【地獄の道化師】 江戸川乱歩 第十三夜at MYSTERY
【地獄の道化師】 江戸川乱歩 第十三夜 - 暇つぶし2ch595:名無しのオプ
09/03/22 16:53:06 wqVYFoFU
埋蔵金を見つけたと思ったらオモチャの紙幣でした

596:名無しのオプ
09/03/23 01:50:00 9BiMfdD5
江戸川乱歩アルバム読んでみた
警視庁を見学する日本作家クラブの面々、みたいな写真になごんだw
自作の仕事年表とか面白かった

597:名無しのオプ
09/03/27 02:36:32 U7dQqz4D
>>595
またまたゴジャウダンを

598:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/28 11:12:03 P0P5exhy
かねてから大乱歩に本格的に時代小説を書いて欲しかったとの声があるが、
好き嫌いは別として横溝御大に人形佐七シリーズがあるように、
捕物帳をモノにして欲しかったものである。
「その気」も「機会」も無かったようなのが残念至極である。

599:名無しのオプ
09/03/28 11:20:49 zuV582UA
埋蔵金っていうと「大金塊」って坊主のころめちゃくちゃ好きで繰り返し読んだ記憶がある

600:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/28 18:27:37 oTq6n7mu
「大金塊」は少年探偵団シリーズ中では面白い方の作だとは思うが、
初読時には、いつあの男が登場するかと期待していると・・・

601:名無しのオプ
09/03/28 20:31:46 Hi0ocM4f
>>598
たしかにそうですね
幻想と怪奇(ファンタジー)と空想科学小説(SF)は書いたが 時代小説には触れていない
乱歩って いまの目で見るとレトロな印象があるけれど
じつは当時の日本の「現代小説」を書いていたわけなんですよね

602:名無しのオプ
09/03/28 20:56:27 zJY8uzpZ
乱歩も一編だけ時代小説を書いているよ。

603:名無しのオプ
09/03/29 10:56:35 JCkTLFW7
>>602
荒らしの馬と名無しの自演の相手はするなよ。
完全放置して会話ごっこをやらせておけw

604:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/29 15:16:16 PEncuH3H
>本格的に時代小説を書いて欲しかった
ここがポイント。連作の一篇だけではねぇ。
松村氏も俺と同意見のようだ。


605:名無しのオプ
09/03/29 16:38:27 VTR9uOJk
>>599
そういや乱歩って埋蔵金とかそれを示す暗号が好きだね。

606:名無しのオプ
09/03/30 09:55:54 Zx0tiLhS
>>602
それは知りませんでした。
題名を教えてください。

607:名無しのオプ
09/03/30 10:50:57 qTrh+7eq
「大江戸怪物団」のことかな。これはリレー小説の冒頭部分を乱歩が
担当したもので、春陽文庫の合作小説シリーズに全編が収録された。
乱歩の担当分だけなら各種乱歩全集によく入っている。

乱歩は捕物作家クラブの発起人の一人だし、探偵小説が発表できなく
なった戦時中には、大仏開眼をテーマにした時代小説を書こうとして
資料を集めていたことが、最近の研究で判っている。

捕物作家クラブの重鎮による合作長篇「修羅桜」にも参加しているが
これはアイデアのみの提供で実際の執筆担当は陣出達郎だったらしい。
後に陣出の単著「わんぱく東海道」として春陽文庫に収録されている。

608:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/30 22:17:19 jH1JKUtr
>>607は肝心要なことを書いていない。
「大江戸怪物団」が収録されているのは、
春陽文庫合作探偵小説シリーズ「女妖 付・大江戸怪物団」。
大乱歩の担当部分は、全5回中の第1回「箱根山中の妖怪」(このタイトルからして大乱歩的)
以下は、共にミステリ作家ではあるが、
若さま侍シリーズでおなじみ城昌幸、伝奇時代小説の手練な角田喜久雄、
時代小説のスペシャリスト土師清二、陣出達朗が担当。
なんと時代小説では実績ゼロなミステリのマエストロを先発(初回担当)させてしまうという
トンデモな企画だったのである。
「江川蘭子」「畸形の天女」等のリレー小説でも初回を担当し、その持ち味を如何無く発揮した
大乱歩ではあるが、さすがにこの先発は厳しいものがあった。
薩摩の大名行列が箱根山中で文字どおりの怪物団に襲撃されるという展開だが、
「化け物、覚悟っ」て、何じゃこれはという感が強い。
第2回(「八百八町荒し」)以降は、時代小説に十分実績がある作家ばかりゆえ安心して読める感
あり。

609:名無しのオプ
09/03/31 00:56:16 cJaCv/h+
「肝心要なことを書いていない」と他人のカキコミを
否定してまで書く程でも無い駄文の垂れ流しにしか読めんが。

結局、>>608で新に判る事といえば、担当分のタイトルと
このスレには関係の無い他の執筆陣
あとは個人的な感想だけだしw


610:名無しのオプ
09/03/31 10:02:35 q0H+tzKa
>>607
本格的に時代小説を書こうとしていた件については初耳。
そのことについてどこかに詳しく書かれた記事がありませんか?

>>609
ちょっとググればわかるようなことしか書けないアホのレスは無視して欲しい。


611:名無しのオプ
09/03/31 10:40:11 q+cS2eAS
スゲーwwwww

乱歩と時代小説の関わり、まったく言及されていない作品の書誌情報を書いた>>607
>>607を見て検索すればすぐに判ることと、どうでもいい感想しか書いていない>>608

本当に「肝心要」なのがどちらであるかは一目瞭然だわな。

612:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/03/31 20:35:16 Zs0iSBzh
「大江戸怪物団」を収録している春陽文庫の肝心の本のタイトルを書かないと
しょうもないっことだわな(w
まあ、本作への大乱歩先発は失敗としか言い様がない。
これは「江川蘭子」「畸形の天女」が大乱歩の先発完投(むしろそうして欲しかった)を熱望した
かった作品というケースと比較すれば良く理解出来ることかと思う。

613:名無しのオプ
09/03/31 20:54:21 AwNhkx3D
>>609-611
結局>>607さんから簡単に春陽文庫に辿り着けるのですから608は蛇足だということでお終いですね。
(しかしどういうタイトルの本に収録されているかなんてそれこそググれば簡単に見つかることで大威張りするとはねえw)
乱歩の時代小説について話を続けるならむしろ>>607さんの中段について
どこから仕入れた情報なのかを明記して欲しかったというところでしょうか。

614:名無しのオプ
09/03/31 21:10:13 FdyTQYwm
「春陽文庫に辿り着ける」というか、>>607には作品タイトルと「春陽文庫の
合作シリーズ」とまでちゃんと書いてあるんだよね。

普通の人ならググれば一瞬で分かる書名こそが「肝心」と言い張る
情報弱者ぶりには憐れみすら感じるわな。

615:名無しのオプ
09/03/31 21:16:08 AwNhkx3D
短編作品の話をするとき
いちいちそれが収録されている書名を挙げる必要なんかないですものね。

616:名無しのオプ
09/03/31 21:34:31 UhQO11Fy
>>613-615
馬鹿にかまうな

617:名無しのオプ
09/03/31 23:59:09 yfT2pdPl
606です。
>>607
>>608

即レスありがとうございました。
春陽堂文庫って目録を見てると、ここでしか読めない大衆小説の宝庫ですね。
読みたい本がまた増えました。

618:名無しのオプ
09/04/01 00:33:04 kGkYjPlI
春陽堂はここ数年文庫の新刊を(新装版を含めて)出してないんだよね
煽るわけじゃないけど、詠みたい本は早めに手に入れておくのがよろしいかと

619:名無しのオプ
09/04/01 04:34:04 oOf7GuTd
>>617
調子に乗るから荒らしにレスつけるのは止めてくれ。

620:名無しのオプ
09/04/01 10:10:37 VWffFKDJ
>>619
書斎のレスが間が抜けてるのはその通りだが
だれにレスするだのなんだの命令するなよ。
書斎がきらいならなんでNG指定して無視しないんだ?

621:名無しのオプ
09/04/01 11:46:11 OdASTEFy
まあ書斎の自演なんだろうけどな

622:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/01 19:51:40 xXLHOwYM
>短編作品の話をするとき
リレー小説の「大江戸怪物団」が短編とか(w
もういい加減逝けよ(w

623:名無しのオプ
09/04/01 21:15:50 30/DNCFB
自演

624:書斎魔神(アボーン用)
09/04/01 22:26:11 u38o+emI
あまりにも面白すぎたのでw

>リレー小説の「大江戸怪物団」が短編とか(w
>もういい加減逝けよ(w

表題作以外の作品の話をするときにいちいち収録されている本のタイトルを挙げるバカがいるのか、
という例え話をこんなふうに受け取るアホだったのですね。
もう少し本を読んで文章の読み方を勉強しましょうねw

625:名無しのオプ
09/04/01 23:37:14 pGmn1Feb
なんだか草葉の陰で乱歩先生が
書斎さんの異常な人気に嫉妬してるような気がするなあ



626:名無しのオプ
09/04/02 00:19:16 6VEftUd3
>>624
アホが何を言ってるのかわからんかったけど奴のいつもの読解力不足だったのかw
たとえ話はもちろん皮肉その他遠まわしな表現が理解できないのはいつものことだけどね

627:名無しのオプ
09/04/02 04:49:57 QB5ka8IZ
馬のことだから>>624>>626>>615の自演扱いして「間違いを指摘されて必死」とでも言いそうだな
自分の読み違えを認めたくないから


628:名無しのオプ
09/04/02 12:17:08 7GsACver
心理試験ってモチーフとは言えん程、
見事に罪と罰パクってるよな。

629:名無しのオプ
09/04/02 13:33:02 f1Lu2ncP
横溝の「本陣」を評した論評でも
「犯罪者の孤独」がないのがマイナスと主張しているが、
どうやら、「罪と罰」をひとつの理想と考えている節があるよ。

630:名無しのオプ
09/04/02 14:07:16 qMWlcwAx
ラスコリニコフより蕗屋清一郎の方が犯罪者としては遙かに優秀だな。
相手がポルフィーリィじゃなくて明智だったのが不運w
ポルフィーリィの追いつめ方もコロンボみたいで嫌いではないが、
蕗屋は自首するようなタマではないからな。(ソーニャもいないし)

631:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/02 20:17:07 G0zxqycA
いかにアホなお仲間たちが、助け舟を出してやろうと、
スレの流れを見れば、唐突に一般論が出る余地はなく、
>>615が「大江戸怪物団」を短編と書いているのは自明。
そして「女妖」を手に取ったこともない荒らし目的の乱入者であるのも自明である(w
おそらくタイトルに「付・大江戸怪物団」とあるのを見て、
短編が併録されていると思うてしまったのであろう。恥を知れ!と言いたい。

「私の読書遍歴」というエッセイを見ると、大乱歩はドストエフスキーに関して、
「・・・これには驚愕した。あとにも先にもあれほど強烈に打たれたものはなかった。
今までに邦訳全集で三度通読したが、いよいよ面白かった」と記しているから、
ドストオタとも言うべき嗜好だった。
ちなみにトルストイに関しては、「数冊読んだけれど、これは感心するばかりで心酔はしなかった」
とある。自然主義文学嫌いの大乱歩らしくはある。

