02/07/25 22:07
ありゃ、「とむらい機関車」のアレ駄目か。
俺は割と腑に落ちたけどなあ。
162:名無しのオプ
02/07/26 01:01
>>161
やたら学問っぽい方面につなげようとしてるところに無理を感じる。
もしかしたら「銀座幽霊」のオーソドックスな方向との色分けを要求されて
しかたなくだったのかもしれないけど。
163:名無しのオプ
02/08/03 12:07
有栖川の解説集期待あげ
164:名無しのオプ
02/08/03 12:08
あげ忘れ(´・ω・`)
165:名無しのオプ
02/08/15 20:24
沈黙の教室の西上心太の解説
提灯持ち解説の見本。
しかも「ちゃんと折原作品読んでるのか?」という箇所もあったし
166:名無しのオプ
02/08/16 01:48
実力派の作者に寄せられた解説と
実力者であるところの作者に寄せられた解説
167:名無しのオプ
02/08/22 01:44
亜智一郎の恐慌
巻末解説 by 新保博久
なんか私物化してねーか?
168:名無しのオプ
02/09/05 22:07
『犯罪カレンダー<1月~6月>』の法月解説。やはり彼にとってクイーンは
特別なのな。
169:名無しのオプ
02/09/06 00:31
「銀河鉄道の悲しみ」の島田荘司
あの好戦的な熱気あふれる解説好きです。
170:名無しのオプ
02/09/09 17:12
今さらながらミネット・ウォルターズにハマっている
のですが、「女彫刻家」の解説、ヒドイ!
作中人物の描写のブレをいっこいっこネチっこく
取り上げては気に入らない気に入らないと言うばかり。
なら解説の仕事、受けなきゃイイのに!
第一作目「氷の家」の解説によると作者自身、執筆中は
誰が犯人なのかまるでわからなく、書きながら考えるそうで
そーいう作中人物の輪郭がボヤボヤしてる不安な感じが
この作者の魅力でもあると思うんですが如何。
171:名無しのオプ
02/09/09 18:52
>>170
誰が書いたの?
172:名無しのオプ
02/09/09 21:43
>>171
解説を書いたのは野崎六助とかいうバカだ。
なお、このバカサイトも見て見れ
URLリンク(www002.upp.so-net.ne.jp)
173:名無しのオプ
02/09/09 22:40
↑けっこうそのサイト面白かったよ。
ミステリ作家志望者には為になると思う。
174:170
02/09/10 11:50
>>172
その人です。ありがとうございます。
「この評論家がウザイ」スレでも評判悪く、溜飲sage中。
175:名無しのオプ
02/09/15 21:24
若竹たんの「ヴィラ・マグノリアの殺人」が文庫化された。
香山二三郎の読み方を初めて知った。
今まで「じさぶろう」だと思っていた。
176:名無しのオプ
02/09/26 02:13
双葉文庫の日本推理作家協会賞全集
佐野洋『華麗なる醜聞』解説(by郷原宏氏)
作者に限定した話だけじゃなく
なぜこの作品が受賞したのか、
この年には他にどんな候補作があって
それらよりどういう点で優れていたのかとか
そのへんを書いてくれないことには
この作品の場合ちょっと納得がいかない
要は全然つまんないじゃんってことだけど
177:名無しのオプ
02/09/26 02:23
>>176
それは「解説が悪い」んじゃ無いだろう。
178:名無しのオプ
02/09/27 23:50
素人さんで、すげー面白い解説をネット上に書く人がいる。
たぶん、あまりに自分の好みすぎる解説なんで、
言及されてる本を再読する時、それが頭にこびりついて離れない。
いいことなのか、悪いことなのか…(w
独自の感想を持てなくなりそうで、ちょっと怖い感じもする。
179:名無しのオプ
02/09/28 01:16
>>178
それって、誰?
180:名無しのオプ
02/09/28 23:46
さらっと読んだだけなんで、俺の勘違いかも知れないけど、
創元の『黄色い部屋』の解説の人が、
「黒衣婦人の香りの意味がわからん」みたいなこと言ってるけど、
あれって(メール欄)って事じゃないの?
181:名無しのオプ
02/10/20 21:46
「どんどん橋、落ちた」文庫版
なんなんだろ、事務所がいっしょなの?
182:名無しのオプ
02/10/22 01:44
歌野晶午「長い家~」の島荘の歌野との出会いの話
183:名無しのオプ
02/11/05 15:57
笠井潔の解説は苦手
解説から読む読者を微塵も考慮に入れてないことが多いし(ネタバレ当たり前)
184:名無しのオプ
02/11/05 20:36
加納朋子「掌の中の小鳥」の解説の佳多山。
時間がない中学生の読書感想文かと思うくらい、あらすじだらけ。
185:名無しのオプ
02/11/06 01:12
加納朋子「沙羅は和子の名を呼ぶ」文庫版の本島なんとか。
こういう解説だったら、ないほうがいい。
186:名無しのオプ
02/11/06 10:59
亜愛一郎シリーズは80年代に出た角川文庫版を持っています。
解説は3巻とも権田萬治。昔読んだ時にはやや違和感があったけど、最近
読み返したら、幻影城と名編集長島崎博への愛惜の念に満ちて、しみじみと
良い解説だなと思いました。
泡坂妻夫デヴュー当時の衝撃とか、失踪中だった島崎氏の消息が「転倒」
解説で明らかになったりとか、当時のミステリ界の動向もリアルに伝わっ
てきます。
187:名無しのオプ
02/11/06 11:21
ネタスレじゃなかったのか・・・
よい解説「作品を読む前に読んでも非常に楽しめる上に手に取ったもの
の購買意欲まで駆り立てる」
普通の解説「ねたばれがあるので読了前には読めないが、作者への敬意
がうかがえる」
悪い解説「実は読んでない上に作品そのものより長い」
みたいな・・・・んーねたとしては30点いかないけどね、これ
188:名無しさん
03/01/04 03:32
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ | 君さぁ こんなスレッド立てるから |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ |
( ΛΛ つ >――――――――――‐<
( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて |
/つつ | いないんだからさっさと回線切って首吊れ |
\____________________/
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
189:名無しのオプ
03/01/04 05:22
ガラスの麒麟の解説 BYマサヤン
イイ!
190:山崎渉
03/01/23 18:32
(^^)
191:名無しのオプ
03/02/15 12:08
貫井『プリズム』文庫版解説 by 小池啓介
最近の創元の日本の作家の作品の解説にしては
珍しくキャピキャピしたところがなくてよい。
192:名無しのオプ
03/02/17 18:11
東野圭吾「放課後」、黒川博行解説。
先に>>70を読んでおけば。。。
「むかし僕が死んだ家」でも伏線羅列してるし…駄目だこいつ。
黒川作品は嫌いではないが。
193:名無しのオプ
03/03/06 21:25
保守
194:名無しのオプ
03/03/23 16:47
保守
195:名無しのオプ
03/03/27 04:21
西澤と光原の解説は基本的にイタイ
前者はやたら衒学的で後者は厨房臭い
196:名無しのオプ
03/03/27 08:15
>>195
激しく同意。これに森を加えたら最悪トリオだな。
197:名無しのオプ
03/03/27 08:54
解説を書かせるとその人の人格が出るな。
俺も気をつけねば。
198:名無しのオプ
03/03/27 18:42
有栖川と山口のミスオタコンビの解説はどれもいい
199:名無しのオプ
03/03/27 18:57
法月の解説は痛すぎる。
特に倉知の「過ぎ行く風はみどり色」の解説。
200:名無しのオプ
03/03/29 01:18
金やんの解説。試合がつまらなくてもあの声を聴くと元気が出る。
201:名無しのオプ
03/03/29 01:21
悪い解説。小林恭二『カブキの日』の蜷川幸雄。
タイトルに事寄せて自分の経験談を語るだけ。
202:名無しのオプ
03/03/31 17:53
>>197がスルーされてるのが笑えるが、
ネタでなかったとしてもあんたが書く解説は
きっとロクなもんじゃないと思うよ。
203:中島河太郎
03/04/01 02:27
>>202
なんだとぉ?
204:名無しのオプ
03/04/02 21:22
なんで瀬戸川猛資の名前が挙がってないの?
この人のファンってけっこう多いと思うんですけど…
マイクル・Z・リューイン『消えた女』(HM文庫)には「この解説のためだけに
この本を買っても惜しくない!」って思わせるほど、素晴らしい文章を書いてますよ。
コリン・デクスターの『ニコラス・クインの静かな世界』(同文庫)に寄せた、
”パズル論理学”と題された解説もなかなか良い感じ。
どちらも、その作品・作者に対する理解と愛情にあふれているし、ミステリという
ジャンル全体を見通す広い視野に支えられていて、なるほど良い解説とはこういう
ことか、と感心させられます。
それに、自分の意見をハッキリ打ち出す姿勢が、またいい。
”パズル論理学”で、「事件が起こり、容疑者が描かれ、謎が解かれて意外な人物が
犯人であると明かされる。そのような小説をパズル小説と呼ぶならそれでも良いが、
ほとんどのミステリをそう呼ばなければならなくなる。『大いなる眠り』も『薔薇の名前』も、
すべて典型的なパズル小説である。そうではないと考える人達は、何か重大な勘違いをして
いるのだ」と言いきっているところなんて、読んでてとても気持ちがいいです。
逆に、スチュアート・ウッズ『警察署長』(ハヤカワ文庫NV)の解説は、わざわざ
”できれば作品を読む前に読んでほしい解説”、”~読み終わった後に読んでほしい解説”と
分割したりして意気込みは感じられるんですけど、中身はイマイチ消化不足な感じ。
205:名無しのオプ
03/04/03 08:35
>204
前スレ(この評論家がウザい)読め、っても今読めないのか。あっちでは
誉められてたのよ。
206:関口苑生
03/04/03 08:50
>>203ウゼエよ偽物
207:Alice
03/04/03 09:11
文庫版の十角館での鮎川さん。
言いたい事は分かるけどあまり批判するなとは虫の良い話じゃないかな。
208:名無しのオプ
03/04/03 10:22
笠井まんせ~
209:名無しのオプ
03/04/03 18:14
>>206ウゼエよ本物
210:204
03/04/03 20:44
>205
なるほど! Σ( ̄□ ̄;)
サンクスです。初心者ゆえの失態お見逃し下され…。
誉められてたですか、良かったです。
瀬戸川猛資関係では創元ライブラリの『夜明けの睡魔』『夢想の研究』に
寄せられた法月綸太郎、丸谷才一の解説も良かったですね。特に後者は
涙なくして読めないほど感動的でした。
211:名無しのオプ
03/04/03 21:52
>>207
当時の新本格批判はそれだけ人間とは思えない
常軌を逸した情け容赦ないもんだったんだよ。
212:名無しのオプ
03/04/04 08:45
この手の話題になると、いつも>>211みたいな被虐史観厨が涌いてくる
差別された人や占領された半島の人みたいだと思うよ
213:名無しのオプ
03/04/04 15:46
確かに森博嗣の解説はイタイが、推薦文は良いと思う。
214:名無しのオプ
03/04/04 18:03
>>211
当時の新本格作家が書いていたものは、
それだけ人間とは思えない常軌を逸した
情けないもんだったんだよ。
215:名無しのオプ
03/04/04 22:04
>>213
『裁くのは誰か?』のオビの推薦文、良かったですよね。
読みたくなるし、内容に即してて。
216:名無しのオプ
03/04/04 23:27
笠井潔の功罪を語ってくれ。
217:名無しのオプ
03/04/05 01:30
功: 高橋克彦『パンドラ・ケース』の解説
罪: 山田正紀『神曲法廷』の解説
218:山崎渉
03/04/17 15:44
(^^)
219:名無しのオプ
03/04/17 15:54
【クレジットカードのショッピング枠を現金化!】
クレジットカードで買い物をすると、商品代金の80~90%のキャッシュバック!!
10万円の買い物をすれば8~9万円の現金がお手元に!!
■■朝日カード■■
URLリンク(www2.pekori.to)
220:山崎渉
03/04/20 02:53
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
221:山崎渉
03/04/20 07:04
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
222:名無しのオプ
03/05/08 21:12
age
223:山崎渉
03/05/22 04:45
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
224:山崎渉
03/05/28 12:33
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎―◎ 山崎渉
225:山崎 渉
03/07/15 10:57
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
226:山崎 渉
03/07/15 13:23
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
227:名無しのオプ
03/07/28 00:22
ネタバレ解説やめろ
228:名無しのオプ
03/07/29 19:25
>>214
今もだけどなw
229:名無しのオプ
03/07/30 01:23
宮部みゆき
230:名無しのオプ
03/07/30 01:27
宮部みゆき『我らが隣人の犯罪』の文庫解説で北村薫が「私は某作品の解説でその作品を否定してしまった前科がある」と書いてましたが誰の本だかわかりますか?
231:名無しのオプ
03/07/30 01:41
いたいけな少女のいけない画像、動画がいっぱい!
無料のムービーを見るだけでも見てみれば?
