【生誕】松本清張【100年】at MYSTERY
【生誕】松本清張【100年】 - 暇つぶし2ch122:名無しのオプ
09/02/25 20:27:18 AcOksB84
まあぶっちゃけた話、書斎は俺たちに飼ってもらってるようなものだからな。薄汚くて臭くて不細工な野良犬が
いつも同じ場所を彷徨いていて、仕事や学校の行き帰りにみんなで給食や弁当の残りを投げ与えてやってる
その駄犬は自分で餌をとる能力もないから、俺たちのおかげで辛うじて生き長らえているんだが、
畜生の悲しさで自分がいちばん上だと勘違いして偉そうにふんぞり返ったり吠えたりする。俺たちは
それを見て嘲笑っている

書斎の存在はそんな感じだと思うよ。2ちゃんで俺たちが構ってやらないと、現実では親兄弟からすら
邪魔者扱いだろうからな。ほんと、こいつみたいな屑にだけはなりたくないよ

123:名無しのオプ
09/02/25 23:58:55 vUPjmECA
122についてはこちら↓

スレリンク(mog2板:390番)

124:名無しのオプ
09/02/26 15:52:37 FMu2sxoc
>>122
あんたの方が品性下劣

125:名無しのオプ
09/02/26 20:59:54 ywDAW0Fh
わざわざコピペに反応するなよ。

126:名無しのオプ
09/02/26 23:38:52 iJKRJic/
清張が世に出た時、一番驚いたのは文体。
一文一文が短い。「。」から「。」まで(読点から読点まで)がまことに短い。

それまでの小説や随筆とは全く違う。たいへん読みやすい。
この衝撃は今もおぼえている。
当初は、「軽薄」にすら感じたほどだ。

以後は、誰が書く本も、まったく当たり前の現象だが、こういうことも清張が最初・・


127:名無しのオプ
09/02/27 10:11:31 7wA+f9d9
いろんな板で書斎魔神のような人はいる。
40代板のありとあらゆるスレにいる、顔。
経営板の花山大吉45歳川崎市在住。 彼らは孤独だし、外界との接点もない。
もちろん家族友人知人もいない。
どれほど板の住人に嫌われようが、自作自演するし、別人格で擁護さえする。
彼らははたして病んでいるんだろうか?
そうだともいえるしそうでないともいえる。
彼らは私たちの合わせ鏡でもある。
彼らは2ちゃんねるにしか生きる場所がない。

128:名無しのオプ
09/02/27 10:24:41 y8M9Z1TF
>>126
清張さんの文章が簡潔明晰なのは、
森鴎外は言うまでもなく、菊池寛の短篇からも影響を受けていると思いますよ。


129:名無しのオプ
09/02/27 18:16:16 UDhOykXO
>>128
「私の古典は菊池寛だ」ってエッセイでも書いてたね。
俺が読んだ限りで、清張の文章に近いと思ったのは岡本綺堂。
くどくないのに情景が浮かび上がる簡潔な描写。余韻を残す文章。
清張が手本にした一人じゃないかなあと両者を読んでると思えて仕方がない。

130:名無しのオプ
09/02/27 19:14:27 0C3Ijsbo

名無しの魔神だね

131:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/02/27 20:34:44 tYw8Svla
清張先生の歴史小説評価は鴎外<菊池寛。
とにかく菊池作品の面白さを高く評価していたようである。

松本清張記念館の生誕100年限定記念グッズとして、
清張先生の似顔絵シールがはられた有田焼ホチキスが発売中とか。
いかにも九州らしい企画ものではあるが、作品のファンである自分は欲しいとは思わない。
清張先生が愛用したホチキスとかでも同様だ。
これはともかくとして、清張先生の唇が自分の唇の上に重なる映像装置、
清張先生の肉声と会話する電話、後者はともかく前者は悪趣味な感さえある。

132:129
09/02/28 10:28:58 wdNlEj0N
>>130
魔神じゃねえよ、糞野郎。知能が低いくせに余計な気をまわてんじゃねえよ。
てめえは清張より魔神のファンか?魔神大好きスレでも立ててそっちへ行ってろ。

133:名無しのオプ
09/02/28 19:48:59 HVC/7WTo
唇だけで清張を語るのは確かに皮相的過ぎるな・・・

134:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/02/28 22:30:25 ZezdYEkY
簡潔で平易な文体、しかし巧みな情景描写等、俺も綺堂御大と清張先生の文体には共通性を
感じる。綺堂は戯曲でも著名だが、清張先生がこの方面に触手を伸ばさなかったのは残念
でもある。

135:名無しのオプ
09/02/28 23:20:58 wdNlEj0N
戯曲っていうか綺堂の本業は歌舞伎脚本作者な。収入源という意味での本業は新聞記者だけど。
清張は映画は霧プロを作ったから興味はあったんだろうが脚本を書いたというのは聞かない。
まあ、小説とノンフィクションだけで手一杯だったんでしょう。デビュー遅いし。

136:名無しのオプ
09/03/01 02:33:32 ZrRmaOuP
捕物帳は半七しか認めないとか
どこかで書いてたような気がするが。

137:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/01 15:44:19 59qOsIuS
清張作品といえばカッパノベルスという世代も多いのでは?
神吉晴夫社長(当時)も清張作品の文体を高く評価していたそうな。
カッパで清張作品をコレクト中という者に古書店で出遭ったことがあるが、
今ではこれも困難になって来たかも。

138:名無しのオプ
09/03/01 18:39:48 ttW8a/YL
>>126

眼がさめた。暗い。
煙草を吸った。うまい。
とかですねw

139:名無しのオプ
09/03/01 18:44:19 u0WnbzuX
清張はそんな軽薄な文体じゃないぞ。

140:名無しのオプ
09/03/02 15:37:10 DilPz0m/
生誕100周年復刊、今のテンポで大丈夫か?
文春や講談社の文庫復刊、つづかないし・・・

141:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/02 20:59:10 3YzMT0QF
綺堂御大の十八番であった怪談(短編)も清張先生に書いて欲しかったジャンルだが、
怪力乱神に関して語ったものは目にしたこともないし、
ミステリの世界もお化け屋敷の外に出したかった清張先生ゆえ、
作家としての志向には合わなかったか。
リアリズムの方向で行ってもパターンにはまりがちなミステリよりも、
ホラーの方が人間の性(清張先生の主眼のひとつだったかと思う)を描くには、
より適しているとも言えるし、
また、淡々として平易、簡潔なあの語り口で怪異を語られるとかえって臨場感があったとも
思うのだが。

142:名無しのオプ
09/03/02 21:46:37 DilPz0m/
ホラーではないが、怪異という側面なら清張にも・・・
一般に、SF、SF的といわれているが、
『神と野獣の日』は云うまでもなく、
『日本の黒い霧』の特に「帝銀事件」「下山事件」「松川事件」の三つについては、
結論とそれへ導く過程は多分にSF的、いや全体的にSFというべきか。
まだ短編『三億円事件』のほうが、かなり現実的な推理。

143:名無しのオプ
09/03/03 00:09:16 brpQETfA
SFなら例の超音波殺人マシンを忘れてはいけないw

ホラーなら「疑惑」のラストはサイコホラーっぽいね。
「肉鍋を食う女」はもうこりゃえぐい方のホラー。

144:名無しのオプ
09/03/03 10:53:19 z66VyMlZ
>>SFなら例の超音波殺人マシンを忘れてはいけない

たしかに。
あれは十代で読んだときすごく違和感をおぼえた。
映画やドラマではカットされているけど、仕方ないですね。

145:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/03 21:46:33 qkPTsTvH
清張作品で最もホラーに近いのは「肉鍋を食う女」だが、
ジャンルとしては犯罪ノンフィクションノベルとして清張先生は書いている。
おどろおどろしくない乾いたタッチの語りが、逆に恐怖感を増して効果抜群。

146:名無しのオプ
09/03/04 11:24:55 Q6U7gCYK
スレ違いかもしれないけど、
昨日は、小沢代表秘書の逮捕に衝撃をおぼえたよ。
なぜ、この時期に? 衆院予算案強行再可決の前日。
自民の二階や森も西松建設から多額の献金もらってるのに捜査する気配もない。
メディアは圧力かけられて公正な報道ができないとか。
なんか戦前の日本の国家権力濫用の時代に逆行しつつあるようでマジで怖いわ…。

清張さんが健在ならば、この国の現状にどんなコメントをしただろうねえ?

147:名無しのオプ
09/03/04 16:18:25 hJvKSuB2
俺も政治小説の世界を実感した。
清張の時代なら政権交代なんて考えられもしなかったろうから与党内の争いとなるんだろうけど。

148:名無しのオプ
09/03/04 18:07:38 UiZHs9Iz
清張は、かわいい側面があって、
こういう疑惑事件を表面的にしか観ない、掘下げない、という傾向がある。
要するに「反権力的」態度なら良いという姿勢。

だから、田中ロッキード疑惑の時でも単純に「田中は黒」「検察全面正しい」という前提で物を言っていた。

今回のことも、政治資金規正法は撤廃すべし、なんて思い付かないだろうな。
そうでないと、政治は、ニートや年金生活者・暇人中年女の政治、になってしまう。
日夜額に汗して社会を豊かにしている人達の政治が行われない。
そうなると、ヒットラーやスターリンが出て来ることになる。

149:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/04 20:50:18 k3LcWsFw
清張作品は与党自民党、官僚機構、大企業は常に安泰というのが基本的な世界観だから、
この3つさえ大きく揺らいでしまっている現代に沿わない面があるのは仕方ない。
なにしろ92年に逝去してしまった清張先生は自民党単独政権崩壊(連立政権誕生)も
ネット社会の本格的到来も目にしてはいないのだから。

150:名無しのオプ
09/03/04 21:43:47 UiZHs9Iz
新しい時代相や流行を常に小説に取り込む清張も、ネット社会まではその生が届かなかったか・・・

今回のテレビドラマは『黒い奔流』
映像化の共通点は、原作に無い展開や場面を競って創作する。
それがドラマ作家の腕の見せ所と考えているんだろうが。
原作から想像を逞しくすれば当然そういうイキサツになろう、と
いうぐらいのであればまだ良いが、概しておもしろくない。

151:名無しのオプ
09/03/04 23:56:37 rrv/QkoI
推理小説や歴史評論など幅広い作品で国民的な人気を博した作家松本清張=似顔=の生誕100年を今年末にひかえ、記念シンポジウム「いま、清張をどう読むか」を開きます。没後17年を経たいまなお著作が読み継がれ、映像化も続く文豪について討論します。
 ◇3月29日[日]午後1時~5時、北九州国際会議場メインホール(北九州市小倉北区、JR小倉駅北口)

 ◇講師 高村薫氏(作家)、川本三郎氏(評論家)、小森陽一氏(東京大学教授)、赤塚正幸氏(北九州市立大学教授)、内山聖子氏(テレビ朝日プロデューサー)、藤井康栄氏(北九州市立松本清張記念館館長)
 ◇朗読 「張込み」(沢田幸二・九州朝日放送アナウンサー)
 ◇申し込み 往復はがきに郵便番号、住所、氏名(以上は返信用にも)、年齢、電話番号を書いて、〒803・8586(住所不要)朝日新聞西部本社報道センター「松本清張シンポ係」へ。はがき1枚で2人まで応募可能(その場合はもう一人の名前も書いて下さい)。
10日[火]必着。定員約500人。応募多数の場合は抽選し、聴講券を送ります。無料。(朝日新聞社主催)


152:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/05 20:49:30 wiVbD5Ur
清張リスペクトなら高村薫ではなく宮部みゆきだと思うのだが。
川本氏は清張と東京ネタ、小森氏は作品中の言葉遣いに関して語りそうだな。


153:名無しのオプ
09/03/06 10:41:31 NKEVOS0v
うーん、作家なら横山秀夫や阿刀田高もありかもな。

154:名無しのオプ
09/03/06 16:24:40 3f0jXtgX
清張リスペクトなら井上ひさしも有名だけど、
「虐げられた庶民がうんぬん」というような方向オンリーでちと偏ってるからなあ。
黒澤明との対談で「七人の侍」の虐げられた農民へのまなざしが素晴らしいとか言ったら
監督に「百姓の欲たかりなことったらないですよ」と返されてたのには笑った。
スレチごめん。

155:名無しのオプ
09/03/06 18:10:27 NKEVOS0v
>>146
>>147
>>148

たしかに清張さんの政治小説を地でいってる事件かもね。
いくらなんでも、民主代表の小沢はもうダメだろう。
明るみに出たからには、悪いものは悪い。
でも、いきなり秘書逮捕は自民ならありえないですな。
自民党議員は、もらった金返せば済むみたいだし…。
どうせ辞めるなら、小沢はやられっぱなしじゃなくて、
自民党の大物でも道連れにして、男の花道をぜひ飾ってもらいたいものです。

156:名無しのオプ
09/03/06 19:21:01 ViPn6eki
ミステリならそろそろ死人が出るところだな。

157:名無しのオプ
09/03/06 19:40:51 C/eEEUis
>>156
すでに出てるよ。地元で・・・
例の中人物の自殺

158:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/06 21:03:12 bJlw4VLr
もう「ある小官僚の抹殺」「中央流沙」「迷走地図」とかの時代ではなく、
今の一応与党な自民党に検察(増して特捜を動かす)をコントロールするだけの力は無いでしょ。
民主党と自民党の政治家同士で自民党の謀略だとかそうでないとか、正に清張ワールドのような
応酬をしているのが笑えてしまう。
小沢一郎は陥れられるより、逆に陥れる方の悪役キャラの方がフィットするルックスだし、
この点もミスキャストだね。

159:名無しのオプ
09/03/06 21:49:12 C/eEEUis
>>158
> もう「ある小官僚の抹殺」「中央流沙」「迷走地図」とかの時代ではなく
その時代でも「自民党は検察をコントロール」なんかしてないしできないよ。
今と同じ一人一票の民主主義且つ自由な社会だよ。
あまり、特定の観念だけで考えない方がいい。