632:名無しのオプ
09/04/02 20:26:52 5IDZeTGu
あれだけ懇切丁寧に説明されても誤読を認めない恥知らずなのか
誤読だったと理解できないバカなのか。

いずれにしても哀れなり。

633:書斎魔神(あぼーん用)
09/04/02 20:44:03 0d70R+BW
そろそろ既知害のレスは無視しましょう。
本人もそれを望んでいますので。

参考:
スレリンク(tubo板:741-742番)
> 741 :最低人類0号 [sage] :2009/03/31(火) 23:26:15 ID:hwP/pBqB0
> 確かに飽きてきたな。何しろこの数年間、ワンパターンの踊りを踊っているだけだものな
> 皇室がどうの、社長がどうの、プロの物書きがどうのと嘘の内容だけが変わっていくだけ

> そろそろ2ちゃんねるですら相手にされなくなってきているな

> 742 :最低人類0号 :2009/03/31(火) 23:37:53 ID:KP2VsIh00
> それがこっちの付け目

この742、名無しですが、書斎魔神その人であります。
ご覧のように、皆に相手にされなくなることを望んでいます。
本人の望みですので、かなえてやってください。
(つまり、一切レスをつけない&話題にもしない、を貫いてください。)

よろしくお願い申し上げます。

634:頭の悪い書斎魔神(613=615)
09/04/02 22:13:42 YEl9LKV0
スレの流れを見ているのならば615は俺の613での発言の補足的なものであり、
そして>>614さんを受けてのレスだと気付いた筈ですけどね。
まあ今回の件でいかにお馬ちゃんが文意を捉えるのが下手であるかがはっきりしましたし、
何より
>「女妖」を手に取ったこともない
はずの俺がなぜか
>タイトルに「付・大江戸怪物団」とあるのを見て
いるという摩訶不思議なことを主張するおかしな人であることも明白になりましたね。

635:名無しのオプ
09/04/02 23:08:33 NIx7MUs1
>>631
いいから早く草葉の陰に池w

636:名無しのオプ
09/04/02 23:59:46 f1Lu2ncP
しかし、「罪と罰」つーか、いわゆるトウジョものは「心理試験」に
限らず、「屋根裏の散歩者」とか他にも多いんだよな。
いや、年代からするとトウジョのエポックとなったアイルズの「殺意」
より乱歩ちゅんのほうが先なんだから、たいしたものだ。
ポちゅんは、アメリカにわたって英語で探偵小説を書く夢を持ってたらしいが、
案外、成功したかもしれん。(多分、イギリスで認められるとか)

637:名無しのオプ
09/04/03 00:17:37 0/6bg1pi
《話の流れ》なら既に>>607で「リレー小説」と書かれているんだから
知らん人でも「大江戸」が長編小説だと理解するだろ
短編のリレー小説なんてちょっと聞かないもの

それを踏まえたうえでの>>615の発言なんだから
誰がみたって>>615が「大江戸」を短編と把握しているとはうけとれんとおもうがナw

たとえをたとえと書かれてないとたとえだと理解できないって恥ずかしいことだねオイw

638:名無しのオプ
09/04/03 02:07:12 UDELiblc
フリーマンの「歌う白骨」との比較ならともかく
アイルズの「殺意」の先駆として評価するのはおかしいだろ
「殺意」が評価されてるのは倒叙形式とは別の部分だからな

639:名無しのオプ
09/04/03 03:38:49 szCT7wGL

              /)
           ///)
          /,.=゙''"/
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   細けぇ事はいいんだよ!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /


640:名無しのオプ
09/04/03 09:56:03 5J55QXN9
馬人の誤読のことはもうお終いにしようぜ。
明白な事実だけどあのバカがそれを認めることは絶対にないだろうからね。
これ以上続けるのは時間と容量のムダ。

今夜あたりあのアホが勝利宣言してくるだろうけど完全無視してやろうぜ。

641:名無しのオプ
09/04/03 10:05:57 iUp8siJi
>638
フリーマンのことは分かってて無視したんだがなw
(誰だってそれぐらい知ってるからね)

642:名無しのオプ
09/04/03 10:15:00 pKSdwtZ+
確かに、>>636が言うように、乱歩は倒叙の作家だと思う。
乱歩は通俗ものだって結構、倒叙形式っぽいのが多い。
犯人ばれてからが長かったり。「白髪鬼」もそうだね。
(あれは翻案だとか分かりきったこといちいち指摘しないこと)
やっぱり「へんてこな」w人間心理が為すことに興味があったんじゃないか

643:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/03 21:09:50 AR6INyUC
>>634の、
>>「女妖」を手に取ったこともない
>はずの俺がなぜか
>>タイトルに「付・大江戸怪物団」とあるのを見て
>いるという摩訶不思議なことを主張するおかしな人であることも明白になりましたね。
この部分アホ過ぎ(w
>>608のレスを見たに決まっているだろうが。
>>637もますます苦しい(w
世の中には短編連作ってのも存在するわけだしな。
まあ、それ以前に>>615が軽率なアホと見るのが妥当だが(w

NHKラジオ第一「ラジオ文芸館」(土曜10時15分~10時55分)では4月18日に
「心理試験」をオンエア。
各人、期待して待て。
語りが巧みな大乱歩短編は朗読やラジオドラマの素材には最適かと思う。


644:名無しのオプ
09/04/03 21:38:09 cn4LC0Go
>>642

まあぶっちゃけ倒叙でなくても誰が犯人か読んでりゃわかるもんばかりだしw

645:名無しのオプ
09/04/03 22:33:18 pKSdwtZ+
いや、乱歩は「犯人を伏せておく」ってのが本質的に苦手というか、
抵抗があったんだろう。唯一の本格(風)長編である「けにんげんぎ」でも
途中で倒叙みたいになってるし。
そっちのほうに自然と行っちまうんだな

646:名無しのオプ
09/04/04 01:02:55 tTe/aYlI
>>641
倒叙形式というだけで「殺意」の先駆として評価したのがおかしいってことだよ

>>645
> 「犯人を伏せておく」ってのが~抵抗があった
抵抗って…なんでそんな結論になるんだよ
わざわざ数少ない翻案から例を挙げるくらいなら「白髪鬼」を「緑衣の鬼」に変えて
「本格が体質に合ってた」という言い換えも可能だが

647:名無しのオプ
09/04/04 10:23:30 qtCF6qj8
体質に抵抗があったと思うわけ。
乱歩は犯罪者(=犯罪)より、
現実逃避的な夢を具現する変人を描きたかったって幹事がする。
「パノラマ島」とか「代案室」あげればきりがない。
本格、というか、伏せられている謎を理知的に追うというのは、
本人自身はあこがれていたようだが、やはり挫折したんだと思う。
「赤毛のレドメイン」と「緑衣」を読んだら、読んだ印象は全然違う。
緑は本格にすらなってない。(むしろ緑は「黄色い部屋」の漫画的な雰囲気に似てる)


648:名無しのオプ
09/04/04 11:06:19 06Zu7jZv
でも倒叙を意識して書くとこれまたあまり出来がよろしくないような気が…
『月と手袋』もああいう追い詰め方が悪いというわけじゃないですけど
数々の倒叙ものを読んでしまったあとではあれじゃあ何か物足りないと感じてしまいます。


649:名無しのオプ
09/04/04 11:11:10 tn+KM1Hf
乱歩がやりたかったことのうち、
現実逃避的な夢を具現する変人を描きたかったって部分は同意。
「屋根裏の散歩者」もここに入るだろうし、
突き詰めれば表現方法はともあれ、初期の怪人二十面相までに行き着く。
ただそれと「心理試験」の話は別だと思う。
あれで乱歩がやりたかったのはあくまで判事が仕掛ける心理試験の
裏をかきながらも思わぬ心理的ミスで犯行が発覚する部分であり、
それを小説化した結果がたまたま倒叙形式になっていたということなんじゃないか。
乱歩自身、書き上げてから倒叙形式だと気付いたと言っている。
結果として倒叙型本格ミステリ短編の傑作になったのは間違いないが。

650:名無しのオプ
09/04/04 11:19:17 tn+KM1Hf
それと乱歩の本格の場合、既存トリックの裏を返すことが多い。
だからメル欄のように、あのトリックを使っていると思わせておいて、
あとでひっくり返して読者をアッといわせる(成功したかどうかは別)ために
犯人の告白という形を取っているから、
結果的に犯人独白シーンや倒叙ものが多くなったのだと思う。
「月と手袋」の場合は、犯人が心理的に追いつめられる過程を
書きたかったというのもあるだろうが、
トリックが思いつかなかったので、自分が過去に使ったトリックを
焼き直して使うためにああいう形式にしたと勘繰ってしまう。

651:名無しのオプ
09/04/04 11:26:37 qtCF6qj8
いや、だから当初は乱歩も、本格志向だったって書いてるじゃん。
理知と論理のかけひき。「二千どうか」なんかもそうだね。
しかし、「二千同化」なんて傑作だと思うけど、乱歩らしさはむしろ、ない。
そういう意味で、何か、乱歩の体質は本格というか、知的なものがメインで
ないと思うわけ。本質的、体質的にね。
乱歩がまったく本格的、知的なものを書いていないとは言ってないことを
理解してくれよ。

652:名無しのオプ
09/04/04 11:31:47 qtCF6qj8
まあ、言葉のあやであってID:tn+KM1Hfは、俺の主張を理解してくれてると思うが。

そういや、乱歩の通俗作品ってほとんどある意味、犯人分かっているんだよな。
犯人は「雲男」であり、「地獄の道化師」であり、「黒と影」だw
(「魔術師」みたいに微妙に違うのもあるけど)

653:名無しのオプ
09/04/04 11:48:38 tn+KM1Hf
基本的に
>乱歩の体質は本格というか、知的なものがメインで
>ないと思うわけ。本質的、体質的にね。
については同意。
自分が言いたかったのは、>>636
「心理試験」と「屋根裏の散歩者」が並んでいたから、
本格での犯人告白や倒叙と、
通俗や変格(大雑把な区分けでごめん)における犯人告白とは、
意味合いが違うんじゃないの、ということ。
分かりづらくてごめん。


654:名無しのオプ
09/04/04 12:02:18 2mg4L+YS
乱歩の少年物も「結局、犯人は20面相でした!」
ばかりだけど、このスレも「結局は、馬でした!」
になりつつあるなw


655:名無しのオプ
09/04/04 12:09:28 qtCF6qj8
>>653
シンプルに犯人側から書くというのを倒叙だとすると、
「人間椅子」も倒叙になるけど、確かに、いわゆる倒叙ではないという
なんとも、言葉使いを突っ込まれそうなものが多いのも事実だネ。
しかし、言葉変えると、乱歩は「探偵小説」なんて枠にはまらない作家
だったということかもしれないね。

656:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/04 19:02:45 39+BeUel
>乱歩は「探偵小説」なんて枠にはまらない作家
>だったということかもしれないね。
結局、何を今さら言い古されたことをという感あり(w

ドストオタでもある大乱歩は我流「罪と罰」を書きたかったであろう。
ただし、変態を書かせたら十八番、かつ、それが持ち味な大乱歩ゆえ、
歪んだものにならざるを得ない。そのひとつの形が「虫」でしょ。


657:名無しのオプ
09/04/04 22:10:42 H/M+cku/
  影男が好きでした。 不思議な男! 

