08/09/23 08:30:31
【(創)時風なんでも屋? in VIP】
VIPに新しく開店いたしました【時風なんでも屋?】っすwwwww
Beポイントかモリタポくれりゃ、お前らの依頼をうけてやるぜwww(笑)
「あのコテの人と会話してみたい!」「スレを保守したいけどそんな暇ない…」
そんな時は任せろ できる範囲でやってやんよwwww( -∀-)
依頼があるんなら
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ここに依頼内容と予算額を書き込めよ(にゃぱ~☆
【仕事内容とお支払い金額について】
・スレの保守…1スレ1時間につきBeポイント100ポイントから または50モリタポ
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・その他の依頼…打ち合わせで最終決定
・VIP関係の情報が聞きたい…無料!!
【注意!(必ずお読みください)】
・打ち合わせしないうちにBeとかモリタポ送るなよ
・報酬は必ず前払いで
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・当店は基本的に「反フェンリル」です フェンリル関係のご依頼は報酬2割り増しです
・この店に何か文句あるんなら何でもいえよ
/ソヘヘ
'v=?=w`
| ^o^ | <よろしく おねがいします
\_/
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~(創)時風なんでも屋?~
958:底名無し沼さん
08/09/23 09:00:38
URLリンク(www.nikkansports.com)
新田次郎氏傑作山岳小説を常識破る映画化
東映は13日、作家新田次郎氏の傑作山岳小説「劔岳(つるぎだけ) 点の記」の映画化を発表した。
日露戦争直後、前人未踏といわれた北アルプス剱岳の登頂を命じられた、測量官たちの苦闘を描く。
浅野忠信(33)香川照之(41)らが出演し、高倉健(76)ら
トップ俳優の作品を手掛けてきた木村大作カメラマン(67)が初メガホンをとる。
撮影は2年間にわたって、剱岳を中心とした立山連峰で行う予定。製作費10億円を超える大作で09年の公開。
都内で会見した東映の坂上順常務は「キャスティングやマーケティングに注意を払った作品でもなかなかヒットしない。
開き直って自分たちの分かる範囲の本物の作品ならいいのではと映画化を決意しました」と話した。
小説「劔岳 点の記」は、実在の測量官柴崎芳太郎が不屈の闘志で剣岳登頂に挑む姿をつづっている。
名作「八甲田山」などの撮影監督を務めてきた木村カメラマンが
「経済至上主義、効率主義の世の中にあって、今とても必要なメッセージがある」と映画化を発案。
初めて監督も務める形で製作が決定した。
77年に発表された原作「劔岳 点の記」はこれまで映像化困難と言われてきた小説だ。
北アルプスの立山連峰にそびえる標高2999メートルの剣岳は、
登頂ルートによっては滑落事故が後を絶たず、特に厳寒期のロケ撮影は不可能と言われてきた。
東映は同カメラマンの情熱に押される形で映画化を決め、足掛け2年、約200日に及ぶ撮影スケジュールを立てた。
すでに今年4、6月に実景撮影を行っており、俳優参加の撮影は9月から開始する。
剣岳に立った人間の目線にこだわるため、CG処理、ヘリコプターによる空撮は行わない。
959:底名無し沼さん
08/09/23 09:01:37
俳優を含む撮影隊は標高2600メートル地点にベースキャンプを張った上、
気温が氷点下40度にも達する中、山小屋やテントと山頂付近の
上り下りを繰り返す過酷な撮影が予想される。
同カメラマンは出演交渉を自分で行い浅野、香川、松田龍平、仲村トオルの出演が決まった。
主人公役の浅野は「剣岳を登ること、山の中で生活することで自分がどんな表現をするのか、
とても興味深い仕事をできることに感謝しています」。
同カメラマンは「山岳映画ではない。山を舞台にした人間の心情の物語、人生の映画だ」と意気込んでいる。
960:底名無し沼さん
08/09/23 09:03:59
山岳小説の金字塔『孤高の人』が、坂本眞一×鍋田吉郎のコンビで現代を舞台に蘇る!!
桜の季節、横須賀北高校にやってきた転校生・森文太郎
クラスメイトに自己紹介もせず、誰とも係わろうとしない森は、
同じクラスの宮本にからかい半分で校舎の壁を登れと言われる。
しかし宮本の予想を裏切り、自分の身体1つで校舎を登りきってしまう森!!
この時かつて無い達成感を覚え、彼の中で何かが目覚める!!
