04/12/11 13:44:22
神話(古事記や日本書紀)記述にサンカの影が見えないかとお気楽な妄想探索中。
ただし大和朝廷は帰化人政権であり、しかも「記・紀」は、この編纂を陰で操ったと言われる藤原不比等(鎌足の子)が保身と深謀(藤原氏隆盛をもくろむ)により曲げた政治陰謀文書の可能性が高いと考えるから、まともに読むわけにもいかないな。
出雲タタラ衆の祖がオオクニヌシ(オオナムヂ)らしいのは分かった。
だからエミシ・クマソ・ハヤト等々、先住者と思しき民族の影は天津神(あまつかみ)でなく国津神(くにつかみ)に属していると思う。
しかし日本神話には詳しくないのでなかなか見つからないな・・・あ、一つあった。これはどうかな?
葦原中国(アシハラノナカツノクニ)=ヤマトは奈良説が主流だが九州説もある。
その葦原中国の土着神はオオヤマツミノカミなる国津神で山の聖霊の神格化でもある。
オオヤマツミの子孫は天津神の反逆児スサノオに八俣大蛇(8人の強者により統率された先住部族か?)を依頼し、それが縁でスサノオはオオヤマツミの末裔の娘等をめとった。
また、天孫降臨=ニニギ(天津神の正統な後継者)の妻もやはりオオヤマツミの末裔である。
このあたりに帰化民族に抵抗し続け、やがて滅亡した他の先住民族と異なり、巧みにこれと融合しながら生き抜いてた一つの土着民族があったことが見てとれはしないか?
しかもその部族は山岳アミニズムを奉じる種族の様である。
因みに先のオオクニヌシも苦難の末にスサノオの娘をめ取っている。
謎が謎を呼び、いや増す好奇心。
詳しい方の蘊蓄きぼん!