658:名無しのオプ
09/04/05 00:19:06 9Z5r4lFq
『陰獣』の冒頭。
「探偵小説家というものには二種類あって、一つの方は犯罪者型とでもいうか、(中略)
犯人の残虐な心理を思うさま描かないでは満足しないような作家であるし、
もう一つの方は探偵型とでもいうか(中略)理知的な探偵の径路にのみ興味を持ち(略)」
乱歩は自分の資質について十分に自覚していたというか、相当考えていたんだろうね。

659:名無しのオプ
09/04/05 00:30:15 nA1epvMn
そういう意味じゃ、ポーがやはり理想だったんだろうね。
探偵小説という形のものを書きたいというのではなく、
何か「へんてこ(w)」なものが書きたいというかw
論理性という点では、ポーには全然及ばないけど、
意外性では乱歩のほうがすごい。

660:名無しのオプ
09/04/05 02:53:45 BJoGJKBM
資質的なものも大きかっただろうけど、周りの評価を気にするタイプだったことも影響してるのでは。
変格路線は文壇筋から褒められたのに、本格ものにはあまり反応がなかったので、そっち方向に進んで固まってしまった気がする。

むかし「陰獣」を読んだときに思ったのは、五里霧中の状態でねちねち思考を巡らせるのは好きだけど、明快に割り切れる(計算ずくの)小説は好きじゃないんだろうな、ということで。
論理的に割り切れる小説は文学的ではない、という陰影礼讃みたいな意識が(乱歩自身はもとより、大正時代の読者たちに)あったのでは。
そのへんの、論理に憧れつつ体質的に芋虫ゴロゴロしてしまう葛藤と、英米黄金期の本格長編に接してからの、日本の探偵小説を変な方に引っ張ってしまったという引け目が、戦後の木々との論争に影を落としていると思う。

長文でゴメン。

661:名無しのオプ
09/04/05 13:03:27 nA1epvMn
そうね。それと急に俗っぽい説出しちゃうけど、
本格じゃ「食えない」という経済問題もあったのかもしれんスね。
プロになったときにもう子供もいたわけだし。
でも、体質的なものはどうしても自然と出てしまうものだからねえ。
やっぱり、論理的体質じゃなかったんでしょう。
分類癖みたいなものは大いに目につくけど。


662:名無しのオプ
09/04/05 13:27:38 nA1epvMn
ただ体質的な路線で押したから、ミステリのみならず日本文学に
名を刻んだんでしょうね。
乱歩に比べると、横溝などは、体質的なもの、宿命的なものが薄い気がする。
戦前の草双紙(って何か知らないんだけどw)趣味とか美少年とか
戦後の封建的素封家とか独特の色あるんだけど。
むしろ横溝の暗い日本の家的カラーってのは、彼の小説より、
映像作品でつちかわれたイメージがあるし。

663:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/05 16:09:52 QF6ARKHT
>>657
その作、なぜか評価されているのは2ちゃんでしか見たことがない。
これでもかという大乱歩ワールドの展開、飄々とした幕切れ等、
俺は面白い作だと思うのだが。
ただし、通常の明智冒険談を期待すると外される感はあり。

ポーの名にあやかったペンネームは、探偵小説の創始者だったからでしょ。
その評論や読書傾向を見る限り、
大乱歩のミステリとしての理想型は、フェアな長編本格ミステリにこそあったと思う。


664:名無しのオプ
09/04/05 16:52:31 J+9QizUv
自問自答

665:名無しのオプ
09/04/05 17:56:58 QMDnXUAS
晩年の中井英夫は影男が一番好きだったと言うが

666:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/05 18:07:59 +G/IysJO
実は「影男」好きは多いのではないかと思うが、
あくまで「好き」であって、ミステリとして「高評価」でないところがミソか。


667:名無しのオプ
09/04/05 19:09:57 SPNI5cT0
直木三十五の撮った一寸法師は全く語られてないところ見ると出来が悪かったんだろうか

668:_
09/04/06 01:31:17 C2VOF89A
爆笑問題太田の乱歩評読んだ?
(日本史言論シリーズ文豪変態編)


669:名無しのオプ
09/04/06 21:00:02 uYAqhuc+
>>668
あれはラジオで言ってた内容をほとんどそのままに近い形で収録してるだけ
ただしラジオでは最初に二銭銅貨の原稿を黒岩涙香に送ったなんて間違いを太田がエラそうに
語ってるのが失笑もの


670:名無しのオプ
09/04/06 21:17:05 JqCBgci5
なんかすさまじいこと言ってるんだなw

671:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/06 21:23:53 rIwUp+fi
「失われた時を求めて」を読破し、「冷血」を愛読した太田氏だが、
ミステリは好きではないし、詳しくないと語っていたことがある。
やはり、大乱歩に関しては語るべきではなかった。
SFもヴォネガットファンという程度、
本好きなのは事実だが、どちらか言うと純文学嗜好の人物なのである。

672:名無しのオプ
09/04/06 21:32:44 BHpHoHYW
>>669
知らないことやうろ覚えのことなら言わなきゃいいのにw
というか太田は台本作ってトークをするタイプの芸人なのに
台本の段階でチェックできなかったのかね。

673:名無しのオプ
09/04/06 22:11:43 uYAqhuc+
案外聴いてなかった人多いのかな?
該当部分アップしておく

URLリンク(www3.uploda.org)
パスなし
上でダメな人は
URLリンク(touch.moehome.jp)
パスはrampo


674:名無しのオプ
09/04/07 07:58:26 opp3pzrc
つか元々大田の日本原論とか間違いだらけだしw

675:名無しのオプ
09/04/07 09:47:12 cd64eHtf
あんまり頭はよさそうに見えない。おおたは。
やっぱり、芸能人という感じ。

676:名無しのオプ
09/04/07 18:17:30 Lgg4gZuw
太田が頭いいなんて初めて聞いたよ

677:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/07 20:36:49 DyMZAP5j
純文学嗜好とミスオタが合わないのは当然かと思う。


678:名無しのオプ
09/04/07 23:34:18 opp3pzrc
>>676
世間一般の人間には
歴史だのブンガクだの語ってるとそれだけで利口に見える
間違いだらけでもなw

679:名無しのオプ
09/04/08 09:45:06 RQTxCZec
たけしやタモリは自分の知識の程度が自分でわかってる気がするが
太田はてんでわかってないな。
そんな太田の乱歩評w

680:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/08 20:46:29 uTbmPA/U
>ただしラジオでは最初に二銭銅貨の原稿を黒岩涙香に送ったなんて間違いを太田が
>エラそに語ってるのが失笑もの
こういう瑣末なことに鬼の首を取ったが如く騒ぎ立てるから、ミスオタは白眼視されるのである(w
太田氏はミステリには詳しくない旨は明言しているのであるから、
大乱歩の処女作の送付先が、馬場(注 ジャイアントではない(w )でも雨村でも構わないわけ
である。
生前の大乱歩自身も懸念していたとおり、今でも多くの人が大乱歩の作=ミステリという
観念がある中、大乱歩の本領は謎解きミステリ以外の部分にあった点を指摘しているだけでも
OKであろう。

681:名無しのオプ
09/04/08 20:54:08 bkhctu1p
見栄好いた釣り乙

682:名無しのオプ
09/04/08 21:31:47 6NxAqUYC
浅薄な知識を偉そうにのたまったあげく基礎的なことすら判っていないことを指摘されて赤っ恥をかくという点で
自分と共通するものを感じたのだろう
擁護したくなる気持ちは判らんでもないw

683:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/08 21:51:34 uTbmPA/U
ミスオタの異常性を突いたのが痛かったようだな(w
少しクールダウンしないと、アニオタとかと同列に見られてまうぞ。

684:名無しのオプ
09/04/08 22:03:56 iBRlBrJ2
乱歩の大きなテーマは「胎内回帰願望」だと思う。
だから、乳離れするとき読むと、一番面白く、というか味わい深く読める気がする。

685:名無しのオプ
09/04/08 22:35:40 bWB9vVa0
>>683
いいからお前はらきすたスレでキモ話しているか
お得意の「ボクの作ったウルトラマン話」でも
書いてろよ。
昔ageていたお前の作品採録しようか??

686:名無しのオプ
09/04/08 22:56:11 bWB9vVa0
↓異常性とはこういうのの事を言うしw

945 :最低人類0号:2009/04/08(水) 20:58:32 ID:Iv9XSf/b0
できるさ!!!!!!!!できるとも!!!!!!!!!!!
947 :最低人類0号:2009/04/08(水) 21:03:59 ID:Iv9XSf/b0
出やがったな、クソ人事。
949 :最低人類0号:2009/04/08(水) 21:08:38 ID:Iv9XSf/b0
うんこたれ人事!!!!!!!!!!!!!!
953 :最低人類0号:2009/04/08(水) 21:19:40 ID:Iv9XSf/b0
そんなことはない・・・
955 :最低人類0号:2009/04/08(水) 21:27:28 ID:Iv9XSf/b0
違う・・・
956 :最低人類0号:2009/04/08(水) 21:29:20 ID:Iv9XSf/b0
俺は或る大スターの仮の姿だぞ!!!!!!!!
そう、あの人あの人さ!!!!!!!!
959 :最低人類0号:2009/04/08(水) 21:49:57 ID:Iv9XSf/b0
黙れ・・・
961 :最低人類0号:2009/04/08(水) 21:59:13 ID:Iv9XSf/b0
いやダメだ。喪前らがアホを晒すスレを見過ごせない。
厳しい指導を続ける。ついて来い!!!!!!!!!!!
966 :最低人類0号:2009/04/08(水) 22:31:07 ID:Iv9XSf/b0
次スレは無いものと思え!!!!!!!!

687:名無しのオプ
09/04/08 23:51:57 SNpuv56y
>>685
「イテッテラー!ダッー!」だったっけ?
ああいう幼稚なものを偉そうに投稿するほうがよっぽど異常だよねw

688:名無しのオプ
09/04/09 00:49:12 i9kcGJ6C
>>682
援護している生物は普段から書名人名はもちろん言葉の意味から何から間違えてばっかりですからね。
そういう間違いは全て「瑣末なこと」にしたいのでしょうが
小説の主人公の性別を間違えたうえにそれを「論考w」の中心に置いた奴にそんなこと言う資格はありませんよねw
ましてや他人がその「瑣末な」間違いをしたときにはそれこそ罵倒中傷しているような二枚舌じゃ尚更(ry

689:名無しのオプ
09/04/09 19:48:08 4eZ5V3Bd
>>677
>純文学嗜好とミスオタが合わないのは当然かと思う。

書斎の中では、坂口安吾や福永武彦や、比較的最近では奥泉光の位置付け
(まあ詳しく見れば推理小説との距離の取り方はそれぞれ違うにしても)は
どうなってるんでしょうか・・・ねえ?

