06/09/27 21:44:58
>>210
> 人工的なモノとかハッキリとした道も無いような全くの山の場合、
> 等高線で地形をイメージできて、実際に照合出来れば基本はOK?
登山の対象になるような山の話なら、それだけでは全く不足。
> どういうコースがいいか、ってのを考えてイメージ通りに行動するにはある程度経験が必要?
登山の対象になるような山で、登山道ではないところを歩くのは、部分的にであっても、
沢登りや岩登りそのものになってしまうことが珍しくも何ともないから、相当な経験と技術と体力が
必要だし、登攀用具がなければどうもならないような場所に行き当たってしまうことも珍しくも何ともない。
日本の山は、稜線はノッペリしていても、雨が多いせいで谷が深く刻まれていることが多いから、
谷筋や山腹は相当に難しいことが少なくない。
だから、特に、下りで判断が非常に難しくて、間違えると進退にきわまって非常に危険なことが多い。
道に迷った挙げ句に、下ることも登ることも出来なくなって、何日後に救出されたとかいう遭難は、
多くがそれ。
「そんなところには入り込まないようにする」なら、普通の登山道から外れないで歩くのが一番確実。
「特に、下りで判断が非常に難」しいという意味がピンと来ないなら、危ないから止めたほうが身のため。
> そういう訓練にはオリエンテーリングが一番?
登山の範囲で実行しようと思っているのなら、まず、普通の登山道をみっちり歩くことが先決。
次いで、入門向けとされている沢を、雨が少ない時期に歩くのが推奨。