前提を全く無視し、ある段階の観念から出発して考えるようなことは止めた方が、と思われ。
根本に在る前提条件を事実に基づいて先ず考察するのが先決だな。
清張さんも同じ誤りで共産党にまで行ってしまった。あとで気づいたのは、さすがに偉かったが。

160:名無しのオプ
09/03/06 21:53:19 n0OCKPRo
松本清張と井上靖って犬猿の仲だったと聞いたけど、ほんと?
それと、清張が入院中の井上を見舞ったときのエピソード。
知ってたら教えて。

161:名無しのオプ
09/03/06 22:05:21 oils5OMi
>>61>>63-65
テンプレ無視して好き勝手して構わないという同意が得られてなにより

>>158
チェイス=フランス人説の根拠を述べよ

162:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/06 22:24:06 bJlw4VLr
時代を遡れば「昭電疑獄」「造船疑獄」等のケースもあったわけだし、
清張先生は、世代的にもこれらの事件を念頭に著作を表したわけでしょ。
警察や検察が政治からのプレッシャーを受けていた時代が確かに存在したという認識は
必要だと思う。

163:名無しのオプ
09/03/06 23:23:02 C/eEEUis
>>162
その当時及び戦後直後へ遡っても、
官僚に対する政治家の力関係は、今の方がよほど強いんだよ。180度、逆だよ。
当時或いはその後までも、有能な官僚の前では大臣が震え上がっていたのが普通だった。

「昭電疑獄」「造船疑獄」ですら、どんなに大物の政治家でも只ビクビクしていただけだったじゃないか。
誰一人として官憲筋に影響力を発揮できた政治家は実際には居なかった。
「指揮権発動」は、少しも政治家の現実的力量の証明にならないよ。
実行に当たって内閣はどれほど苦労したか。憲法上当然の内閣の威信を示すのにすら。
検察との確執は如何程のものだったか。まして、法務大臣の権限を行使するに於ておや。
今、与党が憲法上当然の衆院2/3議決行使を実行するかどうか、と同質のもの。
法規上の権限を行使するかどうかだけのことだった。何の裏も無い。
世間の評判を気にする政治的判断だけ。今は政治生命を失い兼ねない官僚との確執が少ないのが大変化。

あの田中角栄ですら、官僚にどれだけ気を遣っていたか、エピソードには事欠かないはず。
官僚の田中邸詣でなんて、官僚の政治家操縦術に過ぎない。

「政治からのプレッシャー」なんて、過去に於いては、おとぎ話だ。
日本の検察が政治から独立して仕事出来なかったなんてことは金輪際無いよ。
そうではなかった、と言うなら、
随分、日本の政治も日本の民主主義も安物のそれだったんですね。
世界の水準にも達しない後進国なんだね。
戦後まもなくにして、世界に冠たる、考えようによっては世界一の民主主義国なっているのに。
ただ、そういった汚職事件の経験から法制上訴訟法上の技術的整備がなされて来たいきさつだけの話。

164:名無しのオプ
09/03/07 01:36:59 O4jN6F+w
スレリンク(newsplus板:185-187番)

165:名無しのオプ
09/03/07 03:19:33 MB0IU2kw
検察は、もっぱら法的制約上の技術的判断・公訴維持不可判断による捜査中止や不起訴を
決定しているのみ。政治家集団の圧力なんて実際には無い。できるわけがない。
一体、どんなメカニズムで政治家が介入できるのか?
あったところで、どうして検察が唯々諾々と聞かなければならないのか?
聞いたとして検察に何のメリットも無い。せせら嗤っておけばいゝだけじゃないか。何か得があるか?

第一、検察の誰に圧力を掛けるのか?誰に働きかければ効果があるのか?
検事総長に働きかけても仕方無いですわな、現場へ反映の仕様がないんだから。
(不審なことをする検事総長は居りません。検察システム上意味無いんだから)
仮に、現場へ手の届く政治家が居たとして、何人かを籠絡しても検察システムに影響するわけがない。
その場合でも誰を籠絡するのか、さっぱりわかりませんね。
仮に過去、圧力を掛けようとした政治家が居たのなら、それは単なるヒステリー発作に終わるだけ
の何ものでもありません。

だから、「圧力」なんてものは実際にはありません。
太政官政治が終了以後、日本の検察が政治の圧力を受けたなどということは一度もありません。
検察は、常に世論だけをバックに活動してきたのみ。
当然、逆はあり得ますから、デッチ上げ事件と冤罪の例は有名。世論のバックさえあればいゝのですから。
こと程左様に、政治家の圧力なんて、事、検察に関しては、全く無力。むしろ、冤罪で上げられる危険がある。
国税も以上と全く同じことを付け加えておきます。

あまり、昔のタブロイド新聞記事(トップ屋記事)や週刊誌記事を鵜呑みにしない方がいゝよ。
当時は、その方面には名誉毀損罪適用の判例が確立していない時代だから。
全くソースを取材せず人の話だけを記事にまとめたものばかりだから。
何事も事実と実例で判断して下さいね。

166:名無しのオプ
09/03/07 07:49:32 5DqHhXtL
検察の犬が紛れ込んでるな。

167:名無しのオプ
09/03/07 09:41:14 at/EfW/q
清張さんの錯覚は官僚を政治家の道具だと思ったこと。
だから小官僚の抹殺という発想も出てくる。
現実は逆で政治家が官僚の道具。
今回の件も黒幕は政権交代によって既得権益を失うのを恐れる検察官僚自身なのである。

168:名無しのオプ
09/03/07 09:51:41 8HKPQYfm
センセイがだいっきらいだったのは、大岡昇平、井上靖、三島由紀夫。
文壇関係ではかなりいじわるされたり、妨害されたり
貶められたたりした。

169:名無しのオプ
09/03/07 10:42:18 Dupsymgx
>>165
こんなとこに書き込むひまがあったら、
検察関係者にはもっと公正な捜査をしてもらいたいものですね…(笑)

公共事業が欲しい業者は、野党ではなくて与党の族議員に働きかけるのが世間の常識でしょう。
なぜ今のタイミングで民主の小沢だけ狙い撃ちされるんですかね?

検察サイドに本気で不正献金の実態を暴く気があるとしたら、
ローカルな中堅の西松建設なんかじゃなくて、
もっと有名な大手ゼネコンと自民の大物族議員との献金を徹底的に洗ってもらわないと不公平です。
国民の目は、けっして節穴ではない。
あんまりバカにするな、と言っておきたい…。


170:名無しのオプ
09/03/07 10:47:53 Dupsymgx
ついでにひとこと。
自民や公明の議員の先生方のなか士には警察や検察のOBがいますよ。
たとえば、官房副長官は元警察庁長官。

脱線スマソ…

171:名無しのオプ
09/03/07 10:50:37 w1MhFYQF
こういう場合は

>>169-170
小沢一郎、乙!

と言っておいたほうがいいのかな?

172:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/07 16:41:01 +esov19L
官僚の政治家へ及ぼして来た影響力という点を軽視するわけではないが、
>>163は、造船疑獄における指揮権発動という史実を軽く見過ぎている感あり。
ジュリスト等でこの辺を調べたことがあるが、発動された時点で検察の敗けという感がある。
近年では、大蔵省は財務と金融に分離解体されてしまったし、
外務省も鈴木某のゴリ押しを許すような様等々
官僚の力を過少評価するつもりはないが、優秀な学生の国Ⅰ離れという現象に権力の弱体化と
いう現実が端的に現れて来ているやに思う。
そして、有名政治家が清張作品のような話をマスコミで大真面目に語っている現代日本、
大不況ではあるが、まだまだ平和で民主的な国だと、真から思うのだ。

173:名無しのオプ
09/03/07 20:51:17 at/EfW/q
この事件がどのような形で展開していくかはまだわからないが
未来の松本清張が「平成史発掘」を書く時は取り上げないわけにはいかない
時代のトピックとなることは確かだな。

174:名無しのオプ
09/03/08 09:28:19 5rp/caIG
同感。
日本の民主主義はまだ腐りきってはいないと思う。
例にあげてはお気の毒だが、中国や韓国ならば国家権力を批判したら、
その場で拘束されてただではすまないよね。

175:名無しのオプ
09/03/08 10:24:22 apd0d2tQ
あの宮本顕示のリンチ殺人事件でも、戦時中にもかかわらず
公判が10回くらい行われて、無期懲役の判決。
結局未決拘留が長くて東京拘置所に数年。
その後網走刑務所で数ヶ月。
殺人なのに、なぜかGHQが間違えて、終戦後すぐに政治犯釈放になった。
この100歳近く生きたミヤケンの生涯は謎が多い。

176:名無しのオプ
09/03/08 18:14:28 8/qcIv03
>>174
> 日本の民主主義はまだ腐りきってはいない・・・
ということは、以前から「腐りつつあり」、今は「腐りきる途中」なんだな?
結論から言えば、日本の民主主義は世界一だと思うがな。(歓迎非歓迎は別)
一度も腐りかけたこと無い、と思うが。
(例)
①未だに米国で実質確立していない労働三法、米軍の強制で世界最初に確立。
以来、今日まで強化一途。(なのに、瑣末な事案をILOに持ち込んで「日本は遅れている」・・・)
②人権問題。米国は声こそ日本より大きいが、実際の法整備と現実社会での適用は
日本ほど厳しい国はない。人権法と反対の法律が必要になっているぐらい。

あれこれの事件だけで、
「日本の民主主義は・・・」て言わない方が良いよ。
日本より上等の民主主義国がこの世に有るのか?どこの国?
今で無くてもよい、かつて有ったかい?何時代の何という国?

日本は「腐りつつある」んだから、腐っていないキレイな国は、どこ?
日本のような事件が起こらない国は、どこ?いや、日本より少ない国でもいいや、どこ?
今で無くてもよい、かつて日本のような事件が起こらなかったキレイな国は、どこ?

177:名無しのオプ
09/03/08 19:19:58 pMYwPPuJ
民主主義を享受し謳歌している人が大多数の中で生存のためにそれどころではない人々も存在する。

178:名無しのオプ
09/03/08 19:46:33 8/qcIv03
>>177
こういうことを言う人は、
自分は「それどころではない人々」ではない人で、高みの見物。
「それどころではない人々」は、何も言わない。

179:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/08 20:30:14 m5O8+KRT
清張先生健在時にあったなら、今回の政治資金規正法違反事件は先生の興味は惹いても
小ネタに過ぎない感あり、これに対して一連のオウム事件は絶対に書いていたと思う。


180:名無しのオプ
09/03/08 23:20:01 5rp/caIG
清張さんが生きていたら、どちらの事件にも強い関心をいだいたと、私は思いますね。

今回の不正献金事件をきっかけにして、ザル法でしかない政治資金規正法を改正するところまで結果的にもっていけたら、
あるいは、この国にとって画期的な事件となるかもしれないですよ。
この機会に、政党にこだわらず、すべての不正献金を洗いだして、永年の金権政治の膿を出しきることができたならば…。

ちなみに、麻生総理は去年1年間で、たしか約8憶円の献金をあつめておられるようですが、よくわからない団体(笑)からもらったりなんかしてるんですかね?



181:名無しのオプ
09/03/09 00:07:34 L3Ey24Ff
船越栄一郎が弁護士役で主演した「黒の奔流」の原作は「種族同盟」なんだな。
原作だと男だった被告役を女性に変えてたのは、清張が「疑惑」でやったのをTVが真似たかなw
まあ、女に変えた方がTV的には厚みが出て効果はあったと思う。
さらに逆をいって女弁護士と男犯人でも面白かったかもと思ったが、すでに洋画「白と黒のナイフ」でやられてる。

182:名無しのオプ
09/03/09 10:50:13 7c6o6IWn
>>180
>>この機会に、政党にこだわらず、すべての不正献金を洗いだして、永年の金権政治の膿を出しきることができたならば…。

東京地検は本気でやるつもりなさそうだから無理
小沢とおなじ手口で金をあつめてる自民の二階にたいする事情聴取は
先週予告して(!)これから形式的にやるらしいけど
よほどの間抜けでもないかぎりとっくに証拠資料は隠滅してるだろう
それがこの国の現実…

183:名無しのオプ
09/03/09 11:18:45 VdxdQ+7i
>>180
> ザル法でしかない政治資金規正法
> 永年の金権政治
政治資金規正法は撤廃すべし、なんだ。
「金権」政治でない民主主義国が有るかい?
スターリン、金正日は、金権政治でないよ。
カネの有る企業・人が政治を支えなければ誰が支えるのだ?
ニートがボランティアで選挙運動するような、暇人に推された候補者ばかりが政治家になるのか?
経済の活性も何もあったものじゃない。貧窮で荒廃した国になるだろうな。
日本には「資本家」は居ないよ。財界人も経営者も資本家じゃないよ。勤労者だよ。
日本には、「国民をいじめて得をしよう」という者は誰も居ないよ。

>>182
> この国の現実…
日本は劣っているんだな?日本より優秀な国は、どこなのか教えて呉れ?

日夜一生懸命働き生活してんだから、諦観者になっていては世の中良くならないよ。

184:名無しのオプ
09/03/09 16:56:43 BwG1d9xi
警察はどんな地位の人間でも平等に扱う、すばらしきかな民主主義
URLリンク(www.liberal-shirakawa.net)

185:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/09 22:22:19 KqoNEvET
今回の事件、興味深く見てはいるけど、
清張ワールドという観点からだと、政治資金規正法違反(形式犯)ではネタとしては弱い感あり。
具体的な贈収賄事件にまで発展してこそ、初めて清張先生あたりが「書くべき」ネタ足り得るやに思うのだ。


186:名無しのオプ
09/03/10 09:57:03 P74UXSH2
清張ミステリの展開のセオリーでは、
近いうちに、関係者から死者が出そうな気がしないでもない。
自殺か変死か、
いずれにしても、とかげの尻尾に過ぎないわけだが……

メディアで自民の二階さんの名前は出はじめたが、こわもての森さんには誰も手が出せないみたいだね。
中堅クラスの西松建設でこれだけの騒ぎになるなら、
この際、最大手のT成建設あたりの政治献金も与野党を問わず調査すべきではないのかな?
まあ、パンドラの箱は簡単には開きそうもないか。

187:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/10 20:27:21 yHWZ4AOz
>いずれにしても、とかげの尻尾に過ぎないわけだが……
この発想自体、旧という感あり。
今は早々と政治家が自殺してしまう時代だしね。
政治献金にしても大手はもっと巧みにやっているだろうし、
森さんがアンタッチャブルってわけでもなく、
検察は攻め易いところから粛々と手をつけ、政治資金規正法に関する一罰百戒を
狙っているのでは?
その点で今は野党とはいえ、小沢一郎はビッグネームだし、しかもヒールとしては申し分のない
フェースの持ち主だ(w
与野党問わず、全ての政治家に政治資金に関する襟を正させる効果がありそうだ.

