良い解説・悪い解説・普通の解説at MYSTERY
良い解説・悪い解説・普通の解説 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@そうだ選挙にいこう
00/09/01 00:36
[悪い解説]
有名な話だけど泡坂妻夫の文庫解説でシリーズものの
ねたバラシを思いっきりやった田中芳樹。
氏んでくれ。

3:名無しさん@そうだ選挙にいこう
00/09/01 00:40
>2
それ知らないです。
詳細アップ希望。

4:ななしさん
00/09/01 09:59
泡坂「乱れからくり」の中井英夫

5:名無しさん
00/09/01 23:51
法月綸太郎の『再び赤い悪夢』の笠井潔の解説。

6:名無しさん@そうだ選挙にいこう
00/09/02 00:06
宮部みゆきの解説はぬるい
茶木則雄の解説はゆるい
郷原宏の解説はだるい

7:2
00/09/02 01:59
>3
田中芳樹は創元文庫の「亜愛一郎シリーズ」(前3巻)の2巻目の解説で
作者がずっと伏せてて3巻目の最終話で明かすはずの主人公の素性を
バラしちゃったのさ。
しかもわざわざ「正体を明かしても魅力がそこなわれることはないと
思うので明かしてしまうが」と前置きしてね。

各編の犯人とかトリックをバラしたわけではないから大した事ない、
と思う人もいるかもしれないけど、それはあくまで読者が判断する事。
解説者の癖に作者にも読者にもまったく配慮がない。
後に「本の雑誌」の読者投稿欄でも同様の投書があった。
泡坂妻夫も気の毒だ。


8:筺の中の失楽
00/09/02 02:07
の文庫あとがきが独特の解釈爆発で
イタかった…

9:名無しさん@そうだ選挙にいこう
00/09/02 02:16
瀬名秀明の解説は下手。
なにが言いたいのかわからない。
要領よくまとめる訓練ができていないのか、
自分のパブリックイメージを意識しすぎて、
読者にお薦めするという本来の目的は二の次になっているのか。

10:菌ドン
00/09/02 02:42
重要ポイントを引用してくれるとありがたいが、
面倒ならせめて良いか悪いかくらい書いとくれい!

11:名無しさん@そうだ選挙にいこう
00/09/02 04:22
>10
そうだな、ここは「悪い解説限定スレッド」ではないから……

12:名無しさん@そうだ選挙にいこう
00/09/02 09:32
1の人も書いてるけど、有栖川さんの解説はすごく良いと思う。
優しさが滲み出てる解説っていうのだろうか。
読んでて、「ああ、この人はこの作品が好きなんだなあ」っていう
雰囲気があるとおもう。

13:名無しさん@そうだそうだ
00/09/02 09:47
有栖川「双頭の悪魔」での山口雅也の解説は好きだな

14:3
00/09/03 00:03
>>7
「亜」ものは角川文庫で読んでいたんで知らんかったです。
ありがとう。

15:名無しさん@そうだ選挙にいこう
00/09/03 00:17
文庫版、解説変わってるんだよね…<双頭の悪魔
ハードカバーの解説を立ち読みで読んだが、いい。
「私は有栖川有栖に反感を抱いている」からはじまる良い解説。

16:Dies arei
00/09/03 01:35
>13
ちっ、先に言われちまった。
あれは、山口雅也独特のユーモアがあって、素晴らしい解説。
山口ファンの私としては文庫版であれを削った東京創元社のセンスのなさに呆然。

17:名無しさん@そうだ選挙にいこう
00/09/03 01:37
「キッドピストルズの妄想」の北村薫の解説は、本格原理主義者の
面目躍如って感じで面白かった。
あと「忍法八犬伝」の京極夏彦の解説もある意味すごい(各見開き
ページの最初の行と最後の行が韻を踏んでる)。



18:名無しさん@名無しさん
00/09/04 00:09
>>8
同感。あの解説が嫌で、結局文庫買わなかった。
解説の内容は覚えてないけど、とにかく嫌だったことだけは覚えてるなぁ。

19:名無しさん@そうだ選挙にいこう
00/09/04 02:18
横溝さんの文庫についてる中島河太郎。あらすじ書いただけ。

20:謎
00/09/05 10:37
創元文庫「亜愛一郎シリーズ」の田中芳樹ですが、私の持っているのでは
ネタバレと思われる箇所がわからないんです。(単に私がアホなのか?)
出版されて後から削除、とかあったのでしょうか?
御存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。
ちなみに私のは第4版です。

21:名無しさん@そうだ選挙にいこう
00/09/05 11:55
20さん>
第2版から訂正されてます。

22:20
00/09/05 12:32
そうだったんですか。ありがとうございます。
それじゃあ、古本屋で初版を探してみようかな。(笑)

23:まだ本になってないが
00/09/05 19:48
「黒猫館」の解説by法月は見事だった。
もう、小説書かなくてもいいから、
こういう仕事してくれ。


24:名無しさん@1周年
00/09/11 10:25
「グリーンマイル」の栗本薫の解説は超駄文。長編小説の月刊分冊化という意味がまったくわかっていない。「大河小説」と「シリーズもの」との区別をきちんとわかってほしい。

25:名無しさん@25周年
00/09/11 16:39
>24
抱かれてもいいぐらい同意。
まったく、誰が栗本に解説書かせようなんて言い出したんだ。
責任者出てこい!

26:名無しさん@そうだ選挙にいこう
00/09/11 19:47
スレタイトルが「良い解脱・悪い解脱・普通の解脱」に見えた。
そして一瞬、何かおかしなものを想像してしまった。
疲れてるのか・・・ゴミカキすまん

27:名無しさん@1周年
00/09/12 08:57
「ドラゴンティアーズ」の解説(どなたか忘れました)は熱い想いが感じられます

28:名無しのオプ
00/09/12 15:05
キングの短編集「トウモロコシ畑の子供たち」の新井素子の解説、大嫌いです。
いい年こいたおばさんなんだから、ちょっとは落ち着けよって感じ。
新井素子の小説は絶対に読まない!と決心しました。



29:名無しさん
00/09/12 17:32
乙一の小野不由美の解説、意味不明。
自分は見る目があるっていいたいのでしょうか?

30:>24
00/09/12 21:10
あーっ、アレはひどかった!
「最近全然本を読んでいない」とかゆー
それだけで解説としては激萎えなはじまり方で、
あとは延々自作の礼賛。一読して正気を疑った。
似たようなパターンで、ミステリじゃないけど、
『ファウンデーションと帝国』かなんかの
久美沙織の解説が激烈にイタかった。

31:名無しさん
00/09/12 21:28
今はもうなくなったと思うんだけど、「ぶんりき」という、素人の
投稿作品だけを掲載している雑誌があった。久美沙織がその投稿作
の幾つかの解説をするコーナーみたいなのがその雑誌にはあったん
だけど、素人たちから寄せられたそれらの投稿作に対する久美沙織の
批評の毒気の凄まじさときたら、反吐が出そうなくらいだった。
辛口批評なんてもんじゃない。ちょっとでも才能を感じさせるものは
自分の存在を脅かさないうちに、芽のうちに叩き潰しておけと
言わんばかりの悪意に溢れていた。

32:名無しさん
00/09/14 00:38
田中は山田風太郎の解説もひどかったなぁ、もう。怒るを通り越して泣きたくなったさ。

33:>24
00/09/21 06:19
あれはホントに腹立った。書き出しが「スティーヴン・キングは滅多に読みません」だもんなあ。
だったら、キングの本の解説引き受けんなよ。
「ミスター・ジングルス」がかわいいですね」とか、子どもの感想文じゃないっての。
キングの本の中に、「グインサーガ」という単語があるだけでも納得いかない。
解説をコイツに依頼した新潮の編集者は誰なんだ! そいつを百叩きにしたい。

34:名無しのオプ
00/09/21 17:53
>31さん(久美沙織じゃないけど)
悪いけど、作家が素人の作品読んで脅威を感じるなんて普通ないです。
あるとすればよっぽどレベルの高い新人賞の、最終選考に残ったような作品
(つまりそれまでに100倍からの競争をクリアしてきている作品)で、
なおかつ自分の作風とかぶっているような場合くらいでしょう。
「ぶんりき」の投稿作品にそれだけの力があったとは正直いって思えません。
久美氏の指導(?)に毒があったとすれば、単に虫の居所が悪かったか
あんまり下手なの読まされてほとほといやになったかだと思います。
もっとも、彼女はギャラを貰ってその仕事ひきうけたわけだから、
あんまり感情的になってはいけないと思うけどね。

35:>31
00/09/21 22:09
2、3ウェブ上の文章を読んだけど、なんか痛い人相手の商売が多いね。
自分以下は素人しか居ないというのを自覚しているのか、いないのか。


36:名無しさん
00/09/21 23:37
しかし久美沙織自身に、素人の“添削”なんかをやれるほどの
文章力や構成力があるとは到底思えない。


37:名無しのオプ
00/09/22 04:08
書き込みが一週間分飛んでるぞ。

38:クズなのは
00/09/22 11:38
宮部みゆき「火車」(新潮文庫)での佐高信の解説。
本文を引っ張ってきて、
適当な感想を付けるという作業を何回か繰り返し、
最後には自分の本の宣伝で終わる。
解説が本文まで貶めるという稀有な例。

39:名無しさん@1周年
00/09/22 17:17
創元推理文庫の中島河太郎の解説こそ
まさに「普通の解説」ッッ!!(笑

40:>39
00/09/22 19:50
縄田和男はどう?
すばらしく普通だと思うんだが。

41:>33
00/09/22 22:00
>解説をコイツに依頼した新潮の編集者は誰なんだ! そいつを百叩きにしたい。

栗本を指名したのは翻訳者だという話だよ。
まさかあんな解説になるとは夢にも思わなかったんだろうね。


42:文無しの探偵
00/09/23 00:28
「噂の真相」井家上隆幸 ジャーナル読書日記
コンパクトで良い(書評じゃないけど)


43:>38
00/09/23 03:18
佐高信は「白昼の死角」の解説でも、同じ事してた。
小説の評論は本職じゃないのかもしれんが、いくらなんでも
こりゃいかんだろうと思ったなあ。

44:>41
00/09/23 08:07
翻訳の白石氏が中島を指名したんですか・・・なんともトンデモないことをしてくれたものですな(笑)。
でも、中島って、他の作家の「解説」とやらでも、やっぱり自分のことを書いていたらしい。
白石氏は知らなかったのでしょうね。

45:クリモトか…
00/09/23 08:17
確かに目が点になるよーな解説だった、グリーンマイル。
なんだっけ―「往復二時間の飛行機の中で1~5まで一気に
読み、一時間ほどお釣りがきました」とか書いてたな。
何が言いたいんじゃ。

46:>44
00/09/23 09:40
翻訳家の白石朗氏は栗本さんのことよーく知ってると思います。
もと早川の編集者だし、ワセミスのOBだもん。
だから栗本さんには少なくとも二重の義理がある人ですね。
(栗本さんのダンナのもと部下、大学の後輩)


47:名無しのオプ
00/11/11 23:33
age

48:名無しのオプ
00/11/12 00:21
がいしゅつだが、角川文庫の横溝正史、中島先生の解説が途中
からあらすじ紹介と化している件、まあ、あれだけの冊数だか
らねー、そうとう辛かっただろうとむしろ同情します。

49:名無しのオプ
00/11/12 00:24
『虚無への供物』の解説は、各文庫とも力が入りまくっている。

50:名無しのオプ
00/11/12 00:28
「虚無」って解説の方が本文より名文だと思う

51:名無しのオプ
00/11/12 00:29
>50
いやーん、そんなことはないでしょー!!!

52:あみん
00/11/16 09:26
ブラウン神父シリーズの中島解説。あらすじどころかトリックまでばらしてた。
本文を読む前に目にしたら「イテテ」だし、読んだ後だったら「知ってるよ、それ」
ってなる。存在価値の無い解説でした。

53:名無しのオプ
00/11/16 17:14
>>50
「乱れからくり」に中井英夫が書いてる解説は名文だ

54:名無しのオプ
00/11/16 17:29
我孫子武丸『殺戮に至る病』文庫本の笠井潔の解説がいいと思う。
だめっていう人もいるけど。

55:名無しのオプ
00/11/17 22:18
>>44-46
角川文庫版の鮎川哲也(古本屋で購入。作品名は忘れました)の解説はなかなかいい味
出してたけどなあ、中島梓。
20年もたてば人は変わってしまうか。

56:あみん
00/11/18 03:39
解説じゃないんだけど、昔の講談社文庫の作品紹介はすんごい傑作ばかりだった。優秀な編集さんがいたんだろうなあ。

虚無への供物:
戦後の推理小説ベスト3に数えられ、闇の世界にひときわ孤高な光芒を放ち屹立する巨篇ついにその姿を現わす!
井戸の底に潜む三人の兄弟。薔薇と不動と犯罪の神秘な妖かしに彩られた四つ
の密室殺人は、魂を震撼させる終章の悲劇の完成とともに、漆黒の翼に読者を乗せめくるめく反世界へと飛翔する。

黒死館殺人事件 上巻:
過去に三つの変死事件を起し、さらなる惨劇の予兆をはらみつつ、荒涼たる丘陵にそびえる黒き死の館。呪われた血に怯える降矢木家の人々。稀代の名探偵法水のもとにもたらされた新たなる殺人事件の報せ。妖気漂う異形の死体は、何を語るのか……。推理小説の枠を超え、暗黒世界を切り裂く異端の王朝の最高傑作。

ホントは黒死館の下巻の紹介がもっとおもろいんだけど、見つからなかった。誰か紹介してくれないかな。
「(前略)小栗にして初めてなし得た大宇宙の崩壊を見よ」って文章で締めくくられていて、メチャメチャしびれた覚えが……。

57:>24
00/11/18 23:51
「グリーンマイル」の解説で「分冊発表は私だってやってる」とかなんとか
勘違いなこと大威張りで書いていたくせに
誰よりも早く「6冊分冊書き下ろし小説」パクり企画を
「ゾディアック」でやらかしたんだよね(ワラ
内容は「前半3冊は 前に出した別の小説の視点変えただけ」
っていうオソマツぶり。恥ずかしくないのかな。
どーせパクり企画ならせめて新作書き下ろしてほしい。


58:名無しのオプ
00/11/21 22:23
>>56
その頃って、平成新本格の名伯楽宇山秀雄氏が担当してたんでは?