今日は新作がアップされてるから必見です。
URLリンク(www.rolix.net)
232:名無しのオプ
03/07/30 01:47
何年か前に「Xの悲劇」を読んだとき
解説を読んだら「Zの悲劇」のネタバレが
してあって(多分警告も無かったと思う)当然まだ
未読だったので大変萎えました……
ふざけんな!お前はこの話の解説だけしとれば
ええんじゃ!!という気分にナターヨ
233:名無しのオプ
03/07/30 01:55
探偵小説研究会の小難しい解説を見るにつけ、やはり瀬戸川氏は偉大だったと感じる。
本当に惜しい人を亡くしたよ。
234:名無しのオプ
03/07/30 17:53
先日「香山滋全集」買ったけど、解題最悪。
あらすじ全部書くな・・・・俺解題から先に読むタイプなんだよ・・・
235:名無しのオプ
03/07/30 20:37
スレの趣旨とはちょっと違うかもしれないけど、乾くるみ「塔の断章」文庫版の自作解説には萎えた。
自分の仕掛けた伏線に気付く読者がいなかったから仕方なく「自分で言及した」、「蛇足と思う人がいてもいい」だって。
236:名無しのオプ
03/07/30 23:28
>>235
ガーンそんな奴がいるのか..
237:名無しのオプ
03/07/31 00:37
>>235
それ立ち読んだだけだけどノベルス版でわからんかったとこが理解出来たんでよかった
あんまり納得はできなかったけど
238:山崎 渉
03/08/02 01:55
(^^)
239:名無しのオプ
03/08/03 22:22
>>230私も興味あるのでage
240:山崎 渉
03/08/15 15:41
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
241:名無しのオプ
03/08/21 22:36
R.L.フィッシュ「懐かしい殺人」の青木雨彦。
ストーリーや訳はさほど古さを感じさせないのに
解説文がどーーーにも古臭い。
ブックオフの清水国明の店内放送を活字で読まされてる感じ。
242:名無しのオプ
03/08/28 14:35
西澤保彦。理解できない自分が馬鹿なのかと思うから。
いや、作品の方は好きなんだけど。
243:名無しのオプ
03/08/31 21:46
宮部みゆきが解説を書いた
赤川次郎の作品があるのですが、知っている人います?
タイトルが思い出せなくて。
244:名無しのオプ
03/08/31 23:07
ググれ。
245:名無しのオプ
03/09/01 00:51
「アクロイド殺し」の解説を先に読んで犯人わかっちゃった人って結構多いのでは?
246:名無しのオプ
03/09/18 22:43
木村仁良の解説にはどうしてもいつも題名がついてるんだウゼェェ
247:名無しのオプ
03/10/15 22:52
>246
題名ついてる解説なんていっぱいあるじゃん
248:名無しのオプ
03/10/15 23:04
現在の角川の横溝本って解説ないんだね。
あれじゃ若い人かわいそう。
249:名無しのオプ
03/10/15 23:09
「野獣死すべし」の植草甚一の解説で
前半の日記体について「作者はきっと『Yの悲劇』を読んでいるに違いない」って言ってるの読んで
こいつバカか?と思ってしまった。
250:名無しのオプ
03/10/15 23:31
>>230
たぶん『人生の阿呆』の解説のことでは?
251:名無しのオプ
03/10/16 01:27
>>250
おっ、それならちょっと見直したな>北村
252:名無しのオプ
04/02/01 02:06
文庫の目次を見て解説者が野間美由紀だと読む気が失せて棚に戻してしまう。
作品自体の作者には申し訳ないのだが。。
253:名無しのオプ
04/03/06 17:39
ライノベだけど、田中芳樹がお涼の新作で、海外ミステリのネタバレしてる。
ノベルスの文末(怒!)に、「本文中でネタバレしてるけど、優れたミステリは
結末が分かっていてもおもしろいのであえてネタバレした」などと言っている。
創元社の亜シリーズといい、コイツは何を考えているんだ。
有栖川有栖のスレでも孤島パズル文庫での光原百合の解説での被害者が
新たに恨み節を語ってる。なんとかせぇよ、創元社。喚起あげ。
254:名無しのオプ
04/03/06 19:33
飛んでもない話ですネ。それにしても「怒」にはワロタ。
こんなときには音楽を聴いて気分を静めるのがいいのですが
最近オススメなのはボサノバ。あと楽器でいうとウクレレ。
255:名無しのオプ
04/03/07 14:53
「遠い約束」の西澤保彦による解説。
すいません、DQNな学生探偵がおばはんをこき下ろすシーンについて「これには深い意味が込められてるんだよー」
てなこと書いてるんですけど、どんな意味なのか何度読み返してもサッパりです。
256:名無しのオプ
04/05/02 23:26
デイヴィッド・ローゼンフェルト『弁護士は奇策で勝負する』
杉江松恋による解説はなかなか力がこもっていて(・∀・)イイ
257:名無しのオプ
04/05/08 17:11
新潮文庫の方の連城三紀彦『暗色コメディ』の解説。 田中芳樹が妙なミスリードを狙っていたのが分かって 読後萎えた。自分の深読みしすぎなんかな。
258:名無しのオプ
04/05/12 23:43
>>257
いや
芳樹は以前ネタバレ発言をしたことがあるからさもありなん
259:名無しのオプ
04/06/12 00:25 yWyItqcN
豊崎由美の解説は不快
260:名無しのオプ
04/06/12 03:19 QqW92KTk
連城三紀彦 「明日という過去に」 幻冬舎文庫
中村彰彦
なにもそこまで言わなくても・・・正直傷付きました
261:名無しのオプ
04/06/12 10:31 swZA1gwg
『疑惑の霧』の西澤保彦解説が最低。
文庫解説の意味を完全に勘違いしてる。
この人、解説や書評の才能ないから頼まないで欲しい。
262:名無しのオプ
04/06/12 16:08 0HKBuHGo
泡坂妻夫『喜劇悲奇劇』(角川文庫)の新保博久による解説。
本編の回文趣味に合わせて回文づくしで最高。
ハルキ文庫版は山前譲の平凡な解説。
263:名無しのオプ
04/08/20 23:34 +l7i8BtH
がいしゅつだけど、岡嶋二人「クラインの壷」の新井素子、
ほんっと最悪の一言に尽きる。キモヲタのノリで解説書くなと。
あそこのページだけ破ろうかと思った。
264:名無しのオプ
04/08/20 23:54 YJBjfGhp
東野圭吾「同級生」の解説ほどひどいのは見たことない・・・
解説だと気付かなかったくらい。
265:名無しは無慈悲な夜の女王
04/08/21 12:23 u2Ce3Py1
誰かも、分からないけど、だいぶん前だけど
鈴木光司の『ループ』の解説はものすごくヒドかった。
これは、物凄く素晴らしい小説で、
堕落してしまった、吉本隆明や村上龍に読ませたい。
龍は、同じ小説家として恥ずかしくなるだろう。
とかいう事書いてあった。
村上龍がどう関係あるのかもわからんし。
266:1/2
04/09/12 12:35:01 NbHbTZuQ
>>80超遅レスだが。
それってまず、綾辻の「『館』シリーズの違法建築性」というエッセイが元にあるんですよね。
(92年3月「IN☆POCKET」掲載。エッセイ集「アヤツジ・ユキト1987-1995」に収録)
内容抜粋すると
「当面僕のメインワークとなっているこのシリーズ、一部では『違法建築物』なる悪名で呼ばれているらしい。
(中略)あまり細かい“現実”にはこだわっていないのだけれども、そのように聞くと気になってしまうのが人情で、
果たしてどの程度『違法』なのかを調べてみたことがある。
(中略)今のところ『これぞ違法建築だ』と胸を張れる建物は五作目の『時計館』だけのようで、
そうと分かってみると、内心ちょっと残念な気がしないでもない。」
で、文庫版「斜め屋敷の犯罪」(92年7月15日発行)の解説で、関口が
「(前略)いくら変形異形の建物ミステリーを書いても、作品の内容と自らの姿勢を別にして、
これは違法ではないからいいのだ、というような屁理屈をこねる作家だけは我慢がならない。
どんな違法の建築物を描いてもいい。それは紙上のリアリティがあれば許されるのだ。
問題はミステリーに対する姿勢だということを考えてほしいし、そのことを師匠格である島田荘司は教えてあげてほしい」
267:2/2
04/09/12 12:35:50 NbHbTZuQ
(長すぎたので分割。266の続き)
これ、綾辻名指しではないが、多分、恐らく、十中八九、上の綾辻の文を受けてのものだと思うんやけど、
僕が読んだ限りでは、やっぱりこれは、関口の読み違えでないかな。
関口は、「綾辻は、『違法建築物』と言われて“痛いところ”を突かれたと思って、必死に言い訳している」
という風にしか、感じなかったんだろうな。でもそれは、関口自身の願望でしかないと思うな。
綾辻の元の文章から、言い訳・弁明をしているなんて感じないし、
そもそも「違法ではないからいいのだ」という文自体、どこにも無いしな。
しかもそれを、他人の文庫解説に書くのは、どうかいな?
ちなみに、97年3月に原書房から出た「ニューウェイブ・ミステリ読本」という
新本格以降の作家へのインタビュー集にて、綾辻が
インタビュアー「評論や書評を読んでいて、鋭いなとかくやしいと思ったことはありますか?」
綾辻「(前略)それから、こんちくしょうと思ったのは・・・・・・そうそう、
『斜め屋敷の犯罪』講談社文庫版の関口苑生氏の解説っていうのがあった。
あれにはさすがに腹が立ったというか、呆れ果てたと言うか・・・・・・」
一応こんな風に、文句を言ってはいる。
268:名無しのオプ
04/09/12 13:07:20 jUExTeN7
読解力のない書評屋ってメイワクだな
269:名無しのオプ
04/09/12 23:33:25 yyawU1D9
なんか単純に綾辻に対して悪意をもっていて、わざと間違ったふりして
書いてるのか?とさえ思うような書き方だねw
270:名無しのオプ
04/09/13 00:11:03 /ZaQPPK8
>>266
根元的なことだが。
それって、作家のスタンスに口を出す意味がわからないな。
作家がどんなリアリティで書こうといいと思う。
自分の理想に向けて作家を動かそうとする評論家こそ我慢がならないよ。
ミステリ界をマイルールで埋めるつもりかしらん。
271:名無しのオプ
04/09/13 15:26:58 Bmmvc7iS
中島河太郎、わからないんならハードボイルドの解説書くなよ、と・・・。
272:名無しのオプ
04/09/13 21:39:08 sJqfCqLl
>>270
色んな意見はあっていいと思う(凡庸な反論だけど)
一人の評論家の意見でミステリ界が埋まるなんてありえないし、読者それぞれが信頼に足ると思った評論家の意見を参考にすればよい。
ただ関口の「斜め屋敷」にしろ池上の「頼子のために」にせよ、やり口が姑息。
273:名無しのオプ
04/09/13 21:46:38 sJqfCqLl
あと、悪い解説といえば最近の辻真先。
自分の話中心で、作品については「好き」とか「面白い」ばっかりで解説になってない。
アニメ脚本家兼ミステリ作家の爺さんの思い出話としては面白いけど。
274:名無しのオプ
04/09/13 23:00:24 /ZaQPPK8
>>272
色んな意見があっていいのは『作品』に対してだよ。これを勘違いして、作家のスタンスに口出すのは、その作風が好きな読者を無視してる。
275:名無しのオプ
04/09/13 23:04:54 khr48wqw
いや、作家のスタンスに対する批判をしたっていいだろ、別に。
276:名無しのオプ
04/09/13 23:10:51 /ZaQPPK8
>>275
『批判』はいい。しかし、スタンスを変えさせようと働きかけるのは間違ってる。その作風が好きで読んでる読者だっているんだからさ。
277:名無しのオプ
04/09/13 23:32:54 khr48wqw
働きかけるのだって批判のうちだと思うけど。働きかけたからといってその作家が
スタンスを変えるとは限らないんだし(つか、普通は変えないでしょ)
もちろん、いったこと、やったことに対する責任をとる、というのは大前提として。
278:名無しのオプ
04/09/13 23:40:21 Y5JKzFCO
TPO弁えんとってのもあるんじゃないか。
書評欄とかで言うならまだしも、別の人の著書解説で言うことかと。
279:名無しのオプ
04/09/14 00:00:26 hwF0k0Pt
批判の内容には首をかしげるけど、「斜め屋敷」の解説で新本格若手(当時)作家の
館ものに言及/比較するのは、割りと自然なのでは?
280:名無しのオプ
04/09/14 00:05:03 8e2OBvHU
>>272
>読者それぞれが信頼に足ると思った評論家の意見を参考にすればよい。
これってよく本読みのプロが言うけど、
読者にしてみれば「読者それぞれが好きな作家を読めばいい」だろ?
作家の書き方を修正させようとするなんて変。
281:272
04/09/14 21:17:02 x4PY5esi
>>280
よく分からないけど、書評家不要論?