961:底名無し沼さん
08/09/23 09:48:28
>>910って粘着の自白だよね
やっぱ犯罪行為はともかく迷惑行為はやってるんだ。
962:底名無し沼さん
08/09/23 10:33:52
そりゃそうだ、生き甲斐だからね。
963:底名無し沼さん
08/09/23 10:35:40
コレは観たけどなかなか映画は期待出来るんじゃないか。
楽しみだな。
2008年9月21日
情熱大陸
監督・撮影 木村大作(きむら だいさく)
長年にわたって最前線で活躍し続けている日本映画界を代表するキャメラマン・木村大作が、
映画人生50年の節目に「劔岳 点の記」(新田次郎原作2009年公開予定)で初メガホンを執る。
「劔岳 点の記」は、日露戦争直後、未踏とされた北アルプスの劔岳山頂に登り、三角点を埋設
する測量官を描く人間ドラマだ。標高何千メートル、マイナス何十度の中、何時間も歩いて登り、
撮影は数カットという日も珍しくない映画撮影の日々。そんな過酷な現場をスタッフ全員が撮影
ではなく「苦行」と呼ぶ。番組では、最初で最後の監督作品として、並々ならぬ気迫で時流に屈
しない映画製作を貫こうとする木村大作の姿を追う。
964:底名無し沼さん
08/09/23 10:43:31
しゃばの人間は、「よく帰ってきたなあ」「おまえは悪運が強いんだなあ」「貴重な休験をしたなあ」という。
しかし、われわれ5人にしてみれば、そう簡単にすまされるものではなかった。
とくに今回、岳友である福岡大学ワンダーフォーゲル部員のうち、
無惨にも3人もの若い命を奪われてしまったからである。
われわれの昨年の夏山合宿は、日高山系「カムイエクウチカウシ山」(1979m)であった。
7月22日 われわれエサオマントッ夕べツ岳班人(渡辺信英、秋田正典、権瓶恵、光武義博、武山)は、
ゆうやみせまる札幌をあとにして、一路帯広へと向かった。
7月23日 午前6時起床。すばらしい天気である。山脈がとてもきれいだ。
屋根つきの大正駅で一泊したせいか、疲れがいっぺんにふきとんでしまった。
タクシーをチャーターし、戸蔦別川に沿ってのぼった。
オピリネップ沢、ピリカペタヌ沢、トッタベツ橋を通過した。
965:底名無し沼さん
08/09/23 10:44:34
8時50分、徒渉、ひじょうに流れが速いが全員無事にわたり、朝食をとる。
いよいよ第一歩を踏みしめた。戸蔦別川は、ひじょうにきれいな水だが、
流れがとても速い。
10時40分、戸蔦別川上流エサオマントッタベツ沢出合いに到着した。
左右の小さな滝から水がいきおいよく流れている。
イワナがみえる。
300メートルほどの滝をのぼり、5時30分、エサオマン北東カールに到着。
カールにて晩めしをつくりながら夜空の星をみるのもまた粋なものであった。
思えば、あの真新しいテント、われわれの疲れをいっぺんにおしだしてくれたカレーライス。
すべてが、われわれ5人を満足させてくれた夜であった。
明日のコースを確認しながら深いねむりにおちいった。(明日は……)
966:底名無し沼さん
08/09/23 10:46:13
7月24日 6時起床、快晴である。
7時35分、北東カールをあとにして、雪渓をのぼり、札内岳分岐点へと急いだ。コールが聞こえた。
玉川パーティー(新冠班)である。われわれは、分岐点で彼らと別れ、エサオマントッタベツ岳(1901m)へと向かった。
彼らはシュンベツ岳(1852m)そして1880へと向かっていった。
10時、エサオマントッ夕べツ岳頂上に到着。
札内岳(1895m)十勝幌尻岳(1846m)がみえる。遠くの幌尻岳七ツ沼カールがとてもきれいであった。
堪能するのもつかの間、われわれは今夜のキャンプ地・十の沢カールへと足をむけた。
午後1時10分、ナメワッカ分岐点通過。暑さが最高点(30度前後)に達し、われわれも疲労を感じだした。
2時20分、シュンベツ岳に到着。
「疲れた」ポリタンの水を一気にゴクリと飲んだ。「うまい」「ジュースでもつくろうか」そのときである。
967:底名無し沼さん
08/09/23 10:47:59
2時35分。
光武「熊のうめき声がきこえる」と、やぶの中から小走りに出てきた。
われわれは「どらどら」と、ものほしげに見にいった。
本当である。
十勝側のやぶの中から大きな顔をピョコリとだして、こちらをみつめている。
わずか10m手前。一見たぬきのような顔つきである。
すぐ、ザックを背負い、1880へと急いだ。
クマはわれわれを追ってくる様子はなかった。