59:あみん
00/11/22 00:55
>>57
全40巻(だったかな?)、完結まで20年、とかいう構想で始まった
失われた大陸ムーの歴史ロマン大作、半村良の「太陽の世界」シリーズ。
これのイタダキ企画がグイン。当初は「こっちは全50巻だよ~」って
ことだった。なんかイタダキが多いです、栗本って。
スレッドの趣旨から外れてごめん。

60:名無しのオプ
00/11/22 01:02
>>59
それじゃあ俺もスレの趣旨から外れて・・・・・・
グインって小説界の「こち亀」だよね。

61:>60
00/11/22 01:08
うまい!
じゃあ、両さんは誰?(笑)

62:名無しのオプ
00/11/22 05:18
>>59
『太陽の世界』って全80巻の予定じゃなかったっけ?

63:そういえば
00/11/22 06:30
『太陽の世界』って完結したの?
たしか角川文庫に落ちてた最初の何冊かは読んだ記憶
があるんだけど、出た分全部文庫になったのかなあ…
ま、ハルキ文庫で出そうな気もする。

64:名無しのオプ
00/11/28 19:45
大藪春彦「骨肉の掟」(角川文庫)の平井和正の解説。
大藪フリークの平井は、このため一ヶ月自分の仕事をストップし、30枚という前代未聞の解説を仕上げた。
一見の価値あり。

65:名無しさん@1周年
00/12/02 20:14
「すべてがFになる」の我孫子
「笑わない数学者」の北村

66:名無しのオプ
00/12/03 01:20
>64
次は本編を凌ぐ枚数をキボンだな。

67:名無しのオプ
00/12/04 16:24
山村美沙の解説をよく書いている郷原宏はどれを読んでも同じ文章に見える。

68:名無しのオプ
00/12/04 19:51
>67
佐野洋の「偽りの肌」と「私兵刑事」(どちらも光文社文庫)
の郷原宏の解説もすごいです。
ほとんど同じこと書いてます。
こんなんで金とっていいのか?

69:名無しさん@田舎おっぱい。
00/12/04 19:55
クリスティ『終わりなき夜に生まれつく』の
ハヤカワ文庫の後書きは、犯人バラしてます。

70:名無しのオプ
00/12/06 05:05
東野圭吾の「放課後」(講談社文庫
黒川博行の解説

「読んでる途中では、それが伏線だとは気づかない」文章を抜き出してしまってたり

「関係者一同を一室に集めて、やおら名探偵が謎を解き始めるというパターンはもう古い」

うーん

71:名無しさん
00/12/06 22:07
講談社文庫『コズミック』の解説、気に入った。
バカヤロー本、トンデモ本と、あの作品の本質を突いている。
(それいて途中で投げ出せない本だが…)
車田正美という比喩もツボだった。


72:名無しさん@そうだ選挙にいこう
00/12/07 21:06
『太陽の世界』は全80巻予定で立ち上げ。
栗本は半村本人を前にして、「じゃあ私は81巻の小説書きます」と言って、
半村をいやな気分にさせ、81巻だとイヤミだから、切りよく100巻に
したというのがこれまでのあらすじ。
ダレでもいいから栗本を前にして「私は300巻の小説書きますから」と
言ってやれ。嫌がらせでいいから。

73:名無しのオプ
01/02/03 21:37
あげあらし

74:>72
01/02/06 01:32
そうだったのか・・。クリモトってほんっとに性格悪いな。


75:名無しのオプ
01/03/15 00:53
東野圭吾「同級生」の野間美由紀、寒い。
あと岡嶋二人「クラインの壺」の新井素子、許せない。
岡嶋最後の文庫の解説があんなのなんて、何年経っても許せない。
北上次郎とかにやってもらいたかったよ。

76:名無しのオプ
01/03/15 01:19
「頼子のために」文庫版の池上冬樹の解説は最低。
ハードボイルドの方が本格より上だと言わんばかりの
文章には本気でアホじゃなかろかと思った。

ミステリのジャンルに上も下もないわい。

手紙風の書き方にも寒さしか感じない。
あれじゃ電波系ストーカーメールだっての。

77:名無しのオプ
01/03/15 12:50
大沢在昌「野獣駆けろ」の山咲千里
書かんでええことばっか。何であんたが書いてるの?
森博嗣「すべてがFになる」
瀬名じゃなかったか? ……そうか、我孫子だったか……。

78:名無しのオプ
01/03/15 13:34
>77
「F」の文庫の解説は瀬名。
我孫子はノベルス版の裏表紙に書いてるよ。
北村は「笑わない数学者」のノベルス版。
ご丁寧に帯のところにネタバレっぽい内容を逆さに書いてた。

79:名無しのオプ
01/04/02 07:23
東野圭吾の「むかし僕が死んだ家」ノベルス版。
先に解説読んだから何となく分かってしまった。
やっぱ解説先に読んじゃあかんね。

80:名無しのオプ
01/04/02 07:41
島田荘司「斜め屋敷の犯罪」講談社文庫版の関口苑生。

作品の解説は二の次にして、新本格(特に綾辻)の悪口を
言いたかっただけ。
「なんであんなもん激賞デビューさせるんじゃゴルァ」って感じ。

81:清涼飲尿水
01/04/02 12:05
光原百合『遠い約束』(創元推理文庫)の解説は明らかに場違い。
書くことがなくて適当に舞文曲筆でごまかそうとしてるのがまるわかりだ。
何が言いたいのか解説者本人にも分かってないんじゃないか?
ただ本文はそこそこ面白い。
あの叙述トリックの極北「My Sweet Lady…」が収録されなかったのは
残念だが…

82:名無しのオプ
01/04/02 12:23
>>81
誰もがいの一番に思いつくものの自重して使わなかった
だろうトリックね。>「My Sweet Lady…」

83:パーカー信者
01/04/02 16:30
「おばちゃまは**スパイ」シリーズの作者、ドロシー・ギルマン
が書いた「アメリア・ジョーンズの冒険」(集英社文庫)の解説。
本当に、ただひたすらに延々と本編のあらすじを書いているだけ。
そこだけ読んだら本編読まなくてもいいぐらいに。

同じシリーズ?の「古城の迷路」の解説もご丁寧にラストシーン
まで書いてあって目眩がした…

84:名無しのオプ
01/04/30 20:44
戸川氏は社長になったら解説書かなくなった。
残念だ。

85:名無しのオプ
01/05/05 18:53
ほほほほ。

86:名無しのオプ
01/05/10 18:38
翼ある闇の野崎と結城のやつ。二人とも違う視点から本格ファンを馬鹿にいている。

87:名無しのオプ
01/05/16 22:22
あげ

88:レッド・ダイアモンド
01/05/18 13:38
香山二三郎の解説はなれなれしくて、ギョーカイ臭プンプンで、作品と関係のない
どうでもいいことばっかり(宮部みゆき先生のビデオラックに「大誘拐」があった
からってどうだっつーの?)だし、長谷部史親のそれは、あんなに面白い作品を、
どうしてあんな味気ないイメージまでに陥れるかと思う位に滅茶苦茶にツマラナイ

反対にベスト解説者として、日下三蔵氏を挙げておきたい
上記の二人に比べてずっと若いのに、氏のほうが余程ミステリ評論家として誠実だ

89:名無しのオプ
01/05/18 14:09
西澤保彦は作品はともかく解説がすごく下手糞だ。
文学理論を中途半端にかじったのがばればれ。

あんな人に解説を頼む作家もどうかしている。

90:名無しのオプ
01/05/18 17:06
>>82
某倉阪鬼一郎が恥かしげもなく使ってるぞ。

91:名無しのオプ
01/05/18 17:23
>>81
同感。ちょっとあの解説はねえ。よくT京S元があれで許した
ものだ。最近西澤の文を読む気がしなくなってきたけど、そ
れに拍車がかかったな。

92:名無しのオプ
01/05/20 02:18
>>28
新井素子はちくま文庫版「オヨヨ島の冒険」の解説もイタイ。
ハードカバーが最初に出た当時の自分の思い出のみを延々延々と語りまくり。
(友達に電話で読んできかせたとかなんとか)
そして内容については「読んでみて、面白いから」の一言で片づけた。

さすがに呆れた小林信彦は二冊目「怪人オヨヨ大統領」は自ら後書きを書いております。

93:名無しのオプ
01/05/20 03:54
集英社版「僧正殺人事件」ヴァン・ダイン
これに付けられた東野圭吾の解説も酷い。

まず書かれているのは未読だったと言う事実。
しかも内容の殆どは「私はこういう本の解説を頼まれるように、本格ミステリ作家とみなされているが、そうではない」と言う話。
自分のミステリが何に端を発しているか、とある自著に込められた想いとは何か。
こういった話の間にはヴァン・ダインはおろか、本格推理も登場しない。

肝心の「僧正」についてはラストの数行で、「本格推理を読まない私が、あらかじめ想定していた内容」であったという解説と、そんな自分の見識の高さを再認識するオチ。
なんだコレは?といいながらホッチキスで閉じようかと思ってしまった。


94:名無しのオプ
01/06/03 16:44
あげる

95:名無しのオプ
01/06/03 18:16
>>93
>なんだコレは?といいながらホッチキスで閉じようかと思ってしまった。
この表現いただき。(笑

96:名無しのオプ
01/06/21 16:16
>>92
新井素子は竹本健治「腐食の惑星」(新潮文庫?)の解説も評判悪かった。

97:契約社員のお局
01/06/21 16:21
>>96
「かもねぎ かもねぎ」ってやつね。そんなに悪くないと思ったけど。

98:アクセスアップ!!!
01/06/21 16:49
個人的宣伝掲示板を作りました。じゃん
じゃん宣伝してください。
宣伝効果抜群の共有HP宣伝掲示板を30個
設置してる居酒屋おりーぶです。URLリンク(home9.highway.ne.jp)

99:名無しのオプ
01/07/09 21:09
さるべーじ

100:名無しのオプ
01/07/09 21:59
クイーン「十日間の不思議」(ハヤカワ文庫)の
鮎川哲也の解説、思いっきりネタばれ。
勘弁してくれ。
鮎川って、作家やアンソロジーの編集者として実績があるのに、
解説の仕事でいいものを見たことない気がする。

101:名無しのオプ
01/07/10 17:32
板東齢人でーす。いい仕事してマース。馳さーん。

102:名無しのオプ
01/07/11 11:09
>>100
鮎川は、昔からボケていたからなあ。
自作のトリックとか考えている時だけだよ、ボケてなかったのは。

103:名無しのオプ
01/07/11 16:09
age

104:レッド・ダイアモンド
01/08/16 20:57
9年ほど昔、「100冊の徹夜本」というユニークなミステリのガイドブックを
出された佐藤圭氏って、いま現在何をなさっておられるのでしょうか?
氏のようなエンターテインメントに博識で、軽妙にして絶妙な解説者といったら
他に北上・池上の両大御所ぐらいしか思いつきません。

以前版元のカタログハウス社に電話で続編のリクエストをしたところ、担当者氏曰く
「売れ行きが良いため、こちらも執筆をお願いしているところなんですが…」と苦笑
されていましたっけ。どなたか佐藤氏の詳細について御存知の方、いませんか?

