10/01/29 23:03:52 707zRJWU
継続でいいっすよー
>>3
>ただ、それらは「サウンドノベル」って表現形式の限界がもたらした偶然の産物なんじゃないかなーとも思う。
>プレイヤーが能動的に状況を調べられるシステムが構築されていれば
>「魔女の赤字」というシステムはそもそもひつようなかっただろうし。
そういうインタラクティブなシステムは、例えば間にコンピュータを介するか、メールゲームのように、読者の人数が
ある程度限定出来る状況じゃないと厳しい。作者一人対読者数万人、という対決だと、読者の意見を物語自体や
作中キャラクターに反映させる、という形を取るしか無いんじゃないかな。
赤字はノベルの形式や竜騎士の発表方法、いろいろな偶然がもたらした産物ではあるんだろうけど、純粋な小説からだと、
こういうメタな情報を作者から伝えるツールとしての使いかたは、まず発想不可能だったんじゃないかと思った。
>>6
>> “悪魔の証明”がある限り、私たちも探偵も、常に未発見の証拠Xを否定できません。
>>“悪魔の証明”を破らない限り、私たちは推理に挑む資格すら、得られないのです。
「悪魔の証明=”否定命題”の証明が困難であるという事実」を指すから、これで合ってるんじゃないかな。どこか違う?
>>簡単でしょう。「(赤字を信じざるを得なくて)それでも解が一つも思いつかないとき」
>それは「推論が思いつかない」すなわち「推論未出」ではあって「推論不可能」ではないよw
>極論すれば「魔女などいない、魔法などない。やり方はわからないけど必ず現実的な手段がある」
>と「予測」するだけでよいのだから
EP6でロジックエラーの概念が明確に示されるまで、読者は赤字の指している状況が、人間には不可能な状況か
可能な状況かははっきりわからなかった。だから、赤字を信じる立場に立つ読者にとって、その2つは明確には
判別不可能だったんだよ。
>「魔女などいない、魔法などない。やり方はわからないけど必ず現実的な手段がある」
無論、主人公の戦人はこの立場に立つわけだけど、この”やり方”を明示的に示さない限り、可能であることを
示したことにはならない(から魔女も屈服しない)。