焚き火は自然破壊行為、即刻やめろat OUT
焚き火は自然破壊行為、即刻やめろ - 暇つぶし2ch309:底名無し沼さん
10/06/29 11:47:53
>>300に続く
群馬と長野の県境付近にある湖畔のキャンプ場。
山本と栄子とその友達アヤ、そして上洲が駐車場に集まっていた。
やけに張り切っている山本がさっそく使い込まれた焚き火台を車から取り出した。
「あれ?、山本さんこのキャンプ場は直火OKなんですよ」
「えっ?」
「木村のやろ~直火禁止だなんてウソつきやがった」小声で文句をいう。
「まぁいいか、ところで栄子ちゃんは環境保護派、それとも野生派?」
「何か聞き方変じゃないですか? けど私ワイルドな男の人が好きっ」
「了解っ!」山本は手にした焚き火台をしまう事にした。が、
「良ければそれ使わせてくれませんか?私来週使いたいんですぅ」
アヤが申し出た。
「ああ、かまわないよ」
山本は気楽に答え、アヤは軍手をしながら焚き火台を引き取った。
「まず一つ‥」栄子は小声でささやいた。

石がゴロゴロしている湖畔からやや上がった平地にテントを張る事にした。
上洲がスコップを取り出し
「薪が少ないみたいだから、僕は薪を集めてきます。
 山本さん焚き火の準備お願いできますか?」
「まかせとけっ」
山本はスコップを受け取り、かまどを作るために土を掘り始めた。
「わぁ~、山本さんって手馴れてますね。ステキ~」黄色い声が上がる。
山本の口はだらしなく緩み、鼻の下は伸びまくっていた。
そんな山本を見ながら栄子は「二つめ‥」と口にした。
(続く)



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