105:名無しのオプ
01/08/23 18:40
石川真介の不連続線の解説は途中から解説者の嫉みになってる

106:名無しのオプ
01/08/23 18:49
とっくにガイシュツだけど中島河太郎の横溝本解説はほんっとーにいただけない。
読書感想文でもあらすじだけ書いてもダメですよ、って先生に言われるのに…。
でも今と違って、解説やあとがきから読むってこと昔はしなかったのかなあ…。

107:名無しのオプ
01/08/23 23:08
 角川ホラーの『黒い家』の解説は、HPでシロウトやらかしているのと変わらないと思う。

108:儀十
01/08/23 23:24
創元推理文庫、『日本探偵小説全集』
第9巻 横溝正史集の、栗本薫の解説。
さすがに、思い入れたっぷりに横溝文学のイデアを捉え、
熱く語っている。
横溝作品の本質を、感性的なインパクトに求め、
映像化を必然的な展開と見る点に同意。
横溝ファンとしては、読んでうなずかざるを得ないが、
何故、最近の栗本は自作にそのセンスが生かせなくなってしまったのか。

109:名無しのオプ
01/08/24 13:17
法月が書いた麻耶の『痾』の解説は本編より名作。

110:名無しのオプ
01/08/24 13:27
>>104
>9年ほど昔、「100冊の徹夜本」というユニークなミステリの
>ガイドブックを出された佐藤圭氏って、いま現在何をなさって
>おられるのでしょうか?
たしかにあの本はガイド自体がメチャクチャ面白かった。佐藤氏は
覆面ライターで、正体は隠していたような気が。

>氏のようなエンターテインメントに博識で、軽妙にして絶妙な
>解説者といったら他に北上・池上の両大御所ぐらいしか思いつき
>ません。
読みどころをおさえつつ、ネタバレを巧妙に避けた解説ぞろい
でした。あの軽妙さは、北上・池上両氏というより、古典こてん
時代の横田順彌氏を思わせる感じだったなぁ。

111:執事バンター
01/08/24 14:03
昔講談社文庫?から出ていた江戸川乱歩全集の中島河太郎は楽しかった覚えがあります。
(黄色っぽいつやつやした表紙)
「催眠術で明智が二十面相に勝ったといわれてもそれでいいのかという気になる」とか、
「このトリックは**の焼き直しである。少年物を連発したこの時期の乱歩はさすがに疲れたのだろう」

112:名無しのオプ
01/08/25 00:17
わかさきの「妖精の罠」の解説も、中島河太郎だあ~
でも、ほめないで、けなしている部分があるんで
大笑いした。

113:名無しのオブ
01/09/03 04:32 4S.FK5RY
佐高信の解説はひどい。自分の主義主張に反してるのは、内容はどうであれ
口汚く罵るだけ。誉める作品も、引用だらけで、あげくの果てに自分の主義
主張の連呼。あと、自分の本が他人に誉められたことまでわざわざ書いてあ
るのも見たことある。
あんなのが論者としてのさばってる経済小説というジャンルは哀れ。頼むか
らミステリの解説に持ってこないでほしい>新潮「火車」担当編集者は死刑。

114:名無しのオプ
01/09/17 07:45
どうも2ちゃんは左翼が弱いね

115:名無しのオプ
01/10/06 23:14
agz

116:レッド・ダイアモンド
01/10/19 16:12
北上次郎先生、早よ「小説への誘い」単行本化してくださいage.
(「面白本ベスト100」のようなダイジェスト版でなく!)

117:蚊が!!
01/10/25 17:05
>>81
やはり光原百合はダメなんだな…
俺は文庫版「孤島パズル」の解説に激怒した。
自分はネタバレに備えて必ず本文を先に読む様にしてるのだが
なんと光原は「双頭の悪魔」の手掛かりをバラしているのだ。
(手掛かりというか着目点かな?)
有栖川作品でそれをやっちゃあイカンでしょう。

118:名無しのオプ
01/10/25 17:37
馳星周(板東齢人でなく)は解説をやめてほしい。
自分のキャラ演じすぎで、どんな本にも「世界はクソだ、もっと過激に」の連発。

119:名無しのオプ
01/10/25 17:39
URLリンク(www.f2.dion.ne.jp)

120:名無しのオプ
01/10/28 23:58
なんか「悪い解説」ばっかだな。

121:名無しのオプ
01/11/30 16:01
サルベージ

122:名無しのオプ
01/11/30 21:17
ガイシュツだけど有栖川有栖はほんと、いい解説を書く。
アシモフの「黒後家蜘蛛の会」5巻の解説は愛に溢れて素晴らしかった。

それにしても「同級生」の野間美由紀は
本当に震えが来るほど寒かったよ……

123:あぼーん
あぼーん
あぼーん

124:名無しのオプ
01/12/23 00:51
age

125:名無しのオプ
01/12/27 11:51
ねつてつ 死ね死ね死ね死ね

126:郷原宏
02/01/07 23:43
このスレ読んでいる我々に「退屈」の二文字はない。

127:あぼーん
あぼーん
あぼーん

128:名無しのオプ
02/01/19 11:26
>>117
たった今「孤島パズル」読んだ。で、>>117を頭に入れていなかったために激怒した。
何が悪いって、
「『孤島パズル』のネタバレが392~393ページにあるから読みたくない奴は飛ばせ」
と書いてありながら、『双頭の悪魔』のネタバレが397ページに書いてある点。
「『双頭の悪魔』では」という文字が目に入ったところであわてて本を閉じたが、
少し読めてしまった。鬱。

129:名無しのオプ
02/01/20 12:11
へえ、叙述トリックなんだな、それ(藁

130:名無しのオプ
02/01/20 17:19
森博嗣による西澤保彦「人格転移の殺人」の解説。
何やらひたすらギャグが滑っていた。寒い。
あと、「スパ・ナチュラシリーズ」って何だ!と思った。
森博嗣の本自体はわりと好きなのだが。

131:名無しのオプ
02/01/20 17:41
ネタバレされるのが嫌なら解説なんか読まなきゃいいじゃん。

132:名無しのオプ
02/01/21 02:53
>>131
>>128みたいに、その作品以外のネタバレをされたらどうしようもない。

133:名無しのオプ
02/01/23 01:57
悪: 武蔵野次郎の解説なのではないかと思ってみるのも意義のあることではないか。
良: 戸川昌子「大いなる幻影」講談社文庫 赤江瀑の解説


134:名無しのオプ
02/01/23 12:39
>>104
「100冊の徹夜本」は続編を大いに希望!
今もパソコンの隣に置いてあります。


135:名無しのオプ
02/01/24 15:03
良い解説
綾辻行人の「湖底のまつり」の解説が好きだ。
泡坂に対する敬意が満ちあふれていて、読む気にさせられるよね。

悪い解説
解説じゃないけど、ごうはらの「このミス」
でのコメントは一体なんだ?

136:  
02/01/24 20:25
教養文庫の小栗虫太郎作品集の解説。
あれを解説と言って良いのかはともかくとして。

137:名無しのオプ
02/01/26 02:07
age

138:名無しのオプ
02/01/26 04:02
宮部みゆき「スナーク狩り」

池上冬樹が「火車」の一番大事なところ(メール欄)を暴露してます。
何年か前に読んだとき、「火車」未読だっただけにかなりショックだった。


139:名無しのオプ
02/01/27 14:23
二階堂黎人『バラ迷宮』
全然作品について言及していない。誉めどころがなかったのだろうか。

140:名無しのオプ
02/01/27 21:14
山田正紀『女囮捜査官4』(幻冬舎文庫)の二階堂解説。
これを読むまではなんであんなに叩かれるのかわからなかったのだが、
読んでちょっと納得。

141:名無しのオプ
02/01/27 21:37
ここの解説の評論は的を得てすごく為になると思うよ。
URLリンク(myhome.hananet.net)

142:名無しのオプ
02/01/27 21:53
 ↑
ブラクラ注意!

143:名無しのオプ
02/02/08 18:13
文庫版「孤島パズル」の解説をどうにかしてくれ。
ネタバレもそうだが、何だかイタイ雰囲気を醸し出している。
「孤島パズル」が好きなんで余計に腹が立つ。

144:名無しのオプ
02/02/26 07:54
有栖川作品の解説は女にやらせちゃいかんと、女の私でもつくづく思う。

145:名無しのオプ
02/02/26 11:27
岡嶋二人「そして扉が閉ざされた」の島田荘司が書いた解説「本格推理小説論」
8項ある内5項はひたすら自己弁護のミステリー論。
読んでて、最初どこが解説なのか分からなかった。
そもそも、タイトルからしてその意図が見え見え。
新本格が、認知された今になってもだらだら似たような事書いてるし、この人(創元推理21 2001年夏号とか)。

146:名無しのオプ
02/02/26 12:26
あの~、解説でネタバレがどうとかよく言ってる人見るんですが、
皆さん先に解説から読むんですか?

147:名無しのオプ
02/02/27 10:20
>>146
>>52

148:名無しのオプ
02/03/08 01:14
のりりんの解説はおもしろい!

149:名無しのオプ
02/03/08 01:29
新井素子は文章自体が嫌いなので、解説で出てくるとガックリ。
腹が立ったのは、小説じゃないけど、
楳図かずお文庫版「洗礼」1巻の手塚眞。
1巻(全4巻)で最後のどんでん返しのネタばれするなよバカバカバカ!

150:名無しのオプ
02/04/09 09:31
さるべーじ

151:名無しのオプ
02/04/24 05:59
ミステリじゃないけど、
マキャモン「スワンソング」文庫版の解説(翻訳者による)は、
「主要登場人物の内、誰が、どういう順番で死ぬか」をバラしている。

集団冒険ものでそれバラしちゃダメだろ・・・



152:名無しのオプ
02/06/02 09:09
さるべーじ

153:名無しのオプ
02/07/10 11:59
さるべーじ

154:名無しのオプ
02/07/10 14:28
やはりノワールという言葉を出さずにはおれんのだな馳☆周「白夜行」解説

155:名無しのオプ
02/07/10 16:42
>>130
最近読んだんだけど、アレは寒かった。

つーか『ミステリ』は『ミステリィ』のくせに、
『シャア・アズナブル』が『シャー・アズナブル』なのは何故だ。

156:名無しのオプ
02/07/10 17:49
ハヤカワ文庫の折原一の『沈黙の教室』にある解説の一部はワロタ。

1988年。それは、後に新本格ミステリと呼ばれるようになる
国内ミステリ・シーンをリードしていくことになる作家たちが、
続々と巣立ち始めることになる時期だった。
この年、乱歩賞で最終選考に残った倒錯のロンドがもし受賞していたなら、
島田荘子があれほど被害妄想的論文を発表することもなかっただろう。
ってな感じ。

157:名無しのオプ
02/07/20 05:04
>>156
>この年、乱歩賞で最終選考に残った倒錯のロンドがもし受賞していたなら、

その時点で乱歩賞の価値はないも同然になっていただろうから、
乱歩賞をとれなかった島田荘司が

>あれほど被害妄想的論文を発表することもなかっただろう。

ということであれば、まぁまっとうな認識だと思うんですが。

158:名無しのオプ
02/07/20 13:21
良い解説
 山口雅也『垂里冴子のお見合いと推理』文庫版の解説 by 加納朋子タン
悪い解説
 加納朋子『掌の中の小鳥』の解説 文庫版も単行本も解説イタすぎ!

159:名無しのオプ
02/07/20 17:30
156です。これは元の解説をけっこう端折ってます。
実物はかなりすごい論法でギャグになっていて笑えます。
端折り方がへただったっぽい。157は曲解してる(?)かも。

ついでに、被害妄想的論文っていうのは島田荘司の
本格ミステリー宣言とかにある文のことかと。

160:名無しのオプ
02/07/20 22:24
良い解説 大阪圭吉「銀座幽霊」(創元推理文庫)の解説
悪い解説 大阪圭吉「とむらい機関車」(創元推理文庫)の解説

161:名無しのオプ
02/07/25 22:07
ありゃ、「とむらい機関車」のアレ駄目か。
俺は割と腑に落ちたけどなあ。

162:名無しのオプ
02/07/26 01:01
>>161
やたら学問っぽい方面につなげようとしてるところに無理を感じる。
もしかしたら「銀座幽霊」のオーソドックスな方向との色分けを要求されて
しかたなくだったのかもしれないけど。

163:名無しのオプ
02/08/03 12:07
有栖川の解説集期待あげ

164:名無しのオプ
02/08/03 12:08
あげ忘れ(´・ω・`)

165:名無しのオプ
02/08/15 20:24
沈黙の教室の西上心太の解説

提灯持ち解説の見本。
しかも「ちゃんと折原作品読んでるのか?」という箇所もあったし

166:名無しのオプ
02/08/16 01:48
実力派の作者に寄せられた解説と
実力者であるところの作者に寄せられた解説

167:名無しのオプ
02/08/22 01:44
亜智一郎の恐慌
巻末解説 by 新保博久
なんか私物化してねーか?

168:名無しのオプ
02/09/05 22:07
『犯罪カレンダー<1月~6月>』の法月解説。やはり彼にとってクイーンは
特別なのな。

169:名無しのオプ
02/09/06 00:31
「銀河鉄道の悲しみ」の島田荘司
あの好戦的な熱気あふれる解説好きです。

170:名無しのオプ
02/09/09 17:12
今さらながらミネット・ウォルターズにハマっている
のですが、「女彫刻家」の解説、ヒドイ!
作中人物の描写のブレをいっこいっこネチっこく
取り上げては気に入らない気に入らないと言うばかり。
なら解説の仕事、受けなきゃイイのに!

第一作目「氷の家」の解説によると作者自身、執筆中は
誰が犯人なのかまるでわからなく、書きながら考えるそうで
そーいう作中人物の輪郭がボヤボヤしてる不安な感じが
この作者の魅力でもあると思うんですが如何。

171:名無しのオプ
02/09/09 18:52
>>170
誰が書いたの?

