04/09/28 02:19:58 dj/2Pu2O
>>307
>みたいな選び方をすれば前後の遜色は無いですよね。
両方ダメなのも「遜色がない」っていうのか???
>確かに新本格作家のデビュー作の出来が酷いのは周知の事だけど、
>論拠が客観性を欠いてるように思います。
「周知の事実」なのに「客観性を欠いている」ってどういうこと? 素で理解できん。
とりあえず、「新本格初期作品のレベルは低すぎた」ってことには同意なのか?
↓
>>それは違う、客観的な評価だと言うのなら、新本格初期作品のどこがどう
>>「レベルが低すぎる」のか説明してみな。
>それぞれのデビューから数作を並べてみれば一目瞭然だと思うけどw
309:名無しのオプ
04/09/28 02:36:13 6ZRStSNi
>>306
>麻耶「翼ある闇」 → 「鴉」
大差無いな
310:272
04/09/28 02:36:31 MsdrtiBE
>>296(=303=306だよね?)
<Aさんの文庫の解説で、私はAさんの麻雀友達。
<他にBさんやCさんも友達……てな感じの交友エッセイを書いた人が実際にいる
ダメだ……やっぱり僕の感覚ではどうしてもこういうのは作品「解説」だとは思えない
けどまあこれは確かに僕の主観かも(多くの人の同意は得られると思うけどね)
<ほとんどの作家が次第に腕を上げて、今では中堅どころに成長しているけれど、初期の
<新本格は叩かれても仕方なかったと俺は思う。
新本格叩きが許せないとは言ってませんよ。何度も言ってるように関口のやり口が不当だったと言いたいだけ。
<あなたがいつ頃から新本格を読んでいるのかは知らないが
恥ずかしながらまだミステリ歴五年ですがあなたが>>305で挙げてる作品は「葉桜」以外は全て読んでます。
たしかに「同じ作家かよ?と思うほど」の成長ぶりですね。しかし……
綾辻「十角館の殺人」87年→「時計館の殺人」91
法月「密閉教室」88「雪密室」89→「誰彼」89
有栖川「月光ゲーム」「孤島パズル」89→「双頭の悪魔」92
我孫子「8の殺人」「0の殺人」89→「殺戮に至る病」92
麻耶「翼ある闇」91→「鴉」97
歌野「長い家の殺人」88「動く家の殺人」89→「死体を買う男」91「葉桜の~」03
「葉桜」以外は右と左で2・3年からせいぜい6年の開きしかないですね。
「雪密室」と「誰彼」に至ってはたったの半年しか間がない。
結果論かもしれないけど、「推薦文をやめろ」とまでほざいた関口がどれだけバランスを欠いてたかの証拠となってしまいますね。
それにこれだけ成長した後も「このミス」誌上で延々新本格に対する誹謗中傷を続けてますが……
311:名無しのオプ
04/09/28 02:40:10 F8D5q+Wf
>>308
新本格初期作品のレベルが低すぎたとしても、
それらの作品群が、ひとつのムーブメントとなりえたということには
無視できない示唆があると思う。
俺個人はむしろ、各々が「絵に描いたような新本格作家」から、それぞれ独自の
方向性を持ったことで作品のグレードは上がったと思っているが、
じゃあ、彼らが皆通過した「新本格」というのは一体何だったのかのかな。
その志向性を持った作者と、それを求めた読者が、無視できない数だけいたってことでは?
簡単に「新本格のレベルは低い」と言い放って終わりになる話でもないと思うよ。
…議論が解説から脱線しかかっているけど。
312:名無しのオプ
04/09/28 02:52:47 dj/2Pu2O
>>310
>「葉桜」以外は右と左で2・3年からせいぜい6年の開きしかないですね。
>「雪密室」と「誰彼」に至ってはたったの半年しか間がない。
>結果論かもしれないけど、「推薦文をやめろ」とまでほざいた関口が
>どれだけバランスを欠いてたかの証拠となってしまいますね。
まさに「結果論」だよね、それ。問題になっている文庫本が出たのは89年の1月ですよ。
実際に解説が書かれたであろう88年末の段階では、島田荘司の推薦による「新本格」
なる新人作家たちは、箸にも棒にもかからないものしか書いていなかったってことを、
自ら証明しているだけなのでは?
何度も言うけど、あなたの「垂れ流してる」「ほざいた」という言い方自体が、それなりの
作品を新本格作家が書いた後の視点からの物言いにしか見えない。
「十角館の殺人」と「密閉教室」と「月光ゲーム」だけを読まされた本格ファンの胸中を
察してくれよw 手放しで「本格新時代来る!」と喜べたと思うかい?(まあ、喜んでた
人もいたのは事実だが。鮎川先生とか)
313:名無しのオプ
04/09/28 03:18:21 dj/2Pu2O
>問題になっている文庫本が出たのは89年の1月ですよ。
あ、ごめん。光文社文庫版と勘違いしてた。講談社文庫版なのね。なら92年7月だ。
この部分は謝罪して撤回します。
>>311
>簡単に「新本格のレベルは低い」と言い放って終わりになる話でもないと思うよ。
えー、誤解されているようだけど、俺が書いたのは、「新本格初期作品のレベルは
低すぎた」(>>308)から「初期の新本格は叩かれても仕方なかった」(>>303)だよ。
「ほとんどの作家が次第に腕を上げて、今では中堅どころに成長している」ことは
認めている。
>>310
>何度も言ってるように関口のやり口が不当だったと言いたいだけ。
うーん、何に対して「不当」と言いたいのか、いまいち分らないんだよね。
1 ある作家の文庫解説で別の作家を批判したこと
2 批判するときに具体的に名前を挙げなかったこと
3 新本格作家を批判したこと
「新本格いかんなあ」という雰囲気を垂れ流した(>>295)
単なる好き嫌いを垂れ流すのはダメだろう(>>302)
あたりをみると、新本格を批判すること自体が不当と言ってるように見えるが……。
314:名無しのオプ
04/09/28 04:29:01 SUbmIqDC
よくわからないんだけど、ジャンル批判の是非の話?
解説でその作家の属する周辺ジャンルを論うことは卑怯だよね、ってこと?
315:名無しのオプ
04/09/28 09:12:48 8zR8SS3P
よくわからんが、つまり新本格はミステリー界のジャニーズってことか?
316:名無しのオプ
04/09/30 02:03:51 kJQ9LnlW
サトエリ最凶。
一度、森博嗣の「堕ちていく僕たち」(集英社文庫)を読んでみれ。
モリヲタの俺ですら、解説読んで買う気が失せた。
317:272
04/09/30 14:47:07 vHnYiia/
>>313
なんで、「単なる好き嫌いを垂れ流した」らダメだって意見が「新本格を批判すること自体が不当と言ってるように見える」のか分からないね。
好き嫌いの印象が先にあってもかまわないけど、評論家がそれだけを垂れ流すのはダメに決まってるジャン。
プロならある程度はちゃんとした根拠を示すのは当然。
<うーん、何に対して「不当」と言いたいのか、いまいち分らないんだよね
1 ある作家の文庫解説で別の作家を批判したこと
2 批判するときに具体的に名前を挙げなかったこと
これに加えて
3その批判が見当外れの上に、下品極まりない代物であること。
4それが誤読や読解力不足以前の、単なる主観に基づいた暴言であること
こんなところかな
318:名無しのオプ
04/09/30 14:59:52 +hErzfPO
>>317
「新本格いかんなあ」というのは(それに賛同するかどうかは別として)、単にひとつの
意見にすぎないだろ。それを「単なる好き嫌いの垂れ流し」だと決め付けているのが、
そもそもオマイの主観だっつの。
3の下品極まるというのも主観、4の暴言というのも主観だな。
319:名無しのオプ
04/09/30 17:00:56 ZZaVeZt3
>>318
ジャンルを一くくりにして全部クソだと決め付けるような偏向解説が批判されるのは当然だろ。
社会派マンセー豚か?
320:名無しのオプ
04/09/30 17:15:43 t9xtQATs
>>318
もちつけ
321:名無しのオプ
04/10/01 08:00:56 PjpNGnxr
>>318
はいはい、分かったからお前はトラベルミステリーでも読んでろや
322:303
04/10/01 13:04:50 KjDf0QeQ
>>319
またお前かw 新本格批判イコール社会派マンセー豚という短絡思考が、どうしようも
ない底の浅さを露呈しているな。ハードボイルドマンセーや怪奇探偵小説マンセーじゃ
なぜいけないんだ? そういうお前こそが新本格マンセー豚だっつの。
>>317
何度も言うが、「新本格いかんなあ」という雰囲気の解説を書くことが「単なる好き嫌い
の垂れ流し」で「下品極まる暴論」だというのは、所謂「新本格派」と呼ばれた人たちが
それなりの作品を書き、ミステリ界に確固たる地歩を築いた現在だからこそ、出てくる
言葉に過ぎないわけ。君の意見には、「この文章が書かれた当時はどうだったのか」
という歴史認識が、すっぽりと抜け落ちているんだよ。そこがおかしいといってる。
そもそも92年の段階では、新本格は「ジャンル」というほどのものになってない。10人
前後の作家によるささやかなムーブメントに過ぎなかったんだよ。その初期における
打率の低さは君も同意してくれたとおり。
つまり「一くくりにして全部クソだと決め付けた」からといって、必ずしも偏向している
とはいえない状況だった。俺、>>303で同じことをいってるんだけどねぇ。
323:名無しのオプ
04/10/01 23:01:45 L/4ymG+a
>>322
>つまり「一くくりにして全部クソだと決め付けた」からといって、必ずしも偏向している
>とはいえない状況だった。
おまえ本気でそういう態度が偏向してないと思ってんの?
思いっきり偏向してるだろ。
それが正しいかどうかは各自の価値観だとしてもだ。
324:名無しのオプ
04/10/02 00:12:29 XQcTdfww
>>323
へんこう ―かう 0 【偏向】
(名)スル
考え方などがかたよっていること。また、かたよった傾向。
大半がクソなら、一くくりにして全部クソだと決め付けても、偏向ではないなw
92年上半期までの段階で、新本格作家が何をかいてるか調べたうえで書いてるか?
どうせ調べてないだろ。綾辻・法月の二人が、読める作品を数冊ずつ出してるぐらい
だぞ。あと、有栖川は「双頭の悪魔」を出したばっかり。我孫子が「殺戮」を出すのは
その年の後半だ。
俺は全部がクソだというつもりはないが、少なくとも91年以前の新本格は、まとめて
クソといわれても仕方のないような駄作多さだったよ。
325:名無しのオプ
04/10/02 02:19:46 7Exx5H2+
>>324
>大半がクソなら、一くくりにして全部クソだと決め付けても、偏向ではないなw
ほほう、では世に出る創作作品の大半がクソだから創作なんぞ全部クソだと
決め付けても偏向じゃないんだな。
大半がクソじゃないジャンルがあったら教えてもらいたいもんだ。
326:名無しのオプ
04/10/02 02:32:12 XQcTdfww
>ほほう、では世に出る創作作品の大半がクソだから
世に出る創作作品の大半を読破・試聴していらっしゃるんですか?(w
凄いねー。俺は恐くて自分の興味のあるジャンルしか論評できないがね。
>大半がクソじゃないジャンルがあったら教えてもらいたいもんだ。
ジャンル全体がクソがどうかは、個人の興味によって変わってくるだろうから
こういう設問自体に意味がないと思うけど? アタマ悪い人?
327:名無しのオプ
04/10/02 02:56:49 XQcTdfww
あー、相変わらず「新本格」というのを一つのジャンルと捉えているのか。
何度も説明しているのに、人の話を聞かないガキは度しがたいなw
二階堂、京極、森が登場して、メフィスト賞が制定され、作家も作品も多様化した
現在なら、まあ、現代日本ミステリのいちジャンルといえるかもしれない。
でも92年の段階では、10人前後の作家による50冊前後の作品群に過ぎないの。
お前の定義では、こういうのも「ジャンル」というのか?
328:名無しのオプ
04/10/02 10:16:36 5LMxoe32
>>327
京極はデビュー作が出たときに読んだっきり
森はデビュー作を文庫古本で買って積ん読状態のオレだが
それでもここに二階堂の名前が出てくるのには
限りなく違和感を覚えてしまうw
329:名無しのオプ
04/10/02 10:19:08 RvSPp1AS
論点がずれるが、
斜め屋敷が(作中で)建てられた理由って、
綾辻の館シリーズのどれよりも「説得力に欠ける」もんだと思うのは、
俺の常識の方が歪んでるのか?
「違法建築じゃないからいい」的な姿勢だと批判されるべきは、
むしろ斜め屋敷の方ではないのか?
「斜め屋敷の犯罪」という作品にとっては刺身のツマみたいな部分だから、
そこにツッコミを入れるのは野暮だと分かってるけど。
330:邇斜邇(=272)
04/10/02 12:22:51 E2rPaQzL
ややこしいのでこの刷れではコテハン使います
とりあえず関口擁護・”初期”新本格批判してる人は同一人物だという前提で反論します。
違っていたら謝罪します。
(326は違う人かな?)