読者それぞれが好きな作家を読めばいいし、面白い本を探すのに評論家の意見を参考にしたって構わないでしょ。
作家にしたって、評論家の意見を参考にしても当然構わないと思うよ(無視する自由だって保証されてるんだから)
282:名無しのオプ
04/09/18 20:54:09 nY05udso
遅レスすまんが>>279
>「斜め屋敷」の解説で新本格作家の館ものに言及/比較する
これ自体は、確かにかまわないと思う。
ただこの解説“だけ”読んだ人は
「ほぉ~、誰かは知らんが新本格作家で、『違法ではないからいい』だなんて
子供みたいな屁理屈を唱えるやつがいるのか。新本格いかんなぁ~」
と思ってしまうんじゃないだろうか?
むしろ、それが狙いだとしたら、>>272の言うように、姑息の見本だと思う。
283:名無しのオプ
04/09/18 21:26:48 nrCsEV/l
>>282
関口氏は「誰とは言わんが新本格作家で、『違法ではないからいい』だなんて
子供みたいな屁理屈を唱えるやつがいる。新本格いかんよぁ~」と思っている
のだろうから、そう書くのは当たり前だろ。
関口氏の解説しか読んでない人に与えられる情報が、関口氏の主観に基づく
ものである可能性があるのも、当然の話。
きちんと他からの情報を得て別の角度から検討できる人間が、こういう具合に
関口氏の主観に批判的な意見を述べる自由は保障されているのだから、私見
を述べること自体を姑息と非難するのはおかしいのでは。
284:名無しのオプ
04/09/18 21:56:37 DICHvGBQ
>自由は保障されている
おまえこの言葉好きだなw
285:名無しのオプ
04/09/18 22:17:14 ivqNTabG
最近読んで良い解説だなぁと思ったのは貫井徳郎『迷宮遡行』での法月綸太郎。
おちゃらけるでもなく奇を衒うでもなく、我田引水でもなく単なる書誌学的解説でもなく、
きわめてまともな批評家としての素質が感じられる。
286:名無しのオプ
04/09/18 22:17:40 ivqNTabG
あげちゃったスマソ
287:名無しのオプ
04/09/18 22:31:03 nrCsEV/l
>>284
お前って誰だよ? 俺は>>279だが。
288:282
04/09/18 23:28:11 nY05udso
>>283を読んで、
「ひょっとして自分と合わない意見の解説を攻撃したかっただけなのかな?」
と思い、しばらく考えてた。
いや、もちろんこれは自戒しなけりゃいかんことなのだが。
ただ、今回の例に限らずなんだが、
「何処何処で発表された、誰某の「○○○○」という文章について、物申す。
これこれこういう意見には我慢できない」
こんな風に書いてこそ、姑息ではないとなるんじゃないか、とも思う。
この点はどうだろ?
289:名無しのオプ
04/09/19 00:14:14 7YFlEeZ+
>>283
>私見を述べること自体を姑息と非難するのはおかしいのでは。
その私見が誤読からきてるのが発端なんですが…
作家の文章を誤読して批判する自由もあるって意味?
290:名無しのオプ
04/09/19 08:55:11 +sQOJC4i
>>289
わざと曲解して、名前を伏せて綾辻を攻撃したなら姑息だけど、関口氏は本当に
そう捉えているのだから、姑息というのはおかしいでしょってこと。
関口氏の私見について、読解力不足や誤読を批判すればいいだけの話なのに。
291:名無しのオプ
04/09/19 12:35:03 fsx/u4Pj
どうでもいいけどおまいら「姑息」の使い方が間違ってまつよ
292:名無しのオプ
04/09/19 13:02:23 mqzS5zxQ
姑息=間に合わせ、一時逃れ(新選国語辞典・改訂版(小学館)より)
「卑怯な・卑劣な」の意味かと思ってた。(恥・汗)
293:名無しのオプ
04/09/20 23:06:01 VnTuYkR5
「スウェーデン館の謎」の宮部みゆきの解説、最悪。
他の小説の探偵についての説明で無駄にページを食った上、作品に触れた箇所は
ただの感想状態。キャラ萌えの点では光原と同じレベル。
この解説の分だけ金返せとマジで思った。
294:名無しのオプ
04/09/22 00:02:54 Tg0uuFXD
スウェーデン館は別の所で金返せと思ったけどな。
まさか「メル欄」のパクリじゃないだろうなと思いながら読んでたらその通りだった。
ふざけんな。
295:272
04/09/24 02:47:20 hkoAOYjq
>>290
関口のやり口が卑怯(姑息ではないですね。あ~恥ずかしい)なのは、雑誌のコラムなどならともかく「解説」の中で他作家へのあてこすりをやっているところです。
仕事はあくまでも「解説」なんだから、他の作家や作品に言及するのはその作品との比較検討や歴史的位置付けの確認のため以外にはありえないと思います。
関口がやったのはまっとうな批判ではなく名前を伏せて「新本格いかんなあ」という雰囲気を垂れ流しただけで、解説という仕事からはみ出しています。
これは読解力をどうこう言う以前の、仕事に対する姿勢の問題だと思います。
あと(これは僕の主観だけど)解説者が作者に語りかけている(?)という形式にしているのもわざとらしくてイヤだったなあ
296:名無しのオプ
04/09/24 08:13:29 RX++ghvn
「解説という仕事」を勝手に定義して、そこからはみ出しているから卑怯だという
論法はなんだかなあ。そんなの単なるあなたの主観でしょ? 個人的には初出
のデータすら書かれていない解説や、著者との交友録だけで作品に付いては
何も書かれていないような解説は嫌いだけど、だからといって「解説の仕事から
はみ出している」とは思わないなぁ。
斜め屋敷に関して言えば、エピゴーネンである新本格作家(関口主観では)の
姿勢を批判することで、それに引き換え「館もの」の元祖である本書はしっかり
している、という感じで相対的に誉めている訳だから、あなたのいう「比較検討」
の枠内に収まると思うけど。
綾辻エッセイの誤読を批判するのは別にいいんだよ。俺も誤読だと思うし。でも、
>「新本格いかんなあ」という雰囲気を垂れ流しただけ
だからいかんというのは、言いがかりにしか見えないな。関口氏が個人的にそう
思っているなら、「新本格いかんなあ」という雰囲気の解説を書いてもええやん。
297:名無しのオプ
04/09/24 15:20:26 uGhYAMBr
>>296
斜め屋敷が館ものの元祖?( ´,_ゝ`)プッ
島田信者痛すぎ。
298:名無しのオプ
04/09/24 16:28:10 nKIcTVlc
発言者と発言場所を明示せずに批判(というか揶揄)するやり方は嫌いだな。
299:名無しのオプ
04/09/25 01:01:20 YlPVboql
法月はミステリオタクの自己満足になってるな。
300:トラミスで恐縮ですが
04/09/25 01:02:27 NMi6XhLu
言わずと知れた駄の代表格、内田○夫自作シリーズの自己解説。
ひょっとして解説書いてくれる友人おらんの?と言いたくなるくらい自作への偏った愛に満ち充ちている。
後、ラノベで恐縮だけど田中芳樹の「お涼シリーズ」文庫版一作か二作目の解説。
誰がキ_モ_オ_タ_萌_え_宣_言をしてくださいと申しましたか?
301:名無しのオプ
04/09/25 06:44:37 /709hAeL
折原一の文庫版倒錯のロンドの解説が最悪。古今東西叙述トリックベスト10やっているやつ。
あいつだけは死んで欲しい。
302:272
04/09/27 02:08:11 HOgXR+vf
>>296
>>「新本格いかんなあ」という雰囲気を垂れ流しただけ
>だからいかんというのは、言いがかりにしか見えないな。
関口の綾辻に対する扱いの方がよっぽど言いがかりだと思うけどな。
あの誤読は単なる読解力不足じゃなくて、新本格憎しが先にあってバランス崩した挙句の誤読でしょ。
講談社文庫版が手元になかったので立ち読みしてきたけどやっぱりあの解説は悪意があったと疑われても仕方ない糞解説。
「個人的ファンレター」なんて言い訳めかしたタイトルだし
<斜め屋敷に関して言えば、エピゴーネンである新本格作家(関口主観では)の
<姿勢を批判することで、それに引き換え「館もの」の元祖である本書はしっかり
<している、という感じで相対的に誉めている
↑これも単なる結果論だよ。島田作品を語る文脈の中で新本格を叩いてるんじゃなくて、
解説文の最後のほうで「これだけは言いたい。あんな連中の推薦文は書かないでくれ」とイタチの最後っ屁の様に言い捨てていて、最初からそれが言いたかったのは明白(これも俺の主観かな?)
私見を述べるのは自由とは言っても、単なる好き嫌いを垂れ流すのはダメだろう。
仮にもプロの書評家なんだから。
あと、「他の作家や作品に言及するのはその作品との比較検討や歴史的位置付けの確認のため以外にはありえない」っていうのが何故「勝手な定義」なんですか?
関口の解説の是非はあなたと意見が違うにしても、これ↑自体は一般論だと思うんだけど
303:名無しのオプ
04/09/27 02:36:14 j97ab4dR
>>302
>あの誤読は単なる読解力不足じゃなくて、新本格憎しが先にあって
>バランス崩した挙句の誤読でしょ。
あなたがいつ頃から新本格を読んでいるのかは知らないが、彼らが登場して数年の間は
困ったのが出てきちゃったなあ、という空気は確かにあったよ。作品のレベルが低すぎて。
ほとんどの作家が次第に腕を上げて、今では中堅どころに成長しているけれど、初期の
新本格は叩かれても仕方なかったと俺は思う。
あなたの発言の方が、新本格を叩いた関口憎しでバランスを欠いているように見えるよ。
「垂れ流す」という表現からして色眼鏡で見ている証拠。
>これ↑自体は一般論だと思うんだけど
んなこたーない。Aさんの文庫の解説で、私はAさんの麻雀友達。他にBさんやCさんも
友達……てな感じの交友エッセイを書いた人が実際にいる。作品の分析をしているもの
だけが解説で、交友エッセイはその限りにあらずというなら、それはまさに「勝手な定義」
に他ならないよ。
304:名無しのオプ
04/09/27 04:38:23 SJcQHuoG
ここまでの流れを読んで思った。評論家弁護の反応の早さがすさまじい。
305:名無しのオプ
04/09/27 09:39:29 31Rde4Gk
>>303
>彼らが登場して数年の間は困ったのが出てきちゃったなあ、という空気は
>確かにあったよ。作品のレベルが低すぎて。
まあ社会派マンセー豚どもに理解されなかったのは確かだろうが、それを
「作品のレベルが低すぎて」と断定するおまえこそ新本格憎しでバランスを
欠いてるように見えるがな。
それは違う、客観的な評価だと言うのなら、新本格初期作品のどこがどう
「レベルが低すぎる」のか説明してみな。
>今では中堅どころに成長しているけれど
( ´_ゝ`)フーン、じゃ現役ミステリ作家でトップクラスってどんな人たち?
内田?西村?赤川?森村?ゴミ以下の駄作量産してるクズばっかりじゃん。(w
306:名無しのオプ
04/09/27 10:38:14 j97ab4dR
>>305
「社会派マンセー豚ども」ねぇ……。「新本格史観」しか知らない若い人かな?
>それは違う、客観的な評価だと言うのなら、新本格初期作品のどこがどう
>「レベルが低すぎる」のか説明してみな。
それぞれのデビューから数作を並べてみれば一目瞭然だと思うけどw
綾辻「十角館の殺人」 → 「時計館の殺人」
法月「密閉教室」「雪密室」 → 「誰彼」
有栖川「月光ゲーム」「孤島パズル」 → 「双頭の悪魔」
我孫子「8の殺人」「0の殺人」 → 「殺戮に至る病」
麻耶「翼ある闇」 → 「鴉」
歌野「長い家の殺人」「動く家の殺人」 → 「死体を買う男」「葉桜の~」
矢印の左と右では、同じ作家かよ? と思うほど落差が大きいぜ。そうは思わないか?
左の方もすべて傑作というなら、本格なら何でもいい本格ダボハゼとでも呼ぶしかない。
>( ´_ゝ`)フーン、じゃ現役ミステリ作家でトップクラスってどんな人たち?
好き嫌いはあるが、泡坂、連城、島田、笠井、竹本、北村、逢坂あたりかな。
>内田?西村?赤川?森村?
( ゚д゚)ポカーン
307:名無しのオプ
04/09/28 02:12:10 g7rGrCJI
>>306
デビュー作→代表作 っていう選び方はずるいですよね。
綾辻「十角館の殺人」 → 最後の記憶
法月「密閉教室」「雪密室」 →
有栖川「月光ゲーム」「孤島パズル」 → まほろ市の殺人 冬
我孫子「8の殺人」「0の殺人」 → 人形はライブハウスで殺される
麻耶「翼ある闇」 → あいにくの雨で
歌野「長い家の殺人」「動く家の殺人」 → 世界の終わり、あるいは始まり
みたいな選び方をすれば前後の遜色は無いですよね。
勿論この選び方も十分恣意的なわけですが、私が言いたいのはどこまでも恣意的になりうると言う事です。
確かに新本格作家のデビュー作の出来が酷いのは周知の事だけど、論拠が客観性を欠いてるように思います。
308:名無しのオプ
04/09/28 02:19:58 dj/2Pu2O
>>307
>みたいな選び方をすれば前後の遜色は無いですよね。
両方ダメなのも「遜色がない」っていうのか???