172:名無しのオプ
02/09/09 21:43
>>171
解説を書いたのは野崎六助とかいうバカだ。
なお、このバカサイトも見て見れ
URLリンク(www002.upp.so-net.ne.jp)

173:名無しのオプ
02/09/09 22:40
↑けっこうそのサイト面白かったよ。
ミステリ作家志望者には為になると思う。

174:170
02/09/10 11:50
>>172
その人です。ありがとうございます。
「この評論家がウザイ」スレでも評判悪く、溜飲sage中。

175:名無しのオプ
02/09/15 21:24
若竹たんの「ヴィラ・マグノリアの殺人」が文庫化された。
香山二三郎の読み方を初めて知った。
今まで「じさぶろう」だと思っていた。

176:名無しのオプ
02/09/26 02:13
双葉文庫の日本推理作家協会賞全集
佐野洋『華麗なる醜聞』解説(by郷原宏氏)

作者に限定した話だけじゃなく
なぜこの作品が受賞したのか、
この年には他にどんな候補作があって
それらよりどういう点で優れていたのかとか
そのへんを書いてくれないことには
この作品の場合ちょっと納得がいかない

要は全然つまんないじゃんってことだけど

177:名無しのオプ
02/09/26 02:23
>>176
それは「解説が悪い」んじゃ無いだろう。

178:名無しのオプ
02/09/27 23:50
素人さんで、すげー面白い解説をネット上に書く人がいる。

たぶん、あまりに自分の好みすぎる解説なんで、
言及されてる本を再読する時、それが頭にこびりついて離れない。
いいことなのか、悪いことなのか…(w
独自の感想を持てなくなりそうで、ちょっと怖い感じもする。

179:名無しのオプ
02/09/28 01:16
>>178
それって、誰?

180:名無しのオプ
02/09/28 23:46
さらっと読んだだけなんで、俺の勘違いかも知れないけど、
創元の『黄色い部屋』の解説の人が、
「黒衣婦人の香りの意味がわからん」みたいなこと言ってるけど、
あれって(メール欄)って事じゃないの?

181:名無しのオプ
02/10/20 21:46
「どんどん橋、落ちた」文庫版
なんなんだろ、事務所がいっしょなの?

182:名無しのオプ
02/10/22 01:44
歌野晶午「長い家~」の島荘の歌野との出会いの話

183:名無しのオプ
02/11/05 15:57
笠井潔の解説は苦手
解説から読む読者を微塵も考慮に入れてないことが多いし(ネタバレ当たり前)

184:名無しのオプ
02/11/05 20:36
加納朋子「掌の中の小鳥」の解説の佳多山。
時間がない中学生の読書感想文かと思うくらい、あらすじだらけ。

185:名無しのオプ
02/11/06 01:12
加納朋子「沙羅は和子の名を呼ぶ」文庫版の本島なんとか。
こういう解説だったら、ないほうがいい。

186:名無しのオプ
02/11/06 10:59
亜愛一郎シリーズは80年代に出た角川文庫版を持っています。
解説は3巻とも権田萬治。昔読んだ時にはやや違和感があったけど、最近
読み返したら、幻影城と名編集長島崎博への愛惜の念に満ちて、しみじみと
良い解説だなと思いました。
泡坂妻夫デヴュー当時の衝撃とか、失踪中だった島崎氏の消息が「転倒」
解説で明らかになったりとか、当時のミステリ界の動向もリアルに伝わっ
てきます。



187:名無しのオプ
02/11/06 11:21
ネタスレじゃなかったのか・・・

よい解説「作品を読む前に読んでも非常に楽しめる上に手に取ったもの
の購買意欲まで駆り立てる」

普通の解説「ねたばれがあるので読了前には読めないが、作者への敬意
がうかがえる」

悪い解説「実は読んでない上に作品そのものより長い」

みたいな・・・・んーねたとしては30点いかないけどね、これ


188:名無しさん
03/01/04 03:32
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ  | 君さぁ こんなスレッド立てるから          |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ             |
( ΛΛ つ >――――――――――‐<
 ( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて         |
 /つつ  | いないんだからさっさと回線切って首吊れ     |
       \____________________/

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)


189:名無しのオプ
03/01/04 05:22
ガラスの麒麟の解説 BYマサヤン
イイ!

190:山崎渉
03/01/23 18:32
(^^)

191:名無しのオプ
03/02/15 12:08
貫井『プリズム』文庫版解説 by 小池啓介
最近の創元の日本の作家の作品の解説にしては
珍しくキャピキャピしたところがなくてよい。

192:名無しのオプ
03/02/17 18:11
東野圭吾「放課後」、黒川博行解説。
先に>>70を読んでおけば。。。

「むかし僕が死んだ家」でも伏線羅列してるし…駄目だこいつ。
黒川作品は嫌いではないが。

193:名無しのオプ
03/03/06 21:25
保守

194:名無しのオプ
03/03/23 16:47
保守

195:名無しのオプ
03/03/27 04:21
西澤と光原の解説は基本的にイタイ
前者はやたら衒学的で後者は厨房臭い

196:名無しのオプ
03/03/27 08:15
>>195
激しく同意。これに森を加えたら最悪トリオだな。

197:名無しのオプ
03/03/27 08:54
解説を書かせるとその人の人格が出るな。
俺も気をつけねば。

198:名無しのオプ
03/03/27 18:42
有栖川と山口のミスオタコンビの解説はどれもいい

199:名無しのオプ
03/03/27 18:57
法月の解説は痛すぎる。
特に倉知の「過ぎ行く風はみどり色」の解説。

200:名無しのオプ
03/03/29 01:18
金やんの解説。試合がつまらなくてもあの声を聴くと元気が出る。


201:名無しのオプ
03/03/29 01:21
悪い解説。小林恭二『カブキの日』の蜷川幸雄。
タイトルに事寄せて自分の経験談を語るだけ。

202:名無しのオプ
03/03/31 17:53
>>197がスルーされてるのが笑えるが、
ネタでなかったとしてもあんたが書く解説は
きっとロクなもんじゃないと思うよ。

203:中島河太郎
03/04/01 02:27
>>202
なんだとぉ?

204:名無しのオプ
03/04/02 21:22
なんで瀬戸川猛資の名前が挙がってないの?
この人のファンってけっこう多いと思うんですけど…

マイクル・Z・リューイン『消えた女』(HM文庫)には「この解説のためだけに
この本を買っても惜しくない!」って思わせるほど、素晴らしい文章を書いてますよ。
コリン・デクスターの『ニコラス・クインの静かな世界』(同文庫)に寄せた、
”パズル論理学”と題された解説もなかなか良い感じ。

どちらも、その作品・作者に対する理解と愛情にあふれているし、ミステリという
ジャンル全体を見通す広い視野に支えられていて、なるほど良い解説とはこういう
ことか、と感心させられます。

それに、自分の意見をハッキリ打ち出す姿勢が、またいい。
”パズル論理学”で、「事件が起こり、容疑者が描かれ、謎が解かれて意外な人物が
犯人であると明かされる。そのような小説をパズル小説と呼ぶならそれでも良いが、
ほとんどのミステリをそう呼ばなければならなくなる。『大いなる眠り』も『薔薇の名前』も、
すべて典型的なパズル小説である。そうではないと考える人達は、何か重大な勘違いをして
いるのだ」と言いきっているところなんて、読んでてとても気持ちがいいです。

逆に、スチュアート・ウッズ『警察署長』(ハヤカワ文庫NV)の解説は、わざわざ
”できれば作品を読む前に読んでほしい解説”、”~読み終わった後に読んでほしい解説”と
分割したりして意気込みは感じられるんですけど、中身はイマイチ消化不足な感じ。

205:名無しのオプ
03/04/03 08:35
>204
前スレ(この評論家がウザい)読め、っても今読めないのか。あっちでは
誉められてたのよ。

206:関口苑生
03/04/03 08:50
>>203ウゼエよ偽物

207:Alice
03/04/03 09:11
文庫版の十角館での鮎川さん。
言いたい事は分かるけどあまり批判するなとは虫の良い話じゃないかな。

208:名無しのオプ
03/04/03 10:22
笠井まんせ~

209:名無しのオプ
03/04/03 18:14
>>206ウゼエよ本物

210:204
03/04/03 20:44
>205
なるほど! Σ( ̄□ ̄;)
サンクスです。初心者ゆえの失態お見逃し下され…。
誉められてたですか、良かったです。

瀬戸川猛資関係では創元ライブラリの『夜明けの睡魔』『夢想の研究』に
寄せられた法月綸太郎、丸谷才一の解説も良かったですね。特に後者は
涙なくして読めないほど感動的でした。


211:名無しのオプ
03/04/03 21:52
>>207
当時の新本格批判はそれだけ人間とは思えない
常軌を逸した情け容赦ないもんだったんだよ。

212:名無しのオプ
03/04/04 08:45
この手の話題になると、いつも>>211みたいな被虐史観厨が涌いてくる
差別された人や占領された半島の人みたいだと思うよ

213:名無しのオプ
03/04/04 15:46
確かに森博嗣の解説はイタイが、推薦文は良いと思う。

214:名無しのオプ
03/04/04 18:03
>>211

当時の新本格作家が書いていたものは、
それだけ人間とは思えない常軌を逸した
情けないもんだったんだよ。


215:名無しのオプ
03/04/04 22:04
>>213
『裁くのは誰か?』のオビの推薦文、良かったですよね。
読みたくなるし、内容に即してて。

216:名無しのオプ
03/04/04 23:27
笠井潔の功罪を語ってくれ。

217:名無しのオプ
03/04/05 01:30
功: 高橋克彦『パンドラ・ケース』の解説
罪: 山田正紀『神曲法廷』の解説

218:山崎渉
03/04/17 15:44
(^^)

219:名無しのオプ
03/04/17 15:54
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220:山崎渉
03/04/20 02:53
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

221:山崎渉
03/04/20 07:04
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

222:名無しのオプ
03/05/08 21:12
age 

223:山崎渉
03/05/22 04:45
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

224:山崎渉
03/05/28 12:33
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎―◎                      山崎渉

225:山崎 渉
03/07/15 10:57

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

226:山崎 渉
03/07/15 13:23

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

227:名無しのオプ
03/07/28 00:22
ネタバレ解説やめろ

228:名無しのオプ
03/07/29 19:25
>>214
今もだけどなw

229:名無しのオプ
03/07/30 01:23
宮部みゆき

230:名無しのオプ
03/07/30 01:27
宮部みゆき『我らが隣人の犯罪』の文庫解説で北村薫が「私は某作品の解説でその作品を否定してしまった前科がある」と書いてましたが誰の本だかわかりますか?


231:名無しのオプ
03/07/30 01:41
いたいけな少女のいけない画像、動画がいっぱい!
無料のムービーを見るだけでも見てみれば?
今日は新作がアップされてるから必見です。
URLリンク(www.rolix.net)

232:名無しのオプ
03/07/30 01:47
何年か前に「Xの悲劇」を読んだとき
解説を読んだら「Zの悲劇」のネタバレが
してあって(多分警告も無かったと思う)当然まだ
未読だったので大変萎えました……
ふざけんな!お前はこの話の解説だけしとれば
ええんじゃ!!という気分にナターヨ

233:名無しのオプ
03/07/30 01:55
探偵小説研究会の小難しい解説を見るにつけ、やはり瀬戸川氏は偉大だったと感じる。
本当に惜しい人を亡くしたよ。

234:名無しのオプ
03/07/30 17:53
先日「香山滋全集」買ったけど、解題最悪。

あらすじ全部書くな・・・・俺解題から先に読むタイプなんだよ・・・

235:名無しのオプ
03/07/30 20:37
スレの趣旨とはちょっと違うかもしれないけど、乾くるみ「塔の断章」文庫版の自作解説には萎えた。
自分の仕掛けた伏線に気付く読者がいなかったから仕方なく「自分で言及した」、「蛇足と思う人がいてもいい」だって。

236:名無しのオプ
03/07/30 23:28
>>235
ガーンそんな奴がいるのか..

237:名無しのオプ
03/07/31 00:37
>>235
それ立ち読んだだけだけどノベルス版でわからんかったとこが理解出来たんでよかった
あんまり納得はできなかったけど

238:山崎 渉
03/08/02 01:55
(^^)

239:名無しのオプ
03/08/03 22:22
>>230私も興味あるのでage

240:山崎 渉
03/08/15 15:41
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

241:名無しのオプ
03/08/21 22:36
R.L.フィッシュ「懐かしい殺人」の青木雨彦。
ストーリーや訳はさほど古さを感じさせないのに
解説文がどーーーにも古臭い。
ブックオフの清水国明の店内放送を活字で読まされてる感じ。

242:名無しのオプ
03/08/28 14:35
西澤保彦。理解できない自分が馬鹿なのかと思うから。
いや、作品の方は好きなんだけど。

243:名無しのオプ
03/08/31 21:46
宮部みゆきが解説を書いた
赤川次郎の作品があるのですが、知っている人います?
タイトルが思い出せなくて。

244:名無しのオプ
03/08/31 23:07
ググれ。

245:名無しのオプ
03/09/01 00:51
「アクロイド殺し」の解説を先に読んで犯人わかっちゃった人って結構多いのでは?

246:名無しのオプ
03/09/18 22:43
木村仁良の解説にはどうしてもいつも題名がついてるんだウゼェェ

247:名無しのオプ
03/10/15 22:52
>246
題名ついてる解説なんていっぱいあるじゃん

248:名無しのオプ
03/10/15 23:04
現在の角川の横溝本って解説ないんだね。
あれじゃ若い人かわいそう。


249:名無しのオプ
03/10/15 23:09
「野獣死すべし」の植草甚一の解説で
前半の日記体について「作者はきっと『Yの悲劇』を読んでいるに違いない」って言ってるの読んで
こいつバカか?と思ってしまった。

250:名無しのオプ
03/10/15 23:31
>>230
たぶん『人生の阿呆』の解説のことでは?

