04/10/07 05:18:52 gMMq8aAS
>>357の合意点はOK。論点は最初から、
>「斜め屋敷」解説における新本格叩き全体が不当であったか否か
だと思ってるよ。
結論からいうと、「不当だ」と結論付ける君の論拠
>プロの評論家なら(褒めるにせよ貶すにせよ)ある程度は客観的な根拠を示すべきだ
が単なるマイルールでしょってこと。
上の方で君が言ってた「文庫解説は作品の分析であるべきだ」というのと同じだよ。
そうであるのが望ましい、そうであるものが好ましい、という点では同意するが、そうで
ないものは不当、というのは言い過ぎで、傍から見たら言いがかりにしか見えないよ。
例えば、奇術を扱ったミステリの解説で、「この分野には泡坂妻夫『11枚のとらんぷ』
という傑作がある」と書いたら不当かね? 「なぜ傑作なのか」という客観的な根拠が
示されていない訳だが。
>まず批判対象の名を伏せた事で、限られた読者にしか反論できないようになっています。
そんなことは当たり前。「斜め屋敷」の講談社文庫版解説に反論できるのは、「斜め
屋敷」の講談社文庫版を読んだ人だけに決まっとる。別に講談社文庫版を読まない
すべての読者に反論していただくために解説を書いているわけではあるまいに。