690:名無しのオプ
09/04/09 20:04:35 uA/1X6jI
反論できなくなった自分の無能さを誤魔化そうとコビベに必死な書斎魔神耄碌野郎w

691:名無しのオプ
09/04/09 20:51:14 +EWPzBlC
689についてはこちら↓

スレリンク(mog2板:415番)

692:名無しのオプ
09/04/09 21:12:13 48bNawJO
690についてはこちら↓

スレリンク(mog2板:416番)

693:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/09 22:02:37 k+2TZDi6
>坂口安吾や福永武彦や、比較的最近では奥泉光の位置付け
断言出来るのは、この中で誰ひとりとしてミステリ作家ではないということ。
ミスオタにとっては不連続の安吾(より重症者は捕物帳とか)であり、
加田伶太郎こと福永武彦なのであろうが、
一般には、安吾は「堕落論」や「白痴」で知られる純文学作家、
福永は「草の花」「廃市」等、ミステリとは異質な独自の透明感を持った叙情性ある作風で
知られる純文学作家、
奥泉光はミステリ的手法を使用してテーマを明確化するのを得意とするが、
それは手法のひとつに過ぎず、基本は純文学作家として認識されている。
(実際、「新地底旅行」などはSF仕立て、つまり「目的」でなく「手段」としての
使用に過ぎないということがよくわかる)


694:名無しのオプ
09/04/09 22:04:50 /hzr0uRB
ミステリ板を読み始めて日が浅い私は書斎魔人氏がここの住人たちに嫌われている理由がわからなかった
しかし>>680以降のレスを見てその理由がわかった気がする


695:名無しのオプ
09/04/09 22:11:46 alqtW5qD
書斎の見事な切り返し。
アンチはグゥの息も出ないだろうね。

696:名無しのオプ
09/04/09 22:36:28 ofXLW/GS
しゃあねえよ。99%の住人が匿名でレスしているところに、
ひとりだけ名前つきで書き込んでたら、うざがられないほうが不思議だよ。
本人もそれが分かっててコテハンしてるんだから、それは
嫌われて当然、つか、人に不快を与えているということをあえて確信犯でやっていると
とられえられて仕方がないと思う。

697:名無しのオプ
09/04/09 22:39:09 ofXLW/GS
ちなみにコテハンの人は、なんか、「いじめられっ子」だった人が多い気がする。
ある意味、いじめられるのに慣れているんじゃないかw への河童。

698:名無しのオプ
09/04/09 22:43:24 ofXLW/GS
連投スマソ
いじめられっこ、というより、空気が読めず、嫌われているのに
何度でもしつこく集団に入ってこようというか、茶々いれてくるタイプ
(いたでしょ?そういうやつw)と同じ感じかな。

699:名無しのオプ
09/04/09 22:47:44 alqtW5qD
で、集団でいじめに走ると。最低最悪のクズだわな。

700:名無しのオプ
09/04/09 23:27:56 ofXLW/GS
だから、いじめられっこ、というわけじゃないって訂正してるじゃん。
つまり、いじめているわけでもないってこと。
はっきり言えば、いじめられっこ、というより、ただ単に嫌われ者というのが正確。
そして、彼はそれでも、あえてその嫌われているところを治さないんだから
これは永遠の平行線だよ。

701:名無しのオプ
09/04/10 00:16:55 YGKxiNlB
バカに擁護される太田可哀想

702:名無しのオプ
09/04/10 08:26:32 pDLExJ0M
しかし、どう考えてもまともにスレタイに沿って会話している人を集団で叩くのはクズのやることだろ。

703:名無しのオプ
09/04/10 08:57:15 u6N69sls
みんなが守ってるルールを一人だけ無視して好き勝手に振る舞うクズは
誰からも「まともに会話」なんかしてもらえてないんだが?

704:名無しのオプ
09/04/10 08:58:53 pDLExJ0M
そのみんながルールを守らないんだがな。
コテハン叩きは禁止なんだよ。

705:名無しのオプ
09/04/10 09:12:46 u6N69sls
因果関係が逆だろうwww

「他人に迷惑をかけない」という基本的なルールを守らないから
どこに行っても必ず嫌われる。まさに因果応報、自業自得。

そもそも何度も指摘されてるようにハンドル変えまくり自演しまくり
の荒らしはコテハンじゃないし。

706:名無しのオプ
09/04/10 09:48:31 pDLExJ0M
書斎は自演はしてないし、一貫してハンドルネームを固定している、ミス板では押しも押されもせぬ立派はコテハンだろ。
憶測にしか根拠のないデマはやめろや。

707:名無しのオプ
09/04/10 10:08:48 LObzXR6y
とりあえず書斎のレスは秀逸とはとても言えんがwスレタイからは逸脱してない。
書斎叩きはスレタイとは関係ないルール違反の集団いじめ。人としてみっともない。
うざくてしょうがないから、やりたきゃ書斎叩きスレでやれよ。

708:名無しのオプ
09/04/10 10:46:40 vXwJ0NtF
>>706
自演はしてないとどうして赤の他人が断言できるんだバカw

>>707
奴のスレ違い板違いは日常茶飯事なんだが?
それにそれに奴が他人をいちいち罵倒中傷していることは見て見ぬふりしておいて
皆が文句言うと「いじめ」かよ、情けないなw
みっともない自演しているヒマがあったら本の一冊でも読めよw
>うざくてしょうがないから、やりたきゃ書斎叩きスレでやれよ。
叩きスレでやっても>>689-692だものなあw


709:名無しのオプ
09/04/10 15:24:22 +u+uscf6
>自演はしてないとどうして赤の他人が断言できるんだバカw

ワラタw

710:名無しのオプ
09/04/10 16:17:30 pDLExJ0M
書斎本人が自演はしてないと断言している。
誰にも確実な証拠は出しえない以上、それが根拠になるんだよ。

711:名無しのオプ
09/04/10 16:27:24 Pcfqj6Qz
>書斎本人が自演はしてないと断言している。

論考とか称する妄想を妄信するとこういう頭の悪いことを言うようになるのかw


712:名無しのオプ
09/04/10 16:27:25 X3WQGQI5
さすがわミス住さんだ!

713:名無しのオプ
09/04/10 16:42:29 pDLExJ0M
証拠もないくせに自演していると断言して止まないアンチより遥かにマシだよ。

714:名無しのオプ
09/04/10 16:45:48 Pcfqj6Qz
過去ログみれば自演の証拠なんかいくつも出てくるんだよねw
え?URLを出せって?

「自分で探せ、甘ったれるな!」


715:名無しのオプ
09/04/10 19:42:40 +u+uscf6
おいおい、「アンチ」なんて言葉は、常勝だったときの巨人軍に
つけるように、人気がある対象につける言葉だぞ。

716:名無しのオプ
09/04/10 22:18:23 gpItGS5M
>>693
>>坂口安吾や福永武彦や、比較的最近では奥泉光の位置付け
>断言出来るのは、この中で誰ひとりとしてミステリ作家ではないということ。
>ミスオタにとっては不連続の安吾(より重症者は捕物帳とか)であり、
>加田伶太郎こと福永武彦なのであろうが、
>一般には、安吾は「堕落論」や「白痴」で知られる純文学作家、
>福永は「草の花」「廃市」等、ミステリとは異質な独自の透明感を持った叙情性ある作風で
>知られる純文学作家、
>奥泉光はミステリ的手法を使用してテーマを明確化するのを得意とするが、
>それは手法のひとつに過ぎず、基本は純文学作家として認識されている。
(後略)

反論されてから2時間もかけてこれか。馬鹿だね~。知ってる人には先刻承知のことを得意げに・・・。
しかも知らない人たちだってWikiで調べれば
こうした人たちが推理小説や推理小説的作品を書いてるのは一瞬で確認できる。
辞典はどうかは今分からないが、やや詳しい経歴について述べてれば、やはり確認できるだろうよ
(PCに向かっているなら、まずネットで検索するのが自然だし)。
第一、そうした純文学作家がなぜミスオタ的(と敢えて書く)に推理小説を濫読し
遂には実作にまで結実させたというのやら。
さらに言えば、純文学がメインだったからといって彼らの推理小説ないし近縁作品の価値が下がるわけでもない。

717:名無しのオプ
09/04/10 22:55:29 0CtopHfA
716についてはこちら↓

スレリンク(mog2板:418番)

718:名無しのオプ
09/04/10 23:12:17 oSAG7uUw
アニメスレに張り付いている書斎は、自分がコテハンで上げた
ウルトラマン小説の恥ずかしさを隠そうとして必死だな。

そろそろ貼るかなw


719:名無しのオプ
09/04/11 00:30:58 t/Jeqs8Z
>>714
なに独り言言ってるんだよwキチガイだな

720:名無しのオプ
09/04/11 02:14:09 wlbGfTFt
レスしてるところをみると自分のことだと判ったようだな

721:714
09/04/11 11:33:27 t/Jeqs8Z
>>720
このスレに書込んだのははじめてだが?

722:名無しのオプ
09/04/11 11:52:38 Zde0tuaD
誰もお前にレスアンカーつけてないのに何反応してんだキチガイ

723:名無しのオプ
09/04/11 12:48:55 t/Jeqs8Z
おれは714なんだが、何か勘違いしてないか?

724:名無しのオプ
09/04/11 12:51:11 Lg1eyB0S
書斎憎しのあまり気違いになった香具師だろう。
可哀想だが自業自得だね。

725:名無しのオプ
09/04/11 13:17:19 pOBkiJZ1
>>714の指摘が痛烈すぎて頭がおかしくなったID:t/Jeqs8Zこと書斎w
所詮はこの程度w

726:名無しのオプ
09/04/11 13:52:43 luS2Y+7U
>>714を「独り言を言うキチガイ」と罵倒した>>719
「俺は714だ」と言い出したのか。


さすがはキチガイだなwww

727:名無しのオプ
09/04/11 14:02:31 pOBkiJZ1
だいたい>>714ってアホ書斎ならこういう反論をてしくると予測して
あらかじめ釘を刺しておいた文章だろ。
こういう書き方ってそう珍しくもないし、それを「独り言」だと罵倒することこそが
書斎が本を読んでいない証拠になるんだよね。

728:名無しのオプ
09/04/11 19:12:00 ouBJAnKN
>>708
待て待て。他の点はその通りだが最後の1行おかしいだろ。
本スレでやる理由は何もないんだから。

クソコテが書斎叩きスレからコピペして来たら淡々と削除依頼。それしかない。
こいつが前スレで「自分の論考を受け入れなきゃコピペで荒らすぞ!」
と脅迫してた事は、レス削除依頼スレで指摘してる人もいるんだから
またコピペレスを削除依頼すれば
実際に削除されるかはわからないにしろ運営側の心証は悪くなる。
アク禁への道が開けるかも知れないってものだ。

729:名無しのオプ
09/04/12 11:32:00 hFhC4ab7
削除依頼板荒らしが宣言されました。
他の板を荒らすのはやめろや。

730:名無しのオプ
09/04/12 11:37:04 brwVP9mt
削除依頼を出されると都合の悪いのがいるようだね。
これで>>728の意見が有効だということが証明された。

731:名無しのオプ
09/04/12 11:41:36 fCLYze9t
ただコピペの削除依頼は以前「まとめて報告を」みたいなこと運営から言われた
ことがあったと思う
雨だれで依頼するよりまとめた方がいいかもしれん

732:名無しのオプ
09/04/12 14:05:16 FcoV26ho
というわけで書斎のらきすたエッチ書き込みや、「ガス大爆発」
「ギャギャオオー」などの名文が楽しめる創作ウルトラマン話、
どの話から再録いたしましょうか。

自分で公表したものなのだから胸を張って見てもらえますよね?