251:名無しのオプ
03/10/16 01:27
>>250
おっ、それならちょっと見直したな>北村

252:名無しのオプ
04/02/01 02:06
文庫の目次を見て解説者が野間美由紀だと読む気が失せて棚に戻してしまう。
作品自体の作者には申し訳ないのだが。。

253:名無しのオプ
04/03/06 17:39
ライノベだけど、田中芳樹がお涼の新作で、海外ミステリのネタバレしてる。
ノベルスの文末(怒!)に、「本文中でネタバレしてるけど、優れたミステリは
結末が分かっていてもおもしろいのであえてネタバレした」などと言っている。
創元社の亜シリーズといい、コイツは何を考えているんだ。
有栖川有栖のスレでも孤島パズル文庫での光原百合の解説での被害者が
新たに恨み節を語ってる。なんとかせぇよ、創元社。喚起あげ。

254:名無しのオプ
04/03/06 19:33
飛んでもない話ですネ。それにしても「怒」にはワロタ。
こんなときには音楽を聴いて気分を静めるのがいいのですが
最近オススメなのはボサノバ。あと楽器でいうとウクレレ。

255:名無しのオプ
04/03/07 14:53
「遠い約束」の西澤保彦による解説。
すいません、DQNな学生探偵がおばはんをこき下ろすシーンについて「これには深い意味が込められてるんだよー」
てなこと書いてるんですけど、どんな意味なのか何度読み返してもサッパりです。

256:名無しのオプ
04/05/02 23:26
デイヴィッド・ローゼンフェルト『弁護士は奇策で勝負する』
杉江松恋による解説はなかなか力がこもっていて(・∀・)イイ

257:名無しのオプ
04/05/08 17:11
新潮文庫の方の連城三紀彦『暗色コメディ』の解説。 田中芳樹が妙なミスリードを狙っていたのが分かって 読後萎えた。自分の深読みしすぎなんかな。

258:名無しのオプ
04/05/12 23:43
>>257
いや
芳樹は以前ネタバレ発言をしたことがあるからさもありなん

259:名無しのオプ
04/06/12 00:25 yWyItqcN
豊崎由美の解説は不快

260:名無しのオプ
04/06/12 03:19 QqW92KTk
連城三紀彦 「明日という過去に」 幻冬舎文庫
中村彰彦
なにもそこまで言わなくても・・・正直傷付きました

261:名無しのオプ
04/06/12 10:31 swZA1gwg
『疑惑の霧』の西澤保彦解説が最低。
文庫解説の意味を完全に勘違いしてる。
この人、解説や書評の才能ないから頼まないで欲しい。

262:名無しのオプ
04/06/12 16:08 0HKBuHGo
泡坂妻夫『喜劇悲奇劇』(角川文庫)の新保博久による解説。
本編の回文趣味に合わせて回文づくしで最高。
ハルキ文庫版は山前譲の平凡な解説。

263:名無しのオプ
04/08/20 23:34 +l7i8BtH
がいしゅつだけど、岡嶋二人「クラインの壷」の新井素子、
ほんっと最悪の一言に尽きる。キモヲタのノリで解説書くなと。
あそこのページだけ破ろうかと思った。

264:名無しのオプ
04/08/20 23:54 YJBjfGhp
東野圭吾「同級生」の解説ほどひどいのは見たことない・・・
解説だと気付かなかったくらい。

265:名無しは無慈悲な夜の女王
04/08/21 12:23 u2Ce3Py1
誰かも、分からないけど、だいぶん前だけど
鈴木光司の『ループ』の解説はものすごくヒドかった。
 これは、物凄く素晴らしい小説で、
 堕落してしまった、吉本隆明や村上龍に読ませたい。
 龍は、同じ小説家として恥ずかしくなるだろう。
とかいう事書いてあった。
村上龍がどう関係あるのかもわからんし。

266:1/2
04/09/12 12:35:01 NbHbTZuQ
>>80超遅レスだが。

それってまず、綾辻の「『館』シリーズの違法建築性」というエッセイが元にあるんですよね。
(92年3月「IN☆POCKET」掲載。エッセイ集「アヤツジ・ユキト1987-1995」に収録)
内容抜粋すると
「当面僕のメインワークとなっているこのシリーズ、一部では『違法建築物』なる悪名で呼ばれているらしい。
(中略)あまり細かい“現実”にはこだわっていないのだけれども、そのように聞くと気になってしまうのが人情で、
果たしてどの程度『違法』なのかを調べてみたことがある。
(中略)今のところ『これぞ違法建築だ』と胸を張れる建物は五作目の『時計館』だけのようで、
そうと分かってみると、内心ちょっと残念な気がしないでもない。」

で、文庫版「斜め屋敷の犯罪」(92年7月15日発行)の解説で、関口が
「(前略)いくら変形異形の建物ミステリーを書いても、作品の内容と自らの姿勢を別にして、
これは違法ではないからいいのだ、というような屁理屈をこねる作家だけは我慢がならない。
どんな違法の建築物を描いてもいい。それは紙上のリアリティがあれば許されるのだ。
問題はミステリーに対する姿勢だということを考えてほしいし、そのことを師匠格である島田荘司は教えてあげてほしい」

267:2/2
04/09/12 12:35:50 NbHbTZuQ
(長すぎたので分割。266の続き)
これ、綾辻名指しではないが、多分、恐らく、十中八九、上の綾辻の文を受けてのものだと思うんやけど、
僕が読んだ限りでは、やっぱりこれは、関口の読み違えでないかな。
関口は、「綾辻は、『違法建築物』と言われて“痛いところ”を突かれたと思って、必死に言い訳している」
という風にしか、感じなかったんだろうな。でもそれは、関口自身の願望でしかないと思うな。
綾辻の元の文章から、言い訳・弁明をしているなんて感じないし、
そもそも「違法ではないからいいのだ」という文自体、どこにも無いしな。
しかもそれを、他人の文庫解説に書くのは、どうかいな?

ちなみに、97年3月に原書房から出た「ニューウェイブ・ミステリ読本」という
新本格以降の作家へのインタビュー集にて、綾辻が
インタビュアー「評論や書評を読んでいて、鋭いなとかくやしいと思ったことはありますか?」
綾辻「(前略)それから、こんちくしょうと思ったのは・・・・・・そうそう、
『斜め屋敷の犯罪』講談社文庫版の関口苑生氏の解説っていうのがあった。
あれにはさすがに腹が立ったというか、呆れ果てたと言うか・・・・・・」
一応こんな風に、文句を言ってはいる。

268:名無しのオプ
04/09/12 13:07:20 jUExTeN7
読解力のない書評屋ってメイワクだな


269:名無しのオプ
04/09/12 23:33:25 yyawU1D9
なんか単純に綾辻に対して悪意をもっていて、わざと間違ったふりして
書いてるのか?とさえ思うような書き方だねw

270:名無しのオプ
04/09/13 00:11:03 /ZaQPPK8
>>266
根元的なことだが。

それって、作家のスタンスに口を出す意味がわからないな。
作家がどんなリアリティで書こうといいと思う。
自分の理想に向けて作家を動かそうとする評論家こそ我慢がならないよ。
ミステリ界をマイルールで埋めるつもりかしらん。

271:名無しのオプ
04/09/13 15:26:58 Bmmvc7iS
中島河太郎、わからないんならハードボイルドの解説書くなよ、と・・・。

272:名無しのオプ
04/09/13 21:39:08 sJqfCqLl
>>270
色んな意見はあっていいと思う(凡庸な反論だけど)
一人の評論家の意見でミステリ界が埋まるなんてありえないし、読者それぞれが信頼に足ると思った評論家の意見を参考にすればよい。
ただ関口の「斜め屋敷」にしろ池上の「頼子のために」にせよ、やり口が姑息。



273:名無しのオプ
04/09/13 21:46:38 sJqfCqLl
あと、悪い解説といえば最近の辻真先。
自分の話中心で、作品については「好き」とか「面白い」ばっかりで解説になってない。
アニメ脚本家兼ミステリ作家の爺さんの思い出話としては面白いけど。

274:名無しのオプ
04/09/13 23:00:24 /ZaQPPK8
>>272
色んな意見があっていいのは『作品』に対してだよ。これを勘違いして、作家のスタンスに口出すのは、その作風が好きな読者を無視してる。

275:名無しのオプ
04/09/13 23:04:54 khr48wqw
いや、作家のスタンスに対する批判をしたっていいだろ、別に。

276:名無しのオプ
04/09/13 23:10:51 /ZaQPPK8
>>275
『批判』はいい。しかし、スタンスを変えさせようと働きかけるのは間違ってる。その作風が好きで読んでる読者だっているんだからさ。




277:名無しのオプ
04/09/13 23:32:54 khr48wqw
働きかけるのだって批判のうちだと思うけど。働きかけたからといってその作家が
スタンスを変えるとは限らないんだし(つか、普通は変えないでしょ)

もちろん、いったこと、やったことに対する責任をとる、というのは大前提として。

278:名無しのオプ
04/09/13 23:40:21 Y5JKzFCO
TPO弁えんとってのもあるんじゃないか。
書評欄とかで言うならまだしも、別の人の著書解説で言うことかと。

279:名無しのオプ
04/09/14 00:00:26 hwF0k0Pt
批判の内容には首をかしげるけど、「斜め屋敷」の解説で新本格若手(当時)作家の
館ものに言及/比較するのは、割りと自然なのでは?

280:名無しのオプ
04/09/14 00:05:03 8e2OBvHU
>>272
>読者それぞれが信頼に足ると思った評論家の意見を参考にすればよい。

これってよく本読みのプロが言うけど、
読者にしてみれば「読者それぞれが好きな作家を読めばいい」だろ?
作家の書き方を修正させようとするなんて変。

281:272
04/09/14 21:17:02 x4PY5esi
>>280
よく分からないけど、書評家不要論?

読者それぞれが好きな作家を読めばいいし、面白い本を探すのに評論家の意見を参考にしたって構わないでしょ。
作家にしたって、評論家の意見を参考にしても当然構わないと思うよ(無視する自由だって保証されてるんだから)

282:名無しのオプ
04/09/18 20:54:09 nY05udso
遅レスすまんが>>279
>「斜め屋敷」の解説で新本格作家の館ものに言及/比較する
これ自体は、確かにかまわないと思う。
ただこの解説“だけ”読んだ人は
「ほぉ~、誰かは知らんが新本格作家で、『違法ではないからいい』だなんて
 子供みたいな屁理屈を唱えるやつがいるのか。新本格いかんなぁ~」
と思ってしまうんじゃないだろうか?
むしろ、それが狙いだとしたら、>>272の言うように、姑息の見本だと思う。

283:名無しのオプ
04/09/18 21:26:48 nrCsEV/l
>>282
関口氏は「誰とは言わんが新本格作家で、『違法ではないからいい』だなんて
子供みたいな屁理屈を唱えるやつがいる。新本格いかんよぁ~」と思っている
のだろうから、そう書くのは当たり前だろ。

関口氏の解説しか読んでない人に与えられる情報が、関口氏の主観に基づく
ものである可能性があるのも、当然の話。

きちんと他からの情報を得て別の角度から検討できる人間が、こういう具合に
関口氏の主観に批判的な意見を述べる自由は保障されているのだから、私見
を述べること自体を姑息と非難するのはおかしいのでは。

284:名無しのオプ
04/09/18 21:56:37 DICHvGBQ
>自由は保障されている

おまえこの言葉好きだなw


285:名無しのオプ
04/09/18 22:17:14 ivqNTabG
最近読んで良い解説だなぁと思ったのは貫井徳郎『迷宮遡行』での法月綸太郎。
おちゃらけるでもなく奇を衒うでもなく、我田引水でもなく単なる書誌学的解説でもなく、
きわめてまともな批評家としての素質が感じられる。

286:名無しのオプ
04/09/18 22:17:40 ivqNTabG
あげちゃったスマソ

287:名無しのオプ
04/09/18 22:31:03 nrCsEV/l
>>284
お前って誰だよ? 俺は>>279だが。

288:282
04/09/18 23:28:11 nY05udso
>>283を読んで、
「ひょっとして自分と合わない意見の解説を攻撃したかっただけなのかな?」
と思い、しばらく考えてた。
いや、もちろんこれは自戒しなけりゃいかんことなのだが。

ただ、今回の例に限らずなんだが、
「何処何処で発表された、誰某の「○○○○」という文章について、物申す。
 これこれこういう意見には我慢できない」
こんな風に書いてこそ、姑息ではないとなるんじゃないか、とも思う。
この点はどうだろ?

289:名無しのオプ
04/09/19 00:14:14 7YFlEeZ+
>>283
>私見を述べること自体を姑息と非難するのはおかしいのでは。

その私見が誤読からきてるのが発端なんですが…
作家の文章を誤読して批判する自由もあるって意味?


