04/10/02 12:24:09 E2rPaQzL
(続き)
<92年上半期までの段階で、新本格作家が何をかいてるか調べたうえで書いてるか?
どうせ調べてないだろ。綾辻・法月の二人が、読める作品を数冊ずつ出してるぐらい
だぞ。あと、有栖川は「双頭の悪魔」を出したばっかり。我孫子が「殺戮」を出すのは
その年の後半だ。
自分に都合の良いデータしか見ない人ですね。あなたが>>310で挙げた「死体を買う男」もあったでしょう?
十年間のベストに入った「生ける屍」や推理作家協会賞をとった「夜の蝉」も出ていますよ。
(ついでに言うと俺は翼ある闇や密閉教室は傑作だと思ってるよ)
けど勿論、今の状況に比べて新本格が相当貧弱だったことは否定しませんよ。
何度も言うように俺は関口の”批判態度”を非難してるだけだから。
新本格を批判するのは当然自由だし、当時批判される要素が多かった。
だからと言って見当外れの批判が許される訳ではない。
<「単なる好き嫌いの垂れ流し」だと決め付けているのが、そもそもオマイの主観
逆に関口の仕事の中でそうじゃないものがあったら教えてほしいもんだ。
本格どころか、ハードボイルドの書評だって好き嫌いの印象評しか出来てないじゃんw
<歴史認識が、すっぽりと抜け落ちているんだよ
そもそもあなたはリアルタイムで読んできたからといって当時の雰囲気を論拠にして喋るが、それもそのときの「印象」にすぎないんじゃねーの?
現に関口解説の時期を間違ってるし(>>313)当時の新本格作家の人数も間違っている
そもそもあなたや多くの人が新本格初期の作品に不満を持っていたからといって、それが当時の雰囲気の全てではないでしょう。
あれだけ次々と新人がデビュー出来たのは好意を持って迎えた人も決して少なくなかったからじゃないの?(>>312)