733:名無しのオプ
09/04/12 15:43:48 ML6ID4mB
スレ違い荒らし予告だな。これに誰も何も言わないから、スレ住人が悪いとなる。

734:名無しのオプ
09/04/12 16:09:54 a5i3WKxM
>>733
お前が言ってるじゃん
それとも何か?
お前はスレ住人じゃないのか?

735:名無しのオプ
09/04/12 16:17:26 CTRK5w/B
いい加減スルーしろ
気違いいじって延々とスレ消費しやがって、アホか

736:名無しのオプ
09/04/12 20:27:35 rzV0QTjW
>>732
このスレに書くのは、やめた方がいいよ。
完全にスレ違いの話題なのだから。

どうしても、と言うのなら、その書き込みがあったスレのレスを示すURLを書けばいい。

ただ、その場合でも、専ブラでNGワード登録している人のことを考慮して、
「書斎魔神」という文字列を書き込んでおいた方がいいと思う。

737:名無しのオプ
09/04/15 00:59:00 mn/uDAZB
乱歩の話をしませう。
一瞬横溝スレかとオモタよ。

738:名無しのオプ
09/04/15 01:28:32 53Bvxoqo
>>737
そーいう時は、ネタを振ってくれ。
まだ、名無しでネタ振って、自分で答えるアノ人の方が
マシに思えるぞw


739:名無しのオプ
09/04/15 01:54:56 aulVKcvm
いや、思わないって

740:名無しのオプ
09/04/15 09:24:31 H8pMy2oW
その「アノ人」の振るネタって
「初心者ですけど何を読んだらいいですか?」
だけじゃないかw

741:名無しのオプ
09/04/15 11:46:13 mn/uDAZB
>>738
では、即出だったらすみませんが、高木彬光の「刺青」のトリックくれれば長編書けたのにぃ~的な事を言ったと思うんですが、本当にアレと並ぶもしくは、同等な作品書けたと思います?
自分的には「猟奇の果て」みたいになったんじゃ?としか思えませ。どうすか?

742:名無しのオプ
09/04/15 16:32:39 60TU58ob
俺は乱歩の猟奇ものは、
全部「赤い部屋」や「人間椅子」のように、
「チャッチャラー、どっきりカメラですー」で終わって欲しい。
最後に一気に緊張を解きほぐされる安心感はなんとも言えん。
全部オチが同じでもいい。

743:名無しのオプ
09/04/15 20:06:14 ZrwgHSWY
>>742
それってネタバレじゃないのか?

744:名無しのオプ
09/04/15 21:16:56 SU48Xj05
>>741
それ横溝の証言だよね。同じ対談で、横溝は、
「乱歩は他人のアイデアでは書けない人だね」
って言ってる。
俺は無理だと思うよ。全然毛色が違う気がする。


745:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/15 22:06:05 8CCCpkyG
>>741
「猟奇の果て」はないにしても、「三角館の恐怖」的作を意図して「孤島の鬼」的作になる
可能性はあるかと思う。

746:名無しのオプ
09/04/16 10:55:53 5TnCM9ev
>>744 >>745
個人的に、乱歩は短編の名手と思っているので、短編だったら、あるいは?って感じですね。
全盛期ならともかく、晩年では風呂敷がデカすぎる気がする。

747:名無しのオプ
09/04/16 11:08:37 HUgOPrHk
荒らしにレスつけている奴は荒らしということで無視。
それはともかくとして

>>744
逆に横溝正史は他人のアイディアを生かすのが上手いね。


748:名無しのオプ
09/04/16 11:34:03 GGoNkENv
そだね。
でも上の「高木の『刺青殺人事件』のトリックもらったら僕は新作を書けた」
というのは、比喩であって、要は、
『刺青殺人事件』はスゴイ! もう俺の時代じゃない、みたいな絶賛というのが
本当のところで、マジで「あのトリックほしかったなあ」ってことでは当然ないと思う。
他のエッセイでは確か『刺青殺人事件』はもう少し工夫と文学性があれば、
日本探偵小説史上最大の作品になっていたみたいなこと書いているし。
ま、あまり乱歩の評価はあてにならないが。


749:名無しのオプ
09/04/16 14:03:41 /+MPB5+l
現行の「刺青」には工夫も文学性もあるように見えるが
改稿前のはそんなに悪文だったのかな?

750:名無しのオプ
09/04/16 15:08:18 5TnCM9ev
>>747
そんな寂しいこと言わないでおくれよ~。
>>748
そのような解釈があったとは、目から鱗です。
まぁ、自分が知らな過ぎなだけなんだけど。
そのような逸話?もっと知りたいですね~

751:名無しのオプ
09/04/16 16:41:59 IfM/8nmI
>>749
改稿前のやつは扶桑社文庫の昭和ミステリ秘宝シリーズで読めるから読み比べてみたら?
ちなみに横溝正史は改稿後のほうは読んでないと言ってたっけ。

752:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/16 22:51:36 EU5M/Jnp
大乱歩が刺青の密室トリックを使用した作を書いていたとしても、
結局、それは脇のエピとなり、メーンに来ない乱歩色たっぷりな怪奇探偵小説になるのでは
と予想される。つまり「孤島の鬼」「パノラマ島奇談」の如し。


753:名無しのオプ
09/04/16 23:57:29 MO4rt+9A
パノラマ島に密室トリックなんて出てきたか?


754:名無しのオプ
09/04/17 00:24:03 pU6XwCQ3
現行の「刺青」もわざわざ「文学性がある」と言えるほどの文章じゃないけど。
横溝じゃないが俺も改稿前のほうが好きだ。

755:名無しのオプ
09/04/17 11:49:39 950RlZsS
>>749
もともと高木彬光は悪文だぞ。

>>753
あの生物はアホなんだから相手にするなよ。

756:名無しのオプ
09/04/17 13:45:53 ZFGP9vxN
>>755
>高木彬光は悪文

坂口安吾が言ってるね。でも、アンゴの「不連続」もかなりのもんだが。
しかし、確かに乱歩の文章の古びなさは異常だ。

757:名無しのオプ
09/04/17 17:17:10 RBITxhSi
つーかそもそも刺青のメイントリックって密室じゃないし

758:名無しのオプ
09/04/17 18:32:19 ZFGP9vxN
刺青の密室トリックはいらんよね。余計なことであぶないで。普通。

759:名無しのオプ
09/04/17 19:19:35 y6mBUMnZ
阿呆か
あの物理的密室トリックがなかったらメ欄は成立しないだろ

760:名無しのオプ
09/04/17 22:14:51 EWbwH1QO
>>756
不連続の場合、計算してああいった文章になってるので悪文とは違う

761:名無しのオプ
09/04/17 22:41:02 syz5aTj1
2、3年前、出先の古本屋のゾッキ本ワゴンで高木彬光が書いた手相の本をみつけた。
「エッ、あの高木彬光?」と思って手にとって読んでみたらやっぱりそうだった。
1970年代発行のその本の中には、若い頃は真剣に手相観になるつもりだったが戦争
やら何やらで断念したこと、妻は手相で選んだこと、嫁とりにあたって手相で決めるのは
失敗がなく大変おすすめの方法であることなどがとくとくと語られていた。

よくもわるくも偉大なる通俗的・大衆的なセンスの持ち主だったんだろうね、高木先生は。

762:名無しのオプ
09/04/17 23:30:04 ZFGP9vxN
>>759
話にならんよ。あの程度のトリックで心理の密室なんて。

763:名無しのオプ
09/04/17 23:30:56 ZFGP9vxN
>>760
どういう計算? 俺にはあれは本気で書いているように見えないがな。

764:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/17 23:34:59 hyMdlI7o
高木君(注 結婚騒動で今話題のブーではない(w )の作自体に文学性を感じたことはないな。
神津をはじめ、登場人物は物語進行のためのロールを果たすだけの操り人形という感大。
むしろ、異様な人間像をビビッドに描ける大乱歩や因習に囚われた人間群像を巧みに描く
横溝御大に文学で言うところの「人間が書けてる」を感じないでもない。

>>753
トリックの意な。パノラマには一人二役という古典的なトリックが使用されているが、
この線の物語以上にメーンに来るのはパノラマ島の怪異・幻想なスペクタクルシーンだし、
「孤島の鬼」の密室トリックは序盤の小ネタに過ぎない扱いで、本番は孤島の怪奇物語。
大乱歩はその作家的体質ゆえか、仮に面白いトリックがあっても独自の怪奇探偵小説の世界に
埋没させてしまったやに思う。

765:名無しのオプ
09/04/17 23:43:05 pwuf/kDB
>>756
確かに安吾もエッセイ(推理小説論、だったかな?)でそういっているけど
高木彬光は晩年に至るまであまり文章は上手じゃないよ。
悪文とまでは言わないけどね。

>>761
まあ占いで「中里介山と骨相が似ているから長編小説を書けば運が開ける」
と占い師に言われて刺青殺人事件を書いたら乱歩に認められた
という人生を辿った人だからね。
占いに対しては肯定的な見方をしていた人なんだよ。

766:名無しのオプ
09/04/18 00:01:57 Js8BTbeE
古今東西、新旧あらゆるミステリーで、共犯オチは最後の最後で萎えますよね。
どの作品が、とゆーワケでは御座いませんが。

767:名無しのオプ
09/04/18 00:06:02 8amFRAkg
>>765
坂口安吾のは「蝶々殺人事件を評す」だったと思う。
この批評文は「横溝正史読本」に入っているけど、西洋古典の
ネタバレだらけなので読まないほうがいいよw
しかも「黄色い部屋」なんてネタバレしてるつもりが間違えているという
いい加減なもの。他の論考もかなりやっつけで、坂口安吾って人は、
探偵小説が好きは好きだったんだろうけど、やはり趣味の域出てない感じだね。

768:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/18 00:11:30 jYRBTDAa
>やはり趣味の域出てない感じだね。
安吾は文学者なんだから当たり前だろ(w


769:名無しのオプ
09/04/18 00:18:47 hBmUWUUU
>>767
「黄色い部屋」についての間違いって(メール欄)だったっけ?
あれ見たときは最初、
あれ?俺「黄色い部屋」の解決部分どこか読み飛ばしたのかな
と一瞬思ったw

770:名無しのオプ
09/04/18 00:37:42 8amFRAkg
>>769
そうそれw
「横溝正史読本」には、乱歩の「本陣評」もあるんだけど、
これも、かなり乱歩の思い込みが激しい感じがする。
特に「犯罪者の孤独が生む悪の智恵云々」のくだりは、
ちょっと力入りすぎな感じがしたな。

探偵小説は元来、評論の対象にしづらいんだと思う。
笠井みたいに延々とやってる奴もいるが。

771:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/18 00:46:41 jYRBTDAa
>探偵小説は元来、評論の対象にしづらいんだと思う。
本格は特にそうかと思う。
>笠井みたいに延々とやってる奴もいるが。
あれは笑えるよな。


