10/02/09 06:44:28 SB49Dl9+
>>301
>>EP1の最後の時点で既に魔女が出てきて、人間とトリックで事件を相手に説明するのが
>>ゴールだとも言われてるじゃない。
>キャッチコピーの話をしてたんじゃなかったのw
一つ気になる問題として、キャッチコピーで読者が誤読したとして、その何割が、どのエピソードで
気づくのか、という問題がある。前スレで誰かが言っていたけど「1万円以上払って=つまり6作をひとつずつ
追いかけて、最後にこのミステリが”本格ミステリ”でないことに気づいた=騙された!」という架空の読者を想定するのは、
実際あまり現実的じゃない(普通はEP1終了時、遅くてもEP2途中の時点で気づくと思う)。
本格ではなくても、読者に謎解きを要求しているミステリではあるし、謎解き作品としての定義は満たしているわけだから。
>>>推理が可能であることを保証するものではありません。
>>>私が期待するのは、正解に至る推理が現れることじゃない。
>>から、「推理=本格ミステリ」の意味を読み取るのは、かなり人為的な、文脈を読んでない読みだと思うけど
>結局君が言いたいのはこれに尽きるんだろうけど
>これについて説得的な論拠はまったくでてないよね
>「そう読まないのが自然」とかそんなのばかりでw
キャッチコピーを普通に読んだときに、本格ミステリを想定するのが無理なのは、例えば>>120も述べてるよ
(「それで娯楽として成立するか」という問に対しては、成立するようにもっていく作品なので、問題はないと思う)
ミステリにおける”推理”にいろいろな形があることは、例えば>>272が色々な作品を挙げて述べている通り。
本格ミステリの読者の挑戦が、ただ読者に挑戦すればいいというものではなく、まずルールを読者に明示する形で
フェアプレイを約束する、というかなり厳格な形式に沿ったものであることも示されている(例えば>>296がそう)。
本格ミステリであると一言も言っていないし、本格ミステリのスタイルのルール(読者への挑戦)も書いてないし、
むしろ、本格と受け取られるのを否定するキャッチコピーを持つ作品なのに、
それでも”推理”を要求した=本格だ、と解釈するのは、とにかく宇宙船が出たらハードSFだ、並に
無理が有るんじゃないかね。