>>319の
「ジャンルを一くくりにして全部クソだと決め付けるような偏向解説が批判されるのは当然」
↑これに前面同意です(社会派マンセー云々は言いがかりだと思うけど)
大体あなたの「当時の新本格はジャンルとは言わない」という論拠からして疑問です(>>327)
>メフィスト賞が制定され
既にそれよりも本格らしい鮎川賞が制定されています
>10人前後の作家による
92年前半の時点で、20人を超えてますが……
芦辺・我孫子・綾辻・有栖川・石川・今邑・岩崎・歌野・太田・奥田・折原・
北村・黒崎・斉藤・沢木・白峰・高原・司・中西・法月・麻耶・山口・依井・若竹
(参考→URLリンク(www.st.rim.or.jp))
それでもジャンルではないと言うのならムーヴメントと言い換えても何でもいい。
とにかく駄作が多いからと言って全体を否定するのはおかしい
331:邇斜邇(=272)
04/10/02 12:24:09 E2rPaQzL
(続き)
<92年上半期までの段階で、新本格作家が何をかいてるか調べたうえで書いてるか?
どうせ調べてないだろ。綾辻・法月の二人が、読める作品を数冊ずつ出してるぐらい
だぞ。あと、有栖川は「双頭の悪魔」を出したばっかり。我孫子が「殺戮」を出すのは
その年の後半だ。
自分に都合の良いデータしか見ない人ですね。あなたが>>310で挙げた「死体を買う男」もあったでしょう?
十年間のベストに入った「生ける屍」や推理作家協会賞をとった「夜の蝉」も出ていますよ。
(ついでに言うと俺は翼ある闇や密閉教室は傑作だと思ってるよ)
けど勿論、今の状況に比べて新本格が相当貧弱だったことは否定しませんよ。
何度も言うように俺は関口の”批判態度”を非難してるだけだから。
新本格を批判するのは当然自由だし、当時批判される要素が多かった。
だからと言って見当外れの批判が許される訳ではない。
<「単なる好き嫌いの垂れ流し」だと決め付けているのが、そもそもオマイの主観
逆に関口の仕事の中でそうじゃないものがあったら教えてほしいもんだ。
本格どころか、ハードボイルドの書評だって好き嫌いの印象評しか出来てないじゃんw
<歴史認識が、すっぽりと抜け落ちているんだよ
そもそもあなたはリアルタイムで読んできたからといって当時の雰囲気を論拠にして喋るが、それもそのときの「印象」にすぎないんじゃねーの?
現に関口解説の時期を間違ってるし(>>313)当時の新本格作家の人数も間違っている
そもそもあなたや多くの人が新本格初期の作品に不満を持っていたからといって、それが当時の雰囲気の全てではないでしょう。
あれだけ次々と新人がデビュー出来たのは好意を持って迎えた人も決して少なくなかったからじゃないの?(>>312)
332:邇斜邇(=272)
04/10/02 12:39:41 E2rPaQzL
あ、>>326も同一人物か。
>>326
<世に出る創作作品の大半を読破・試聴していらっしゃるんですか?(w
>>325は多くがダメだからと言って、全てをダメだと決め付けるのはおかしい、という意味で言ってるのにその返答は頭悪すぎですよ。
<ジャンル全体がクソがどうかは、個人の興味によって変わってくるだろうから
???????
それならあなたの初期新本格がクソだという意見だって単なる「個人的意見じゃん」
>>326の発言は頭悪すぎるんで別の人かと思ったんだけど、ID見ると同一人物だったのね
333:名無しのオプ
04/10/02 17:14:39 XQcTdfww
>>320
>既にそれよりも本格らしい鮎川賞が制定されています
鮎川賞から新本格作家なんか出てきてたっけ?
小林文庫のリストは俺も参照したけど、あそこにはこういう注意書きがあったでしょ。
>出来る限り多数の作家のリストを作成したいとの観点から、現在では必ずしも
>「新本格」とは考えられていない作家たちも、含めています。ご了承下さい。
あのリストの該当作家を全部カウントして反論するのは無理があるって。
例えば北村薫を新本格作家と捉えていた人はデビュー当時からほとんどいない
と思うぞ。
>あなたが>>310で挙げた「死体を買う男」もあったでしょう?
>>310は君じゃないのか? まあ、「死体を買う男」は確かに面白かったけど。
>だからと言って見当外れの批判が許される訳ではない。
それは当たり前。だから違法建築云々というエッセイの引き合いの出し方はどう見ても
誤読(=見当外れ)で、その点は批判されてもしょうがないといってるじゃん。(>>296)
君の発言は綾辻エッセイの誤読と新本格憎しという関口解説のスタンスを結びつけて
しまって(>>302)、一緒くたに批判しているからおかしなことになってるんだよ。
334:名無しのオプ
04/10/02 17:20:26 XQcTdfww
>新本格を批判するのは当然自由だし、当時批判される要素が多かった。
のだから、新本格憎しと思っている人が自分の責任において新本格いかんなあと
発言すること自体は、別に「見当外れの批判」ではないでしょといってるの。
君の発言を読むと、プロの書評家なら新本格を批判するような偏った発言をする
べきではない、といってるようにしか見えない。
↓
>なんで、「単なる好き嫌いを垂れ流した」らダメだって意見が「新本格を批判する
>こと自体が不当と言ってるように見える」のか分からないね。(>>317)
>そもそもあなたはリアルタイムで読んできたからといって当時の雰囲気を
>論拠にして喋るが、それもそのときの「印象」にすぎないんじゃねーの?
そこまで言われてしまうのでは、何をいっても水掛け論にしかならないな。
>あれだけ次々と新人がデビュー出来たのは好意を持って迎えた人も決して
>少なくなかったからじゃないの?(>>312)
好意的だった人がいたのは紛れもない事実。ただ、それと同じくらい批判的な
人もいたんだよ。印象論に過ぎないと言われればそれまでだけど。
335:303
04/10/02 20:40:17 XQcTdfww
メシ食ってきた。もうちっとフォローしとく。
>>330
>関口擁護・”初期”新本格批判してる人は同一人物だという前提で反論します。
ああ、俺も捨てハンつけた方がいいか。関口擁護と取られるのは心外だがw
批判すべき点は批判する。で、そのうえで君の関口批判には「見当違い」の
部分が含まれていると指摘しているだけなんで。
>>328
多様化の例としてあげたんだから、いいものばかりとは限らんよw
>>331
>逆に関口の仕事の中でそうじゃないものがあったら教えてほしいもんだ。
>本格どころか、ハードボイルドの書評だって好き嫌いの印象評しか出来てないじゃんw
うーん、これは「一人の人の仕事をまとめてすべてクソと決め付けている」こと
にはならんの? こういう発言をすること自体、新本格を批判した関口憎しが
先にあって、バランスを崩した見方しか出来ていない証拠ではないかと。
>>303でも同じこといったけど。
>>332
>>>325は多くがダメだからと言って、全てをダメだと決め付けるのはおかしい、という
>意味で言ってるのにその返答は頭悪すぎですよ。
だから、「多くがダメだ」と判断するためには、大半に目を通している必要があるけど、
対象がすべての創作作品なら、そんな人はいっこないだろというイヤミなんだがw
まあ、>>325自体が揚げ足とりなんだから、そのやり取りを云々しても不毛だよ。
336:名無しのオプ
04/10/02 23:34:47 R965bE0R
>>335
>こういう発言をすること自体、新本格を批判した関口憎しが
>先にあって、バランスを崩した見方しか出来ていない証拠ではないかと。
新本格憎しが先にあってバランスを崩した見方しか出来ていないのはおまえと関口だろ。
関口擁護と取られるのが心外って、それじゃ何で必死に粘着してんの?
おまえのやってることは関口擁護以外の何物でもないだろ。アフォ?
337:名無しのオプ
04/10/03 00:11:21 Th2BsRQH
とりあえず中島河太郎の解説で、あらすじ使って文字数稼ぎしてないの見たことない、
ってのがファイナルアンサーでいい?
故人なんであんまり強く言う気はないけど。
338:名無しのオプ
04/10/03 08:27:50 63wUr2Ip
解説パターン
1.ネタバレ有り
2.あらすじだけ淡々と
3.著者作品年表
4.自説ひけらかし
5.著者-解説者交遊録
6.舞台背景の説明付き
思いついたものを列挙してみた。個人的には下ほど読んでて楽しい。
339:303
04/10/03 09:05:34 0+RobyKz
>>336
>新本格憎しが先にあってバランスを崩した見方しか出来ていないのはおまえと関口だろ。
一部を擁護したら、すべての見方が同じなのか。あきれた短絡思考だなw
関口解説がバランスの取れた名解説だなんて誰も言ってないだろ。あれが新本格憎し
というスタンスで書かれているのは誰が見ても分る。それに対して「評論家なのに偏向
している」「けしからん」という批判があったから、それはちがうだろと言ってる。新本格
憎しと思ってる人が新本格憎しというスタンスで発言するのは当然だ。>>283>>296
だいたい俺の新本格に対する見方に対しては
>初期の新本格は叩かれても仕方なかったと俺は思う。(>>303)
関口批判をしている人も賛同してくれてるし。
>確かに新本格作家のデビュー作の出来が酷いのは周知の事だけど、(>>307)
>新本格叩きが許せないとは言ってませんよ。(>>310)
>けど勿論、今の状況に比べて新本格が相当貧弱だったことは否定しませんよ
>新本格を批判するのは当然自由だし、当時批判される要素が多かった。(>>331)
あと、この人も俺と同じ意見だね。
>俺個人はむしろ、各々が「絵に描いたような新本格作家」から、それぞれ独自の
>方向性を持ったことで作品のグレードは上がったと思っているが、(311)
340:名無しのオプ
04/10/03 13:21:45 CWdwLor9
やっぱり最強は郷原宏だな。
解説の詩人・郷原宏
URLリンク(homepage3.nifty.com)
341:名無しのオプ
04/10/03 16:46:20 t6n+N03R
>>339
>新本格憎しと思ってる人が新本格憎しというスタンスで発言するのは当然だ。
俺は当然だとは思わんが。
ま、それを当然だと思うか偏向だと思うかは個々の主観だから、これ以上続けても
平行線をたどるだけだな。
342:名無しのオプ
04/10/03 17:58:58 XpW8qNJU
>>340
三毛猫ホームズ大好きな評論家w
343:名無しのオプ
04/10/03 18:51:16 atSJNqRS
>340,342
ついでに赤川作品を全部読んでいる評論家(らしい)。
344:名無しのオプ
04/10/03 18:55:35 XpW8qNJU
法月のセイヤーズ解説
ひとりよがり
無意味なU2歌詞の引用
345:名無しのオプ
04/10/04 00:35:47 N/XuRJhR
>>343
一作残らず全てだったら、素直にすごいかも。
346:303
04/10/04 01:09:23 U3saea3E
>>341
>俺は当然だとは思わんが。
「新本格憎しと思っている人でも新本格憎しというスタンスで発言するべきではない」
という考えなのか、「新本格憎しと思うべきではない」という考えなのか、どっちだ?
まあ、俺はどっちの考えもおかしいと思うから、確かに君と話すことはなさそうだな。
ただ
>新本格憎しと思ってる人が新本格憎しというスタンスで発言するのは当然だ。
に対して
>ま、それを当然だと思うか偏向だと思うかは個々の主観だから、
とレスしているのは意味不明だな。
「新本格憎しと思ってる人が新本格憎しというスタンスで発言する」ことが偏向って
なんじゃそりゃ? 「新本格憎しと思うこと」が偏向だ、というなら、まだ話は分るが。
347:名無しのオプ
04/10/04 01:44:04 /Utbc12F
>>343
西村京太郎もw
348:名無しのオプ
04/10/04 12:20:02 3j1Yep9j
>>345
高3のときに100ちょいなら読んだけど、さすがに全部はきついね。
1冊30分前後で読めるから、受験の息抜きに一冊一冊読んでたよ。
古本屋で安く手に入るし、良質のマンネリズムがよい。
349:名無しのオプ
04/10/04 21:04:29 RUQGgWYq
私は解説のある分だけ文庫はお得だと思ってるんだけど、
その作品が作者の他の作品群の中でどんな位置なのか
書いておいて欲しい。
他に似たようなのを書いているのか、それは特殊な作品だったのか。
次に読むときに参考にできる解説がいいな。
350:名無しのオプ
04/10/04 21:23:57 /Utbc12F
>>349
背表紙がその役目を果たしていることが多い。
351:名無しのオプ
04/10/04 21:27:31 ZjOMjyxJ
>>350
裏表紙のこと?
352:名無しのオプ
04/10/04 22:26:07 /Utbc12F
>>351
ああ、そうだ。
353:名無しのオプ
04/10/04 23:20:36 V2ew2VJh
>>351
そのぐらいわかれ
354:名無しのオプ
04/10/05 23:38:52 cMd/5iDR
分かってるから間違いを訂正してやってるんだろ。
355:名無しのオプ
04/10/05 23:59:41 6+Vqrttz
ありがとう
356:名無しのオプ
04/10/06 00:58:47 KxxvC9Vw
解説を誰に頼むかっていうのは編集者が決めてるの?
