09/12/17 03:51:30 MsAhxCWK
狂ってる、とみなさんは思われたことだろう? そこがこの計略のいいところなのだ―なにしろみんながそう思うのだから。
532:名無しのオプ
09/12/21 15:35:27 Bb6ndsXm
彼女はアパートメントに戻ると、男の眼をほかの男の眼と一緒に箱の中にしまった。
533:名無しのオプ
09/12/28 08:27:21 StyKcQ5x
憶えているだろうか。きみは、17歳だった―。
534:名無しのオプ
10/01/27 14:56:34 sPCpNcpL
パリは4月である。雨もひと月前ほど冷たくはない。
といって、たかがファッション・ショーを見るために濡れて行くのには寒すぎる。
真夜中を1分すぎていた。
全面の山道は果てしない暗いトンネルのようであった。
535:名無しのオプ
10/01/29 21:26:48 B2FqZHnw
おやすみ、メインの王子。ニュー・イングランドの王。
536:名無しのオプ
10/02/20 23:56:01 XF8gCfZ3
世に残虐非道な行為は数あれど、炬燵に肩まで潜り込んで丸まっている時に、そこから引っ張り出すなどという蛮行が許されていい
ものだろうか。
537:名無しのオプ
10/02/21 02:16:10 8VtbC/dQ
メアリーやキティと結婚したい男がいたら連れてきてくれ。今なら暇だぞ
538:名無しのオプ
10/02/23 01:44:16 WzORs9a3
私はこの事件の犯人であり、探偵であり、そしてどうやら、被害者にもなりそうだ。
私はこの事件の犯人であり、探偵であり、そしてやっぱり、被害者にもなりそうだ。
539:名無しのオプ
10/02/24 00:19:17 ntDYktVL
さあ、30人殺しの始まりだ。
540:209
10/02/24 01:27:04 obGBCFWC
図書館は自伝をフィクションとして分類すべきだ、
わたしは、かねがねそう思っていた。
541:名無しのオプ
10/02/26 13:44:36 TALjdyRr
かつて我々を異端者の牢獄に押しやった者どもは、
いま我々の脚許にいる。
ファストフードミステリ派どもに思い知らせる時が来たのだ。
本格探偵小説は我々がものだと!
美を知らぬ人間どもめ、おのれの非力さを思い知るのだ
―小諸るいか
最近のでは古野まほろのコレにグッときた
542:名無しのオプ
10/03/03 01:40:54 Le98hLJ6
それでいい
543:名無しのオプ
10/03/13 21:56:27 11cJAfrQ
さよならー。クラバム駅で乗り換えるんだぞ!
544:名無しのオプ
10/04/09 23:15:12 xrWMIawW
発信音が鳴り、私が話す番になった。が、話すことは何も思いつきそうになかった。
545:名無しのオプ
10/04/29 22:36:34 CJfkoQGU
ぼくがまだ小さくてクリスマスツリーが大きく見えた頃、ぼくたちは恋をささやいた。
546:名無しのオプ
10/06/05 19:35:00 L8+Chp46
日暮れ前に、父は町に連れ戻された。母のことを人づてに聞き、我慢できなくなって無断で抜け出してきたらしい。
このことが災いして、二人はその後二年余りもの間、会うことができなかった。
村の人の話によると、二人がついに再会の日を迎えたとき、母はまた父が好きなあの赤い袷を着て、道に出て待っていた。
その日以来、父が母のそばを離れることはなかった。
これが父と母の物語だ。
若い二人はこの道で出会い、愛し合った。
村と町とを繋ぐありふれた一本の山道。
ひたすらに父の帰りを待ち続けたこの道は、母にとって特別な意味があるのだ。
最後に、父と寄り添ってこの道を帰ってきたいのだろう。
547:名無しのオプ
10/06/06 00:25:13 1iQDTy+L
過去の思い出は絶望ばかりに満ちている。どのぐらい続いたかさえよく分からない。
分かっているのは、もう終わったということ、それだけだ。
548:名無しのオプ
10/06/09 00:14:55 ZVISYl98
射精を終えた後は何もしたくない
549:名無しのオプ
10/06/16 16:25:48 r8f4vYD0
当節、フォートスミスから南のポーク郡ブルーアイへ行くには、ハリー・エサリッジ・メモ
550:名無しのオプ
10/06/22 22:39:06 sevReVzS
最高にくだらないことが起こった。私は泣き出していた。
551:名無しのオプ
10/06/29 22:58:23 I3CIBJjt
それは、そう、最近は私と同じ道を歩く者が少なくなったからだ。そのことがすべてを変えた。そう、すべてを変えたのだ。