772:名無しのオプ
09/04/18 00:53:37 hBmUWUUU
>>770
「本陣」についての評論は知ってる限りでは都筑道夫のが一番適切だと思ったな。
「黄色い部屋はいかに~」に収録されているやつ。
「手毬唄」を昨日の本格として一刀両断だったのはご愛嬌だけどw

773:名無しのオプ
09/04/18 01:46:09 VlE4lupz
>>763
あの文体そのものがトリックになってるって乱歩おじさんがいってた

774:名無しのオプ
09/04/18 01:50:52 Js8BTbeE
横溝正史先生に対しては皆ただ単に、スゲーの書かれちゃった嫉妬だと思う。

775:名無しのオプ
09/04/18 02:06:32 VlE4lupz
本陣評読むと確かに嫉妬してるんだろうなぁ~って感じるね
だからこそ横正も読んでゾッとしたんだろうし、むしろ乱歩を嫉妬させたことが自信にも繋がったんだろうな

776:名無しのオプ
09/04/18 10:13:11 8amFRAkg
>>773
乱歩はメル欄って言ってて、確かに坂口もそういうつもりだったかも
しれないけど、俺は成功してないと思う。もっと読みやすい文章にしろw

777:名無しのオプ
09/04/18 10:16:18 8amFRAkg
乱歩は、正史の「犬神」がはじまったときも、
「君、あのタイトルは何だ。僕は犬神とか、祟りとか大嫌いだ」
って因縁つけたらしい。

778:名無しのオプ
09/04/18 11:25:34 wwvm5bGu
>>776
あの文体が意図的なものであるって指摘に対する反論になってない

779:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/18 11:30:46 hQk3Tc1h
いよいよ本日「心理試験」オンエア。念のため再度告知しておく。
URLリンク(www.nhk.or.jp)

780:名無しのオプ
09/04/18 11:39:30 8amFRAkg
>>778
意図的だったとしても失敗ってことだよ。
言葉のあやばかり捕まえてないで、本質を見ろ、本質を。

781:名無しのオプ
09/04/18 16:58:55 wwvm5bGu
もともと悪文かどうかの指摘なんだから
本質をすり替えてるのはお前やないか

782:名無しのオプ
09/04/18 17:35:56 9oQltAmJ
孤島の鬼読んだ。最後まで腰まがったジジイの病名が読めなかったぜ

783:名無しのオプ
09/04/18 18:03:41 +ClCUoJz
どういう字よ

784:名無しのオプ
09/04/18 18:27:26 Js8BTbeE
せむしじゃね?

785:名無しのオプ
09/04/18 18:54:37 POY1FDC2
趣味、価値観は個人の自由のはず。

786:名無しのオプ
09/04/18 22:02:03 Io0T4ZbD
くる

787:名無しのオプ
09/04/18 23:37:59 tFCVw1Fz
スレリンク(tubo板)l50x

書斎こと林博士(仮名)が発狂しました


788:名無しのオプ
09/04/19 10:00:12 PRj9HYtv
>>785
他人に迷惑かけたり危害を加えたりしない程度には、な。
「人間椅子」とか人間花火(…はなんて作品だったっけ?)を趣味で始める輩が出てきたら嫌だろ?

789:名無しのオプ
09/04/19 10:32:45 CRqg9bDw
第13回手塚治虫文化賞
新生賞 丸尾末広 パノラマ島綺譚

790:名無しのオプ
09/04/19 17:41:45 kL3uen+V
>>788
それ、例のアホコテが発狂してあちこちに見境なく落としてるレスですよ。

>>789
その記事俺も見たけど、丸尾が朝日とか手塚賞ってかたちも
市民権得るってのも何だかふしぎな気がする。

まあスカトロやるAV男優(山本竜二)がNHKに出演する時代だからなあ
(いや、それぞれのプロフェッショナリズムはそれとして認めるとしてもね)。
そのこと言い出せば、乱歩がここまで人口に膾炙ってのも戦前に生きてた人にはおかしな話だろうな。

それにしても<新生賞>ってどういう意味なんでしょね。もはや大ベテランなのに。

791:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/19 19:06:19 crNdID6F
ラジオ深夜便の「心理試験」を聴いた。
朗読をホビーのひとつとする俺から見てもプロ(=アナウンサー)の読みはさすがに見事なもの
があった。
音読だと、初期明智はこんなにもコロンボ風というか古畑の如き粘着探偵だったのかと思わせる。
後の通俗長編におけるスマートなダンディぶりとは正に別人。


792:名無しのオプ
09/04/19 19:44:06 3mxcsBFx
>>790
wikiの「手塚治虫文化賞」の項目によると

  新生賞(第7回以降)
  正賞:ブロンズ像、副賞:100万円
  斬新な表現、画期的なテーマなど新しい才能を示した作品に与えられる。

だそうだ。
俺は丸尾氏のパノラマ島は未見だからわからないけど
何か斬新な表現か何かしているのかな?

793:790
09/04/19 20:26:21 kL3uen+V
>>792
㌧クスです。

794:名無しのオプ
09/04/19 22:20:38 1utCEEKv
wikipediaをwikiと略すのは間違ってる

795:名無しのオプ
09/04/20 00:43:34 nsdy96ok
>>792
原作に忠実ですよ。
丸尾末広は、絵柄に独特の世界観があって、乱歩の世界観だったり
丸尾の世界観だったり、上手く融合してる感じ。

丸尾末広の新連載が5月から始まるけど、今度は、乱歩の芋虫です。


796:名無しのオプ
09/04/20 01:25:12 jsC5pxkw
丸尾の絵はあんま好きくない

797:名無しのオプ
09/04/20 02:04:03 U1y7R0Xc
っしゃー!ブコフで全集ゲット!!

798:名無しのオプ
09/04/20 11:57:08 0FxMJg7B
乱歩は高橋葉介が一番雰囲気的には合ってるな。

799:名無しのオプ
09/04/20 12:05:47 FiC0qn9i
安っぽくなるだけでビジュアル化して満足出来たのないが
アマゾンのレビューみるとかなり評判がいいね

書斎が食いついてこないのは漫画には疎いのか

800:名無しのオプ
09/04/20 13:19:36 bdTYEZZD
乱歩自身、漫画大好きだったんよな。
ただ丸尾って感じじゃないな。

801:名無しのオプ
09/04/20 17:56:32 /uW8Re4d
>>799
てか、書斎はかなりの爺さんだと思うよ。漫画世代ではないと思う。

802:書斎☆自演乙☆魔神
09/04/20 18:35:56 EQ2qUGgA
>丸尾末広版「パノラマ島綺譚」
安っぽいどころか、「少女椿」の頃から格段に進歩した繊細かつ高密度の画力で豪華絢爛ですよ。
ヴィスコンティの映画「ルートヴィヒ/神々の黄昏」を彷彿させるビジュアル面の充実が素晴らしい。
原作には無いアルノルト・ベックリンの名画「死の島」を絡めてくる辺りなど心憎いほどです。
ケチを付けるとしたら乱歩とその時代が感じさせる土俗的な匂いがすっぽり抜け落ちてることでしょうか。

803:名無しのオプ
09/04/20 19:18:07 QY8LQEO2
いくらなんでも高橋葉介はないわw

804:名無しのオプ
09/04/20 19:23:38 /uW8Re4d
角川文庫で、切り絵の宮田雅之氏から、
高橋に代わったんだけど、20冊全部リメイクしないうちに
なぜか、角川文庫から消えたんだよな。

805:名無しのオプ
09/04/20 19:48:07 ++bDQnjg
あの表紙で出たときは怪の会やSRの会でも焚書ものだと散々な言われようだった
口絵もまるでジュブナイルのようだったしな

806:名無しのオプ
09/04/20 21:31:11 dl7kXrQl
別に高橋に限らず、コミックの絵を小説の絵や挿絵にするのは反対だな。
正直、ラノベでもイヤ。

807:名無しのオプ
09/04/20 23:03:15 4E4wVV13
>>801
右手に朝日ジャーナル、左手に少年マガジンの世代は、もう還暦。

808:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/21 06:23:47 wQfW20C6
大乱歩スレにはマンキチが跋扈か・・・

>>797
乙。新古書店ってことは光文社文庫版?


809:名無しのオプ
09/04/21 07:59:43 lIVrWJ3F
俺は乱歩ファンでも葉介ファンでもあるけど、
あの表紙が酷評される理由は今ではよくわかる。
漫画での手法をそのままカバー絵&口絵に持ち込んではいけなかったと思う。
彼はもっと普通のイラストに接近したスタイルにすべきだった。

乱歩世界とは全然無縁だけど、江口寿史は漫画とイラストを使い分けた上で仕事してる
(あ、漫画の仕事はry)

810:名無しのオプ
09/04/21 09:24:58 syyIbGyb
>>809
>彼はもっと普通のイラストに接近したスタイルにすべきだった。

いや、それは葉介のせいでなくて、角川のせいだよ。葉介自体に罪はない。
葉介は葉介の個性出しただけ。

江口のイラストはいつも村上春樹と同じテイストをなんとなく感じてしまふ。


811:名無しのオプ
09/04/21 09:26:26 syyIbGyb
>>809
>彼はもっと普通のイラストに接近したスタイルにすべきだった。

いや、それは葉介のせいでなくて、角川のせいだよ。葉介自体に罪はない。
葉介は葉介の個性出しただけ。

江口のイラストはいつも村上春樹と同じテイストをなんとなく感じてしまふ。


812:名無しのオプ
09/04/21 09:27:19 syyIbGyb
すまん。HDが回りっぱなしなので連投してしまた。

813:名無しのオプ
09/04/21 11:00:35 KFgBZkbA
>>804角川文庫はいい加減だからね
>>806禿同

814:名無しのオプ
09/04/21 18:27:24 DxGlqhgG
三津田信三の文庫の表紙絵もなんだかなぁ~?って感じするよね!?

815:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/21 19:25:17 HPLCKjrs
>>814
あれは昭和テースト過ぎる(w


816:名無しのオプ
09/04/22 11:10:10 fXL/3fBr
>>813
いい加減というか、角川は売れ行きの悪い本はあっさりと切るからね。
カバーを変更して再刊してみたものの期待したほど売れなかったから
途中で打ち切ったというパターンでしょう。

817:名無しのオプ
09/04/22 15:45:27 TV+KKaVU
結局葉介表紙は何冊出たんだ?
宮田表紙はあちこちで見れるがそっちは見かけない

818:名無しのオプ
09/04/22 16:15:11 A9hWqFca
mms://wmt9-od.stream.ne.jp/vod06/954/xitalk/xitalk20090329.wma

819:名無しのオプ
09/04/22 16:38:37 zBzb90tr
20冊ぜんぶ描いてるよ。途中で終わったとか、いい加減なこというな。

820:名無しのオプ
09/04/22 17:11:44 21rpdBZ6
葉介のカバー絵について
ググって探してる途中だけど想像以上に出て来ない。
同じ角川で、夢野久作のを手がけた米倉斉加年の絵の方がまだ素早く見つけられたと思う。
「古書マルジナリア」「乱歩」「葉介」で検索すると5~6冊まとまって出てくるけど・・・。

>>810
>>811
どちらの方が井戸の底の被害者で、
どちらの方がほくろまで抉ったのにタイーホされた方でしょうかな?