188:名無しのオプ
09/03/10 23:58:18 LejHyCT/
清張さんが、グリコ森永事件を書いていたら、
「脅迫状は米軍基地の中でタイプされていた。犯人グループは基地へ自由に出入りできる人物・・・」
と、なっていただろうな。

189:名無しのオプ
09/03/11 08:45:03 j1U4CUvs
自由に基地内に出入りできる基地外の仕業。

ある時期まで赤旗の記者を数人専属で使ってたが、彼らが持ってくる資料は、
かなり恣意的であざといので、止めた。
「昭和史発掘」とか「もく星号墜落事件」などね。
しかしそのあと森村誠一がその記者を引きついで、「悪魔の飽食」
を書いた。
だがいまではなんの根拠も証拠もないただの、トンデモ本。

190:名無しのオプ
09/03/11 10:32:08 qDBju9lQ
>>187
>森さんがアンタッチャブルってわけでもなく、

うーん、キングメイカーなんて呼ばれて、自民党でにらみを利かせているあいだは当然アンタッチャブルでしょ。
西松献金問題でも、NHKの報道なんて森さんの名前も絶対に出さないくらい徹底してますからな。
おそらく、彼の場合は、引退したあとで一斉砲火を浴びせられることになる、と思う。

>与野党問わず、全ての政治家に政治資金に関する襟を正させる効果がありそうだ.

同感。そうあって欲しいですね。
今回の事件によって、企業献金を個人献金に偽装している大企業が他にもあるらしいことは皆感じてるはず。
結局、庶民が汗を流してマジメに納めた税金を、政官業で癒着して分配して喰い物にしてる温床になってるわけだから。



191:名無しのオプ
09/03/11 19:35:32 jpLxlZf8
広末主演で今「ゼロの焦点」撮影中。
韓国で昭和の町並みの大掛かりなセット組んでいるようだが、
早くこの映画みてみたいもんだ。

192:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/11 20:45:49 Kk3Lmo48
なんかキングメイカーって存在を認めること自体が、既に現代的ではない感じがする。
今の自民党の迷走、低迷ぶりを見ると、検察もマスコミも森さんなんて大して恐れてはいない
でしょ。なぜか野党党首なのに小沢さんの方が悪役ぶりが様になる不思議さ。
余談だが、小泉政権以降、政治の世界から清張先生が書いたような不気味なスリラーを
感じさせる部分が希薄になってしまった感あり。

最近では朝日新聞記者襲撃事件に関する新潮のスクープ(?)も
清張先生の興を惹きそうではある。
事件当時には、一応、朝日OBである清張先生のコメントはあったかな?


193:名無しのオプ
09/03/11 20:50:26 5OO/rQda
検察が小沢を狙ってるのは、大手ゼネコンからの偽装献金が以前から噂されているから。
本当はそれなんだろうけれど、そっちでは証拠がハッキリしないからでしょう。

194:名無しのオプ
09/03/11 22:44:19 5OO/rQda
検察が情報流して「国策捜査」だって言ってるが、今までの検察捜査、みんな同じだものね。
捜査上の秘密以外は「私的立場」で情報出しておかないと世間が默っていないよ。

195:名無しのオプ
09/03/12 00:51:04 AnekL+5a
小沢代表「済州島買っちまえ」(Yhooニュース)
買うんなら北方四島でしょう?
50兆円ほど出せば?それで日本のメンツ立つ。ロシア涙流して喜ぶ。
(スレチだったけど・・・・・・)

196:名無し物書き@推敲中?
09/03/12 18:21:38 K7f/WR/d
領土を金で買うって話しは昔からあるよな。
マスゴミは「済州島買っちまえ」発言を、一連の小沢叩きの構図の中で批判的に報じているけど、
歴史上、領土問題は戦争か金でしか解決しないんだ。
戦争ができない以上、金で買うしかない。

197:名無しのオプ
09/03/12 19:36:54 AnekL+5a
まあ、しかし政治資金規正法違反じゃ、政治家本人の逮捕は無いや。
一番重くて、在宅起訴→判決は執行猶予付きの罰金刑=議員失格。

198:名無しのオプ
09/03/12 21:52:42 nGxQcuSo
なんだか今回の西松違法献金事件は尻すぼみで終わりそうなイヤな予感がしてきたな。
所詮、自民も民主も、おなじ穴のムジナだもんね。

おたがいに国会でもスルーし合ってるのは、国民をバカにしてるとしか言いようがないわなあ。
案外、裏で連絡とり合って、捜査の落としどころを相談してるんじゃないの?

そんでもって、アホウ総理がこのまま任期いっぱい続投して、
百年に一度の経済危機だから結局なにもできませんでしたっていうオチがつくとしたら、腹立つなあ、もう。

199:名無しのオプ
09/03/12 21:55:58 AnekL+5a
> 裏で連絡とり合って、捜査の落としどころを相談してる
それは充分にあり得ると思われ。話し合い解散なんてのは案外本当かも~

200:名無しのオプ
09/03/12 21:56:50 1XW+uqeT
捜査は見切り発車だったてとこかもな。
捜査に着手すれば、すぐマスゴミやそれに誘導された世論に負けて小沢が辞めるはずだった。
しかし案外小沢は粘るしその間に自民の方にも飛び火するし目算が外れ、
検察は不名誉な撤退をする、世間には釈然としないものが残る。まだ分からないが
そうなったら確かに珍事だ。

201:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/12 22:02:24 Sx2lU25z
清張ファンなら面白く読めるであろう「検察捜査」という面白い小説(乱歩賞受賞作)があるね。
検察が日弁連にガサ入れという、清張先生でも書かなかったであろう、ある意味トンデモ展開。

西松の一件、今日発売の週刊誌でも事件の行く末を懸念する声が出ている。
最悪、起訴までは持ち込んだものの秘書も無罪なんてこともあり得るかも。


202:名無しのオプ
09/03/13 00:39:30 09gGvfdr
政権交代が現実のものになろうとしていたこの時期に、政権の座につく可能性が高まった野党党首に的を絞った国策捜査だ。
素朴に考えれば、政権交代を何がなんでも阻止したい勢力の意図は明らか。
小沢公設秘書は、おそらく無罪になる。
無理ムリの嫌疑、逮捕だったんだからな。
郷原元地検検事なども、日経ビジネスオンラインで明確に検察批判を展開している。
政権交代断固阻止を掲げる勢力にとっては、「有罪」でなくてもいっこうにかまわないわけだ。
目的は小沢一郎を失脚させ、民主党のイメージを大きく損なうことなんだから、
リーク情報の小出しによって、いつまでも小沢悪徳キャンペーンが続くだけでいいんだ。
今回の国策捜査の目的は、「政権交代阻止」にある。
そのことを肝に命じるべきだろう。

権力側が「あいつをパクる」と決断すれば、どんな品行方正な人間でもパクれるんだぞ。
この世に生きているかぎり、微罪をおかさないで生活するなんてことは不可能だ。
その微罪、たとえば立ち小便や怒鳴り声をあげたくらいのことでも、パクろうと思えばパクれるんだ。

203:名無しのオプ
09/03/13 04:05:58 tCS05iEs


204:名無しのオプ
09/03/13 08:42:11 0+bs64wy
政権与党サイドの情報工作員と大手メディアの幹部たちとの密談があるんだろうな。
もちろんテレビもだ。
朝のワイドショーなんか、新聞の記事をでかくして読んでるだけだもんな。
わけのわからないコメンテーターのオヤジとババアが、それにいい加減なコメントをつけている。
まさに愚民のための煽動報道だよ。
注意深く新聞を読み、ワイドショーをみていれば、情報操作の目的と方向性がわかる。
もし松本清張が生きていたら、自分のサイトをアップして、痛烈なメディア批判を展開しただろうな。

205:名無しのオプ
09/03/13 10:31:12 FcPICXGM
>>202
>目的は小沢一郎を失脚させ、民主党のイメージを大きく損なうことなんだから、
>リーク情報の小出しによって、いつまでも小沢悪徳キャンペーンが続くだけでいいんだ。

なんだか、そんな感じですね。
オレは支持政党なんてないけど(まだ選挙権もない)、最近の報道を客観的に見ていて、
連日、小沢のネガティヴキャンペーンを大々的に流してるようにしか見えない。
検察のトップがなにを考えているのか、さっぱりわからないところが不気味です。
エリートが揃っていても、権力に媚びて、えこひいきの捜査しかできないの?

206:名無しのオプ
09/03/13 16:42:51 pdinhqA/
メディアの世論調査では、下ったりといえども民主党の支持率・「次の首相」小沢の数値が自民党に伍している。
ということは、政局安定には自民・民主の大連合(又は大合同)が客観的には正解となってしまう状況。
結局、問題が大きくなったとしても、政界大編成という政局方面への展開になりかねない。

今回の件は、やはり清張さんが扱う方面の性格のものではない。
読者の歓心を得られないだろう。
清張さん自身、関心を示すかどうか。
社会の実相、人と組織のサガ(性)、といった面が出にくい展開かと・・・。

207:名無しのオプ
09/03/13 17:24:40 mmwGUjJN
検察はともかく、報道に関して言えば、とても反自民の流れとは思えないなあ。
安部降ろし麻生降ろしのとんでもネガティブキャンペーンを見てるとね。
もちろん反権力と言う訳ではなく(ご本人たちはそう思ってるかもしれないが)
自民ではない権力の意向に沿っているんでしょう。

まあ、床屋政談はどうでもいいが、今清張在れば、政党の金どうのではなく
マスコミの構造とかの方が面白がって書きそう。

208:名無しのオプ
09/03/13 18:02:18 ZnUpx8Y/
清張はマスコミ批判と取れる作品をいくつも書いているが
マスコミによって巨大になった作家でもある。

209:名無し物書き@推敲中?
09/03/13 18:27:16 MfMAIpkz
どうも今回の「小沢潰し」策謀は、霞ヶ関官僚どもの政権交代阻止攻撃の様相ですね。
官僚トップの漆間官房副長官が「自民党には捜査は及ばない」とぽろっと漏らしてしまったことからわかるように、
官邸は検察庁と連携を取り合っている疑いが濃厚です。
人脈的には、漆間官房副長官は公安畑の出身で、普通の警察官僚とはまったく違います。
一方、東京検察庁検事長の大林宏氏も、公安畑出身で、安倍晋三内閣のときには、共謀罪を成立させようと画策した人物です。
ともに戦前・戦中の旧内務省の人脈につながっています。
政治謀略やCIAとの連携による権力犯罪などは、いまだにこの旧内務省人脈が動くのです。

漆間と大林は、公安畑で培った謀略戦のノウハウを、小沢叩きに応用しているとみてよいでしょう。
霞ヶ関官僚にとっては、「霞ヶ関解体再編」を本気でやりそうな小沢は天敵なのです。
少し前には、自民党の渡辺議員を自民党から追放して、事実上政治力を奪いました。
自分たちの既得権益を固守するためだったら、総理大臣であろうと野党党首であろうと謀略を仕掛けるのが霞ヶ関官僚です。
郵政民営化見直しの動きも、当然官僚どもの逆襲です。

麻生は官僚に歯向かうことがないので、いまや擁護される立場です。
官僚どもは、公安関係官僚を使って、いま、政権交代阻止のクーデターを遂行中なのだと理解したほうがよいでしょう。
松本清張さんが存命であったら、十分興味を示すような暗黒のクーデターですよ。

210:名無しのオプ
09/03/13 19:44:02 ZnUpx8Y/
今回の件にはあまり人間ドラマ性が感じられないんだよなあ。
未来の清張はどう切り込んでくれるか。

211:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/13 21:57:23 2tQ7GADs
小沢一郎関係の記事目当てで「週刊文春」を読んでいたところ、
「名勝負」の行方という特集記事中の「松本清張と司馬遼太郎『お互いの作品は読まなかった』」
というのが目に入った。
両マエストロの担当編集者だった半藤一利氏の証言もあるものの、
時代小説も書いていた清張先生だが、「坂の上の雲」「竜馬がゆく」も未読だったのか?
この2人は対談したことは1度あるそうだが、共に委員を勤めていた時期の直木賞選考会は
一方が欠席だったとか。

212:名無しのオプ
09/03/13 23:26:39 iCOMHxig
公務員制度改革のキモと言われた「内閣人事局」という新設部署も、結局は公安出身の漆間官房副長官に牛耳られた。
なんと、官房副長官が人事局長の上に立つというのだ。
これは、むろん、全官僚のトップに立つ漆間の策謀で、それを容認したのは麻生太郎だ。
一方で、小沢捜査の指揮を執っている大林宏東京高検検事長も、公安出身。
麻生太郎は、支持率が超低支持率でも悠然とかまえていたが、
公安出身の漆間官房副長官と大林宏東京高検検事長が組んで、小沢民主党つぶしをやってくれるだろうと期待していた。
政権交代を阻止しようとする政治謀略は、またしても謀略専門官僚の主導で遂行されているわけだ。
こういう構造は、戦前、戦中、戦後を貫く日本の権力の実態だ。
自民党内部で麻生おろしが急にやんだのも、「麻生にさからうと謀略機関にやられる」という恐怖心が高まったせいだ。
麻生は、政権発足時に漆間巌を官僚トップの官房副長官に抜擢したが、
これも政敵をハメることを念頭に置いた布陣だったわけだ。