290:名無しのオプ
04/09/19 08:55:11 +sQOJC4i
>>289
わざと曲解して、名前を伏せて綾辻を攻撃したなら姑息だけど、関口氏は本当に
そう捉えているのだから、姑息というのはおかしいでしょってこと。

関口氏の私見について、読解力不足や誤読を批判すればいいだけの話なのに。

291:名無しのオプ
04/09/19 12:35:03 fsx/u4Pj
どうでもいいけどおまいら「姑息」の使い方が間違ってまつよ

292:名無しのオプ
04/09/19 13:02:23 mqzS5zxQ
姑息=間に合わせ、一時逃れ(新選国語辞典・改訂版(小学館)より)
「卑怯な・卑劣な」の意味かと思ってた。(恥・汗)

293:名無しのオプ
04/09/20 23:06:01 VnTuYkR5
「スウェーデン館の謎」の宮部みゆきの解説、最悪。
他の小説の探偵についての説明で無駄にページを食った上、作品に触れた箇所は
ただの感想状態。キャラ萌えの点では光原と同じレベル。
この解説の分だけ金返せとマジで思った。

294:名無しのオプ
04/09/22 00:02:54 Tg0uuFXD
スウェーデン館は別の所で金返せと思ったけどな。
まさか「メル欄」のパクリじゃないだろうなと思いながら読んでたらその通りだった。
ふざけんな。

295:272
04/09/24 02:47:20 hkoAOYjq
>>290
関口のやり口が卑怯(姑息ではないですね。あ~恥ずかしい)なのは、雑誌のコラムなどならともかく「解説」の中で他作家へのあてこすりをやっているところです。
仕事はあくまでも「解説」なんだから、他の作家や作品に言及するのはその作品との比較検討や歴史的位置付けの確認のため以外にはありえないと思います。
関口がやったのはまっとうな批判ではなく名前を伏せて「新本格いかんなあ」という雰囲気を垂れ流しただけで、解説という仕事からはみ出しています。
これは読解力をどうこう言う以前の、仕事に対する姿勢の問題だと思います。

あと(これは僕の主観だけど)解説者が作者に語りかけている(?)という形式にしているのもわざとらしくてイヤだったなあ

296:名無しのオプ
04/09/24 08:13:29 RX++ghvn
「解説という仕事」を勝手に定義して、そこからはみ出しているから卑怯だという
論法はなんだかなあ。そんなの単なるあなたの主観でしょ? 個人的には初出
のデータすら書かれていない解説や、著者との交友録だけで作品に付いては
何も書かれていないような解説は嫌いだけど、だからといって「解説の仕事から
はみ出している」とは思わないなぁ。

斜め屋敷に関して言えば、エピゴーネンである新本格作家(関口主観では)の
姿勢を批判することで、それに引き換え「館もの」の元祖である本書はしっかり
している、という感じで相対的に誉めている訳だから、あなたのいう「比較検討」
の枠内に収まると思うけど。

綾辻エッセイの誤読を批判するのは別にいいんだよ。俺も誤読だと思うし。でも、
>「新本格いかんなあ」という雰囲気を垂れ流しただけ
だからいかんというのは、言いがかりにしか見えないな。関口氏が個人的にそう
思っているなら、「新本格いかんなあ」という雰囲気の解説を書いてもええやん。

297:名無しのオプ
04/09/24 15:20:26 uGhYAMBr
>>296
斜め屋敷が館ものの元祖?( ´,_ゝ`)プッ
島田信者痛すぎ。


298:名無しのオプ
04/09/24 16:28:10 nKIcTVlc
発言者と発言場所を明示せずに批判(というか揶揄)するやり方は嫌いだな。


299:名無しのオプ
04/09/25 01:01:20 YlPVboql
法月はミステリオタクの自己満足になってるな。


300:トラミスで恐縮ですが
04/09/25 01:02:27 NMi6XhLu
言わずと知れた駄の代表格、内田○夫自作シリーズの自己解説。
ひょっとして解説書いてくれる友人おらんの?と言いたくなるくらい自作への偏った愛に満ち充ちている。
後、ラノベで恐縮だけど田中芳樹の「お涼シリーズ」文庫版一作か二作目の解説。
誰がキ_モ_オ_タ_萌_え_宣_言をしてくださいと申しましたか?


301:名無しのオプ
04/09/25 06:44:37 /709hAeL
折原一の文庫版倒錯のロンドの解説が最悪。古今東西叙述トリックベスト10やっているやつ。
あいつだけは死んで欲しい。

302:272
04/09/27 02:08:11 HOgXR+vf
>>296
>>「新本格いかんなあ」という雰囲気を垂れ流しただけ
>だからいかんというのは、言いがかりにしか見えないな。
関口の綾辻に対する扱いの方がよっぽど言いがかりだと思うけどな。
あの誤読は単なる読解力不足じゃなくて、新本格憎しが先にあってバランス崩した挙句の誤読でしょ。

講談社文庫版が手元になかったので立ち読みしてきたけどやっぱりあの解説は悪意があったと疑われても仕方ない糞解説。
「個人的ファンレター」なんて言い訳めかしたタイトルだし
<斜め屋敷に関して言えば、エピゴーネンである新本格作家(関口主観では)の
<姿勢を批判することで、それに引き換え「館もの」の元祖である本書はしっかり
<している、という感じで相対的に誉めている
↑これも単なる結果論だよ。島田作品を語る文脈の中で新本格を叩いてるんじゃなくて、
解説文の最後のほうで「これだけは言いたい。あんな連中の推薦文は書かないでくれ」とイタチの最後っ屁の様に言い捨てていて、最初からそれが言いたかったのは明白(これも俺の主観かな?)

私見を述べるのは自由とは言っても、単なる好き嫌いを垂れ流すのはダメだろう。
仮にもプロの書評家なんだから。

あと、「他の作家や作品に言及するのはその作品との比較検討や歴史的位置付けの確認のため以外にはありえない」っていうのが何故「勝手な定義」なんですか?
関口の解説の是非はあなたと意見が違うにしても、これ↑自体は一般論だと思うんだけど


303:名無しのオプ
04/09/27 02:36:14 j97ab4dR
>>302
>あの誤読は単なる読解力不足じゃなくて、新本格憎しが先にあって
>バランス崩した挙句の誤読でしょ。
あなたがいつ頃から新本格を読んでいるのかは知らないが、彼らが登場して数年の間は
困ったのが出てきちゃったなあ、という空気は確かにあったよ。作品のレベルが低すぎて。

ほとんどの作家が次第に腕を上げて、今では中堅どころに成長しているけれど、初期の
新本格は叩かれても仕方なかったと俺は思う。

あなたの発言の方が、新本格を叩いた関口憎しでバランスを欠いているように見えるよ。
「垂れ流す」という表現からして色眼鏡で見ている証拠。

>これ↑自体は一般論だと思うんだけど
んなこたーない。Aさんの文庫の解説で、私はAさんの麻雀友達。他にBさんやCさんも
友達……てな感じの交友エッセイを書いた人が実際にいる。作品の分析をしているもの
だけが解説で、交友エッセイはその限りにあらずというなら、それはまさに「勝手な定義」
に他ならないよ。

304:名無しのオプ
04/09/27 04:38:23 SJcQHuoG
ここまでの流れを読んで思った。評論家弁護の反応の早さがすさまじい。

305:名無しのオプ
04/09/27 09:39:29 31Rde4Gk
>>303
>彼らが登場して数年の間は困ったのが出てきちゃったなあ、という空気は
>確かにあったよ。作品のレベルが低すぎて。

まあ社会派マンセー豚どもに理解されなかったのは確かだろうが、それを
「作品のレベルが低すぎて」と断定するおまえこそ新本格憎しでバランスを
欠いてるように見えるがな。
それは違う、客観的な評価だと言うのなら、新本格初期作品のどこがどう
「レベルが低すぎる」のか説明してみな。

>今では中堅どころに成長しているけれど
( ´_ゝ`)フーン、じゃ現役ミステリ作家でトップクラスってどんな人たち?
内田?西村?赤川?森村?ゴミ以下の駄作量産してるクズばっかりじゃん。(w

306:名無しのオプ
04/09/27 10:38:14 j97ab4dR
>>305
「社会派マンセー豚ども」ねぇ……。「新本格史観」しか知らない若い人かな?

>それは違う、客観的な評価だと言うのなら、新本格初期作品のどこがどう
>「レベルが低すぎる」のか説明してみな。
それぞれのデビューから数作を並べてみれば一目瞭然だと思うけどw

綾辻「十角館の殺人」 → 「時計館の殺人」
法月「密閉教室」「雪密室」 → 「誰彼」
有栖川「月光ゲーム」「孤島パズル」 → 「双頭の悪魔」
我孫子「8の殺人」「0の殺人」 → 「殺戮に至る病」
麻耶「翼ある闇」 → 「鴉」
歌野「長い家の殺人」「動く家の殺人」 → 「死体を買う男」「葉桜の~」

矢印の左と右では、同じ作家かよ? と思うほど落差が大きいぜ。そうは思わないか?
左の方もすべて傑作というなら、本格なら何でもいい本格ダボハゼとでも呼ぶしかない。

>( ´_ゝ`)フーン、じゃ現役ミステリ作家でトップクラスってどんな人たち?
好き嫌いはあるが、泡坂、連城、島田、笠井、竹本、北村、逢坂あたりかな。

>内田?西村?赤川?森村?
( ゚д゚)ポカーン

307:名無しのオプ
04/09/28 02:12:10 g7rGrCJI
>>306
デビュー作→代表作 っていう選び方はずるいですよね。

綾辻「十角館の殺人」 → 最後の記憶
法月「密閉教室」「雪密室」 → 
有栖川「月光ゲーム」「孤島パズル」 → まほろ市の殺人 冬
我孫子「8の殺人」「0の殺人」 → 人形はライブハウスで殺される
麻耶「翼ある闇」 → あいにくの雨で
歌野「長い家の殺人」「動く家の殺人」 → 世界の終わり、あるいは始まり

みたいな選び方をすれば前後の遜色は無いですよね。
勿論この選び方も十分恣意的なわけですが、私が言いたいのはどこまでも恣意的になりうると言う事です。
確かに新本格作家のデビュー作の出来が酷いのは周知の事だけど、論拠が客観性を欠いてるように思います。

308:名無しのオプ
04/09/28 02:19:58 dj/2Pu2O
>>307
>みたいな選び方をすれば前後の遜色は無いですよね。
両方ダメなのも「遜色がない」っていうのか???

>確かに新本格作家のデビュー作の出来が酷いのは周知の事だけど、
>論拠が客観性を欠いてるように思います。
「周知の事実」なのに「客観性を欠いている」ってどういうこと? 素で理解できん。

とりあえず、「新本格初期作品のレベルは低すぎた」ってことには同意なのか?
 ↓
>>それは違う、客観的な評価だと言うのなら、新本格初期作品のどこがどう
>>「レベルが低すぎる」のか説明してみな。
>それぞれのデビューから数作を並べてみれば一目瞭然だと思うけどw

309:名無しのオプ
04/09/28 02:36:13 6ZRStSNi
>>306
>麻耶「翼ある闇」 → 「鴉」


大差無いな


310:272
04/09/28 02:36:31 MsdrtiBE
>>296(=303=306だよね?)
<Aさんの文庫の解説で、私はAさんの麻雀友達。
<他にBさんやCさんも友達……てな感じの交友エッセイを書いた人が実際にいる
ダメだ……やっぱり僕の感覚ではどうしてもこういうのは作品「解説」だとは思えない
けどまあこれは確かに僕の主観かも(多くの人の同意は得られると思うけどね)

<ほとんどの作家が次第に腕を上げて、今では中堅どころに成長しているけれど、初期の
<新本格は叩かれても仕方なかったと俺は思う。
新本格叩きが許せないとは言ってませんよ。何度も言ってるように関口のやり口が不当だったと言いたいだけ。

<あなたがいつ頃から新本格を読んでいるのかは知らないが
恥ずかしながらまだミステリ歴五年ですがあなたが>>305で挙げてる作品は「葉桜」以外は全て読んでます。
たしかに「同じ作家かよ?と思うほど」の成長ぶりですね。しかし……

綾辻「十角館の殺人」87年→「時計館の殺人」91
法月「密閉教室」88「雪密室」89→「誰彼」89
有栖川「月光ゲーム」「孤島パズル」89→「双頭の悪魔」92
我孫子「8の殺人」「0の殺人」89→「殺戮に至る病」92
麻耶「翼ある闇」91→「鴉」97
歌野「長い家の殺人」88「動く家の殺人」89→「死体を買う男」91「葉桜の~」03

「葉桜」以外は右と左で2・3年からせいぜい6年の開きしかないですね。
「雪密室」と「誰彼」に至ってはたったの半年しか間がない。
結果論かもしれないけど、「推薦文をやめろ」とまでほざいた関口がどれだけバランスを欠いてたかの証拠となってしまいますね。
それにこれだけ成長した後も「このミス」誌上で延々新本格に対する誹謗中傷を続けてますが……

311:名無しのオプ
04/09/28 02:40:10 F8D5q+Wf
>>308
新本格初期作品のレベルが低すぎたとしても、
それらの作品群が、ひとつのムーブメントとなりえたということには
無視できない示唆があると思う。

俺個人はむしろ、各々が「絵に描いたような新本格作家」から、それぞれ独自の
方向性を持ったことで作品のグレードは上がったと思っているが、
じゃあ、彼らが皆通過した「新本格」というのは一体何だったのかのかな。
その志向性を持った作者と、それを求めた読者が、無視できない数だけいたってことでは?
簡単に「新本格のレベルは低い」と言い放って終わりになる話でもないと思うよ。
…議論が解説から脱線しかかっているけど。


312:名無しのオプ
04/09/28 02:52:47 dj/2Pu2O
>>310
>「葉桜」以外は右と左で2・3年からせいぜい6年の開きしかないですね。
>「雪密室」と「誰彼」に至ってはたったの半年しか間がない。
>結果論かもしれないけど、「推薦文をやめろ」とまでほざいた関口が
>どれだけバランスを欠いてたかの証拠となってしまいますね。
まさに「結果論」だよね、それ。問題になっている文庫本が出たのは89年の1月ですよ。
実際に解説が書かれたであろう88年末の段階では、島田荘司の推薦による「新本格」
なる新人作家たちは、箸にも棒にもかからないものしか書いていなかったってことを、
自ら証明しているだけなのでは?

