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◆777型機中心に混合乗務◆
~旧JALと旧JASの客室乗務員~日航
国際線を担当する日本航空インターナショナル(旧JAL)と国内線の日本航空ジャパン(旧JAS)が10月1日の統合後、両社出身の客室乗務員がボーイング777型機を中心に4機種で同一便を担当する「混合乗務」を行うことが18日、分かった。
パイロットも同型機などで両社の機長と副操縦士が組むパターンを採用するという。
777型機は旧JASも使用した機種で、異なるマニュアルを使用してきたことから生じるトラブルを避けるのが狙い。
これまで両社の客室乗務員は給与体系も異なり、一緒に勤務するケースは原則なかった。
日航によると、客室乗務員の混合乗務は777型機、エアバスA300型機、MD80、90型機で実施。国際線にも使用する777型機では旧JALの客室乗務員5、6人と旧JAS3、4人でグループを編成、旧JALがチーフ職を受け持つ。
他機種では旧JASが1人多い形とする。
混合乗務を行うため、旧JALは10月1日付で約70人の異動を行う方針。主に国内線を担当していた旧JASの客室乗務員が国際線に乗務するための訓練も、8月下旬から始めることにした。
一方、777型機の機長について、6月までに計11人が互いに出向する交流人事を実施した。
5月末からジャンボ機の機長4人が、旧JASのMD90型機に移行するための操縦訓練も開始。
統合後はこれら2機種で混合乗務を始め、対象機種を拡大していくという。
【2006年8月18日 8時36分】