こうした「陰謀の構図」に何件かの殺人事件をからませれば、立派な社会派ミステリーになる。

213:名無しのオプ
09/03/14 00:23:02 dSOQCBMf
清張さんは現在進行形で起こってることはすぐに話題にしない気がする。
ある程度たってから資料を集めて研究する感じ。そこらへんが立花隆とかと違う。
というか今みたいにネットでいくらでも意見が出せるならミステリとして成立さ
せるのも難しそう。どれが本当の情報なのか分からない。

214:名無しのオプ
09/03/14 11:01:14 IBi0yEHJ
>>209
>自分たちの既得権益を固守するためだったら、総理大臣であろうと野党党首であろうと謀略を仕掛けるのが霞ヶ関官僚です。

>>212
>自民党内部で麻生おろしが急にやんだのも、「麻生にさからうと謀略機関にやられる」という恐怖心が高まったせいだ。

うがった意見。興味深い指摘ですね。
それにしても、この国を影で動かしているはずの官僚の顔と名前がいつも隠れているのが気に入らない。
政治家や芸能人並みにマスコミは高級官僚についても詳しく報道していただきたいものです。


215:名無しのオプ
09/03/14 11:09:01 BY5twDNP
もう妄想カキコミやめてもらえんでしょうか。
小沢はここ10年で数億円のウラ献金もらってたのが、
法律違反しているので、秘書が逮捕されただけでしょ。
角栄や金丸とおなじ、斡旋利得収賄罪でしょ、こんなの。


216:名無しのオプ
09/03/14 11:18:34 2npabVNB
麻生個人に検察を動かせるほどの実力はないね。
この事件は何か黒幕があるのではなく政権交代しては困るという勢力の防御機構が
自動発動して起こされたものだろう。
個人意思というより集団意思。

217:名無しのオプ
09/03/14 14:28:05 69UZQzQv
霞が関官僚の「既得権益を守れ」という集団意志が発動した、といって間違いないでしょう。
内閣人事局の体制構築に、漆間巌官房副長官が水面下で力を発揮し、
自分が内閣人事局長の上に立つという体制をつくろうと画策しました。
これにはさすがに自民党の改革派も仰天し、きのうは内閣案に猛反発が出たのです。
けっきょく、漆間案は、与党からの猛反発で引っ込められた模様です。
しかし、官僚どもは、また新たな「焼け太り」案を考え出すでしょう。
この間の「小沢潰し」と「公務員改革潰し」の策謀は、明らかに霞が関官僚のクーデターです。
その中心で動いているのが、公安出身の漆間巌官房副長官と大林宏東京高検検事長なのです。
麻生は、官僚どもに操られているだけです(統治能力がないから、官僚のてのひらで動くしかないのです)。

「小沢事件」について言うなら、職務権限がない野党党首に、あっせん利得罪に相当するような口利きなど不可能なのですよ。
西松建設の元社長(逮捕)が、「政治団体を解散したのは、献金しても無意味だったからだ」と地検に供述しているではありませんか。
マスコミは、この事実をベタ記事扱いにしましたが、これも実に奇怪なことです。

218:名無しのオプ
09/03/14 15:52:24 EJdz/dgX
>>215
お前みたいな奴が清張スレにいることに驚く

219:名無しのオプ
09/03/14 18:34:36 wSbeQTB7
西松建設事件では、すでに死人も出ているね。
村井長野県知事の第一秘書だった右近という男が、実に奇妙な「自殺」をしている。
どこかで報じられていたけど、右近秘書は、人通りがけっこうある通りの電柱に吊り下げられていた。
地元の人達の話では、とても首吊り自殺をはかるような場所ではなったそうだ。
家族や周囲の人達も、「おかしい」と疑念を禁じ得ないという。
右近氏は、まるで見せしめのリンチのように電柱に吊るされていたわけだ。
村井県知事の暗部を知る者たちは、「村井に関して真実を話すと、こういう目にあうぞ」と警告を受けたと考えただろう。
右近は当然、東京地検の事情聴取を何回か受けており、死ななかったら、村井本人にも捜査が及んだだろう。
ちなみに、この村井長野県知事も、公安出身だ。
日本の闇の中には、どうみても公安関係者が潜んでいる。
この構造は、松本清張さんが、さまざまな作品で指摘した頃と、なんにも変わっていないね。
昔、過激派の中核派と革マル派が激しい内ゲバで殺し合いをやった背景にも、公安の策略があったと言われる。
立花隆が著書で書いているよね。
公安関係者も官僚・役人には違いないから、部署や予算が減らされないように、事件をでっちあげることもあるらしい。
公安と検察がタッグを組めば、ほとんどのことは出来てしまう。
恐ろしいね。
今回の小沢一郎強制捜査や、漆間官房副長官の「記憶にありません」発言と内閣人事局人事への露骨な介入なんかを見るにつけ、
公安関係者の黒い陰謀の実態が浮かんでくるよね。

220:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/14 22:19:01 vSzQCO8l
政治ネタの小説で一番売れたのは「迷走地図」だと思うが、
謀殺のくだりはフィクショナル過ぎるという批判もあった。
ロッキード事件なんか見てると実際どうなんだろうかね。

221:名無しのオプ
09/03/14 23:59:05 2mPfzZBo
ロッキード事件は、田中角栄が日本の原油供給先をアメリカから中東に変えようとしたため、
アメリカの石油メジャーの怒りを買った、というのが定説になっていますね。
米石油メジャーと産軍複合体は、軍事費を減らそうとしたケネディを暗殺したとも言われていますからね。
田中角栄は、米国依存の原油供給に危険なものを感じ、「自主独立」外交に踏み出そうとしていたわけです。
角栄の思想は、小沢一郎に脈々と受け継がれていて、小沢も「自主独立」外交を掲げています。
ロッキード事件の発端は、ロッキード社のコーチャンが議会で「タナカに金を渡した」と偽証したことからでした。
今回の西松建設事件の捜査が小沢に的を絞る根拠となったのは、西松の元社長が「小沢秘書は、ダミーの政治団体の正体が西松建設だと知っていたはず」というもの。
これも偽証くさいと言われています。
検察と西松側に司法取引があったとも言われます。

ロッキード事件も西松建設事件も、当事者の「偽証」が出発点なのです。
そして、角栄引き摺り下ろしも、小沢潰しも、両者がともに「自主独立」外交を唱えていたからこそ実行に移されたのです。
マスメディアは必死になって、「田中的なるものを裁く」などとわめいていますが、
「田中的なるもの」のうちの土建屋政治の部分の恩恵をもっとも受けているのは、自民党町村派なのですよ。
一方で、「田中的なるもの」のもっとも重大な事項である、「自主独立」外交については、一切ふれません。
つまり、「対米従属強化」を唱える勢力が今回の事件の背後にもいるとみたほうがよいのです。
具体的には、CIAの関与ですが、これについては、日本のメディアは昔も今も触れることはタブーなのです。

222:名無しのオプ
09/03/15 10:09:09 OOVyToNZ
>>217
>「小沢事件」について言うなら、職務権限がない野党党首に、あっせん利得罪に相当するような口利きなど不可能なのですよ。
西松建設の元社長(逮捕)が、「政治団体を解散したのは、献金しても無意味だったからだ」と地検に供述しているではありませんか。

たしかに。
オレもそこにひっかかるんだよなあ。
ゼネコンが公共工事の発注が欲しくて贈賄するなら自民か公明にするんじゃないのか、普通は。
なぜ検察は与党をまともに捜査しようとしないんだ?
国民が不信感をいだいてるのに沈黙したままの国家権力は毎度のことながら薄気味悪いですな。


223:名無しのオプ
09/03/15 12:10:04 JfktwqR4
時期といい、職務権限のない野党党首サイドだけの強制捜査といい、妙だよな。
マスコミも「小沢は悪」という予見をもってリーク情報を垂れ流し、世論操作しているとしか思えない。
真相はたぶん、多くの国民が感じているようなことなんじゃないの?
つまり、政権交代を阻止するための強権発動なんだろうよ。

224:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/15 17:30:10 BulXZE/M
なんか清張先生でも溜息つくような古典的な陰謀論を書いている人がいるが、
面白くもあるが、ここはミステリ板清張スレゆえ、そろそろ潮時では?
時代は謀殺、ラスボスを守って遵死という時代からリークの時代になって来ている感あり、
情報の出方を見ていると、なんか小沢サイドにも獅子心中の虫的存在がいるかのように
思うのだが。

225:名無し物書き@推敲中?
09/03/15 18:55:48 lBE5Q4Id
陰謀論とはかなり違うけど、あるとき、某講談社の松本清張担当だったという婦人に出会った。
四谷のこじゃれたバーだった。
その婦人、松本清張全集の編纂をしていたと言っていた。
年齢は50歳をゆうに超えていたと思う。
で、昔語りに、「わたし、先生の担当だった頃、愛人だと思われていたのよ」とのたまったのだ。
僕は、「エッ」と大いに驚いた。
その婦人、どうみても普通以下のご面相で、しかもでっぷり肥えておられた。
ま、若い頃はそれなりだったのかもしれないが、往事をしのぶよすがもないのだった。
付け加えて言うことには、「先生の担当編集者には、各社ともこぞって美人をつけた」のだと。
そうすると、原稿を早く書いてもらえる、というのだ。
しかし、当のご婦人編集者は、もし僕のところへ足繁く通って来られたら、やる気が一気に失せるような感じであった。
出版社側にすれば、とうぜん若く美しい編集者を送り込んだはずなので、
この婦人の昔話は真っ赤なウソかもしれないと思った。
ところが、その後松本清張全集の栞の本人解説を読んでみたら、この婦人の実名が出てきたのだ。
そして、なんと、「講談社きっての美人という誉も高い」と紹介されていたのである。
僕は松本清張先生の審美眼にちょっとした疑いをもってしまった。

226:名無しのオプ
09/03/15 19:37:13 FdpJ0tGY
あんまし長いから誰も読んでないとおもうよ。
簡潔にね。

227:名無しのオプ
09/03/15 21:19:16 ADxe1NhD
ソマリア派遣断固反対!!!海賊にだって家族はいるんだ。
殺してはならぬ!!!!!!

228:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/15 21:28:35 yfylHd2i
>>225
講談社は江戸川乱歩全集は出していても、松本清張全集はないのでは?
全集という名目で刊行したのは文春でしょ。
この点が少しひっかかる。
だから、あたなの読んだ栞解説ってのも「?」なんだが。
>先生の担当編集者には、各社ともこぞって美人をつけた
これは藤井康栄(文春・現松本清張記念館長)・宮田毬栄(中公)姉妹の例を見れば
わかる気もする。
宮田嬢はあの毒舌で鳴らしたヤスケンこと安原顕も対立しながらも
美人であることを否定しなかった程だから、結構な美形なのであろう。

229:名無し物書き@推敲中?
09/03/15 23:24:44 rx35k7rJ
私はフリーライターで、作家にインタビューする仕事などもやっていた。
村上龍にロングインタビューしたときは、窓口がすべて幻冬舎だった。
で、村上龍の日常の担当者は、幻冬舎の女性編集者だった。
これがけっこうな美人で、ほとんど村上龍の秘書だったんだ。
村上龍は、幻冬舎の経費で、新宿ハイアットホテルの最高級室を年契約で借りてもらっている。
事実上、幻冬舎に囲い込みされており、その秘書役が幻冬舎の美人編集者というわけ。
ここからは類推だけど、どこの出版社も売れ筋作家には美人編集者をつけるんじゃないのだろうか。
もちろん、重要な場面では編集長クラスが登場するんだろうけどね。

230:名無しのオプ
09/03/16 01:36:20 B60FlKWS
ふーん

231:名無し物書き@推敲中?
09/03/16 09:48:09 xHsk9PRi
担当者にヒントをもらったり、励まされたりすることも多いから、
作家にとって担当者は重要な存在だろうよ。
それがオサーン編集者よりも若い美人編集者であるほうがいいのは、当然だ。
松本清張も美人担当者が訪ねてくるとなれば、元気が出ただろう。

232:名無しのオプ
09/03/16 17:43:30 VKDu61B7
女流作家だとイケメンをつけるんだろうな。
漫画家だと旦那が元編集なんて結構いるもんな。

233:名無しオプ
09/03/16 18:30:49 ccJC53zk
そうそう。
女流漫画家には必ずイケメン編集者が担当につく。
漫画家の場合、何日も閉じこもってひたすら描きまくるので、男とつきあう暇もない。
で、イケメン編集者はホストや恋人代わりにもなるわけ。
あっちの不満を解消してやることも、当然あるのだろう。
だいたいにおいて、女流漫画家はブスだから、相手するのも大変だ。

234:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/17 00:21:07 ztKTwoO8
>漫画家だと旦那が元編集なんて結構いるもんな。
「だった」という過去形になってしまうが、今、一番有名なのは、さくらももこだな。

明日(もう今日か)発売のサンデー毎日に「とっておきの松本清張」という特集記事あり。
コメンテーターには高橋克彦、米倉涼子、細谷正充、貞永方久、岩下志麻、川本三郎
阿刀田高等の名あり。
ファンは一応、要チェックか。作風からは高橋克彦の名があるのが意外。

235:名無しのオプ
09/03/17 22:42:09 OFk0roRR
魔神氏が先に奨めた中嶋博行『検察捜査』(講談社文庫)を買って読んでいる。
異様におもしろい。
12年も前の文庫なのに、新装で増刷りされて書店に大量に平積み。
もうひとつの引用本、清張の『迷走地図』は絶版か?書店に無し。

236:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/17 23:13:00 SYoYyMPU
>>235
中嶋作品を気に入ったなら「違法弁護」「司法戦争」も手に取ってみて欲しい。
今読むと、ややタイムリーでない部分もあるが、裁判員制度開始を目前にして司法の実態の
一端を知っておくためにも、もっと広く読まれてもよい作家かと思う。
ただし、この人は弁護士業も本格的にやっているためか、寡作なのが残念。
清張先生の「迷走地図」は新潮文庫は絶版。(新潮のオンデマンドは有り)
文春の全集では読める。


サン毎の特集。複数のコメンテーターが思い入れのある作として
「或る『小倉日記』伝」「潜在光景」「球形の荒野」等同じ作を挙げているのが目についた。
米倉涼子が「白い闇」を読み易かったと語っているが、あのヒロインを演じたいと言っていないのは
自分のキャラが良くわかっているという気がした。

237:名無しのオプ
09/03/18 01:44:34 eHaz59X7
>>236
「司法戦争」傑作ですよ。
超お勧め!

238:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/18 20:38:39 U/7p3g/U
今日発売の週刊文春にも清張先生関係の記事(モノクログラビア)あり。
昭和36年に新築された清張邸のリビングが紹介されているが、
その広さを見ただけでも、先生の流行作家ぶりが覗えるものあり。


239:名無し物書き@推敲中?
09/03/18 23:18:40 OTBQX83x
「司法戦争」、評判高いね。
ぜひ読んでみたい。
どこかの文庫で出ているのかな。
面倒かけますが、誰か教えてください。

240:名無しのオプ
09/03/19 10:08:08 QDKL1Zuf
講談社文庫

241:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/19 23:36:47 2G6X8sfv
清張先生の中嶋作品に関する評とかないかと思ったら・・・
「検察捜査」単行本刊行 94年9月
松本清張没         92年8月
2年も前に亡くなっていた。司法ネタ、社会派ミステリの範疇に属する作ゆえ、
感想を聞いてみたかったような・・・

242:名無しのオプ
09/03/21 10:35:15 Ke4dX2sJ
↑この人って典型的なアスペルガー症候群だよね。
生きていくのつらいだろうとおもう。
こうゆう人はいろんな板にいるけど、なぜかコテつかう。
もう名無しでいいじゃないか。
おそらく実生活では誰からも相手にされず、孤独で苦しいんだろうが、
悪意はない人は多いらしい。

243:名無しのオプ
09/03/22 12:57:18 Jgd1ao0N
実生活になんの問題も抱えていない人などいないだろうよ。
そういう問題は、個々に取り組めばいいことだろうよ。
問題を抱えているからといって、掲示板に書き込むな、みたいな意見はおかしいと思う。
2ちゃんのような匿名掲示板は、実生活上の悩みを軽減する「吐き出し装置」のような役割も果たしているのだから。
もちろん、依存症気味の人は注意したほうがいいね。

244:名無しのオプ
09/03/22 16:31:37 5zTx3ThJ
書斎はその吐き出しを他人を見下すことに費やしているからなあ。
間違った知識を振り回しながら。

245:名無しのオプ
09/03/22 19:07:01 d+gFCykA
魔神に対する一般論なら、ここではしないでくれ。
専用スレもあるんだろうし、そっちでやってくれ。

246:名無しのオプ
09/03/22 22:10:28 XWuCSXh3
書斎アンチが荒らしであることが明白になったね。

247:名無しのオプ
09/03/23 10:36:34 VXEIS92g
本来ならテンプレを示して「書斎を叩くなら専用スレ行け」といえるんだけど
「書斎の相手したければテンプレを無視しても構わない」とぶっちぎった人間がいるわけですよ。
そしてそれを批判するどころか皆さん同調して以後テンプレ無視が当たり前になってしまいました。
つまり我々住人は自分の好き勝手にして構わないという状況ができてしまったため
このスレでは書斎と会話をしようが書斎を叩こうがそれを止めることはできないのです。

248:名無しのオプ
09/03/23 15:32:41 4CSrJrjD
>>247
ここは「松本清張」スレだ。
「書斎の相手をしたければ」ではなくて「松本清張に関する話題なら」
誰と話そうと自由だって言ってんだよ。
清張関係なく書斎を叩くだけのあんたのレスはスレ違いだ。
屁理屈こねてないで素直に専用スレに行きなさい。

249:名無しのオプ
09/03/23 16:28:13 VXEIS92g
247じゃないけど一言。
でも清張に絡めれさえすれば書斎を叩こうが書斎と話そうが
テンプレ無視して好き勝手して構わないということで意見が一致しているわけじゃないか。
そういきり立つなよ、嫌なレスなら自分が読まなけりゃいいんだろ?

250:名無しのオプ
09/03/23 17:29:18 ZcEzi2Zm
247 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 10:36:34 ID:VXEIS92g

249 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 16:28:13 ID:VXEIS92g
>247じゃないけど一言。


>247じゃないけど一言。


・・・・・・・・・。

251:名無しのオプ
09/03/23 17:35:48 24R1sPBS
こんな連中に粘着されてる書斎さんが気の毒な気がしてきた…w

252:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/23 19:51:51 XU6Vv3sa
清張作品を多く出している新潮や文春は、逝去時の「松本清張の世界」(文藝春秋臨時増刊)
のような特集雑誌を出さないのだろうか?


253:名無しのオプ
09/03/23 20:41:28 +mOF17B4
高木彬光に喧嘩売ってたとは知らなんだ

254:名無しのオプ
09/03/24 07:21:58 YZNTCb0O
何をいまさら。無知すぎ。
清張がけんかを売ったのではない。
邪馬台国の秘密の疑問点を指摘しただけ。
にわかがブームに乗ろうとした邪馬台国小説を
ひはんしたものだ。(高木の説は古田武彦説の盗作)

255:名無しのオプ
09/03/24 11:07:05 soqUxtAQ
>>251
スレリンク(mystery板)
上記のスレを ID:L10FUM7X で検索してごらんなさい。
俺はこの一件によって
書斎は名無しで分かりやすい煽りをすることで
自分と対立する意見を潰しにかかると知った。
今回のもどうせ書斎が「俺を叩くのはこんな奴なんだ」と
見せかけるための自演だと疑ってる。

256:名無しのオプ
09/03/24 11:13:31 0S2b05gt
『古代史疑』の「放射状読み方説」への支持と
『古代探求』の「前方後円墳は橫から拝むもの(裾に鳥居が立ってるのは間違い)」説
だけは、同調できなかったなあ。
学者の大部分から冷視されたはずだ、と後年思ったことだ。

清張は、大変好きだが、
よく調べないで、こういうトンデモ説を打ち出すことがままある点、強く印象的。
『日本の黒い霧』の一部然り、『西郷札』然り。

257:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/24 20:48:41 ne1PVTYG
騎馬民族征服王朝説で有名な江上波夫先生が清張先生の古代史論考を評価していたのは
有名な話だが、いわゆるトンデモ仲間か?
小説家でもある清張先生はあれで良しとしても、東大名誉教授でもある江上先生は・・・
人当たりが良い好人物だったのも強い批判受けなかった因のひとつだったと聞いたことがある。
学歴が無い偏屈なキャラなら清張初期短編(非ミステリ)の主人公そのものだが、
ほぼ逆を行くキャラだったようだ。

258:名無しのオプ
09/03/25 09:51:14 TF8xuR1v
「西郷札」の史実について大恥かいたくせになにを言ってるんだw
だいたい歴史の話は板違いだからやめろと言ったのはお前じゃないか。

259:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/25 20:11:23 caK3Y3ir
生誕100年記念特集号出して欲しいものである。
今、清張作品を読むという視点で。
例えば、清張先生が描いたの政界から見ると西松建設事件のしょぼさが際立つ感あり。

260:名無しのオプ
09/03/26 10:11:50 BKJcpBes
清張さんが生きてたらキトラ古墳の壁画の惨状をどう思うだろうか

261:名無し物書き@推敲中?
09/03/26 11:48:00 J/hM+UlY
西松建設事件は、たしかに旧来型の政治謀略(小沢民主党潰しの謀略)で、しょぼい感じはするけど、
政権交代をなにがなんでも阻止しようする霞が関官僚と自民党の連携プレーという点では、
今後の日本の行く末に重大な影響を与える事件だと思う。
たぶん、マスメディアの総攻撃にあって、小沢一郎は辞任に追い込まれるだろう。
ま、こうして自民党は権力の座に居残るわけだ。
霞が関の高級官僚どもは、またもや延命するわけだ。
結局何も変わらず、後でほぞを噛むのは国民なんだよね。
権力の座にしがみつく支配層というのは、窮地に追い込まれると、なんでもあり、なんだな。
個人的には小沢一郎は好きにはなれないが、あまりにも悲惨だとは思うよ。
復讐の機会はないものなのだろうかね。
小沢一郎の壮絶な復讐劇なら、少しは面白いんじゃないの。

262:名無しのオプ
09/03/26 12:55:38 Cux9rFtb
> 政権交代を・・・阻止しようする霞が関官僚・・・
何で官僚が民主党政治をイヤがるんだ?
官僚にとっては願ったりじゃないか。
官僚操縦に慣れた自民党よりも、よほどやりやすいと思ってるのが官僚の本音。
村山政権の時、細川政権の時、官僚が嬉々として生き生きしていたことを思い起こすべし。
何れも、何だかんだ理屈を付けてキャリヤ新採用を前年比増を実現。
そんなこと、その前後から今日まで有ったかい?
細川政権時~羽田政権時なんかノンキャリヤまで大幅に採用増―。
根拠のない想像で言わないことだ。こういう物言いが実に多い―。
実情をよく知らないのなら、政界官界財界などの話はしない方が良い。

263:名無し物書き@推敲中?
09/03/26 14:31:37 wsXxjJqO
小沢一郎が代表でない民主党なら、霞が関官僚どもにとっては、操りやすい相手だろうよ。
今回の政治謀略は、どうみても霞が関官僚(キーパーソンは漆間巌官房副長官)と麻生の連携による小沢潰しだ。
小沢一郎は、本気で霞が関解体を唱えているから、官僚どもにとっては天敵だ。
この間の官僚どもの動向を冷静に見てみると、小沢潰しの謀略は成功裡に進んでいる模様だ。
なにしろメディアが大政翼賛会と化して、小沢辞めろコールを連日垂れ流しているのだから、
うぶな国民はころっとだまされるだろうよ。
結局、そのツケは、小泉バクチ経済と同じように、全部国民に回ってくるというのに。
ま、官僚と麻生が結託して仕掛けた政治謀略に、まんまと引っかかった小沢一郎は、ガードが甘過ぎたよな。
次の総理を本気で狙うなら、公安官僚、公安検察とは気脈を通じておくべきだった。

264:名無しのオプ
09/03/26 18:38:02 Cux9rFtb
すべて想像の世界だろう。
政治小説でも書いて居な。
少し考えればよさそうなもんだ―。
実社会において、人の世において、述べているようなことどもがあろうハズが無い。
「うぶな国民」でも、こんなハナシには乗って来ないだろうな。

265:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/26 20:31:49 j3j+BPfV
古代史も大好きな清張先生健在であれば、
キトラの件は官僚の文化に対する理解の薄さという点あたりを前面に出して
辛辣な一文を呈示するかと思う。

>>261は早くも直線的にストーリーを創りすぎというか(w
まあ、もう少し情勢をウオッチしよう。

今日発売の「週刊新潮」にも清張先生関係の記事あり。
特別読物 生誕100年「何が純文学だ!」と激怒した「巨匠」松本清張の素顔
元担当編集者 須賀契子
「わるいやつら」や「けものみち」等、10年間に5作品を担当した編集者の記。
著者は意識しているかどうかはわからないが、なんか自意識が見え見えなのが鼻につく。
(特に単行本刊行に際しての原稿整理の件など)
所属出版社が異なっているが、
ネットに書くにあたっての脚色であって>>225ってこの人のことでは?

266:名無しのオプ
09/03/26 20:43:00 hs+oGTtX
空気読まんですまん
ここの住人は清張全部読んだの?
今、清張集めてんだけどたまに短編が被るから、何か対策を聞こうと思って

267:名無し物書き@推敲中?
09/03/27 18:15:37 38D5ZICm
俺はほとんどの作品を読んでいるよ。
しかし、別に全作品を舐めるように読む必要などないんじゃないの。
とくに実作者の場合、参考になる程度の読み方でいいと思うけどね。
めっちゃ好きというなら、ひたりきればいいだろうけど。

268:名無しのオプ
09/03/27 18:58:17 cyPKRWnL
星新一や阿刀田高だとそのへんきちんとしてて、文庫版のあとがきに
本書は何々と何々をあわせた文庫化なので、これを買ったらあれを買わなくていい
なんて書いてある。

清張は書いてしまったら興味がないのか、網羅しようとすると大変ですね。
山田風太郎も同じ。

とりあえず光文社文庫の短編全集からはじめるか、集め始めてるのでしたら
多いとこの一社をずうっと集めてから、他社で落穂拾いをしていくしかないのでは。
被らないように集めるのは絶対無理。

269:名無しのオプ
09/03/27 20:16:58 Nc226GDT
各社が全部復刊してくれたらのハナシだが、
新潮社、文春、講談社の各文庫は、重複が極めて少なくて多くの作品が揃うんだけどね。
(文春、宮部みゆき短編集を除く)
自分は、少なくとも、この3社の既刊文庫だけでも全部復刊して欲しい―。

270:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/27 20:27:46 UVRvRmrs
俺は清張短編を新潮、角川、文春、講談社、中公等の各文庫で片っ端から読んでいった時代が
あったが、結果的にかなり被った。
俺も現代では光文社文庫の短編全集でフォローしてゆくのが安全策かと思うが、
上記した光文社以外の文庫も新古書店で安価で入手出来る時代ゆえ、
その時点で未読作品(収録数によるが)があればゲットしておいてもよいかと。

271:名無しのオプ
09/03/27 23:55:49 hiMV8A/W
重複と言えば、一番酷かったのが昔の小松左京短編集。
角川・新潮・講談社・早川・文春・徳間・集英社・旺文社その他から出てたが、同じ出版社内でも収録短編がかぶりまくりだったな。

清張に話を戻すと、60年代までの短編集に外れはないな。頂点は「黒い画集」「影の車」だろうが。以降は短編自体が少なくなるのが残念だ。

そういやこないだ立ち読みした実話ナックルズ系のコンビニ向けコミックで、
清張作の津山30人殺しルポに感化され、高知で9人くらい殺傷やった事件が出てたな。


272:名無しのオプ
09/03/28 00:03:54 dC0aOqu1
八つ墓村の影響じゃなくて?