何度も言うけど、あなたの「垂れ流してる」「ほざいた」という言い方自体が、それなりの
作品を新本格作家が書いた後の視点からの物言いにしか見えない。

「十角館の殺人」と「密閉教室」と「月光ゲーム」だけを読まされた本格ファンの胸中を
察してくれよw 手放しで「本格新時代来る!」と喜べたと思うかい?(まあ、喜んでた
人もいたのは事実だが。鮎川先生とか)

313:名無しのオプ
04/09/28 03:18:21 dj/2Pu2O
>問題になっている文庫本が出たのは89年の1月ですよ。
あ、ごめん。光文社文庫版と勘違いしてた。講談社文庫版なのね。なら92年7月だ。
この部分は謝罪して撤回します。

>>311
>簡単に「新本格のレベルは低い」と言い放って終わりになる話でもないと思うよ。
えー、誤解されているようだけど、俺が書いたのは、「新本格初期作品のレベルは
低すぎた」(>>308)から「初期の新本格は叩かれても仕方なかった」(>>303)だよ。
「ほとんどの作家が次第に腕を上げて、今では中堅どころに成長している」ことは
認めている。

>>310
>何度も言ってるように関口のやり口が不当だったと言いたいだけ。
うーん、何に対して「不当」と言いたいのか、いまいち分らないんだよね。

1 ある作家の文庫解説で別の作家を批判したこと
2 批判するときに具体的に名前を挙げなかったこと
3 新本格作家を批判したこと

「新本格いかんなあ」という雰囲気を垂れ流した(>>295
単なる好き嫌いを垂れ流すのはダメだろう(>>302
あたりをみると、新本格を批判すること自体が不当と言ってるように見えるが……。

314:名無しのオプ
04/09/28 04:29:01 SUbmIqDC
よくわからないんだけど、ジャンル批判の是非の話?
解説でその作家の属する周辺ジャンルを論うことは卑怯だよね、ってこと?

315:名無しのオプ
04/09/28 09:12:48 8zR8SS3P
よくわからんが、つまり新本格はミステリー界のジャニーズってことか?

316:名無しのオプ
04/09/30 02:03:51 kJQ9LnlW
サトエリ最凶。
一度、森博嗣の「堕ちていく僕たち」(集英社文庫)を読んでみれ。
モリヲタの俺ですら、解説読んで買う気が失せた。

317:272
04/09/30 14:47:07 vHnYiia/
>>313
なんで、「単なる好き嫌いを垂れ流した」らダメだって意見が「新本格を批判すること自体が不当と言ってるように見える」のか分からないね。
好き嫌いの印象が先にあってもかまわないけど、評論家がそれだけを垂れ流すのはダメに決まってるジャン。
プロならある程度はちゃんとした根拠を示すのは当然。

<うーん、何に対して「不当」と言いたいのか、いまいち分らないんだよね

1 ある作家の文庫解説で別の作家を批判したこと
2 批判するときに具体的に名前を挙げなかったこと
これに加えて
3その批判が見当外れの上に、下品極まりない代物であること。
4それが誤読や読解力不足以前の、単なる主観に基づいた暴言であること

こんなところかな



318:名無しのオプ
04/09/30 14:59:52 +hErzfPO
>>317
「新本格いかんなあ」というのは(それに賛同するかどうかは別として)、単にひとつの
意見にすぎないだろ。それを「単なる好き嫌いの垂れ流し」だと決め付けているのが、
そもそもオマイの主観だっつの。

3の下品極まるというのも主観、4の暴言というのも主観だな。

319:名無しのオプ
04/09/30 17:00:56 ZZaVeZt3
>>318
ジャンルを一くくりにして全部クソだと決め付けるような偏向解説が批判されるのは当然だろ。
社会派マンセー豚か?

320:名無しのオプ
04/09/30 17:15:43 t9xtQATs
>>318
もちつけ

321:名無しのオプ
04/10/01 08:00:56 PjpNGnxr
>>318
はいはい、分かったからお前はトラベルミステリーでも読んでろや

322:303
04/10/01 13:04:50 KjDf0QeQ
>>319
またお前かw 新本格批判イコール社会派マンセー豚という短絡思考が、どうしようも
ない底の浅さを露呈しているな。ハードボイルドマンセーや怪奇探偵小説マンセーじゃ
なぜいけないんだ? そういうお前こそが新本格マンセー豚だっつの。

>>317
何度も言うが、「新本格いかんなあ」という雰囲気の解説を書くことが「単なる好き嫌い
の垂れ流し」で「下品極まる暴論」だというのは、所謂「新本格派」と呼ばれた人たちが
それなりの作品を書き、ミステリ界に確固たる地歩を築いた現在だからこそ、出てくる
言葉に過ぎないわけ。君の意見には、「この文章が書かれた当時はどうだったのか」
という歴史認識が、すっぽりと抜け落ちているんだよ。そこがおかしいといってる。

そもそも92年の段階では、新本格は「ジャンル」というほどのものになってない。10人
前後の作家によるささやかなムーブメントに過ぎなかったんだよ。その初期における
打率の低さは君も同意してくれたとおり。

つまり「一くくりにして全部クソだと決め付けた」からといって、必ずしも偏向している
とはいえない状況だった。俺、>>303で同じことをいってるんだけどねぇ。

323:名無しのオプ
04/10/01 23:01:45 L/4ymG+a
>>322
>つまり「一くくりにして全部クソだと決め付けた」からといって、必ずしも偏向している
>とはいえない状況だった。

おまえ本気でそういう態度が偏向してないと思ってんの?
思いっきり偏向してるだろ。
それが正しいかどうかは各自の価値観だとしてもだ。

324:名無しのオプ
04/10/02 00:12:29 XQcTdfww
>>323
へんこう ―かう 0 【偏向】
(名)スル
考え方などがかたよっていること。また、かたよった傾向。

大半がクソなら、一くくりにして全部クソだと決め付けても、偏向ではないなw

92年上半期までの段階で、新本格作家が何をかいてるか調べたうえで書いてるか?
どうせ調べてないだろ。綾辻・法月の二人が、読める作品を数冊ずつ出してるぐらい
だぞ。あと、有栖川は「双頭の悪魔」を出したばっかり。我孫子が「殺戮」を出すのは
その年の後半だ。

俺は全部がクソだというつもりはないが、少なくとも91年以前の新本格は、まとめて
クソといわれても仕方のないような駄作多さだったよ。

325:名無しのオプ
04/10/02 02:19:46 7Exx5H2+
>>324
>大半がクソなら、一くくりにして全部クソだと決め付けても、偏向ではないなw

ほほう、では世に出る創作作品の大半がクソだから創作なんぞ全部クソだと
決め付けても偏向じゃないんだな。
大半がクソじゃないジャンルがあったら教えてもらいたいもんだ。

326:名無しのオプ
04/10/02 02:32:12 XQcTdfww
>ほほう、では世に出る創作作品の大半がクソだから
世に出る創作作品の大半を読破・試聴していらっしゃるんですか?(w
凄いねー。俺は恐くて自分の興味のあるジャンルしか論評できないがね。

>大半がクソじゃないジャンルがあったら教えてもらいたいもんだ。
ジャンル全体がクソがどうかは、個人の興味によって変わってくるだろうから
こういう設問自体に意味がないと思うけど? アタマ悪い人?

327:名無しのオプ
04/10/02 02:56:49 XQcTdfww
あー、相変わらず「新本格」というのを一つのジャンルと捉えているのか。
何度も説明しているのに、人の話を聞かないガキは度しがたいなw

二階堂、京極、森が登場して、メフィスト賞が制定され、作家も作品も多様化した
現在なら、まあ、現代日本ミステリのいちジャンルといえるかもしれない。

でも92年の段階では、10人前後の作家による50冊前後の作品群に過ぎないの。

お前の定義では、こういうのも「ジャンル」というのか?

328:名無しのオプ
04/10/02 10:16:36 5LMxoe32
>>327
京極はデビュー作が出たときに読んだっきり
森はデビュー作を文庫古本で買って積ん読状態のオレだが
それでもここに二階堂の名前が出てくるのには
限りなく違和感を覚えてしまうw

329:名無しのオプ
04/10/02 10:19:08 RvSPp1AS
論点がずれるが、
斜め屋敷が(作中で)建てられた理由って、
綾辻の館シリーズのどれよりも「説得力に欠ける」もんだと思うのは、
俺の常識の方が歪んでるのか?
「違法建築じゃないからいい」的な姿勢だと批判されるべきは、
むしろ斜め屋敷の方ではないのか?

「斜め屋敷の犯罪」という作品にとっては刺身のツマみたいな部分だから、
そこにツッコミを入れるのは野暮だと分かってるけど。

330:邇斜邇(=272)
04/10/02 12:22:51 E2rPaQzL
ややこしいのでこの刷れではコテハン使います
とりあえず関口擁護・”初期”新本格批判してる人は同一人物だという前提で反論します。
違っていたら謝罪します。
(326は違う人かな?)

>>319
「ジャンルを一くくりにして全部クソだと決め付けるような偏向解説が批判されるのは当然」
↑これに前面同意です(社会派マンセー云々は言いがかりだと思うけど)

大体あなたの「当時の新本格はジャンルとは言わない」という論拠からして疑問です(>>327
>メフィスト賞が制定され
既にそれよりも本格らしい鮎川賞が制定されています
>10人前後の作家による
92年前半の時点で、20人を超えてますが……
芦辺・我孫子・綾辻・有栖川・石川・今邑・岩崎・歌野・太田・奥田・折原・
北村・黒崎・斉藤・沢木・白峰・高原・司・中西・法月・麻耶・山口・依井・若竹
(参考→URLリンク(www.st.rim.or.jp)

それでもジャンルではないと言うのならムーヴメントと言い換えても何でもいい。
とにかく駄作が多いからと言って全体を否定するのはおかしい 

331:邇斜邇(=272)
04/10/02 12:24:09 E2rPaQzL
(続き)
<92年上半期までの段階で、新本格作家が何をかいてるか調べたうえで書いてるか?
どうせ調べてないだろ。綾辻・法月の二人が、読める作品を数冊ずつ出してるぐらい
だぞ。あと、有栖川は「双頭の悪魔」を出したばっかり。我孫子が「殺戮」を出すのは
その年の後半だ。
自分に都合の良いデータしか見ない人ですね。あなたが>>310で挙げた「死体を買う男」もあったでしょう?
十年間のベストに入った「生ける屍」や推理作家協会賞をとった「夜の蝉」も出ていますよ。
(ついでに言うと俺は翼ある闇や密閉教室は傑作だと思ってるよ)

けど勿論、今の状況に比べて新本格が相当貧弱だったことは否定しませんよ。
何度も言うように俺は関口の”批判態度”を非難してるだけだから。
新本格を批判するのは当然自由だし、当時批判される要素が多かった。
だからと言って見当外れの批判が許される訳ではない。
<「単なる好き嫌いの垂れ流し」だと決め付けているのが、そもそもオマイの主観
逆に関口の仕事の中でそうじゃないものがあったら教えてほしいもんだ。
本格どころか、ハードボイルドの書評だって好き嫌いの印象評しか出来てないじゃんw

<歴史認識が、すっぽりと抜け落ちているんだよ
そもそもあなたはリアルタイムで読んできたからといって当時の雰囲気を論拠にして喋るが、それもそのときの「印象」にすぎないんじゃねーの?
現に関口解説の時期を間違ってるし(>>313)当時の新本格作家の人数も間違っている
そもそもあなたや多くの人が新本格初期の作品に不満を持っていたからといって、それが当時の雰囲気の全てではないでしょう。
あれだけ次々と新人がデビュー出来たのは好意を持って迎えた人も決して少なくなかったからじゃないの?(>>312

332:邇斜邇(=272)
04/10/02 12:39:41 E2rPaQzL
あ、>>326も同一人物か。
>>326
<世に出る創作作品の大半を読破・試聴していらっしゃるんですか?(w
>>325は多くがダメだからと言って、全てをダメだと決め付けるのはおかしい、という意味で言ってるのにその返答は頭悪すぎですよ。

<ジャンル全体がクソがどうかは、個人の興味によって変わってくるだろうから
???????
それならあなたの初期新本格がクソだという意見だって単なる「個人的意見じゃん」

>>326の発言は頭悪すぎるんで別の人かと思ったんだけど、ID見ると同一人物だったのね

333:名無しのオプ
04/10/02 17:14:39 XQcTdfww
>>320
>既にそれよりも本格らしい鮎川賞が制定されています
鮎川賞から新本格作家なんか出てきてたっけ?