>確かに新本格作家のデビュー作の出来が酷いのは周知の事だけど、
>論拠が客観性を欠いてるように思います。
「周知の事実」なのに「客観性を欠いている」ってどういうこと? 素で理解できん。
とりあえず、「新本格初期作品のレベルは低すぎた」ってことには同意なのか?
↓
>>それは違う、客観的な評価だと言うのなら、新本格初期作品のどこがどう
>>「レベルが低すぎる」のか説明してみな。
>それぞれのデビューから数作を並べてみれば一目瞭然だと思うけどw
309:名無しのオプ
04/09/28 02:36:13 6ZRStSNi
>>306
>麻耶「翼ある闇」 → 「鴉」
大差無いな
310:272
04/09/28 02:36:31 MsdrtiBE
>>296(=303=306だよね?)
<Aさんの文庫の解説で、私はAさんの麻雀友達。
<他にBさんやCさんも友達……てな感じの交友エッセイを書いた人が実際にいる
ダメだ……やっぱり僕の感覚ではどうしてもこういうのは作品「解説」だとは思えない
けどまあこれは確かに僕の主観かも(多くの人の同意は得られると思うけどね)
<ほとんどの作家が次第に腕を上げて、今では中堅どころに成長しているけれど、初期の
<新本格は叩かれても仕方なかったと俺は思う。
新本格叩きが許せないとは言ってませんよ。何度も言ってるように関口のやり口が不当だったと言いたいだけ。
<あなたがいつ頃から新本格を読んでいるのかは知らないが
恥ずかしながらまだミステリ歴五年ですがあなたが>>305で挙げてる作品は「葉桜」以外は全て読んでます。
たしかに「同じ作家かよ?と思うほど」の成長ぶりですね。しかし……
綾辻「十角館の殺人」87年→「時計館の殺人」91
法月「密閉教室」88「雪密室」89→「誰彼」89
有栖川「月光ゲーム」「孤島パズル」89→「双頭の悪魔」92
我孫子「8の殺人」「0の殺人」89→「殺戮に至る病」92
麻耶「翼ある闇」91→「鴉」97
歌野「長い家の殺人」88「動く家の殺人」89→「死体を買う男」91「葉桜の~」03
「葉桜」以外は右と左で2・3年からせいぜい6年の開きしかないですね。
「雪密室」と「誰彼」に至ってはたったの半年しか間がない。
結果論かもしれないけど、「推薦文をやめろ」とまでほざいた関口がどれだけバランスを欠いてたかの証拠となってしまいますね。
それにこれだけ成長した後も「このミス」誌上で延々新本格に対する誹謗中傷を続けてますが……
311:名無しのオプ
04/09/28 02:40:10 F8D5q+Wf
>>308
新本格初期作品のレベルが低すぎたとしても、
それらの作品群が、ひとつのムーブメントとなりえたということには
無視できない示唆があると思う。
俺個人はむしろ、各々が「絵に描いたような新本格作家」から、それぞれ独自の
方向性を持ったことで作品のグレードは上がったと思っているが、
じゃあ、彼らが皆通過した「新本格」というのは一体何だったのかのかな。
その志向性を持った作者と、それを求めた読者が、無視できない数だけいたってことでは?
簡単に「新本格のレベルは低い」と言い放って終わりになる話でもないと思うよ。
…議論が解説から脱線しかかっているけど。
312:名無しのオプ
04/09/28 02:52:47 dj/2Pu2O
>>310
>「葉桜」以外は右と左で2・3年からせいぜい6年の開きしかないですね。
>「雪密室」と「誰彼」に至ってはたったの半年しか間がない。
>結果論かもしれないけど、「推薦文をやめろ」とまでほざいた関口が
>どれだけバランスを欠いてたかの証拠となってしまいますね。
まさに「結果論」だよね、それ。問題になっている文庫本が出たのは89年の1月ですよ。
実際に解説が書かれたであろう88年末の段階では、島田荘司の推薦による「新本格」
なる新人作家たちは、箸にも棒にもかからないものしか書いていなかったってことを、
自ら証明しているだけなのでは?
何度も言うけど、あなたの「垂れ流してる」「ほざいた」という言い方自体が、それなりの
作品を新本格作家が書いた後の視点からの物言いにしか見えない。
「十角館の殺人」と「密閉教室」と「月光ゲーム」だけを読まされた本格ファンの胸中を
察してくれよw 手放しで「本格新時代来る!」と喜べたと思うかい?(まあ、喜んでた
人もいたのは事実だが。鮎川先生とか)
313:名無しのオプ
04/09/28 03:18:21 dj/2Pu2O
>問題になっている文庫本が出たのは89年の1月ですよ。
あ、ごめん。光文社文庫版と勘違いしてた。講談社文庫版なのね。なら92年7月だ。
この部分は謝罪して撤回します。
>>311
>簡単に「新本格のレベルは低い」と言い放って終わりになる話でもないと思うよ。
えー、誤解されているようだけど、俺が書いたのは、「新本格初期作品のレベルは
低すぎた」(>>308)から「初期の新本格は叩かれても仕方なかった」(>>303)だよ。
「ほとんどの作家が次第に腕を上げて、今では中堅どころに成長している」ことは
認めている。
>>310
>何度も言ってるように関口のやり口が不当だったと言いたいだけ。
うーん、何に対して「不当」と言いたいのか、いまいち分らないんだよね。
1 ある作家の文庫解説で別の作家を批判したこと
2 批判するときに具体的に名前を挙げなかったこと
3 新本格作家を批判したこと
「新本格いかんなあ」という雰囲気を垂れ流した(>>295)
単なる好き嫌いを垂れ流すのはダメだろう(>>302)
あたりをみると、新本格を批判すること自体が不当と言ってるように見えるが……。
314:名無しのオプ
04/09/28 04:29:01 SUbmIqDC
よくわからないんだけど、ジャンル批判の是非の話?
解説でその作家の属する周辺ジャンルを論うことは卑怯だよね、ってこと?
315:名無しのオプ
04/09/28 09:12:48 8zR8SS3P
よくわからんが、つまり新本格はミステリー界のジャニーズってことか?
316:名無しのオプ
04/09/30 02:03:51 kJQ9LnlW
サトエリ最凶。
一度、森博嗣の「堕ちていく僕たち」(集英社文庫)を読んでみれ。
モリヲタの俺ですら、解説読んで買う気が失せた。
317:272
04/09/30 14:47:07 vHnYiia/
>>313
なんで、「単なる好き嫌いを垂れ流した」らダメだって意見が「新本格を批判すること自体が不当と言ってるように見える」のか分からないね。
好き嫌いの印象が先にあってもかまわないけど、評論家がそれだけを垂れ流すのはダメに決まってるジャン。
プロならある程度はちゃんとした根拠を示すのは当然。
<うーん、何に対して「不当」と言いたいのか、いまいち分らないんだよね
1 ある作家の文庫解説で別の作家を批判したこと
2 批判するときに具体的に名前を挙げなかったこと
これに加えて
3その批判が見当外れの上に、下品極まりない代物であること。
4それが誤読や読解力不足以前の、単なる主観に基づいた暴言であること
こんなところかな
318:名無しのオプ
04/09/30 14:59:52 +hErzfPO
>>317
「新本格いかんなあ」というのは(それに賛同するかどうかは別として)、単にひとつの
意見にすぎないだろ。それを「単なる好き嫌いの垂れ流し」だと決め付けているのが、
そもそもオマイの主観だっつの。
3の下品極まるというのも主観、4の暴言というのも主観だな。
319:名無しのオプ
04/09/30 17:00:56 ZZaVeZt3
>>318
ジャンルを一くくりにして全部クソだと決め付けるような偏向解説が批判されるのは当然だろ。
社会派マンセー豚か?
320:名無しのオプ
04/09/30 17:15:43 t9xtQATs
>>318
もちつけ
321:名無しのオプ
04/10/01 08:00:56 PjpNGnxr
>>318
はいはい、分かったからお前はトラベルミステリーでも読んでろや
322:303
04/10/01 13:04:50 KjDf0QeQ
>>319
またお前かw 新本格批判イコール社会派マンセー豚という短絡思考が、どうしようも
ない底の浅さを露呈しているな。ハードボイルドマンセーや怪奇探偵小説マンセーじゃ
なぜいけないんだ? そういうお前こそが新本格マンセー豚だっつの。
>>317
何度も言うが、「新本格いかんなあ」という雰囲気の解説を書くことが「単なる好き嫌い
の垂れ流し」で「下品極まる暴論」だというのは、所謂「新本格派」と呼ばれた人たちが
それなりの作品を書き、ミステリ界に確固たる地歩を築いた現在だからこそ、出てくる
言葉に過ぎないわけ。君の意見には、「この文章が書かれた当時はどうだったのか」
という歴史認識が、すっぽりと抜け落ちているんだよ。そこがおかしいといってる。
そもそも92年の段階では、新本格は「ジャンル」というほどのものになってない。10人
前後の作家によるささやかなムーブメントに過ぎなかったんだよ。その初期における
打率の低さは君も同意してくれたとおり。
つまり「一くくりにして全部クソだと決め付けた」からといって、必ずしも偏向している
とはいえない状況だった。俺、>>303で同じことをいってるんだけどねぇ。
323:名無しのオプ
04/10/01 23:01:45 L/4ymG+a
>>322
>つまり「一くくりにして全部クソだと決め付けた」からといって、必ずしも偏向している
>とはいえない状況だった。
おまえ本気でそういう態度が偏向してないと思ってんの?
思いっきり偏向してるだろ。
それが正しいかどうかは各自の価値観だとしてもだ。
324:名無しのオプ
04/10/02 00:12:29 XQcTdfww
>>323
へんこう ―かう 0 【偏向】
(名)スル
考え方などがかたよっていること。また、かたよった傾向。
大半がクソなら、一くくりにして全部クソだと決め付けても、偏向ではないなw
92年上半期までの段階で、新本格作家が何をかいてるか調べたうえで書いてるか?
どうせ調べてないだろ。綾辻・法月の二人が、読める作品を数冊ずつ出してるぐらい
だぞ。あと、有栖川は「双頭の悪魔」を出したばっかり。我孫子が「殺戮」を出すのは
その年の後半だ。
俺は全部がクソだというつもりはないが、少なくとも91年以前の新本格は、まとめて
クソといわれても仕方のないような駄作多さだったよ。
325:名無しのオプ
04/10/02 02:19:46 7Exx5H2+
>>324
>大半がクソなら、一くくりにして全部クソだと決め付けても、偏向ではないなw
ほほう、では世に出る創作作品の大半がクソだから創作なんぞ全部クソだと
決め付けても偏向じゃないんだな。
大半がクソじゃないジャンルがあったら教えてもらいたいもんだ。
326:名無しのオプ
04/10/02 02:32:12 XQcTdfww
>ほほう、では世に出る創作作品の大半がクソだから
世に出る創作作品の大半を読破・試聴していらっしゃるんですか?(w
凄いねー。俺は恐くて自分の興味のあるジャンルしか論評できないがね。
>大半がクソじゃないジャンルがあったら教えてもらいたいもんだ。
ジャンル全体がクソがどうかは、個人の興味によって変わってくるだろうから
こういう設問自体に意味がないと思うけど? アタマ悪い人?
327:名無しのオプ
04/10/02 02:56:49 XQcTdfww
あー、相変わらず「新本格」というのを一つのジャンルと捉えているのか。
何度も説明しているのに、人の話を聞かないガキは度しがたいなw
二階堂、京極、森が登場して、メフィスト賞が制定され、作家も作品も多様化した
現在なら、まあ、現代日本ミステリのいちジャンルといえるかもしれない。
でも92年の段階では、10人前後の作家による50冊前後の作品群に過ぎないの。
お前の定義では、こういうのも「ジャンル」というのか?
328:名無しのオプ
04/10/02 10:16:36 5LMxoe32
>>327
京極はデビュー作が出たときに読んだっきり
森はデビュー作を文庫古本で買って積ん読状態のオレだが
それでもここに二階堂の名前が出てくるのには
限りなく違和感を覚えてしまうw
329:名無しのオプ
04/10/02 10:19:08 RvSPp1AS
論点がずれるが、
斜め屋敷が(作中で)建てられた理由って、
綾辻の館シリーズのどれよりも「説得力に欠ける」もんだと思うのは、
俺の常識の方が歪んでるのか?
「違法建築じゃないからいい」的な姿勢だと批判されるべきは、
むしろ斜め屋敷の方ではないのか?