357:邇斜邇
04/10/06 02:40:43 znCov9GT
>>333-335
とりあえず細かいとこから
<あのリストの該当作家を全部カウントして反論するのは無理があるって。
それは分かってます。服部まゆみとはやみねかおるは>>330では挙げませんでした
<鮎川賞から新本格作家なんか出てきてたっけ?
第一回受賞者の芦辺拓は紛れもなく新本格だと思いますが、どうですか?
(ついでに第ゼロ回とも言える今邑も。)
第二回の石川作品は未読ですが、これは確かに無理があるのかも。
<北村薫を新本格作家と捉えていた人はデビュー当時からほとんどいないと思うぞ
うーん、そうなのかな?講談社ノベルスでは書いてなかったし、孤島だの館だのと言うようないかにもなのも書いてないけど、山口や有栖川と同レーベルでデビューして、本格原理主義者を自認している北村は新本格だと思ってたんだけど、俺が少数派なのかな?
しかしいずれにせよ、「十人前後」(>>327)とするには無理がないですか?
<>>310は君じゃないのか?
失礼しました、>>307の間違いでした。
<ああ、俺も捨てハンつけた方がいいか。
出来ればお願いします
<関口擁護と取られるのは心外だがw
これまた失礼しました。擁護のための擁護じゃないのは分かってましたが他に言葉が浮かばなかったので
とりあえずこれまでの議論を整理しておきます
↓下の3つは俺もあなたも共通しています(②はその程度の認識に、かなり差がありますが)
①「斜め屋敷」解説における関口の綾辻批判は誤読であること
②当時の新本格は今に比べて貧弱であったこと
③誰が新本格を批判しようと自由であること
この三点をふまえた上で、「斜め屋敷」解説における新本格叩き全体が不当であったか否かが議論の争点です
ここまではいいですか?
358:邇斜邇(続き)
04/10/06 02:41:36 znCov9GT
さて>>334
「単なる好き嫌いを垂れ流したらダメ」だというのは③とは矛盾しません。
プロの評論家なら(褒めるにせよ貶すにせよ)ある程度は客観的な根拠を示すべきだと言っているだけで、その上で新本格を批判するのは当然自由です。
関口の解説が不当だと言われるのは単に誤読したからだけではありません。
まず批判対象の名を伏せた事で、限られた読者にしか反論できないようになっています。
それに仮に本当に綾辻が「違法でないからいいんだ」と言い訳していた(=誤読ではなかった)としても、それは綾辻の人格の問題であって作品の瑕ではありません(作品と人格は別だからね)。
結局、根拠を示さずに「新本格作家はリアリティの無い作品を書く上に、しょうもない言い訳をする連中だ」というイメージだけを垂れ流したことにしかならないのです。
また関口は、この新本格批判を解説文の後ろの方で「これだけは言わせてもらいたい」とわざわざ印象に残る場所にかきながら、「理由は色々あるが長くなるので書かない」という誠意の無いことを言っています(それなら別の場所で書けばいい)。
さらに解説自体が「個人的ファンレター」という言い訳がましいタイトルです。
以上のようなことを総合して、「関口の『斜め屋敷』解説はやり口が卑劣だ」と結論付けました。
そして確証はありませんが確信犯だと思っています(わざとじゃないとしたらあまりにバカ過ぎるので)
そして関口の「根拠を示さない誠意の無さ」の傍証として本業(?)のハードボイルドの解説ですら好き嫌いの印象評しか出来てない事を挙げました(>>331)
これは「一人の人の仕事をまとめてすべてクソと決め付けている」ことに当然なりますよ(>>335)。俺は「個人的にそう思っているから」そう言うのは自由でしょう。
関口のまともな仕事を一つでも読めばこの考えは覆ります。それでも「斜め屋敷」の解説がクソだという考えは覆りませんが。
359:303
04/10/07 05:01:14 gMMq8aAS
>>357
>第一回受賞者の芦辺拓は紛れもなく新本格だと思いますが、どうですか?
ご本人はインタビューで「デビュー時期で新本格に分類されることが多いが、そうは
思っていない」という意味のことをいってるよ。俺も芦辺拓は新本格ではなく旧本格
タイプの作家だと思うがなあ。
>本格原理主義者を自認している北村は新本格だと思ってたんだけど、
北村スレで聞いてみれば?
>しかしいずれにせよ、「十人前後」(>>327)とするには無理がないですか?
どんなに広く採っても二十人弱なんだが。
↓
芦辺拓 我孫子武丸 綾辻行人 有栖川有栖 歌野晶午 太田忠司 奥田哲也 折原一
斎藤肇 白峰良介 高原伸安 司凍季 中西智明 法月綸太郎 麻耶雄嵩 山口雅也
依井貴裕 若竹七海
個人的には、前述の芦辺拓の他に、折原一、山口雅也、若竹七海も新本格とは
思ってない。この三人はデビュー作から上手かったからw
360:303
04/10/07 05:18:52 gMMq8aAS
>>357の合意点はOK。論点は最初から、
>「斜め屋敷」解説における新本格叩き全体が不当であったか否か
だと思ってるよ。
結論からいうと、「不当だ」と結論付ける君の論拠
>プロの評論家なら(褒めるにせよ貶すにせよ)ある程度は客観的な根拠を示すべきだ
が単なるマイルールでしょってこと。
上の方で君が言ってた「文庫解説は作品の分析であるべきだ」というのと同じだよ。
そうであるのが望ましい、そうであるものが好ましい、という点では同意するが、そうで
ないものは不当、というのは言い過ぎで、傍から見たら言いがかりにしか見えないよ。
例えば、奇術を扱ったミステリの解説で、「この分野には泡坂妻夫『11枚のとらんぷ』
という傑作がある」と書いたら不当かね? 「なぜ傑作なのか」という客観的な根拠が
示されていない訳だが。
>まず批判対象の名を伏せた事で、限られた読者にしか反論できないようになっています。
そんなことは当たり前。「斜め屋敷」の講談社文庫版解説に反論できるのは、「斜め
屋敷」の講談社文庫版を読んだ人だけに決まっとる。別に講談社文庫版を読まない
すべての読者に反論していただくために解説を書いているわけではあるまいに。
361:303
04/10/07 05:33:25 gMMq8aAS
で、「名前を伏せられたから誰のことだか分らなくて反論できない読者」ってのは
最初から特に反論する必要ない人なのでは? 新本格を読んでない/知らない
んだから。
知ってる人には「島田氏が推薦文を書いている一連の新人群」と分るし、それで
充分なはず。そのうえで関口氏の意見に賛同するか、しないかは、自分で判断
すればいいだけの話かと。
>それは綾辻の人格の問題であって作品の瑕ではありません(作品と人格は別だからね)。
それは人格ではなくて執筆姿勢の問題だから、批判してもいいだろ。この場合は
批判の論拠と思しき綾辻エッセイの誤読による頓珍漢な批判であるとしても。
>結局、根拠を示さずに「新本格作家はリアリティの無い作品を書く上に、しょうもない
>言い訳をする連中だ」というイメージだけを垂れ流したことにしかならないのです。
そのイメージは、後半部分の誤読も含めて、関口氏の新本格に対するイメージ
なんだから、関口解説にそういう主旨のことが書かれるのは当然だろ。>>283で
俺、まったく同じこと言ってるんだけどw
たぶん君の発言>>282のように、「この解説だけを読んだ人が関口氏の誤った
主観を鵜呑みにする可能性がある」から卑怯だとか不当だというのは、意味の
ない批判だと思うよ。
362:303
04/10/07 05:54:43 gMMq8aAS
ここからは蛇足だが。
>そして関口の「根拠を示さない誠意の無さ」の傍証として本業(?)のハードボイルドの
>解説ですら好き嫌いの印象評しか出来てない事を挙げました(>>331)
どの解説がどのような印象批評であるのかを指摘しなければ、「傍証を挙げた」こと
にはならないのでは? 関口氏によるハードボイルドの解説にはすべて目を通して
いて、そのいずれもが印象批評である、というなら話は別だが。
「関口苑生は印象批評しか出来ない評論家である」というイメージを垂れ流しただけw
の文章を書いていては、君自身の批判に説得力がまるでないよ。
そもそも関口氏の仕事の一割にも満たない(推定)文章を読んだだけで、すべてクソ
と断ずる君より、次々と出版される島田推薦本をあらかた(推定)読んだうえで、自ら
の責任でそれを批判した関口氏の方が、物書きとしては遥かにまともだと思う。
ちなみに我孫子・島田論争の顛末は知っていますか?
363:邇斜邇
04/10/11 02:39:36 ZY5fKr7T
<>>357の合意点はOK
よかった
>>359
<どんなに広く採っても二十人弱なんだが
どんなに狭く採っても十人前後にはならない気が……。
どこまで本気か知らないけど「デビュー作から上手かったから」新本格じゃないというのも意味不明。
いずれも「初期新本格はショボイものであるべき」という前提があって初めて出てくる考えでは?
まあ↑これは論点とはあまり関係ないからいいや
>>360
あなたは何回も『「新本格がダメだ」というのは関口の個人的見解だから、そういう趣旨のことを関口が書くのは当然であって、そう書いたこと自体を非難するのはおかしい。』という趣旨のことを発言してきました。
そしてそれを非難するのは、”初期”新本格の酷さを知らない人であるか、新本格を批判したこと自体を許せない人であると断じてきました。
しかし(他の人はどうか知らないけれど)俺は関口が私見を述べた事自体を非難しているのではなく、新本格批判の「手口」が誠意が無い、いやらしいと言っているのです。
手口の具体例は>>358でも書いたが、まずタイトルが「個人的ファンレター」という言い訳がましいタイトルで、「最後にこれだけは言いたい」と強調しながら「理由はあるけど書かない」などと誠意の無いこと言い、名前もソースも示さずに他作家を非難した。
誤読部分だって単なるミスではなく(優れた評論家でもミスはする)、新本格憎しが高じてバランス崩したか、悪意があってわざとやったのかと思えるくらいに、頓珍漢な代物。
364:邇斜邇
04/10/11 02:42:56 ZY5fKr7T
「根拠を示せ」というのがマイルールだと言いますが、確かにルールなんてものはないがね。
「解説は作品の分析であるべき」というルールなんてないけど、「私は著者とは麻雀仲間で…」などという事しか書かれてない解説は糞。
「評論家は具体的な根拠を示すべき」というルールなんてないけど、根拠も無くソースも伏せて他人を非難する評論家は糞。
それにたとえ根拠がなくても例えば「新本格作家の館モノは出来が悪いが 、斜め屋敷は良い」といった程度の趣旨で書かれてたら、「関口はそう思ってるんだな」と理解できるし(賛同はできなくても)誰もそこまで非難はしませんよ。
けれど関口は「推薦文をやめろ」と言った。つまり「新人のデビューを助けるのをやめろ」とまで言っている(島田作品とは全く関係ない)。
そこまで言うのならちゃんと根拠を示せよ、と思うのは割と自然な考えだと思うがねえ。
<そんなことは当たり前。「斜め屋敷」の講談社文庫版解説に反論できるのは、「斜め屋敷」の講談社文庫版を読んだ人だけに決まっとる。
子供みたいなこと言うね。ちゃんとソースを示していれば後からそれを読んで確認することもできるが、これではたまたま「IN☆POCKET」の92年三月号を読んでいた奴にしか確認できない。
言われた本人さえ十中八九自分のことだとわかっても、名前を伏せてるから本人に反論しにくくなる(エッセイやインタビューの中で愚痴ることぐらいしか出来ない)。こういうのをズルイと言っている。
<それは人格ではなくて執筆姿勢の問題だから、批判してもいいだろ。
確かに人格批判ではなく執筆姿勢への批判と言うのが適切ですね。でも俺は人格批判だからダメだと言ったんじゃないよ。
仮に例の違法云々が誤読でなく事実だったとしても、作家の考えに対する批判(ていうか文句)だけでは新本格作品がダメという根拠にはならないと言いたいの。
ちなみに俺は>>282ではないですよ。>>272以降この議論に関するカキコには全て名前欄に272又は邇斜邇と書いてます。
365:邇斜邇
04/10/11 02:43:54 ZY5fKr7T
>>262
関口に関しては、確かに俺は関口の文の一割も読んでないよ。
俺が今まで読んだ関口の仕事の中で、良いと思ったことは一度も無くて、悪いと思ったことは何回かあって、間接的にも関口の良い評判はあまり聞かないから、今のところ関口はクソ評論家だと思っている。
一回でも関口の良い仕事を読んだら考えは変わりますよ。
<そもそも関口氏の仕事の一割にも満たない(推定)文章を読んだだけで、すべてクソ
と断ずる君より、次々と出版される島田推薦本をあらかた(推定)読んだうえで、自ら
の責任でそれを批判した関口氏の方が、物書きとしては遥かにまともだと思う。
例えば関口は笠井潔「復讐の白き荒野」の解説では「テロルの現象学」は難解だから私には理解出来なかった、と謙虚な態度に出ておきながら、このミス誌上では笠井(編)「本格ミステリの現在」が推理作家協会賞を受賞したときには、
「こんな難解なもの出してどうすんの?」という態度(内容がダメだというんじゃなくて、難解だからダメという論調だった)。一貫性ゼロ(社会評論はよくて推理小説の評論だからだめなのか?これにも根拠がないが)
こんな評論家が「自らの責任で」人を批判してると言えますか。
大体俺は物書きじゃないしw
<ちなみに我孫子・島田論争の顛末は知っていますか?