273:名無しのオプ
09/03/28 00:25:32 LqTwZzHn
>>272
清張のその本を、犯った奴が丹念に読み込んでたらしい。
ついでにそいつは中央官僚になったものの脱落し、故郷で失意の生活してたとかで、津山の犯人とダブる面もある

274:名無しのオプ
09/03/28 10:59:18 Hi0ocM4f
>>262
>官僚操縦に慣れた自民党…

バカも休み休み言ってほしいものですね(笑)

麻生さんは天下りを是認している官僚の代弁者
財務省と金融省に分割した旧大蔵省を中川ごっくん大臣に統括させて復活を企てた張本人
もともと小泉構造改革の反対勢力だったわけですからね
っていうか ただ単に一日でも長く総理の座に就いていたいだけの人でしょ?

霞が関のエリート官僚たちは いまの麻生いいなり政権を謳歌していますよ

民主党にあんまり期待できるとも思えないが現状のままでは何事も変えられない
それだけは確かだとおもいます

文春の清張全集の「現代官僚論」を読むと この国の本質がいかに腐敗しているかがわかる

275:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/28 11:20:11 P0P5exhy
>清張作の津山30人殺しルポに感化され、高知で9人くらい殺傷やった事件が出てたな。
「闇に駆ける猟銃」を読んでいる読書家の凶悪犯とはいかに、
と思ったら、
>中央官僚になったものの脱落し、故郷で失意の生活してたとかで
津山事件の犯人以上にインテリでしょ。いかにも読んでいそうな感あり。

>文春の清張全集の「現代官僚論」を読むと この国の本質がいかに腐敗しているかがわかる
言いたいことはわかるのだが、この著作自体が既に古典の領域という感がある。
勿論、現代に通じる面もあるが、政界と官界見る場合には、
小泉政権以降の大変動を考慮する必要あり。

276:名無しのオプ
09/03/28 12:21:23 J7YigSS3
>>267-271
どうもありがとうございます
どうしても被っちゃうみたいですねorz
新潮社から出てる短編集を取りあえず集めます
それと光文社の短編集について何ですが、先ほど書店で確かめたところ、かなりぬけ落ちてるんで買わないでおきます
(´・ω・)読んだことある短編がいくつかない

277:名無しのオプ
09/03/28 15:24:02 jx7HjHxc
文春文庫の短編集も買っときな。
宮部みゆきシリーズでなく、既刊の。
新潮との重複もほとんど無い。

278:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/28 18:38:30 oTq6n7mu
>新潮社から出てる短編集を取りあえず集めます
内容面でも、コスト面でも超安全作だとは思うが、出版年が古いためセレクトが
初期作品に限定されている恨みがある。
ゆえに、
>文春文庫の短編集も買っときな。
>宮部みゆきシリーズでなく
これは悪くないアドバイズかと思う。
>>270でも書いたとおり、新潮、文春以外の出版社文庫も新古書店で見かけたら買いかも。
清張先生は長編は当たり外れが大きいが、短編に関しては外れは少ないし、
これなら多少被ってもコスト面の打撃は少ない。
例えば、中公の「影の車」「突風」、講談社の「遠い声」等のセレクションはなかなか良かった記憶
がある。

279:名無しのオプ
09/03/28 18:39:51 YznIZQ+M
YOU、文庫にこだわらずに短編全集買っちゃいなよ

280:名無しのオプ
09/03/29 01:37:37 NnZsOt/D
光文社の清張短編全集06に有栖川有栖がのせてる巻末エッセイが面白すぎる。

281:名無しのオプ
09/03/29 01:54:29 7Kpb7hdE
>>277-278
どうもです
新潮社+文春で短編集めて足りないところは古本屋で集めます

>>279
( ´・ω・)30冊くらい集めちゃったからなぁ

282:名無しのオプ
09/03/29 10:23:10 +ZFYn/jq
文春の「絢爛たる流離」も短篇連作だからお忘れなく!

283:名無しのオプ
09/03/29 12:36:54 ulXItLqv
映画の影の車に出てくる岩下志麻さんがめちゃくちゃきれい。
ガキのころなんどもオナニーした。

284:名無しのオプ
09/03/29 13:18:32 ygDI5D35
過去スレでも書いた気がするが
映画『鬼畜』での岩下さんは恐かったな・・・

『影の車』では奇麗なのか・・・

285:名無しのオプ
09/03/29 13:42:34 GekDZckd
岩下志麻と小川真由美、『鬼畜』と『影の車』では愛人と妻、逆の配役だね。
『影の車』はこの二人が妻と愛人とは、なんて贅沢なと思ったもんだが
『鬼畜』はこわすぎるw

286:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/29 15:31:21 PEncuH3H
クールビューティの評がある岩下志麻は「疑惑」の腕利き弁護士は、はまり役であり、
原作脚色(男→女)も許せる感あり。
くま子ちゃん役の桃井かおりも熱演で、原作には無い熱い女の対決という面白さも出ていた。
だが、岩下志麻好演は認めるものの、「鬼畜」も「影の車」(原作「潜在光景」)も、
読めばわかるとおり原作キャラとの乖離が大き過ぎる。
共に生活疲れしたおばんキャラだからこそあの展開だと思うのだが。
「鬼畜」のお梅は「一重瞼の眼尻が少しつりあがっているほかは、さして不美人とも思えない」程度
だし、「潜在光景」の泰子は「小皺の寄った小太りな中年女」なのである。

287:名無しのオプ
09/03/30 09:53:14 Zx0tiLhS
原作の映画化はたとえ別物であっても出来がよければ許せるけどね。
小説と映画、それぞれ佳作だったということで…。


288:名無しのオプ
09/03/30 10:47:30 lRC71kQX
砂の器とか、原作は失敗作(反論認める)だけど、映画は割と評価されてる。
個人的には映画もお涙頂戴が過剰で好きではないけど

289:名無しのオプ
09/03/30 12:02:43 YvjjyvbW
悪いやつらは、昭和50年頃の映画をレンタルでみた。
米倉主演のドラマの方が、原作に近いし、おもしろかった。

290:名無しのオプ
09/03/30 12:34:38 kDZEjMyo
官僚やら陰謀やら巨大な組織的なんたらのマクロなテーマよりも、
小さい範囲の人間関係や人生の変遷、掛けあい、心情描写とかミクロなテーマや舞台のほうが上手ネ清張さん

291:名無しのオプ
09/03/30 14:43:00 PeRDv1cM
>>290
そお!それを自分も言いたいのだ。
世の中の実相、人の性(さが)を書けば抜群だ。
マクロなテ-マは、ん?てな所や突っ込みたくなるような点がまゝあるが、
人の心情や世間を書いたものには、唯々感心感服するばかり。

292:名無し物書き@推敲中?
09/03/30 17:58:23 3mnzWm2w
もともとが純文学作家だからな。
ま、今でも、たとえ誰が書こうと、やたら枠組みをでかくすると、陳腐な作品になるケースが多い。
国家だとか権力だとか諜報ものだとか。
この手のものは、どうしても個人の心情、人生の悲哀なんかまで描きにくいからね。

293:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/30 22:18:28 jH1JKUtr
松竹映画「砂の器」に清張作品らしいクールさがないのは、
伝統的に人情劇十八番の社風ゆえ仕方なく、ああいう映画になるのは必然かと思う。
この点は「天城越え」も同様。原作はあの悲惨な事件が淡々と語られ、謎解きされてゆくのが、
いかにも清張ワールドで魅力なのだが。

ミクロな市井の事件(非ミステリには無い場合もあり)、
その中に存する人間ドラマこれを見事に活写したのが清張短編、
大きく構えた長編小説よりも、小説家としての清張先生の本領は、やはりこの方面にあったと
俺も思う。

294:名無しのオプ
09/03/31 22:26:17 iEwYhxVT
写真週刊誌フライデーの増刊号「フライデーダイナマイト」で松本清張のミニ特集を組んでいますよ。
「生誕100周年記念企画」として、松本清張原作の映像化作品を取り上げ
それぞれに主演した女優本人のコメントで作品の見どころポイントを紹介している。

>>284-285
松竹の「鬼畜」「疑惑」「影の車」3作に主演した岩下志麻のエピソード披露ページが特に面白い。
「鬼畜」で恐妻のお梅を演じた時のこと。食事を嫌がる赤ん坊の口に無理やりご飯を詰め込むシーンで
本人は「子供が窒息したらどうしよう」と思いつつ気をつかって演じているのに、野村監督は
「もっと強く! もっと強く」と要求してくるので怖くなったとか、子供のリアルな表情を画面に出すため
撮影時間以外でもずっと子役の方を睨み付けていたので、子供たちが怖がって寄り付かなくなり、
役のためとはいえ本当に辛かった記憶がある作品です、と話している。

>>289
「悪いやつら」では、その米倉にインタビューしているよ!
特集記事は全5ページあって結構読み応えがある。オヌヌメ。

295:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/01 19:52:21 xXLHOwYM
文藝春秋増刊号「松本清張の世界」のアンケート特集「私の好きな清張作品この1作」に
岡田茉莉子、小川真由美は寄稿しているが、なぜか岩下志麻の名は無い。
いかにも本好きそうなんだが・・・

296:名無しのオプ
09/04/01 20:57:08 tZii32L0
映画「張り込み」の刑事役、大木実氏が逝去。

あの映画の主要関係者で残るのはデコちゃんぐらいか。

297:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/01 21:27:34 xXLHOwYM
大木実氏は「顔」の犯人役も印象的。
だが、刑事役は笠智衆氏、ヒロインは岡田茉莉子嬢とタレントを揃えながら
長編に仕立てるのには無理があった作かとは思う。


298:名無しのオプ
09/04/01 22:41:35 QEnfTfmL
>>265
新潮の記事、ぼかしまくって書いてたからよくわかんなかったけど
結局担当編集者の女性と清張さんは肉体関係があったってこと?
最後いきなり話が飛んで脈略無く口止め金貰ったとか奥さんに謝罪したとか書いてあったから。
あと、清張さんその編集者の姉ちゃんともヤリたがっててわろたw
それにしてもこの年代の人たちはチンコマンコの下の話題を綺麗な言葉で片付けるよね、
この人のやってたことも職業内売春で今なら大問題でしょう。

299:名無しのオプ
09/04/01 23:15:36 iMElvRqF
森田健作別人みたいな顔になったな

300:名無しのオプ
09/04/01 23:44:59 QrIKIvLO
ヤツは、大阪の橋下みたいにアタマよくないぞ!
橋下は、若いのにシッカリしている。ああいう職にピッタリだ!

301:名無しのオプ
09/04/02 09:57:41 yShkdB1Y
初心者の質問ですみません。
西郷札を読んだのですが、雄吾が覚書に記して、破り取られた最後の策の内容がわかりませんでした。
もしよかったら教えいただけないでしょうか。

302:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/02 20:27:13 G0zxqycA
>>298
なんか違うね。
女性編集者と関係があったんではなく(少なくとも明記はされていない)、
清張先生が編集者に秘密手当(おそらく女性関係に使うため)を手配させていたってことでしょ。
勿論、奥さんには内緒にしていたので、先生の没後に申し訳なく思い謝罪したところ、
奥さんはとっくに承知のすけだったって話。
「あんなに仕事をした人ですから」と黙認していた。
清張先生の奥さんはテレビのインタビューでも「お父さん、頑張って仕事したから」とか
素朴に語っているのを見たことがあるから、なんか雰囲気は理解出来るものがある。

303:名無しのオプ
09/04/02 20:32:21 QHOkz9kb
>>301
それは、誰もわからないよ。
そんな『覚書』というのは史実ではないから―。
清張さんが「わからない」と書いていれば、わからない。
『西郷札』の内容は全て清張の創造―。
西郷札という史実ひとつで、あれだけのおもしろい物語を創るんだから、
処女作のコレで、清張の真価が決まっていたようなもの。
「政府が買い取るウワサが流れた」も「大蔵官僚の謀略」も、従って、
「買い集めて大儲けをしようとした人物が居た」も、全て史実としては
確認できない―多分、みんな清張さんの創造でしょうね。

304:名無しのオプ
09/04/02 21:13:50 yShkdB1Y
>>303
そうですか、ありがとうございます。
最後の策がわからないのは自分自身の読解力不足のせいで、皆さんは暗に結末を読み取っているものだと思っていました。

305:名無しのオプ
09/04/02 23:07:19 QHOkz9kb
清張さんであれ誰であれ、男は一人前になれば、女遊びのひとつも
できなけりゃウソだね。第一、周囲にバカにされるよ。

306:名無しのオプ
09/04/03 01:44:26 o85BkB3z
鬼畜って実話だったんだね。ひどい話だ。

307:名無しのオプ
09/04/03 01:44:30 QvxCGHEv
まあ、そうだよ。清張の小説は皆、創作だと思えばよい。
変な喩えだけど、清張の小説と出久根達郎のエッセイには、何一つ
ホントのことは書いてない。全部、創作の世界。
それでいて、おとなに読ませる物語になっているんだから、
清張の筆力は並大抵のものではない。

308:名無しのオプ
09/04/03 07:18:35 nftaMGLq
非常に広範囲にわたって情報源があったことはたしか。
元東京地検検事とか、地裁判事とか、退職刑事なんかにときどき
会って会食して、もちろん取材費として現金は手渡してた。

あとアンカーマンなんかも数人雇ってた。
釣りミステリーの大田蘭三なんかもそのひとり。

309:名無しのオプ
09/04/03 08:13:13 QvxCGHEv
そう、取材は極めて広範且つ厖大―他の作家の及ぶところではない。
しかし、清張の作品は、それらがヒントになるだけ。
他の作家のように、事実或いは史実を忠実にたどる中で創作を試みる
というのでなく、中身は全くの創造・創作。

事実をヒントにして話を膨らませる手法の一端は、はしなくもエッセイに
書いているが、清張はエッセイすら真にホントのことは書いていない。
半生の記も、教練に出なくて家長なのに徴兵され軍隊でいじめられた相手を
憎むという作品も「体験を」じゃなく、体験がヒントなだけ。
物語は完全な創造。体験すら諄々と述べるようなことをしなかった。
読ませる作品を提供するサービス精神に徹していた―ということなのか?