「斜め屋敷の犯罪」という作品にとっては刺身のツマみたいな部分だから、
そこにツッコミを入れるのは野暮だと分かってるけど。
330:邇斜邇(=272)
04/10/02 12:22:51 E2rPaQzL
ややこしいのでこの刷れではコテハン使います
とりあえず関口擁護・”初期”新本格批判してる人は同一人物だという前提で反論します。
違っていたら謝罪します。
(326は違う人かな?)
>>319の
「ジャンルを一くくりにして全部クソだと決め付けるような偏向解説が批判されるのは当然」
↑これに前面同意です(社会派マンセー云々は言いがかりだと思うけど)
大体あなたの「当時の新本格はジャンルとは言わない」という論拠からして疑問です(>>327)
>メフィスト賞が制定され
既にそれよりも本格らしい鮎川賞が制定されています
>10人前後の作家による
92年前半の時点で、20人を超えてますが……
芦辺・我孫子・綾辻・有栖川・石川・今邑・岩崎・歌野・太田・奥田・折原・
北村・黒崎・斉藤・沢木・白峰・高原・司・中西・法月・麻耶・山口・依井・若竹
(参考→URLリンク(www.st.rim.or.jp))
それでもジャンルではないと言うのならムーヴメントと言い換えても何でもいい。
とにかく駄作が多いからと言って全体を否定するのはおかしい
331:邇斜邇(=272)
04/10/02 12:24:09 E2rPaQzL
(続き)
<92年上半期までの段階で、新本格作家が何をかいてるか調べたうえで書いてるか?
どうせ調べてないだろ。綾辻・法月の二人が、読める作品を数冊ずつ出してるぐらい
だぞ。あと、有栖川は「双頭の悪魔」を出したばっかり。我孫子が「殺戮」を出すのは
その年の後半だ。
自分に都合の良いデータしか見ない人ですね。あなたが>>310で挙げた「死体を買う男」もあったでしょう?
十年間のベストに入った「生ける屍」や推理作家協会賞をとった「夜の蝉」も出ていますよ。
(ついでに言うと俺は翼ある闇や密閉教室は傑作だと思ってるよ)
けど勿論、今の状況に比べて新本格が相当貧弱だったことは否定しませんよ。
何度も言うように俺は関口の”批判態度”を非難してるだけだから。
新本格を批判するのは当然自由だし、当時批判される要素が多かった。
だからと言って見当外れの批判が許される訳ではない。
<「単なる好き嫌いの垂れ流し」だと決め付けているのが、そもそもオマイの主観
逆に関口の仕事の中でそうじゃないものがあったら教えてほしいもんだ。
本格どころか、ハードボイルドの書評だって好き嫌いの印象評しか出来てないじゃんw
<歴史認識が、すっぽりと抜け落ちているんだよ
そもそもあなたはリアルタイムで読んできたからといって当時の雰囲気を論拠にして喋るが、それもそのときの「印象」にすぎないんじゃねーの?
現に関口解説の時期を間違ってるし(>>313)当時の新本格作家の人数も間違っている
そもそもあなたや多くの人が新本格初期の作品に不満を持っていたからといって、それが当時の雰囲気の全てではないでしょう。
あれだけ次々と新人がデビュー出来たのは好意を持って迎えた人も決して少なくなかったからじゃないの?(>>312)
332:邇斜邇(=272)
04/10/02 12:39:41 E2rPaQzL
あ、>>326も同一人物か。
>>326
<世に出る創作作品の大半を読破・試聴していらっしゃるんですか?(w
>>325は多くがダメだからと言って、全てをダメだと決め付けるのはおかしい、という意味で言ってるのにその返答は頭悪すぎですよ。
<ジャンル全体がクソがどうかは、個人の興味によって変わってくるだろうから
???????
それならあなたの初期新本格がクソだという意見だって単なる「個人的意見じゃん」
>>326の発言は頭悪すぎるんで別の人かと思ったんだけど、ID見ると同一人物だったのね
333:名無しのオプ
04/10/02 17:14:39 XQcTdfww
>>320
>既にそれよりも本格らしい鮎川賞が制定されています
鮎川賞から新本格作家なんか出てきてたっけ?
小林文庫のリストは俺も参照したけど、あそこにはこういう注意書きがあったでしょ。
>出来る限り多数の作家のリストを作成したいとの観点から、現在では必ずしも
>「新本格」とは考えられていない作家たちも、含めています。ご了承下さい。
あのリストの該当作家を全部カウントして反論するのは無理があるって。
例えば北村薫を新本格作家と捉えていた人はデビュー当時からほとんどいない
と思うぞ。
>あなたが>>310で挙げた「死体を買う男」もあったでしょう?
>>310は君じゃないのか? まあ、「死体を買う男」は確かに面白かったけど。
>だからと言って見当外れの批判が許される訳ではない。
それは当たり前。だから違法建築云々というエッセイの引き合いの出し方はどう見ても
誤読(=見当外れ)で、その点は批判されてもしょうがないといってるじゃん。(>>296)
君の発言は綾辻エッセイの誤読と新本格憎しという関口解説のスタンスを結びつけて
しまって(>>302)、一緒くたに批判しているからおかしなことになってるんだよ。
334:名無しのオプ
04/10/02 17:20:26 XQcTdfww
>新本格を批判するのは当然自由だし、当時批判される要素が多かった。
のだから、新本格憎しと思っている人が自分の責任において新本格いかんなあと
発言すること自体は、別に「見当外れの批判」ではないでしょといってるの。
君の発言を読むと、プロの書評家なら新本格を批判するような偏った発言をする
べきではない、といってるようにしか見えない。
↓
>なんで、「単なる好き嫌いを垂れ流した」らダメだって意見が「新本格を批判する
>こと自体が不当と言ってるように見える」のか分からないね。(>>317)
>そもそもあなたはリアルタイムで読んできたからといって当時の雰囲気を
>論拠にして喋るが、それもそのときの「印象」にすぎないんじゃねーの?
そこまで言われてしまうのでは、何をいっても水掛け論にしかならないな。
>あれだけ次々と新人がデビュー出来たのは好意を持って迎えた人も決して
>少なくなかったからじゃないの?(>>312)
好意的だった人がいたのは紛れもない事実。ただ、それと同じくらい批判的な
人もいたんだよ。印象論に過ぎないと言われればそれまでだけど。
335:303
04/10/02 20:40:17 XQcTdfww
メシ食ってきた。もうちっとフォローしとく。
>>330
>関口擁護・”初期”新本格批判してる人は同一人物だという前提で反論します。
ああ、俺も捨てハンつけた方がいいか。関口擁護と取られるのは心外だがw
批判すべき点は批判する。で、そのうえで君の関口批判には「見当違い」の
部分が含まれていると指摘しているだけなんで。
>>328
多様化の例としてあげたんだから、いいものばかりとは限らんよw
>>331
>逆に関口の仕事の中でそうじゃないものがあったら教えてほしいもんだ。
>本格どころか、ハードボイルドの書評だって好き嫌いの印象評しか出来てないじゃんw
うーん、これは「一人の人の仕事をまとめてすべてクソと決め付けている」こと
にはならんの? こういう発言をすること自体、新本格を批判した関口憎しが
先にあって、バランスを崩した見方しか出来ていない証拠ではないかと。
>>303でも同じこといったけど。
>>332
>>>325は多くがダメだからと言って、全てをダメだと決め付けるのはおかしい、という
>意味で言ってるのにその返答は頭悪すぎですよ。
だから、「多くがダメだ」と判断するためには、大半に目を通している必要があるけど、
対象がすべての創作作品なら、そんな人はいっこないだろというイヤミなんだがw
まあ、>>325自体が揚げ足とりなんだから、そのやり取りを云々しても不毛だよ。
336:名無しのオプ
04/10/02 23:34:47 R965bE0R
>>335
>こういう発言をすること自体、新本格を批判した関口憎しが
>先にあって、バランスを崩した見方しか出来ていない証拠ではないかと。
新本格憎しが先にあってバランスを崩した見方しか出来ていないのはおまえと関口だろ。
関口擁護と取られるのが心外って、それじゃ何で必死に粘着してんの?
おまえのやってることは関口擁護以外の何物でもないだろ。アフォ?
337:名無しのオプ
04/10/03 00:11:21 Th2BsRQH
とりあえず中島河太郎の解説で、あらすじ使って文字数稼ぎしてないの見たことない、
ってのがファイナルアンサーでいい?
故人なんであんまり強く言う気はないけど。
338:名無しのオプ
04/10/03 08:27:50 63wUr2Ip
解説パターン
1.ネタバレ有り
2.あらすじだけ淡々と
3.著者作品年表
4.自説ひけらかし
5.著者-解説者交遊録
6.舞台背景の説明付き
思いついたものを列挙してみた。個人的には下ほど読んでて楽しい。
339:303
04/10/03 09:05:34 0+RobyKz
>>336
>新本格憎しが先にあってバランスを崩した見方しか出来ていないのはおまえと関口だろ。
一部を擁護したら、すべての見方が同じなのか。あきれた短絡思考だなw
関口解説がバランスの取れた名解説だなんて誰も言ってないだろ。あれが新本格憎し
というスタンスで書かれているのは誰が見ても分る。それに対して「評論家なのに偏向
している」「けしからん」という批判があったから、それはちがうだろと言ってる。新本格
憎しと思ってる人が新本格憎しというスタンスで発言するのは当然だ。>>283>>296
だいたい俺の新本格に対する見方に対しては
>初期の新本格は叩かれても仕方なかったと俺は思う。(>>303)
関口批判をしている人も賛同してくれてるし。
>確かに新本格作家のデビュー作の出来が酷いのは周知の事だけど、(>>307)
>新本格叩きが許せないとは言ってませんよ。(>>310)
>けど勿論、今の状況に比べて新本格が相当貧弱だったことは否定しませんよ
>新本格を批判するのは当然自由だし、当時批判される要素が多かった。(>>331)
あと、この人も俺と同じ意見だね。
>俺個人はむしろ、各々が「絵に描いたような新本格作家」から、それぞれ独自の
>方向性を持ったことで作品のグレードは上がったと思っているが、(311)
340:名無しのオプ
04/10/03 13:21:45 CWdwLor9
やっぱり最強は郷原宏だな。
解説の詩人・郷原宏
URLリンク(homepage3.nifty.com)
341:名無しのオプ
04/10/03 16:46:20 t6n+N03R
>>339
>新本格憎しと思ってる人が新本格憎しというスタンスで発言するのは当然だ。
俺は当然だとは思わんが。
ま、それを当然だと思うか偏向だと思うかは個々の主観だから、これ以上続けても
平行線をたどるだけだな。
342:名無しのオプ
04/10/03 17:58:58 XpW8qNJU
>>340
三毛猫ホームズ大好きな評論家w
343:名無しのオプ
04/10/03 18:51:16 atSJNqRS
>340,342
ついでに赤川作品を全部読んでいる評論家(らしい)。
344:名無しのオプ
04/10/03 18:55:35 XpW8qNJU
法月のセイヤーズ解説
ひとりよがり
無意味なU2歌詞の引用
345:名無しのオプ
04/10/04 00:35:47 N/XuRJhR
>>343
一作残らず全てだったら、素直にすごいかも。
346:303
04/10/04 01:09:23 U3saea3E
>>341
>俺は当然だとは思わんが。
「新本格憎しと思っている人でも新本格憎しというスタンスで発言するべきではない」
という考えなのか、「新本格憎しと思うべきではない」という考えなのか、どっちだ?
まあ、俺はどっちの考えもおかしいと思うから、確かに君と話すことはなさそうだな。
ただ
>新本格憎しと思ってる人が新本格憎しというスタンスで発言するのは当然だ。
に対して
>ま、それを当然だと思うか偏向だと思うかは個々の主観だから、
とレスしているのは意味不明だな。
「新本格憎しと思ってる人が新本格憎しというスタンスで発言する」ことが偏向って
なんじゃそりゃ? 「新本格憎しと思うこと」が偏向だ、というなら、まだ話は分るが。
347:名無しのオプ
04/10/04 01:44:04 /Utbc12F
>>343
西村京太郎もw
348:名無しのオプ
04/10/04 12:20:02 3j1Yep9j
>>345
高3のときに100ちょいなら読んだけど、さすがに全部はきついね。
1冊30分前後で読めるから、受験の息抜きに一冊一冊読んでたよ。
古本屋で安く手に入るし、良質のマンネリズムがよい。
349:名無しのオプ
04/10/04 21:04:29 RUQGgWYq
私は解説のある分だけ文庫はお得だと思ってるんだけど、
その作品が作者の他の作品群の中でどんな位置なのか
書いておいて欲しい。
他に似たようなのを書いているのか、それは特殊な作品だったのか。
次に読むときに参考にできる解説がいいな。
350:名無しのオプ
04/10/04 21:23:57 /Utbc12F
>>349
背表紙がその役目を果たしていることが多い。
351:名無しのオプ
04/10/04 21:27:31 ZjOMjyxJ
>>350
裏表紙のこと?