えーと、笠井が「新本格作家の親殺し」とか呼んだ件だっけ?恥ずかしながらよく知らないです。
この議論に関係あるんですか?
366:303
04/10/11 15:14:21 gIg68uWE
>>364
>これではたまたま「IN☆POCKET」の92年三月号を読んでいた奴にしか確認できない。
ん? 「アヤツジ・ユキト19××- 」とかに収録されてるんじゃなかったっけ?
まあ、いいや、ご存知ないようだから、島田-我孫子論争に絞って説明しておくよ。
まず、島田荘司が新本格初期からバンバンと新人を推薦しまくっているのは非常に
戦略的なものであったということ。つまり、この新人作家の作品はミステリとして未熟
なのは判っているけど、書き続けるチャンスを与えることによって、将来ミステリ界に
寄与するような作家に成長する可能性が多いにある。だから推薦する、と。(大意)
で、Aさんはあまり良くなかったが、このBさんの作品はそれよりいい。Bさんの作品
はそこそこただったが、このCさんの作品はそれよりいい、みたいに推薦の仕方は、
推薦される方としてはどうよ?(大意)という疑問を我孫子武丸が呈した。
その後、若干のやり取りがあったものの、本質的にはかみ合わないまま終息した
から論争というほどのものではなかったかもしれないが、問題は島田荘司の姿勢
の方にある訳。
367:303
04/10/11 15:25:13 gIg68uWE
振り返ってみると、島田推薦新人はミステリ界に寄与する可能性どころではなく、
現在では中核を担うような存在に成長した人が少なくない。その意味では、島田
戦略は正しかったといえるし、素人に毛の生えたような新人を次から次へと推薦
しやがって、というバッシングをいくら受けても、方針を変えなかった意思の強さ
は凄かったと思う。
ただ、リアルタイムで島田推薦新人のデビュー作を読んでいた読者の立場から
すれば、ミステリ界にどういう意味があるかは知らんが、俺が金を出して買った
このミステリはとりあえずヘタクソだったぞ! と文句を言う権利はある訳で。
だから関口解説の推薦文批判のくだりも、
>つまり「新人のデビューを助けるのをやめろ」とまで言っている
のではなく、(まだ未熟な)新人の作品を(将来性というものを担保にして)推薦
するのはやめろ、という意見であり、これはこれでうなずける部分があるんだよ。
368:303
04/10/11 15:30:42 gIg68uWE
ちなみに島田エッセイは「本格ミステリー宣言2」に入っている。我孫子エッセイ
は著者のサイトで公開されていたけど、今はリンクが切れているみたいで参照
できないのが残念。「Internet Essay」というコーナーを覗くと、文章自体の説明
までは読めるよ。
369:名無しのオプ
04/10/12 16:08:48 iTHZ2P6/
スレリンク(mystery板)
スレリンク(mystery板)
解説全く関係なくなってきてるし、いい加減スレ違いだから
新本格についての論争はこの辺でやってもらえないだろうか。
370:名無しのオプ
04/10/12 19:27:31 L8IImABa
全然関係ないんだが、殊能の「キマイラの新しい城」のmail欄で
このスレを思い出して大笑いしてしまった
371:名無しのオプ
04/10/28 22:44:49 0dC32COp
麻耶雄嵩の痾を再読した。
で、確かに>>109の言うとおり、解説は秀逸な出来だと思った。
でもこれって、鴉のネタバレしてるよね。
初読のときは気付きもしなかったが、今読むとかなり気になる。
372:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/18 17:12:37 fySJ9kN/
我孫子アーカイブ
URLリンク(web.archive.org)
373:名無しのオプ
04/12/28 00:31:19 pTcHOk5F
age
374:名無しのオプ
04/12/29 17:37:37 W1Tpk56f
連城三紀彦 『恋文』 新潮文庫 の解説
すごい昭和の雰囲気を出した解説
笑えた
375:邇斜邇
04/12/29 21:28:46 S6Ff2Ib7
>>303
たいへん遅くなりました。
>ん? 「アヤツジ・ユキト19××- 」とかに収録されてるんじゃなかったっけ?
単行本になったのは1996年。関口解説から4年もあとですよ
<(まだ未熟な)新人の作品を(将来性というものを担保にして)推薦
<するのはやめろ、という意見であり、これはこれでうなずける部分があるんだよ
なるほど。推薦文を批判すること自体は単なる暴言でなく、一意見としては理解できるものなんですね。
これに関しては考えを改めます。
しかし、それならなおの事、批判対象の名を伏せた上に曲解するのは評論家失格だと思いますね。
しかも肝心の、作品解説が疎かになっているんだからどうしょうもない。
関口は連城三紀彦作品の解説でも、「この人はミステリを書きたいんじゃない」とか勝手に決めつけてるし、
著作の、乱歩賞とナントカも、自分の好き嫌いを無理矢理理屈付けしてる、って評判じゃん。
俺は別に新本格を貶されたから、関口叩きしてるんじゃなくて、言う事に筋が通ってない(逆の意味で一貫しているとも言えるが)嫌いと言ってるだけ。
新本格ベッタリ史観の二階堂の解説も嫌いだしね。
376:303
04/12/29 22:44:46 tRjSB6SW
>>375
>著作の、乱歩賞とナントカも、自分の好き嫌いを無理矢理理屈付けしてる、って評判じゃん。
「評判じゃん」って、君、該当書を読んでないのかよ……。二ヶ月も放置した挙句の反論が
読んでもいない本の伝聞による中傷では、相手をする気も萎えるな。アホくさい。
ちなみに俺は「江戸川乱歩賞と日本のミステリー」をちゃんと読んでますよ。自分と意見の
ちがう所もあるが、関口氏の論調は一貫していて面白かった。
>関口は連城三紀彦作品の解説でも、「この人はミステリを書きたいんじゃない」とか勝手に決めつけてるし、
連城の傑作「明日という過去に」の解説を書いた時代作家の中村彰彦という人は、推理
雑誌からデビューしたからといって連城さんをいつまでも推理作家扱いするのは失礼だ
と書いて、東京創元社の戸川安宣氏に反論されていた。一方、日下三蔵や千街晶之は
連城は恋愛小説を書いても読者を騙すことに主眼を置くミステリー作家だ、といってる。
要は人によって意見がちがうという、まったく当たり前のことでしょ。
関口氏の意見は中村氏の意見に近いというだけであって、それを「勝手に決め付けてる」
と、あたかも間違いであるかのように決め付ける君の考え方こそ、独善的でおかしい。
>俺は別に新本格を貶されたから、関口叩きしてるんじゃなくて、言う事に筋が通ってない(逆の意味で
>一貫しているとも言えるが)嫌いと言ってるだけ。
つまり、君は、「俺と関口の意見はちがう」→「俺の意見は正しい」→だから関口の意見は
「筋が通っていない」と主張しているだけだ。だいたい自分でも「逆の意味で一貫している」
ってことまでは解ってるんじゃないか。好き嫌いと正誤の区別ぐらいつけようよ。
377:邇斜邇
04/12/30 19:38:02 +zL15FFT
二ヶ月も待たせたのに即レスありがとう
>「評判じゃん」って、君、該当書を読んでないのかよ……。
一応図書館で借りて目は通したけど、もう一度読んでみます。スイマセン
<つまり、君は、「俺と関口の意見はちがう」→「俺の意見は正しい」→だから関口の意見は
<「筋が通っていない」と主張しているだけだ
これは完全に言いがかりです。
「人によって意見は違う」のは当たり前。
だが、単なる思いつきや主観だけの意見と、キッチリ論証された意見は区別すべき。
推理色の濃い作品・薄い作品を含めて、どの時期にどういった作品が書かれていたか、順を追って解説している日下(「前夜祭」)と、
本文をいくつか引用して、自分の感想を述べた後にいきなり結論にとんでしまっている関口(「夜よ鼠たちのために」)にはハッキリ差があると思うよ。
関口は印象評しか出来てないのに結論を出す→勝手に決めつけている→関口の意見は(論理の道)「筋が通っていない」
つまり俺は関口の結論だけが気に入らないんじゃなく(結論も気に入らないから余計に嫌なのは事実だが)、
評論家のクセに論証というものが出来てないトコロが駄目だと言ってるの。
逆の意味で一貫している、ってのは単なる皮肉。
「明日という過去に」の解説は読んでないけど、
「推理作家と呼ぶのが失礼」などという失礼な奴と一緒にされては関口も嫌なんじゃない?
「夜よ鼠」解説中でも「連城がミステリーから離れるのは残念」だと言っていたし
378:名無しのオプ
05/01/02 11:41:38 yOkuziq7
一応一通り読んでみた。
最初は「誤読に基づく決めつけ的意見は評論家として駄目だろう」
と言う、単純で当たり前のことを言っていたように感じるんだが
なんか途中から「関口の「反本格的姿勢」についての賛否」
「新本格派登場についての賛否」の議論になってるな。
一番最初の議論と、「関口の「反本格的姿勢」についての賛否」
は本質的に全く違う議論だと思うんだが。
まあいいけど(一応スレの趣旨に合ってるような気もするし)。
379:邇斜邇
05/01/03 22:23:49 1A6Z+24n
「斜め屋敷」解説中の綾辻批判が誤読である、というのは最初からみんな認めていたんだけどね。
ここから「単なる誤読」とする303さんと、俺を含む「これは評論家としての姿勢に問題がある」とする側との議論になってこんな長くなっちゃったんだけど、
もう完全に平行線だからそろそろ終了かな?(個人的な事情で二ヶ月も放置してしまったし)
380:名無しのオプ
05/01/04 18:26:36 GH3NN768
>>83
ドロシー・ギルマンの作品は、訳者解説(後書き)が全部その調子。
先に読むべきものではないけど、後から読む価値も無い。
作者の小ネタとかある時の解説は、ちょっとマシになるけど。
同レーベルで、ダイアン・デヴィッドソン「クッキング・ママ」
このシリーズは、裏表紙の粗筋がネタばらしをやらかすので
手に負えない。特に「真犯人」は、物語中盤になってようやく
判明する事実(まあ、謎解きには直接関係ないけど)を思いきり
書いていやがるので、ガッカリ度最強。どうにかならんか。
381:名無しのオプ
05/01/06 19:44:56 TcPpakLN
>>380
何事も無かったかのように時空を超えたレスをするお前に惚れた。
382:名無しのオプ
05/01/07 00:46:57 A9+bGmui
すげぇ必死というか、外野だけが膨張するミステリ業界を象徴するスレッド
383:名無しのオプ
05/01/07 16:41:31 IbOxijVy
URLリンク(kino.cot.jp)
384:名無しのオプ
05/01/08 02:00:33 JOpg3Boh
中井秀夫の解説が好き。
385:名無しのオプ
05/01/08 08:02:21 /IPoRiAV
サラ・ウォーターズ「半身」の解説はここ数年読んだ中で最も普通の解説だった。
あの小説をフーコーの名前を出さずに解説するのは多分無理、なんだけど
フーコー理論の紹介と小説の主題の関連性をバランスに配慮しつつ語ってるのは好感が持てたよ。
386:名無しのオプ
05/01/08 20:48:08 qFEoLjH+
「十角館」の解説、後半私怨が混じってるな…。
387:名無しのオプ
05/01/22 10:44:17 KOBqBX2z
「小説すばる2月号」に、「2004年文庫解説ベスト10」なる企画がのってた。
原稿かいてんのは、池上冬樹。純文とミステリーが半々だったけど、北上次郎とか新保博久とか入ってたな。
さすがに自作をランクインさせるような、公魚的馬鹿行為はしてなかったが。
388:名無しのオプ
05/01/22 10:51:01 jLohxCnv
文庫解説をつけない作家が増えてきたからなぁ
389:名無しのオプ
05/01/28 05:40:14 l289C3//
解説がないと物足りないだす
390:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/04 00:03:20 KkzFRXms
C.ブランド『はなれわざ』の恩田陸。
引用長すぎ。しかも同じ作者の別の作品からの引用。これは腹立つよ。
391:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/04 01:37:36 8eW7lvTj
そういやあ、米澤穂信の『春季限定いちごタルト事件』が出てないな。
これの解説はかなり酷い。
392:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/05 13:51:19 I56Aq26A
いちごタルトの解説は小学生の感想文よりも酷い
393:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/05 23:58:56 dK/BcjOb
