06/03/10 00:45:35 T8mo1Tuh
>そこがダウト。それではどうして巻末に置かれているのかが説明できない。巻頭でもいいやん。
ここは昔からの日本での慣例でそうなっている、ということでいいのではないかな。
これは余談だけれど、小谷野敦が留学先で本の解説部分を読んでいたら友人に見つかってその本についての話題になったらしい。
それで、「解説」と言う言葉をどう訳したらいいか迷って、
「今はイントロダクションを読んでるんだよ」と説明すると、「なんでイントロダクションが最後にあるんだよ?」と混乱されたとか。
(『バカのための読書術』より)
話を本題に戻すと、俺も(そしておそらくこのスレのほとんどの人も)
>警告を入れた方が望ましい」とは思っている。
↑ここまでは全く同意見なんだよね。
違うのは唯一、「入れない解説者は非難されてしかるべき」か否かというところだけで。
俺の意見は、「これだけ解説を先に読む人が増えてほとんどの解説者がそれにちゃんと配慮している時代に、平気でネタバレをする人は多少の非難を受けるのは当然」というところ。
要するに原則論じゃなくて現実論の方に重きを置いてる。
もうこれは良心の問題なので、議論でどっちが正しいか決着の着く類のものではない気がするが、
「甘ったれ」だとか「逆ギレ」だとか言われるのは心外だな。