08/03/14 23:37:34
シー・シェパードの妨害で狂った計画
水産庁は14日、南極海で実施している調査捕鯨について、本年度の捕獲頭数が計画の約900頭を
大幅に下回り、500~600頭にとどまるとの見通しを明らかにした。
米環境保護団体のシー・シェパードから妨害を受け、捕鯨を一時中断したことが原因。捕獲したクジラの肉を
販売し、調査捕鯨の事業費に充てているため、計画未達成は収支面でも痛手になる。
環境団体の活動が原因で計画を下回るのは、グリーンピースから妨害を受けた1988年度以来。昨年度も調査捕鯨船
の火災事故により、計画を下回っていた。
水産庁によると、現時点で計画頭数の半分程度しか捕獲できておらず、3月末まで続けても計画を達成できない見通し。
本年度の調査捕鯨船団は昨年11月に日本を出港、南極海で捕鯨を始めた。しかし、今年1月以降、シー・シェパードの
抗議船による追跡や、活動家の乗り込みといった妨害が相次ぎ、約1カ月間中断した。
調査捕鯨の事業費は、鯨肉の販売代金や国の補助金で賄われている。計画に届かない場合、鯨肉の売り上げが減り、
通常は年約5億円の国の補助金が膨らむ恐れがある。
本年度はクロミンククジラ約850頭、ナガスクジラ50頭の捕獲を予定。当初はザトウクジラ50頭も計画していたが、
国際的な批判に配慮して見合わせた。
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
鯨肉の売上の事ばっかり気にして、肝心の「調査」への影響についてはまったく触れられてないんだけど…
これじゃ調査捕鯨を隠れ蓑にして商業捕鯨していると批判されてもしょうがないな。