07/03/22 21:51:13
21日、富山市旧大山町の大品山から下山中に道が分からなくなり救助を求めていたハイキングクラブの男女7人は、22日朝、ヘリコプターで全員が無事救助されました。
リーダーの山村勇さんは「大変ご迷惑おかけし、それと同時にありがたいと、これで生きて下に戻れる」
無事救助されたのは富山ハイキングクラブに所属する富山市と射水市の50代から60代の男性5人と女性2人です。
7人は21日富山市の旧大山町本宮の大品山に登山に出かけましたが下山中に沢に入り込んで道が分からなくなり、夜になって携帯電話で警察に救助を求めました。
県の消防防災ヘリコプターが22日朝から周辺を捜索したところ、午前7時前に、標高およそ680メートルの沢すじの急斜面でテントの生地を振る7人の姿を発見し、午前8時15分までに全員を無事救助しました。
7人にけがはないということです。
道に迷った理由については「他の登山者の足跡を深追いし過ぎ、本来通るつもりだった尾根よりひとつ手前の尾根を下ってしまった」と話しています。
リーダーの山村勇さんは「一度下りた事があるので軽い気持ちで皆を導いてしまった。異を唱えたメンバーがいたが、自分で思い込んでしまった」
7人は、山を歩きながら地図に記された情報を読みとる「読図(どくず)」の訓練に出かけていたということです。