10/03/02 21:27:04 QT2qVjpK
テストを兼ねて某スレより
847 :名無しのオプ:2010/02/28(日) 00:06:53 ID:p4s9nv9N
怪奇小説と本格推理の融合という点で「バスカヴィル家の犬」と横溝作品に共通項はあるが、
自分の印象は>>827さんとはちょっと異なる。
吸血鬼や狼男など人外の怪物による恐怖を描くゴシックホラーの流れを汲むバスカヴィルと、
人間の愛憎や怨念といった身近な恐怖を描くジャパニーズホラーの系列である横溝作品は、
本来対極にあるものではないかと思う。
とは言え、何だかんだ言って横溝がドイルからかなりの影響を受けていることは周知の事実。
「本陣殺人事件」などはある意味「ソア橋事件」のパクリだし。
怪奇と本格の融合という手法をカーとともにドイルから学んだ横溝が、
それを純日本風に応用したということだろう。
ちょっと自分で何が言いたいのか分かんなくなってきたんですが、
要は横溝先生、「本陣」の中で思いっきり「ソア橋」のネタバレやってるんですけどいいんでしょうか?ってことです。