね)がいたのだから。
> 一度人を騙して、4万5千ドンのあぶく銭を手に入れてしまったら、もう、1万ドンのチップでは満足できなくなるだろう。
> 僕がわざと5万ドン札を渡してしまえば、彼の人生を一生惨めなものに変えられるかもしれない。
> これは、他人の人生を根本から変えられるという意味で、とても魅力的だったね。