09/03/29 11:41:27 kmZvmhcu
ささやななえにしろJETにしろ、最初期はやっぱり原作を尊重して
セリフの一字一句も動かすまいとしているね。ひょっとしてたら
出版社側がどの程度改変していいのか分からなくて慎重になり過ぎて
いたのかもしれないけど。だんだんオノレを出してくると、イメージと
違う話は出てくるにしてもやっぱり面白い。でも確かに獄門島の
>寸前まで超然としてたつもりの人が事実を知って即ショック死
というのは大事だね。原作を読んだ人が初読の際ここで悲鳴上げたって
書いてたのを随分あちこちで見た覚えがある。
しかし角川映画公開に合わせて刊行したはずのつのだじろう版は、
いったい何を考えてああしたのかさっぱり意図が理解出来んww
文庫化された際にまとめ読みしてみたけど、一から十まで原作と
かけ離れてると思っていたから、それなりに原作に忠実な所に
感心ししてしまったりして騙されてるぞ自分、と思ったりw
映画の感動的ラストに悪意でも持って作ったかのような「手毬唄」
最後のシーンなんかある意味痛快に感じちゃったもの。