西村京太郎「ミニ急行ノサップ殺人事件」(文春文庫)の解説。解説者は、新保博久。
良いとか悪いとかじゃないんだけど、文体が変。
「あなたはこの『ミニ急行~』を読み始めて、おや、いつもの西村京太郎のトラベルミステリーと少し勝手が違うぞと思う」
「~だろうと、あなたはすぐ見当をつける」 「ここであなたは~を思い出す」
「あなたはこの本を今回も楽しく読み終えてしまう」
こんな感じで、法月綸太郎「二の悲劇」や北村薫「ターン」のような、二人称小説みたいになってる。
邪推すると、凡百のトラミスの内でも最低ランクに入るであろう今作を、
どう解説するか、どう褒めるか、考え過ぎて煮詰まって、こんな風になっちゃったんではないかなぁ・・・・・・
394:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/06 04:25:46 VicKiyIE
評論家ほど危うい職業はない。
デカイ口叩いて欲しくないね。
395:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/06 13:54:57 DGZyQeXU
法月「頼子のために」の池上冬樹の解説、
当時はムカついたもんだが、
今読み直すとけっこう感慨深いものがあるな
396:名無しのオプ
05/03/12 16:01:49 Ez07gqYY
既出だが「春季限定いちごタルト事件」の解説はホントひどいな
397:名無しのオプ
05/03/17 20:35:56 pB2QHxhc
拾い読みなんだが『時の密室』の解説の菅浩江って、
バカミスについて大きな誤解をしているような気がした。
398:名無しのオプ
05/03/18 18:54:08 Ew4wyOGB
菅浩江は、『時の密室』じゃなくて
『クラインの壷』の解説でバカミスの話をしてるぞ。
『時の密室』の解説は有栖川有栖だ。
399:名無しのオプ
05/03/18 18:58:42 xzXiCN5H
有栖川のロシア紅茶の解説が・・・と思った。
表題作のトリックをべた褒めしてる筆者がなんか
白々しい気がした。あのトリックで長編だったら
わしゃ有栖の家に火つけるぞ。
400:名無しのオプ
05/03/18 20:35:50 UYGO8TxF
2chのコテハンは8割以上、実生活で精神科に通ってるような
やつばかりだ。だから、ウザイコテがいたら、こらキチガイ
静かにさらせ、とか言ってやると効果てきめん。自分の素性が
なぜばれたのかとあせるコテハンが笑える。
そもそも2chにいりびたってるようなやつは
精神不安定な半キチガイばかりだから、そこのところを
常に意識においておく必要がある。
それどころか、2chの管理人はじめ、ここの運営をやってる
やつらは、いちおう商売人ではあるが、同時に
精神的にアッチへ逝ってるやつばかり。
まともな人間を相手にしていると考えると、とんでもない
勘違いだから注意しておくWWWWWW
401:名無しのオプ
05/03/19 13:59:47 86UaQzr+
解説じゃないけど「不死の怪物」の東雅夫の帯の言葉
完全なネタバレを平気でやっている
ホラー評論家じゃないのか? 素人以下だな
402:名無しのオプ
05/03/23 17:10:30 vBXzcjmI
>>396
> 既出だが「春季限定いちごタルト事件」の解説はホントひどいな
本編読み終えて解説を読んだら
この本自体を売り飛ばしたくなったよ…。
403:名無しのオプ
05/03/26 21:54:35 kX4OW4fi
>>401
東雅夫って、解説の文章が大仰で嫌いです。
あと売れている作家には、媚びる解説しか書かないのも
情けないと思います。
404:名無しのオプ
05/03/29 14:46:19 P81ltI7+
悪い解説
創元推理文庫 泡坂妻夫「煙の殺意」の解説。大傑作に駄解説。
良い解説
講談社文庫 蘇部健一「動かぬ証拠」の解説。いやもうしかし。
405:名無しのオプ
05/04/06 02:01:28 wx1mH95g
満坂太郎『海賊丸漂着異聞』の末國善己
本編の物足りなさをほどよくケアしてくれる解説
406:名無しのオプ
05/04/24 00:12:03 /3FAmfsV
>>403
解説というより書評だろう
新人は偉そうにクサシ、売れっ子作家にはコビル
マァ評論家なんていってるけど、その程度ってことだな
407:水先案名無い人
05/04/30 22:33:25 AOa3DQ33
「春季限定いちごタルト事件」の解説、今日初めて読んだがホントひどいな
・まったく興味の持てない自分語り
・私はライトノベル読みなので受け取り方が違っても許してねという言い訳
・(笑)の使用
・「読め」と繰り返すわりに、なんで読んでほしいのかさっぱり分からない文章
ネットでファン向けに書いてるならこの書き方もアリなのかもしれんが、
俺みたいな一見さんがこんな文章見たら買う気なくすぞ
ネット文体を紙媒体に移し変えるとこんな悲惨なことになるんだな
408:名無しのオプ
05/05/02 02:18:15 XW7lQIpK
>>407
ネットでも寒いよあれは。2chのカキコ以下だべ。
409:名無しのオプ
05/05/10 01:47:09 41MOfKWK
>>407
いちごタルトは読んだけど。解説読んでねえw
本屋で立ち読みするとき先に解説読むのに、解説読まずに読了したとき
あとがきとか解説、読まないことが結構ある。自分でも不思議だ。
410:名無しのオプ
05/05/19 00:41:28 Tcf/1L+i
光文社文庫「赤赤い月照」の笠井の解説。
すげえ悪いとかってわけではないんだけど・・・
自説の展開に丁度のいいのがあった。
とまではいかないんだろうけど、作品の内容なんてほとんどなく、
大量死がどうこう書いてる。なんだかなあ
411:名無しのオプ
05/05/19 00:43:31 Tcf/1L+i
>>410
大量死の問題に触れてるのが悪いというわけではないです
412:名無しのオプ
05/07/08 03:03:19 8RoOZ/R9
『翼ある闇』の野崎六助の解説
・何が言いたいのかわからない。
・気取った表現も滑ってるとしか思えない。
・今読んだら恥ずかしい未来予測
例)「麻耶・二階堂・飛鳥井(誰?)の三人が新世代の有望株」
413:名無しのオプ
05/07/08 03:17:27 rHxHuxG2
「天才を天才と見抜けるのは天才だけ」
とは、絵画の世界の格言だったかな。
これは、才能の無さから評論家に転向した輩がやたら「天才」という言葉を使って評論する現象への苦言でもあるんだが、文芸にも通じると思う。
昔の文庫解説を読むと、評論家がいかにテキトーか分かる。
414:名無しのオプ
05/07/08 08:28:04 ydJjr/Yi
昔の文庫解説読むと今の解説者がマシに見える。それは認めざるを得ない。
415:名無しのオプ
05/07/09 01:05:59 POuvkpdu
>414
えっ?冗談だろ。
416:名無しのオプ
05/07/09 02:18:11 yJ0tQbqa
>>415
昔の創元推理文庫や講談社文庫の解説見てみろ。早川ミステリ文庫でもいい。
とくに中島河太郎や郷原宏あたりな。
417:名無しのオプ
05/07/09 02:37:53 POuvkpdu
>416
それは普通に使える解説だ。(可もなく不可もない)
最近の解説者は、もちろん使えるやつもいるが、総じてレベルが下がってるとしか思えんけどな。
個人的な話だけして、作品に触れないやつとか、単なるファンがキャーキャー騒いでる駄文とか、
作品から遠く離れた持論を展開する迷惑なヤツとかね。
418:名無しのオプ
05/07/09 02:42:10 +aRMpC7R
>>417
主観でいいから、使える解説者と使えない解説者を具体的に分類してみてくれ。
419:名無しのオプ
05/07/09 02:48:04 POuvkpdu
このすれに実例がいっぱい上がってるよ?
420:名無しのオプ
05/07/09 03:07:41 +aRMpC7R
中島と郷原を「使える解説」と判断する君の、その他の解説者の評価が知りたいんだよ。
421:名無しのオプ
05/07/09 03:22:23 8Ot+Z1Se
>>417
最近文庫解説を拒否する作家が増えてきたもんな。
422:名無しのオプ
05/07/09 11:59:37 POuvkpdu
>420
かってに人の意見を書き直すなよ。
「使える解説」ではなく、「普通に使える解説」、要約するなら「普通」だ。
俺はどういったものがだめなのかは、既に例を挙げている。
むしろ「今の解説者がマシに見える」といっているのに驚いている俺が、
聞いている番なんだが。
純粋に知りたい。
414なんかは、一くくりにしてるんだから、特定の個人が「使える」んじゃなくて、
今はレベルの高い解説が大勢を占めているということなんだよな。
俺にはそうは思えんのだが。
423:名無しのオプ
05/07/09 12:09:05 UYWaMzGr
井沢元彦の「義経幻殺録」の山前タソの解説。
作中に登場する意外な登場人物のことを名前を伏せて紹介している
のだが、そのすぐあとの参考文献のところで誰だかわかってしまう。
なら、あえてそのことは触れなければよかったのに。
424:名無しのオプ
05/07/09 16:14:34 T3A4tzXh
ようするに一般的な解説のアベレージの話だろ?
昔は中島河太郎らが二流の解説ばかり書いてたが、
今は一流と三流も混ざるようになったってことじゃないのかね
>>422の日本語センスはちょっとおかしいと思う
「普通に使える解説」は「使える解説」の意味に取るのが自然だろう
一般的には補助語と解される「普通」を優先して、
「使える」の意味を薄めて要約と言い張るのはなあ
425:名無しのオプ
05/07/09 16:24:30 +aRMpC7R
>>422
つまり「普通に使える解説(二流の解説)」があって、その上に「非常に使える解説(一流の解説)」、
下に「まったく使えない解説(三流の解説)」があるってことか?? まあ、それならそれでいいや。
>俺はどういったものがだめなのかは、既に例を挙げている。
どういったものがだめなのか、ではなく、誰の解説がだめなのか、あるいはいいのか、を知りたい。
426:名無しのオプ
05/07/09 16:24:31 hHk6exMB
>>422が同意してないだけで、具体例は>>416が駄目だと考えるほうの例をちゃんと挙げてる
それに対して>>417は「もちろん使えるやつもいるが」と一応フォローしつつも
「総じてレベルが下がってる」と一括りにして言ってるだけ
次に具体例を挙げる義務は>>422のほうにあるよ
427:名無しのオプ
05/07/13 13:37:18 OMVe3iNv
>>421
文庫解説は評論家と老作家を手懐けるのに手っ取り早いんだが
428:名無しのオプ
05/08/07 20:00:24 rAqeKGdH
日下三蔵の解説はどれも良い意味で普通の解説
429:名無しのオプ
05/08/13 20:00:58 J7K8qWOC
蒸し返し気味の話だけど、
中島河太郎氏の解説、
昔は「ま、解説なんてこんなもんだろ」と思って読んでいたので
大して気にならなかった。
ただ、唯一の例外は
連城三紀彦『私という名の変奏曲(双葉文庫版)』の解説。
(メル欄)について“逆恨み”って……。
いやその通りなんだけど、もうちっとどうにかした言い方はないものか、と。
430:名無しは無慈悲な夜の女王
05/09/02 13:04:32 hZkEAJNu
iu
431:名無し物書き@推敲中?
05/09/18 11:42:27 HKx83sbe
バカ一
432:名無しのオプ
05/09/18 15:33:04 jig0G2SG
あとがきに意外な犯人がって書いてあるやつ、登場人物一覧表みながら
誰だったら意外か考える、本文読まなくても犯人が当たる事ある。
433:名無しのオプ
05/09/21 00:13:19 e1pB7q9Q
HM版の「そして誰もいなくなった」の解説(クリスティ文庫になってから変わったかは知らん)を
本編読んだ後に読めば、まあ9割の人は「アクロイド殺し」の犯人が当てられるな。
434:無名草子さん
05/10/13 11:43:23 /YvoVkQM
恩知らず
435:名無しのオプ
05/11/25 22:28:34 JMA7jq4A
で、>>422はどこにいったの?
436:名無しのオプ
05/11/26 01:04:22 3deXJUlQ
俺も解説は無いほうが良いな。解説っていうより単なるエッセイなのが多いし。
良い解説……ミステリではないが、小林信彦の『唐獅子株式会社』の解説(筒井康隆)。パロディの元ネタを事細かに解説し、筒井自身も思わず「こういう本こそ、本当に解説が必要なのだ」と宣(のたま)ってしまう。
悪い解説……近藤史恵(が書いた解説)全般! もう最悪!