352:名無しのオプ
04/10/04 22:26:07 /Utbc12F
>>351
ああ、そうだ。
353:名無しのオプ
04/10/04 23:20:36 V2ew2VJh
>>351
そのぐらいわかれ
354:名無しのオプ
04/10/05 23:38:52 cMd/5iDR
分かってるから間違いを訂正してやってるんだろ。
355:名無しのオプ
04/10/05 23:59:41 6+Vqrttz
ありがとう
356:名無しのオプ
04/10/06 00:58:47 KxxvC9Vw
解説を誰に頼むかっていうのは編集者が決めてるの?
357:邇斜邇
04/10/06 02:40:43 znCov9GT
>>333-335
とりあえず細かいとこから
<あのリストの該当作家を全部カウントして反論するのは無理があるって。
それは分かってます。服部まゆみとはやみねかおるは>>330では挙げませんでした
<鮎川賞から新本格作家なんか出てきてたっけ?
第一回受賞者の芦辺拓は紛れもなく新本格だと思いますが、どうですか?
(ついでに第ゼロ回とも言える今邑も。)
第二回の石川作品は未読ですが、これは確かに無理があるのかも。
<北村薫を新本格作家と捉えていた人はデビュー当時からほとんどいないと思うぞ
うーん、そうなのかな?講談社ノベルスでは書いてなかったし、孤島だの館だのと言うようないかにもなのも書いてないけど、山口や有栖川と同レーベルでデビューして、本格原理主義者を自認している北村は新本格だと思ってたんだけど、俺が少数派なのかな?
しかしいずれにせよ、「十人前後」(>>327)とするには無理がないですか?
<>>310は君じゃないのか?
失礼しました、>>307の間違いでした。
<ああ、俺も捨てハンつけた方がいいか。
出来ればお願いします
<関口擁護と取られるのは心外だがw
これまた失礼しました。擁護のための擁護じゃないのは分かってましたが他に言葉が浮かばなかったので
とりあえずこれまでの議論を整理しておきます
↓下の3つは俺もあなたも共通しています(②はその程度の認識に、かなり差がありますが)
①「斜め屋敷」解説における関口の綾辻批判は誤読であること
②当時の新本格は今に比べて貧弱であったこと
③誰が新本格を批判しようと自由であること
この三点をふまえた上で、「斜め屋敷」解説における新本格叩き全体が不当であったか否かが議論の争点です
ここまではいいですか?
358:邇斜邇(続き)
04/10/06 02:41:36 znCov9GT
さて>>334
「単なる好き嫌いを垂れ流したらダメ」だというのは③とは矛盾しません。
プロの評論家なら(褒めるにせよ貶すにせよ)ある程度は客観的な根拠を示すべきだと言っているだけで、その上で新本格を批判するのは当然自由です。
関口の解説が不当だと言われるのは単に誤読したからだけではありません。
まず批判対象の名を伏せた事で、限られた読者にしか反論できないようになっています。
それに仮に本当に綾辻が「違法でないからいいんだ」と言い訳していた(=誤読ではなかった)としても、それは綾辻の人格の問題であって作品の瑕ではありません(作品と人格は別だからね)。
結局、根拠を示さずに「新本格作家はリアリティの無い作品を書く上に、しょうもない言い訳をする連中だ」というイメージだけを垂れ流したことにしかならないのです。
また関口は、この新本格批判を解説文の後ろの方で「これだけは言わせてもらいたい」とわざわざ印象に残る場所にかきながら、「理由は色々あるが長くなるので書かない」という誠意の無いことを言っています(それなら別の場所で書けばいい)。
さらに解説自体が「個人的ファンレター」という言い訳がましいタイトルです。
以上のようなことを総合して、「関口の『斜め屋敷』解説はやり口が卑劣だ」と結論付けました。
そして確証はありませんが確信犯だと思っています(わざとじゃないとしたらあまりにバカ過ぎるので)
そして関口の「根拠を示さない誠意の無さ」の傍証として本業(?)のハードボイルドの解説ですら好き嫌いの印象評しか出来てない事を挙げました(>>331)
これは「一人の人の仕事をまとめてすべてクソと決め付けている」ことに当然なりますよ(>>335)。俺は「個人的にそう思っているから」そう言うのは自由でしょう。
関口のまともな仕事を一つでも読めばこの考えは覆ります。それでも「斜め屋敷」の解説がクソだという考えは覆りませんが。
359:303
04/10/07 05:01:14 gMMq8aAS
>>357
>第一回受賞者の芦辺拓は紛れもなく新本格だと思いますが、どうですか?
ご本人はインタビューで「デビュー時期で新本格に分類されることが多いが、そうは
思っていない」という意味のことをいってるよ。俺も芦辺拓は新本格ではなく旧本格
タイプの作家だと思うがなあ。
>本格原理主義者を自認している北村は新本格だと思ってたんだけど、
北村スレで聞いてみれば?
>しかしいずれにせよ、「十人前後」(>>327)とするには無理がないですか?
どんなに広く採っても二十人弱なんだが。
↓
芦辺拓 我孫子武丸 綾辻行人 有栖川有栖 歌野晶午 太田忠司 奥田哲也 折原一
斎藤肇 白峰良介 高原伸安 司凍季 中西智明 法月綸太郎 麻耶雄嵩 山口雅也
依井貴裕 若竹七海
個人的には、前述の芦辺拓の他に、折原一、山口雅也、若竹七海も新本格とは
思ってない。この三人はデビュー作から上手かったからw
360:303
04/10/07 05:18:52 gMMq8aAS
>>357の合意点はOK。論点は最初から、
>「斜め屋敷」解説における新本格叩き全体が不当であったか否か
だと思ってるよ。
結論からいうと、「不当だ」と結論付ける君の論拠
>プロの評論家なら(褒めるにせよ貶すにせよ)ある程度は客観的な根拠を示すべきだ
が単なるマイルールでしょってこと。
上の方で君が言ってた「文庫解説は作品の分析であるべきだ」というのと同じだよ。
そうであるのが望ましい、そうであるものが好ましい、という点では同意するが、そうで
ないものは不当、というのは言い過ぎで、傍から見たら言いがかりにしか見えないよ。
例えば、奇術を扱ったミステリの解説で、「この分野には泡坂妻夫『11枚のとらんぷ』
という傑作がある」と書いたら不当かね? 「なぜ傑作なのか」という客観的な根拠が
示されていない訳だが。
>まず批判対象の名を伏せた事で、限られた読者にしか反論できないようになっています。
そんなことは当たり前。「斜め屋敷」の講談社文庫版解説に反論できるのは、「斜め
屋敷」の講談社文庫版を読んだ人だけに決まっとる。別に講談社文庫版を読まない
すべての読者に反論していただくために解説を書いているわけではあるまいに。
361:303
04/10/07 05:33:25 gMMq8aAS
で、「名前を伏せられたから誰のことだか分らなくて反論できない読者」ってのは
最初から特に反論する必要ない人なのでは? 新本格を読んでない/知らない
んだから。
知ってる人には「島田氏が推薦文を書いている一連の新人群」と分るし、それで
充分なはず。そのうえで関口氏の意見に賛同するか、しないかは、自分で判断
すればいいだけの話かと。
>それは綾辻の人格の問題であって作品の瑕ではありません(作品と人格は別だからね)。
それは人格ではなくて執筆姿勢の問題だから、批判してもいいだろ。この場合は
批判の論拠と思しき綾辻エッセイの誤読による頓珍漢な批判であるとしても。
>結局、根拠を示さずに「新本格作家はリアリティの無い作品を書く上に、しょうもない
>言い訳をする連中だ」というイメージだけを垂れ流したことにしかならないのです。
そのイメージは、後半部分の誤読も含めて、関口氏の新本格に対するイメージ
なんだから、関口解説にそういう主旨のことが書かれるのは当然だろ。>>283で
俺、まったく同じこと言ってるんだけどw
たぶん君の発言>>282のように、「この解説だけを読んだ人が関口氏の誤った
主観を鵜呑みにする可能性がある」から卑怯だとか不当だというのは、意味の
ない批判だと思うよ。
362:303
04/10/07 05:54:43 gMMq8aAS
ここからは蛇足だが。
>そして関口の「根拠を示さない誠意の無さ」の傍証として本業(?)のハードボイルドの
>解説ですら好き嫌いの印象評しか出来てない事を挙げました(>>331)
どの解説がどのような印象批評であるのかを指摘しなければ、「傍証を挙げた」こと
にはならないのでは? 関口氏によるハードボイルドの解説にはすべて目を通して
いて、そのいずれもが印象批評である、というなら話は別だが。
「関口苑生は印象批評しか出来ない評論家である」というイメージを垂れ流しただけw
の文章を書いていては、君自身の批判に説得力がまるでないよ。
そもそも関口氏の仕事の一割にも満たない(推定)文章を読んだだけで、すべてクソ
と断ずる君より、次々と出版される島田推薦本をあらかた(推定)読んだうえで、自ら
の責任でそれを批判した関口氏の方が、物書きとしては遥かにまともだと思う。
ちなみに我孫子・島田論争の顛末は知っていますか?
363:邇斜邇
04/10/11 02:39:36 ZY5fKr7T
<>>357の合意点はOK
よかった
>>359
<どんなに広く採っても二十人弱なんだが
どんなに狭く採っても十人前後にはならない気が……。
どこまで本気か知らないけど「デビュー作から上手かったから」新本格じゃないというのも意味不明。
いずれも「初期新本格はショボイものであるべき」という前提があって初めて出てくる考えでは?
まあ↑これは論点とはあまり関係ないからいいや
>>360
あなたは何回も『「新本格がダメだ」というのは関口の個人的見解だから、そういう趣旨のことを関口が書くのは当然であって、そう書いたこと自体を非難するのはおかしい。』という趣旨のことを発言してきました。
そしてそれを非難するのは、”初期”新本格の酷さを知らない人であるか、新本格を批判したこと自体を許せない人であると断じてきました。
しかし(他の人はどうか知らないけれど)俺は関口が私見を述べた事自体を非難しているのではなく、新本格批判の「手口」が誠意が無い、いやらしいと言っているのです。
手口の具体例は>>358でも書いたが、まずタイトルが「個人的ファンレター」という言い訳がましいタイトルで、「最後にこれだけは言いたい」と強調しながら「理由はあるけど書かない」などと誠意の無いこと言い、名前もソースも示さずに他作家を非難した。
誤読部分だって単なるミスではなく(優れた評論家でもミスはする)、新本格憎しが高じてバランス崩したか、悪意があってわざとやったのかと思えるくらいに、頓珍漢な代物。
364:邇斜邇
04/10/11 02:42:56 ZY5fKr7T
「根拠を示せ」というのがマイルールだと言いますが、確かにルールなんてものはないがね。
「解説は作品の分析であるべき」というルールなんてないけど、「私は著者とは麻雀仲間で…」などという事しか書かれてない解説は糞。
「評論家は具体的な根拠を示すべき」というルールなんてないけど、根拠も無くソースも伏せて他人を非難する評論家は糞。
それにたとえ根拠がなくても例えば「新本格作家の館モノは出来が悪いが 、斜め屋敷は良い」といった程度の趣旨で書かれてたら、「関口はそう思ってるんだな」と理解できるし(賛同はできなくても)誰もそこまで非難はしませんよ。
けれど関口は「推薦文をやめろ」と言った。つまり「新人のデビューを助けるのをやめろ」とまで言っている(島田作品とは全く関係ない)。
そこまで言うのならちゃんと根拠を示せよ、と思うのは割と自然な考えだと思うがねえ。
<そんなことは当たり前。「斜め屋敷」の講談社文庫版解説に反論できるのは、「斜め屋敷」の講談社文庫版を読んだ人だけに決まっとる。
子供みたいなこと言うね。ちゃんとソースを示していれば後からそれを読んで確認することもできるが、これではたまたま「IN☆POCKET」の92年三月号を読んでいた奴にしか確認できない。
言われた本人さえ十中八九自分のことだとわかっても、名前を伏せてるから本人に反論しにくくなる(エッセイやインタビューの中で愚痴ることぐらいしか出来ない)。こういうのをズルイと言っている。
<それは人格ではなくて執筆姿勢の問題だから、批判してもいいだろ。
確かに人格批判ではなく執筆姿勢への批判と言うのが適切ですね。でも俺は人格批判だからダメだと言ったんじゃないよ。
仮に例の違法云々が誤読でなく事実だったとしても、作家の考えに対する批判(ていうか文句)だけでは新本格作品がダメという根拠にはならないと言いたいの。
ちなみに俺は>>282ではないですよ。>>272以降この議論に関するカキコには全て名前欄に272又は邇斜邇と書いてます。
365:邇斜邇
04/10/11 02:43:54 ZY5fKr7T
>>262
関口に関しては、確かに俺は関口の文の一割も読んでないよ。
俺が今まで読んだ関口の仕事の中で、良いと思ったことは一度も無くて、悪いと思ったことは何回かあって、間接的にも関口の良い評判はあまり聞かないから、今のところ関口はクソ評論家だと思っている。
一回でも関口の良い仕事を読んだら考えは変わりますよ。
<そもそも関口氏の仕事の一割にも満たない(推定)文章を読んだだけで、すべてクソ
と断ずる君より、次々と出版される島田推薦本をあらかた(推定)読んだうえで、自ら
の責任でそれを批判した関口氏の方が、物書きとしては遥かにまともだと思う。
例えば関口は笠井潔「復讐の白き荒野」の解説では「テロルの現象学」は難解だから私には理解出来なかった、と謙虚な態度に出ておきながら、このミス誌上では笠井(編)「本格ミステリの現在」が推理作家協会賞を受賞したときには、
「こんな難解なもの出してどうすんの?」という態度(内容がダメだというんじゃなくて、難解だからダメという論調だった)。一貫性ゼロ(社会評論はよくて推理小説の評論だからだめなのか?これにも根拠がないが)
こんな評論家が「自らの責任で」人を批判してると言えますか。
大体俺は物書きじゃないしw
<ちなみに我孫子・島田論争の顛末は知っていますか?