うしろをふりむくと、頂上で山犬が、
ちょうど遠ぼえでもしているような格好をしていた。
「写真をとれ」「だめだ、すぐ行け」登りになると、いままで保ってきた呼吸が、
いっぺんに乱れはじめたためか、心臓がバクバクしてきた。
うしろをふりむく。クマはいない。「よかった」と思ったとたん、
その喜びは一瞬のうちにふきとんだ。
いままで頂上にいたクマが、われわれが通ってきた尾根道を、
臭いでもかぐようについてきているではないか。
ノッシノッシ、まるで足音がきこえるようだ。
急ぐ、一団となって、なお急ぐ。呼吸が、いっそう乱れる。うしろをふりむく。クマがみえない。
やぶのかげでみえないのだ。
968:底名無し沼さん
08/09/23 10:49:52
「おい、前の方、少し急げ」と後尾にいた光武の声が聞こえる。
急に「止まれ!」ふりむくと10mうしろにクマがみえた。
どうやら途中走って追いかけてきたものとみえる。
「そこの岩にあがれ」われわれ五人は4mほどの岩にのぼった。
クマとのにらみあいがはじまった。
10秒…20秒…30秒…1分…3分…「目を離すな」ヒグマである。
うすい褐色がかかった体毛をもつクマで鼻、足が真黒だ。
体長はだいたい2mはあろう、巨大なクマである。
クマは、どちらかの沢へおりようかと、うろうろしている様子であった。
われわれは「いまおりる」「気の弱そうなクマだ」と、
クマの目をみつめながら、励ましあった。
969:底名無し沼さん
08/09/23 10:51:53
突然、クマの足が動きだした。
一瞬、ドキッとした。われわれの眼の下を、ノッシノッシと、通り過ぎていった。
時計をみると、ちょうど3時であった。
だがその時である。
クマは向きをかえ、よだれをたらし、毛を逆立てながら、われわれに襲いかかってきた。
われわれは岩をとりまくようにして逃げた。
しかし、クマはしつこい。なおもわれわれをおってくる。
……突然、前にいた渡辺の足が、ハイマツに足をとられ、くるぶしまで埋まり抜けない。うしろからクマがくる。
しまった!と思ったとたん、かれの足がスルリと抜けた。まさに奇跡であった。
渡辺「ザックを捨てろ」逃げ回りながらザックをおろし、岩の間におしこんだ。
光武、渡辺、武山の三つのザックを放棄し
(権瓶、秋田はザックをおろすひまがなかったのである)岩の上にのぼった。
だが、うしろからクマが登ってくるではないか。
クマとの距離1m50cm弱。
私は夢中で岩からとびおりた。
この4mの空間が、ひじょうに長く感じられた。
かぶっていた白い帽子が、下からの風にあおられてとんでいった。
飛び降りた岩の上にピタリととまった。
足が岩にすいつけられるようにして、とまったのである。
よく4m岩からとびおりて立ったものだと、われながら感心する。
970:底名無し沼さん
08/09/23 10:52:41
>>957~
つまんないレポとか、乙。全部読む気は起きないね。
[萬年ブログ]
ヤフーブログ共通URL(略)/sukebe_oya_g/ ※プロフィール詳細あり
空間はアンダーバーだからね ↑
971:底名無し沼さん
08/09/23 10:53:15
われわれは一団となって、1880へとよじのぼっていった。
ただ、逃げるのみである。
生も死も、考えてはいられなかった。
30mほど走って、うしろをふりむいた。クマは追ってきてはいなかった。
おそらく、ザックにかぶりついているのであろう。
われわれは、ほんの少しでも、クマから遠ざかるために登りに登った。
30分ほどいくと、さっきの玉川パーティーが、のんきに何か食べている
「助かった」はじめて助かったと思った。
不思議なものでたとえ3人でも安心感がわいてくるものだ。
「クマだ」「クマにやられた」
しかし、彼らは横目もくれずに、ただ、もくもくと食べていた。
だが、われわれ三人が、ザックを背負っていないのだ。彼らもようやく本気にしたのだった。
1880を通り、4時50分九の沢カ-ルにキャンプを張った。
藤井パーティー(コイボクシュシビチャリ川班)とも合流し、総勢11名、
身を固めるようにして眠りに入ったのである。
テントをやられたため、三人がビバークした。
小枝を拾ってきて火をたき、カールの水がチョロチョロ流れるのをききながら…。
頭の方でガサガサークマか。
しかし、風である。これが何度もくりかえされたのである。
本当に、神経が細くなるおもいであった。
972:底名無し沼さん
08/09/23 10:54:38
もしあそこで五人のメンバーのうち、一人でもやられていたら……
