10/02/09 23:56:42 SB49Dl9+
>>315
●キャッチコピー
>「あなたはこの謎が解けるか?」というキャッチの作品は
>解けることが前提になっているわけで
>反語的なニュアンスであると解することが「誤解」であると言い切れる?
まず前提として、「あなたはこの謎が解けるか?」という単純な問い掛けは、キャッチコピーには無いわけだ。
そして、解けるか、という意味であれば、なんとか自分なりの解(一意ではないが、問題を解決出来る解)を導ける、
という意味では解ける。ただし、前提となる情報を読み間違えたり、赤字に穴が無いと感じるなら、解けない。
だから、解ける作品と受け取る事自体は、誤解ではない。
ただし、「与えられた情報に全て伏線があり、そこから一つの解しか求まらない」という、本格ミステリのような解き方は
しない。そして、キャッチコピーからそこまで読み取るのはどうなのか?ということ(>>296のような条件も無いのに)。
>>>この「推理」は
>>「一意な解でなくても可能性をあげろ」という意味だと思う
>だとすると続く文章である
>>>私が期待するのは、正解に至る推理が現れることじゃない。
>の「推理」とは意味が違うことになるよね
まったく違わないと思うが。「正解に至る推理」は「推理」の一部の例(より条件の厳しい例)ではないの?
「正解に至る複数の可能性」もあるだろうけど、仮に、正解に至るには一つの可能性=一意な推理しかない、
と解釈したとしても
「正解に至る推理」=「一意の推理」≠「推理」として、「一意の推理」を否定する内容に見えるけど。
>>316
>>叙述とはそういうもの、と厳密に言えないから、叙述周りで特にフェア議論が巻き起こるのではないの?
>叙述トリックで「フェアプレイ」議論はあんまり起きてないと思うのだがw
>なぜかというとたいていが「本格」じゃないから
私もたくさん読んでるわけじゃないけど、新本格のいくつかの作品に叙述が使われていた気がするけど。
それとも新本格は、本格に含まれないの?
(あとその論法だと、ひぐらし・うみねこに叙述トリックが存在した時点で、
以降、本格と読み取るのは無理、という話にもなる)