えーと、笠井が「新本格作家の親殺し」とか呼んだ件だっけ?恥ずかしながらよく知らないです。
この議論に関係あるんですか?
366:303
04/10/11 15:14:21 gIg68uWE
>>364
>これではたまたま「IN☆POCKET」の92年三月号を読んでいた奴にしか確認できない。
ん? 「アヤツジ・ユキト19××- 」とかに収録されてるんじゃなかったっけ?
まあ、いいや、ご存知ないようだから、島田-我孫子論争に絞って説明しておくよ。
まず、島田荘司が新本格初期からバンバンと新人を推薦しまくっているのは非常に
戦略的なものであったということ。つまり、この新人作家の作品はミステリとして未熟
なのは判っているけど、書き続けるチャンスを与えることによって、将来ミステリ界に
寄与するような作家に成長する可能性が多いにある。だから推薦する、と。(大意)
で、Aさんはあまり良くなかったが、このBさんの作品はそれよりいい。Bさんの作品
はそこそこただったが、このCさんの作品はそれよりいい、みたいに推薦の仕方は、
推薦される方としてはどうよ?(大意)という疑問を我孫子武丸が呈した。
その後、若干のやり取りがあったものの、本質的にはかみ合わないまま終息した
から論争というほどのものではなかったかもしれないが、問題は島田荘司の姿勢
の方にある訳。
367:303
04/10/11 15:25:13 gIg68uWE
振り返ってみると、島田推薦新人はミステリ界に寄与する可能性どころではなく、
現在では中核を担うような存在に成長した人が少なくない。その意味では、島田
戦略は正しかったといえるし、素人に毛の生えたような新人を次から次へと推薦
しやがって、というバッシングをいくら受けても、方針を変えなかった意思の強さ
は凄かったと思う。
ただ、リアルタイムで島田推薦新人のデビュー作を読んでいた読者の立場から
すれば、ミステリ界にどういう意味があるかは知らんが、俺が金を出して買った
このミステリはとりあえずヘタクソだったぞ! と文句を言う権利はある訳で。
だから関口解説の推薦文批判のくだりも、
>つまり「新人のデビューを助けるのをやめろ」とまで言っている
のではなく、(まだ未熟な)新人の作品を(将来性というものを担保にして)推薦
するのはやめろ、という意見であり、これはこれでうなずける部分があるんだよ。
368:303
04/10/11 15:30:42 gIg68uWE
ちなみに島田エッセイは「本格ミステリー宣言2」に入っている。我孫子エッセイ
は著者のサイトで公開されていたけど、今はリンクが切れているみたいで参照
できないのが残念。「Internet Essay」というコーナーを覗くと、文章自体の説明
までは読めるよ。
369:名無しのオプ
04/10/12 16:08:48 iTHZ2P6/
スレリンク(mystery板)
スレリンク(mystery板)
解説全く関係なくなってきてるし、いい加減スレ違いだから
新本格についての論争はこの辺でやってもらえないだろうか。
370:名無しのオプ
04/10/12 19:27:31 L8IImABa
全然関係ないんだが、殊能の「キマイラの新しい城」のmail欄で
このスレを思い出して大笑いしてしまった
371:名無しのオプ
04/10/28 22:44:49 0dC32COp
麻耶雄嵩の痾を再読した。
で、確かに>>109の言うとおり、解説は秀逸な出来だと思った。
でもこれって、鴉のネタバレしてるよね。
初読のときは気付きもしなかったが、今読むとかなり気になる。
372:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/18 17:12:37 fySJ9kN/
我孫子アーカイブ
URLリンク(web.archive.org)
373:名無しのオプ
04/12/28 00:31:19 pTcHOk5F
age
374:名無しのオプ
04/12/29 17:37:37 W1Tpk56f
連城三紀彦 『恋文』 新潮文庫 の解説
すごい昭和の雰囲気を出した解説
笑えた
375:邇斜邇
04/12/29 21:28:46 S6Ff2Ib7
>>303
たいへん遅くなりました。
>ん? 「アヤツジ・ユキト19××- 」とかに収録されてるんじゃなかったっけ?
単行本になったのは1996年。関口解説から4年もあとですよ
<(まだ未熟な)新人の作品を(将来性というものを担保にして)推薦
<するのはやめろ、という意見であり、これはこれでうなずける部分があるんだよ
なるほど。推薦文を批判すること自体は単なる暴言でなく、一意見としては理解できるものなんですね。
これに関しては考えを改めます。
しかし、それならなおの事、批判対象の名を伏せた上に曲解するのは評論家失格だと思いますね。
しかも肝心の、作品解説が疎かになっているんだからどうしょうもない。
関口は連城三紀彦作品の解説でも、「この人はミステリを書きたいんじゃない」とか勝手に決めつけてるし、
著作の、乱歩賞とナントカも、自分の好き嫌いを無理矢理理屈付けしてる、って評判じゃん。
俺は別に新本格を貶されたから、関口叩きしてるんじゃなくて、言う事に筋が通ってない(逆の意味で一貫しているとも言えるが)嫌いと言ってるだけ。
新本格ベッタリ史観の二階堂の解説も嫌いだしね。
376:303
04/12/29 22:44:46 tRjSB6SW
>>375
>著作の、乱歩賞とナントカも、自分の好き嫌いを無理矢理理屈付けしてる、って評判じゃん。
「評判じゃん」って、君、該当書を読んでないのかよ……。二ヶ月も放置した挙句の反論が
読んでもいない本の伝聞による中傷では、相手をする気も萎えるな。アホくさい。
ちなみに俺は「江戸川乱歩賞と日本のミステリー」をちゃんと読んでますよ。自分と意見の
ちがう所もあるが、関口氏の論調は一貫していて面白かった。
>関口は連城三紀彦作品の解説でも、「この人はミステリを書きたいんじゃない」とか勝手に決めつけてるし、
連城の傑作「明日という過去に」の解説を書いた時代作家の中村彰彦という人は、推理
雑誌からデビューしたからといって連城さんをいつまでも推理作家扱いするのは失礼だ
と書いて、東京創元社の戸川安宣氏に反論されていた。一方、日下三蔵や千街晶之は
連城は恋愛小説を書いても読者を騙すことに主眼を置くミステリー作家だ、といってる。
要は人によって意見がちがうという、まったく当たり前のことでしょ。
関口氏の意見は中村氏の意見に近いというだけであって、それを「勝手に決め付けてる」
と、あたかも間違いであるかのように決め付ける君の考え方こそ、独善的でおかしい。
>俺は別に新本格を貶されたから、関口叩きしてるんじゃなくて、言う事に筋が通ってない(逆の意味で
>一貫しているとも言えるが)嫌いと言ってるだけ。
つまり、君は、「俺と関口の意見はちがう」→「俺の意見は正しい」→だから関口の意見は
「筋が通っていない」と主張しているだけだ。だいたい自分でも「逆の意味で一貫している」
ってことまでは解ってるんじゃないか。好き嫌いと正誤の区別ぐらいつけようよ。
377:邇斜邇
04/12/30 19:38:02 +zL15FFT
二ヶ月も待たせたのに即レスありがとう
>「評判じゃん」って、君、該当書を読んでないのかよ……。
一応図書館で借りて目は通したけど、もう一度読んでみます。スイマセン
<つまり、君は、「俺と関口の意見はちがう」→「俺の意見は正しい」→だから関口の意見は
<「筋が通っていない」と主張しているだけだ
これは完全に言いがかりです。
「人によって意見は違う」のは当たり前。
だが、単なる思いつきや主観だけの意見と、キッチリ論証された意見は区別すべき。
推理色の濃い作品・薄い作品を含めて、どの時期にどういった作品が書かれていたか、順を追って解説している日下(「前夜祭」)と、
本文をいくつか引用して、自分の感想を述べた後にいきなり結論にとんでしまっている関口(「夜よ鼠たちのために」)にはハッキリ差があると思うよ。
関口は印象評しか出来てないのに結論を出す→勝手に決めつけている→関口の意見は(論理の道)「筋が通っていない」
つまり俺は関口の結論だけが気に入らないんじゃなく(結論も気に入らないから余計に嫌なのは事実だが)、
評論家のクセに論証というものが出来てないトコロが駄目だと言ってるの。
逆の意味で一貫している、ってのは単なる皮肉。
「明日という過去に」の解説は読んでないけど、
「推理作家と呼ぶのが失礼」などという失礼な奴と一緒にされては関口も嫌なんじゃない?
