10/01/31 21:07:09 ghU9WIUl
>>67
> 「『ゲーム界での”ミステリ”の定義』は、ミステリ小説界と違って良く分かっていない、まだ決まっていない」
> というのが真相なのかなあという気もします。
「メディアが新しければ新しいほど、そのコンテンツのジャンル区分が不明瞭である」のは確かでしょうね。
また、メディアの特徴によって「ミステリ」が成立する為の要素が異なるのも確かでしょう。
例えば、「小説」が得意とする「叙述トリック」は、映像分野が苦手とするところです。
ただし不可能という訳ではなく、実際に非常にエレガントな「映像であることを逆手にとった叙述トリック」も存在します。
また、逆に映像分野が得意とする手法として「一見して他愛も無いショットに証拠物件etcを写しこむ」等々がありますね。
ゲームというメディアの特徴は、
> ゲームの場合、プレイヤーがキャラクター・物語を捜査することができるので、黙っていたら全部の情報が出てこない方が
> 面白い、と考えます。ゲームで難しい謎解き、と言った場合、上手くプレイしないとなかなか情報が出てこないようなものを指します。
ということなのでしょうか。
私自身はゲーム音痴なので、実のところそこらへんの感覚を掴めずにいます(^^ゞ
> うみねこの場合、選択肢自体が無いサウンドノベルだけれども、連載形式を取って読者と作者の応答を入れることで、
> 根本的にゲームと同じ方法論で作られているので、そのへんに齟齬があるのかなあ、とも。
そうかもしれませんね。
ゲームに疎い私は「WHEN THEY CRY」シリーズを「ゲーム」としてではなく、
映画やTVと一括りに「映像かつ連載形式のエンタテイメント」として楽しんでいます。
ゲーマー諸氏がうみねこを楽しむ感覚からは、かなりズレているのかも(^^;;;;;