10/07/01 19:15:20 ZOiav0pE
連投してごめんなさい。
また創っちゃいました。ちょっと嫌らしいかも。
どうでしょうか?
僕はまだ未経験だった。
兄さん達は既に経験済みで、皆口を揃えてとても気持ちが良かったと言っていた。
僕にも何度か挑戦する機会はあったが、大事なものが小さいと冷やかされたことがあった為に怖じけづき、なかなかあと一歩が踏み切れずにいた。その度に彼女は僕に優しい言葉をかけてくれた。僕は独り涙した。
雨はなかなか降り止まなかった。数日後にやっとチャンスが巡って来た。
もう彼女の期待を裏切るる訳にはいかなかった。
僕はとうとう踏み切った。彼女に教わった通り必死で上下運動をした。すると僕の体はふわりと浮き上がり、そのまま大空へと舞い上がっていった。
上空にいたみんなが僕の初体験を祝福してくれた。
これは僕が初めて飛んだ時のお話。今では僕は兄さん達と同じくらい立派な翼をもつ鳥に成長した。