「夜よ鼠」解説中でも「連城がミステリーから離れるのは残念」だと言っていたし
378:名無しのオプ
05/01/02 11:41:38 yOkuziq7
一応一通り読んでみた。
最初は「誤読に基づく決めつけ的意見は評論家として駄目だろう」
と言う、単純で当たり前のことを言っていたように感じるんだが
なんか途中から「関口の「反本格的姿勢」についての賛否」
「新本格派登場についての賛否」の議論になってるな。
一番最初の議論と、「関口の「反本格的姿勢」についての賛否」
は本質的に全く違う議論だと思うんだが。
まあいいけど(一応スレの趣旨に合ってるような気もするし)。
379:邇斜邇
05/01/03 22:23:49 1A6Z+24n
「斜め屋敷」解説中の綾辻批判が誤読である、というのは最初からみんな認めていたんだけどね。
ここから「単なる誤読」とする303さんと、俺を含む「これは評論家としての姿勢に問題がある」とする側との議論になってこんな長くなっちゃったんだけど、
もう完全に平行線だからそろそろ終了かな?(個人的な事情で二ヶ月も放置してしまったし)
380:名無しのオプ
05/01/04 18:26:36 GH3NN768
>>83
ドロシー・ギルマンの作品は、訳者解説(後書き)が全部その調子。
先に読むべきものではないけど、後から読む価値も無い。
作者の小ネタとかある時の解説は、ちょっとマシになるけど。
同レーベルで、ダイアン・デヴィッドソン「クッキング・ママ」
このシリーズは、裏表紙の粗筋がネタばらしをやらかすので
手に負えない。特に「真犯人」は、物語中盤になってようやく
判明する事実(まあ、謎解きには直接関係ないけど)を思いきり
書いていやがるので、ガッカリ度最強。どうにかならんか。
381:名無しのオプ
05/01/06 19:44:56 TcPpakLN
>>380
何事も無かったかのように時空を超えたレスをするお前に惚れた。
382:名無しのオプ
05/01/07 00:46:57 A9+bGmui
すげぇ必死というか、外野だけが膨張するミステリ業界を象徴するスレッド
383:名無しのオプ
05/01/07 16:41:31 IbOxijVy
URLリンク(kino.cot.jp)
384:名無しのオプ
05/01/08 02:00:33 JOpg3Boh
中井秀夫の解説が好き。
385:名無しのオプ
05/01/08 08:02:21 /IPoRiAV
サラ・ウォーターズ「半身」の解説はここ数年読んだ中で最も普通の解説だった。
あの小説をフーコーの名前を出さずに解説するのは多分無理、なんだけど
フーコー理論の紹介と小説の主題の関連性をバランスに配慮しつつ語ってるのは好感が持てたよ。
386:名無しのオプ
05/01/08 20:48:08 qFEoLjH+
「十角館」の解説、後半私怨が混じってるな…。
387:名無しのオプ
05/01/22 10:44:17 KOBqBX2z
「小説すばる2月号」に、「2004年文庫解説ベスト10」なる企画がのってた。
原稿かいてんのは、池上冬樹。純文とミステリーが半々だったけど、北上次郎とか新保博久とか入ってたな。
さすがに自作をランクインさせるような、公魚的馬鹿行為はしてなかったが。
388:名無しのオプ
05/01/22 10:51:01 jLohxCnv
文庫解説をつけない作家が増えてきたからなぁ
389:名無しのオプ
05/01/28 05:40:14 l289C3//
解説がないと物足りないだす
390:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/04 00:03:20 KkzFRXms
C.ブランド『はなれわざ』の恩田陸。
引用長すぎ。しかも同じ作者の別の作品からの引用。これは腹立つよ。
391:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/04 01:37:36 8eW7lvTj
そういやあ、米澤穂信の『春季限定いちごタルト事件』が出てないな。
これの解説はかなり酷い。
392:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/05 13:51:19 I56Aq26A
いちごタルトの解説は小学生の感想文よりも酷い
393:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/05 23:58:56 dK/BcjOb
西村京太郎「ミニ急行ノサップ殺人事件」(文春文庫)の解説。解説者は、新保博久。
良いとか悪いとかじゃないんだけど、文体が変。
「あなたはこの『ミニ急行~』を読み始めて、おや、いつもの西村京太郎のトラベルミステリーと少し勝手が違うぞと思う」
「~だろうと、あなたはすぐ見当をつける」 「ここであなたは~を思い出す」
「あなたはこの本を今回も楽しく読み終えてしまう」
こんな感じで、法月綸太郎「二の悲劇」や北村薫「ターン」のような、二人称小説みたいになってる。
邪推すると、凡百のトラミスの内でも最低ランクに入るであろう今作を、
どう解説するか、どう褒めるか、考え過ぎて煮詰まって、こんな風になっちゃったんではないかなぁ・・・・・・
394:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/06 04:25:46 VicKiyIE
評論家ほど危うい職業はない。
デカイ口叩いて欲しくないね。
395:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/06 13:54:57 DGZyQeXU
法月「頼子のために」の池上冬樹の解説、
当時はムカついたもんだが、
今読み直すとけっこう感慨深いものがあるな
396:名無しのオプ
05/03/12 16:01:49 Ez07gqYY
既出だが「春季限定いちごタルト事件」の解説はホントひどいな
397:名無しのオプ
05/03/17 20:35:56 pB2QHxhc
拾い読みなんだが『時の密室』の解説の菅浩江って、
バカミスについて大きな誤解をしているような気がした。
398:名無しのオプ
05/03/18 18:54:08 Ew4wyOGB
菅浩江は、『時の密室』じゃなくて
『クラインの壷』の解説でバカミスの話をしてるぞ。
『時の密室』の解説は有栖川有栖だ。
399:名無しのオプ
05/03/18 18:58:42 xzXiCN5H
有栖川のロシア紅茶の解説が・・・と思った。
表題作のトリックをべた褒めしてる筆者がなんか
白々しい気がした。あのトリックで長編だったら
わしゃ有栖の家に火つけるぞ。
400:名無しのオプ
05/03/18 20:35:50 UYGO8TxF
2chのコテハンは8割以上、実生活で精神科に通ってるような
やつばかりだ。だから、ウザイコテがいたら、こらキチガイ
静かにさらせ、とか言ってやると効果てきめん。自分の素性が
なぜばれたのかとあせるコテハンが笑える。
そもそも2chにいりびたってるようなやつは
精神不安定な半キチガイばかりだから、そこのところを
常に意識においておく必要がある。
それどころか、2chの管理人はじめ、ここの運営をやってる
やつらは、いちおう商売人ではあるが、同時に
精神的にアッチへ逝ってるやつばかり。
まともな人間を相手にしていると考えると、とんでもない
勘違いだから注意しておくWWWWWW
401:名無しのオプ
05/03/19 13:59:47 86UaQzr+
解説じゃないけど「不死の怪物」の東雅夫の帯の言葉
完全なネタバレを平気でやっている
ホラー評論家じゃないのか? 素人以下だな
402:名無しのオプ
05/03/23 17:10:30 vBXzcjmI
>>396
> 既出だが「春季限定いちごタルト事件」の解説はホントひどいな
本編読み終えて解説を読んだら
この本自体を売り飛ばしたくなったよ…。
403:名無しのオプ
05/03/26 21:54:35 kX4OW4fi
>>401
東雅夫って、解説の文章が大仰で嫌いです。
あと売れている作家には、媚びる解説しか書かないのも
情けないと思います。
404:名無しのオプ
05/03/29 14:46:19 P81ltI7+
悪い解説
創元推理文庫 泡坂妻夫「煙の殺意」の解説。大傑作に駄解説。
良い解説
講談社文庫 蘇部健一「動かぬ証拠」の解説。いやもうしかし。
405:名無しのオプ
05/04/06 02:01:28 wx1mH95g
満坂太郎『海賊丸漂着異聞』の末國善己
本編の物足りなさをほどよくケアしてくれる解説
406:名無しのオプ
05/04/24 00:12:03 /3FAmfsV
>>403
解説というより書評だろう
新人は偉そうにクサシ、売れっ子作家にはコビル
マァ評論家なんていってるけど、その程度ってことだな
407:水先案名無い人
05/04/30 22:33:25 AOa3DQ33
「春季限定いちごタルト事件」の解説、今日初めて読んだがホントひどいな
・まったく興味の持てない自分語り
・私はライトノベル読みなので受け取り方が違っても許してねという言い訳
・(笑)の使用
・「読め」と繰り返すわりに、なんで読んでほしいのかさっぱり分からない文章
ネットでファン向けに書いてるならこの書き方もアリなのかもしれんが、
俺みたいな一見さんがこんな文章見たら買う気なくすぞ
ネット文体を紙媒体に移し変えるとこんな悲惨なことになるんだな
408:名無しのオプ
05/05/02 02:18:15 XW7lQIpK
>>407
ネットでも寒いよあれは。2chのカキコ以下だべ。
409:名無しのオプ
05/05/10 01:47:09 41MOfKWK
>>407
いちごタルトは読んだけど。解説読んでねえw
本屋で立ち読みするとき先に解説読むのに、解説読まずに読了したとき
あとがきとか解説、読まないことが結構ある。自分でも不思議だ。
410:名無しのオプ
05/05/19 00:41:28 Tcf/1L+i
光文社文庫「赤赤い月照」の笠井の解説。
すげえ悪いとかってわけではないんだけど・・・
自説の展開に丁度のいいのがあった。
とまではいかないんだろうけど、作品の内容なんてほとんどなく、
大量死がどうこう書いてる。なんだかなあ
411:名無しのオプ
05/05/19 00:43:31 Tcf/1L+i
>>410
大量死の問題に触れてるのが悪いというわけではないです
412:名無しのオプ
05/07/08 03:03:19 8RoOZ/R9
『翼ある闇』の野崎六助の解説
・何が言いたいのかわからない。
・気取った表現も滑ってるとしか思えない。
・今読んだら恥ずかしい未来予測
例)「麻耶・二階堂・飛鳥井(誰?)の三人が新世代の有望株」
413:名無しのオプ
05/07/08 03:17:27 rHxHuxG2
「天才を天才と見抜けるのは天才だけ」
とは、絵画の世界の格言だったかな。
これは、才能の無さから評論家に転向した輩がやたら「天才」という言葉を使って評論する現象への苦言でもあるんだが、文芸にも通じると思う。
昔の文庫解説を読むと、評論家がいかにテキトーか分かる。
414:名無しのオプ
05/07/08 08:28:04 ydJjr/Yi
昔の文庫解説読むと今の解説者がマシに見える。それは認めざるを得ない。
415:名無しのオプ
05/07/09 01:05:59 POuvkpdu
>414
えっ?冗談だろ。
416:名無しのオプ
05/07/09 02:18:11 yJ0tQbqa
>>415
昔の創元推理文庫や講談社文庫の解説見てみろ。早川ミステリ文庫でもいい。
とくに中島河太郎や郷原宏あたりな。
417:名無しのオプ
05/07/09 02:37:53 POuvkpdu
>416
それは普通に使える解説だ。(可もなく不可もない)
最近の解説者は、もちろん使えるやつもいるが、総じてレベルが下がってるとしか思えんけどな。
個人的な話だけして、作品に触れないやつとか、単なるファンがキャーキャー騒いでる駄文とか、
作品から遠く離れた持論を展開する迷惑なヤツとかね。
418:名無しのオプ
05/07/09 02:42:10 +aRMpC7R
>>417
主観でいいから、使える解説者と使えない解説者を具体的に分類してみてくれ。
419:名無しのオプ
05/07/09 02:48:04 POuvkpdu
このすれに実例がいっぱい上がってるよ?
420:名無しのオプ
05/07/09 03:07:41 +aRMpC7R
中島と郷原を「使える解説」と判断する君の、その他の解説者の評価が知りたいんだよ。
421:名無しのオプ
05/07/09 03:22:23 8Ot+Z1Se
>>417
最近文庫解説を拒否する作家が増えてきたもんな。
422:名無しのオプ
05/07/09 11:59:37 POuvkpdu
>420
かってに人の意見を書き直すなよ。
「使える解説」ではなく、「普通に使える解説」、要約するなら「普通」だ。
俺はどういったものがだめなのかは、既に例を挙げている。
むしろ「今の解説者がマシに見える」といっているのに驚いている俺が、
聞いている番なんだが。
純粋に知りたい。
414なんかは、一くくりにしてるんだから、特定の個人が「使える」んじゃなくて、
今はレベルの高い解説が大勢を占めているということなんだよな。
俺にはそうは思えんのだが。
423:名無しのオプ
05/07/09 12:09:05 UYWaMzGr
井沢元彦の「義経幻殺録」の山前タソの解説。
作中に登場する意外な登場人物のことを名前を伏せて紹介している
のだが、そのすぐあとの参考文献のところで誰だかわかってしまう。
なら、あえてそのことは触れなければよかったのに。
424:名無しのオプ
05/07/09 16:14:34 T3A4tzXh
ようするに一般的な解説のアベレージの話だろ?
昔は中島河太郎らが二流の解説ばかり書いてたが、
今は一流と三流も混ざるようになったってことじゃないのかね
>>422の日本語センスはちょっとおかしいと思う
「普通に使える解説」は「使える解説」の意味に取るのが自然だろう
一般的には補助語と解される「普通」を優先して、
「使える」の意味を薄めて要約と言い張るのはなあ
425:名無しのオプ
05/07/09 16:24:30 +aRMpC7R
>>422
つまり「普通に使える解説(二流の解説)」があって、その上に「非常に使える解説(一流の解説)」、
下に「まったく使えない解説(三流の解説)」があるってことか?? まあ、それならそれでいいや。
>俺はどういったものがだめなのかは、既に例を挙げている。
どういったものがだめなのか、ではなく、誰の解説がだめなのか、あるいはいいのか、を知りたい。
426:名無しのオプ
05/07/09 16:24:31 hHk6exMB
>>422が同意してないだけで、具体例は>>416が駄目だと考えるほうの例をちゃんと挙げてる
それに対して>>417は「もちろん使えるやつもいるが」と一応フォローしつつも
「総じてレベルが下がってる」と一括りにして言ってるだけ
次に具体例を挙げる義務は>>422のほうにあるよ
427:名無しのオプ
05/07/13 13:37:18 OMVe3iNv
>>421
文庫解説は評論家と老作家を手懐けるのに手っ取り早いんだが
428:名無しのオプ
05/08/07 20:00:24 rAqeKGdH
日下三蔵の解説はどれも良い意味で普通の解説
429:名無しのオプ
05/08/13 20:00:58 J7K8qWOC
蒸し返し気味の話だけど、
中島河太郎氏の解説、
昔は「ま、解説なんてこんなもんだろ」と思って読んでいたので
大して気にならなかった。
ただ、唯一の例外は
連城三紀彦『私という名の変奏曲(双葉文庫版)』の解説。
(メル欄)について“逆恨み”って……。
いやその通りなんだけど、もうちっとどうにかした言い方はないものか、と。
430:名無しは無慈悲な夜の女王
05/09/02 13:04:32 hZkEAJNu
iu
431:名無し物書き@推敲中?
05/09/18 11:42:27 HKx83sbe
バカ一
432:名無しのオプ
05/09/18 15:33:04 jig0G2SG
あとがきに意外な犯人がって書いてあるやつ、登場人物一覧表みながら
誰だったら意外か考える、本文読まなくても犯人が当たる事ある。
433:名無しのオプ
05/09/21 00:13:19 e1pB7q9Q
HM版の「そして誰もいなくなった」の解説(クリスティ文庫になってから変わったかは知らん)を
本編読んだ後に読めば、まあ9割の人は「アクロイド殺し」の犯人が当てられるな。
434:無名草子さん
05/10/13 11:43:23 /YvoVkQM
恩知らず
435:名無しのオプ
05/11/25 22:28:34 JMA7jq4A
で、>>422はどこにいったの?
436:名無しのオプ
05/11/26 01:04:22 3deXJUlQ
俺も解説は無いほうが良いな。解説っていうより単なるエッセイなのが多いし。
良い解説……ミステリではないが、小林信彦の『唐獅子株式会社』の解説(筒井康隆)。パロディの元ネタを事細かに解説し、筒井自身も思わず「こういう本こそ、本当に解説が必要なのだ」と宣(のたま)ってしまう。
悪い解説……近藤史恵(が書いた解説)全般! もう最悪!
437:名無しのオプ
05/11/26 01:21:49 yBz1K9fw
その解説書いたら小林信彦ファンから抗議が殺到したらしいな。
小林信彦はこの解説良いよって筒井康隆に言ったらしいが。