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由良昂允(ゆらこういん) †
所属:由良家
概要・経歴 †
由良家最後の伯爵。過去4回、新婦が結婚初夜に殺害され、5度目の婚礼に際して榎木津礼二郎に新婦奥貫薫子の護衛を依頼する。50歳。
先天的な心臓疾患を持っており、50歳になるまでのほとんどを祖父由良公篤が建設した鳥の城で過ごす。聡明な人物だが、知識のほとんどを限られた人々とのかかわりと書物から得たため、「死」および「家族のあり方」の概念に瑕があった。
こうして、美菜、啓子、春代、由良美禰、奥貫薫子の5人の花嫁を殺害してしまう。
中禅寺秋彦の憑物落としにより自身の罪を認識。逮捕される。逮捕後、間宮家から引き継いだ資産や権利を放棄。館は処分。山形州朋、栗林房子をはじめとする使用人には退職金を分配して、残りは慈善団体に寄付する。
詩人としても活動しており、近代文藝別冊にて「在ることと在るもの」を発表。
明治35年 誕生
明治37年5月5日 退院(2歳)
大正11年 家督相続、伯爵
昭和5年春 美菜と結婚・殺害
昭和8年 父を偲ぶ会、榎木津礼二郎と会う
昭和9年 啓子と結婚・殺害
昭和13年 春代と結婚・殺害
昭和20年10月 由良美禰と結婚・殺害
昭和21年 華族制度廃止
昭和28年7月後半 奥貫薫子と結婚・殺害