437:名無しのオプ
05/11/26 01:21:49 yBz1K9fw
その解説書いたら小林信彦ファンから抗議が殺到したらしいな。
小林信彦はこの解説良いよって筒井康隆に言ったらしいが。
438:名無しのオプ
05/11/26 01:24:46 IhcNG46J
屍鬼の宮部みゆきの解説はよくなかった
439:名無しのオプ
05/11/28 08:33:00 d/khMTgd
生ける屍の死(創元推理文庫)の法月。はいい。
ただ長い。
440:名無しのオプ
05/12/04 04:10:17 JVp0NVmu
亀でスマソ>>338
> 個人的には下ほど読んでて楽しい。
激しく同意。
どうやら、作品から離れていくものほど面白いということになってしまいそうだけど、
その著者の入門書的な役割を期待される場合は逆で、上の方ほど必須なのかな。
ちょっと追加させて下さい。
解説パターン
1.ネタバレ有り…………予め断り書きをする場合は、その誠実さを評価したい気も。
2.あらすじだけ淡々と…どこに着目すべきか主張している場合は、無意味とは言いきれないが…
3.レトリックをほめる…漫画でいうと画力重視でお話の展開は軽視という捉え方。
4.キャラの魅力…………シリーズ物であれば重要度は大きいが…
5.著者の作品年表………作風変遷紹介だけなら2と大差はないが、解説者の自分史や自説が絡む場合は面白い。
5.ミステリの歴史入り…裏話などのトリビアが中心なら面白そうだが…
6.自説ひけらかし………その自説が短文でまとめられるなら経験値の高い人、長文であれば習得途上かも。
7.著者-解説者交遊録…パーティでお会いして、はお腹一杯。極く私的な交流自慢ほど個性が出て面白い。
8.舞台背景の説明付き…自説と同様の見方もできるが、他の著書との共通アイテムなどマニアックになるほど楽しい。
441:名無しのオプ
05/12/04 04:16:18 JVp0NVmu
↑5がダブった...orz
先日岡嶋二人スレに書いたこととカブってしまうけど、
「殺人者志願」(岡嶋二人)
光文社文庫(90/11初版96/09第8刷)と、講談社文庫(00/06初版)、解説文の差は大きいよ。
前者は、宮部みゆき解説。
強いていえば上の5著者の作品年表のパターンだけど、著作のタイトル群と題材をパロ的にコラージュした創作。
クオリティはイマイチだけど、全作読破者向けのサービス精神が嬉しかった。
後者は、高橋克彦解説。
6のパターンで解説者から著者へのライバル宣言、7のパターンでお互いの受賞歴を辿る回顧録。
残念ながら岡嶋(井上)氏から解説者へのコメントが乏しすぎて、一人で盛り上ってる感は否めない。
442:名無しのオプ
05/12/10 07:50:14 Nej42/N2
著者との交流なんてどうでもいいよ。
443:名無しのオプ
05/12/11 21:25:45 S0bR2bZt
カレーうどんの呪い。
444:名無しのオプ
05/12/11 22:48:12 zY1Imxcn
良かった解説。
柄刀のデビュー作「3000年の密室」の有栖川の解説。
確か、何かの賞の次点になったが受賞作に引けを取らない
という感じ。
本編読む前に解説を読んだが作品への期待をさせるものだった。
基本的に有栖川の解説は良いと思う。
445:名無しのオプ
05/12/12 15:08:29 MeaHCXnB
良かった解説。頼子のためにの解説。
446:名無しのオプ
05/12/14 00:06:52 vRy9u3l2
斜め屋敷の文庫版の解説
447:名無しのオプ
05/12/14 03:24:02 F0KmCs33
その解説のどこが良かったのか、もっと具体的に書いてよ。
448:名無しのオプ
05/12/15 12:19:32 YTevpIlt
「頼子」「斜め屋敷」の文庫解説に共通するもの
それは叩きやすい解説
449:名無しのオプ
05/12/17 09:24:11 OIZ8H5eZ
>>182にも出てるけど
歌野晶午『長い家~』の島荘の薦という文章。
歌野晶午『死体を買う男』の裏にある
これまた島田荘司の 歌野君への推薦の言葉。
450:名無しのオプ
05/12/21 22:01:44 wCa0NKd9
age
451:名無しのオプ
05/12/22 00:40:08 aEtemRlm
sage
452:名無しのオプ
05/12/22 16:27:02 T9h5Xy/R
野呂邦暢が書いた講談社文庫の佐野洋「砂の階段」。巧みな解説でした。
ヘレン・マクロイの「ひとりで歩く女」も面白かった。致命的な欠点を指摘して
いるのにその年のランキング上位に来ていたのが不思議だった。
逆に国書の解説は解決を無意味に説明したりして長すぎた。その割りにたとえば
「第二の銃声」でメダウォーや後に法月が指摘したポイントが無視されていた。
453:名無しのオプ
05/12/27 01:33:07 gQSJDXGF
綾辻行人『十角館の殺人』文庫の鮎川哲也の解説。
解説としてはどうだろう
別に普通で当たり障りのないものだと思うが
後半の そうした連中は沈黙してくれ。耳障りだ。
が俺の中にとても強い印象を残している
454:名無しのオプ
06/01/16 23:37:40 lu1VUZSJ
ミステリじゃないけど、小池滋『ロンドン』(軽いロンドンの歴史書)の夏樹静子の解説。
ポアロのオチをネタバレ。
本編にポアロに触れた内容なんか出てきてないのに。
解説としても推理作家としてそれはないんじゃないか…
455:名無しのオプ
06/02/08 15:31:02 +w2Jx8Wh
「読者よ欺かるるなかれ」の泡坂妻夫
読み直さなかったのかボケたのか。
456:名無しのオプ
06/02/08 18:45:03 ud8GEq6G
創元のブラウン神父の童心って、
あとがきの最初に「著書の内容に触れてますよ」
って書いてあったような。
あとレーベル忘れたけど隅の老人の解説は、
一番最後の話のオチが思いっきり書いてあった筈。
457:名無しのオプ
06/02/08 20:51:30 c5k6GoWf
当該作品のネタバレは別に良くね?
458:名無しのオプ
06/02/08 21:53:05 24rXKmuN
大阪圭吉の「とむらい機関車」の解説が
明解で的確且つ愛があってよかったなあ。
手元にないのでどなたか分からないけど。
459:名無しのオプ
06/02/09 17:40:40 P5qK8VHd
>457
世の中には解説から読み始める難儀な人がおってな
460:名無しのオプ
06/02/09 19:43:04 vbsMhPHA
>>459
ノシ
461:名無しのオプ
06/02/09 21:50:04 zXC4jE8m
ネタをバラす時にはひとこと断わるぐらいの配慮が欲しいところだけど
基本的には先に解説から読む人の自己責任でしょ。
462:名無しのオプ
06/02/10 00:01:48 MZ+UNu0X
30年前ならともかく、今は解説から読む人がいるのは常識でしょ。
463:名無しのオプ
06/02/11 00:00:23 hcDjDlo8
田中芳樹の解説はどれもダメダメだな
464:水先案名無い人
06/02/13 20:55:26 wUEkk4/y
アイラ・レヴィン「死の接吻」の訳者あとがきはけっこうすごかった
自分がこの本を訳すまでのいきさつを書いたあと、
「この作品が、世間にどのようにうけ入れられたか、あとは資料に語らせるだけでいいだろう」とのたまい、
アンソニー・バウチャーに始まって、週刊朝日や中央公論、
同じ作者の「ローズマリーの赤ちゃん」の訳者あとがき(訳したのは別の人)から文章を引用していく
その数しめて11個
引用で文章の8割ぐらい埋まってると思う
ここまでくるとある意味すげー
465:名無しのオプ
06/02/13 21:00:00 DLc6bG9/
あ-、でもそれって新刊で買うと腹立つだろうけど
ある程度年数が過ぎると、結構ありがたい解説かもしれん。
当時どういう評価されたのかとか気になるタイプなんで手間が省ける。
466:名無しのオプ
06/02/13 21:06:40 PLHxdcqD
>>462
それでも保護するに値するかは微妙なとこだな
467:名無しのオプ
06/02/13 23:02:36 up3vJk9i
>>466
根拠を言え。
468:名無しのオプ
06/02/13 23:13:16 CHUPa/QZ
「解説から読む人がいる」ことは常識かもしれないが、それはその人の勝手。
「本は最初のページから読むもの」という常識を覆すほどのことではないよ。
469:名無しのオプ
06/02/14 00:53:01 4rnXG0Pp
だが(同意を得ない)ネタバレはミステリにおいて何にもまして悪なわけだから、
「解説から読む人もいる」ことが常識である場合、それに対する配慮が必要。
470:名無しのオプ
06/02/14 01:04:16 Ua39J2cL
だから>>461が現実的な落としどころだろ。
それに対して「解説から先に読む」ことが常識であるかのような反論をしても無意味。
471:名無しのオプ
06/02/14 01:21:34 SBt/7BUk
小説には説明より描写を求める解説者
でも「ネタを割るな」と求める声に応じるつもりはない
472:名無しのオプ
06/02/14 01:36:22 iyTSgR3w
解説っていうのは本編じゃないわけでさあ。
本編の後にあるってだけで、ネタバレするのは礼儀に反するだろ。
(注意書きがあればOKだが)。
裏表紙が本編の後にあるからってネタバレするのもありなのか?
裏表紙から読むのがおかしいんですーって。
473:名無しのオプ
06/02/14 02:08:40 4rnXG0Pp
確かに>>261が妥当なとこかも。
でもわざわざネタバレする必要があるとは思えない解説が多いと思う。
笠井や法月みたく解説を使って作者や作品を論じたりするならともかく。
474:名無しのオプ
06/02/14 07:37:39 nq2zJmaK
>>470
>それに対して「解説から先に読む」ことが常識であるかのような反論をしても無意味。
馬鹿か?誰も解説から先に読むのが常識なんて言ってないだろ。
解説から先に読む人がいるという想像力も働かない解説者は非難されて当然だと言うこと。
475:名無しのオプ
06/02/14 10:06:48 Ua39J2cL
「解説から先に読む人」に対して「優しい配慮」をしなかったからといって
「解説から先に読む人」などいない、と思っていることにはならないだろw
476:名無しのオプ
06/02/14 10:07:42 SBt/7BUk
ミステリじゃないからってストーリーのポイントをばらす奴も
死ね
477:名無しのオプ
06/02/14 10:20:40 nq2zJmaK
>>475
「解説から先に読む人」がいる事を知っていながら、それに対する配慮をしないのならより悪質だろ。
478:名無しのオプ
06/02/14 11:06:14 Ua39J2cL
べつに「いる」からといって、配慮 し な く て は な ら な い ことはない、と言ってる。
なんで保護してもらえると思うわけ? 図々しいよw
479:名無しのオプ
06/02/14 12:24:46 1x5usmg0
同意。
ネタバレに関する配慮はあったら嬉しいかも知れんが
それが当然だと思うのは甘えすぎでしょう。
>>472
裏表紙は装丁の範囲内だろ。お前は表紙もページに数えるのか?
下らんカバチ垂れなさんなや。
480:名無しのオプ
06/02/14 15:16:59 iyTSgR3w
>>479
だから、君の言うとおり装丁は装丁であって、
本編のページではないだろ。
なら、本編とは別にそこから読むやつがいると考えるのが普通。
それなら解説はどうだ?解説は本編から地続きなのか?
違うだろ?解説は解説であって、本編ではない。
装丁でネタバレはまずい。なら解説でネタバレもまずい。
するのは礼儀に反するわけで、
するなというのは甘えでも何でもない。
ミステリというのはオチこそが最大の命であり、
その解説を書くなら 配 慮 し な く て は な ら な い ん で す。
481:名無しのオプ
06/02/14 15:27:32 Ua39J2cL
>解説は本編から地続きなのか?
地続きだろ。常識で考えれば。解説のページのノンブルが、本文から 連 続 し て い な い
ミステリがあったらぜひ教えてくれたまえwwww
482:名無しのオプ
06/02/14 15:28:35 Ua39J2cL
「ノンブル」というのは、ページ数を表す数字のことだよ。
483:名無しのオプ
06/02/14 15:41:53 SBt/7BUk
ネタバレしても誰も得しない
評論家の仕事が楽なだけ
484:名無しのオプ
06/02/14 15:45:44 iyTSgR3w
もし釣りじゃなければこれで真面目に答えてくれると思うけど、
>>481
釣りじゃなければこれで答えてくれると思うけど、
地続きっていうのはページじゃなくて内容上だよ。
確かに解説にはノンブルがふってあるけど、
それが「本編と内容的に地続きであり、
解説は本編の後に読むのが普通である」ことの証明になるか?
たとえば創元のセイヤーズのナインテイラーズ
313ページに本編における暗号解読の道筋表があるけど、
このページにはノンブルふってない。
つまりこれは本編と地続きではない(=本編ではない)
ページだから、ここで暗号がネタバレされてるのは駄目なのか?
駄目じゃないってことになるなら、
それこそ装丁でもどこでもネタバレは許されるべきだっていう、
馬鹿馬鹿しい主張になるよ。
つまり、いいたいのはノンブルにはその程度の意味しかないってこと。
>>483
まあネタバレしなきゃ出来ない評論ってのもあるから、
最初にそうネタバレしてるっていえばありだと思う。
485:名無しのオプ
06/02/14 16:01:58 SBt/7BUk
ネタを割られた作家は解説を断らなかったから自業自得
読者は自己責任
今はそれで納得するしかない現状なんだろうけどさ
>>484
その通りなんだけど、評論は別のところでやるべきじゃないかな
解説と銘打たれてる以上、読者は解説だと思うんだし
486:名無しのオプ
06/02/14 16:02:58 Iv7pVRSX
>装丁でネタバレはまずい。なら解説でネタバレもまずい。
装丁と解説一緒にしてる時点でなあ・・・。
つーか解説から読む人たちってネタバレを覚悟で読む人たちだと思ってたw
487:名無しのオプ
06/02/14 16:04:38 Ua39J2cL
>>484
>たとえば創元のセイヤーズのナインテイラーズ
>313ページに本編における暗号解読の道筋表があるけど、
>このページにはノンブルふってない。
>つまりこれは本編と地続きではない(=本編ではない)
>ページだから、
その表の前のページは312ページだろ? で、その表の次のページは314ページだよな?