もし、一人がころんでいたら…もし、とびおりたのが岩でなくて、反対側のハイマツだったら…。
つぎつぎと冷えびえと脳裏に浮かんでくるのであった。
今日までに一番長い日であり、また、一番長かった35分間であった。
7月25日 3時、目がさめる。まっかな朝やけがとてもきれいだ。
まるで、何事もなかったかのように。
4時、全員起床。2人のテントキーパーを残し、きのうの現場へ行った。
この登りをどうやって逃げてきたかは、いまは記憶すらなかった。
5時10分、現場に到着。
一瞬、びっくりした。あとかたもない。
あの大きなキスリング二つを、どうやって運んだのだろう。
ロにくわえてか、それとも首にかけてか。
まるで、人間(?)が運んだかのようだ。
ただ、渡辺のアタックザックのみが残っていた。
ツメでひとかきされ、中のものが全部とりだされて、
もう使いものにはならない状態であった。
アタックザックからとりだされたものは、岩の上にきれいに並べてあった。
まるで人間が並べたかのように。付近をさがしていると、
あの白い帽子、ナイフ、地図がみつかった。
973:底名無し沼さん
08/09/23 11:03:32
どうやら、九の沢カールへおりたらしい。
「早くいくべ、クマがまだいるかもしれないぞ」すべてのものがよだれでぬれていた。
われわれは、即座にここをあとにした。
われわれは、今回の目的地であるカムイエクウチカウシ山を
10時45分アタックし、八の沢の水にひたりながら、八の沢出合いまで降りてきた。
他の2パーティーとも合流し全メンバー18名で、日高最後の夜を過ごした。
ファイヤーがとてもきれいで、煙がどこまでもすきとおって、
高い夜空へ立ちのぼっていった。
7月26日 6時起床。テントの中がものすごく暑い。
外へとびでる。朝食を済まし下山の準備をした。
午前7時「オーイ、オーイ」われわれは全員、荷物をほうり投げ、声の方へ走った。
沢の中から二人、登山靴をびしゃびしゃにしながら、
助けを求めにきたのであった。
私は、クマにやられたなと思った。
案の定そうであった。
彼らは、福岡大学ワンダーフォーゲル部員であった。
まだ上に三人がいるとのことである。
危ない、三人が危ない!どうやらわれわれを襲ったクマと同じクマのようだ。現場、時間などから判断して……。
974:底名無し沼さん
08/09/23 11:04:00
あの時の河原君(クマに殺された)の驚ききった真蒼な顔が、
いまでもありありと写るのである。
もし、あそこで彼が、上にいる三人を助けにいかなかったら……。
しかし、彼は岳人である立派な岳人であった。
われわれは、食糧、ホエーブスなどを、彼らにわたし、7時30分警察署に届けるため、急いであの広い札内川を下ってきたのであった。
いまは、ただ、よく助かってもどってきたと思う。
新聞・テレビなどで、クマが射殺されたことを知った。
われわれを襲ったクマに間違いなしと確信している。本当によかった。
975:底名無し沼さん
08/09/23 11:04:58
↑
つまんないレポとか、乙。全部読む気は起きないね。
[萬年ブログ]
ヤフーブログ共通URL(略)/sukebe_oya_g/ ※プロフィール詳細あり
空間はアンダーバーだからね ↑
976:底名無し沼さん
08/09/23 11:05:50
私は、今回の夏山合宿において、多くのことを知らされた。
まず第一に、3人もの若い命を奪ってしまった、北海道のヒグマについて
重要視しなかったことで、おおいに反省させられる。
第二に、冷静な判断である。
とくにOBの人達は、経験の深い人である。
もし、あそこに彼らが存在しなかったらいまごろは……。
第三に、岳友のあたたかい心である。本当に涙がでるほどうれしかった。
今回の夏山合宿は、生涯忘れえぬものになるであろう。
しかし悪夢に終わってほしい。
さあ、今度ほ冬山だ。
今回の夏山合宿は、いっさいはきすてて、あたたかい岳友とともに、
冬山にいこうではないか。
977:底名無し沼さん
08/09/23 11:06:22
↑
つまんないレポとか、乙。全部読む気は起きないね。
[萬年ブログ]
ヤフーブログ共通URL(略)/sukebe_oya_g/ ※プロフィール詳細あり
空間はアンダーバーだからね ↑
978:底名無し沼さん
08/09/23 11:08:07
教訓
最悪の場合は、ザックを放棄し時間を稼ぐ。
放棄したザックは熊に所有権が移転しているので絶対に回収してはならない。
以上