821:名無しのオプ
09/04/22 17:14:24 TV+KKaVU
>>820
トン
三角館以外は見たことあるやつだな

822:名無しのオプ
09/04/22 18:27:51 TW6d7E/a
葉介の表紙、明智が、ダブルスーツなのに、ピークドラベルでなく、
ノッチドラベルになった絵があったな。

823:名無しのオプ
09/04/22 18:28:57 TW6d7E/a
でも言っちゃなんだけど、世界の宮田と比べたら可哀想だよ

824:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/22 19:44:26 urbfKJqo
宮田画伯の表紙で多数の作品が刊行されていた頃から、なぜか角川は大乱歩にクール、
大規模なフェアも打たなかった。


825:名無しのオプ
09/04/25 02:09:46 EkRIvp5U
皆は、書生風の明智と、スーツ着たスーパーマンの明智どっちが好きなん?

826:名無しのオプ
09/04/25 09:35:01 6ZAITrGt
>>825
職業としての探偵は後者だが
本当の意味で「探偵」だったのは前者だなw

827:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/25 15:36:57 Xs5uY0u0
俺は書生風明智派。
通俗長編やジュブナイルの明智は同姓同名の別人という感さえある。
大乱歩自身もそのくらいの気で書いているのでは。

828:名無しのオプ
09/04/25 20:33:00 g7nE8wE3
推理小説としての出来はアレなわけだけど、「魔術師」「吸血鬼」「黄金仮面」のあたりの
明智が好き。
「猟奇の果て」での、最後にオイシイとこもってく明智も好きだなぁ。
だから俺は後者。
子供時代にポプラ社の少年探偵団シリーズに慣れ親しんだせいか、明智はやっぱり
天才で英雄だという世代かも。

829:名無しのオプ
09/04/25 21:39:49 T1RIk8hF
四畳半一間に裸電球、棒縞の浴衣によれよれの兵児帯。
大正の時代の匂いが漂ってくる明智も捨てがたいね。
ところで、大正や明治を描いたドラマを時代劇と呼ばないのはなぜかしら。

830:名無しのオプ
09/04/26 00:51:39 V+KQHUSg
ん~?明智に関していえばスタイリッシュだからじゃない?でもドラマで兵児帯の明智も観てみたいね

831:名無しのオプ
09/04/26 01:04:43 zCB3dRBJ
初期の明智はデュパンやホームズの亜流であまり個性がないと思う。
やはりルパンとホームズを混ぜたような後期の明智のほうが、
特色があって、明智だと思うね。
俺が好きなシーンは、「悪魔の紋章」かでいきなり犯人に歩み寄って
相手の変装を叩き落とすシーン。

832:名無しのオプ
09/04/26 01:34:52 kxBK2O3/
いやいや、おフランスでデカダンなデュパンを日本に移して、貧乏くさい生活感を漂わせたとこが良いのですよ
つーてもD坂限定だけどね

じつは心理試験や屋根裏や何者やらの薄気味悪い明智が好き
こいつ、「俺の方がおまえより頭いいんだぜ」といいたいだけで人の罪を暴いてるんじゃないかと


833:名無しのオプ
09/04/26 02:54:52 fXsTnCiT
小林少年とチンピラ隊をポプラ社版で準レギュラーにしたのは
GJ
俺はそのノリで小5のとき「蟲」の載ってた短編集を読んで
幼稚園卒園前に本屋で立ち読みした
デビルマンの牧村家襲撃以来鬱になったことがある。

♪いつのことだが思い出してごらん♪という歌を聴くたび、
そのことと初めて買ってもらったマンガ、
釣りキチ三平キングサーモン編
バスタオルを使った谷地坊主流取込改を思い出す。



834:名無しのオプ
09/04/26 10:52:10 zCB3dRBJ
初期明智の名シーンは、「屋根裏の散歩者」で、犯人が屋根裏にまた
あがろうとしたら、そこから逆さに明智が顔を出すシーン。
それと、「何者」で、あなたが犯人だと指摘した直後
「おや、どうしました? 気絶するのかとびっくりしましたよ」
って平然というところ。

835:名無しのオプ
09/04/26 11:25:47 NAyEahGO
明智のそのあたりの言動って、結構意地悪いよなぁ。相手をビックリさせて喜んでるよな。
二十面相のこととやかく言えんぞ。

836:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/26 11:43:14 2Rlxnrue
コロンボ、古畑の先駆者と言える初期短編の粘着明智がたまらなく好きだ。
「心理試験」や「屋根裏の散歩者」等の犯人をせせら笑うかの如き追い詰め方は痺れるものあり。

837:名無しのオプ
09/04/26 12:58:13 zCB3dRBJ
>>835
明智二十面相同一人物説があるからねえw
でも、初期明智はもひとつ何かあったらよかったと思う。

838:名無しのオプ
09/04/26 16:11:45 lPTur0LC
明智って結構犯人をいたぶるよな。
魔術師でも、ピストル→毒薬→火薬と、3回も犯人に失敗させて絶望味合わせてるし。

839:名無しのオプ
09/04/26 16:30:12 zCB3dRBJ
あと作品名は言わないけど、好きなシーン

「え、じゃあ、やっぱり先生は僕が犯人だと……」
「何か異議があるのかい」
 明智は声の調子を変えずに言った。

 それまで仲がよかったのにね~

840:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/26 19:50:41 fEn4DQHO
いまだにダンディな天知茂のイメージが強過ぎる明智。
一般には初期短編の書生風イメージは無いに等しい。
映画(実相寺版「屋根裏の散歩者」)の嶋田久作はキャラは原作に忠実でも
あのご面相は違うわな・・・

841:名無しのオプ
09/04/26 20:03:56 08EV1vzr
犯人をびっくりさすために猫殺してしまう明智は意地が悪いというよりどっか精神いかれてんじゃないか

842:名無しのオプ
09/04/26 21:42:43 /OrYAg0i
妖虫で猫殺したのは明智ではない。

843:名無しのオプ
09/04/26 23:28:24 08EV1vzr
少年向けのリメイク版のことです

844:名無しのオプ
09/04/26 23:36:12 Og7wPAH6
リメイクの際は台詞もちゃんと治してほしかったな。

「わしは~したのじゃ」と喋る明智は流石にヘンだった。

845:名無しのオプ
09/04/26 23:37:36 3UzvdEuO
「心理試験」の明智のいやらしいいたぶり方は
「罪と罰」のポルフィーリーも相当入っていると思う。

846:名無しのオプ
09/04/27 00:11:32 ecGVGqbP
>>843-844
知らなくて失礼しました。

847:名無しのオプ
09/04/27 07:20:55 bFpMeNZ3
少年向けのリメイク版は乱歩が書いたんじゃないから、
明智云々を持ち出すには不適当だと思う。
だけど、明智の場合、正義とか弱者救出といった理念を持って
探偵をやっていたという気はしないな。
犯罪者と間近で接するために、
そして彼らより自らの優位性を示すために探偵をやっていたとしか思えない。

848:名無しのオプ
09/04/27 16:25:54 mW/k4xYC
少年向けのリメイク版しか読んでないやつが
よく堂々と書き込めるもんだ

849:名無しのオプ
09/04/27 19:39:43 GR0WfQIn
>>847
“謎さえ解ければ、あとはどうでもいいのですよ”って明言してるものね。
「屋根裏の散歩者」だったか。

>>848
まあまあ。


850:名無しのオプ
09/04/27 19:59:43 sEls/Wq4
乱歩先生はすんごくディープなSM趣味がありそうだね。
エログロ怪奇探偵小説書いて発散してたからよかったけど、
文才も無く悶々としてる凡人だったら性犯罪者になってたかもね。

851:名無しのオプ
09/04/27 20:06:34 E5BJjbPo
昭和の初めから延々言われ続けてるネタ。

852:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/27 20:13:19 QQWYs8r/
「妖虫」はあのぬこ殺しのシーンがあるゆえに明智を使わなかったのであろう。
イメージダウンも甚だしいし。
初期短編の明智は犯人と表裏一体の興味深い名探偵キャラだが、
通俗長編やジュブナイルの明智は正義の騎士的になってしまったのもつまらない。
まあ、対戦相手(?)がどれも怪物だから仕方ないかもしれぬが。


853:名無しのオプ
09/04/27 22:42:39 bFpMeNZ3
>>849
「屋根裏の散歩者」あたりは可愛い方ですよ。
通俗長編でも結構ひどい。
>>838でも指摘されているけれど『魔術師』での徹底ぶりは
本人がやりすぎたかといっているほどだし、
『悪魔の紋章』『地獄の道化師』なんかは犯人をさらし者扱い。
『蜘蛛男』だってさっさと捕まえればいいものを、喜ばせてとことん落としているし。
『黒蜥蜴』『暗黒星』あたりは犯人との擬似恋愛を楽しんでる(同性愛込み)。
『影男』やジュブナイルの二十面相とはただのじゃれ合い。
『魔術師』ではどう考えても自分のミスで死者を出している。
明智って、結局自分が楽しめればそれでいいという人だったと思う。
そうやって犯罪を漁りながら「幽霊」みたいに顧客ができるのだから、
趣味と実益という意味で探偵という商売は最高だったんだろう。

854:名無しのオプ
09/04/28 00:22:34 QZO9tzv2
「赤い妖虫」みたいなリメイクを入れたら
二銭銅貨のゴジャウダンで友人をコケにしたのはまだしも
鞄すり替えて鶴田正雄を自殺に追い込んだのも明智だw

855:名無しのオプ
09/04/28 00:58:19 fXEzktd6
>>853
通俗作品のことを話しているのかと思えば突然「幽霊」のような
初期作品持ち出してくる態度に違和感

856:名無しのオプ
09/04/28 10:31:39 xO3ySmzf
朝日の読書欄に筒井さんが書いてた乱歩翻案の『鉄仮面』が無性に読みたくなってきたんだが…


857:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/28 20:54:27 BwMcb0mg
「二銭銅貨」の語り手(わたし)は、一人称の明智と言うても良いくらいのキャラだが、
明智でないことに意味があると思われる「妖虫」「幽鬼の塔」等のジュブナイル(明智版)は
問題外でしょ。
探偵役を明智にしてもOKなのは「三角館の恐怖」だと思う。

858:名無しのオプ
09/04/28 22:00:52 DqlXuegV
>>854
黒装束でイタズラして、相手をショック死させかけたのも明智だな。
そしてこんな若い頃から小林くんを助手(書生)にしてるという。二人とも年いくつやねん。

859:名無しのオプ
09/04/29 15:19:37 rUgcVqS6
明智はどうやって金稼いでたんだろう
D坂のころは貧乏書生風だったが、一寸法師の頃は旅館住まい、その後中国やインドに気まま旅行。
魔術師以降は、恋人(後の奥さん)の実家が金持ちで明智が命の恩人なわけだから、そっちからの援助があるとして。

それまでしろうと探偵だった明智が、ちゃんと私立探偵として探偵事務所をかまえたのは吸血鬼からだから、
玉村家の援助で自宅兼マンションを買って、独立したとか。

860:名無しのオプ
09/04/29 15:46:38 SCrWIpLM
「奥様 小五郎お坊ちゃまがお帰りになられました」

861:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/04/29 16:55:23 aGW92/tb
>>859は文代さんに関する部分がネタばれ気味か。


862:名無しのオプ
09/04/30 19:22:20 1hYvEbM/
初心者な質問で悪いんですけど文中に旧字で「虫」の文字が羅列したのが書かれた作品の名前を教えてくれませんか?

