妙義山ってどうよ! part4at OUT
妙義山ってどうよ! part4 - 暇つぶし2ch399:388
10/04/15 07:27:58
3月に奥の院までしか行けなかったコースを高校一年の夏休みに改めて目指すことになりました。メンバーは中学の同窓生5人でした。
3月の時と同様に上野発23時5分の普通列車直江津行きを利用し、松井田着は2時5分。妙義神社まで歩き、境内で夜明けを待ちました。
3月の時は夜行日帰りでしたが、この時は裏妙義でキャンプをする計画で、夜行2泊3日の日程でした。
夜明けまでの間、雨が降ったりやんだりで、登山を中止して一番バスで松井田に戻り、裏妙義のキャンプ場所に向かうことも検討しました。
しかし、どうやら雨も上がり、キャンプ用品類は神社の社務所の所にデポして6時半に神社を発ちました。

途中に立ち寄った大の字や、稜線に出てからも周囲は霧に包まれて展望がききませんでしたが、その分、高度感に圧倒されるようなこともありませんでした。
幾つかのピークを越えて石碑のある白雲山山頂に到着しました。霧が晴れて、前方の迫力のある大岩壁や金鶏山が見えました。
当時のガイドブック等によれば、妙義神社~白雲山~タルワキ沢経由で下山のコース中では、白雲山からの長い滑り台状の鎖場と、タルワキ沢のチョックストンの大滝の2箇所が特に難所と思われました。
その滑り台状の鎖場を緊張しながらも全員無事に降りられてホッとしました。

前置きが長くなりましたが、遭難騒動はこのしばらく後に端を発します。道を少し進むと、「白雲山・相馬岳方面」という標識がありました。白雲山はいま下ってきたはずです。少々戸惑いました。
さらに先へ行くと、道が二手に分かれていました。右手の方は岩場をトラバースした後に不明瞭になっています。左手の方は踏み跡は明瞭でしたが大岸壁に突き当たった所で行き止まりでした。
進むに進めない状況の中で思い浮かんだのが、そこまで来る途中にあった、ブドウ園方面に下る谷のことでした。
正確な地形を把握していないことに加えて、睡眠不足や体力の消耗で思考力や注意力などが低下していたのでしょう。その谷を、あれがもしかしたらタルワキ沢かもしれないと判断し、そこへ戻って下ることにしたのです。


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