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【原敕晁さん拉致に、韓国民団も関与】
1980年6月に大阪市の原敕晁(ただあき)さん(当時43歳)が拉致された事件で、主犯格
とされる辛光洙(シン・グァンス)容疑者(76)は日本に密入国を繰り返していた73~85年、
原さん拉致に協力した同市の中華料理店主の男(74)も含め、少なくとも16人の在日朝鮮人
らから、アジトや資金の提供を受けるなどしていたことが23日、警察当局の調べなどで分か
った。警視庁公安部は、こうした協力者についても一斉に事情聴取し、日本人拉致を支えた
北朝鮮のスパイ網の解明を急ぎたいとしている。
辛容疑者の韓国での公判調書や公安部の調べなどによると、辛容疑者は日本に密入国
する前に工作機関の上司から、大阪市内の在日朝鮮人女性の名前を聞かされ、この女性を
協力者に引き入れるよう指示された。
73年7月に初めて日本に密入国すると、まずこの女性を訪ねて、女性宅の2階をアジトと
して確保し、近所の在日朝鮮人などを介して在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者に
接触。この関係者から、原さん拉致事件の共犯で現在は韓国・済州島に住む元服役囚(78)
など4人を協力者として紹介された。
朝鮮総連傘下の商工関係者3人も協力者として取り込み、このうち「在日本朝鮮大阪府
商工会」の元会長(2001年、85歳で死去)からは、工作活動や協力者を獲得するための
資金の提供も受けていた。また、原さんを拉致した後の81年1月には、佐賀県内の在日本
大韓民国民団(韓国民団)所属の男性から、韓国内の「協力者候補」の身元情報を入手して
いた。ほかに本国からの指令を辛容疑者に伝える役割を果たした協力者が数人いたという。
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