そうすると、ノンブルの記載されていない表のあるページは何ページになると思う?
つか、自分でも書いてるよな。313ページって。「数字が書いていない」=「連続していない」
って、正気で言ってるのか??? 「隠しノンブル」で検索してみろ。
>つまりこれは本編と地続きではない(=本編ではない)
>ページだから、ここで暗号がネタバレされてるのは駄目なのか?
その表は、明らかに本編内の地続きのページだから、ネタが明かされてもかまわない。
つまり「駄目じゃない」
>駄目じゃないってことになるなら、
>それこそ装丁でもどこでもネタバレは許されるべきだっていう、
>馬鹿馬鹿しい主張になるよ。
論旨が混乱しているようだが、本編およびそれと地続きのページでネタバレするのが「駄目じゃない」と
どうして装丁でネタバレしても「駄目じゃない」ことになるんだ???? もっとよく考えろ。
488:名無しのオプ
06/02/14 16:05:06 iyTSgR3w
>>486
一緒にしてるのではなく、
装丁 本編 解説 この三つはわけるべきであり、
本編以外では本編のネタバレをすべきではないのでは?
ということですよ。わかりづらくてすいません。
489:名無しのオプ
06/02/14 16:05:31 SBt/7BUk
>>486
>つーか解説から読む人たちってネタバレを覚悟で読む人たちだと思ってたw
たぶんそれが評論家の本音
これだけネタバレを嫌う声があっても、ぜんぜん意に介さない
490:名無しのオプ
06/02/14 16:07:37 iyTSgR3w
>>487
長々引用したところで悪いんだけど、
隠しノンブル云々っていうのはただ単に
「ノンブルが本編の証なのか?」ということに疑問を呈しただけ。
本当に問いたいのは「内容的に」本編と解説は地続きであるのか?
ということね。
491:名無しのオプ
06/02/14 16:07:42 Ua39J2cL
>>489
別に評論家じゃないけど、フツーにそう思うよ。
492:名無しのオプ
06/02/14 16:11:08 Ua39J2cL
>>490
「内容的に」本編から独立している解説、つまり「その本の内容とまったく関係ない解説」なんて
クソの役にも立たないよ。
解説→本編 と読み進めるのが普通なら、どうして解説が本編の前に付いていないんだ?
493:名無しのオプ
06/02/14 16:13:50 SBt/7BUk
>>491
いや、君を評論家だなんて言ってないけど…
494:名無しのオプ
06/02/14 16:18:32 Iv7pVRSX
もう一つ不思議なのは、解説先に読む人たちって
何回か解説でネタバレ喰らってるわけだよね。
ネタバレ喰らった後もどうして、わざわざ解説から先に読むのかが理解できない。
解説を先に読む必要がそこまであるのかと。
495:名無しのオプ
06/02/14 16:25:22 iyTSgR3w
>>492
本編と独立すべきである、といってるのではなくて、
本編の大事な部分をばらすべきではない、ということ。
あと解説→本編と読むのが普通ともいってない。
解説→本編な読者もいるかもしれないということ。
位置関係についてはそれこそ慣習だし、
どっちかが前になるんだから本編が前が普通で構わないだろ。
重ねていうが別に解説→本編と読むべき、といってるのではないよ。
496:名無しのオプ
06/02/14 16:34:27 XB94j6v4
「解説」である以上は、原則的に本編を読んだ人向けだからな。
営業的戦略としての「解説から先に読む人に配慮を」の実効性云々とはちょっと話の筋が違う。
そうか。
解説じゃなくて「推薦文」にしちまえばいいわけだ。
497:名無しのオプ
06/02/14 16:40:58 Ua39J2cL
要するに ID:iyTSgR3w は、「原則的に本編を読んだ人向け」の文章であるところの解説を
「本編をこれから読む人向け」の文章にしろ、と主張しているんだよね?
で、その理由は「本編より先に解説を読む人もいるから」
それって本末転倒じゃないのか?
498:名無しのオプ
06/02/14 16:42:57 SBt/7BUk
>>497
どこが「要するに」なんだか…
499:名無しのオプ
06/02/14 16:50:14 iyTSgR3w
>>497
そもそも最初から、君が前提条件にしてるらしい
「原則読んだ人向けである解説」という部分に異議があるの。
正直本末転倒かどうかっていうのは論証不可能だけど、
ミステリにおいてはネタバレしないのが普通じゃないか?
ある程度ミステリ(の解説)を読んでいれば、
何回も「未読の人向けにオチは書かないが」的な文章を見たと思うし、
このスレで「ネタバレする解説」っていちいち上げられるほど、
それ以外の解説は肝心な部分のネタバレってしてないだろ。
そこでネタバレする解説者に対して、
「普通解説はそうだからそれもあり」っていうのが君で、
「普通解説はそうではないからそれは駄目」っていうのが私でしょ。
まあちょっと出かけるからこれ以上議論は出来ないけど、
有意義で楽しかったよ(嫌味とかあてこすりではなくマジで)。
500:名無しのオプ
06/02/14 18:26:29 M0GZEyaA
原則論はともかく(解説が純粋に評論や営業的戦略から切り離せるのか?)
今の時代、ミステリ作家やミステリ評論家、ミステリ翻訳者が
ミステリの解説で前置きもなく本編のネタを割っていたら
不信感を抱くよな。
501:名無しのオプ
06/02/14 18:39:19 XB94j6v4
>>500
原則論というか、「ネタバレすべからず」というイデオロギーが先にあって、
そこから解説を定義するような論調が見受けられたのが気になってね。
営業的戦略や書評的要素を考慮するなと言うつもりは無いけど、
それが解説の本義みたいな主張はちょっと違うと思うから。
結論から言ってしまえば
「ネタバレの可否はケースバイケース、ただし予告無しのネタバレはNG。落としどころとして>>461」
だけど、それじゃ身も蓋もないだろ。
502:名無しのオプ
06/02/14 22:11:38 yesNUfC0
良スレ・・・か?
503:名無しのオプ
06/02/15 00:09:02 WAqeonZw
>「ネタバレすべからず」というイデオロギーが先にあって、
>そこから解説を定義するような論調が見受けられたのが気になってね
イデオロギーじゃなくて最低限の礼儀だと言ってるだけ。
それに「予告有りでもネタバレは許さん」とまで言ってる人はいないし。
イデオロギーと言ったら「解説は本文の後に読むのが本来のあり方だ(だからそこでネタバレされても文句は言えない)」と言うイデオロギーの方が気色悪いよ。
現実として、多くの解説者はネタバレを避けて解説を書いているし(つまり解説から読む人がいるのは常識となっている)
「この本を買おう悩んでいるあなた。迷わずレジへお向かいなさい」といった解説も存在する。
そんな現状で「本来の在り方」なんて言っても無意味。
それこそ、「解説」っていう字面にとらわれすぎなんじゃないかな?
504:名無しのオプ
06/02/15 00:12:45 4isFq9b9
現実として、多くの解説者はネタバレを避けて解説を書いているし
↓
(つまり解説から読む人がいるのは常識となっている)
論理の飛躍
505:名無しのオプ
06/02/15 00:15:43 HfHtglKA
>>503
せめて>>501の下三行を読んでから
>「解説は本文の後に読むのが本来のあり方だ(だからそこでネタバレされても文句は言えない)」
>と言うイデオロギーの方が気色悪いよ。
といった台詞を吐いて欲しいものだが、まあいいや。
とりあえず、お前さんが相手にしなきゃいけないのは俺じゃない(ついでに言えば、このスレの誰でもない)。
俺が言いたいのは、ネタバレを必要とする解説もあればそうでない解説もあり、
それは作品と解説とか持つ内的な必然性と販促に代表される外的な制約の折り合いによって
判断されるべきだ(当然断り書きは必要)、ということだけだ。
506:名無しのオプ
06/02/15 01:15:30 lkkjTOiI
>ネタを割られた作家は解説を断らなかったから自業自得
>読者は自己責任
>今はそれで納得するしかない現状なんだろうけどさ
そういうことだよな…残念ながら
507:503
06/02/15 10:21:47 WAqeonZw
>>505
>せめて>>501の下三行を読んでから
>といった台詞を吐いて欲しいものだが、
>とりあえず、お前さんが相手にしなきゃいけないのは俺じゃない
すいません。誤解を与える書き方だったかもしれない。
あなたが断り無しのネタバレはNGだという事は分かってました。
俺が言いたかったのは
>「ネタバレすべからず」というイデオロギーが先にあって、そこから解説を定義するような論調
↑こんな事を言う人なんていないんじゃないかということ。
単に断りも無しにネタバレするのはマナー違反じゃないか?と言ってるだけの人ばかりでは?(つまりあなたとほぼ同意見)
むしろ「解説は原則的に本編を読んだ人向けだ」と主張する人の方が固定観念にとらわれているのでは?と
508:名無しのオプ
06/02/16 02:20:50 k+KlVU1H
なんだこの展開。
くだらねえ議論は余所でやれよ。
509:名無しのオプ
06/02/16 02:47:39 Z1r8C77d
>むしろ「解説は原則的に本編を読んだ人向けだ」と主張する人の方が固定観念にとらわれているのでは?と
「解説は本編をこれから読む人向けだ」と主張するのは、ただの馬鹿だろ。
510:507
06/02/16 22:05:10 a6KbZ/qF
>>509
×「解説は原則的に本編を読んだ人向けだ」
×「解説は本編をこれから読む人向けだ」
○「解説を先に読む人もいれば後に読む人もいる」
これだけの事だよ。
511:名無しのオプ
06/02/16 22:55:50 Z1r8C77d
>×「解説は原則的に本編を読んだ人向けだ」
>○「解説を先に読む人もいれば後に読む人もいる」
どうして上が×で下が○なのか理解不能。この二つは、同じ意味だと思うが?
512:名無しのオプ
06/02/17 00:48:13 qBDWWp3N
>>511
???
どうしてその二つが同じ意味だと思うのか理解不能。
①「解説は原則的に本編を読んだ人向けだ」
↑これは勝手な定義。そんな原則などない。
②「解説は本編をこれから読む人向けだ」
↑これも勝手な定義。だがこんな主張している人はいない。
③「解説を先に読む人もいれば後に読む人もいる」
↑これは厳然たる事実。先に読む人と後に読む人とのどちらが原則的に正しいとかは言えない。
513:名無しのオプ
06/02/17 00:53:16 VBsPp1dz
>①「解説は原則的に本編を読んだ人向けだ」
>↑これは勝手な定義。そんな原則などない。
あるだろ。厳然として。
514:名無しのオプ
06/02/17 01:03:07 wegn1pQ5
おれ解説は後で読むもんだっていうのは常識だと思ってたよ。
だからこそたまに解説に「もしあなたが本編を先に読んでいるのなら」とか
「本編を未読の方は~」ということが書いてあるのかと。
ま、③が常識でもそうはなるかもしれんけど。
解説を先に読むか後に読むかの話聞くとなんとなくアナルセックス連想しちまうw
一般的に知られてるけどやってる人は一部、みたいなとこで。
515:名無しのオプ
06/02/17 01:08:09 CFKTc5XT
漏れ解説から読むよ。
この作家どんなやつ? そんでこの作品どんな立ち位置? というのが気になる。
文芸作品でもそうやって読む癖ついてるから、ミステリのときもそうする。
もちろんネタバレ警告のときは読まないよ。
516:名無しのオプ
06/02/17 01:19:19 VBsPp1dz
ちなみに俺も解説から読むよ。だからネタバレ警告のときは読まないし、読んでて
ヤバそうだと思ったときは途中で止める。
たまにネタバレ食らうときもあるけど、それは自分の責任だから諦める。
解説から読む人もいるのにネタバレを書く解説者が悪い、なんて甘ったれた責任転嫁はしない。
517:名無しのオプ
06/02/17 01:59:38 qBDWWp3N
>>513
>>①「解説は原則的に本編を読んだ人向けだ」
>>↑これは勝手な定義。そんな原則などない。
>あるだろ。厳然として
ないよ。
解説とは「物事の内容・背景・影響などをわかりやすいように説明すること(goo辞書より)」であってそれ以上の意味は無い。
順序などは関係ない。
映画番組の本編の前にある、映画の内容や監督・出演者が誰で他にどんな作品に出てるか(背景・影響)を説明しているナレーション正に「解説」じゃないか?
