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《ブログ》遭難を語るスレ《計画書》 - 暇つぶし2ch570:底名無し沼さん
08/06/25 17:37:25

241. 奥多摩ヤケト尾根遭難!!
 2004年03月08日 月曜日 09時29分 山画新内(蕎麦)太夫

2/28(土)から奥多摩で消息を絶ったK大ワンゲル部OBで知り合いのH氏(60歳)を探索のOB隊に参加、
昨日3/7(日)奥多摩峰谷集落から標高800mのワサビ谷迄車で行き(10:00)出発、モクボ経由標高1650mの
稜線迄の標高差900mを、ところどころ狭い山道、雪面に注意しながら、最後は山腹を巻き赤指尾根に合流、詰めました。
彼は2/28(土)日帰りの行程(下記URLのネットからの情報で選定したようです。)日原川より吊橋を渡りヤケト尾根を
1247Pを経て日陰名栗山1725m登頂、石尾根より南尾根を下り1261Pを経て峰谷へ下山の予定でした。

我々は稜線に出て、南尾根の彼が下ったであろうと思われる日陰名栗山頂直下の巻道脇にテープが目印の
下降地点を確認後、鷹巣避難小屋(15:00)経由峰谷に下りた(16:30)次第です。
下山して吃驚、遭難者遺体発見の報です。
残念ながら彼は初日2/28(土)、北面のヤケト尾根ザレ場取り付く前に川原に滑落、1日生存すれど日原川で発見されたとの通報でした。
死因は凍死でした。まさに山に登る寸前のアクシデントだった訳です。
彼は吊り橋は入山禁止のカンバンが有った為、正義感の強い彼は橋を渡りヤケト尾根に取り付く事はせず、
林道をさらに歩き別の入山路探し、吊り橋から1600mの地点、問題の小さな尾根が川に向っている地点を見つけ入ったと思われます。
その小さな尾根の先端は川に向かい50Mの崖になっておりそこを降りようとしたのか、その地点で滑落したのではないかと思われます。
3/29(日)青梅警察救助隊は狭いヤケト尾根の両側の川筋は捜索したのですがそこから1600m先の地点迄は行っておりませんでした。
丁度本日は奥多摩渓流釣り解禁日の日で釣り人多数沢に入っており、その釣り人の発見(11:45)でした。
まさに単独行の怖さ実感のここ数日の事例でした。
冬山、君子危うきに近寄らずの最適の事例となってしまいました。



人が死んでいるのに「!!」をつけるとは…


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