310:名無しのオプ
09/04/03 10:18:28 U5rhmGPK
軍隊で朝鮮に派兵、衛生兵
印刷・デザイン
人生・ルーツをたどる
横領・拐帯 → 心中
保身にはしる組織に押しつぶされる下積み・実務者
小説のモデルとされる人物が尋ねてきた

上記のような主題の小説が何編かある(気がする)のは
ご本人が、何か魅かれるものを感じたからだろうか

311:名無しのオプ
09/04/03 19:07:18 efjF/L/9
「狩猟」という月刊誌に1年以上も連載された、長編小説は、いまだだれも
読んだことがない。
噂では軍隊時代の実録小説だということ。
あまりにも生生しいいので、本人も許可しなかったんではないかな。

312:名無しのオプ
09/04/03 19:48:12 MOkRNZdu
私小説の作家でも本当に屈辱的なことや忘れたい過去は書かずに(書けずに)曖昧にしてるというからねえ

313:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/03 21:11:27 AR6INyUC
秘密資金は、多分、お水系の女性に・・・と推理してみたが。
その成果はお水系の女性を描いた作品に結実しているから作家としてはOKなんだろうね。


314:名無しのオプ
09/04/04 02:27:51 c+nQeLYJ
清張先生は女の好みは割と露骨に作品に出ているね。
長身で打ち出しの良い、スタイル良くて、顔小さくて、目鼻立ち整ったわかりやすい美人。
よく清張ドラマのキャストで木村タエとか和風の幸薄系美人の名が挙がるけど清張先生の本懐ではないだろうな。

315:名無しのオプ
09/04/04 07:39:18 nlFGRL/s
奥さんはそのタエとかいう細面系の顔だったようだ。
週刊新潮のグラビアで、清張52歳のときに建てた豪邸でくつろぐ
写真があったけど、いい庭だったな、しかしデビュー10年で
東京渋谷区浜田山という一等地にこれほどの邸宅を構えられるんだから、
たいしたもんだ。

316:名無しのオプ
09/04/04 09:39:10 SU2lRZdB
浜田山は杉並区でしゅ。
高級住宅街っぽいイメージだがでかい家はそんなにないです。

317:名無しのオプ
09/04/04 11:35:14 vX6dw1xz
井の頭公園の近所はまだずいぶんと田舎だったからね、あの時分は。

318:名無しのオプ
09/04/04 14:27:52 s/zQ3a5A
そうかぁ、女の好みは、そういう感じか・・・。
清張は女をたくさん書いてるが、むしろ、理想像が今ひとつハッキリせんなぁ
と、これまでは思っていたんだが。
同じ国民的大作家司馬遼太郎の場合は、ハッキリしているが。

奧さんの写真て見たこと無いが、それにしても50年も昔のことをよく知ってるね。

井の頭公園付近は田舎だったのか・・・。考えられないなあ~

319:名無しのオプ
09/04/04 14:47:46 5SHvbZvL
「松本清張への招集令状」という去年出た文春新書に
若いころと、それから昭和39年の奥さんの写真があったけど、
結構きれいな人でびっくりした。

320:名無しのオプ
09/04/04 17:44:00 TJ5258fO
奥さんはたしか友人の妹だったんじゃないか。
小卒の男で年老いた両親を抱えたブ男と結婚するわけだから、
人はいいんじゃないか。
しかしエッセイなんかでも一切奥さんの記述はないね、


321:名無しのオプ
09/04/04 18:52:27 CJIM5OBY
松本清張傑作選 悪党たちの懺悔録 浅田次郎オリジナルセレクション

定価:1680円 (税込)
発行年月:2009年04月
発売元:新潮社

ワルの汚れた人生を描いても、胸を打つのはなぜなのか―。
浅田次郎が選ぶ“ベスト・オブ・清張”。
テレビドラマ化も決まった「駅路」ほか全七編を収録。


松本清張傑作選 暗闇に嗤うドクター 海堂尊オリジナルセレクション

定価:1680円 (税込)
発行年月:2009年04月
発売元:新潮社

禁断の魔術か、現代の福音か?
『チーム・バチスタの栄光』の海堂尊が医療現場の闇を斬る異色作をセレクト。
生体実験の狂気を描く「皿倉学説」など六編。

322:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/04 19:21:54 39+BeUel
清張先生は宝塚時代の乙羽信子のファンだったという証言あり。
NHKドラマ「最後の自画像」(原作「駅路」)での共演
(なんと清張先生が好色なボケ老人を好演)はマジで喜んでいたらしい。
それがあの熱演に繋がったのかも。

自分語りにはフィクショナルな部分があると指摘されている清張先生だが、
創作語りとも言える「随筆 黒い手帖」収録の「推理小説の発想」(小説と素材、創作ノート)は
安心、かつ、面白く読める。

323:名無しのオプ
09/04/04 20:07:51 s/zQ3a5A
「黒い手帖」(中公文庫)は手に入らんのだなあ

324:名無しのオプ
09/04/04 23:28:03 QMbyzxc9
>>320
奥さんに限らず、「半生の記」以外にはプライベートなことはほとんど書いてないんじゃない?

>>323
「過ぎゆく日暦」は日記だし「黒い手帖」がほぼ唯一のエッセイなのにそれはないね。
俺は親父の持ってたハードカバーをゆずってもらった。
昭和36年の版で値段が280円。今の5分の1か6分の1か。

325:名無しのオプ
09/04/04 23:44:13 BDrnSBUa
昭和36年で280円とは随分高くないか?
オレは公務員だが、中大法卒昭和37年採用の元幹部が初任給13000円台だったと
聞いた記憶がある。

326:名無しのオプ
09/04/04 23:46:06 wm+XxnUp
もらう月給が1万なんぼ♪
愚痴はいうまいこぼすまい♪

327:名無しのオプ
09/04/05 06:12:55 /FKEFZof
初版の、「黒い手帳」はたしか、小口や天の部分が黒く塗られている、
いわゆる聖書仕様の特別装丁だったから、
値段も上がったんじゃないかな。
それと小口とか天を色付けすると返本不可になるから、
書店買いきりだったはず。

328:名無しのオプ
09/04/05 11:26:06 BrYpAGuq
>>325
当時の月給取りの初任給はそんなもんでしたね。
なんせ給料で背広を買うことができなかった。


329:名無しのオプ
09/04/05 12:17:17 kbVNG2rh
この頃のレス見てると昭和中期のことがわかっておもしろいね。
・・・・・・「30年代」っていうんかな?
清張の大活躍期なんだろう?
と思うのは、阿刀田高の「あらかると」だったか文春文庫の「~世界」だったかに、
その頃以降、所得番付作家部門1位が毎年続く、て書いてあったよ。

330:名無しのオプ
09/04/05 13:23:37 rsy06W39
清張の女の好みっていわゆる美人タイプよりも、
ちょっと年増でポッチャリとして玄人っぽい崩れた感じの
不美人タイプって感じが作品から臭ってくるんだけどどうかな。

331:名無しのオプ
09/04/05 14:04:37 CmmkXY65
西街道談奇のおえんは、ぜひ松坂恵子にやってほしいと、
本人は言ってたが、
さていまなら誰になるんだろう?

332:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/05 16:14:41 QF6ARKHT
「或る『小倉日記』伝」の耕作の母(ふじ)には乙羽信子のイメージがあるやに思える。
清張先生にはお水系も好きだが、マドンナ志向もあったとか。

「黒い手帖」は新古書店では見かけないな。
清張先生がカポーティとかも読んでいたのがわかるとても面白いエッセイなのだが。


333:名無しのオプ
09/04/05 18:49:35 VrWboI96
神と野獣の日とか執筆動機を知りたくなる。
当時の日本SF界は星が出始め、小松がデビューしたばかり、筒井は無名とまだ未成熟な時期だったが、清張はSFMとかに目を通してたのかな。
掲載誌が女性セブンというのも謎だが。

結局、数字が絡むのが苦手とかでSFものはこの1作止まりだったが。蛇足だけど発表の少し後に「博士の異常な愛情」が公開されてるな

334:名無しのオプ
09/04/05 18:53:04 627vZq6d
未読なんだけど、エイズが猛威を振るう近未来を描いた『赤い氷河期』も
一種のSFでは?

335:名無しのオプ
09/04/05 19:55:58 CmmkXY65
徹底してリアリズムを幼少期から叩き込まれてる人だし、
SF的発想はでてこないよな。
フィリップKディックやシオドアスタージョンなどは5回も結婚してるし、
実生活も頭も破綻してるし、ジョンスラデックなんていう女性SF作家は、
痴呆症の夫を射殺したあと自殺してる。

ある種逸脱した頭脳から生み出された作品こそが、後世に残る。
セイチョウーさんも、初期の時代小説は掛け値なしの傑作だ。

336:名無しのオプ
09/04/05 20:42:30 F0mlxRMv
清張の頭も逸脱してるってこと?
なんか文章が矛盾してる気がする…
私が文盲なだけだろうか

337:名無しのオプ
09/04/05 21:22:03 VrWboI96
そういや筒井康隆が直木賞に落選した時(67年頃)、選考委員として「最近のSFはFが強くてSが弱い」みたいな事言ってたな。

この時を筒井に恨まれて「大いなる助走」で惨殺される大物作家のモデルにされて話題になった。
その後筒井と清張は対談したりして表面的にはわだかまりは消えた

338:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/05 21:48:48 D9tjvr1v
板違いな話題だから本筋ではないとも言えるが、
>ジョンスラデックなんていう女性SF作家は、
>痴呆症の夫を射殺したあと自殺してる。
これはジェイムズ・ティプトリー・Jr.でしょ。
スラデックは男性作家だし「見えないグリーン」「黒い霊気」といった作で本格ミステリファンにも
おなじみである。

「神と野獣の日」は清張版「渚にて」ではないか?
映画はヒットしたので、清張先生が見ていた可能性大。
あんな淡々と最期を迎えられるはずがないよ、というリアリスト清張先生の反論かも。


339:名無しのオプ
09/04/06 00:40:13 Al794atH
>>337
みかん箱を机代わりに書いていた作家がそうなの?

340:名無しのオプ
09/04/06 01:28:50 VUMCCVbw
>>339
だったかな。読んだのがだいぶ前だから詳しくは忘れた。

筒井はその10年ほど前の「筒井順慶」でも、清張モデルとされる大御所歴史小説家(正確には柴練と足して2割り)を登場させてる。
主人公(=筒井自身)に「お前みたいな奴がいるから文学の質が低下するんだ」と恫喝して土下座させる役割。

ちょっと清張作品から話題が離れて申し訳ない。

341:名無しのオプ
09/04/06 01:35:24 rAPUvaAS
>>337
>そういや筒井康隆が直木賞に落選した時(67年頃)、選考委員として「最近のSFはFが強くてSが弱い」みたいな事言ってたな。
それって清張が言ったんだっけ?

342:名無しのオプ
09/04/06 16:42:40 aLHYEp+z



343:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/06 21:32:31 rIwUp+fi
今月、ネヴィル・シュート「渚にて」の新訳刊行予定。
未読なら、「神と野獣の日」と読み比べてみるとよいかと思う。
事件の渦中の人間の様に興を持つ清張先生にとっては、
ミサイルが飛んで来る(妙にカレントだが)極限状況も「事件」には違いなく、
人間の様を描くには最適な状況設定だったとも言える。

344:名無しのオプ
09/04/08 06:18:28 JF2/5p3E
日本のSF作家って破綻しないからぜんぜんおもしろくない。
みんなこじんまりとまとまりすぎだよな。
清張さんも読んだであろう、「蟹工船」
なんかさ、地獄の船を最後に救いに来たのが、ソ連だったっておちもさ、
そのあとソ連に拿捕抑留されて、もっと地獄を味わうってのが、SFだよな。

345:名無しのオプ
09/04/08 07:04:56 Yjm4CAZL
ソ連船がきてドタバタが始まるのが日本のSFだよ

346:名無しのオプ
09/04/08 10:06:17 9/Fwvht6
面白そうなので「大いなる助走」読んでみよ。

347:名無しのオプ
09/04/08 12:34:53 XEVDYh6Z
 作家・松本清張(1909~92)が朝日新聞在職中に書いた短編小説の取材ノートが見つかった。松本は取材ノートをほとんど残しておらず、存在自体がきわめて珍しい。56年に松本が退社した際、机の引き出しに放置していったものを社員の一人が保管していた。
担当編集者を長く務めた記念館館長の藤井康栄さんによると、松本は活字になれば原稿も捨ててしまうほど過去に頓着しない性格で、ノート類はほとんど残っていない。

348:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/08 20:53:14 uTbmPA/U
清張先生の取材ノートは勿論、存在したのなら読書録、映画鑑賞メモ等も見てみかった。
「疑惑」のシナリオを担当したり、NHKドラマに顔出ししたり等、
映像作品も好きで結構見ていたのではないか。池波正太郎風のエッセイが残っていれば
面白かったのだが。


349:名無しのオプ
09/04/09 10:03:54 ZurWK6Y/
晩年に週刊朝日に連載してたエッセーがそれに近い内容だったような気がします。
何冊か単行本が出ていたはずだけど絶版か…。

350:名無しのオプ
09/04/09 10:41:35 QV6P2jAs
清張のエッセイは、とにかく絶版なんだ!
文春文庫『~の世界』に一部収録があるのが唯一手にはいるもの。

351:名無しのオプ
09/04/09 16:40:13 aYLjvrRv
彩り河ってあんま有名じゃない?
まぁまぁだったな

352:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/09 21:37:49 k+2TZDi6
「私のものの見方 考え方 私の人生観」(大和出版)というエッセイ集成もあるが、
もっとこの手のものを書き、本音のところで自分語りもして欲しかった気がしている。


353:名無しのオプ
09/04/09 21:49:35 7Z9IW2ym
>>352
乱歩スレで話題になってるお前の「オリジナルウルトラマン小説」を
ここに掲載した方がお前という人間をよく理解してもらえるのじゃあ
ないかい?

「ガス大爆発」とか読まされる方が恥ずかしい田舎者ぶりをとくと
披露してくれよ。それともらきすたスレのアニキャラ好き発言を出す?