518:名無しのオプ
06/02/17 03:08:44 VBsPp1dz
>解説とは「物事の内容・背景・影響などをわかりやすいように説明すること(goo辞書より)」であってそれ以上の意味は無い。
>順序などは関係ない。
それは単に「解説」という一般名詞の意味であって、【書籍の】「解説」のことじゃないだろw
じょ 0 1 【序】
(2)書物・詩文などの成立の事情や意図を述べる巻頭の文。序文。前書き。
ばつ 1 【▼跋】
書物・文章などの末尾にしるす文。後書き。
本は、序文→本文→跋文 の順番で読むように作られているんだよ。どういう順番で読もうが
その人の勝手だが、跋文は「いつ読んでもいいように配慮しておくべきもの」では、断じてない。
519:名無しのオプ
06/02/17 10:35:38 qBDWWp3N
>それは単に「解説」という一般名詞の意味であって、【書籍の】「解説」のことじゃないだろw
一緒の事だよ
>本は、序文→本文→跋文 の順番で読むように作られているんだよ。どういう順番で読もうが
>その人の勝手だが、跋文は「いつ読んでもいいように配慮しておくべきもの」では、断じてない。
30年前なら、その論理も通用しただろうけどねぇ。
今は現実として多くの人が解説から読んでいるし、多くの解説者はその事を知っていて断りなしのネタバレはしていない。
そんな中で今頃「解説は跋文なのだから未読の人に配慮しなくていい」と思っている解説者がいたら時代錯誤も甚だしいよ。
読んでしまった人は諦めるしかないが、その程度の配慮もしない解説者は非難されて当然。
520:名無しのオプ
06/02/17 10:43:29 VBsPp1dz
>今は現実として多くの人が解説から読んでいるし、
とりあえず、この前提が客観的に証明できないんだから、主張自体が砂上の楼閣だよw
521:名無しのオプ
06/02/17 10:45:23 WdO5V1OG
言葉の定義はわからんけれど
解説を先に読む人が無視できない程度に居るんだし
ネタバレするなら断っておけよ、と思う。
だが変な話だとも思う。
基本的には後に読まれるべき解説を
真剣にネタバレしてでも書いたら
「ネタバレなら書いとけよ」
なんて言われてしまうのは。
それもこれも本文のあらすじに毛が生えた程度ものに
解説者と作家の関係だとか、そういう解説じゃない解説が氾濫していて
解説は先に読んでも問題はないだろ、なんて気がしてしまうからだ。
解説と銘打つなら解説をしてくれ。
推薦文なら推薦文と銘打ってくれ。
作品と関係ない文章ならそれ相応の名を冠してくれ。解説を騙るな。
作家だからと誰彼構わず、解説を頼むな。
解説をもっと価値のあるものにしてくれ。
解説のために新書あるけど文庫を買おうかな、と思えるほどに。
というわけで(というわけでもないが)
とりあえず現状ではネタバレは断っておくべきだと思う。
解説の前は勿論、目次でも断っておけよと思う。
しかもすぐに目に付くように断っておけよと思う。
いい解説者が育ちますように。
522:名無しのオプ
06/02/17 10:57:18 WdO5V1OG
思うばかりで馬鹿みたいな文章だな。
教養がないんだ、許してくれ。
結論を書いたつもりが書けてないので追記。
無断でネタバレして真っ当な解説をしても
読者から非難されては折角の解説が勿体無いし
ネタバレがあります。とか本編読了後ににどうぞ。とか
そういうのを付記するだけで回避できる問題なんだから
面倒がらずに意地を張らずに、書いてくれませんかねぇ。
っていう意見です。
ミステリ的な謎は理解できても
暗喩とかそういう、ぱっとはわからないものを
解説で読んで、そうだったのか、と思うのは
これは一つの楽しみなんで、そういうのが増えるといいと思います。
読書レベル低い俺のような人のためにも
真の解説が増えてほしい。
523:名無しのオプ
06/02/17 13:57:43 LErIhj0h
どっちでもいいから論争したがるバカはさっさと消えろよ
524:名無しのオプ
06/02/18 22:50:17 CD9bbUkN
>>523
すいませんね。ループしだしたんでもうやめます。
辻真先の解説全般
エッセイとしては面白いので嫌いじゃないけど、
作品の解説として見ると単なる提灯解説のような気がする。
『400年の遺言』の解説は特にそれが顕著だった。
525:名無しのオプ
06/02/23 21:33:47 uALqvs1w
信号無視してる奴がたくさんいるからって
保護してやる必要なんてないだろ
そういうこと
「後にあるものを先に読む」行為が自然かどうかなんて
幼稚園児にもわかるだろう
それを変な順序で読む奴がいるからって配慮してやる義務はないし
ネタバレされて怒るなんて逆ギレ以外の何物でもない
今も昔も先に解説読む奴はいただろう
しかしそれを自己責任だと思えるだけの心がまだあったということだ
526:名無しのオプ
06/02/23 23:23:04 oy+ntvNF
まったく同意。
過剰に保護してほしい/他人に責任を取ってほしい甘ったれが、騒いでいるだけに見える。
527:名無しのオプ
06/02/24 01:47:23 AbDk2NWi
議論馬鹿が消えたら一気にレスとまって、
復活したらまた回り始めたな。
つまりここは議論スレで。
で、思うに現実的なおとしどころは
「作品Xの解説においてXのネタバレがあっても、
それは読む側の人間の自己責任。
ただし作品Xの解説において作品YないしZの
ネタバレをする解説者はウンコ」ぐらいか。
528:名無し物書き@推敲中?
06/03/07 13:24:29 6jBORx+u
暗黒館
529:名無しのオプ
06/03/07 23:10:53 Ig92lUBk
>>527
一人で勝手に結論決めんなよ。
530:名無しのオプ
06/03/08 15:46:22 HGbbR/d9
>>529
一言もこれが結論とはいってないが。
"思うに"ってついてるじゃねぇか。
531:名無しのオプ
06/03/08 18:43:24 DiwXze4P
"現実的なおとしどころ"←結論とほぼ同義じゃん。
532:名無しのオプ
06/03/08 23:22:46 RkN0VoZO
>>531
おまえは自分のサイトに閉じこもってろ
533:名無しのオプ
06/03/09 01:35:22 1Lv/tKCp
サイトを持っているか分からんとおも
534:名無しのオプ
06/03/09 08:58:09 AqhBv398
>>532
反論できなくなると恫喝ですか?
535:名無しのオプ
06/03/09 09:42:16 3P7vhG/X
>>532ではないが、>>529や>>531みたいな馬鹿とでは「議論」はできないと思う。
536:名無しのオプ
06/03/09 13:10:33 AqhBv398
A→解説は本の最後にあるものだから、原則として最後に読むもの。その作品のネタバレがあっても文句は言えない
B→解説は本文とは独立したもので、現実として先に読む人がいる。解説者もネタバレをする場合は警告を入れるべき。
これは一概にどっちが正しいとは言えないが、「甘ったれ」などと人格攻撃したりA派の人達の方が議論態度としてはどうかと思うぞ。
537:名無しのオプ
06/03/09 15:54:14 3P7vhG/X
>一概にどっちが正しいとは言えない
本気で言ってるの???
538:名無しのオプ
06/03/09 16:18:42 AqhBv398
>>537
個人的にはBの意見に賛成だが、もうこの二つは良心の問題だからね。
一概にどっちが正しいという確証などない。
>本気で言ってるの???
それで、↑コレは何が言いたいの?
539:名無しのオプ
06/03/09 16:39:50 3P7vhG/X
いや、「現実として先に読む人がいる」のは事実だし、「解説者もネタバレをする場合は警告を入れるべき」と
いうのにも賛成だけど、「解説は本文とは独立したもので」ってのはムチャクチャだろ。
解説は「本文に付属しているもの」じゃないのか? 本気でいってるとしたら、どうかしている。
540:名無しのオプ
06/03/09 16:56:21 AqhBv398
「独立している」といっても、本文と何の関係もないという意味ではないよ。
別の人が書いているし本文のストーリーと地続きではないと言う意味で「独立している」ということ(粗筋や推薦文等も同様)。
この表現の仕方が、特におかしいとは思わないな。
541:名無しのオプ
06/03/09 17:12:23 3P7vhG/X
解説が小説自体に含まれる、なんて馬鹿なことをいってるやつはどこにもいない。
解説はあくまで「付録」なんだから。
解説が本文と「【内容的に】独立している」のであれば、先に読もうが後に読もうが自由。
【内容的に】関連があるとすれば、勝手気ままにいつ読んでもいいもの、とは言えない。
粗筋や推薦文は、本文と内容的に関連があり、かつ本文より先に読まれることを前提に
書かれているものだから、解説と同列にはならないと思うが。
542:名無しのオプ
06/03/09 17:33:12 AqhBv398
>解説が小説自体に含まれる、なんて馬鹿なことをいってるやつはどこにもいない。
俺もそんなやつがいるなんて言ってないんだけど。
まぁ独立って言葉はムダに混乱を招くだけだから修正してみた。これならおk?
B→解説は最後に読むべきものだというルールはなく、現実として先に読む人がいる。解説者もネタバレをする場合は警告を入れるべき。
543:名無しのオプ
06/03/09 18:06:33 3P7vhG/X
>解説は最後に読むべきものだというルールはなく
そこがダウト。それではどうして巻末に置かれているのかが説明できない。巻頭でもいいやん。
たとえば論創社の海外ミステリでは、巻末解説の他に巻頭にも「読書の栞」というコーナーが
設けられていて、作者についての基本的な知識がそこにまとめられている。これは明らかに、
読書の栞 → 小説本文 → 巻末解説 の順で読むことを前提にしていると思うが、どうか。
もちろん小説に「読むべきルール」なんてものは最初からないわけで、どう読もうが自由だが、
本を作る側の意図を無視して自分の都合(好み)だけを主張するのは我が儘でしょ。
544:名無しのオプ
06/03/09 18:54:08 bBVFQv78
横レス失礼だが、>>543
>解説者もネタバレをする場合は警告を入れるべき。
あなたは、ここをダウトとはしないの?
ここをダウトとしないのなら、議論は終了だと思うんだが……
545:名無しのオプ
06/03/09 18:59:58 3P7vhG/X
>>544
俺は>>461に全面的に賛成なので、「警告を入れた方が望ましい」とは思っている。
しかし、「警告を入れるべき」とか「入れない解説者は非難されてしかるべき」とまで
言い出すならば、それは行き過ぎではないかと。
546:542
06/03/10 00:45:35 T8mo1Tuh
>そこがダウト。それではどうして巻末に置かれているのかが説明できない。巻頭でもいいやん。
ここは昔からの日本での慣例でそうなっている、ということでいいのではないかな。
これは余談だけれど、小谷野敦が留学先で本の解説部分を読んでいたら友人に見つかってその本についての話題になったらしい。
それで、「解説」と言う言葉をどう訳したらいいか迷って、
「今はイントロダクションを読んでるんだよ」と説明すると、「なんでイントロダクションが最後にあるんだよ?」と混乱されたとか。
(『バカのための読書術』より)
話を本題に戻すと、俺も(そしておそらくこのスレのほとんどの人も)
>警告を入れた方が望ましい」とは思っている。
↑ここまでは全く同意見なんだよね。
違うのは唯一、「入れない解説者は非難されてしかるべき」か否かというところだけで。
俺の意見は、「これだけ解説を先に読む人が増えてほとんどの解説者がそれにちゃんと配慮している時代に、平気でネタバレをする人は多少の非難を受けるのは当然」というところ。
要するに原則論じゃなくて現実論の方に重きを置いてる。
もうこれは良心の問題なので、議論でどっちが正しいか決着の着く類のものではない気がするが、
「甘ったれ」だとか「逆ギレ」だとか言われるのは心外だな。
547:名無しのオプ
06/03/10 01:02:15 BGRELjh1
>これだけ解説を先に読む人が増えて
ほんとに増えてんのか?
548:名無しのオプ
06/03/10 01:20:45 Ixw0teCU
>>546
>違うのは唯一、「入れない解説者は非難されてしかるべき」か否かというところだけで。
まったくその通り。もっと詳しく言うなら
巻末に置かれている解説を先に読んでネタバレの被害を被った場合
1 わざわざ解説を先に読んだ読者自身に責任がある
2 解説を先に読む読者に配慮せずネタバレを書いた解説者に責任がある
どちらと考えるか、だな。
世の中には、解説は後で読むのが当然と考える人(>>146など)もいるし、解説は先に読むけど
それでネタバレ食らっても自己責任と考える人(>>479、>>486など)もいる。
それに比べると、ネタバレなしで先に解説を読みたいから解説者は自分のような読者に配慮するべきだ
と臆面もなく主張する人は、甘ったれの逆ギレ野郎と言わざるを得ないよ。自分中心の思考というか。
>>547
そのデータがいつまでたっても提示されない以上、>>520の指摘で話は終わり。
現実としては、昔から解説を先に読む人はいたと思うが、そういう人は上記の2のような考え方を
しなかったのだろう。つまり>>525
549:名無しのオプ
06/03/10 01:28:02 Scwsyxee
原則論から現実論に移ったってことは「甘ったれ」「逆ギレ」の
要素がなくもないのでは?