小林文庫のリストは俺も参照したけど、あそこにはこういう注意書きがあったでしょ。
>出来る限り多数の作家のリストを作成したいとの観点から、現在では必ずしも
>「新本格」とは考えられていない作家たちも、含めています。ご了承下さい。

あのリストの該当作家を全部カウントして反論するのは無理があるって。
例えば北村薫を新本格作家と捉えていた人はデビュー当時からほとんどいない
と思うぞ。

>あなたが>>310で挙げた「死体を買う男」もあったでしょう?
>>310は君じゃないのか? まあ、「死体を買う男」は確かに面白かったけど。

>だからと言って見当外れの批判が許される訳ではない。
それは当たり前。だから違法建築云々というエッセイの引き合いの出し方はどう見ても
誤読(=見当外れ)で、その点は批判されてもしょうがないといってるじゃん。(>>296

君の発言は綾辻エッセイの誤読と新本格憎しという関口解説のスタンスを結びつけて
しまって(>>302)、一緒くたに批判しているからおかしなことになってるんだよ。

334:名無しのオプ
04/10/02 17:20:26 XQcTdfww
>新本格を批判するのは当然自由だし、当時批判される要素が多かった。
のだから、新本格憎しと思っている人が自分の責任において新本格いかんなあと
発言すること自体は、別に「見当外れの批判」ではないでしょといってるの。

君の発言を読むと、プロの書評家なら新本格を批判するような偏った発言をする
べきではない、といってるようにしか見えない。
 ↓
>なんで、「単なる好き嫌いを垂れ流した」らダメだって意見が「新本格を批判する
>こと自体が不当と言ってるように見える」のか分からないね。(>>317

>そもそもあなたはリアルタイムで読んできたからといって当時の雰囲気を
>論拠にして喋るが、それもそのときの「印象」にすぎないんじゃねーの?
そこまで言われてしまうのでは、何をいっても水掛け論にしかならないな。

>あれだけ次々と新人がデビュー出来たのは好意を持って迎えた人も決して
>少なくなかったからじゃないの?(>>312
好意的だった人がいたのは紛れもない事実。ただ、それと同じくらい批判的な
人もいたんだよ。印象論に過ぎないと言われればそれまでだけど。

335:303
04/10/02 20:40:17 XQcTdfww
メシ食ってきた。もうちっとフォローしとく。

>>330
>関口擁護・”初期”新本格批判してる人は同一人物だという前提で反論します。
ああ、俺も捨てハンつけた方がいいか。関口擁護と取られるのは心外だがw
批判すべき点は批判する。で、そのうえで君の関口批判には「見当違い」の
部分が含まれていると指摘しているだけなんで。

>>328
多様化の例としてあげたんだから、いいものばかりとは限らんよw

>>331
>逆に関口の仕事の中でそうじゃないものがあったら教えてほしいもんだ。
>本格どころか、ハードボイルドの書評だって好き嫌いの印象評しか出来てないじゃんw
うーん、これは「一人の人の仕事をまとめてすべてクソと決め付けている」こと
にはならんの? こういう発言をすること自体、新本格を批判した関口憎しが
先にあって、バランスを崩した見方しか出来ていない証拠ではないかと。
>>303でも同じこといったけど。

>>332
>>>325は多くがダメだからと言って、全てをダメだと決め付けるのはおかしい、という
>意味で言ってるのにその返答は頭悪すぎですよ。
だから、「多くがダメだ」と判断するためには、大半に目を通している必要があるけど、
対象がすべての創作作品なら、そんな人はいっこないだろというイヤミなんだがw

まあ、>>325自体が揚げ足とりなんだから、そのやり取りを云々しても不毛だよ。

336:名無しのオプ
04/10/02 23:34:47 R965bE0R
>>335
>こういう発言をすること自体、新本格を批判した関口憎しが
>先にあって、バランスを崩した見方しか出来ていない証拠ではないかと。

新本格憎しが先にあってバランスを崩した見方しか出来ていないのはおまえと関口だろ。
関口擁護と取られるのが心外って、それじゃ何で必死に粘着してんの?
おまえのやってることは関口擁護以外の何物でもないだろ。アフォ?

337:名無しのオプ
04/10/03 00:11:21 Th2BsRQH
とりあえず中島河太郎の解説で、あらすじ使って文字数稼ぎしてないの見たことない、
ってのがファイナルアンサーでいい?
故人なんであんまり強く言う気はないけど。

338:名無しのオプ
04/10/03 08:27:50 63wUr2Ip
解説パターン
1.ネタバレ有り
2.あらすじだけ淡々と
3.著者作品年表
4.自説ひけらかし
5.著者-解説者交遊録
6.舞台背景の説明付き
思いついたものを列挙してみた。個人的には下ほど読んでて楽しい。

339:303
04/10/03 09:05:34 0+RobyKz
>>336
>新本格憎しが先にあってバランスを崩した見方しか出来ていないのはおまえと関口だろ。
一部を擁護したら、すべての見方が同じなのか。あきれた短絡思考だなw

関口解説がバランスの取れた名解説だなんて誰も言ってないだろ。あれが新本格憎し
というスタンスで書かれているのは誰が見ても分る。それに対して「評論家なのに偏向
している」「けしからん」という批判があったから、それはちがうだろと言ってる。新本格
憎しと思ってる人が新本格憎しというスタンスで発言するのは当然だ。>>283>>296

だいたい俺の新本格に対する見方に対しては
>初期の新本格は叩かれても仕方なかったと俺は思う。(>>303

関口批判をしている人も賛同してくれてるし。
>確かに新本格作家のデビュー作の出来が酷いのは周知の事だけど、(>>307
>新本格叩きが許せないとは言ってませんよ。(>>310
>けど勿論、今の状況に比べて新本格が相当貧弱だったことは否定しませんよ
>新本格を批判するのは当然自由だし、当時批判される要素が多かった。(>>331

あと、この人も俺と同じ意見だね。
>俺個人はむしろ、各々が「絵に描いたような新本格作家」から、それぞれ独自の
>方向性を持ったことで作品のグレードは上がったと思っているが、(311)

340:名無しのオプ
04/10/03 13:21:45 CWdwLor9
やっぱり最強は郷原宏だな。

解説の詩人・郷原宏
URLリンク(homepage3.nifty.com)

341:名無しのオプ
04/10/03 16:46:20 t6n+N03R
>>339
>新本格憎しと思ってる人が新本格憎しというスタンスで発言するのは当然だ。

俺は当然だとは思わんが。
ま、それを当然だと思うか偏向だと思うかは個々の主観だから、これ以上続けても
平行線をたどるだけだな。

342:名無しのオプ
04/10/03 17:58:58 XpW8qNJU
>>340
三毛猫ホームズ大好きな評論家w

343:名無しのオプ
04/10/03 18:51:16 atSJNqRS
>340,342

ついでに赤川作品を全部読んでいる評論家(らしい)。

344:名無しのオプ
04/10/03 18:55:35 XpW8qNJU
法月のセイヤーズ解説

ひとりよがり

無意味なU2歌詞の引用

345:名無しのオプ
04/10/04 00:35:47 N/XuRJhR
>>343
一作残らず全てだったら、素直にすごいかも。


346:303
04/10/04 01:09:23 U3saea3E
>>341
>俺は当然だとは思わんが。
「新本格憎しと思っている人でも新本格憎しというスタンスで発言するべきではない」
という考えなのか、「新本格憎しと思うべきではない」という考えなのか、どっちだ?

まあ、俺はどっちの考えもおかしいと思うから、確かに君と話すことはなさそうだな。

ただ
>新本格憎しと思ってる人が新本格憎しというスタンスで発言するのは当然だ。
に対して
>ま、それを当然だと思うか偏向だと思うかは個々の主観だから、
とレスしているのは意味不明だな。

「新本格憎しと思ってる人が新本格憎しというスタンスで発言する」ことが偏向って
なんじゃそりゃ? 「新本格憎しと思うこと」が偏向だ、というなら、まだ話は分るが。

347:名無しのオプ
04/10/04 01:44:04 /Utbc12F
>>343
西村京太郎もw

348:名無しのオプ
04/10/04 12:20:02 3j1Yep9j
>>345
高3のときに100ちょいなら読んだけど、さすがに全部はきついね。
1冊30分前後で読めるから、受験の息抜きに一冊一冊読んでたよ。
古本屋で安く手に入るし、良質のマンネリズムがよい。

349:名無しのオプ
04/10/04 21:04:29 RUQGgWYq
私は解説のある分だけ文庫はお得だと思ってるんだけど、
その作品が作者の他の作品群の中でどんな位置なのか
書いておいて欲しい。
他に似たようなのを書いているのか、それは特殊な作品だったのか。
次に読むときに参考にできる解説がいいな。

350:名無しのオプ
04/10/04 21:23:57 /Utbc12F
>>349
背表紙がその役目を果たしていることが多い。

351:名無しのオプ
04/10/04 21:27:31 ZjOMjyxJ
>>350
裏表紙のこと?

352:名無しのオプ
04/10/04 22:26:07 /Utbc12F
>>351
ああ、そうだ。

353:名無しのオプ
04/10/04 23:20:36 V2ew2VJh
>>351
そのぐらいわかれ

354:名無しのオプ
04/10/05 23:38:52 cMd/5iDR
分かってるから間違いを訂正してやってるんだろ。

355:名無しのオプ
04/10/05 23:59:41 6+Vqrttz
ありがとう

356:名無しのオプ
04/10/06 00:58:47 KxxvC9Vw
解説を誰に頼むかっていうのは編集者が決めてるの?

357:邇斜邇
04/10/06 02:40:43 znCov9GT
>>333-335
とりあえず細かいとこから

<あのリストの該当作家を全部カウントして反論するのは無理があるって。
それは分かってます。服部まゆみとはやみねかおるは>>330では挙げませんでした

<鮎川賞から新本格作家なんか出てきてたっけ?
第一回受賞者の芦辺拓は紛れもなく新本格だと思いますが、どうですか?
(ついでに第ゼロ回とも言える今邑も。)
第二回の石川作品は未読ですが、これは確かに無理があるのかも。
<北村薫を新本格作家と捉えていた人はデビュー当時からほとんどいないと思うぞ
うーん、そうなのかな?講談社ノベルスでは書いてなかったし、孤島だの館だのと言うようないかにもなのも書いてないけど、山口や有栖川と同レーベルでデビューして、本格原理主義者を自認している北村は新本格だと思ってたんだけど、俺が少数派なのかな?
しかしいずれにせよ、「十人前後」(>>327)とするには無理がないですか?

>>310は君じゃないのか?
失礼しました、>>307の間違いでした。 

<ああ、俺も捨てハンつけた方がいいか。
出来ればお願いします

<関口擁護と取られるのは心外だがw
これまた失礼しました。擁護のための擁護じゃないのは分かってましたが他に言葉が浮かばなかったので

とりあえずこれまでの議論を整理しておきます
↓下の3つは俺もあなたも共通しています(②はその程度の認識に、かなり差がありますが)
①「斜め屋敷」解説における関口の綾辻批判は誤読であること
②当時の新本格は今に比べて貧弱であったこと
③誰が新本格を批判しようと自由であること

この三点をふまえた上で、「斜め屋敷」解説における新本格叩き全体が不当であったか否かが議論の争点です
ここまではいいですか?

358:邇斜邇(続き)
04/10/06 02:41:36 znCov9GT
さて>>334
「単なる好き嫌いを垂れ流したらダメ」だというのは③とは矛盾しません。
プロの評論家なら(褒めるにせよ貶すにせよ)ある程度は客観的な根拠を示すべきだと言っているだけで、その上で新本格を批判するのは当然自由です。

関口の解説が不当だと言われるのは単に誤読したからだけではありません。
まず批判対象の名を伏せた事で、限られた読者にしか反論できないようになっています。
それに仮に本当に綾辻が「違法でないからいいんだ」と言い訳していた(=誤読ではなかった)としても、それは綾辻の人格の問題であって作品の瑕ではありません(作品と人格は別だからね)。
結局、根拠を示さずに「新本格作家はリアリティの無い作品を書く上に、しょうもない言い訳をする連中だ」というイメージだけを垂れ流したことにしかならないのです。

また関口は、この新本格批判を解説文の後ろの方で「これだけは言わせてもらいたい」とわざわざ印象に残る場所にかきながら、「理由は色々あるが長くなるので書かない」という誠意の無いことを言っています(それなら別の場所で書けばいい)。
さらに解説自体が「個人的ファンレター」という言い訳がましいタイトルです。

以上のようなことを総合して、「関口の『斜め屋敷』解説はやり口が卑劣だ」と結論付けました。
そして確証はありませんが確信犯だと思っています(わざとじゃないとしたらあまりにバカ過ぎるので)

そして関口の「根拠を示さない誠意の無さ」の傍証として本業(?)のハードボイルドの解説ですら好き嫌いの印象評しか出来てない事を挙げました(>>331
これは「一人の人の仕事をまとめてすべてクソと決め付けている」ことに当然なりますよ(>>335)。俺は「個人的にそう思っているから」そう言うのは自由でしょう。
関口のまともな仕事を一つでも読めばこの考えは覆ります。それでも「斜め屋敷」の解説がクソだという考えは覆りませんが。


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