09/12/24 02:53:14 zS9tEDMo
>>692
>「・・・ほんとすげーんだてば! 102歳とは思えんくらい肌も綺麗でサ!
> だからアタシ聞いたっぺ、その長寿の秘訣は何なんですか?てな!
> そしたらその答えってのがサ・・・」
>
> 相変わらず律子は興奮すると故郷のナマリ丸出しになる。
> ただでさえ早口なのに、馴染みのない訛りまじりで聞き取りづらいことこの上ない。
> 少々ウンザリしながらも、アタシは話を合わせた・・・
>
> 「うん、何だったの?」
>
> 急に真顔になって律子が答える
>
> 「 茹でた孫 を毎日食べるんだと!」
>
> 「いや、ありえないから! アンタまた騙されてるんだよ。 まったくそんな子供だましに引っかかるなんて…」
>
> 「嘘じゃないて! おみやげにアタシにもくれたんだ。 一緒に食べよ!」
>
> うあああまじか、かんべんしてそりゃ遠慮するよ
> ・・・と、顔を背けるアタシの前にむりやり突き出された
律子の手には、一本の指が握られていた。
改めて見ると、孫である律子の体には・・・至る所に欠損があるようだ
律子は言った
「アタシの次・・・アンタで最後だど・・・・お姉ちゃん」