08/12/25 21:12:12 dQUfp46U
駄作シリーズ3
日曜日の昼食後、家でゴロゴロするのは気持ちが良い。
お日様の陽気にやられて、ようやくまどろみかけた時だった。
「パパー!この虫さんの名前なんだっけー!?」
「んー?」
息子が構ってほしいのも分かるが、眠りを妨げられた俺は正直つらい。
「ねーえーパーパー!この虫さんの名前忘れちゃったー!」
息子は指でつまみながら、俺にしつこくたずねてくる。
「汚いから触るのはよしなさい」
「はーい……」
息子はしょんぼりして、庭へ向かっていった。
息子はやっと、俺の足の指の事を聞くのはやめたようだ。