10/02/16 22:43:33 C+oinb8v
●赤字
赤字が出てくると文脈を読まなくなる、というのは、ある意味魔女の罠の気がしてきた。
>>469
私の解釈は、だけど、EP4までのゲーム盤で出された全ての赤字は、ラムダデルタのチェックを経ているらしいので、
誰が出していようと、そこにロジックエラーが存在しないことは言えそう。
それが即、真実を表しているとは限らないけど、魔女のゲームにとっては、どちらでも良い話だと思う。
>>473
命題は一文で完結していない。そして、そこで言われている文脈では”真実”は”全ての真実”を含まない。
全ての事象について定義しているのは、たとえば、その次の赤字【妾が赤で語ることは”全て”真実】や、
エヴァの赤字【赤は真実”のみを”語る】など。
>>475
もともと、赤字自体を文脈から切り離すのは無理だ、というのは>>462などで説明した通り。
そのうえで、どう文脈を読むべきか、と言えば、霧江の言っている「チェス盤をひっくり返す」=「相手の立場に立って見る」
のが重要になると思う。
今回の最初の赤字の例で言えば、戦人が情報不足を理由に逃げを打とうとしたのを、ベアトリーチェが赤字で止める
形になってる。この場合、ベアトリーチェの立場に立って考えてみれば、この赤字はあくまで戦人を否定するためのもので
自分に不利な形の制約をつけるメリットは何もない。従って、人間が即、真実が全ての真実を表すと考えるのは危険。
そして戦人の立場になって考えると、この赤字だけでは”真実”が示す範囲は特定できない。
しかし少なくとも、ベアトリーチェが赤で指摘した事実に関して、戦人はそれが”真実”であるべきだ、とは主張出来るし、
それは武器になる。
エヴァの【赤は真実”のみを”語る】も、赤字に嘘が含まれているはずだ、という戦人の発言を封じるためのものだから
キャラクターの動機を考えて行けば、赤字の文脈を読むのはそれほど難しくない、と思うよ。