863:名無しのオプ
09/04/30 19:45:24 ptAh+Bye
釣りだと思うが「虫」だ。

864:名無しのオプ
09/04/30 22:07:05 1hYvEbM/
ありがとうございます!ちなみに釣りじゃないです

865:名無しのオプ
09/04/30 22:37:13 ptAh+Bye
でも、それは角川文庫版の最後の解説で、誰かが
当時は『蟲』と本字で書かれていて迫力三倍以上~
とか書かれてたというあなたの記憶だろ。
まさか、それを実際、あなたが見たという漢字はしないのだが。

866:名無しのオプ
09/04/30 23:07:15 1hYvEbM/

知ったのは2ちゃんでのレスで、「虫」って羅列した作品があるという情報しか持ってませんでした

867:名無しのオプ
09/04/30 23:24:06 vGaZIsb2
なんかここ猜疑心の強さと沸点の低さが異常な人が多い

868:名無しのオプ
09/04/30 23:40:55 ptAh+Bye
だって、乱歩ファンなら、どちらの字が使われているにしろ、
そりゃ「虫」だって気づかないかい?

869:名無しのオプ
09/05/01 00:52:37 3M+UAqzS
>>863-868
釣りだって絡むなら最初からスルーすりゃ良いのにw

870:名無しのオプ
09/05/01 01:10:47 lxaYjH+Z
別にこのスレ来るやつ全員が乱歩に詳しい前提は無いだろw初心者って書いてるし




871:名無しのオプ
09/05/01 21:41:20 +hS9OjyV
ラクラメンシャー!

872:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/05/01 22:53:42 /QWTd5/a
>>865
高木君(注 ブーではない(w )の解説だろ。
「二十四字もこの文字が続いた日には、その効果は決して三倍ではとどまらない
活字による視覚に訴える恐怖の効果がこれほどすさまじくあらわれた例は、私は長じてからも
ほかに類例を知らないのだ」
以後の文章でも絶賛状態。

873:名無しのオプ
09/05/02 17:02:29 jGTb3XGB
書斎のユーモアセンスは抜群だなあ。

874:話し(874)
09/05/02 17:20:16 t1YnV5nZ
>>873
どこが?センス疑うわ。

875:名無しのオプ
09/05/02 23:38:27 bVixZzTK
群を抜いて寒いってことだろさ

876:名無しのオプ
09/05/02 23:45:51 BkLx3kd0
ただの皮肉か嫌味だろ?
どう見ても本気で褒めている言い方じゃないぞ。

877:名無しのオプ
09/05/02 23:53:01 bVixZzTK
>>876
そう見えて本気の自演だったりするのが抜群な書斎クォリティ

878:名無しのオプ
09/05/03 20:44:58 oNIykk+Y
書斎って頭おかしいな。

879:名無しのオプ
09/05/03 21:02:18 yEcQy6mF
「畸形の天女」って何に収載されてますか?

880:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/05/03 21:13:03 jWdjdEEx
>>879
過去ログ嫁ヴォケ!!

春陽文庫「合作探偵小説 畸形の天女」で全編読めるお。

881:名無しのオプ
09/05/03 21:29:17 yEcQy6mF
ありがとうございます

882:名無しのオプ
09/05/04 04:12:34 OCphl1Gj
また自問自答か

883:名無しのオプ
09/05/08 00:28:52 GVebY8ZS
アレ!4ヶ月に一度の今日はRANPOナイトじゃないの!?

884:名無しのオプ
09/05/08 23:25:52 ohuYRsDO
URLリンク(www.amazon.co.jp)

これ買ったひといますか?


885:名無しのオプ
09/05/09 09:01:10 PSp8xuF1
特定可能

886:名無しのオプ
09/05/09 22:37:35 U9t3ddz6
「指導」をやめないと荒らす

887:名無しのオプ
09/05/10 00:55:30 CEHYWOJF
>>886スレリンク(tubo板:105-108番)

888:名無しのオプ
09/05/13 03:54:33 qym+1Dai
そろそろ、2ch選抜、乱歩の最高傑作を決めませんかね?

長編は、「孤島の鬼」で決定です(異論は認めません)

短編でお願いします。

作品名の羅列は無意味なので、選んだ理由も3行以上で

お願いします。



889:名無しのオプ
09/05/13 08:23:33 +pE351+n
>>888
勝手に決め付けるな

890:名無しのオプ
09/05/13 11:10:02 8atMlq0d
孤島の鬼はエンタメ的には最高だが、トリック的に欠陥が多すぎてね。

891:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/05/13 22:05:30 z5T0sfeG
>長編は、「孤島の鬼」で決定です(異論は認めません)
了解した。
>孤島の鬼はエンタメ的には最高だが、トリック的に欠陥が多すぎてね。
この点も同意なのだが、ミステリもエンタメの1ジャンルに過ぎない点を考慮すれば、
全体評価でやっぱり長編では一押しでしょ。

短編ベスト3
1 屋根裏の散歩者
奇怪ながらどこかリアリティ溢れる設定が魅力的で謎解きも面白い。
大乱歩の秘蔵っ子明智のキャラも俄然立っている一篇。
2 芋虫
超自然現象無縁な戦慄のホラーにして、かなり倒錯した心理のラブストーリーで、
一読忘れられない作。
3 鏡地獄
これも超自然現象とは無縁ながら奇想に富んだ一級品のホラー、ちゅーか、恐怖小説の呼称
がジャストフィットする作である。


892:名無しのオプ
09/05/14 00:51:03 JX3EL9/7
>>889-890
よく考えてくれ。
888の提案って、例のアホコテの好きそうなことじゃないか。
つまり888は…

893:名無しのオプ
09/05/14 01:45:41 mEcSUAAX
いやフォローもなんだけど、888は自分ですよ。
ちょっとスレが寂れてたので、ネタを振っただけです。
日付変わってIDが変わっちゃったので信じなくてもいいけどさ。

で、まぁ自分でネタ振っといてなんだけど、傑作って
いっても漠然として難しいよな。

初期の本格に傾倒したいた時期の作品
(「二銭銅貨」「D坂」「心理試験」とか)
も傑作だと思うし
乱歩の幻想、趣味丸出しの作品も傑作だと思うし
(「押絵」「パノラマ島」「盲獣」とか)


894:名無しのオプ
09/05/14 10:51:06 PLeNCzNy
「ジンタジンタ」ってどういう音なんだろ。
刃物がドキドキするのは割とOKなんだけど。

895:名無しのオプ
09/05/14 11:50:50 Ntb1nuSh
>>894
ドブネズミみたいに美しくなりたい音

896:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/05/14 21:06:16 JJ3FHb81
>>893の指摘はもっともなことであり、
仁賀克雄氏監修「江戸川乱歩の99の謎」では、大乱歩の短編ベスト作品選定にあたって、
「本格推理」と「怪奇幻想もの」に分けて論じている。
前者のベスト作品が「二銭銅貨」「D坂の殺人事件」「心理試験」「二廃人」「屋根裏の散歩者」
「双生児」、後者は「人間椅子」「火星の運河」「押絵と旅する男」「人でなしの恋」「白昼夢」
「芋虫」「目羅博士」「赤い部屋」「鏡地獄」。
この並びを見る限りでも、やはり大乱歩の本領は後者にあったという感が強い。
前者でも謎解き主眼とはいえ、異常行動の怪奇性を強調した「屋根裏・・・」、サドマゾムード
満載な「D坂・・・」等があるし。

897:名無しのオプ
09/05/14 23:58:40 UAFKNslx
>>894
♪ジンタジンタ~
ジンタジンタジンタ~♪

898:名無しのオプ
09/05/15 07:46:08 Mxet3Cjs
今更だが目羅博士の自殺の話って蜘蛛のパクリだよな

899:名無しのオプ
09/05/15 11:54:04 /iKWX0IW
>>892
釣られて誰かがベスト3を挙げたら
それにアホコテがネチネチとインネンをつけるという
いつものパターンですね?

900:名無しのオプ
09/05/15 12:29:16 J44ViQjW
>>898
今更つーか乱歩本人が書いてるから有名だし
ちくま文庫の「乱歩の選んだベスト・ホラー」では二つを並べてあった

901:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/05/15 20:31:33 bzFnC7Ch
乱歩作品は多彩ゆえ、ベスト作品選出に際しては、長編の場合も通俗長編ベスト、
翻案作品ベスト、ジュブナイルベスト等々に分類するのが好ましいかろう。
仮に「蜘蛛男」と「三角館の恐怖」を例に取ると趣旨やテーストが異なり過ぎて比較しようがない。

902:名無しのオプ
09/05/15 20:39:25 orXFZjtI
そして「蜘蛛」にも元ネタがw

903:名無しのオプ
09/05/16 07:15:50 nzfeGm8k
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

↑900超えたからってわけでもないですが

したらばは荒らしに厳しいそうですね

904:名無しのオプ
09/05/16 12:16:37 x5ruHWXQ
話題が変わっても、しっかり論考を展開する。批評家として筋が通っているねえ。

905:名無しのオプ
09/05/16 13:25:19 sDk4U0KI
>>903
この際、書斎が出入りするスレは全て移動した方がいいかもしれませんね。
したらばの横溝スレは荒らしがいないから健全に機能していますし。

906:903
09/05/16 13:44:25 nzfeGm8k
>>905
そうですね
並行してスレ違いレスについてはみんなで削除依頼をつづけていくということでやっていきませんか?

とりあえずクイーンスレにも行って来ます

907:名無しのオプ
09/05/16 15:56:12 3hJzC1n/
>>902
元ネタとされている実話は牧逸馬の創作らしい

908:905
09/05/16 17:33:23 sDk4U0KI
横溝スレの時のように


書斎が嫌なら出ていけ


と書き込まれたら、即刻出て行きましょう。
クイーンスレには名無しで何やら書き込んでいるみたいですけどもw

909:名無しのオプ
09/05/16 17:57:15 0ExzSLD1
>>884
近所のコンビニに行ったらちょうど売ってた
設定年代も含めて原作に忠実なのは◯
BLを意識した絵柄は個人的には×

910:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/05/16 20:07:33 2Rg0eHR2
>>902
そこまで言えば「黒蜥蜴」にだってあるわな(w


911:名無しのオプ
09/05/16 20:59:06 F5Y+4HZM
>>907
「乱歩の選んだベスト・ホラー」には「蜘蛛」の元ネタととしてシャトリアン「見えない目」って小説を
あげてるけど、どうなんだろ

912:名無しのオプ
09/05/16 21:23:16 UEjifCaz
>>884
買った。
女みたいな小林(女装シーンあり)
明智と抱き合う場面が師弟というよりもホモにしか見えずキモかった。
今度ブックオフに持っていく。


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