354:名無しのオプ
09/04/10 00:58:54 8oggWF3Y
>>350
「黒い手帖」はアマゾンでも新品があるよ。
URLリンク(www.amazon.co.jp)

>>352
そいつは新品はないけど、中古なら232円からある。送料いれても600円くらいだ。
URLリンク(www.amazon.co.jp)

355:名無しのオプ
09/04/10 12:31:10 SgfQWW1a
松本清張を推理する /阿刀田高/著 朝日新書

松本清張を敬愛してやまない著者が、実作者の視点で巨匠の創作の秘密に迫る文学エッセイ。数々の名作のアイデアは、どこから生まれたのか? 
「完全犯罪の90%理論」など、はからずも著者の小説作法も明らかになる。「松本清張生誕100年」記念企画。

356:名無しのオプ
09/04/10 20:28:48 X3WQGQI5
清張の大ファンだけど、だからこそ清張をめちゃくちゃに批判した本を読んでみたい。
何かお薦めある?

357:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/10 20:44:36 I7vhRAuH
今は清張先生クラスならネットで探索すれば大抵の著作は入手可能。
この意味では良い時代なんだが、長年探していた本が古書店の隅にあった!
な感動は無くなってしまったね。
俺は清張作品でこの経験は無いが、文庫も絶版状態(当時)だった和田誠「落語横車」を
神田の芸能関係書籍に強い古書店で見つけた時のことは忘れられぬ思い出となっている。

358:名無しのオプ
09/04/11 00:15:06 uQvxreEb
昔、井上ひさしが「松本清張や中里介山をほぼ無視している近現代文学史などナンセンスだ」と主張してたな。
個人的には上に阿佐田哲也や星新一や池波正太郎らも加わる訳だが。

逆に庄司某とかは過大評価だし文学史から外してもいいと思う。

359:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/11 01:19:34 r23yzNDn
庄司薫ならもう読まれていないでしょ。
一世を風靡した時期もあったが、今は一般にはその事実さえ忘れられようとしている。
いずれにしろ、松本清張、星新一、池波正太郎等に比肩するレベルの作家ではないのでは?

360:名無しのオプ
09/04/11 02:17:55 wlbGfTFt
中里介山って近現代文学史扱いになるのか?
そもそも松本清張と並べることに違和感を感じるが

361:名無しのオプ
09/04/11 05:39:41 JuksWs3w
生誕100年記念の松本清張展は、今日から世田谷文学館ではじまる。
文学館の割りにウェブサイトが結構かこいい希ガス。
URLリンク(www.setabun.or.jp)

362:名無しのオプ
09/04/11 10:33:24 FDlfx88V
21:00 土曜プレミアム・松本清張生誕100年記念「駅路」 フジテレビ
向田邦子の幻の脚本で甦るミリオンセラー!!数千万を持ち旅に出た男が失踪!東尋坊~永平寺~琵琶湖…心に傷を持つ刑事(役所広司)が追う女(深津絵里)に愛が!?
演出・脚色: 杉田成道

363:名無しのオプ
09/04/11 12:14:36 FB05MuKj
深津絵里っていいよなー

364:名無しのオプ
09/04/11 19:31:00 EjXZVbRB
>>361
サングラスに色ワイシャツの清張がワルそうな感じで良いね。

365:名無しのオプ
09/04/11 21:08:31 kj/WWYmc
駅路は「えきろ」って読むのか。知らんかった

366:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/11 21:35:07 PnQiqVhW
オンエア中のドラマは録画でゆっくり見るつもりだが、
果たしてNHK版にどこまで肉迫出来るか。
「駅路」には人生の路(駅は過程で出遭う出来事、色事も当然含まれる)という意味合いが
込められているんだろうね。


367:名無しのオプ
09/04/11 21:38:44 7Qol67V/
昭和時代までは「駅路」(えきろ)ってよく書いてあったもんだ。
時代物の読み物も普通だったし。ほとんど「街道」と同じ意味。
街道近くのウチらにはなじみの言葉だ。
(口頭語ではなく見る言葉としてね)


368:名無しのオプ
09/04/12 04:09:11 zwyebfa3
「駅路」はさすがに今見ると古臭い感じになるね。
清張と向田邦子って、あまり合わないような…。
犬童の「ゼロの焦点」は現代に時代背景を変えないで、そのままなんだろうか。

あ、世田谷文学館の企画展は、今まで何回か行ったことがあるけど面白かった。
混まないうちに早めに行ってじっくり見たい。

369:名無しのオプ
09/04/12 09:53:34 tYGuUOwv
短篇を引き伸ばしてお涙頂戴のメロドラマにしてしまったね
NHKの清張シリーズはもっと簡潔だった気がする

ビデオ撮影なのに映画フィルムのような画質で放映してたのは好感がもてた
まあ役所の演技は毎度のことながら安定していたが…

370:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/12 11:41:04 swArPWPv
「駅路」は清張先生の好色ボケ老人熱演もあったNHK土曜ドラマ版
(タイトルは「最期の自画像」)には遠く及ばない感じだ。
あれは短編のテーマも活かされた見事な長編ドラマ化だった。


371:名無しのオプ
09/04/12 13:00:09 OqoWDHBZ
NHKの清張モノは良かったよなあ
アーカイブスで何作か放送してたっけ
今回の駅路、音楽の使い方は良かった

372:名無しのオプ
09/04/12 21:11:08 Ed2GjIrW
『黒い手帖』が再販されないのは現実の事件(まだ歴史になりきれない)を
具体的に生々しく論じている所があるからだろうね。
推理小説論の部分は別にそういう問題はないのでそこだけでも何かに再録してほしい。

373:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/12 22:48:13 /GSK6w3l
小林桂樹が主人公を熱演、荒井注も好演な「遠い接近」がアーカイブスでもオンエアされて
いないのが残念だ。もう1度見てみたい。

確かに「黒い手帖」にはプライバシー尊重の昨今では詳細過ぎて問題な面があるかも。
昭和30年代の事件だと、事件関係者は存命の人もいるはず。


374:名無しのオプ
09/04/13 07:24:10 rb/21OT3
小石川女子高生殺人事件のことかな?

375:名無しのオプ
09/04/13 12:25:33 JadvoBPE
小松川な

376:名無しのオプ
09/04/13 19:41:07 o1k2ycGs
あ そうでした! 失礼!

377:名無しのオプ
09/04/13 19:59:33 W8tohfzV
小松川女子高事件をモデルとした作品と言えば、大島渚の「絞死刑」もそうだったな。

どうでもいいが「日本の黒い霧」と大島の「日本の夜と霧」は紛らわしいな。発表も共に60年だし。個人的にはどちらも(政治思想抜きにして)好きだが


378:名無しのオプ
09/04/13 22:14:41 K30z5BE+
きょう、中公文庫「隨筆黒い手帖」入手できました。
中型書店に辛うじて有りました。
やはり、4年間も増刷りされてない。帯も無し。こんな薄くて高けえ~、800円。
小松川女高生殺しの件も載ってます。(4年前の「改版」44~45頁)
この事件が「捜査圏外の条件」のヒントだったんですね。あの「リール、リール・・・」という―。

379:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/13 23:40:10 BCu2mSzU
「種族同盟」「疑惑」「駅路」・・今後も清張作品の映像化が続くようだが、
現代的脚色が施されているとはいえ、作品全体に80年代までは感じなかった違和感あり。
なんか未来人が過去を見ているような気分というか、やはり、清張ワールド=昭和なんだろうか。
「ゼロの焦点」は相当に懸念大。

380:名無しさん
09/04/14 00:30:15 2brfw/el
清張さんの短編は最高だね
遭難とかが入ってる黒い画集はほとんどが面白かった

けものみちなどの長編より気楽に読み返せるのもいい

381:名無しのオプ
09/04/14 01:41:30 jKx13Pwu
前、清張って野球に興味ないっぽい?書いたんだけどこんな写真発見
URLリンク(www.bunshun.co.jp)


 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/01/30(金) 21:39:33 ID:tahzFYP9
 やはり清張先生の関心は政治・経済・歴史といった堅めの方向にあったようだ。
 スポーツに関心があれば、時代的にプロ野球黒い霧事件や大相撲輪島事件等を
 書いていてもよかった。
 また「ミステリーの系譜」で犯罪実話にも巧みな筆使いを見せながらも、
 この方面を書き続けることはなかった

382:名無しのオプ
09/04/14 19:35:38 uQAlPycq
何もそこでコテハン叩きをしなくてもいいんじゃないか?

383:名無しのオプ
09/04/14 22:25:24 ATH1Os0U
コテハンに反論するとコテハン叩きになるのか?


384:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/14 22:26:23 HYRY0doq
もし、野球に興があったのなら、佐野洋の「完全試合」「無効試合」等の如き
野球ネタでミステリを書いて欲しかった。


385:名無しのオプ
09/04/14 22:45:48 ItPqQ0ad
というわけで書斎のらきすたエッチ書き込みや、「ガス大爆発」
「ギャギャオオー」などの名文が楽しめる創作ウルトラマン話、
どの話から再録いたしましょうか。

自分で公表したものなのだから胸を張って見てもらえますよね?


386:名無しのオプ
09/04/15 00:54:29 SO/BOgbP
日曜日、世田谷行ってきました。
開館記念日で無料だったせいか、すごい混んでいてよく見えなかった。。。また行こう。
「点と線」の展示空間が凝っていて面白かった。
上に出ていた、清張が野球をやっている姿の写真は、世田谷の企画展でも展示されてたよ。


387:名無しのオプ
09/04/15 00:58:21 6NieJkbi
昭和48年に文春から出たムック「松本清張の世界」を持ってるけど、
そこにも野球やってる写真が載ってる。
>>381とは違う写真だが、キャプションはやはり「文壇の四番打者」。
文士劇でチャンバラもしてるから、結構出たがりだったようだ。
16歳頃とか奥さんと幼い長男との写真とかもあったが、普通の顔で後年ほど魁偉ではないw

388:名無しのオプ
09/04/15 20:09:44 068Upjpc
>>380

まさに完全版ですね。
自選集だし、ベストオブ~な感じです。
「坂道の家」だけは、やや冗長な印象あるけど。

389:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/15 22:06:55 8CCCpkyG
文藝春秋増刊号「松本清張の世界」を見直していたら、
雑誌中ほどのモノクロ写真集(「松本清張アルバム」)に
「昭和38年 雑誌グラビア企画のためバッティングを披露する」という1枚(>>381の写真)あり。
野球はプレイするのが好きだったのか、見るのも好きだったのか?
清張作品でプロ野球等の話題が出て来る印象的なシーンは記憶に無いが、
もし贔屓チームがあったとすれば、九州出身の清張先生はやはり西鉄ライオンズ?
(本格の方のマエストロ横溝御大は今は無き近鉄ファンを明言、今なら郷土のチームの
オリックスだろうと思うが)

390:名無しのオプ
09/04/15 22:13:13 Y0nul4fQ
清張の好きなスポーツはパチンコだよ。
『十万分の一の偶然』にパチンコの場面が出てくる。

391:名無しのオプ
09/04/15 22:18:19 joxM2Azw
清張さんより不細工な小説家って誰かいますか?

392:名無しのオプ
09/04/15 22:20:51 Y0nul4fQ
清張並みに顔に味があるという点では高橋克彦かな。

393:名無しのオプ
09/04/15 23:25:29 PeFUx7+Z
西村京太郎も候補だろう

394:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/15 23:29:41 8CCCpkyG
パチンコがスポーツ?
囲碁がスポーツ扱いって国があるのは聞いたことがあるが。

清張先生と井上ひさし氏でタモリのネタにされていた時代あり。
前者=唇と後者=歯を強調して笑いを取りにゆく。
当時の文壇の巨人にして2大○○ってことなのだろう。


395:名無しのオプ
09/04/16 01:55:56 7Jst5s7n
作品を読んだ後、作者の顔(の写真)を見て一番ショックだったのは梶井基次郎。
清張や井上ひさしは作風とあってるからいいよ。

396:名無しのオプ
09/04/16 01:58:20 DTYosn0R
ゴリラだもんな。

397:名無しのオプ
09/04/16 02:18:17 Ij5M/Hbf
つずみ綾

398:名無しのオプ
09/04/16 09:19:48 aMBCf9K/
>>394
顔面模写なら初期の竹中直人もお忘れなく!

399:名無しのオプ
09/04/16 10:01:39 BfKXvRBN
ハヤカワの青背に載ってた平井和正のデビュー当時も不細工だったなあ。
同期の筒井康隆が美青年なんで、余計w

400:名無しのオプ
09/04/16 10:32:20 Ecgtqw3/
清張の学生時代の写真を見た事あるけど
結構男前だったよ。

401:名無しのオプ
09/04/16 12:29:52 CROgbs/O
小学生時代のこと?

小学生は児童。
中、高生は生徒。
学生といったら、大学生のことだよ。


402:名無しのオプ
09/04/16 12:58:43 Ecgtqw3/
何かの本(多分新書)で見た。
詳しくは覚えてないけど、
清張も若い頃は結構イケてたのかな?
って思った記憶があるよ。

403:名無しのオプ
09/04/16 15:07:08 BfKXvRBN
>>387にも書いたけど
子供(小学校出てすぐ給仕で働いてる頃)の頃の写真は
子供っぽくない鋭い目をした少年でむしろかっこいい。
結婚して長男が生まれたばかりの頃の写真は
もちろん美男ではないが、いかつくて男っぽい感じ。
年取って唇が目立ちはじめると異相になるな。

404:名無しのオプ
09/04/16 18:33:25 MngYsCax
45歳くらいでデビューしたので、年下の編集者になめられないように
唇にボトックス注射して自ら異相にしたと、
本人は言ってるね。

405:名無しのオプ
09/04/16 20:02:29 SanlU2ab
さらっと嘘つくな

406:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/16 22:27:48 EU5M/Jnp
竹中直人は遠藤周作ネタも忘れ難い。
なんか著名な作家と異なり著名な漫画家はイケメン率が高いような気がする。
赤塚不二夫の青年時代の写真を初めて見た時はマジで美青年ぶりに驚いたし、
若き日の水木しげる御大も相当なイケメン。

ルックスは・・だけど、清張先生は話させると意外に巧みな語りを見せる。
三島論、邪馬台国論等を聞いたことあり、話の面白さに思わず惹き込まれた。


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